JP7475250B2 - 制御装置 - Google Patents

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本発明は、制御装置に関する。
車載用の制御装置は、昇圧回路や燃料噴射弁の駆動回路などに用いられている複数のスイッチング素子を駆動するドライバICと、それらの複数のスイッチング素子の故障を検知するマイコンなどの制御ICと、を備える(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-348466号公報
制御ICは、複数のI/Oピンが、故障検知の対象となるスイッチング素子の制御端子にそれぞれ接続されており、その制御端子に入力される駆動信号の電圧レベルに基づいて、故障検知の対象となる複数のスイッチング素子の故障の有無を判定している。ただし、故障検知の対象となるスイッチング素子の数が増加すると、制御ICのI/Oピンの数を増加させる必要がある。その結果、I/Oピンの数が多い制御ICへの変更が必要となり、基板の再設計や制御ICの部品の再選定などといった作業が発生してしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、故障検知の対象となるスイッチング素子の数が増加しても、制御ICのI/Oピンの数の増加を抑制することができる制御装置を提供することである。
(1)本発明の一態様は、複数のスイッチング素子を駆動する複数の駆動信号を検出することで前記スイッチング素子の故障を検知する制御ICを備えた制御装置であって、前記制御ICへ前記駆動信号が選択的に出力されることを特徴とする制御装置である。
(2)上記(1)の制御装置であって、前記複数のスイッチング素子のそれぞれに対して複数の駆動信号を出力するドライバICを備え、前記ドライバICは、前記複数の駆動信号のうち、一つ以上の前記駆動信号を選択的に前記制御ICに出力してもよい。
(3)上記(2)の制御装置であって、前記ドライバICは、前記制御ICに対してn個の信号を一度に送信可能であり、前記ドライバICは、前記複数の駆動信号のうち、前記制御ICに対して一度に送信する複数の駆動信号が規定された情報であるパターン情報を複数有し、複数のパターン情報のいずれかに基づいて、n以下のm個の駆動信号を出力してもよい。
(4)上記(1)から上記(3)のいずれかの制御装置であって、弁座と離間又は当接して燃料通路を開閉する弁体を開閉駆動するソレノイドコイルを駆動ための昇圧電圧を生成する昇圧回路と、前記ソレノイドコイルを駆動する燃料噴射弁駆動回路と、燃料タンク内の燃料を吸引又は吐出可能な燃料ポンプを駆動する燃料ポンプ駆動回路と、を有し、前記複数のスイッチング素子は、前記昇圧回路、前記燃料噴射弁駆動回路及び前記燃料ポンプ駆動回路の少なくともいずれかの回路に用いられてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、故障検知の対象となるスイッチング素子の数が増加しても、制御ICのI/Oピンの数の増加を抑制することができる。
本実施形態に係る制御装置1の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態のドライバIC40のレジスタ設定と、パターン情報との関係を示す図である。
以下、本実施形態に係る制御装置を、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る制御装置1の概略構成の一例を示す図である。制御装置1は、車両に搭載される。車両とは、四輪車であってもよいし、二輪車であってもよい。図1に示すように、制御装置1は、昇圧回路10、燃料噴射弁駆動回路20、燃料ポンプ駆動回路30、ドライバIC40及び制御IC50を備える。
昇圧回路10は、車両に搭載されているバッテリBの電圧(以下、「バッテリ電圧」)Vbを昇圧する。昇圧回路10は、バッテリ電圧Vbを昇圧し、その昇圧した電圧である昇圧電圧Vsを出力する。
燃料噴射弁駆動回路20は、車両に搭載されている燃料噴射弁Lに通電することで、燃料噴射弁Lを駆動する。燃料噴射弁Lは、開弁することで車両に搭載された内燃機関に燃料を噴射する装置である。この燃料噴射弁Lは、弁座と離間又は当接して燃料通路を開閉する弁体を開閉駆動するソレノイドコイルを有する。例えば、車両のエンジンが4気筒である場合には、各気筒に燃料噴射弁L1~L4が設けられる。そのため、この場合には、燃料噴射弁駆動回路20は、4つの燃料噴射弁L1~L4のそれぞれを駆動する。
燃料ポンプ駆動回路30は、車両に搭載されている燃料タンク内の燃料を吸引又は吐出可能な燃料ポンプを駆動する。例えば、燃料ポンプは、燃料タンク内の燃料を吸引し、各燃料噴射弁Lに圧送する。
以下において、本実施形態の昇圧回路10の構成の一例を説明する。昇圧回路10は、シャント抵抗器11、昇圧コイル12、一対のスイッチング素子13,14、コンデンサ15及び昇圧電圧検出回路16を備える。
シャント抵抗器11は、昇圧コイル12に流れる電流を検出するための抵抗器である。シャント抵抗器11は、バッテリBと昇圧コイル12の一端との間に接続されている。
昇圧コイル12は、一端がシャント抵抗器11に接続され、他端が一対のスイッチング素子13,14に接続されている。
スイッチング素子13,14は、MOSFETである。スイッチング素子13,14のそれぞれには、ダイオードが並列に接続されている。スイッチング素子13は、ドレイン端子が昇圧コイル12の他端に接続され、ソース端子が基準電位(GND)に接続されている。また、スイッチング素子13のゲート端子は、ドライバIC40に接続されている。スイッチング素子14は、ソース端子が昇圧コイル12の他端に接続され、ドレイン端子がコンデンサ15に接続されている。また、スイッチング素子14のゲート端子は、ドライバIC40に接続されている。コンデンサ15は、いわゆる平滑コンデンサである。
昇圧電圧検出回路16は、昇圧電圧Vsを検出する。昇圧電圧検出回路16は、昇圧電圧Vsを抵抗分圧し、抵抗分圧した電圧をドライバIC40に出力する。
以下において、本実施形態の燃料噴射弁駆動回路20の構成の一例を説明する。燃料噴射弁駆動回路20は、スイッチング素子21,22、複数のスイッチング素子200-1~200-4、ダイオード210-1~210-4、シャント抵抗器23及びダイオード24,25を備える。
スイッチング素子21,22は、MOSFETである。スイッチング素子21,22のそれぞれには、ダイオードが並列に接続されている。スイッチング素子21は、ドレイン端子が昇圧回路10の出力端子(コンデンサ15の一端)に接続され、ソース端子が燃料噴射弁L1~L4のそれぞれの一端に接続されている。スイッチング素子21のゲート端子は、ドライバIC40に接続されている。スイッチング素子22は、ドレイン端子がダイオード24を介してバッテリBに接続され、ソース端子が燃料噴射弁L1~L4のそれぞれの一端に接続されている。スイッチング素子22のゲート端子は、ドライバIC40に接続されている。
複数のスイッチング素子200-1~200-4は、燃料噴射弁Lのそれぞれに対応して設けられている。スイッチング素子200-1~200-4は、MOSFETである。スイッチング素子200-1は、ドレイン端子が燃料噴射弁L1の他端に接続され、ソース端子がシャント抵抗器23を介してGNDに接続されている。スイッチング素子200-2は、ドレイン端子が燃料噴射弁L2の他端に接続され、ソース端子がシャント抵抗器23を介してGNDに接続されている。スイッチング素子200-3は、ドレイン端子が燃料噴射弁L3の他端に接続され、ソース端子がシャント抵抗器23を介してGNDに接続されている。スイッチング素子200-4は、ドレイン端子が燃料噴射弁L4の他端に接続され、ソース端子がシャント抵抗器23を介してGNDに接続されている。スイッチング素子200-1~200-4の各ゲート端子は、ドライバIC40に接続されている。
ダイオード210-1~210-4は、燃料噴射弁Lのそれぞれに対応して設けられている。ダイオード210-1は、アノードが燃料噴射弁L1の他端に接続され、カソードが昇圧回路10の出力端子に接続されている。ダイオード210-2は、アノードが燃料噴射弁L2の他端に接続され、カソードが昇圧回路10の出力端子に接続されている。ダイオード210-3は、アノードが燃料噴射弁L3の他端に接続され、カソードが昇圧回路10の出力端子に接続されている。ダイオード210-4は、アノードが燃料噴射弁L4の他端に接続され、カソードが昇圧回路10の出力端子に接続されている。
ダイオード25は、燃料噴射弁L1~L4のそれぞれに設けられているソレノイドコイルの逆起電力に起因する回生電流を、GNDを介して当該ソレノイドコイルに還流させる。
以下において、本実施形態の燃料ポンプ駆動回路30の構成の一例を説明する。燃料ポンプ駆動回路30は、スイッチング素子31,32、ダイオード33,34及びシャント抵抗器35を備える。
スイッチング素子31,32は、MOSFETである。スイッチング素子31は、ドレイン端子がバッテリBに接続され、ソース端子が燃料ポンプPの一端に接続されている。スイッチング素子31のゲート端子は、ドライバIC40に接続されている。スイッチング素子32は、ドレイン端子が燃料ポンプPの他端に接続され、ソース端子がシャント抵抗器35を介してGNDに接続されている。スイッチング素子32のゲート端子は、ドライバIC40に接続されている。
ダイオード33は、アノードが燃料ポンプPの他端に接続され、カソードが昇圧回路10の出力端子に接続されている。ダイオード34は、燃料ポンプPに設けられているソレノイドコイルの逆起電力に起因する回生電流を、GNDを介して当該ソレノイドコイルに還流させる。
ドライバIC40は、複数のスイッチング素子のそれぞれに対して複数の駆動信号を出力する。例えば、駆動信号は、ゲート信号である。例えば、駆動信号は、ハイレベル(Hiレベル)の信号とロウレベル(Loレベル)の信号のいずれかである。ドライバIC40は、スイッチング素子13に第1の駆動信号を出力することで、スイッチング素子13をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子14に第2の駆動信号を出力することで、スイッチング素子14をオン状態又はオフ状態に制御する。例えば、ドライバIC40は、スイッチング素子13をオン状態に制御することで昇圧コイル12にエネルギーを蓄積する。そして、ドライバIC40は、スイッチング素子13をオフ状態に制御することで、昇圧コイル12に蓄積されたエネルギーを、オン状態に制御したスイッチング素子14を介してコンデンサ15に供給することでバッテリ電圧Vbを昇圧する。ここで、ドライバIC40は、シャント抵抗器11の両端の電位差を検出することで、昇圧コイル12に流れる電流(第1センサ信号)を検出する。また、ドライバIC40は、昇圧電圧検出回路16からの信号に基づいて昇圧電圧Vsを検出する。
ドライバIC40は、スイッチング素子21に第3の駆動信号を出力することで、スイッチング素子21をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子22に第4の駆動信号を出力することで、スイッチング素子22をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子200-1に第5の駆動信号を出力することで、スイッチング素子200-1をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子200-2に第6の駆動信号を出力することで、スイッチング素子200-2をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子200-3に第7の駆動信号を出力することで、スイッチング素子200-3をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子200-4に第8の駆動信号を出力することで、スイッチング素子200-4をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子21,22及びスイッチング素子200-1~200-4のそれぞれのゲート端子に駆動信号を出力することで、燃料噴射弁L1~L4の開弁を制御する。
例えば、燃料噴射弁L1を開弁させる場合には、ドライバIC40は、スイッチング素子21及びスイッチング素子200-1をオン状態に制御することで、昇圧電圧Vsを燃料噴射弁L1(ソレノイドコイル)に供給する。ここで、燃料噴射弁L1を開弁させる場合において、バッテリ電圧Vbよりも高い電圧の昇圧電圧Vsを用いるのは、駆動電流の立ち上がりを高速化させて燃料噴射弁Lの開弁動作を高速化するためである。ドライバIC40は、燃料噴射弁L1が開弁すると、スイッチング素子21をオフ状態に制御して、スイッチング素子22をオン状態に制御することでバッテリ電圧Vbを燃料噴射弁Lに供給する。これにより、燃料噴射弁Lの開弁状態が保持される。
ドライバIC40は、スイッチング素子31に第9の駆動信号を出力することで、スイッチング素子31をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子32に第10の駆動信号を出力することで、スイッチング素子32をオン状態又はオフ状態に制御する。ドライバIC40は、スイッチング素子31及びスイッチング素子32のそれぞれのゲート端子に駆動信号を出力することで、燃料ポンプPの駆動を制御する。ドライバIC40は、シャント抵抗器35に流れる電流(第2センサ信号)を検出する。
ドライバIC40は、制御IC50に対してn個の信号(以下、「モニター信号」という。)を一度に送信可能である。本実施形態では、n=4である。すなわち、ドライバIC40は、4つのモニター信号(第1モニター信号MONI1、第2モニター信号MONI2、第3モニター信号MONI3及び第4モニター信号MONI4)を出力可能である。換言すれば、ドライバIC40は、制御IC50の4つのI/Oピンのそれぞれに接続されている。ただし、これに限定されず、nは、4に限定されず、1以上の整数であればよい。ドライバIC40は、複数の駆動信号(第1の駆動信号から第10の駆動信号)のうち、制御IC50に対して一度に送信する複数の駆動信号が規定された情報であるパターン情報を複数有している。例えば、ドライバIC40は、レジスタを有している。そして、ドライバIC40は、このレジスタにおいて設定されている設定値に基づいて、複数のパターン情報のいずれかのパターン情報を選択し、選択したパターン状態に基づいて、m個の駆動信号を出力する。mは、n以下の整数であればよい。
図2は、本実施形態のドライバIC40のレジスタ設定と、パターン情報との関係を示す図である。例えば、ドライバIC40のレジスタに設定されている設定値が「000」である場合には、ドライバIC40は、複数のパターン情報にうち、第1のパターン情報に従って第1モニター信号MONI1、第2モニター信号MONI2、第3モニター信号MONI3及び第4モニター信号MONI4を出力する。第1のパターン情報とは、第1モニター信号MONI1がスイッチング素子21の駆動信号(第3の駆動信号)であり、第2モニター信号MONI2がスイッチング素子22の駆動信号(第4の駆動信号)であり、第3モニター信号MONI3がスイッチング素子200-1の駆動信号(第5の駆動信号)であり、第4モニター信号MONI4がスイッチング素子200-2の駆動信号(第6の駆動信号)であることを示す。このように、例えば、ドライバIC40のレジスタに設定されている設定値が「000」である場合には、ドライバIC40は、複数の駆動信号(第1の駆動信号から第10の駆動信号)のうち、燃料噴射弁駆動回路20に含まれるスイッチング素子の駆動信号をm(例えば、m=4)個のモニター信号として制御IC50に出力する。
例えば、ドライバIC40のレジスタに設定されている設定値が「001」である場合には、ドライバIC40は、第2のパターン情報に従って第1モニター信号MONI1、第2モニター信号MONI2、第3モニター信号MONI3及び第4モニター信号MONI4を出力する。第2のパターン情報とは、第1モニター信号MONI1がLoレベルに固定された信号であり、第2モニター信号MONI2がスイッチング素子31の駆動信号(第9の駆動信号)であり、第3モニター信号MONI3がスイッチング素子32の駆動信号(第10の駆動信号)であり、第4モニター信号MONI4がシャント抵抗器35に流れた電流値を示すセンサ信号(第1センサ信号)であることを示す。このように、例えば、ドライバIC40のレジスタに設定されている設定値が「001」である場合には、ドライバIC40は、複数の駆動信号(第1の駆動信号から第10の駆動信号)のうち、燃料ポンプ駆動回路30に含まれるスイッチング素子の駆動信号をm(例えば、m=3)個のモニター信号として制御IC50に出力する。
例えば、ドライバIC40のレジスタに設定されている設定値が「002」である場合には、ドライバIC40は、第3のパターン情報に従って第1モニター信号MONI1、第2モニター信号MONI2、第3モニター信号MONI3及び第4モニター信号MONI4を出力する。第3のパターン情報とは、第1モニター信号MONI1がLoレベルに固定された信号であり、第2モニター信号MONI2がスイッチング素子14の駆動信号(第2の駆動信号)であり、第3モニター信号MONI3がスイッチング素子13の駆動信号(第1の駆動信号)であり、第4モニター信号MONI4がシャント抵抗器11に流れた昇圧電流を示すセンサ信号(第2センサ信号)であることを示す。このように、例えば、ドライバIC40のレジスタに設定されている設定値が「002」である場合には、ドライバIC40は、複数の駆動信号(第1の駆動信号から第10の駆動信号)のうち、昇圧回路10に含まれるスイッチング素子の駆動信号をm(例えば、m=3)個のモニター信号として制御IC50に出力する。
制御IC50は、複数のスイッチング素子を駆動する複数の駆動信号を、ドライバIC40を介して検出することで当該スイッチング素子の故障を検知する。本実施形態では、制御IC50は、4つのI/Oピン60a~60dを有している。I/Oピン60a~60dは、信号線を介してドライバIC40にそれぞれ接続されている。例えば、制御IC50は、ドライバIC40と通信し、ドライバIC40のレジスタに対して設定値「000」を設定する。そして、制御IC50は、I/Oピン60a~60dに入力された駆動信号の電圧レベルに基づいて、スイッチング素子21、スイッチング素子22、スイッチング素子200-1及びスイッチング素子200-2の故障の有無を検知する。
例えば、制御IC50は、ドライバIC40と通信し、ドライバIC40のレジスタに対して設定値「001」を設定する。そして、制御IC50は、I/Oピン60a~60dに入力された駆動信号の電圧レベルに基づいて、スイッチング素子31及びスイッチング素子32の故障の有無を検知する。
例えば、制御IC50は、ドライバIC40と通信し、ドライバIC40のレジスタに対して設定値「002」を設定する。そして、制御IC50は、I/Oピン60a~60dに入力された駆動信号の電圧レベルに基づいて、スイッチング素子13及びスイッチング素子14の故障の有無を検知する。
本実施形態の制御装置1は、複数のスイッチング素子を駆動する複数の駆動信号を検出することでスイッチング素子の故障を検知する制御IC50を備えている。そして、制御装置1では、制御IC50へ駆動信号が選択的に出力される。これにより、故障検知の対象となるスイッチング素子の数が増加しても、制御ICのI/Oピンの数の増加を抑制することができる。
制御装置1は、複数のスイッチング素子のそれぞれに対して複数の駆動信号を出力するドライバIC40を備えてもよい。ドライバIC40は、複数の駆動信号のうち、一つ以上の駆動信号を選択的に制御IC50に出力してもよい。
ドライバIC40は、制御IC50に対してn個の信号を一度に送信可能である。ドライバIC40は、複数の駆動信号のうち、制御IC50に対して一度に送信する複数の駆動信号が規定された情報であるパターン情報を複数有し、複数のパターン情報のいずれかに基づいて、n以下のm個の駆動信号を出力してもよい。
明細書の全体において、ある部分がある構成要素を「備える」とする時、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができるということを意味する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…制御装置、10…昇圧回路、20…燃料噴射弁駆動回路、30…燃料ポンプ駆動回路、40…ドライバIC、50…制御IC

Claims (2)

  1. 複数のスイッチング素子を駆動する複数の駆動信号を検出することで前記スイッチング素子の故障を検知する制御ICを備えた制御装置であって、
    前記制御ICへ前記駆動信号が選択的に出力され
    前記複数のスイッチング素子のそれぞれに対して複数の駆動信号を出力するドライバICを備え、
    前記ドライバICは、前記複数の駆動信号のうち、一つ以上の前記駆動信号を選択的に前記制御ICに出力し、
    前記ドライバICは、前記制御ICに対してn個の信号を一度に送信可能であり、
    前記ドライバICは、前記複数の駆動信号のうち、前記制御ICに対して一度に送信する複数の駆動信号が規定された情報であるパターン情報を複数有し、複数のパターン情報のいずれかに基づいて、n以下のm個の駆動信号を出力する
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 弁座と離間又は当接して燃料通路を開閉する弁体を開閉駆動するソレノイドコイルを駆動ための昇圧電圧を生成する昇圧回路と、
    前記ソレノイドコイルを駆動する燃料噴射弁駆動回路と、
    燃料タンク内の燃料を吸引又は吐出可能な燃料ポンプを駆動する燃料ポンプ駆動回路と、
    を有し、
    前記複数のスイッチング素子は、前記昇圧回路、前記燃料噴射弁駆動回路及び前記燃料ポンプ駆動回路の少なくともいずれかの回路に用いられている、
    請求項記載の制御装置。
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