JP7475074B2 - コイル及びこれを用いたユニットクーラ - Google Patents
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Description
中間板を備えたコイルであって、
前記中間板は、複数のフィンを取り付けたパイプを支持する複数の中間板片を、面方向に沿って溶接により接合して形成されており、
少なくとも一つの前記中間板片は、隣接する前記中間板片に対して板厚方向に当接する爪部を有し、
前記爪部は、前記中間板片の前記板厚方向に直交する第1の方向に沿って突出し、
前記中間板片は、隣接する前記中間板片に対して、前記板厚方向の一方側にシフトしている前記爪部と、前記板厚方向の他方側にシフトしている前記爪部と、を有することを特徴とする。
本発明によるコイルは、
中間板を備えたコイルであって、
前記中間板は、複数のフィンを取り付けたパイプを支持する複数の中間板片を、面方向に沿って溶接により接合して形成されており、
少なくとも一つの前記中間板片は、隣接する前記中間板片に対して板厚方向に当接する爪部を有し、
前記爪部は、前記中間板片の前記板厚方向に直交する第1の方向に沿って突出し、
前記中間板片は、前記爪部が連結された矩形本体部の面方向に対して一方の側に傾斜した前記爪部と、前記矩形本体部を挟んで他方の側に傾斜した前記爪部と、を有することを特徴とする。
以下、図面を参照して、本願発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかるユニットクーラ10の概略を示す縦断面図である。なお、互いに直交するXYZ直交座標系において、X軸方向はユニットクーラ10の幅方向(図1で左右方向)、Y軸方向はユニットクーラ10の長手方向(図1で紙面垂直方向)、Z軸方向はユニットクーラ10の高さ方向とする。
図2は、ユニットクーラ10において用いられるコイル20の斜視図である。コイル20は分割式のコイルであり、複数の(ここでは10個の)コイルユニットを組み合わせて形成される。具体的に、コイル20は、コイルユニットC1~C10と、管板21,22とを有する。
図4は、第1の中間板片25Aと、第2の中間板片25Bを示す斜視図である。
第1の中間板片25Aは、板厚t0である金属板をプレス成形またはレーザー加工などを行うことによって形成できる。第1の中間板片25Aは、Z軸方向に細長く延在する矩形本体部25Aaと、矩形本体部25AaのX軸方向正側縁にZ軸方向にわたって連設された耳部25Abと、矩形本体部25AaのX軸方向負側縁において上端近傍及び下端近傍に連設された第1爪部25Ac及び第2爪部25Adと、矩形本体部25AaのZ軸方向下縁において相互に離間して連設された第3爪部25Ae及び第4爪部25Afとを有する。第3爪部25Ae及び第4爪部25Afは、図4に示すように離間していてもよいし、また離間していなくてもよい。第1爪部25AcのZ軸方向上側部は、矩形本体部25AaのZ軸方向上端部に一致すると好ましく、また第3爪部25AeのX軸方向側部は、矩形本体部25AaのX軸方向側部に一致すると好ましく、及び第4爪部25AfのX軸方向側部は、耳部25AbのX軸方向側部に一致すると好ましい。図中、矩形本体部25Aaと耳部25Abとは一点鎖線で区分けされているが、両者は同一平面上にある(以下同じ)。
図5は、第1の中間板片25Aと第2の中間板片25Bとを接合した状態を示す斜視図であるが、理解しやすいようにパイプとフィンは省略している。組付け時には、コイルユニットC1,C2として組み上げられた状態で、矩形本体部25Aaの下端と矩形本体部25Baの上端とが対向するように整列させて、Z軸方向に沿って相対的に両者を接近させる。すると、矩形本体部25Baの上端が、第3爪部25Ae及び第4爪部25Afの間に進入し、矩形本体部25Aaの下端に突き当たる。
図6は、第3の中間板片25Cと第4の中間板片25Dとを接合した状態を示す斜視図である。
第3の中間板片25Cも、板厚t0であるSUS板をプレス成形またはレーザー加工などを行うことによって形成できる。第3の中間板片25Cは、Z軸方向に細長く延在する矩形本体部25Caと、矩形本体部25CaのX軸方向負側縁において上端近傍及び下端近傍に連設された第1爪部25Cc及び第2爪部25Cdと、矩形本体部25CaのZ軸方向下縁において相互に離間して連設された第3爪部25Ce及び第4爪部25Cfとを有する。
組付け時には、コイルユニットC3,C4として組み上げられた状態で、矩形本体部25Caの下端と矩形本体部25Daの上端とが対向するように整列させて、Z軸方向に沿って相対的に両者を接近させる。すると、矩形本体部25Daの上端が、第3爪部25Ce及び第4爪部25Cfの間に進入し、矩形本体部25Caの下端に突き当たる。
図7は、第1の中間板片25A及び第2の中間板片25Bと、第3の中間板片25C及び第4の中間板片25Dとを接合した状態を示す斜視図であるが、理解しやすいようにパイプとフィンは省略している。
第5の中間板片25E及び第6の中間板片25F(コイルユニットC5,C6)、および第7の中間板片25G及び第8の中間板片25H(コイルユニットC7,C8)の構成及び接合については、第3の中間板片25C及び第4の中間板片25D(コイルユニットC3,C4)の構成及び接合と同様であるため、重複説明を省略する。
図8は、第9の中間板片25Iと第10の中間板片25Jとを接合した状態を示す斜視図である。
第9の中間板片25Iも、板厚t0である金属板をプレス成形またはレーザー加工などを行うことによって形成できる。第9の中間板片25Iは、Z軸方向に細長く延在する矩形本体部25Iaと、矩形本体部25IaのX軸方向負側縁にZ軸方向にわたって連設された耳部25Ibと、矩形本体部25IaのZ軸方向下縁において相互に離間して連設された第3爪部25Ie及び第4爪部25Ifとを有する。
組付け時には、コイルユニットC9,C10として組み上げられた状態で、矩形本体部25Iaの下端と矩形本体部25Jaの上端とが対向するように整列させて、Z軸方向に沿って相対的に両者を接近させる。すると、矩形本体部25Jaの上端が、第3爪部25Ie及び第4爪部25Ifの間に進入し、矩形本体部25Iaの下端に突き当たる。
図9は、第7の中間板片25G及び第8の中間板片25Hと、第9の中間板片25I及び第10の中間板片25Jとを接合した状態を示す斜視図であるが、理解しやすいようにパイプとフィンは省略しているとともに、第7の中間板片25G及び第8の中間板片25Hに既に接合された第5の中間板片及び第6の中間板片等についても省略する。
図11は、比較例にかかる従来の中間板25’を示す斜視図であるが、同様にパイプとフィンは省略している。中間板25’も、中間板片25A’~25J’を接合することにより形成されているが、中間板片25A’~25J’は爪部を有しておらず、隣接する中間板片の接合は、縁部の溶接によって行っている。
図12は、変形例にかかる中間板片25Kの斜視図である。本変形例の中間板片25Kにおいて、矩形本体部25Kaの縁部に連結された第1爪部25Kcは、矩形本体部25Kaの面方向(XZ面)に対して、Y軸方向正方向(第1の方向)に向かって傾斜しつつ延在している。また、矩形本体部25Kaの縁部に連結された第2爪部25Kdは、矩形本体部25Kaの面方向(XZ面)に対して、Y軸方向負方向(第2の方向)に向かって傾斜しつつ延在している。矩形本体部25KaはZ軸方向下方側に延長されている。それ以外は、上述した実施形態と同様であるため重複説明を省略する。
12 筐体
14 吸入フード
20 コイル(熱交換器)
21,22 管板
23 パイプ
24 フィン
25 中間板
25A~25K 中間板片
30 ファン装置
32 排気ダクト
34 送風モータ
34a ファン
36 ステイ
Claims (7)
- 中間板を備えたコイルであって、
前記中間板は、複数のフィンを取り付けたパイプを支持する複数の中間板片を、面方向に沿って溶接により接合して形成されており、
少なくとも一つの前記中間板片は、隣接する前記中間板片に対して板厚方向に当接する爪部を有し、
前記爪部は、前記中間板片の前記板厚方向に直交する第1の方向に沿って突出し、
前記中間板片は、隣接する前記中間板片に対して、前記板厚方向の一方側にシフトしている前記爪部と、前記板厚方向の他方側にシフトしている前記爪部と、を有することを特徴とするコイル。 - 中間板を備えたコイルであって、
前記中間板は、複数のフィンを取り付けたパイプを支持する複数の中間板片を、面方向に沿って溶接により接合して形成されており、
少なくとも一つの前記中間板片は、隣接する前記中間板片に対して板厚方向に当接する爪部を有し、
前記爪部は、前記中間板片の前記板厚方向に直交する第1の方向に沿って突出し、
前記中間板片は、前記爪部が連結された矩形本体部の面方向に対して一方の側に傾斜した前記爪部と、前記矩形本体部を挟んで他方の側に傾斜した前記爪部と、を有することを特徴とするコイル。 - 前記爪部とは別の爪部が、前記中間板片の前記板厚方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って突出する、ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。
- 前記爪部は、前記中間板片に対して、前記中間板片の板厚分だけ前記板厚方向にシフトしている、ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。
- 前記中間板片の端縁同士を突き合せたときに、前記爪部は前記中間板片に対して面接触し、前記爪部が面接触した前記中間板片の前記端縁に交差する外縁が、前記中間板片に面接触した前記爪部の側部に一致する、ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。
- 前記中間板片が支持するパイプに取り付けられたフィンのピッチが、コイルユニットごとに異なる、ことを特徴とする請求項1に記載のコイル。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載のコイルと、前記コイルを収容した筐体とを有する、ことを特徴とするユニットクーラ。
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