JP7472314B2 - スイッチ装置、負荷制御システム、及びスイッチ装置の登録方法 - Google Patents

スイッチ装置、負荷制御システム、及びスイッチ装置の登録方法 Download PDF

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Description

本開示は、無線通信機能を有するスイッチ装置、負荷制御システム、及びスイッチ装置の登録方法に関する。
照明をオン/オフするためのスイッチ装置に、無線通信機能を持たせたスイッチ装置が普及してきている(例えば、特許文献1参照)。無線通信機能を持つスイッチ装置を使用すると、当該スイッチ装置以外の様々な機器から当該スイッチ装置を制御できるようになる。
例えば、スマートフォンやスマートスピーカから、無線ルータ装置と無線アダプタ装置を介して、当該スイッチ装置を操作することができる。また、複数のスイッチ装置を一括消灯するための発信器を玄関や寝室に設置すれば、当該発信器に登録されている複数のスイッチ装置を玄関や寝室から一括消灯することができる。また、複数のスイッチ装置を遠隔操作するためのリモート発信器を使用する場合、リモート発信器から複数のスイッチ装置を個別に又は一括して操作することができる。
特表2019-530947号公報
上記のような便利な機能を実現するべく、無線通信機能を持つスイッチ装置を設置した場合、当該スイッチ装置の機器情報を、無線アダプタ装置や発信器に登録する必要がある。当該スイッチ装置は基本的にディスプレイを搭載しないため、ユーザにとって機器登録作業は分かりにくい。特に、複数のスイッチ装置を設置する場合、複数のスイッチ装置のそれぞれを、複数の機器(例えば、無線アダプタ装置、固定発信器、リモート発信器)に登録する必要が発生する。その場合、煩雑な作業が発生し、間違いが発生しやすい。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、スイッチ装置の機器登録作業を簡素化するための技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様のスイッチ装置は、負荷への通電を制御するためのスイッチ装置であって、第一の通信装置と第一の通信方式で無線通信可能な第一の無線通信部と、第二の通信装置と第二の通信方式で無線通信可能な第二の無線通信部と、を備える。前記第一の通信装置が登録モードの期間において、前記第一の無線通信部は、前記スイッチ装置を前記第一の通信装置に登録させるための登録開始コマンドを送信し、前記第二の通信装置が登録モードの期間において、前記第二の無線通信部は、前記第二の通信装置から、前記スイッチ装置を前記第二の通信装置に登録させるための登録開始コマンドを受信する。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本開示の表現を方法、装置、システム等の間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、スイッチ装置の機器登録作業を簡素化することができる。
実施の形態に係る照明制御システムの全体構成を説明するための図である。 スイッチ装置の構成例を示す図である。 固定発信器の構成例を示す図である。 リモート発信器の構成例を示す図である。 無線アダプタ装置の構成例を示す図である。 比較例に係る、スイッチ装置の機器登録手続きの手順を示したシーケンス図である。 実施の形態に係る、スイッチ装置の機器登録手続きの手順を示したシーケンス図である。
図1は、実施の形態に係る照明制御システム1の全体構成を説明するための図である。戸建住宅、集合住宅の住戸、オフィスフロア等の建物内には、複数の照明器具2a-2cが設置される。照明器具2には、LED照明、白熱灯、蛍光灯等を使用することができる。照明制御システム1は、複数の照明器具2a-2cを制御するためのシステムである。照明制御システム1は、複数のスイッチ装置10a-10c、固定発信器20、リモート発信器30、及び無線アダプタ装置40を備える。
無線アダプタ装置40は、無線ルータ装置4とLAN(Local Area Network)ケーブルで接続される。無線ルータ装置4は、無線LANアクセスポイントとして機能する。無線ルータ装置4は、光回線、ADSL回線、ケーブルテレビ回線等を介して、外部ネットワーク(例えば、インターネット)6に接続される。
照明制御システム1は、無線ルータ装置4を介して、携帯通信端末5と接続することができる。携帯通信端末5は、ユーザが所持する無線通信機能を有する情報端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット等が該当する。無線ルータ装置4と携帯通信端末5間は、無線LANで接続される。
照明制御システム1は、無線ルータ装置4を介して、外部ネットワーク6上のサーバ7と接続することができる。サーバ7は例えば、照明制御システム1を提供するメーカが運営するサーバであり、照明制御システム1は、当該メーカのサーバ7にアクセスすることにより、当該メーカから各種のサービスを受けることができる。
なお、建物内にスマートスピーカが設置されている場合、照明制御システム1は、無線ルータ装置4を介して、スマートスピーカと接続することもできる。また、建物内にHEMS(Home Energy Management System)コントローラが設置されている場合、照明制御システム1は、無線ルータ装置4を介して、HEMSコントローラと接続することもできる。
図1に示す例では、複数の照明器具2a-2cと複数のスイッチ装置10a-10cが3線式で配線されている。3線式は、2線式より適合負荷容量が大きく、様々な負荷に対応することができ、消費電流が大きい負荷にも対応することができる。
複数のスイッチ装置10a-10cのそれぞれは、商用電力系統3の電圧線と中性線(アース線)Wに接続され、商用電力系統3から電源供給を受ける。固定発信器20も同様に、商用電力系統3の電圧線と中性線Wに接続され、商用電力系統3から電源供給を受ける。なお図示しないが、無線アダプタ装置40及び無線ルータ装置4も、商用電力系統3から電源供給を受けている。
複数の照明器具2a-2cのそれぞれは、商用電力系統3の電圧線と中性線Wとの間に接続される。より具体的には、各照明器具2a-2cの一端は、各スイッチ装置10a-10cを介して電圧線に接続され、各照明器具2a-2cの他端は中性線Wに接続される。
例えば、商用電力系統3が200Vの単相3線で屋内に引き込まれている場合、上記の各機器は、単相3線の一方の電圧線と中性線Wに接続され、100Vの電圧を受ける。商用電力系統3が100Vの単相2線で屋内に引き込まれている場合、上記の各機器は、当該2線に接続され、100Vの電圧を受ける。
スイッチ装置10は、照明器具2への通電を制御する。即ち、照明器具2の点灯/消灯、調光制御が可能である。スイッチ装置10は通常、建物の壁に設置される。ユーザは、壁から露出しているスイッチ装置10の前面に設置されたタッチパネル14pを操作することにより、照明器具2を制御することができる。例えば、タッチパネル14p上でユーザが指を上下方向にスライドさせることにより、調光を制御することができる。
タッチパネル14pの中央部には動作表示ランプ151が設置されている。動作表示ランプ151は、照明器具2が消灯しているときも点灯しているランプ(例えば、白色LED)である。動作表示ランプ151は、暗闇でスイッチ装置10の位置をユーザに認識させることに貢献する。
固定発信器20は、登録されている複数のスイッチ装置10を一括して操作するための発信器である。固定発信器20と、登録されている複数のスイッチ装置10との間は、後述する第一の通信方式で接続される。
固定発信器20の外観は、スイッチ装置10の外観と略同一である。固定発信器20は玄関や寝室等の壁に設置される。なお、固定発信器20は建物内に複数設置されてもよい。ユーザは、壁から露出している固定発信器20の前面に設置されたタッチパネル24pを操作することにより、複数の照明器具2を一括して消灯することができる。タッチパネル24pの中央部には動作表示ランプ251が設置されている。動作表示ランプ251は、登録されている複数のスイッチ装置10に接続されている複数の照明器具2が消灯しているときも点灯し続けるランプ(例えば、白色LED)である。
リモート発信器30は、登録されている少なくとも一つのスイッチ装置10を個別に又は一括して遠隔操作するための発信器である。リモート発信器30と、登録されている少なくとも一つのスイッチ装置10との間は、後述する第一の通信方式で接続される。
リモート発信器30は、持ち運び自在なリモートコントローラである。リモート発信器30は複数の操作ボタン342を有する。それぞれの操作ボタン342には、明るさが異なる複数のシーンを登録させることができる。ユーザは、希望するシーンの操作ボタン342を押下することにより、登録されている複数のスイッチ装置10に接続されている複数の照明器具2の明るさを一括で調整することができる。
図2は、スイッチ装置10の構成例を示す図である。スイッチ装置10は、無線通信部11、制御部12、記憶部13、操作部14、表示部15、電源回路16、及びスイッチ素子17を備える。
電源回路16は、商用電力系統3から供給される電源をもとに、制御部12の動作電源を生成する回路である。電源回路16は例えば、整流回路、DC/DCコンバータを含む。電源回路16は、100Vの交流電圧を、5V以下の直流電圧に変換して、制御部12に供給する。
スイッチ素子17は、商用電力系統3の電圧線と、照明器具2の間に挿入されるスイッチ素子である。当該スイッチ素子には、半導体スイッチを使用することができる。半導体スイッチとして例えば、NチャンネルMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)とPチャンネルMOSFETが直列接続された双方向スイッチ、サイリスタ、トライアック等を使用することができる。
無線通信部11は、第1無線通信部111及び第2無線通信部112を含む。第1無線通信部111は、第一の通信方式で第一の通信装置(本実施の形態では、固定発信器20及びリモート発信器30)と無線通信するための通信部である。第2無線通信部112は、第一の通信方式と異なる第二の通信方式で、第二の通信装置(本実施の形態では、無線アダプタ装置40)と無線通信するための通信部である。
第二の通信方式は、第一の通信方式よりセキュリティレベルが高い通信方式である。例えば、第二の通信方式では、送信データが暗号化されて送信される。第一の通信方式では、送信データの暗号化を必須としない。上述したように無線アダプタ装置40は、外部ネットワーク6や携帯通信端末5に接続されている。したがって、外部から攻撃を受けるリスクが、スイッチ装置10、固定発信器20、及びリモート発信器30間のローカルネットワークと比較して高くなる。そこで本実施の形態では、スイッチ装置10と無線アダプタ装置40間の通信に暗号化通信を採用している。
第二の通信方式として、例えば、ARIB STD-T108に準拠した920MHz帯の電波を使用した小電力無線(特定小電力無線)を使用することができる。なお、420MHz帯の電波を使用した小電力無線を使用してもよい。
第一の通信方式として、例えば、2.4GHz帯を使用した近距離無線通信を使用することができる。当該近距離無線通信として、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)を使用することができる。また、第一の通信方式として、920MHz帯に隣接する周波数帯の電波を使用した、標準化されていないメーカ独自の通信方式を使用することもできる。スイッチ装置10、固定発信器20及びリモート発信器30には、基本的に同一メーカの製品が使用されるため、メーカ独自の通信方式を使用することも可能である。
第1無線通信部111と第2無線通信部112とで、隣接する周波数帯の電波を使用した小電力無線を使用する場合、アンテナも含めて共通のハードウェアモジュールを使用することができる。第1無線通信部111と第2無線通信部112とで、近距離無線通信と小電力無線が使用される場合、別々のハードウェアモジュールが使用される。
制御部12は、スイッチ装置10全体を統括的に制御する。制御部12は例えば、マイクロコンピュータを含んで構成される。記憶部13は、プログラムやデータを記憶する。記憶部13は例えば、不揮発性の半導体メモリ(例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)やフラッシュメモリ)を含んで構成される。本実施の形態では記憶部13は、機器連携している、他のスイッチ装置10の識別情報、固定発信器20の識別情報、リモート発信器30の識別情報、及び無線アダプタ装置40の識別情報を保持する。
制御部12は、操作部14から入力される操作信号に応じてスイッチ素子17を制御する。操作部14から入力される操作信号がオン/オフ信号の場合、制御部12は、スイッチ素子17をオン/オフ制御する。操作部14から入力される操作信号が調光信号の場合、制御部12は、調光レベルに応じた位相制御又は逆位相制御を実行する。
制御部12は、第1無線通信部111を介して固定発信器20又はリモート発信器30から制御コマンドを受信すると、制御コマンドに応じてスイッチ素子17を制御する。制御部12は、無線アダプタ装置40及び第2無線通信部112を介して、携帯通信端末5、サーバ7、スマートスピーカ(不図示)、又はHEMSコントローラ(不図示)から制御コマンドを受信すると、制御コマンドに応じてスイッチ素子17を制御する。
表示部15は、動作表示ランプ151及び登録表示ランプ152を含む。制御部12は、照明器具2の点灯状態に関わらず、動作表示ランプ151を点灯させ続ける。なお、タッチパネル14pの操作時には、制御部12は、動作表示ランプ151を消灯させる。
登録ボタン141と登録表示ランプ152は、スイッチ装置10の内部に設置され、タッチパネル14pが設置された蓋を開くことにより外部に露出する。ユーザは、蓋が開いた状態で、登録ボタン141を操作することができ、登録表示ランプ152の点灯状態を確認することができる。
図3は、固定発信器20の構成例を示す図である。固定発信器20は、無線通信部21、制御部22、記憶部23、操作部24、表示部25、及び電源回路26を備える。
電源回路26は、商用電力系統3から供給される電源をもとに、制御部22の動作電源を生成する。無線通信部21は、第一の通信方式でスイッチ装置10と無線通信するための通信部である。
制御部22は、固定発信器20全体を統括的に制御する。制御部22は例えば、マイクロコンピュータを含んで構成される。記憶部23は、プログラムやデータを記憶する。記憶部23は例えば、不揮発性の半導体メモリを含んで構成される。本実施の形態では記憶部23は、機器連携しているスイッチ装置10の識別情報を保持する。
制御部22は、操作部24から入力される操作信号に応じた制御コマンドを、無線通信部21から第一の通信方式で、スイッチ装置10に送信する。本実施の形態に係る固定発信器20は、登録されている複数のスイッチ装置10に接続された複数の照明器具2を一括消灯するための発信器を想定している。この場合、制御コマンドは「消灯」の一種類になる。なお、一括点灯や一括調光も可能な固定発信器20が使用されてもよい。
表示部25は、動作表示ランプ251及び登録表示ランプ252を含む。制御部22は、登録されている複数のスイッチ装置10に接続された複数の照明器具2の点灯状態に関わらず、動作表示ランプ251を点灯させ続ける。なお、タッチパネル24pの操作時には、制御部22は、動作表示ランプ251を消灯させる。
登録ボタン241と登録表示ランプ252は、固定発信器20の内部に設置され、タッチパネル24pが設置された蓋を開くことにより外部に露出する。ユーザは、蓋が開いた状態で、登録ボタン241を操作することができ、登録表示ランプ252の点灯状態を確認することができる。
図4は、リモート発信器30の構成例を示す図である。リモート発信器30は、無線通信部31、制御部32、記憶部33、操作部34、表示部35、電源回路36、及び電池37を備える。
電池37には、市販のコイン電池や乾電池を使用することができる。電池37は3V程度の直流電圧を出力する。電源回路36はDC/DCコンバータを含み、電池37から供給される直流電圧を、制御部32の動作電圧の直流電圧に変換して、制御部32に供給する。無線通信部31は、第一の通信方式でスイッチ装置10と無線通信するための通信部である。赤外線ではなく電波を使用しているため、障害物により無線が遮断されにくい。
制御部32は、リモート発信器30全体を統括的に制御する。制御部32は例えば、マイクロコンピュータを含んで構成される。記憶部33は、プログラムやデータを記憶する。記憶部33は例えば、不揮発性の半導体メモリを含んで構成される。本実施の形態では記憶部33は、機器連携しているスイッチ装置10の識別情報を保持する。
制御部32は、操作部34から入力される操作信号に応じた制御コマンドを、無線通信部31から第一の通信方式で、スイッチ装置10に送信する。複数の操作ボタン342には、一括消灯ボタンと、複数のシーン再生ボタンが含まれる。ユーザにより一括消灯ボタンが押下されると、制御部32は、登録されている複数のスイッチ装置10に、「消灯」の制御コマンドを送信する。ユーザによりシーン再生ボタンのいずれかが押下されると、制御部32は、当該シーン再生ボタンに登録されている調光レベルを含む「調光」の制御コマンドを、登録されている複数のスイッチ装置10に送信する。
なお、複数の操作ボタン342には、一括点灯ボタンが含まれていてもよいし、タイマー消灯ボタン(例えば、30分後に消灯するボタン、60分後に消灯するボタン)が含まれていてもよい。また、複数の操作ボタン342には、複数のグループボタンが含まれていてもよい。各グループボタンには、一括して点灯/消灯する複数の照明器具2を含むグループが登録されている。
登録表示ランプ352は、リモート発信器30の前面に、複数の操作ボタン342とともに設けられる。なお、リモート発信器30の背面に設けられてもよい。登録ボタン341は、複数の操作ボタン342と独立に(例えば、背面に)設けられてもよいし、複数の操作ボタン342の少なくとも一つが、登録ボタンの機能を兼ね備えていてもよい。
図5は、無線アダプタ装置40の構成例を示す図である。無線アダプタ装置40は、無線通信部41、制御部42、記憶部43、操作部44、表示部45、電源回路46、及び有線通信部47を備える。無線アダプタ装置40は、照明制御システム1を含む内部ネットワークと、外部ネットワーク6とのゲートウェイ機能を担う。
電源回路46は、商用電力系統3から供給される電源をもとに、制御部42の動作電源を生成する。無線通信部41は、第二の通信方式でスイッチ装置10と無線通信するための通信部である。有線通信部47は、LANケーブルを挿入するためのコネクタを有し、有線LAN規格に準拠した通信制御を実行する。本実施の形態では、LANケーブルを介して無線ルータ装置4と接続される。
制御部42は、無線アダプタ装置40全体を統括的に制御する。制御部42は例えば、マイクロコンピュータを含んで構成される。記憶部43は、プログラムやデータを記憶する。記憶部43は例えば、不揮発性の半導体メモリを含んで構成される。本実施の形態では記憶部43は、機器連携しているスイッチ装置10の識別情報を保持する。
制御部42は、宅内の携帯通信端末5、スマートスピーカ(不図示)、HEMSコントローラ(不図示)、又は宅外の携帯通信端末5、サーバ7から受け付けた制御コマンドを、無線通信部41から第二の通信方式で、スイッチ装置10に送信する。
表示部45は、送信ランプ451及び通知ランプ452を含む。送信ランプ451は橙色と青色で点灯することができる。送信ランプ451は例えば、電波送信時、橙色に点灯する。通知ランプ452は赤色で点灯することができる。スイッチ装置10の登録時には、送信ランプ451が青色、通知ランプ452が赤色で同時に点滅する。登録ボタン441は、無線アダプタ装置40の背面に設けられる。
以下、スイッチ装置10の、固定発信器20、リモート発信器30、及び無線アダプタ装置40への機器登録手続きについて説明する。スイッチ装置10と、固定発信器20、リモート発信器30又は無線アダプタ装置40との間で無線通信するには、スイッチ装置10の機器情報を、固定発信器20、リモート発信器30又は無線アダプタ装置40に登録する必要がある。スイッチ装置10の機器登録手続は、施工時に作業員により行われる場合もあれば、ユーザにより事後的に行われる場合もある。以下の説明では、ユーザが機器登録する例を想定する。
図6は、比較例に係る、スイッチ装置10の機器登録手続きの手順を示したシーケンス図である。比較例ではスイッチ装置10の操作部14が、通信方式選択スイッチ(不図示)を含んでいる必要がある。通信方式選択スイッチは、スイッチ装置10の内部に設置され、タッチパネル14pが設置された蓋を開くことにより、登録ボタン141とともに外部に露出する。ユーザは、蓋が開いた状態で、通信方式選択スイッチを操作することができる。
通信方式選択スイッチは、ユーザにより登録ボタン141が押下された際に、スイッチ装置10から送信される信号の通信方式を選択するためのスイッチである。本実施の形態では、通信方式選択スイッチは、固定発信器20又はリモート発信器30にスイッチ装置10を機器登録する場合、第一の通信方式側を選択し、無線アダプタ装置40にスイッチ装置10を機器登録する場合、第二の通信方式側を選択している必要がある。
図6において、ユーザは固定発信器20の蓋を開き、固定発信器20を登録モードにする(S10)。例えば、登録ボタン241を所定時間(例えば、2秒)以上長押しすると、固定発信器20が登録モードに遷移する。なお、蓋が開かれたことをトリガとして、固定発信器20が登録モードに遷移してもよい。登録モードに遷移すると、登録表示ランプ252が点滅する。
次に、ユーザは、登録したいスイッチ装置10の蓋を開き、通信方式選択スイッチが第一の通信方式側を選択していることを確認する。スイッチ装置10は、蓋が開かれると自動的に登録モードに遷移する(S11)。通信方式選択スイッチが第二の通信方式側を選択している場合、第一の通信方式側に切り替える。ユーザは、登録ボタン141を所定時間(例えば、2秒)以上長押しする(S12)。この長押しをトリガとして、制御部12は、第1無線通信部111から第一の通信方式で、登録開始コマンドを送信する。第一の通信方式がBLEの場合、スイッチ装置10からアドバタイズパケットが送信される。第1無線通信部111から登録開始コマンドが送信されると、登録表示ランプ152が点滅する。
登録モードになっている固定発信器20は登録開始コマンドを受信可能な状態である。固定発信器20の制御部22は、スイッチ装置10から送信された登録開始コマンドを無線通信部21から受信すると、その応答として接続要求コマンドを送信する。スイッチ装置10の制御部12が当該接続要求コマンドを受信すると、スイッチ装置10と固定発信器20との間が接続状態となる。
スイッチ装置10と固定発信器20との間が接続状態になると、スイッチ装置10と固定発信器20との間で機器登録処理が実行される(S13、S14)。具体的には、スイッチ装置10の制御部12と固定発信器20の制御部22との間で、互いの機器情報を交換する。機器情報は、スイッチ装置10又は固定発信器20を一意に特定するための識別情報を含む。識別情報として、各機器のMAC(Media Access Control)アドレスやシリアルナンバー等を使用することができる。
スイッチ装置10の制御部12は、固定発信器20から、固定発信器20の機器情報を受信すると、受信した機器情報を記憶部13に保存する。制御部12は、保存した機器情報に、管理番号としてアドレスを割り当てて管理する。固定発信器20の制御部22は、スイッチ装置10から、スイッチ装置10の機器情報を受信すると、受信した機器情報を記憶部23に保存する。制御部22は、保存した機器情報に、管理番号としてアドレスを割り当てて管理する。
また、スイッチ装置10と固定発信器20との間で暗号化通信をする場合は、スイッチ装置10の制御部12と固定発信器20の制御部22との間で、暗号化通信に使用する鍵を交換する。以上により、スイッチ装置10と固定発信器20との間のペアリングが完了する。ペアリングが完了すると、スイッチ装置10の登録表示ランプ152は、点滅状態から点灯状態に変わり、所定時間(例えば、2秒)後に、消灯する。
なお、固定発信器20に登録できるスイッチ装置10の台数には上限があり、スイッチ装置10の登録台数が上限に達している場合は、新たなスイッチ装置10を登録することはできない。
次に、ユーザは固定発信器20の登録モードを終了させる(S15)。例えば、登録ボタン241を所定時間(例えば、2秒)以上長押しすると、固定発信器20の登録モードが終了する。登録モードが終了すると、登録表示ランプ252が消灯する。なお、固定発信器20の登録モードは、所定時間(例えば、15分)が経過すると自動的に終了する。
次に、ユーザは無線アダプタ装置40を登録モードにする(S16)。例えば、無線アダプタ装置40の背面に設置された登録ボタン441を所定時間(例えば、5秒)以上長押しすると、無線アダプタ装置40が登録モードに遷移する。登録モードに遷移すると、送信ランプ451は青色で点滅し、通知ランプ452は赤色で点滅する。
次に、ユーザは、登録したいスイッチ装置10の通信方式選択スイッチを第二の通信方式側に切り替える(S17)。ユーザは、登録ボタン141を所定時間(例えば、2秒)以上長押しする(S18)。この長押しをトリガとして、制御部12は、第2無線通信部112から第二の通信方式で、登録開始コマンドを送信する。第2無線通信部112から登録開始コマンドが送信されると、登録表示ランプ152が点滅する。
登録モードになっている無線アダプタ装置40は登録開始コマンドを受信可能な状態である。無線アダプタ装置40の制御部42は、スイッチ装置10から送信された登録開始コマンドを無線通信部41から受信すると、その応答として接続要求コマンドを送信する。スイッチ装置10の制御部12が当該接続要求コマンドを受信すると、スイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間が接続状態となる。
スイッチ装置10と無線アダプタ装置40間が接続状態になると、スイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間で機器登録処理が実行される(S19、S20)。具体的には、スイッチ装置10の制御部12と無線アダプタ装置40の制御部42との間で、互いの機器情報を交換する。機器情報は、スイッチ装置10又は無線アダプタ装置40を一意に特定するための識別情報を含む。識別情報として、各機器のMACアドレスやシリアルナンバー等を使用することができる。
スイッチ装置10の制御部12は、無線アダプタ装置40から、無線アダプタ装置40の機器情報を受信すると、受信した機器情報を記憶部13に保存する。制御部12は、保存した機器情報に、管理番号としてアドレスを割り当てて管理する。無線アダプタ装置40の制御部42は、スイッチ装置10から、スイッチ装置10の機器情報を受信すると、受信した機器情報を記憶部43に保存する。制御部42は、保存した機器情報に、管理番号としてアドレスを割り当てて管理する。
さらに、スイッチ装置10の制御部12と無線アダプタ装置40の制御部42との間で、暗号化通信に使用する鍵を交換する。以上により、スイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間のペアリングが完了する。ペアリングが完了すると、スイッチ装置10の登録表示ランプ152は、点滅状態から点灯状態に変わり、所定時間(例えば、2秒)後に、消灯する。
なお、無線アダプタ装置40に登録できるスイッチ装置10の台数には上限があり、スイッチ装置10の登録台数が上限に達している場合は、新たなスイッチ装置10を登録することはできない。
次に、ユーザは無線アダプタ装置40の登録モードを終了させる(S21)。例えば、登録ボタン441を所定時間(例えば、5秒)以上長押しすると、無線アダプタ装置40の登録モードが終了する。登録モードが終了すると、送信ランプ451と通知ランプ452が消灯する。なお、無線アダプタ装置40の登録モードは、所定時間(例えば、15分)が経過すると自動的に終了する。ユーザがスイッチ装置10の蓋を閉じると、スイッチ装置10の登録モードが終了する(S22)。
図6に示したシーケンス図では、スイッチ装置10を、先に固定発信器20に登録し、後から無線アダプタ装置40に登録する手順を示した。この点、スイッチ装置10を、先に無線アダプタ装置40に登録し、後から固定発信器20に登録してもよい。
なお、スイッチ装置10を固定発信器20ではなく、リモート発信器30に登録する場合は以下の手順になる。ユーザはリモート発信器30を登録モードにする(S10)。例えば、登録ボタン341を所定時間(例えば、2秒)以上長押しすると、リモート発信器30が登録モードに遷移する。なお、リモート発信器30に登録ボタン341を設けない構成であってもよい。その場合、複数の操作ボタン342の内の特定のボタン(複数のボタンであってもよい。)を所定時間(例えば、2秒)以上長押しすると、リモート発信器30が登録モードに遷移する。登録モードに遷移すると、登録表示ランプ352が赤色に点灯する。
次に、ユーザは、登録したいスイッチ装置10の蓋を開き、通信方式選択スイッチが第一の通信方式側を選択していることを確認する。スイッチ装置10は、蓋が開かれると自動的に登録モードに遷移する(S11)。ユーザは、登録ボタン141を所定時間(例えば、2秒)以上長押しする(S12)。この長押しをトリガとして、制御部12は、第1無線通信部111から第一の通信方式で、登録開始コマンドを送信する。第1無線通信部111から登録開始コマンドが送信されると、登録表示ランプ152が点滅する。
登録モードになっているリモート発信器30は登録開始コマンドを受信可能な状態である。リモート発信器30の制御部32は、スイッチ装置10から送信された登録開始コマンドを無線通信部31から受信すると、その応答として接続要求コマンドを送信する。スイッチ装置10の制御部12が当該接続要求コマンドを受信すると、スイッチ装置10とリモート発信器30との間が接続状態となる。
スイッチ装置10とリモート発信器30との間が接続状態になると、スイッチ装置10とリモート発信器30との間で機器登録処理が実行される(S13、S14)。スイッチ装置10とリモート発信器30との間のペアリングが完了すると、スイッチ装置10の登録表示ランプ152は、点滅状態から点灯状態に変わり、所定時間(例えば、2秒)後に、消灯する。
なお、リモート発信器30に登録できるスイッチ装置10の台数には上限があり、スイッチ装置10の登録台数が上限に達している場合は、新たなスイッチ装置10を登録することはできない。
次に、ユーザはリモート発信器30の登録モードを終了させる(S15)。例えば、登録ボタン341、又は操作ボタン342の内の特定のボタンを所定時間(例えば、2秒)以上長押しすると、リモート発信器30の登録モードが終了する。登録モードが終了すると、登録表示ランプ352が消灯する。
図7は、実施の形態に係る、スイッチ装置10の機器登録手続きの手順を示したシーケンス図である。実施の形態では、スイッチ装置10が通信方式選択スイッチを備えている必要はない。以下、図6に示した比較例に係る、スイッチ装置10の機器登録手続きの手順との相違点を説明する。
固定発信器20又はリモート発信器30の機器登録手続き(S10-S15)は、比較例と同様である。固定発信器20又はリモート発信器30への登録手続き(S10-S15)が終了すると、ユーザは無線アダプタ装置40を登録モードにする(S16)。例えば、無線アダプタ装置40の背面に設置された登録ボタン441を所定時間(例えば、5秒)以上長押しすると、無線アダプタ装置40が登録モードに遷移する。登録モードに遷移すると、送信ランプ451は青色で点滅し、通知ランプ452は赤色で点滅する。
次に、無線アダプタ装置40が登録モードに遷移した後、ユーザは、再度、登録ボタン441を所定時間(例えば、2秒)以上長押しする(S18a)。この長押しをトリガとして、制御部42は、無線通信部41から第二の通信方式で、登録開始コマンドを送信する。なお、登録モードに遷移させるための登録ボタンと、登録開始コマンドを送信するための登録ボタンが別々に設けられていてもよい。
登録モードになっているスイッチ装置10は登録開始コマンドを受信可能な状態である。スイッチ装置10の制御部12は、無線アダプタ装置40から送信された登録開始コマンドを第2無線通信部112から受信すると、その応答として接続要求コマンドを送信する。無線アダプタ装置40の制御部42が当該接続要求コマンドを受信すると、スイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間が接続状態となる。
なお、別のスイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間が既に接続状態である場合、当該スイッチ装置10から送信された接続要求コマンドは、無線アダプタ装置40に受理されない。その場合、当該スイッチ装置10の制御部12は、所定時間後に、接続要求コマンドを再送信する。別のスイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間のペアリングが完了し、別のスイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間の接続状態が解除されると、当該スイッチ装置10から送信された接続要求コマンドが無線アダプタ装置40に受理される。
スイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間が接続状態になると、スイッチ装置10と無線アダプタ装置40との間で機器登録処理が実行される(S19、S20)。次に、ユーザは無線アダプタ装置40の登録モードを終了させる(S21)。ユーザがスイッチ装置10の蓋を閉じると、スイッチ装置10の登録モードが終了する(S22)。
図6に示した比較例に係る機器登録手続きと、図7に示した実施の形態に係る機器登録手続きを比較すると、後者の方が、作業が簡単で、作業ミスも起こりにくい。比較例では、スイッチ装置10を、第一の通信装置(固定発信器20及び/又はリモート発信器30)と第二の通信装置(無線アダプタ装置40)に機器登録する際のトリガ信号は、いずれもスイッチ装置10側から送信される。したがって、途中で送信用の通信方式を切り替える必要がある(図6のステップS17参照)。
これに対して実施の形態では、第一の通信装置にスイッチ装置10を機器登録する際のトリガ信号はスイッチ装置10側から送信され、第二の通信装置にスイッチ装置10を機器登録する際のトリガ信号は第二の通信装置側から送信される。したがって、途中で送信用の通信方式を切り替える必要がない。第二の通信装置に登録するスイッチ装置10が複数の場合、通信方式の切り替え操作は、スイッチ装置10の台数分、発生する。また、通信方式の切り替え操作をせずに、スイッチ装置10を第二の通信装置に機器登録しようとした場合、接続エラーとなる。
また、比較例では、第二の通信装置に登録するスイッチ装置10が複数の場合、一つのスイッチ装置10を無線アダプタ装置40に登録させる度に、登録ボタン141を押下する必要がある。この点、実施の形態では、第二の通信装置の登録ボタンを一度押下すれば足りる。このように本実施の形態によれば、スイッチ装置10の機器登録作業を簡素化することができ、ユーザや作業者による機器登録作業を効率化させることができる。
以上、本開示を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述した実施の形態では、複数の照明器具2a-2cと複数のスイッチ装置10a-10cを3線式で配線する例を説明した。この点、2線式や4線式を採用してもよい。また、上述した実施の形態では、固定発信器20とリモート発信器30の両方を使用する例を説明したが、いずれか一方のみを使用してもよい。
また、上述した実施の形態では、複数の照明器具2a-2cを制御する照明制御システム1を説明した。この点、複数の照明器具2a-2cの少なくとも一つは別の負荷でもよい。例えば、複数の照明器具2a-2cの少なくとも一つは換気扇であってもよい。負荷が換気扇の場合でも、スイッチ装置10と負荷との配線関係は同じである。スイッチ装置10、固定発信器20、リモート発信器30、及び無線アダプタ装置40を備える負荷制御システムも、上述した照明制御システム1と同様に動作する。
なお、実施の形態は、以下の項目によって特定されてもよい。
[項目1]
負荷(2)への通電を制御するためのスイッチ装置(10)であって、
第一の通信装置(20/30)と第一の通信方式で無線通信可能な第一の無線通信部(111)と、
第二の通信装置(40)と第二の通信方式で無線通信可能な第二の無線通信部(112)と、を備え、
前記第一の通信装置(20/30)が登録モードの期間において、前記第一の無線通信部(111)は、前記スイッチ装置(10)を前記第一の通信装置(20/30)に登録させるための登録開始コマンドを送信し、
前記第二の通信装置(40)が登録モードの期間において、前記第二の無線通信部(112)は、前記第二の通信装置(40)から、前記スイッチ装置(10)を前記第二の通信装置(40)に登録させるための登録開始コマンドを受信する、
スイッチ装置(10)。
これによれば、スイッチ装置(10)の機器登録作業を簡素化することができる。
[項目2]
前記第一の通信装置(20/30)は、複数の前記スイッチ装置(10)を一括して操作するための固定の発信器(20)、または少なくとも一つの前記スイッチ装置(10)を遠隔操作するためのリモート発信器(30)であり、
前記第二の通信装置(40)は、外部ネットワーク(6)に接続するための無線アダプタ装置(40)である、
項目1に記載のスイッチ装置(10)。
これによれば、スイッチ装置(10)を様々な機器から制御することができ、ユーザの利便性が向上する。
[項目3]
前記第二の通信方式のセキュリティレベルは、前記第一の通信方式のセキュリティレベルよりも高い、
項目1または2に記載のスイッチ装置(10)。
これによれば、外部に接続可能な第二の通信装置(40)を含むネットワークのセキュリティを向上させることで、外部からの攻撃に対して堅牢なシステムを構築することができる。
[項目4]
前記第二の通信方式は、暗号化通信であり、
前記第一の通信方式は、非暗号化通信である、
項目1から3のいずれか1項に記載のスイッチ装置(10)。
これによれば、外部に接続可能な第二の通信装置(40)を含むネットワークのセキュリティを向上させつつ、第一の通信装置(20/30)とスイッチ装置(10)とのローカルなネットワークでは、通信処理を軽減することで、応答性を向上させることができる。
[項目5]
前記第二の通信方式は、特定小電力無線であり、
前記第一の通信方式は、2.4GHz帯を使用した近距離無線通信、または前記特定小電力無線と異なる帯域を使用した小電力無線である、
項目1から3のいずれか1項に記載のスイッチ装置(10)。
これによれば、標準化された特定小電力無線を使用している機器(例えば、スマートメータ)から発せられる電波により、第一の通信装置(20/30)とスイッチ装置(10)間の無線通信が干渉を受けることを防止することができる。
[項目6]
負荷(2)への通電を制御するためのスイッチ装置(10)と、
前記スイッチ装置(10)と第一の通信方式で無線通信する第一の通信装置(20/30)と、
前記スイッチ装置(10)と第二の通信方式で無線通信する第二の通信装置(40)と、を備え、
前記スイッチ装置(10)は、
前記第一の通信装置(20/30)と、前記第一の通信方式で無線通信可能な第一の無線通信部(111)と、
前記第二の通信装置(40)と、前記第二の通信方式で無線通信可能な第二の無線通信部(112)と、を有し、
前記第一の通信装置(20/30)が登録モードの期間において、前記第一の無線通信部(111)が登録開始コマンドを送信することにより、前記スイッチ装置(10)と前記第一の通信装置(20/30)との間で機器登録が行われ、
前記第二の通信装置(40)が登録モードの期間において、前記第二の通信装置(40)の無線通信部が登録開始コマンドを送信することにより、前記スイッチ装置(10)と前記第二の通信装置(40)との間で機器登録が行われる、
負荷制御システム(1)。
これによれば、スイッチ装置(10)の機器登録作業を簡素化することができる。
[項目7]
負荷(2)への通電を制御するためのスイッチ装置(10)の登録方法であって、
第一の通信装置(20/30)が登録モードの期間において、前記第一の通信装置(20/30)と第一の通信方式で無線通信可能な前記スイッチ装置(10)の第一の無線通信部(111)から、前記スイッチ装置(10)を前記第一の通信装置(20/30)に登録させるための登録開始コマンドを送信するステップと、
第二の通信装置(40)が登録モードの期間において、前記第二の通信装置(40)と第二の通信方式で無線通信可能な前記スイッチ装置(10)の第二の無線通信部(112)が、前記第二の通信装置(40)から、前記スイッチ装置(10)を前記第二の通信装置(40)に登録させるための登録開始コマンドを受信するステップと、を有する、
スイッチ装置(10)の登録方法。
これによれば、スイッチ装置(10)の機器登録作業を簡素化することができる。
本開示は、無線通信機能を有する照明器具に利用可能である。
1 照明制御システム、 2 照明器具、 3 商用電力系統、 4 無線ルータ装置、 5 携帯通信端末、 6 外部ネットワーク、 7 サーバ、 10 スイッチ装置、 11 無線通信部、 111 第1無線通信部、 112 第2無線通信部、 12 制御部、 13 記憶部、 14 操作部、 14p タッチパネル、 141 登録ボタン、 15 表示部、 151 動作表示ランプ、 152 登録表示ランプ、 16 電源回路、 17 スイッチ素子、 20 固定発信器、 21 無線通信部、 22 制御部、 23 記憶部、 24 操作部、 24p タッチパネル、 241 登録ボタン、 25 表示部、 251 動作表示ランプ、 252 登録表示ランプ、 26 電源回路、 30 リモート発信器、 31 無線通信部、 32 制御部、 33 記憶部、 34 操作部、 341 登録ボタン、 342 操作ボタン、 352 登録表示ランプ、 36 電源回路、 37 電池、 40 無線アダプタ装置、 41 無線通信部、 42 制御部、 43 記憶部、 44 操作部、 441 登録ボタン、 45 表示部、 451 送信ランプ、 452 通知ランプ、 46 電源回路、 47 有線通信部。

Claims (7)

  1. 負荷への通電を制御するためのスイッチ装置であって、
    第一の通信装置と第一の通信方式で無線通信可能な第一の無線通信部と、
    第二の通信装置と第二の通信方式で無線通信可能な第二の無線通信部と、を備え、
    前記第一の通信装置が登録モードの期間において、前記第一の無線通信部は、前記スイッチ装置を前記第一の通信装置に登録させるための登録開始コマンドを送信し、
    前記スイッチ装置と前記第一の通信装置との間の機器登録が終了した後、前記スイッチ装置が登録モードを維持した状態で、かつ前記第二の通信装置が登録モードの期間において、前記第二の無線通信部は、前記第二の通信装置から、前記スイッチ装置を前記第二の通信装置に登録させるための登録開始コマンドを受信する、
    スイッチ装置。
  2. 前記第一の通信装置は、複数の前記スイッチ装置を一括して操作するための固定の発信器、または少なくとも一つの前記スイッチ装置を遠隔操作するためのリモート発信器であり、
    前記第二の通信装置は、外部ネットワークに接続するための無線アダプタ装置である、
    請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記第二の通信方式のセキュリティレベルは、前記第一の通信方式のセキュリティレベルよりも高い、
    請求項1または2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記第二の通信方式は、暗号化通信であり、
    前記第一の通信方式は、非暗号化通信である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  5. 前記第二の通信方式は、特定小電力無線であり、
    前記第一の通信方式は、2.4GHz帯を使用した近距離無線通信、または前記特定小電力無線と異なる帯域を使用した小電力無線である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
  6. 負荷への通電を制御するためのスイッチ装置と、
    前記スイッチ装置と第一の通信方式で無線通信する第一の通信装置と、
    前記スイッチ装置と第二の通信方式で無線通信する第二の通信装置と、を備え、
    前記スイッチ装置は、
    前記第一の通信装置と、前記第一の通信方式で無線通信可能な第一の無線通信部と、
    前記第二の通信装置と、前記第二の通信方式で無線通信可能な第二の無線通信部と、を有し、
    前記第一の通信装置が登録モードの期間において、前記第一の無線通信部が登録開始コマンドを送信することにより、前記スイッチ装置と前記第一の通信装置との間で機器登録が行われ、
    前記スイッチ装置と前記第一の通信装置との間の機器登録が終了した後、前記スイッチ装置が登録モードを維持した状態で、かつ前記第二の通信装置が登録モードの期間において、前記第二の通信装置の無線通信部が登録開始コマンドを送信することにより、前記スイッチ装置と前記第二の通信装置との間で機器登録が行われる、
    負荷制御システム。
  7. 負荷への通電を制御するためのスイッチ装置の登録方法であって、
    第一の通信装置が登録モードの期間において、前記第一の通信装置と第一の通信方式で無線通信可能な前記スイッチ装置の第一の無線通信部から、前記スイッチ装置を前記第一の通信装置に登録させるための登録開始コマンドを送信するステップと、
    前記スイッチ装置と前記第一の通信装置との間の機器登録が終了した後、前記スイッチ装置が登録モードを維持した状態で、かつ第二の通信装置が登録モードの期間において、前記第二の通信装置と第二の通信方式で無線通信可能な前記スイッチ装置の第二の無線通信部が、前記第二の通信装置から、前記スイッチ装置を前記第二の通信装置に登録させるための登録開始コマンドを受信するステップと、を有する、
    スイッチ装置の登録方法。
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