JP7471881B2 - ゴム組成物の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴム組成物の製造方法、及びゴム成形体の製造方法に関する。
ゴムは、無定形かつ軟質の高分子物質であり、天然ゴムや合成ゴムのような有機高分子を主成分とし、弾性限界が高く弾性率の低い材料(弾性ゴム)である。かかるゴムの特性を利用して、ゴムを含有するゴム組成物は、タイヤ、シール材、免振防振材等の様々な分野で利用されている。
タイヤ用途等のゴム組成物には、変形に伴うエネルギーロスを低減するため、通常、無機充填材としてシリカが配合されている。シリカの表面は親水性が高く、ゴムへの分散性が低いという問題があるため、ゴムの有する特性を生かし、より好ましい性能を得るために、ゴムに種々の添加剤や分散剤を用いる提案がなされている。
例えば、特許文献1には、耐スコーチ性を損なうことなく耐発熱性、高温での補強性及び耐熱老化性を大幅に向上できるタイヤ用ゴム組成物として、ゴム成分に特定のカーボンブラックと、シリカ及びトリアジン化合物とを添加・混合したタイヤ用ゴム組成物が開示されている。
特許文献2には、樹脂部材と該樹脂部材に直に接するゴム部材との接着性に優れた樹脂ゴム複合体の製造方法として、シラノール基を有する充填剤、ポリスルフィド系シランカップリング剤、トリアジンジチオールを含むゴム複合体が開示されている。そして、実施例には、シラノール基を有する充填剤、ポリスルフィド系シランカップリング剤、トリアジンジチオール、硫黄及び他の原料を110℃で3分間混合攪拌した後、厚さ2.5mmのゴムシートを得たことが記載されている。
特許文献3には、適度な加硫速度を保持し、シリカ分散性に優れるタイヤ用ゴム組成物として、ジエン系ゴムと、シリカと、メルカプト系シランカップリング剤と、液状ポリブタジエンゴムと、グアニジン系加硫促進剤とを特定量で含有するタイヤ用ゴム組成物が開示されている。
特開昭64-9248号公報 国際公開第2019/208800号 特開2019-94463号公報
しかしながら、上記特許文献1~3等の従来技術では、シリカの分散性、及びゴム成形体の変形時における低発熱性が十分に満足できるものではない。
本発明は、シリカの分散性に優れたゴム組成物の製造方法、及びシリカの分散性に優れ、変形時においても発熱性が低いゴム成形体の製造方法を提供することを課題とする。
本発明者は、ゴム及びシリカを含む組成物に、ポリスルフィド系シランカップリング剤と、特定のチオール化合物を配合して、140℃以上で混練した後、硫黄を添加混合することにより、シリカの分散性に優れた未加硫ゴム組成物、及びシリカの分散性に優れ、変形時においても発熱性が低い加硫ゴム成形体を製造しうることを見出した。
すなわち、本発明は下記の[1]及び[2]を提供する。
[1]下記工程(1)及び(2)を有する、ゴム組成物の製造方法。
工程(1):ゴム成分(A)100質量部に対して、
シリカ(B)30質量部以上200質量部以下、
ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)1質量部以上8質量部以下、及び
下記一般式(I)で表される化合物(D)0.02質量部以上10質量部以下
を含有する組成物を、140℃以上で混練してゴム混練物を得る工程
工程(2):得られたゴム混練物に硫黄を添加混合する工程
(式中、Rは、水素原子、炭素数1以上8以下の炭化水素基、SH基、又は炭素数1以上16以下の炭化水素基で置換されていてもよいアミノ基を示し、Rは、水素原子、炭素数1以上6以下のアルキル基、又はSH基を示し、X、Xは、窒素原子又はCH基を示す。)
[2]前記[1]に記載の製造方法により得られたゴム組成物を加硫する工程を有する、ゴム成形体の製造方法。
本発明によれば、シリカの分散性に優れたゴム組成物の製造方法、及びシリカの分散性に優れ、変形時においても発熱性が低い、すなわち損失正接(tanδ)値が小さいゴム成形体の製造方法を提供することを課題とする。
[ゴム組成物の製造方法]
本発明のゴム組成物の製造方法は、下記工程(1)及び(2)を有する。
工程(1):ゴム成分(A)100質量部に対して、
シリカ(B)30質量部以上200質量部以下、
ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)1質量部以上8質量部以下、及び
下記一般式(I)で表される化合物(D)(以下、「チオール化合物(D)」ともいう)0.02質量部以上10質量部以下を含有する組成物を、140℃以上で混練してゴム混練物を得る工程
工程(2):得られたゴム混練物に硫黄を添加混合する工程
(式中、Rは、水素原子、炭素数1以上8以下の炭化水素基、SH基、又は炭素数1以上16以下の炭化水素基で置換されていてもよいアミノ基を示し、Rは、水素原子、炭素数1以上6以下のアルキル基、又はSH基を示し、X、Xは、窒素原子又はCH基を示す。)
本発明方法によれば、シリカの分散性に優れたゴム組成物、及びシリカの分散性に優れ、変形時においても発熱性が低いゴム成形体を得ることができる。その理由は必ずしも明確ではないが、以下のように考えられる。
本発明に係るゴム組成物に含有されるチオール化合物(D)は還元作用を有する。このチオール化合物(D)と、ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)と、ゴム成分(A)とを、工程(1)において140℃以上の高温で混練すると、ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)に含まれる-S-S-結合がチオール化合物(D)の還元作用により切断される。切断されたシランカップリング剤(C)に存在するシラノール基はシリカとの吸着基として機能し、シリカ(B)の表面に吸着する。一方、切断されて生じたスルフィド基はゴム成分と高い反応性を示すため、ゴム成分(A)と結合する。
その結果、ゴム成分(A)とシリカ(B)とが、切断されたシランカップリング剤(C)の残基を介して強く吸着ないし結合し、シリカ(B)がゴム成分(A)中に均一に分散したゴム混練物になると考えられる。
また、工程(2)において、得られたゴム混練物で加硫反応が起きないような穏やかな条件下で、硫黄を添加混合することにより、シリカの分散性に優れたゴム組成物が得られると考えられる。
前記ゴム組成物では、シリカ(B)がゴム成分(A)中に均一に分散しているため、シリカ(B)とゴム成分(A)との親和性が高まり、該ゴム組成物を加硫してなるゴム成形体は、ヒステリシスロス、損失正接が小さくなり、ゴム成形体の発熱性が低下すると考えられる。
<ゴム成分(A)>
本発明に用いられるゴム成分(A)に特に制限はなく、天然ゴム及び合成ゴムを用いることができる。これらの中では、耐摩耗性、入手容易性等の観点から、天然ゴム、及びジエン系合成ゴムから選ばれる1種以上が好ましい。
天然ゴムとしては、SMR、SIR、STR、RSS等が挙げられるが、SMR20、STR20、RSS#3、RSS#4等が好ましい。
天然ゴムは変性して用いることができ、変性天然ゴムとしては、エポキシ化天然ゴム、水素化天然ゴム等が挙げられる。
ジエン系合成ゴムとしては、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジエンゴム(BR)、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体ゴム(NBR)、クロロプレンゴム、ブチルゴム等が挙げられる。
これらの中では、上記と同様の観点から、天然ゴム、変性天然ゴム、IR、BR、SBR、及びNBRから選ばれる1種以上が好ましく、BR、SBR、天然ゴムから選ばれる1種以上がより好ましい。BR又はSBRと天然ゴムとを併用することもできる。
共重合体ゴムは、ブロック共重合体でもランダム共重合体でもよいが、シリカの分散性の観点から、ランダム共重合体が好ましい。
ゴム成分(A)は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
<シリカ(B)>
本発明に用いられるシリカ(B)に特に制限はなく、湿式シリカ、乾式シリカ、コロイダルシリカを用いることができる。これらの中では、含水ケイ酸を主成分とする湿式法シリカが好ましい。湿式法シリカには、沈殿法シリカ、ゲル法シリカ、ゾルゲル法シリカがあるが、沈殿法シリカがより好ましい。
シリカ(B)のBET比表面積(ISO 5794/1に準拠して測定)は、ゴム組成物及びゴム成形体中における分散性とゴム補強性の観点から、好ましくは50m/g以上、より好ましくは100m/g以上、更に好ましくは150m/g以上であり、そして、好ましくは350m/g以下、より好ましくは300m/g以下、更に好ましくは250m/g以下である。
シリカ(B)の平均二次粒子径は、ゴム組成物及びゴム成形体中における分散性とゴム補強性の観点から、好ましくは10μm以上、より好ましくは15μm以上、更に好ましくは18μm以上であり、そして、好ましくは100μm以下、より好ましくは80μm以下、更に好ましくは50μm以下である。
シリカの市販品例としては、東ソー・シリカ株式会社製の商品名:ニップシールAQ(BET比表面積:205m/g)、ニップシールKQ(BET比表面積:240m/g)等、エボニック社製の商品名:ウルトラジルVN3(BET比表面積:175m/g)等が挙げられる。
本発明においては、ゴム組成物中に、必要により、無機充填材として更にカーボンブラックを含有させることができる。カーボンブラックを含有させることにより、電気抵抗を下げて帯電を抑止することができる。
用いられるカーボンブラックに特に制限はなく、高、中又は低ストラクチャーのSAF、ISAF、IISAF、N339、HAF、FEF、GPF、SRF等のグレードのカーボンブラック等の他、カーボンブラック表面にシリカを担持させたカーボンとシリカのデュアル・フェイズ・フィラー等を用いることができる。これらの中では、SAF、ISAF、IISAF、N339、HAF、及びFEFグレードのカーボンブラックが好ましい。
カーボンブラックのDBP吸収量(ASTM D2414-65Tに準拠して測定)は、好ましくは70cm/100g以上、より好ましくは80cm/100g以上、更に好ましくは90cm/100g以上である。
また、カーボンブラックの窒素吸着比表面積(NAS、JIS K 6217-2:2017に準拠して測定)は、好ましくは50m/g以上、より好ましくは60m/g以上、更に好ましくは70m/g以上である。
本発明においては、無機充填材として、更に必要に応じて、アルミナ、炭酸カルシウム、クレー、タルク、ゼオライト、珪藻土等を用いることができる。
<ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)>
本発明に係るゴム組成物は、シリカの分散性を向上させ、得られるゴム成形体の発熱性を低下させる観点から、シランカップリング剤として、ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)を含有する。
ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)としては、下記一般式(II)で表される化合物が好ましい。
(R-O)3-p -Si-R-S-R-Si-R (O-R3-q (II)
式(II)中、Rは炭素数1~8のアルキル基、Rは炭素数1~8のアルカンジイル基、nは2以上6以下の整数を示す。p及びqはそれぞれ独立して0以上3以下の整数であるが、p及びqの両方が3であることはない。
であるアルキル基の炭素数は、1以上であり、そして、好ましくは6以下、より好ましくは4以下、更に好ましくは3以下である。前記のアルキル基の好適例としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基等が挙げられる。
であるアルカンジイル基の炭素数は、1以上であり、そして、好ましくは6以下、より好ましくは4以下、更に好ましくは3以下である。
nは、1以上であり、好ましくは2以上であり、そして、好ましくは5以下、より好ましくは4以下の整数である。
p及びqは、好ましくはそれぞれ独立して0又は1である。
上記式(II)で表される化合物としては、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2-トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3-トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3-トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3-メチルジメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2-トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3-トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド等が挙げられる。
これらの中では、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、及びビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドから選ばれる1種以上が好ましく、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、及びビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドから選ばれる1種以上がより好ましい。
ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
ポリスルフィド系シランカップリング剤の市販品例としては、エボニック社製の商品名:Si75、Si69等、信越化学工業株式会社製の商品名:KBE-846等、ダイソー株式会社製の商品名:カブラス2A、カブラス2B、カブラス4等が挙げられる。
<一般式(I)で表される化合物(D)>
本発明に係るゴム組成物は、シリカの分散性を向上させ、得られるゴム成形体の発熱性を低下させる観点から、一般式(I)で表される化合物(D)(チオール化合物(D))を含有する。
式(I)中、Rは、水素原子、炭素数1以上8以下の炭化水素基、SH基、又は炭素数1以上16以下の炭化水素基で置換されていてもよいアミノ基を示し、Rは、水素原子、炭素数1以上6以下のアルキル基、又はSH基を示し、X、Xは、窒素原子又はCH基を示す。
式(I)中、Rは、好ましくは水素原子、炭素数1以上6以下の炭化水素基、SH基、又は炭素数1以上14以下の炭化水素基を有するアミノ基であり、より好ましくは水素原子、炭素数1以上4以下のアルキル基又はアルケニル基、SH基、又は炭素数1以上12以下のアルキル基又はアルケニル基を有するアミノ基であり、更に好ましくは水素原子、SH基、又は炭素数1以上10以下のアルキル基又は炭素数1以上4以下のアルケニル基を有するアミノ基であり、より更に好ましくは水素原子、SH基、又は炭素数1以上8以下のアルキル基を有するアルキルアミノ基である。
は、好ましくは水素原子又はSH基である。
チオール化合物(D)の具体例としては2-メルカプトピリジン、1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリチオール、ジメチルアミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、6-(ジブチルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、6-ジアリルアミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、6-(ジイソプロピルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、6-(ジイソブチルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、6-ジ(2-エチルヘキシル)アミノ-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、6-(アリルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、6-(ブチルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール等が挙げられる。
これらの中では、2-メルカプトピリジン、1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリチオール、6-(ジブチルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、6-(ジイソプロピルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオールから選ばれる1種以上が好ましく、2-メルカプトピリジン、及び6-(ジブチルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオールから選ばれる1種以上がより好ましい。
チオール化合物(D)は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
<その他の成分>
本発明に係るゴム組成物は、上記成分の他、本発明の目的を損なわない範囲で、所望により、通常ゴム工業界で用いられる各種の添加剤、例えば、老化防止剤、スコーチ防止剤、軟化剤、ステアリン酸、プロセスオイル、酸化亜鉛、加硫剤、加硫促進剤等を含有することができる。
<ゴム組成物>
本発明のゴム組成物は、ゴム成分(A)、シリカ(B)、ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)、及びチオール化合物(D)を含有又は配合してなり、必要に応じて更に前記の添加剤を含有又は配合してなる。
以下、ゴム組成物中の各成分の含有量について説明するが、その含有量は、含有量及び配合量の両者を意味するものとする。
ゴム成分(A)の含有量は、得られるゴム成形体の耐摩耗性等を向上させる観点から、ゴム組成物中、好ましくは30質量%以上、より好ましくは35質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、より更に好ましくは45質量%以上であり、そして、好ましくは80質量%以下、より好ましくは70質量%以下、更に好ましくは65質量%以下、より更に好ましくは60質量%以下である。
シリカ(B)の含有量は、得られるゴム成形体の耐摩耗性、グリップ性等を向上させる観点から、ゴム成分(A)100質量部に対して、30質量部以上であり、好ましくは35質量部以上、より好ましくは40質量部以上、更に好ましくは45質量部以上であり、そして、ゴム組成物中にシリカを均一に分散させる観点から、200質量部以下であり、好ましくは120質量部以下、より好ましくは90質量部以下、更に好ましくは70質量部以下である。
ゴム組成物及びゴム成形体が更にカーボンブラックを含有する場合、カーボンブラックの含有量は、得られるゴム成形体の耐摩耗性等を向上させる観点から、ゴム成分(A)100質量部に対して、0質量部以上であり、好ましくは1質量部以上、より好ましくは2質量部以上、更に好ましくは3質量部以上であり、そして、得られるゴム成形体の発熱性を低下させる観点から、好ましくは35質量部以下、より好ましくは30質量部以下、更に好ましくは25質量部以下である。
ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)の含有量は、シリカの分散性を向上させ、得られるゴム成形体の発熱性を低下させる観点から、ゴム成分(A)100質量部に対して、1質量部以上であり、好ましくは2質量部以上、より好ましくは2.5質量部以上、更に好ましくは3質量部以上であり、そして、8質量部以下であり、好ましくは7質量部以下、より好ましくは6質量部以下、更に好ましくは5.5質量部以下である。
また、ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)の含有量は、シリカの分散性を向上させ、得られるゴム成形体の発熱性を低下させる観点から、シリカ(B)100質量部に対して、好ましくは1質量部以上、より好ましくは2質量部以上、更に好ましくは4質量部以上であり、そして、好ましくは15質量部以下、より好ましくは13質量部以下、更に好ましくは10質量部以下である。
チオール化合物(D)の含有量は、シリカの分散性を向上させ、ゴム組成物の発熱性を低下させる観点から、ゴム成分(A)100質量部に対して、0.02質量部以上であり、好ましくは0.05質量部以上、より好ましくは0.1質量部以上、更に好ましくは0.2質量部以上であり、そして、10質量部以下であり、好ましくは8質量部以下、より好ましくは6質量部以下、更に好ましくは4質量部以下である。また、チオール化合物(D)の含有量は、ゴム組成物の加工性の観点から、ゴム成分(A)100質量部に対して、好ましくは3質量部以下、より好ましくは1質量部以下、更に好ましくは0.7質量以下である。
チオール化合物(D)に対するポリスルフィド系シランカップリング剤(C)の質量比〔(C)/(D)〕は、シリカの分散性を向上させ、ゴム組成物の発熱性を低下させる観点から、好ましくは1以上、より好ましくは1.5以上、更に好ましくは2以上、より更に好ましくは3以上であり、そして、好ましくは30以下、より好ましくは25以下、更に好ましくは10以下、より更に好ましくは5以下である。また、前記質量比〔(C)/(D)〕は、ゴム組成物の加工性の観点から、好ましくは4以上、より好ましくは8以上である。
チオール化合物(D)に対するシリカ(B)の質量比〔(B)/(D)〕は、シリカの分散性を向上させ、ゴム組成物の発熱性を低下させる観点から、好ましくは20以上、より好ましくは25以上、更に好ましくは30以上であり、そして、好ましくは400以下、より好ましくは350以下、更に好ましくは300以下、より更に好ましくは200以下である。また、前記質量比〔(B)/(D)〕は、ゴム組成物の加工性の観点から、好ましくは50以上、より好ましくは100以上である。
<ゴム組成物の製造>
本発明のゴム組成物の製造方法においては、工程(1)において、ゴム成分(A)100質量部に対して、シリカ(B)30質量部以上200質量部以下、ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)1質量部数以上8質量部以下、及びチオール化合物(D)0.02質量部以上10質量部以下を含有する組成物を、140℃以上で混練してゴム混練物を得た後、工程(2)において、得られたゴム混練物に硫黄を添加混合する。
各成分(A)~(D)の含有量の好適範囲は、前述のとおりである。
より具体的には、例えば、工程(1)で、ゴム成分(A)に、シリカ(B)、ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)、チオール化合物(D)、及び必要に応じて、カーボンブラック、老化防止剤、ステアリン酸、プロセスオイル等の成分を、混練機、例えばバンバリーミキサー、ロール、インテンシブミキサー等を用いて、140℃以上で混練し、ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)とチオール化合物(D)とを反応させて、成分(C)の-S-S-結合を切断しつつ、シリカ(B)をゴム組成物中に分散させる。
工程(1)における混練温度は、チオール化合物(D)で成分(C)に含まれる-S-S-結合を切断し、切断された成分(C)によりゴム成分(A)とシリカ(B)とを結合させてゴム組成物中のシリカの分散性を向上させ、得られるゴム成形体の発熱性を低下させる観点から、好ましくは143℃以上、より好ましくは146℃以上、更に好ましくは148℃以上であり、そして、好ましくは165℃以下、より好ましくは160℃以下、更に好ましくは158℃以下である。
工程(1)において、シリカ(B)をゴム組成物中に均一に分散させたゴム混練物を得た後、工程(2)において、硫黄を添加混合する。
工程(2)における混合温度は、加硫反応が起きないようにする観点から、好ましくは140℃未満、より好ましくは130℃以下、更に好ましくは125℃以下、より更に好ましくは120℃以下とし、硫黄の他、必要に応じて、酸化亜鉛、加硫促進剤(スルフェンアミド系、グアニジン系等)等を添加して、前記ゴム混練物と混合して、未加硫ゴム組成物を得る。
なお、特許文献2の実施例欄の[0155]、[表1]では、ゴム、シリカ、シランカップリング剤、硫黄、TADT(2-ジブチルアミノ-4,6-ジメルカプト-s-トリアジン;6-(ジブチルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオールと同義)に該当)等を110℃で3分間混合してゴムシートを調製しているが、110℃、3分間の条件ではシランカップリング剤は反応せず、シリカとゴムの結合は生じない。この実施例では、加硫は、得られたゴムシートを樹脂部材に貼り合わせ、150℃又は145℃で行っている([0157][0158]参照)。この加硫操作により、シランカップリング剤はゴム中に分散したシリカとゴムとを結合させ、ゴムシートは樹脂部材に接着すると推定される。すなわち、特許文献2においては、シリカの分散は加硫操作前のゴムとシリカとの混合操作により行われるだけであり、この段階ではゴムとシリカとは結合していないため、シリカの分散が不十分である。この点が本発明と大きく異なる。
[ゴム成形体の製造方法]
本発明のゴム成形体の製造方法は、本発明の製造方法により得られた未加硫ゴム組成物を加硫する工程を有する。
前記工程(2)で得られた未加硫ゴム組成物は、公知の方法により成形加工され、好ましくは140℃以上、より好ましくは145℃以上で、そして、好ましくは200℃以下、より好ましくは180℃以下で、加熱又は加熱加圧され、加硫されたゴム成形体とすることができる。
ゴム成形体中の成分(A)~(D)の含有量、及びその好適範囲は、前記ゴム組成物の場合と同様である。
得られるゴム成形体は低発熱性、耐摩耗性等に優れるため、タイヤ、タイヤのインナーライナー、トレッド、トレッドベース、カーカス、サイドウォール、ビード部分等のタイヤ部材の他、各種のゴムベルト、各種のシール材、免振防振材、靴底等のゴム成形体として好適に用いることができる。
実施例1~12及び比較例1~8
表1に示す原料成分を準備し、工程(1)において、酸化亜鉛、硫黄、加硫促進剤を除く成分を表1に示す配合処方で、バンバリーミキサーを用いて、最高温度150℃で4分間混練した。次に、工程(2)で、酸化亜鉛、硫黄、加硫促進剤を添加し、最高温度110℃で2分間混練して、未加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物を、160℃で30分間加熱してシート状の加硫ゴム成形体を得た。
表1に示す各成分の詳細は、以下のとおりである。
〔ゴム成分(A)〕
*1:日本ゼオン株式会社製、乳化重合SBR、商品名:NIPOL 1502、スチレン量23.5質量%
*2:RSS#3
〔シリカ(B)〕
*3:東ソー・シリカ株式会社製、商品名:ニップシールAQ、BET比表面積205m/g
〔カーボンブラック〕
*4:HAF、東海カーボン株式会社製、商品名:シースト3、DBP吸収量:101cm/100g、NAS:79m/g
〔ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)〕
*5:ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、エボニック社製、商品名:Si69
〔一般式(I)で表される化合物(D)〕
*6:2-メルカプトピリジン、東京化成工業株式会社製
*7:6-(ジブチルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオール、東京化成工業株式会社製
〔その他〕
*8:N-(1,3-ジメチルブチル)-N’-フェニル-p-フェニレンジアミン、大内新興化学工業株式会社製、商品名:ノクラック6C
*9:花王株式会社製、商品名:ルナックS-70V
*10:ナフテン系プロセスオイル、日本サン石油株式会社製、商品名:SUNTHENE 410
*11:富士フイルム和光純薬株式会社製、酸化亜鉛(一級)
*12:富士フイルム和光純薬株式会社製、硫黄(粉末、化学用)
*13:スルフェンアミド系加硫促進剤、N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、大内新興化学工業株式会社製、商品名:ノクセラーCZ-G
*14:グアニジン系加硫促進剤、1,3-ジフェニルグアニジン、大内新興化学工業株式会社製、商品名:ノクセラーD
実施例及び比較例で得られた加硫ゴム成形体を用いて、以下の方法により、シリカ分散性の評価、損失正接(tanδ)の測定を行った。結果を表1に示す。
(1)シリカ分散性の評価
粘弾性測定装置(TAインスツルメント社製、ARES-G2)を用いて、ねじりモードで、50℃、周波数10Hzの条件下で、歪み0.1%~10%の範囲で、得られたシート状ゴム成形体のせん断弾性率G’を測定し、下記式(1)により、0.1%歪み印加時のせん断弾性率G’と5%歪み印加時のせん断弾性率G’との差ΔG’を算出し、シリカ分散性を評価した。
ΔG’(kPa)=G’(0.1%)-G’(5%) (1)
式(1)中、G’(0.1%)は50℃における0.1%歪み印加時のせん断弾性率であり、G’(5%)は50℃における10%歪み印加時のせん断弾性率である。
表1では、比較例1のゴム成形体のΔG’を100としたときの相対値で示した。
このΔG’の相対値が90以下、好ましくは85以下、より好ましくは80以下であれば、ゴム成形体(ゴム組成物)中のシリカ(フィラー)が良好に分散していることを示す。
(2)損失正接(tanδ)の測定
粘弾性測定装置(TAインスツルメント社製、ARES-G2)を用いて、温度50℃、動歪み5%、周波数10Hzの条件で、得られたシート状ゴム成形体の損失正接(tanδ)を測定した。表1では、比較例1のゴム成形体のtanδを100としたときの相対値で示した。
このtanδの相対値が95以下、好ましくは90以下、より好ましくは85以下であれば、例えば、タイヤに用いた際のタイヤの転がり抵抗が小さく、低発熱性であり、車両のタイヤとして用いた場合、燃費性能が向上することを示す。
表1から、本発明の実施例1~12で得られたゴム成形体は、比較例1~8で得られたゴム成形体に比べて、シリカ(フィラー)の分散性に優れ、また損失正接(tanδ)が小さく、変形時においても発熱性が低いことが分かる。
また、化合物D1の配合量を変化させた実施例1~4において、実施例1及び2で得られたゴム成形体は、実施例3及び4で得られたゴム成形体よりも未加硫ゴム粘度(ムーニー粘度、JIS K 6300-1:2001に準拠して測定)が低く、加工性に優れていた。化合物D2の配合量を変化させた実施例5~8においても同様に、実施例5及び6で得られたゴム成形体は、実施例7及び8で得られたゴム成形体よりも加工性に優れていた。
本発明のゴム組成物は、シリカの分散性に優れ、また、本発明のゴム成形体は低発熱性及び耐摩耗性に優れるため、乗用車用、小中トラック用、及び大型車両(大型トラック、バス、建設車両等)用等の各種タイヤ、タイヤトレッド等のタイヤ部材の他、各種のゴムベルト、各種のシール材、免振防振材、靴底等の用途として特に好適に利用できる。

Claims (6)

  1. 下記工程(1)及び(2)を有する、ゴム組成物の製造方法。
    工程(1):ゴム成分(A)100質量部に対して、
    シリカ(B)30質量部以上200質量部以下、
    ポリスルフィド系シランカップリング剤(C)1質量部以上8質量部以下、及び
    下記一般式(I)で表される化合物(D)が6-(ジブチルアミノ)-1,3,5-トリアジン-2,4-ジチオールであり、該化合物(D)0.02質量部以上10質量部以下
    を含有する組成物を、140℃以上で混練してゴム混練物を得る工程
    工程(2):得られたゴム混練物に硫黄を添加混合する工程

    (式中、Rは、水素原子、炭素数1以上8以下の炭化水素基、SH基、又は炭素数1以上16以下の炭化水素基で置換されていてもよいアミノ基を示し、Rは、水素原子、炭素数1以上6以下のアルキル基、又はSH基を示し、X、Xは、窒素原子又はCH基を示す。)
  2. 化合物(D)に対するポリスルフィド系シランカップリング剤(C)の質量比〔(C)/(D)〕が、1以上30以下である、請求項1に記載のゴム組成物の製造方法。
  3. 化合物(D)に対するシリカ(B)の質量比〔(B)/(D)〕が、20以上400以下である、請求項1又は2に記載のゴム組成物の製造方法。
  4. 更に、カーボンブラックを0質量部以上35質量部以下含有してなる、請求項1~のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
  5. ゴム混練物に硫黄を添加混合する工程(2)を140℃未満で行う、請求項1~のいずれかに記載のゴム組成物の製造方法。
  6. 請求項1~のいずれかに記載の製造方法により得られたゴム組成物を加硫する工程を有する、ゴム成形体の製造方法。
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