JP7471683B2 - 反応通知システム - Google Patents
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Description
他の端末とオンラインミーティングが行われる環境において、複数回のオンラインミーティングごとに参加者を撮影することによって得られる動画像をもとに、同一の参加者について以前とは異なる特異的な反応を解析する解析部と、
前記反応が予め設定された条件を満たした場合に所定の端末に通知する通知手段と、を備える、
反応通知システムが得られる。
[項目1]
他の端末とオンラインミーティングが行われる環境において、複数回のオンラインミーティングごとに参加者を撮影することによって得られる動画像をもとに、同一の参加者について以前とは異なる特異的な反応を解析する解析部と、
前記反応が予め設定された条件を満たした場合に所定の端末に通知する通知手段と、を備える、
反応通知システム。
[項目2]
上記複数回のオンラインミーティングごとに、当該オンラインミーティング中に上記参加者を撮影することによって得られる動画像を取得する動画像取得部と、
上記動画像取得部により取得された動画像に基づいて、上記参加者の生体反応の変化を解析する生体反応解析部と、
一のオンラインミーティングに関して上記参加者について解析された上記生体反応の変化が、上記一のオンラインミーティングより時間的に前のオンラインミーティングに関して上記参加者について解析された上記生体反応の変化と比べて特異的か否かを判定する特異判定部とを備えた
ことを特徴とする項目1に記載の反応通知システム。
[項目3]
上記生体反応解析部は、上記動画像取得部により取得された動画像にける顔画像を解析することにより、表情、目線、脈拍、顔の動きの少なくとも1つに関する生体反応の変化を解析することを特徴とする項目2に記載の反応通知システム。
[項目4]
上記生体反応解析部は、上記動画像取得部により取得された動画像にける音声を解析することにより、発言内容、声質の少なくとも1つに関する生体反応の変化を解析することを特徴とする項目2または3に記載の反応通知システム。
[項目5]
上記生体反応解析部は、上記生体反応の変化を所定の基準に従って数値化することによって生体反応指標値を算出し、
上記特異判定部は、上記生体反応解析部により上記参加者について算出された上記生体反応指標値に基づいて、上記一のオンラインミーティングに関して上記参加者について解析された上記生体反応の変化が、上記一のオンラインミーティングより時間的に前のオンラインミーティングに関して上記参加者について解析された上記生体反応の変化と比べて特異的か否かを判定する
ことを特徴とする項目2~4の何れか1項に記載の反応通知システム。
[項目6]
上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化が起きたときに解析対象者、当該解析対象者以外の他者および環境の少なくとも1つに関して発生している事象を特定する関連事象特定部を更に備えたことを特徴とする項目2~5の何れか1項に記載の反応通知システム。
[項目7]
上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化の内容および以前からの変化の大きさに基づいて、上記生体反応の変化パターンをクラスタリングするクラスタリング部を更に備えたことを特徴とする項目2~6の何れか1項に記載の反応通知システム。
[項目8]
上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化および上記関連事象特定部により特定された事象の少なくとも一方を、上記オンラインミーティングの主催者に通知する解析結果通知部を更に備えたことを特徴とする項目6に記載の反応通知システム。
[項目9]
上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化および上記クラスタリング部によりクラスタリングされた変化パターンの少なくとも1つを、上記オンラインミーティングの主催者に通知する解析結果通知部を更に備えたことを特徴とする項目7に記載の反応通知システム。
[項目10]
前記通知手段は、前記反応が閾値の範囲を超えた場合に前記通知を行うことを特徴とする項目2に記載の反応通知システム。
[項目11]
前記通知手段は、同一の時間帯に行われた1セットのオンラインミーティング内において、前記反応が所定の回数を超えた場合に前記通知を行うことを特徴とする請求項2に記載の反応通知システム。
本実施形態のビデオミーティング評価システム(以下、単に「本システム」という場合がある)は、複数人でビデオミーティング(以下、一方向及び双方向含めてオンラインセッションという)が行われる環境において、当該複数人の中の解析対象者について他者とは異なる特異的な感情(自分または他人の言動に対して起こる気持ち。快・不快またはその程度など)を解析し評価するシステムである。
図2は、本実施形態に係る各端末10乃至40を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。コンピュータは、少なくとも、制御部110、メモリ120、ストレージ130、通信部140および入出力部150等を備える。これらはバス160を通じて相互に電気的に接続される。
<動画の取得方法>
図3に示されるように、ビデオミーティングサービス端末が提供するビデオミーティングサービス(以下、単に「本サービス」と言うことがある」)は、ユーザ端末10、20に対して双方向に画像および音声によって通信が可能となるものである。本サービスは、ユーザ端末のディスプレイに相手のユーザ端末のカメラ部で取得した動画像を表示し、相手のユーザ端末のマイク部で取得した音声をスピーカーから出力可能となっている。
図6乃至図8を参照して、上述した構成に基づく本システムの第1の実施の形態を説明する。本実施の形態においては、動画像内に含まれる対象者の顔画像を所定のフレーム単位ごとに認識するとともに、対象者の音声を認識する。認識は複数の対象者に対して行うこととしてもよい。
図9及び図10を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。図に示されるように本実施の形態による画面には、検索ワードを受け付ける検索ワードボックスが表示されている。検索ワードボックスにワードが入力されると(例えば、「塩基」と入力されると)入力された検索ワードに対応する音声が含まれる動画像内の所定範囲が抽出され表示される。
図11を参照して本発明の第3の実施の形態によるシステムを説明する。本実施の形態においては、特に、相手側がカメラをOFF(カメラから得られた視覚的な情報が提供されない状態)にした際であっても、他方に対して、当該ユーザがカメラの範囲内(即ち、コンピュータの正面)に存在していることやその時の表情を提供することが可能になる。
図12を参照して本発明の第4の実施の形態によるシステムを説明する。本実施の形態においては、動画像から取得されたテキスト情報に感情に関する情報を付加するものである。
図13を参照して本発明の第5の実施の形態によるシステムを説明する。本実施の形態においては、動画像から取得された複数の観点による分析評価情報それぞれの間における矛盾(評価値の乖離)によって、潜在的な感情の分析を行うものである。
図14を参照して本発明の第6の実施の形態によるシステムを説明する。本実施の形態においては、同時に参加している多数のユーザによる動画像から分析評価された評価値を当該動画像のそれぞれに関連付けて表示する。これにより、参加者全体の状態が、ヒートマップのように一括して理解できるようになる。
再度図4を参照して、本発明の第7の実施の形態を説明する。本実施の形態においては、上述した特異判定部13によって、判定された同一のユーザについて以前とは異なる特異的な反応を解析した場合に所定の端末(画面等)にアラートを出す通知手段を備えている。
本明細書において説明した装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。本実施形態に係る情報共有支援装置10の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、PC等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することが可能である。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
30 ビデオミーティングサービス端末
40 評価端末
Claims (9)
- 他の端末とオンラインミーティングが行われる環境において、複数回のオンラインミーティングごとに参加者を撮影することによって得られる動画像をもとに、同一の参加者について以前とは異なる特異的な反応を解析する解析部と、
前記反応が予め設定された条件を満たした場合に所定の端末に通知する通知手段と、を備え、
上記複数回のオンラインミーティングごとに、当該オンラインミーティング中に上記参加者を撮影することによって得られる動画像を取得する動画像取得部と、
上記動画像取得部により取得された動画像に基づいて、上記参加者の生体反応の変化を解析する生体反応解析部と、
一のオンラインミーティングに関して上記参加者について解析された特定の上記生体反応の変化が、上記一のオンラインミーティングより時間的に前のオンラインミーティングに関して上記参加者について解析された特定の上記生体反応の変化と比べて所定の閾値を超えていたか否かを判定する特異判定部と、
前記閾値を超えていた場合に所定の端末に通知する通知部とを備えた
ことを特徴とする反応通知システム。 - 上記生体反応解析部は、上記動画像取得部により取得された動画像にける顔画像を解析することにより、表情、目線、脈拍、顔の動きの少なくとも1つに関する生体反応の変化を解析することを特徴とする請求項1に記載の反応通知システム。
- 上記生体反応解析部は、上記動画像取得部により取得された動画像にける音声を解析することにより、発言内容、声質の少なくとも1つに関する生体反応の変化を解析することを特徴とする請求項2に記載の反応通知システム。
- 上記生体反応解析部は、上記生体反応の変化を所定の基準に従って数値化することによって生体反応指標値を算出し、
上記特異判定部は、上記生体反応解析部により上記参加者について算出された上記生体反応指標値に基づいて、上記一のオンラインミーティングに関して上記参加者について解析された上記生体反応の変化が、上記一のオンラインミーティングより時間的に前のオンラインミーティングに関して上記参加者について解析された上記生体反応の変化と比べて特異的か否かを判定する
ことを特徴とする請求項3の何れか1項に記載の反応通知システム。 - 上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化が起きたときに解析対象者、当該解析対象者以外の他者および環境の少なくとも1つに関して発生している事象を特定する関連事象特定部を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の反応通知システム。
- 上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化の内容および以前からの変化の大きさに基づいて、上記生体反応の変化パターンをクラスタリングするクラスタリング部を更に備えたことを特徴とする請求項5の何れか1項に記載の反応通知システム。
- 上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化および上記関連事象特定部により特定された事象の少なくとも一方を、上記オンラインミーティングの主催者に通知する解析結果通知部を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の反応通知システム。
- 上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化および上記クラスタリング部によりクラスタリングされた変化パターンの少なくとも1つを、上記オンラインミーティングの主催者に通知する解析結果通知部を更に備えたことを特徴とする請求項7に記載の反応通知システム。
- 前記通知手段は、同一の時間帯に行われた1セットのオンラインミーティング内において、前記反応が所定の回数を超えた場合に前記通知を行うことを特徴とする請求項2に記載の反応通知システム。
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