JP7477909B2 - ビデオミーティング評価端末、ビデオミーティング評価システム及びビデオミーティング評価プログラム - Google Patents
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Description
他の端末とのビデオミーティングから取得される少なくとも動画像を表示する表示手段と、
前記動画像を取得する取得手段と、
取得した動画像を評価することによって得られた情報に基づいて、表示オブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、
生成した前記表示オブジェクトを当該動画像に重畳して表示する表示制御手段と、を備える
ビデオミーティング評価端末が得られる。
[項目1]
他の端末とのビデオミーティングから取得される少なくとも動画像を表示する表示手段と、
前記動画像を取得する取得手段と、
取得した動画像を評価することによって得られた情報に基づいて、表示オブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、
生成した前記表示オブジェクトを当該動画像に重畳して表示する表示制御手段と、を備える
ビデオミーティング評価端末。
[項目2]
共有1に記載のビデオミーティング評価装置であって、
前記動画像内に含まれる少なくとも顔画像を所定のフレーム単位ごとに識別する識別手段と、
識別した前記顔画像に関する評価値を算出する評価手段と、
ビデオミーティング評価端末。
[項目3]
共有1に記載のビデオミーティング評価装置であって、
前記動画像内に含まれる少なくとも顔画像を所定のフレーム単位ごとに識別する顔画像識別手段と、
前記動画像内に含まれる少なくとも音声を取得する音声取得手段と
識別した前記顔画像及び前記音声の双方に基づいて評価値を算出する評価手段と、
ビデオミーティング評価端末。
[項目4]
共有1乃至共有3のいずれかに記載のビデオミーティング評価端末であって、
ビデオミーティング評価端末は、前記評価値の時系列によるグラフ情報を提供する、
ビデオミーティング評価端末。
[項目5]
共有1乃至共有4のいずれかに記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記ビデオミーティング評価端末は、前記顔画像を複数の異なる観点によって評価した複数の評価値を算出する、
ビデオミーティング評価端末。
[項目6]
共有1乃至共有5のいずれかに記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記ビデオミーティング評価端末は、前記動画像に含まれる音声と共に前記評価値を算出する、
ビデオミーティング評価端末。
[項目7]
共有1乃至共有6のいずれかに記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記ビデオミーティング評価端末は、前記動画像内に含まれる前記顔画像以外の対象物と共に前記評価値を算出する、
ビデオミーティング評価端末。
[項目8]
共有1乃至共有7のいずれかに記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記動画像に関連付けられた識別子を生成する識別子生成手段と、
前記識別子及び前記前記評価値を対応付けて共有する共有手段をさらに有する、
ビデオミーティング評価端末。
[項目9]
コンピュータを、
ビデオミーティングを実行するビデオミーティング実行部、
前記ビデオミーティングから取得される少なくとも動画像を表示する表示部、
前記動画像を取得する取得部と、
取得した動画像を評価することによって得られた情報に基づいて、表示オブジェクトを生成するオブジェクト生成部と、
生成した前記表示オブジェクトを当該動画像に重畳して表示する表示制御部として機能させる
ビデオミーティング評価プログラム。
[項目10]
コンピュータに、
他の端末とのビデオミーティングから取得される少なくとも動画像を表示するステップと、
前記動画像を取得するステップと、
取得した動画像を評価することによって得られた情報に基づいて、表示オブジェクトを生成するステップと、
生成した前記表示オブジェクトを当該動画像に重畳して表示するステップと、を実行させることにより、前記ビデオミーティングを評価する
ビデオミーティング評価方法。
[項目11]
第1コンピュータと、当該第1コンピュータとビデオミーティングを行う第2コンピュータとを備えるビデオミーティング評価システムであって、
ビデオミーティングを実行するビデオミーティング実行部、
前記ビデオミーティングから取得される少なくとも動画像を表示する表示部、
前記動画像を取得する取得部と、
取得した動画像を評価することによって得られた情報に基づいて、表示オブジェクトを生成するオブジェクト生成部と、
生成した前記表示オブジェクトを当該動画像に重畳して表示する表示制御部として機能させる
ビデオミーティング評価プログラム。
本実施形態のビデオミーティング評価システムは、複数人でビデオミーティング(以下、一方向及び双方向含めてオンラインセッションという)が行われる環境において、当該複数人の中の解析対象者について他者とは異なる特異的な感情(自分または他人の言動に対して起こる気持ち。快・不快またはその程度など)を解析し評価するシステムである。
図2は、本実施形態に係る各端末10乃至40を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。コンピュータは、少なくとも、制御部110、メモリ120、ストレージ130、通信部140および入出力部150等を備える。これらはバス160を通じて相互に電気的に接続される。
<動画の取得方法>
図3に示されるように、ビデオミーティングサービス端末が提供するビデオミーティングサービス(以下、単に「本サービス」と言うことがある」)は、ユーザ端末10、20に対して双方向に画像および音声によって通信が可能となるものである。本サービスは、ユーザ端末のディスプレイに相手のユーザ端末のカメラ部で取得した動画像を表示し、相手のユーザ端末のマイク部で取得した音声をスピーカーから出力可能となっている。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図4は、本実施形態による構成例を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態のビデオミーティング評価システムは、ユーザ端末10が有する機能構成として実現される。すなわち、ユーザ端末10はその機能として、動画像取得部11、生体反応解析部12、特異判定部13、関連事象特定部14、クラスタリング部15および解析結果通知部16を備えている。
以下、本発明の実施例2に基づいて説明する。図5は、本実施形態による構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態のビデオミーティング評価システムは、機能構成として、動画像取得部11、生体反応解析部12および反応情報提示部13aを備えている。
以下、本発明の実施例3に基づいて説明する。図6は、本実施形態による構成例を示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態のビデオミーティング評価システムは、機能構成として、上述した実施の形態1と類似する機能については同一つの参照符号を付して説明を省略することがある。
(1)すべてをユーザ端末のみで処理
図9に示されるように、解析部による処理をビデオミーティングを行っている端末で行うことにより、(一定の処理能力は必要なものの)ビデオミーティングを行っている時間と同時に(リアルタイムに)分析・評価結果を得ることができる。
(2)ユーザ端末と評価端末とで処理
図10に示されるように、ネットワーク等で接続された評価端末に解析部を備えさせることとしてもよい。この場合、ユーザ端末で取得された動画像は、ビデオミーティングと同時に又は事後的に評価端末に共有され、評価端末における解析部によって分析・評価されたのちに、オブジェクト50及びオブジェクト100の情報がユーザ端末に動画像データと共に又は別に(即ち、少なくとも解析データを含む情報が)共有され表示部に表示される。
<構成1>
複数人でオンラインセッションが行われる環境において、当該複数人の中の解析対象者について他者とは異なる特異的な感情を解析するビデオミーティング評価システム。
<構成2>
上記オンラインセッション中に上記複数人を撮影することによって得られる動画像を取得する動画像取得部と、
上記動画像取得部により取得された動画像に基づいて、上記複数人のそれぞれについて生体反応の変化を解析する生体反応解析部と、
上記解析対象者について解析された上記生体反応の変化が、上記解析対象者以外の他者について解析された上記生体反応の変化と比べて特異的か否かを判定する特異判定部とを備えた
ことを特徴とするビデオミーティング評価システム。
<構成3>
上記生体反応解析部は、上記動画像取得部により取得された動画像にける顔画像を解析することにより、表情、目線、脈拍、顔の動きの少なくとも1つに関する生体反応の変化を解析することを特徴とする構成2に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成4>
上記生体反応解析部は、上記動画像取得部により取得された動画像にける音声を解析することにより、発言内容、声質の少なくとも1つに関する生体反応の変化を解析することを特徴とする構成2または3に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成5>
上記生体反応解析部は、上記生体反応の変化を所定の基準に従って数値化することによって生体反応指標値を算出し、
上記特異判定部は、上記生体反応解析部により上記複数人のそれぞれについて算出された上記生体反応指標値に基づいて、上記解析対象者について解析された上記生体反応の変化が、上記解析対象者以外の他者について解析された上記生体反応の変化と比べて特異的か否かを判定する
ことを特徴とする構成2~4の何れか1項に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成6>
上記特異判定部は、上記生体反応解析部により上記複数人のそれぞれについて算出された上記生体反応指標値の分散を算出し、上記解析対象者について算出された上記生体反応指標値と上記分散との対比により、上記解析対象者について解析された上記生体反応の変化が、上記他者について解析された上記生体反応の変化と比べて特異的か否かを判定することを特徴とする構成5に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成7>
上記生体反応解析部は、上記複数人のそれぞれについて上記目線の動きを解析して目線の方向を示すヒートマップを生成し、
上記特異判定部は、上記生体反応解析部により上記解析対象者について生成されたヒートマップと上記他者について生成されたヒートマップとの対比により、上記解析対象者について解析された上記生体反応の変化が、上記他者について解析された上記生体反応の変化と比べて特異的か否かを判定する
ことを特徴とする構成3に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成8>
上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化が起きたときに上記解析対象者、上記他者および環境の少なくとも1つに関して発生している事象を特定する関連事象特定部を更に備えたことを特徴とする構成2~7の何れか1項に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成9>
上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化と、当該特異的な生体反応の変化が起きたときに発生している事象との相関の程度を解析し、相関が一定レベル以上であると判定された場合に、その相関の解析結果に基づいて上記解析対象者または上記事象をクラスタリングするクラスタリング部を更に備えたことを特徴とする構成8に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成10>
上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化および上記関連事象特定部により特定された事象の少なくとも一方を、上記解析対象者または上記オンラインセッションの主催者に通知する解析結果通知部を更に備えたことを特徴とする構成8に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成11>
上記特異判定部により特異的であると判定された生体反応の変化、上記関連事象特定部により特定された事象、および上記クラスタリング部によりクラスタリングされた分類の少なくとも1つを、上記解析対象者または上記オンラインセッションの主催者に通知する解析結果通知部を更に備えたことを特徴とする項目9に記載のビデオミーティング評価システム。
<構成12>
複数人の参加者でオンラインセッションが行われる環境において、オンラインセッション中に参加者が画面に表示されているか否かによらず、上記参加者を撮影することによって得られる動画像をもとに上記参加者の反応を解析し、その解析結果を提示する反応解析システム。
<構成13>
上記オンラインセッション中に上記参加者を撮影することによって得られる動画像を取得する動画像取得部と、
上記動画像取得部により取得された動画像に基づいて、上記参加者について生体反応の変化を解析する生体反応解析部と、
上記画面に表示されていない参加者を含めて上記生体反応解析部により解析された上記生体反応の変化を示す情報を提示する反応情報提示部とを備えた
ことを特徴とする項目12に記載の反応解析システム。
<構成14>
上記生体反応解析部は、上記動画像取得部により取得された動画像にける顔画像を解析することにより、表情、目線、脈拍、顔の動きの少なくとも1つに関する生体反応の変化を解析することを特徴とする項目13に記載の反応解析システム。
<構成15>
上記生体反応解析部は、上記動画像取得部により取得された動画像にける音声を解析することにより、発言内容、声質の少なくとも1つに関する生体反応の変化を解析することを特徴とする項目13又は項目14に記載の反応解析システム。
<構成16>
上記生体反応解析部は、上記画面に表示されていない参加者が、上記画面に表示されている共有資料のどこを見ているかを解析することを特徴とする項目13に記載の反応解析システム。
<構成17>
上記生体反応解析部は、上記画面に表示されていない参加者が、上記オンラインセッション中のどのタイミングで声を出したかを解析することを特徴とする項目13に記載の反応解析システム。
<構成18>
上記反応情報提示部は、上記生体反応の変化を示す情報を上記オンラインセッションの主催者に提示することを特徴とする項目13乃至項目17の何れか1項に記載の反応解析システム。
30 ビデオミーティングサービス端末
40 評価端末
Claims (9)
- 他の端末とのビデオミーティングから取得される少なくとも動画像を表示する表示手段と、
前記動画像を取得する取得手段と、
取得した動画像に含まれるユーザの生体反応の変化を解析する解析部と、
前記解析によって得られた情報に基づいて、表示オブジェクトを生成するオブジェクト生成手段と、
生成した前記表示オブジェクトを当該動画像に重畳して表示する表示制御手段と、を備えるビデオミーティング評価端末であって、
前記表示オブジェクトは、前記動画像において認識した顔の部分を示すオブジェクトと、前記解析によって得られた前記情報を示す情報が含まれる、
ビデオミーティング評価端末。 - 請求項1に記載のビデオミーティング評価装置であって、
前記動画像内に含まれる少なくとも顔画像を所定のフレーム単位ごとに識別する識別手段と、
識別した前記顔画像に関する評価値を算出する評価手段と、
ビデオミーティング評価端末。 - 請求項1に記載のビデオミーティング評価装置であって、
前記動画像内に含まれる少なくとも顔画像を所定のフレーム単位ごとに識別する顔画像識別手段と、
前記動画像内に含まれる少なくとも音声を取得する音声取得手段と
識別した前記顔画像及び前記音声の双方に基づいて評価値を算出する評価手段と、
ビデオミーティング評価端末。 - 請求項2又は請求項3のいずれかに記載のビデオミーティング評価端末であって、
ビデオミーティング評価端末は、前記評価値の時系列によるグラフ情報を提供する、
ビデオミーティング評価端末。 - 請求項2又は請求項3に記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記ビデオミーティング評価端末は、前記顔画像を複数の異なる観点によって評価した複数の評価値を算出する、
ビデオミーティング評価端末。 - 請求項2又は請求項3に記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記ビデオミーティング評価端末は、前記動画像に含まれる音声と共に前記評価値を算出する、
ビデオミーティング評価端末。 - 請求項2又は請求項3に記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記ビデオミーティング評価端末は、前記動画像内に含まれる前記顔画像以外の対象物と共に前記評価値を算出する、
ビデオミーティング評価端末。 - 請求項2又は請求項3に記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記動画像に関連付けられた識別子を生成する識別子生成手段と、
前記識別子及び前記評価値を対応付けて共有する共有手段をさらに有する、
ビデオミーティング評価端末。 - 請求項1に記載のビデオミーティング評価端末であって、
前記解析部は、前記ユーザが顔を相手ユーザに表示していない場合であったとしても、カメラ部によって取得した当該ユーザの顔画像の前記生体反応の変化を解析する、
ビデオミーティング評価端末。
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