JP7470625B2 - 支柱及び支柱の設置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フェンスに用いられる支柱を重力方向に平行となるように設置する支柱及び、この支柱の設置方法に関するものである。
一般に、敷地境界部に沿って取り付けられるフェンス等に用いられる支柱を設置する場合には、コンクリート基礎を用いて支柱下端部を埋没するものや、板状の基礎となる部品に柱部材の下端部を溶接し、コンクリート面等の設置面に固定される方法等が用いられている。
例えば、特許文献1には、設置面に取り付けられるベース部と、ベース部に立設される筒状部と、筒状部に外嵌される支柱本体からなり、ベース部に設けられたリング状の溝部と、溝部の外縁部に沿って立設されたガイド部によって、支柱本体の下端部を支え、簡易な構造で強固に固定することができる支柱が提案されている。
特開2015-190281号公報
上記のようなフェンス等に用いられる支柱を設置する際には、後にフェンスパネルを取付ける寸法を確保するため、また審美的な観点から、重力方向に平行となるように支柱を設置することが必須とされるが、特許文献1に示すような支柱においては、設置面に傾斜が生じている場合や、設置面の表面に砂利等の異物が存在する場合等に、支柱を重力方向に平行に設置するのが難しかった。また、特許文献1に示す支柱とは別に、板状の基礎となる部品に柱部材を溶接して立設する支柱の設置方法等がこれまで考えられてきたが、設置面の勾配に合わせて柱部材の角度をそれぞれ調節し溶接する必要があり、作業者の負担軽減や、設置作業の時間短縮が求められていた。
そこで、本発明は上記の事項に鑑みてなされたものであり、設置面の傾斜に合わせて、容易な構造で柱部材の傾き調整をすることができる支柱及び支柱の設置方法を提供するものである。
この発明は、上記課題を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
本発明に係る支柱は、設置面に取り付けられる基礎部材及び、前記基礎部材に立設されるベースポストとからなるベースプレートと、前記ベースポストに遊嵌し、複数の締結部材によって固定される柱部材と、を備えた支柱において、前記ベースポストには、高さ方向に間隔を開けて前記締結部材を貫通する複数の第1の貫通孔が形成され、前記柱部材には、前記第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が形成され、前記ベースプレートに組付けられた前記柱部材の傾きを調整する傾き調整機構として、前記ベースポスト内面と前記柱部材外面との間には第1の傾き調整用クリアランスを有し、前記締結部材と前記第1の貫通孔との間には第2の傾き調整用クリアランスを有することを特徴とする。
本発明に係る支柱において、前記ベースポスト及び前記柱部材は、略V字型の断面形状を有すると好適である。
本発明に係る支柱において、前記ベースポスト及び前記柱部材は、前記締結部材と押さえ板によって挟持して固定されると好適である。
本発明に係る支柱において、前記ベースポスト及び前記柱部材は、略L字型の断面形状を有すると好適である。
本発明に係る支柱の設置方法は、前記の支柱を準備し、勾配を有する設置面に前記基礎部材を設置する工程と、前記第1の傾き調整用クリアランスを用いて、設置された前記基礎部材に立設する前記ベースポストに対して、重力方向に平行になるように前記柱部材を遊嵌する工程と、前記第2の傾き調整用クリアランスを用いて、前記締結部材により前記柱部材を前記ベースポストに締結する工程と、を含むことを特徴とする。
上記発明の概要は、本発明に必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明によれば、ベースポスト内面と柱部材外面との間に作られる第1の傾き調整用クリアランスと、締結部材とベースポストに設けられた貫通孔との間に作られる第2の傾き調整用クリアランスによって、容易に支柱を重力方向に平行に設置することができる。
本実施形態に係る支柱を用いて設置されたフェンスの一形態を示す正面図 本実施形態に係る主柱を用いて設置されたフェンスの一形態を示す背面の部分拡大図 本実施形態に係る主柱を示す斜視図 本実施形態に係る主柱のベースプレートを示す斜視図 図4のY-Y断面図 本実施形態に係る主柱を示す分解斜視図 本実施形態に係る主柱を水平な設置面に設置した状態を示す背面図 本実施形態に係る主柱の組付け状態を示す断面図 本実施形態に係る主柱を傾斜を持つ設置面に設置した状態を示す背面図 本実施形態に係る端柱を示す斜視図 本実施形態に係る端柱のベースプレートを示す斜視図 本実施形態に係る端柱のベースプレートを示す背面図 本実施形態に係る端柱を示す分解斜視図 本実施形態に係る端柱を水平な設置面に設置した状態を示す背面図 本実施形態に係る端柱の組付け状態を示す断面図 本実施形態に係る端柱を傾斜を持つ設置面に設置した状態を示す背面図
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る支柱を用いて設置されたフェンスの一形態を示す正面図、図2は、本実施形態に係る主柱を用いて設置されたフェンスの一形態を示す背面の部分拡大図、図3は、本実施形態に係る主柱を示す斜視図、図4は、本実施形態に係る主柱のベースプレートを示す斜視図、図5は、図4のY-Y断面図、図6は、本実施形態に係る主柱を示す分解斜視図、図7は、本実施形態に係る主柱を水平な設置面に設置した状態を示す背面図、図8は、本実施形態に係る主柱の組付け状態を示す断面図、図9は、本実施形態に係る主柱を傾斜を持つ設置面に設置した状態を示す背面図、図10は、本実施形態に係る端柱を示す斜視図、図11は、本実施形態に係る端柱のベースプレートを示す斜視図、図12は、本実施形態に係る端柱のベースプレートを示す背面図、図13は、本実施形態に係る端柱を示す分解斜視図、図14は、本実施形態に係る端柱を水平な設置面に設置した状態を示す背面図、図15は、本実施形態に係る端柱の組付け状態を示す断面図、図16は、本実施形態に係る端柱を傾斜を持つ設置面に設置した状態を示す背面図である。
本実施形態に係る支柱は、図1に示すように、胴縁3を介してネット2を固定し、フェンス100を構成する。
ネット2は、例えば鉄線からなり、鉄線を山が連なるように加工し、編み合わせて菱形の網目を形成した金網である。網目の接合点には溶接による固定等がないため、衝撃吸収性を備える。ネット2に使用される鉄線には、錆等による腐食を防ぐために、亜鉛メッキや、ポリエステル樹脂をベース塗料とする静電粉体塗装等が施されると好適である。本実施形態において、ネット2は、一例として線材を菱形の網目に編んだ金網を示すが、フェンス100を構成する仕切りはこれに限らず、フェンス100によって敷地境界部を仕切ることができ、その境界部を容易に乗り越えることができないものであればよく、例えば鋼板等の平板状のパネルからなり、パネル全面に渡って複数のスリットを等間隔に施したもの等であっても構わない。
胴縁3は、図2に示すように、ネット2の上下の縁部を形成する。胴縁3は、ネット2の上下端部の網目に通した鉄線7を、胴縁3に設けられたツメ部に掛けることによって、ネット2と接合される。ネット2と一体となった胴縁3は、支柱に具備されるツメ部と止め金具6によって、水平方向に固定される。
本実施形態に係る支柱には、図1に示すように、支柱の両側にネット2を備える主柱1と、支柱の片側にネット2を備える端柱1’とがあり、以下に主柱1を構成する部品と、主柱1を重力方向と平行に立設させる方法について説明を行う。
主柱1は、図3に示すように、設置面に設置されるベースプレート10と柱部材20によって構成され、これらは図6に示すように、複数の締結部材30と押さえ板35とで固定される。
ベースプレート10は、図4及び5に示すように、設置面に固定される板状の基礎部材11と、基礎部材11に対して垂直に立設する略V字型のベースポスト13とを有する。基礎部材11の上面とベースポスト13の側面には、隅肉溶接(溶接部39)が施され、基礎部材11とベースポスト13は接合される。溶接部39は、ベースポスト13の全周に渡って施されると好適であるが、接合部の許容応力が、母材である基礎部材11及びベースポスト13の許容応力と同等以上であればよく、隅肉溶接の溶接個所は限定されない。但し、溶接部39のベースポスト13側の脚長寸法Kは、柱部材20をベースプレート10に組付けた際に、柱部材20と溶接部39との干渉を避けるため、後述する寸法Dよりも小さくする必要がある。なお、溶接組み立て後のベースプレート10には、錆等による腐食を防ぐために、亜鉛メッキ等が施されると好適である。
基礎部材11は、平面視において略矩形状の鋼板からなり、アンカーボルト5によって設置面に固定された際に、外力を受けた状態であっても、変形や破損の恐れのない厚みを有し、尚且つ一般的に流通している板厚の材料を用いられると好適である。例えば、本実施形態においては、一般構造用圧延鋼材等が用いられる。基礎部材11には、図4に示すように、平面視において四隅に位置し板厚方向に貫通するアンカー孔12が形成される。
アンカー孔12は、図4に示すように、本実施形態においては、基礎部材11の四隅に1つずつ設けられているが、ベースプレート10を設置面に強固に固定することができればよく、アンカー孔12の形成数は限定されない。また、アンカー孔12はアンカーボルト5の軸径よりも大きい径に形成され、図2に示す設置面に配された雌ねじアンカー4のずれを吸収することができる。なお、アンカー孔12の形状はこれに限らず、雌ねじアンカー4のずれが吸収できればよく、例えば長孔状に形成してもよい。
ベースポスト13は、図4に示すように、断面が略V字型の鋼材からなり、例えば一般構造用圧延鋼材等が用いられ、表面には錆等による腐食を防ぐために、亜鉛メッキや、ポリエステル樹脂をベース塗料とする静電粉体塗装等が施されると好適である。ベースポスト13の略V字型断面の凸状となる部位には平面部19が形成され、幅方向の端部にはフランジ部18が形成される。平面部19には、締結用貫通孔16a、16b(第1の貫通孔)及び止め金具用貫通孔17が、長手方向に間隔を開けて形成される。平面部19の幅は、上記の貫通孔の穴径よりも大きく形成され、後述するワッシャ32が当接する座面が確保される。ベースポスト13の厚みは、フェンス100の高さや設置状況等によって、必要となる強度に応じた厚みが適宜設定される。ここで、図5に示すように、基礎部材11の上面からベースポスト13の上端までの距離を寸法Lとする。
止め金具用貫通孔17は、図5に示すように、ベースポスト13の平面部19を貫く貫通孔であって、止め金具用貫通孔17の中心高さは、基礎部材11の上面から寸法Aの位置となるように形成される。止め金具用貫通孔17の穴径は、後述する止め金具用締結部材36の軸径よりも大きな径であって、締結用貫通孔16a、16bの穴径と同寸法であると好適である。
締結用貫通孔16a、16bは、図5に示すように、ベースポスト13の平面部19を貫く貫通孔であって、締結用貫通孔16aの中心高さは、止め金具用貫通孔17の中心から上方に向かって寸法Bの位置となるように形成される。締結用貫通孔16bの中心高さは、締結用貫通孔16aの中心から下方に向かって寸法Pの位置となるように形成される。また、締結用貫通孔16a、16bの穴径は、締結部材30の軸径よりも大きく形成される。
柱部材20は、図6に示すように、断面形状がベースポスト13と相似形である略V字型の鋼材からなり、例えば一般構造用圧延鋼材等が用いられる。柱部材20の表面には、錆等による腐食を防ぐために、亜鉛メッキや、ポリエステル樹脂をベース塗料とする静電粉体塗装等が施されると好適である。柱部材20には、ベースポスト13と同様に平面部29及びフランジ部28が形成され、柱部材20よりも小さい略V字型の断面形状を有する。柱部材20の厚みは、フェンス100の高さや設置状況等によって、必要となる強度に応じた厚みが適宜設定される。柱部材20の下端部には、締結用貫通孔26a、26b(第2の貫通孔)及び止め金具用貫通孔27が長手方向に間隔を開けて形成される。
止め金具用貫通孔27は、図7に示すように、柱部材20の平面部29を貫く貫通孔であって、止め金具用貫通孔27の中心位置は、柱部材20の下端部から寸法Cの位置となるように形成される。止め金具用貫通孔27の穴径は、後述する止め金具用締結部材36の軸径よりも僅かに大きな径に形成され、締結用貫通孔26a、26bの穴径と同寸法であると好適である。なお、寸法Cは、基礎部材11の上面からベースポスト13の止め金具用貫通孔17の中心までの寸法Aよりも短く設定される。
締結用貫通孔26a、26bは、図7に示すように、柱部材20の平面部29を貫く貫通孔であって、締結用貫通孔26aの中心位置は、止め金具用貫通孔27の中心から上方に向かって寸法Bの位置となるように形成される。締結用貫通孔26bの中心位置は、締結用貫通孔26aの中心から下方に向かって寸法Pの位置となるように形成される。したがって、締結用貫通孔26a、26bの中心位置は、ベースポスト13の締結用貫通孔16a、16bの中心位置に対応するように形成される。締結用貫通孔26a、26bの穴径は、締結部材30の軸径よりも僅かに大きな径に形成される。
上記のように形成された柱部材20は、図6に示すように、締結部材30、スプリングワッシャ31、ワッシャ32、袋ナット33及び押さえ板35によってベースポスト13に固定される。
締結部材30は、一般的な六角ボルト等を使用することが可能である。締結部材30の首下長さは、図8に示すように、スプリングワッシャ31、ワッシャ32、ベースポスト13、柱部材20及び押さえ板35を重ね合わせた厚みよりも長く、尚且つ袋ナット33の頭部と干渉しない長さに設定されると好適である。また、締結部材30のねじ部長さは、組付けた際に押さえ板35から貫通して露出する部分には、全域に設定されると好適である。
押さえ板35は、図6に示すように、平面視において略矩形状の鋼板からなり、締結部材30と袋ナット33によって、ベースポスト13と柱部材20を挟持して固定する。押さえ板35には、柱部材20の締結用貫通孔26a、26bと同径の締結用貫通孔が、長手方向に寸法Pの間隔を開けて形成される。押さえ板35の幅寸法は、図8に示すように、柱部材20の内側幅寸法Jよりも大きい幅に設定される。なお、押さえ板35の幅寸法が、柱部材20のフランジ部28の幅と同寸法であり、複数の締結用貫通孔が、押さえ板35の幅に対して中央に形成されていると、柱部材20に押さえ板25を組付けた際に、幅方向の段差が無くなり、まとまりのある外観となり好適である。押さえ板35は、締結部材30を締め付けた際に、変形や破損の恐れのない厚みを有し、尚且つ一般的に流通している板厚の材料を用いられると好適である。例えば、本実施形態においては、一般構造用圧延鋼材等が用いられる。
止め金具6は、図6に示すように、鉤状に形成され、断面形状が略L字型の胴縁3を下方から支えると共に、胴縁3の端部を引き掛けて柱部材20に固定する。止め金具6は、止め金具用締結部材36と袋ナット33によって、胴縁3を挟持するように固定される。止め金具用締結部材36の軸径は、締結部材30の軸径と同寸法であると好適である。
次に、上記のような特徴を備える主柱1を設置面に立設する設置方法について説明する。
先ず、図4に示すように、アンカーボルト5をスプリングワッシャ及びワッシャに通し、基礎部材11のアンカー孔12に貫通させ、アンカーボルト5をコンクリート面等の設置面に配された雌ねじアンカー4に締結させ、ベースプレート10を設置面に固定する。
次に、図6に示すように、柱部材20をベースポスト13に組み合わせる。柱部材20とベースポスト13の断面は相似形であって、ベースポスト13は柱部材20よりも大きな略V字型の断面を有するため、ベースポスト13の断面が凹状となる内側の部位に、柱部材20の断面が凸状となる外側の部位を遊嵌させることができる。ここで、図8に示すように、柱部材20をベースポスト13に嵌め合わせた際に形成される、ベースポスト13の内側幅寸法Gと柱部材20の外側幅寸法Hとのクリアランスを、後述する柱部材20の傾きを調整するために使用する第1の傾き調整用クリアランスEとする。例えば本実施形態においては、ベースポスト13の内側幅寸法Gは40mmとし、柱部材20の外側幅寸法Hを36mmとしたとき、第1の傾き調整用クリアランスEは4mmとなる。
次に、図6に示すように、締結部材30をスプリングワッシャ31及びワッシャ32に通し、ベースポスト13の締結用貫通孔16a、16bと柱部材20の締結用貫通孔26a、26bにそれぞれ貫通させる。前述の通り締結用貫通孔16a、16bの穴径は、締結部材30の軸径よりも大きく形成されているため、締結部材30を締結用貫通孔16a、16bに貫通させると、図8に示すように、締結部材30の軸部と締結用貫通孔16a、16bの間にはクリアランスが形成される。ここで、締結部材30の軸径と、締結用貫通孔16a、16bの穴径とのクリアランスを、後述する柱部材20の傾きを調整するために使用する第2の傾き調整用クリアランスFとする。なお、締結用貫通孔16a、16bの径は、第2の傾き調整用クリアランスFが第1の傾き調整用クリアランスE以上の大きさになるような径であり、且つワッシャ32の外径よりも小さい径であると好適である。例えば本実施形態においては、締結部材30の軸径はφ8mmとし、締結用貫通孔16a、16bの穴径をφ12mmとしたとき、第2の傾き調整用クリアランスFは4mmとなり、第1の傾き調整用クリアランスEと等しくなる。また、ワッシャ32の外径はφ17であり、締結用貫通孔16a、16bの穴径はワッシャ32の外径よりも小さい。
次に、図6に示すように、押さえ板35を締結部材30に通し、柱部材20のフランジ部28に当接させる。その後、袋ナット33を締め付け、ベースポスト13と柱部材20を押さえ板35で挟持するように固定する。このとき、前述の通り、柱部材20下端部の寸法Cは、ベースポスト13の止め金具用貫通孔17の高さ寸法Aよりも短いことから、図7に示すように、柱部材20の下端と基礎部材11の上面との間に隙間が形成される。ここで、柱部材20の下端と基礎部材11の上面との隙間の距離を寸法Dとする。
設置面が水平である場合には、上記の方法で主柱1を重力方向と平行に立設することができる。その後、止め金具用締結部材36を止め金具用貫通孔17、27に貫通させ、胴縁3に係合させた止め金具6を袋ナット33で締結することによって、ネット2を柱部材20に固定し、フェンス100を構築する。
このとき、ベースポスト13の止め金具用貫通孔17の穴径は締結用貫通孔16a、16bと同寸法であり、止め金具用締結部材36の軸径は締結部材30と同寸法であるため、止め金具用貫通孔17と止め金具用締結部材36の軸部の間にも、第2の傾き調整用クリアランスFと同様のクリアランスが形成される。
次に、傾斜角θの角度をもつ設置面に、柱部材20を立設する方法について説明する。
先ず、上記で説明した水平な設置面に主柱1を立設する方法と同様に、アンカーボルト5にてベースプレート10を傾きをもつ設置面に固定する。この時、ベースポスト13は、図9に示すように設置面に対して垂直に立設しており、重力方向に対して傾斜角θの傾きを持っている。次に、柱部材20をベースポスト13に遊嵌させると、前述の通り、柱部材20とベースポスト13との間には、第1の傾き調整用クリアランスEが形成され、第1の傾き調整用クリアランスEを利用し、柱部材20が重力方向に平行となるよう角度調節を行う。この時、柱部材20の下端と基礎部材11の上面との間には寸法Dの隙間があり、溶接部39の脚長寸法Kは寸法D以下であるため、柱部材20は溶接部39と干渉することなく傾けることができる。次に、柱部材20の角度を維持したまま、上記の通り締結部材30を各部品に貫通させ、袋ナット33を締結し、柱部材20を固定する。この時、前述の通り、第2の傾き調整用クリアランスFは第1の傾き調整用クリアランスEと等しいため、締結部材30は締結用貫通孔16a、16bと干渉することなく柱部材20をベースポスト13に固定することができる。
このようにして、柱部材20とベースプレート10を固定した後、前述の通り、止め金具用締結部材36を止め金具用貫通孔17、27に貫通させ、胴縁3に係合させた止め金具6を袋ナット33で締結することによって、ネット2を柱部材20に固定し、フェンス100を構築する。この時、止め金具用締結部材36と止め金具用貫通孔17との間にも、第2の傾き調整用クリアランスFが形成されるため、止め金具用締結部材36は干渉なくベースポスト13と柱部材20を貫通させることができる。
以上説明した主柱1を重力方向と平行に立設させる方法は、断面形状が略V字型であるベースポスト13及び柱部材20の場合について説明を行った。次に説明する端柱1’を重力方向と平行に立設させる方法は、主柱1とは異なる断面形状を有するベースポスト13’及び柱部材20’について説明を行うものである。なお、上述した主柱1を重力方向と平行に立設させる方法と同一又は類似する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
端柱1’は、図10示すように、設置面に設置されるベースプレート10’と、複数の締結部材30’でベースプレート10’に固定される柱部材20’によって構成される。
ベースプレート10’は、図11及び12に示すように、設置面に固定される板状の基礎部材11と、基礎部材11に対して垂直に立設する略L字型のベースポスト13’とを有する。基礎部材11の上面とベースポスト13’の側面には、隅肉溶接(溶接部39)が施され、基礎部材11とベースポスト13’は接合される。溶接部39は、ベースポスト13’の全周に渡って施されると好適であるが、接合部の許容応力が、母材である基礎部材11及びベースポスト13’の許容応力と同等以上であればよく、隅肉溶接の溶接個所は限定されない。但し、溶接部39のベースポスト13’側の脚長寸法K’は、柱部材20’をベースプレート10’に組付けた際に、柱部材20’と溶接部39との干渉を避けるため、後述する寸法D’よりも小さくする必要がある。なお、溶接組み立て後のベースプレート10’には、錆等による腐食を防ぐために、亜鉛メッキ等が施されると好適である。
ベースポスト13’は、図11に示すように、断面が略L字型の鋼材からなり、例えば一般構造用圧延鋼材等が用いられ、表面には錆等による腐食を防ぐために、亜鉛メッキや、ポリエステル樹脂をベース塗料とする静電粉体塗装等が施されると好適である。ベースポスト13’は、一般に流通しているアングル鋼を用いても良く、図11に示すように、2枚の平板を溶接等で接合してL字型に形成しても構わない。アングル鋼を用いる場合には隅部の円弧半径が小さいもの、平板を溶接して形成する場合には、隅肉溶接部の脚長が短く施されると、後述する柱部材20’を重力方向に平行に立設する際に利用できる調整用クリアランスが多く確保できるため好適である。ベースポスト13’の略L字型の両辺の幅は、同寸法であると、フェンス100を構成する左右両端の端柱1’に流用できるため好適である。ベースポスト13’の略L字型の両辺には、締結用貫通孔16a’、16b’及び16c’(第1の貫通孔)が、長手方向に間隔を開けて形成される。ベースポスト13’の厚み及び幅寸法は、フェンス100の高さや設置状況等によって、必要となる強度に応じた厚みが適宜設定される。ここで、図12に示すように、基礎部材11の上面からベースポスト13’の上端までの距離を寸法L’とする。
締結用貫通孔16a’、16b’ 及び16c’は、図12に示すように、ベースポスト13’の略L字型の両辺に設けられる貫通孔であって、水平方向に長手を持つ矩形状に形成される。締結用貫通孔16c’ の中心高さは、基礎部材11の上面から寸法A’の位置となるように形成される。締結用貫通孔16a’の中心高さは、締結用貫通孔16c’の中心高さから上方に向かって寸法B’の位置となるように形成される。締結用貫通孔16b’の中心高さは、締結用貫通孔16c’の中心から上方に向かって寸法P’の位置となるように形成される。また、締結用貫通孔16a’、16b’ 及び16c’の短手寸法は、締結部材30’の軸径よりも大きく形成される。
柱部材20’は、図13に示すように、断面形状が略L字型の鋼材からなり、略L字型の両辺の幅寸法はベースポスト13’の幅寸法よりも短く形成される。柱部材20’は、例えば一般構造用圧延鋼材等が用いられ、一般に流通しているアングル鋼を使用することができる。柱部材20’の表面には、錆等による腐食を防ぐために、亜鉛メッキや、ポリエステル樹脂をベース塗料とする静電粉体塗装等が施されると好適である。柱部材20’の厚みは、フェンス100の高さや設置状況等によって、必要となる強度に応じた厚みが適宜設定される。柱部材20’の下端部には、締結用貫通孔26a’、26b’及び26c’(第2の貫通孔)が長手方向に間隔を開けて形成される。
締結用貫通孔26a’、26b’及び26c’は、図14に示すように、柱部材20’の略L字型の両辺に設けられる貫通孔である。締結用貫通孔26c’の中心高さは、柱部材20’の下端部から寸法C’の位置となるように形成される。寸法C’は、基礎部材11の上面からベースポスト13’の締結用貫通孔16c’の中心までの寸法A’よりも短く設定される。締結用貫通孔26a’の中心高さは、締結用貫通孔26c’の中心から上方に向かって寸法B’の位置となるように形成される。締結用貫通孔26b’の中心高さは、締結用貫通孔26c’の中心から上方に向かって寸法P’の位置となるように形成される。したがって、締結用貫通孔26a’、26b’ 及び26c’の中心位置は、ベースポスト13’の締結用貫通孔16a’、16b’ 及び16c’の中心高さに対応するように形成される。締結用貫通孔26a’、26b’ 及び26c’の穴径は、締結部材30’の軸径よりも僅かに大きな径で形成される。
上記のように形成された柱部材20’は、図13に示すように、締結部材30’、スプリングワッシャ31、ワッシャ32及びナットによって固定される。
締結部材30’及びナットは、一般的な六角ボルト及び六角ナット等を使用することが可能である。締結部材30’の首下長さは、図15に示すように、スプリングワッシャ31、ワッシャ32、ベースポスト13’及び柱部材20’を重ね合わせた厚みよりも長く
ナットを締め付けるのに十分な長さのものが使用される。
次に、上記のような特徴を備える端柱1’を設置面に立設する設置方法について説明する。
先ず主柱1の場合と同様に、図11に示すように、アンカーボルト5をスプリングワッシャ及びワッシャに通し、基礎部材11のアンカー孔12に貫通させ、アンカーボルト5をコンクリート面等の設置面に配された雌ねじアンカー4に締結させ、ベースプレート10’を設置面に固定する。
次に、図13に示すように、柱部材20’をベースポスト13’に組み合わせる。柱部材20’の略L字型の両辺の幅寸法はベースポスト13’の幅寸法よりも短く形成されているため、柱部材20’の幅方向の端面をベースポスト13’の幅方向の端面に突き合わせると、図15に示すように、柱部材20’の外側表面とベースポスト13’の内側表面との間にクリアランスが形成される。ここで、本クリアランスを、後述する柱部材20’の傾きを調整するために使用する第1の傾き調整用クリアランスE’とする。例えば本実施形態においては、ベースポスト13’の幅寸法を60mm、板厚を6mm、柱部材20’の幅寸法を50mmとしたとき、第1の傾き調整用クリアランスE’は4mmとなる。但し、ベースポスト13’の隅部に円弧半径や隅肉溶接が設けられた場合には、第1の傾き調整用クリアランスE’の値はこの限りではない。
次に、図13に示すように、締結部材30’をスプリングワッシャ31及びワッシャ32に通し、ベースポスト13’の締結用貫通孔16a’、16b’と柱部材20’の締結用貫通孔26a’、26b’にそれぞれ貫通させる。前述のとおり締結用貫通孔16a’、16b’は、締結部材30’の軸径よりも大きな短手寸法をもち、水平方向に長手寸法をもつ矩形状に形成されているため、図15に示すように、締結部材30’の軸部と締結用貫通孔16a’、16b’の間には、矩形状の締結用貫通孔16a’、16b’の長手方向にクリアランスが形成される。ここで、本クリアランスを、後述する柱部材20’の傾きを調整するために使用する第2の傾き調整用クリアランスF’とする。なお、締結用貫通孔16a’、16b’の長手寸法は、第2の傾き調整用クリアランスF’が第1の傾き調整用クリアランスE’以上の大きさになるような寸法である。例えば本実施形態においては、締結部材30の軸径はφ8mmとし、締結用貫通孔16a’、16b’の長手寸法を16mmとしたとき、第2の傾き調整用クリアランスF’は8mmとなり、第1の傾き調整用クリアランスE’である4mmよりも大きくなる。
次に、図13に示すように、ナットを締め付け、ベースポスト13’に柱部材20’を固定する。このとき、前述の通り、柱部材20’下端部の寸法C’は、ベースポスト13’下部の寸法A’よりも短いことから、図14に示すように、柱部材20’の下端と基礎部材11の上面との間に隙間が形成される。ここで、柱部材20’の下端と基礎部材11の上面との隙間の距離を寸法D’とする。
設置面が水平である場合には、上記の方法で端柱1’を重力方向と平行に立設することができる。その後、締結部材30’を締結用貫通孔16c’、26c’に貫通させ、図示しない胴縁3と共にナットで締結することによって、ネット2を柱部材20’に固定し、フェンス100を構築する。
次に、傾斜角θ’の角度をもつ設置面に、柱部材20’を立設する方法について説明する。
先ず、上記で説明した水平な設置面に端柱1’を立設する方法と同様に、アンカーボルト5にてベースプレート10’を傾きをもつ設置面に固定する。この時、ベースポスト13’は、図16に示すように設置面に対して垂直に立設しており、重力方向に対して傾斜角θ’の傾きを持っている。次に、柱部材20’をベースポスト13’を組み合わせると、前述の通り、柱部材20’とベースポスト13’との間には、第1の傾き調整用クリアランスE’が形成され、第1の傾き調整用クリアランスE’を利用し、柱部材20’が重力方向に平行となるよう角度調節を行う。この時、柱部材20’の下端と基礎部材11の上面との間には寸法D’の隙間があり、溶接部39の脚長寸法K’は寸法D’以下であるため、柱部材20’は溶接部39と干渉することなく傾けることができる。次に、柱部材20’の角度を維持したまま、上記の通り締結部材30’を各部品に貫通させ、ナットを締結し、柱部材20’を固定する。この時、前述の通り、第2の傾き調整用クリアランスF’は第1の傾き調整用クリアランスE’よりも大きいため、締結部材30’は締結用貫通孔16a’、16b’と干渉することなく柱部材20’をベースポスト13’に固定することができる。
このようにして、柱部材20’とベースプレート10’を固定した後、前述と同じく、締結部材30’を締結用貫通孔16c’、26c’に貫通させ、図示しない胴縁3と共にナットで締結することによって、ネット2を柱部材20’に固定し、フェンス100を構築する。この時、締結部材30’と締結用貫通孔16c’との間にも、第2の傾き調整用クリアランスF’が形成されるため、締結部材30’は干渉なくベースポスト13’と柱部材20’を貫通することができる。
以上のように、本実施形態によれば、フェンス正面から見て左右方向に傾斜をもつ設置面において、主柱1及び端柱1’を重力方向と平行に立設することができる。
また、主柱1を重力方向に平行に立設させることが可能である設置面の最大傾斜角θは、本実施形態に係る主柱1おいては、第1の傾き調整用クリアランスEが4mm、ベースポスト13の寸法Lが171mmのとき約1.4度となり、端柱1’の最大傾斜角度θ’においては、第1の傾き調整用クリアランスE’が最大4mm、ベースポスト13’の寸法Lが171mmのとき、主柱1と同じく約1.4度となる。この最大傾斜角θ及びθ’を拡大するには、第1の傾き調整用クリアランスE、E’を大きくする、またはベースポスト13、13’の寸法L、L’を小さくすればよいが、本実施形態については、主柱1及び端柱1’の強度確保と角度調整とのバランスを考慮し最大傾斜角度を主柱1、端柱1’共に約1.4度とした。
なお、上記ではベースポスト13、13’及び柱部材20、20’は、略V字型又は略L字型の断面の場合についての説明を行ったが、ベースポスト13、13’及び柱部材20、20’の形状はこれに限らず、例えば断面が略コの字型に成形された部品であっても構わない。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 主柱
1’ 端柱
2 ネット
3 胴縁
4 雌ねじアンカー
5 アンカーボルト
6 止め金具
10、10’ ベースプレート
11 基礎部材
12 アンカー孔
13、13’ ベースポスト
16a、16b、26a、26b、16a’、16b’、16c’、26a’、
26b’、26c’ 締結用貫通孔
17、27 止め金具用貫通孔
18、28 フランジ部
19、29 平面部
20、20’ 柱部材
30、30’ 締結部材
31 スプリングワッシャ
32 ワッシャ
36 止め金具用締結部材
E、E’ 第1の傾き調整用クリアランス
F、F’ 第2の傾き調整用クリアランス

Claims (5)

  1. 設置面に取り付けられる基礎部材及び、前記基礎部材に立設されるベースポストとからなるベースプレートと、
    前記ベースポストに遊嵌し、複数の締結部材によって固定される柱部材と、を備えた支柱において、
    前記ベースポストには、高さ方向に間隔を開けて前記締結部材を貫通する複数の第1の貫通孔が形成され、
    前記柱部材には、前記第1の貫通孔に対応する位置に複数の第2の貫通孔が形成され、
    前記ベースプレートに組付けられた前記柱部材の傾きを調整する傾き調整機構として、
    前記ベースポスト内面と前記柱部材外面との間には第1の傾き調整用クリアランスを有し、
    前記締結部材と前記第1の貫通孔との間には第2の傾き調整用クリアランスを有する
    ことを特徴とする支柱。
  2. 請求項1に記載する支柱において、
    前記ベースポスト及び前記柱部材は、略V字型の断面形状を有する特徴とする支柱。
  3. 請求項1または2に記載する支柱において、
    前記ベースポスト及び前記柱部材は、前記締結部材と押さえ板によって挟持して固定されることを特徴とする支柱。
  4. 請求項1に記載する支柱において、
    前記ベースポスト及び前記柱部材は、略L字型の断面形状を有する特徴とする支柱。
  5. 支柱の設置方法であって、
    前記請求項1から4のいずれか1項に記載の支柱を準備し、
    勾配を有する設置面に前記基礎部材を設置する工程と、
    前記第1の傾き調整用クリアランスを用いて、設置された前記基礎部材に立設する前記ベースポストに対して、重力方向に平行になるように前記柱部材を遊嵌する工程と、
    前記第2の傾き調整用クリアランスを用いて、前記締結部材により前記柱部材を前記ベースポストに締結する工程と、
    を含む、ことを特徴とする支柱の設置方法。
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