JP7470422B2 - 成形容器 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、カバー部材に設けられた操作レバーを持ち上げることで、カバー部材を容器本体から簡単に分離することができるものが開示されている。特許文献2には、有底筒状の粗容器を収容した装飾カップにおいて、粗容器を着脱自在にするレバーを側方に備えているものが開示されている。特許文献3には、付け替え式の容器において、内容器の抜脱操作が容易であり、係止部の係止解除時に外容器の落下を防ぐものが開示されている。
また、レフィル容器を掴んで引き抜く方式の場合、掴んだときに手が滑ってしまって引き抜きが難しかったり、掴む場所が小さいと掴みにくいものとなる。
また、取り付け時におけるレフィル容器の方向性(周方向)については、方向性を有していない。操作レバーの保護については、状況によって操作レバーが外部(本体側面)に露出しており、落下時したときに破損する虞がある。
本発明にかかる成形容器は、有底筒状に形成され且つ、取替え可能な内容器と、筒状に形成され且つ、前記内容器が嵌め込まれることで収容する外容器と、を有し、前記内容器には、当該内容器を前記外容器から取り外すための操作レバーがヒンジ部を介して設けられていることを特徴とする。
好ましくは、前記操作レバーには、突出状の作用片が設けられていて、前記作用片は、前記ヒンジ部を中心にして前記操作レバーを持ち上げて取替位置に操作したとき、前記外容器に接触することで、前記内容器を押し上げて前記外容器から離脱させるように作用するものであり、前記内容器を前記外容器内に押し込む際、前記作用片が内側に移動することにより前記操作レバーは通常位置に戻り前記成形容器内に収納されるとよい。
好ましくは、前記操作レバーは、前記ヒンジ部を介して前記内容器に設けられた周壁に備えられていて、前記ストッパ部材は、前記作用片に設けられ且つ、前記周壁の内側に配備されているとよい。
好ましくは、前記ストッパ部材は、前記操作レバーが持ち上げられたときに前記周壁に接触して係止されることで、前記操作レバーの過移動を防止するものとされているとよい。
好ましくは、前記ストッパ部材は、前記操作レバーが押し上げられたときに前記外容器の底部に接触して係止されることで、前記操作レバーの過移動を防止するものとされているとよい。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成を限定するものではない。また、成形容器1の前後方向に関して、操作レバー11が設けられている側を手前にして前方向とし、その反対側(奥側)を後方向とする。左右方向については、成形容器1(操作レバー11)に向かって左側を左方向とし、右側を右方向とする。この方向は、使用者や消費者などの人が成形容器1を手に取って操作レバー11を自身に向けたときの方向と一致する。
[第1実施形態]
まず、成形容器1の第1実施形態の構成について説明する。
図1~図5などに、本発明の成形容器1における第1実施形態を示す。
成形容器1は、有底筒状に形成された内容器2(レフィル容器2)と、そのレフィル容器2を一体に覆う外容器3と、レフィル容器2の上側開口部4を覆って密閉するキャップ5(上蓋体)とからなる密閉容器である。
胴部6の上縁から袴状に垂れ下がった周壁8と、を有している。
胴部6は、底部と、その底部を取り囲むように設けられた筒状の側壁部と、側壁部の上側が開口された上側開口部4と、を有している。胴部6は、上部が水平方向に広げられたフランジ形状に形成されている。胴部6は、化粧料などを所定量収容するため一定の深さを有するものとなっている。
胴部6の上縁においては、胴部6の外側壁、リング形状の天壁7、周壁8に囲まれる内側に空間が設けられている。その空間内には、レフィル容器2を外容器3に係合する係合溝部9が設けられている。係合溝部9は、係合部を構成するものである。
胴部6の後側には、レフィル容器2の周方向における向き(前後方向の位置など)を決める位置決め凸部10が設けられている。位置決め凸部10の設置位置については、任意に設定可能である。
図1~図5などに示すように、操作レバー11は、別のレフィル容器2に取替えるため、外容器3からレフィル容器2を取り外すための部材である。操作レバー11は、ヒンジ部12を介してレフィル容器2の周壁8に設けられている。
操作レバー11には、後方向に突出した形状の作用片13が設けられている。作用片13は、操作レバー11と同じ幅の平板材である。本実施形態では、操作レバー11と作用片13は、側面視で略L字形状に形成されている。
作用片13は、ヒンジ部12を中心にして操作レバー11を持ち上げて取替位置(傾斜状態)に操作したとき、外容器3の段差部24に接触することで、レフィル容器2を押し上げて(浮上させて)外容器3から離脱させるように作用するものである。
本発明においては、操作レバー11の可動範囲を限定した構成を特徴としている。
図1~図5などに示すように、操作レバー11の持ち上げ方向における可動範囲を制限するストッパ部材14が設けられている。本実施形態では、作用片13にストッパ部材14を設けている。
出したものに限定されない。
ストッパ部材14は、レフィル容器2に設けられた周壁8の内側(空間内)に、作用片13が入り込むことで配備される。ストッパ部材14は、操作レバー11が持ち上げられたときに、周壁8の内側に接触して係止されることで、操作レバー11の過移動(持ち上がり過ぎ)を防止する。
ただし、図5の左図に示すように、レフィル容器2が成形されたとき(製造段階において)は、操作レバー11は大きく持ち上がった状態となっていて、ストッパ部材14は周壁8の外側に位置している。
図5の中央図から右図の範囲で、操作レバー11は可動することとなる。なお、例えば化粧品メーカ-などの使用者に対しては、図5の中央図や右図などに示す状態で提供されることとなる。
外容器3の上側外壁には、雄ネジ部19が周回するように設けられている。雄ネジ部19aは、キャップ5内に設けられた雌ネジ部19bに螺合することで、成形容器1の密閉を維持し且つ、外容器3(成形容器1)に対してキャップ5を着脱可能とするものである。
取り付け部20の外周壁には、係合凸部21が周方向に設けられている。本実施形態においては、係合凸部21は、周方向に等間隔に複数(4個)設けられている。なお、係合凸部21は、周方向に略全周に亘って設けられていてもよい。
内壁17の後側に該当する位置には、レフィル容器2の位置決め凸部10を案内する位置決め凹部22が設けられている。位置決め凹部22の設置位置については、任意に設定可能である。
位置決め凹部22は、レフィル容器2を外容器3内に嵌め込む際、レフィル容器2に設けられた位置決め凸部10が摺動自在に嵌り込み、上下方向に案内する。つまり、位置決め凹部22に位置決め凸部10が嵌り込むことで、レフィル容器2の周方向における向き(前後方向の位置など)が決まる。
凹部23は、上下に長い切り欠き部とされ、レフィル容器2が外容器3に装着されたときに、操作レバー11が嵌り込むものとなっている。
なお、操作片レバー11を嵌合凹部23に嵌合させた状態のとき、操作レバー11の先端部は嵌合凹部23の下端よりもやや上方に位置するようになっている。つまりこのとき、操作レバー11の先端部より下方と、嵌合凹部23との間には、指を入れることができる空間が形成される。
嵌合凹部23の上側には、段差部24が設けられている。段差部24は、胴部15(上側開口部18)上面より一段下がって設けられている。段差部24には、操作レバー11の後側に設けられた作用片13が挿入される。つまり、段差部24は、作用片13が前後方向に移動する空間となっている。
操作レバー11が押し上げられたときに、ストッパ部材14が周壁8の内側に接触して係止されることで、操作レバー11の過移動(上がり過ぎ)を防止する。すなわち、ストッパ部材14と周壁8は、操作レバー11が持ち上げられたときに、操作レバー11の過移動を防止する係止部となる。
[取替方法]
<取り付け方法>
本実施形態のレフィル容器2の取り付け方法については、以下のようになる。
図2の中央図、図3の左図などに示すように、レフィル容器2を外容器3内に挿入する。位置決め凸部10が位置決め凹部22に摺動自在に嵌り込み、下方向に案内される。これにより、レフィル容器2の周方向における向き(前後方向の位置)が決まり、レフィル容器2が外容器3内に嵌り込む。
図3の右図に示すように、外容器3内にレフィル容器2が取り付けられた成形容器1の上部に、キャップ5が取り付けられ、外容器3の雄ネジ部19aとキャップ5内の雌ネジ部19bを螺合させることで、レフィル容器2の上側開口部4を覆って密閉する。
<取り外し方法>
一方、本実施形態のレフィル容器2の取り外し方法については、以下のようになる。
このとき、ストッパ部材14は、操作レバー11が持ち上げられたときに、周壁8の内側に接触して係止されることで、操作レバー11の過移動(持ち上がり過ぎ)を防止している。
[第1実施形態の変形例]
図6に示すように、本実施形態の変形例として、雄ネジ部19aを外容器3側ではなく、レフィル容器2の上部外側(上部開口部4側)に設けてもよい。
[第2実施形態]
図7~図11などに、本発明の成形容器1における第2実施形態を示す。
本実施形態の操作レバー11は、周壁8の下部において、平面視で前部から後方に向かって半円形状に分割した部材である。操作レバー11の先端部は、リングの平面に対して略直交する方向に突設された作用片13が設けられている。作用片13は、レフィル容器2が外容器3に組み込まれたとき、上方に突出するように配備される。作用片13は、操作レバー11に一対設けられている。
一方で、周壁8の内側には、ストッパ部材14の可動を制限する凸部25が設けられている。凸部25は、周壁8の切り欠き部8a内に設けられている。切り欠き部8aは、半円形状に分割された操作レバー11の先端部に操作レバー11と対応する位置に設けられている。
図10などに示すように、レフィル容器2が成形されたとき(製造段階において)は、操作レバー11は前方に大きく揺動した状態となっていて、ストッパ部材14は周壁8の前方に位置している。
操作レバー11を持ち上げると、ヒンジ部12を中心に揺動し、先端部の作用片13が下方に移動するので、ストッパ部材14が下方に移動し凸部25に係止されることとなる。
操作レバー11が押し上げられたときに、ストッパ部材14が凸部25に接触して係止されることで、操作レバー11の過移動(上がり過ぎ)を防止する。すなわち、ストッパ部材14と周壁8内の凸部25は、操作レバー11が持ち上げられたときに、操作レバー11の過移動を防止する係止部となる。
すなわち、図11に示すように、使用者が操作レバー11を起こし、ヒンジ部12が屈曲した状態において、ストッパ部材14の下方への移動が周壁8内の凸部25によって干渉される(接触して係止される)位置が、傾斜角度αの最大角度となる。
つまり、操作レバー11が傾斜角度αになったとき、操作レバー11の先端部が外容器3の取り付け部20の下端面20aに接触し、レフィル容器2が持ち上がるようになる。レフィル容器2が取り出しやすくなる。なお、凸部25を設ける高さによって、傾斜角度αを変更することが可能である。
[取替方法]
<取り付け方法>
本実施形態のレフィル容器2の取り付け方法については、以下のようになる。
図7の中央図、図8の左図などに示すように、レフィル容器2を外容器3内に挿入する。位置決め凸部10が位置決め凹部22に摺動自在に嵌り込み、下方向に案内される。これにより、レフィル容器2の周方向における向き(前後方向の位置)が決まり、レフィル容器2が外容器3内に嵌り込む。
操作レバー11の先端部の作用片13が後方に傾斜していることにより、ストッパ部材14は下方に移動し凸部25に係止されている。つまり、操作レバー11は下方への可動が制限されている状態となっている。このストッパ部材14により、レフィル容器2の着脱時における操作の誤動作(例えば、操作レバー11が持ち上がり過ぎて嵌めこみ時に誤った入り方となるなど)及び、操作レバー11の破損を防止することができる。
ッパ部材14が凸部25から離れ、ストッパ部材14の係止が解除される。
<取り外し方法>
一方、本実施形態のレフィル容器2の取り外し方法については、以下のようになる。
ヒンジ部12を中心に操作レバー11の持ち上げ操作を行ったとき、操作レバー11の先端部側が取り付け部20の下端面20a上を前方向に移動する。操作レバー11の先端部を支点に、操作レバー11が上方に持ち上がることにより、レフィル容器2を容器本体1(外容器3)から離間させるべく、操作レバー11の先端部が取り付け部20の下端面20aに対して押圧作用する。
本実施形態では、中身容量を大きく確保することができるようになる。また、外容器3の肩部16から段差部24をなくして、天壁7内側(裏側)と肩部16が互いに段差のない面同士を接する構成とすることで、キャップ5を全周に亘ってレフィル容器2と接する構成とすることで、成形容器1の気密性を向上させた。
[第3実施形態]
図12、図13などに、本発明の成形容器1における第3実施形態を示す。
外容器3は、有底筒状に形成されていて、底部は高台のように脚部26が備えられている。つまり、外容器3は、脚部より底部の方が少し高い底上げ形状となっている。
操作レバー11には、操作レバー11の持ち上げ方向における可動範囲を制限するストッパ部材14が設けられている。ストッパ部材14は、レフィル容器2の底部下方に配備されている。つまり、本実施形態においては、操作レバー11がストッパ部材14となる構成である。
ー11が持ち上げられたときに、操作レバー11の過移動を防止する係止部となる。
本実施形態においては、レフィル容器2(成形容器1)の気密性及びデザイン性を向上させるべく、操作レバー11などをレフィル容器2の底部に設け且つ、嵌合凹部23などを外容器3の底部に設けるようにした。
[取替方法]
<取り付け方法>
本実施形態のレフィル容器2の取り付け方法については、以下のようになる。
図12の右図、図13の左図などに示すように、レフィル容器2を外容器3内に挿入する。位置決め凸部10が位置決め凹部22に摺動自在に嵌り込み、下方向に案内される。これにより、レフィル容器2の周方向における向き(前後方向の位置)が決まる。レフィル容器2を外容器3内に押し込むと、係合凸部21が係合溝部9に嵌り込み、レフィル容器2は外容器3内に収容されて固定される。
外容器3内にレフィル容器2が取り付けられた成形容器1の上部に、キャップ5が取り付けられ、雄ネジ部19aと雌ネジ部19bが螺合することで、レフィル容器2の上側開口部4を覆って密閉する。
<取り外し方法>
一方、本実施形態のレフィル容器2の取り外し方法については、以下のようになる。
すると、作用片13は先端部を支点に上方に傾斜することにより、レフィル容器2を容器本体1(外容器3)から離間させるべく、作用片13の先端部が収容部27に対して押圧作用する。ヒンジ部12を中心に上方に揺動して、操作レバー11が持ち上げられる。
操作レバー11の持ち上がりにより、係合溝部9と係合凸部21が外れ、レフィル容器2は外容器3内で浮き上がる。レフィル容器2が浮き上がったところで、手でレフィル容器2を持ち上げる。これにより、レフィル容器2を取り替えることができる。
[第4実施形態]
図14~図17などに、本発明の成形容器1における第4実施形態を示す。
すなわち、レフィル容器2においては、周壁8の外壁に径方向外側に突出した凸部28
を設けている。操作レバー11は、凸部28からヒンジ部12を介して吊下して設けられている。本実施形態においては、操作レバー11は、基端部中央が縁側より突出した、平面視で凸形状に形成されている。
外容器3においては、嵌合凹部23の上部に孔部29を設けている。孔部29は、操作レバー11の基端部中央の作用片13と対応する位置に設けられている。
操作レバー11は、基端部中央(作用片13)が孔部29に入り込むとともに、ヒンジ部12あたりの操作レバー11の基端部縁側が凸部28と接触してストッパ部材14となることで、上方への可動が制限される。なお、操作レバー11に位置決め凸部10の役割を持たせ、嵌合凹部23に位置決め凹部22の役割を持たせた。
すなわち、操作レバー11のストッパ部材14と、周壁8の凸部28は、操作レバー11が持ち上げられたときに、操作レバー11の過移動を防止する係止部となる。
すなわち、図17の右図に示すように、使用者が操作レバー11を起こし、ヒンジ部12を屈曲させた状態において、操作レバー11の基端部中央の作用片13が孔部29に入り込むとともに、操作レバー11の基端部縁側のストッパ部材14が凸部28と接触して係止される位置が、傾斜角度βの最大角度となる。
[取替方法]
<取り付け方法>
本実施形態のレフィル容器2の取り付け方法については、以下のようになる。
図14の中央図、図16の左図などに示すように、レフィル容器2を外容器3内に挿入する。操作レバー11が嵌合凹部23に摺動自在に嵌り込み、下方向に案内される。これにより、レフィル容器2の周方向における向き(前後方向の位置)が決まる。レフィル容器2を外容器3内に押し込むと、係合凸部21が係合溝部9に嵌り込み、レフィル容器2は外容器3内に収容されて固定される。
<取り外し方法>
一方、本実施形態のレフィル容器2の取り外し方法については、以下のようになる。
。操作レバー11は傾斜角度βまで上がり、基端部中央の作用片13が孔部29内に入り込む。
操作レバー11は基端部を支点に上方に傾斜することにより、レフィル容器2を外容器3から離間させるべく、作用片13(操作レバー11の基端部中央)は孔部29に対して押圧作用する。
操作レバー11の持ち上がりにより、レフィル容器2の係合溝部9と外容器3の係合凸部21が外れ、レフィル容器2は外容器3内で浮き上がる。レフィル容器2が浮き上がったところで、手でレフィル容器2を持ち上げる。これにより、レフィル容器2を取り替えることができる。
以上、本発明は、操作レバー11を操作することによって係合を解除し、レフィル容器2を取り外すものとなっている。一方、取り付け方法は、レフィル容器2を上方より外容器3内に挿入することで係合されるものとなっている。操作レバー11の姿勢(傾き)については、ストッパ部材14を設けているため、取り付け時に影響を及ぼさない構成となっている。
また、取り付け時におけるレフィル容器2の方向性(周方向)については、方向性を有している。つまり本発明の場合、誤方向に取り付けられる可能性はない。操作レバー11の保護については、操作レバー11は内部(例えば、装着されたキャップ5内)に格納される構成となっており、破損する可能性がないものとなっている。
特に、今回開示された実施形態において、明示されていない事項、例えば、作動条件や操作条件、構成物の寸法、重量などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。
2 内容器(レフィル容器)
3 外容器
4 上側開口部(レフィル容器)
5 キャップ
6 胴部(レフィル容器)
7 天壁
8 周壁
8a 切り欠き部
9 係合溝部
10 位置決め凸部
11 操作レバー
12 ヒンジ部
13 作用片
14 ストッパ部材
15 胴部(外容器)
16 肩部
17 内壁(外容器)
18 上側開口部(外容器)
19a 雄ネジ部
19b 雌ネジ部
20 取り付け部
20a 下端面
21 係合凸部
22 位置決め凹部
23 嵌合凹部
24 段差部
25 凸部(周壁内側)
26 脚部
27 収容部
28 凸部(周壁外側)
29 孔部
Claims (9)
- 有底筒状に形成され且つ、取替え可能な内容器と、
筒状に形成され且つ、前記内容器が嵌め込まれることで収容する外容器と、を有し、
前記内容器には、当該内容器を前記外容器から取り外すための操作レバーがヒンジ部を介して設けられており、
前記操作レバーには、突出状の作用片が設けられていて、
前記作用片は、前記ヒンジ部を中心にして前記操作レバーを持ち上げて取替位置に操作したとき、前記外容器に接触することで、前記内容器を押し上げて前記外容器から離脱させるように作用する構成である
ことを特徴とする成形容器。 - 前記内容器を前記外容器内に押し込む際、前記作用片が内側に移動することにより前記操作レバーは通常位置に戻り前記成形容器内に収納される
ことを特徴とする請求項1に記載の成形容器。 - 前記操作レバーの持ち上げ方向における可動範囲を制限するストッパ部材が設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の成形容器。 - 前記ストッパ部材は、前記作用片に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の成形容器。
- 前記操作レバーは、前記ヒンジ部を介して前記内容器に設けられた周壁に備えられていて、
前記ストッパ部材は、前記作用片に設けられ且つ、前記周壁の内側に配備されている
ことを特徴とする請求項4に記載の成形容器。 - 前記ストッパ部材は、前記操作レバーが持ち上げられたときに前記周壁に接触して係止されることで、前記操作レバーの過移動を防止するものとされている
ことを特徴とする請求項5に記載の成形容器。 - 前記外容器は、有底筒状に形成されていて、
前記操作レバーは、前記ヒンジ部を介して前記内容器の底部に設けられていて、
前記操作レバーには、前記操作レバーの持ち上げ方向における可動範囲を制限する前記ストッパ部材が設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の成形容器。 - 前記ストッパ部材は、前記操作レバーが押し上げられたときに前記外容器の底部に接触して係止されることで、前記操作レバーの過移動を防止するものとされている
ことを特徴とする請求項7に記載の成形容器。 - 前記操作レバーは、前記成形容器の外周面より内側に収納されることを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の成形容器。
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