JP7469684B2 - 圧縮機および冷凍装置 - Google Patents

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Description

本開示は、圧縮機およびその圧縮機を備えた冷凍装置に関する。
従来、圧縮機としては、回転子の下端に設けられたバランスウェイトと、回転子の下端面とバランスウェイトとを覆うカバーとを備えたものがある(例えば、特開2021-17849号公報(特許文献1)参照)。
上記圧縮機では、バランスウェイトをカバーで覆うことによって、圧縮機内の冷媒および冷凍機油が攪拌されるのを抑制している。
特開2021-17849号公報
上記圧縮機のカバーとバランスウェイトとを一体型にすることが考えられている。なお、このカバーとバランスウェイトとを一体型にした圧縮機は、本開示を理解しやすくするために説明するものであって、公知技術ではなく、従来技術ではない。
上記カバーとバランスウェイトとを一体にした圧縮機では、バランスウェイトに空洞を設けてバランスをとるため、この空洞内に冷凍機油が溜まってバランスが崩れてしまい、圧縮機の振動が大きくなるという問題がある。
本開示では、バランスウェイトの空洞内の冷凍機油を排出できる圧縮機を提案する。
本開示の第1の態様の圧縮機は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられた圧縮機構部と、
上記ケーシング内に設けられ、上記圧縮機構部を駆動するモータと
を備え、
上記モータは、円柱形状の回転子と、上記回転子の軸方向の端面に設けられ、環状の外周面を有するバランスウェイトとを有し、
上記バランスウェイトは、上記回転子に対向する端面と、上記端面に設けられた凹部と、上記凹部と上記外周面との間に設けられた壁部と、上記壁部に設けられ、上記凹部の空間と上記壁部の径方向外側の空間とを連通させる連通路とを有する。
本開示によれば、バランスウェイトの凹部の空間と壁部の径方向外側の空間とを連通させる連通路によって、バランスウェイトの凹部の空間(空洞)内に溜まった冷凍機油をバランスウェイト外に排出できる。これにより、圧縮機の振動を抑制することができる。
また、本開示の第2の態様に係る圧縮機は、
第1の態様の圧縮機において、
上記連通路は、上記バランスウェイトの上記壁部に、上記回転子の中心軸を中心にして放射状に形成された複数の通路である。
本開示によれば、バランスウェイトの壁部に、連通路として複数の通路を回転子の中心軸を中心にして放射状に形成することによって、バランスウェイトの凹部の空間(空洞)内に溜まった冷凍機油を、回転子の遠心力により効果的に排出できる。
また、本開示の第3の態様に係る圧縮機は、
第1の態様または第2の態様の圧縮機において、
上記連通路は、上記バランスウェイトの上記壁部の上端に設けられた溝である。
本開示によれば、バランスウェイトの壁部の上端に溝を設けることにより、バランスウェイトの凹部の空間と壁部の径方向外側の空間と連通させる連通路を容易に形成できる。
また、本開示の第4の態様に係る圧縮機は、
第1の態様から第3の態様までのいずれか1つに記載の圧縮機において、
上記連通路は、上記バランスウェイトの上記壁部に設けられた貫通穴である。
本開示によれば、バランスウェイトの壁部に設けられた貫通穴を設けることにより、バランスウェイトの凹部の空間と壁部の径方向外側の空間と連通させる連通路を形成できる。
また、本開示の第5の態様に係る圧縮機は、
第1の態様から第4の態様までのいずれか1つの圧縮機において、
上記バランスウェイトの上記凹部の底に排出穴が設けられている。
本開示によれば、バランスウェイトの凹部の底に排出穴を設けることによって、バランスウェイトの凹部の底に自重により溜まった冷凍機油を効率よく排出できる。
また、本開示の第6の態様に係る冷凍装置は、
第1の態様から第5の態様までのいずれか1つの圧縮機を用いた冷媒回路を備える。
本開示によれば、上記圧縮機を用いた冷媒回路を備えることによって、圧縮機の振動が抑制された冷凍装置を実現できる。
本開示の第1実施形態の圧縮機の縦断面図である。 第1実施形態の圧縮機の第2バランスウェイトの斜視図である。 第1実施形態の圧縮機の第2バランスウェイトの上面図である。 第1実施形態の圧縮機の第2バランスウェイトの下面図である。 図4のV-V線から見た断面図である。 本開示の第2実施形態の圧縮機を用いた冷媒回路を備えた冷凍装置の一例としての空気調和機の回路図である。
以下、実施形態を説明する。なお、図面において、同一の参照番号は、同一部分または相当部分を表わすものである。また、長さ、幅、厚さ、深さ等の図面上の寸法は、図面の明瞭化と簡略化のために実際の尺度から適宜変更されており、実際の相対寸法を表してはいない。
〔第1実施形態〕
図1は、本開示の第1実施形態の圧縮機CMPの縦断面図である。
この第1実施形態の圧縮機CMPは、図1に示すように、密閉容器1と、この密閉容器1内に配置された圧縮機構部2と、密閉容器1内に配置され、回転軸12を介して圧縮機構部2を駆動するモータ3とを備えている。密閉容器1は、ケーシングの一例である。
この圧縮機CMPは、1シリンダ構成の揺動ピストン型のロータリー圧縮機である。圧縮機CMPは、密閉容器1内の下側に、圧縮機構部2を配置し、その圧縮機構部2の上側にモータ3を配置している。このモータ3は、密閉容器1の内側に固定された環状の固定子4と、その固定子4の内側に配置され、回転軸12に固定された円柱形状の回転子5とを有する。この回転子5の回転によって、回転軸12を介して、圧縮機構部2を駆動するようにしている。モータ3は、インナーロータ型モータの一例である。
圧縮機構部2は、アキュムレータ10から吸入管11を介して冷媒ガスを吸入する。この冷媒ガスは、圧縮機CMPとともに、冷凍装置の一例としての空気調和機を構成する図示しない凝縮器、膨張機構、蒸発器を制御することによって得られる。
上記圧縮機CMPは、圧縮した高温高圧の冷媒ガス(吐出ガス)を、圧縮機構部2から吐出して密閉容器1の内部に満たすと共に、モータ3の固定子4と回転子5との間の隙間を通して、モータ3を冷却した後、モータ3の上側に設けられた吐出管13から外部に吐出するようにしている。
密閉容器1内の高圧領域の下部には、潤滑油が溜められた油溜まり部9が形成されている。この潤滑油は、油溜まり部9から、回転軸12に設けられた油通路80を通って、圧縮機構部2の摺動部に移動して、この摺動部を潤滑する。
圧縮機構部2は、密閉容器1の内面に取り付けられたフロントヘッド30と、そのフロントヘッド30の下側に取り付けられたシリンダ20と、このシリンダ20の下側に取り付けられたリアヘッド40とを備える。シリンダ20とフロントヘッド30とリアヘッド40とによって、シリンダ室21を形成する。
この圧縮機CMPは、ローラとブレードとが一体に形成されたピストン22を備えている。フロントヘッド30とリアヘッド40に挟まれたシリンダ室21内において、回転軸12によりピストン22が駆動されて揺動する。ピストン22のブレード(図示せず)によってシリンダ室21内を仕切って高圧側と低圧側とに夫々区画している。
フロントヘッド30は、円板状の本体部31と、この本体部31の中央に上方へ設けられたボス部32とを有する。本体部31およびボス部32は、回転軸12が挿通されている。
本体部31の上側には、吐出弁(図示せず)を覆うようにカップ型のマフラカバー50が取り付けられている。このマフラカバー50は、ボルトなどによって本体部31に固定されている。マフラカバー50は、ボス部32が挿通されている。マフラカバー50およびフロントヘッド30によってマフラ室を形成する。
また、リアヘッド40は、円板状の本体部41と、この本体部41の中央に下方へ設けられたボス部42とを有する。本体部41およびボス部42は、回転軸12が挿通されている。
回転軸12の一端部は、フロントヘッド30の軸受部およびリアヘッド40の軸受部により回転可能に支持されている。回転軸12の一端部(支持端側)は、シリンダ室21の内部に挿入されている。
回転軸12の支持端側には、圧縮機構部2のシリンダ室21内に位置するように、偏心部12aを設けている。回転軸12の偏心部12aは、ピストン22のローラに嵌合している。このピストン22は、シリンダ室21内で公転可能に配置され、ピストン22の公転運動で圧縮作用を行う。
圧縮機構部2は、フロントヘッド30と、シリンダ20と、リアヘッド40が順に積層され、偏心部12aを有する回転軸12の回転動作により、シリンダ20内に形成されたシリンダ室21の内周面に沿ってピストン22が旋回運動する。このピストン22の旋回運動によって、シリンダ20に設けられた吸入ポート20aからシリンダ室21に吸い込まれた冷媒ガスは、シリンダ室21で圧縮された後、吐出ポート(図示せず)から密閉容器1内に吐出される。
また、上記回転子5の上端面(軸方向の一方の端面)に第1バランスウェイト6を設けている。一方、回転子5の下端面(軸方向の他方の端面)に第2バランスウェイト7を設けている。第1,第2バランスウェイト6,7は、リベット(図示せず)によって回転子5に締結されている。第1バランスウェイト6は、回転子5の上端面に密着し、第2バランスウェイト7は、回転子5の下端面に密着している。第2バランスウェイト7は、本開示のバランスウェイトの一例である。
第1,第2バランスウェイト6,7によって、偏心部12aによる回転軸12のアンバランスを低減している。第1,第2バランスウェイト6,7は、焼結金属からなり、カバーとバランスウェイトとを一体化している。なお、第1,第2バランスウェイト6,7は、鋳造や削り出しなどの他の方法により製作してもよい。
<第1バランスウェイト6>
第1バランスウェイト6は、連通路を除いて第2バランスウェイト7と同様の構成をしており、第2バランスウェイト7よりもサイズが小さい。
<第2バランスウェイト7>
図2は、第2バランスウェイト7の斜視図を示し、図3は、第2バランスウェイト7の上面図示している。図2,図3において、7aは、回転軸12を挿通する大径の貫通穴であり、77は、リベット(図示せず)を挿通する小径の貫通穴である。
図2,図3に示すように、第2バランスウェイト7は、回転子5に対向する端面71と、環状の外周面72と、端面71に設けられた凹部73と、凹部73と環状の外周面72との間に設けられた壁部74と、壁部74の上端に設けられ、凹部73の空間と壁部74の径方向外側の空間とを連通させる連通路としての複数の溝75を有する。
複数の溝75は、第2バランスウェイト7の壁部74に、回転子5の中心軸O1を中心にして放射状に形成されている。
また、第2バランスウェイト7の凹部73の底73aに排出穴76が設けられている。
従来のバランスウェイトがカバーで覆われた構成の圧縮機(例えば、特開2021-17849号公報に記載された圧縮機)では、回転子の端面とカバーとの間にバランスウェイトを挟み込んでカバーを取り付けているので、回転子の端面とカバーとの間に冷凍機油が排出される隙間ができ、カバー内に冷凍機油が溜まることがない。これに対して、バランスウェイトとカバーとが一体型の圧縮機では、回転子5の端面とバランスウェイト(カバーを含む)とが隙間なく接触する構成としたため、バランスウェイトの凹部の空間に冷凍機油が溜まって回転子のバランスが崩れて振動が大きくなるという課題があった。
このような課題を解決するため、本開示の圧縮機CMPでは、第2バランスウェイト7の凹部73の空間と壁部74の径方向外側の空間とを連通させる複数の溝75(連通路)を設けている。これによって、第2バランスウェイト7の凹部73の空間(空洞)内に溜まった冷凍機油を第2バランスウェイト7外に排出できる。これにより、圧縮機CMPの振動を抑制することができる。
なお、上記第1実施形態では、第2バランスウェイト7に、凹部73の空間と壁部74の径方向外側の空間とを連通させる複数の溝75(連通路)を設けたが、第1バランスウェイト6にも同様の連通路を設けてもよい。
また、第2バランスウェイト7の壁部74に、連通路として複数の溝75(複数の通路)を回転子5の中心軸O1を中心にして放射状に形成することによって、第2バランスウェイト7の凹部73の空間(空洞)内に溜まった冷凍機油を、回転子の遠心力により効果的に排出できる。
また、第2バランスウェイト7の壁部74の上端に溝75を設けることにより、第2バランスウェイト7の凹部73の空間と壁部74の径方向外側の空間と連通させる連通路を容易に形成できる。第2バランスウェイト7の壁部74に貫通穴を設けるよりも、金型を用いた成形で壁部74の上端に溝75を設ける方が連通路を容易に形成できる。
なお、第2バランスウェイト7の壁部74に連通路としての貫通穴を設けてもよい。
また、第2バランスウェイト7の凹部73の底に排出穴76を設けることによって、第2バランスウェイト7の凹部73の底73aに自重により溜まった冷凍機油を効率よく排出できる。なお、連通路を介して冷凍機油を十分に排出可能である場合、排出穴76はなくともよい。
図4は、第2バランスウェイト7の下面図を示し、図5は、図4のV-V線から見た断面図を示している。
なお、上記第1実施形態では、連通路としての複数の溝75を第2バランスウェイト7の壁部74に設けたが、連通路は、バランスウェイトの壁部に設けられた貫通穴でもよい。
〔第2実施形態〕
図6は、本開示の第2実施形態の圧縮機CMPを用いた冷媒回路RCを備えた冷凍装置の一例としての空気調和機の回路図である。
この第2実施形態の空気調和機は、図6に示すように、空調対象である室内に設置される室内ユニットU1と、室外に設置される室外ユニットU2とを備える。
<室内ユニットU1の構成>
上記空気調和機の室内ユニットU1は、冷媒配管L4(連絡配管)が一端に接続され、冷媒配管L5(連絡配管)が他端に接続された室内熱交換器1004と、この室内熱交換器1004に空気を供給する室内ファン1006とを有する。室内ファン1006は、室内熱交換器1004で温度などが調整された空気を室内に向けて吹き出す。
<室外ユニットU2の構成>
上記空気調和機の室外ユニットU2は、圧縮機CMPと、四路切換弁1001と、室外熱交換器1002と、膨張機構の一例としての膨張弁1003と、アキュムレータ10と、室外熱交換器1002に空気を送る室外ファン1005とを有する。
上記圧縮機CMPの吐出側が冷媒配管L1を介して四路切換弁1001の第1ポートaに接続されている。四路切換弁1001の第2ポートbが冷媒配管L2を介して室外熱交換器1002の一端に接続されている。室外熱交換器1002の他端が冷媒配管L3を介して膨張弁1003の一端に接続され、膨張弁1003の他端が冷媒配管L4(連絡配管)の一端に接続されている。冷媒配管L5(連絡配管)の一端が四路切換弁1001の第3ポートcに接続されている。四路切換弁1001の第4ポートdが、冷媒配管L6,アキュムレータ10,吸入管11を介して圧縮機CMPの吸入側に接続されている。
室外熱交換器1002内を流れる冷媒は、室外ファン1005により吸い込まれる空気と熱交換する。
膨張弁1003は、開度を調整可能な例えば電動弁であって、制御装置(図示せず)からの信号に応じて開度が変化する。
<冷媒回路RCの構成>
また、上記空気調和機の冷媒回路RCは、室内熱交換器1004、圧縮機CMP、四路切換弁1001、室外熱交換器1002、膨張弁1003、アキュムレータ10、冷媒配管L1~L6および吸入管11から成っている。これにより、環状の冷媒回路RCが構成されている。
冷房運転では、図6に示すように、四路切換弁1001を実線の切換え位置に切り換え、暖房運転では、四路切換弁1001を点線の切換え位置に切り換えて、圧縮機CMPを駆動することにより冷媒が冷媒回路RCを循環する。
上記構成の空気調和機によれば、圧縮機CMPを用いた冷媒回路RCを備えることによって、圧縮機の振動が抑制された空気調和機を実現できる。
上記第2実施形態では、冷凍装置として空気調和機を説明したが、圧縮機CMPを用いた冷媒回路RCを備える冷凍装置は、空気調和機に限らず、他の構成の冷凍装置でもよい。
上記第1,第2実施形態では、1シリンダ構成のロータリー圧縮機について説明したが、2シリンダ構成のロータリー圧縮機や揺動型圧縮機などの他の構成の圧縮機に本開示を適用してもよい。
本開示の具体的な実施の形態について説明したが、本開示は上記第1,第2実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…密閉容器(ケーシング)
2…圧縮機構部
3…モータ
4…固定子
5…回転子
6…第1バランスウェイト
7…第2バランスウェイト
7a…小径の貫通穴
9…油溜まり部
10…アキュムレータ
11…吸入管
12…回転軸
12a…偏心部
13…吐出管
20…シリンダ
20a…吸入ポート
21…シリンダ室
22…ピストン
30…フロントヘッド
31…本体部
32…ボス部
40…リアヘッド
41…本体部
42…ボス部
50…マフラカバー
71…端面
72…外周面
73…凹部
73a…底
74…壁部
75…溝(連通路)
76…排出穴
77…大径の貫通穴
80…油通路
CMP…圧縮機
RC…冷媒回路

Claims (6)

  1. ケーシング(1)と、
    上記ケーシング(1)内に設けられた圧縮機構部(2)と、
    上記ケーシング(1)内に設けられ、上記圧縮機構部(2)を駆動するモータ(3)と
    を備え、
    上記モータ(3)は、
    円柱形状の回転子(5)と、
    上記回転子(5)の軸方向の端面に設けられて上記回転子(5)と一体的に回転すると共に、環状の外周面(72)を有するバランスウェイト(7)と
    を有し、
    上記バランスウェイト(7)は、
    上記回転子(5)に対向する端面(71)と、
    上記端面(71)に設けられた凹部(73)と、
    上記凹部(73)と上記外周面(72)との間に設けられた壁部(74)と、
    上記壁部(74)に設けられ、上記凹部(73)の空間と上記壁部(74)の径方向外側の空間とを連通させる連通路(75)と
    を有し、
    上記凹部(73)の径方向外側の内壁面は、
    凸面と、
    上記凸面と周方向で隣り合うと共に、上記凸面よりも径方向外側に位置する凹面と
    を有し、
    上記連通路(75)の一端は、上記凹面に接続されている一方、上記連通路(75)の他端は、上記外周面(72)において上記凹面と径方向で隣り合う部分に接続され
    上記凸面および凹面は、それぞれ、複数設けられており、
    上記複数の凹面のうち、上記内壁面の回転方向の最後部の凹面に、上記連通路(75)の一端が接続されている、圧縮機(CMP)。
  2. 請求項1に記載の圧縮機(CMP)において、
    上記連通路(75)は、上記バランスウェイト(7)の上記壁部(74)に、上記回転子(5)の中心軸(O1)を中心にして放射状に形成された複数の通路である、圧縮機(CMP)。
  3. 請求項1または2に記載の圧縮機(CMP)において、
    上記連通路(75)は、上記バランスウェイト(7)の上記壁部(74)の上端に設けられた溝である、圧縮機(CMP)。
  4. 請求項1または2に記載の圧縮機(CMP)において、
    上記連通路は、上記バランスウェイト(7)の上記壁部(74)に設けられた貫通穴である、圧縮機(CMP)。
  5. 請求項1または2に記載された圧縮機(CMP)において、
    上記バランスウェイト(7)の上記凹部(73)の底(73a)に排出穴(76)が設けられている、圧縮機(CMP)。
  6. 請求項1または2に記載された圧縮機(CMP)を用いた冷媒回路(RC)を備える、冷凍装置。
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