JP7469047B2 - クリップ自動取付け装置 - Google Patents

クリップ自動取付け装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7469047B2
JP7469047B2 JP2020001468A JP2020001468A JP7469047B2 JP 7469047 B2 JP7469047 B2 JP 7469047B2 JP 2020001468 A JP2020001468 A JP 2020001468A JP 2020001468 A JP2020001468 A JP 2020001468A JP 7469047 B2 JP7469047 B2 JP 7469047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
pipe
cylinder
pressure
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020001468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021109265A (ja
Inventor
英幸 横手
剛 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Kyushu Inc
Original Assignee
Toyota Motor Kyushu Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Kyushu Inc filed Critical Toyota Motor Kyushu Inc
Priority to JP2020001468A priority Critical patent/JP7469047B2/ja
Publication of JP2021109265A publication Critical patent/JP2021109265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7469047B2 publication Critical patent/JP7469047B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

本発明は、例えば締結部品であるクリップを自動供給し、同クリップを介してワークを車体に取り付けることができるクリップ自動取付け装置に関する。
従来の自動車組立現場においては、様々な種類のワークをねじ又はクリップ等を介して車体に組み付けることが行われている。前者のねじ締め付け作業は自動化されており、例えば、特許文献1に記載の自動ねじ締め装置等が開示されている。
自動ねじ締め装置は、ねじ供給手段から供給したねじをエア圧送手段によりエア圧送し、次で圧送したねじを一対の保持爪に保持し、その後、ねじをドライバービットで押接しつつ、さらに同ドライバービットを進行し一対の保持爪を押し広げつつねじを回転することにより、ねじの締結でワークを車体に締結するものである。
上記ねじの締め付け作業は、一般的に作業者がワークを車体に押し付けつつ、ワークに穿設したクリップ取付孔にクリップ先端を圧入挿通することにより、同クリップを介してワークを車体に締結している。
上記クリップ100には、図17に示すように、フランジ部101aを有するグロメット101にピン102を係合し、締結作動の際にはグロメット101にピン102を嵌入することによりグロメット101の分割脚部101cを押し広げることで膨出部が形成され、このクリップの膨出部がワークのクリップ取付孔及び車体の孔から抜去することを規制して、ワークを車体に締結するものである。図中符号101bはグロメット101のフランジ部に穿設したピン102を挿入する挿入孔であり、101dは分割脚部101cに形成したピン102のリブ102cを係合するリブ溝であり、101eは分割脚部101cの先端に形成した突起であり、101fは分割脚部101cの先端に開口した開口部であり、101gは分割脚部101cに連結した門型脚部であり、102cはピン102の軸部102bに形成したリブである。
実開平5-70836号公報
上述のクリップの取付作業については手作業で行われており、上記自動ねじ締め装置を用いて自動でクリップを取り付けるには次のような問題がある。
自動ねじ締め装置では、グロメットにピンを仮係合した状態のクリップをエア圧送し、一対の保持爪に保持したのちに、同クリップを上昇するドライバービットで押圧すると、クリップがワークに到達する前にロックされてしまう問題があった。すなわち、保持爪に挟持されたままのクリップは、下方から上昇してくるドライバービットに押圧されるため、保持爪の付勢力に抗することができないままロックされることとなる。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、締結部品であるクリップを自動供給し、同クリップを介してワークを車体に取り付けることができるクリップ自動取付け装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係るクリップ自動取付け装置は、クリップ揺動パイプの先端部からクリップを上方へエア圧送するクリップ圧送機構と、クリップ揺動パイプの上端圧送開口部が内部に臨むように併設したクリップ保持パイプと、クリップ保持パイプの内部に挿通したガイドパイプと、ガイドパイプ内に挿通したクリップ押上げロッドと、クリップ保持パイプの先端開口部に形成したクリップ打込みチャック爪とより構成し、しかも、クリップ圧送機構におけるクリップ揺動パイプの先端部はクリップ押上げロッドを内包するガイドパイプの上昇に伴いクリップ押上げロッドとクリップ揺動パイプとの当接作動によってクリップ保持パイプの側面隣接位置に退去することによりクリップ圧送構造を構成し、クリップ圧送構造の構成部材中、ガイドパイプと、クリップ押上げロッドと、クリップ揺動パイプとを駆動するために、アクチュエータ構造をクリップ圧送構造に付設したものである。
また、アクチュエータ構造は、クリップ保持パイプに一体付設した第1シリンダと、クリップ押上げロッドの下端を連設した第3シリンダと、第1シリンダから垂設したピストンロッドを共用し、ブラケットに一体付設した第2シリンダとよりなる。
本発明によれば、クリップ揺動パイプの先端部からクリップを上方へエア圧送するクリップ圧送機構と、クリップ揺動パイプの上端圧送開口部が内部に臨むように併設したクリップ保持パイプと、クリップ保持パイプの内部に挿通したガイドパイプと、ガイドパイプ内に挿通したクリップ押上げロッドと、クリップ保持パイプの先端開口部に形成したクリップ打込みチャック爪とより構成し、しかも、クリップ圧送機構におけるクリップ揺動パイプの先端部はクリップ押上げロッドを内包するガイドパイプの上昇に伴いクリップ押上げロッドとクリップ揺動パイプとの当接作動によってクリップ保持パイプの側面隣接位置に退去することによりクリップ圧送構造を構成し、クリップ圧送構造の構成部材中、ガイドパイプと、クリップ押上げロッドと、クリップ揺動パイプとを駆動するための、アクチュエータ構造をクリップ圧送構造に付設したので、アクチュエータ構造を作動させることにより、ガイドパイプの上端圧送開口部をクリップ保持パイプ中に進入退去作動させるガイドパイプのタイミングと、クリップ圧送機構から圧送されるクリップをチャック爪方向に押上げるクリップ押上げロッドのタイミングを利用して、クリップをクリップ揺動パイプから円滑にエア圧送できると共に、圧送終端においてクリップ押上げロッドの上昇作動によりクリップの更なる押上げが行われて、押上げロッドにより車体下面へワークを取付け固定が確実にタイミングよく行われることになり、人手によらずに自動的にワーク取付け固定が行える効果がある。
また、本発明によれば、アクチュエータ構造はクリップ保持パイプに一体付設した第1シリンダと、クリップ押上げロッドの下端を連設した第3シリンダと、第1シリンダから垂設したピストンロッドを共用し、ブラケットに一体付設した第2シリンダとよりなるので、クリップのワーク取付けを確実に行うことができ、しかも、駆動源となるアクチュエータ構造を簡易にして各アクチュエータ構造の各部材をタイミングよく駆動して装置の全長をコンパクトに構成することができる。
本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置の適用例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置の打ち込み動作を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置の打ち込み動作を示す断面図である。 図4におけるチャック爪部分を示すA1方向矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置のクリップ保持状態を示す断面図である。 図6におけるチャック爪部分を示すA2方向矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置のクリップをワークに挿入した状態を示す断面図である。 図8におけるチャック爪部分を示すA3方向矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置のクリップのロック状態を示す断面図である。 図10におけるチャック爪部分を示すA4方向矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置のクリップ打込み後の動作を示す断面図である。 (a)本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置の動作基準を決定するための動作を示す斜視図である。(b)本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置の動作基準を決定するための動作を示す斜視図である。 (a)本発明の一実施形態に係るクリップ自動取り付け装置のクリップ打ち込み状態を示す斜視図である。(b)本発明の一実施形態に係るクリップ自動取り付け装置のクリップ打ち込み状態を示す斜視図である。 制御部の制御状態を示す模式図である。 制御部のブロック図である。 クリップを示す斜視図、平面図、底面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るクリップ自動取付け装置について図面に基づいて説明する。なお、締結部品は、一例として図17に示すグロメットとピンとからなる樹脂製のクリップを使用するものである。なお、クリップを介して車体に張り合わせる固定部材をワークと称して説明する。
本発明のクリップ自動取付け装置Kは、図1に示す車両組み立て工程において、クリップ100を介して車体後部B1にアンダーカバー等のワークWを取り付ける際に、このクリップ100を自動供給して同ワークWの所定個所に打ち込みロックする装置である。
図2及び図3に示す本クリップ自動取付け装置Kは、クリップ揺動パイプ21の先端部21aからクリップ100を上方へエア圧送するクリップ圧送機構20と、クリップ圧送機構20の上端圧送開口部が内部に臨むように併設した筒状のクリップ保持パイプ14と、クリップ保持パイプ14内部のガイドパイプ挿通孔14aに挿通した筒状のガイドパイプ12と、ガイドパイプ12内に挿通したクリップ押上げロッド13と、クリップ保持パイプ14の先端開口部12a1に形成したワーク打込みチャック爪11,11とより構成している。
クリップ圧送機構20は、図3に示すように筒形状の基部21bを揺動自在に枢支したクリップ揺動パイプ21と、同クリップ揺動パイプ21の基部21bに連通連結した圧送ホース22と、同圧送ホース22内にクリップ100を供給するクリップ供給部23(図2参照)及び同クリップ100をエア圧送するエア圧送部24(図2参照)とから構成している。図2中符号Dは本体底部に配設した車輪であり、符号Eはクリップ供給部23、エア圧送部24を収納する本体である。図3中符号21cはクリップ揺動パイプ21の基部21bに設けた枢支部である。
クリップ圧送機構20におけるクリップ揺動パイプ21の先端部はクリップ押上げロッド13を内包するガイドパイプ12の上昇に伴いクリップ押上げロッド13とクリップ揺動パイプ21との当接作動によってクリップ保持パイプ14の側面隣接位置に退去可能に構成することによりクリップ圧送構造20aを構成し、クリップ圧送構造20aの構成部材中、ガイドパイプ12と、クリップ押上げロッド13と、クリップ揺動パイプ21とを駆動するために、第1アクチュエータ機構31をクリップ圧送構造20aに付設している。
図3に示すクリップ揺動パイプ21の側方には、後述するクリップ保持パイプ14を配設し、同クリップ保持パイプ14は上部を開口周縁から斜め楕円形状に切欠して、その切欠部14bに横方向からクリップ揺動パイプ21の先端部21aが傾斜しながら進入自在に常時付勢されている。クリップ保持パイプ14中にはガイドパイプ12を昇降自在に遊嵌しガイドパイプ12中にはクリップ押上げロッド13を昇降自在に遊嵌している。
クリップ保持パイプ14の上方開口部にはクリップ100を挟圧方向に付勢された前後のチャック爪11,11が配設されている。前後のチャック爪11,11の間の空間はクリップ揺動パイプ21の上端開口部からエア圧送させ、ガイドパイプ12により押し上げたクリップ100を挿入することができ、チャック爪11,11間に挿入されたクリップ100の基部を把持された状態でガイドパイプ12とクリップ押上げロッド13の押上作動によりワークWの取付位置にクリップ100が押し込まれ車体後部B1に固定される。
なお、クリップ揺動パイプ21からエア圧送されるクリップ100をチャック爪11に挿入する過程は以下の通りである。
クリップ保持パイプ14中では、降下状態のガイドパイプ12とクリップ押上げロッド13が上昇して、傾斜したクリップ揺動パイプ21はガイドパイプ12の上端縁部により押し上げられて枢支部21cを中心に傾斜から垂直上方に変位し、ガイドパイプ12とクリップ揺動パイプ21は垂直に並列した状態となる。この状態でクリップ押上げロッド13を上昇すればクリップ100の下端面を押し上げてクリップ100が上方のワークWのクリップ打込孔Hに侵入して固定される。
その後、ガイドパイプ12とクリップ押上げロッド13を降下すれば、クリップ揺動パイプ21が元の傾斜位置に戻り、すなわち、クリップ保持パイプ14の切欠部14bへ進入して元の状態となる。
上記のクリップ圧送構造20aを駆動するためのアクチュエータ構造について説明する。
図4に示すように、クリップ圧送構造20aは、第1シリンダ32の第1ピストンロッド33が最大に伸長した状態において、第2シリンダ35はヘッド側ポートにエアを供給することで最下位置に降下しており、ブラケット15を介してガイドパイプ12も最下に降下位置している。
その後、図6に示すように、第1シリンダ32の第1ピストンロッド33を縮小作動すると、第1ピストンロッド33に連結部30を介して連結した第2ピストンロッド36はヘッド側ポートにエアが供給されているため伸長状態を維持しながら第2シリンダ35を上昇させ、さらに、第2シリンダ35に連動して上昇するブラケット15を介してガイドパイプ12を上昇させ、クリップ揺動パイプ21を押し上げて、クリップ保持パイプ14の切欠部14bから退去して垂直方向に変位する。ガイドパイプ12はチャック爪11,11間の未ロック状態のクリップ100に当接し、第1シリンダ32の第1ピストンロッド33の縮小作動が停止することとなる。
ガイドパイプ12の環状の先端部12aは、クリップ100を構成するグロメット101のフランジ部101aに当接し、しかも、筒状のガイドパイプ12はその内部にグロメット101のフランジ部101aから突出したピン102の頭部102aを内包している(図7参照)。
その後、図8に示すように、第2シリンダ35のロッド側ポートにエアを供給することで第2ピストンロッド36を縮小作動すると、第2シリンダ35は上昇してブラケット15を介してガイドパイプ12を更に上昇しクリップ100をチャック爪11の外に押し出し、クリップ100のグロメット101のフランジ部101aがワークWに当接することで第2シリンダ35の第2ピストンロッド36の縮小作動が停止する。
図9に示すように、未ロック状態のクリップ100の先端部は、ワークWのクリップ打込孔H及び車体後部B1の挿通孔B2に挿通しつつ、グロメット101のフランジ部101aにはガイドパイプ12の環状の先端部12aが当接し、さらに、グロメット101のフランジ部101aから突出したピン102の頭部102aを筒状のガイドパイプ12内に内包すると共に頭部102aにクリップ押上げロッド13が当接している。
次に、第3シリンダ38の第3ピストンロッド39を伸長作動すると、第3ピストンロッド39はクリップ押上げロッド13を介してクリップ基部を押圧し、クリップ100のピン102をグロメット101に打ち込むことにより同クリップ100がワークWと車体後部B1とに挿通係合してクリップ固定を完了する。
その後、第1シリンダ32及び第2シリンダ35のヘッド側ポートにエアを供給することで第1ピストンロッド33及び第2ピストンロッド36が伸長して第2シリンダ35を降下させると共に、第2シリンダ35に連結したブラケット15を介して第3シリンダ38及びガイドパイプ12を降下させる。この作動によりクリップ保持パイプ14の切欠部14bが開放されクリップ揺動パイプ21が傾倒する。さらに、第3シリンダ38のロッド側ポートにエアを供給することで第3ピストンロッド39が縮小作動し、クリップ圧送機構20は当初の形態となる。
上記ガイドパイプ12は、その筒内にクリップ押上げロッド13を内包し、その同ガイドパイプ12の上部はクリップ保持パイプ14内に挿通し、同ガイドパイプ12の基部12bはコ字状のブラケット15に連結され、ブラケット15の昇降作動に連動してガイドパイプ12が昇降作動するように構成している。
さらに、上記クリップ保持パイプ14には、ワークW等を撮像する撮像部C(図13(a)、(b)参照)を備えており、撮像部Cは撮像した画像を制御部F(図15参照)に送信する。制御部Fは、この画像に基づいてワークWの座標を算出し、かつワークWの作業位置を決定する。
上述した第1アクチュエータ機構31である第1シリンダ32と第1ピストンロッド33は、後述する制御部Fからの制御信号に基づいて第1ピストンロッド33を伸縮自在に制御される。
また、ブラケット15はクリップ保持パイプ14の下方位置にあり、かつガイドパイプ12の下方の基部12bと一体に連設されている。
ブラケット15の側部には、第1シリンダ32のシリンダロッドを共用する第2シリンダ35を一体に配設し、上述した第1シリンダ32の第1ピストンロッド33と第2シリンダ35の第2ピストンロッド36とは連結部30を介して連結している。
さらに、コ字状のブラケット15の下部には、クリップ押上げロッド13を伸縮作動するための第3ピストンロッド39の第3シリンダ38を配設している。
第2アクチュエータ機構34である第2シリンダ35と第2ピストンロッド36は、後述する制御部Fからの制御信号に基づいて伸縮制御される。
第3アクチュエータ機構37である第3シリンダ38と第3ピストンロッド39は、後述する制御部Fからの制御信号に基づいて第3ピストンロッド39の伸縮作動が制御される。
かかる本クリップ自動取付け装置Kでは、ガイドパイプ12を昇降作動するために、昇降作動する第1シリンダ32をクリップ保持パイプ14側部に一体配設すると共に、第2シリンダ35をブラケット15側部に一体配設することにより、装置の全長(チャック爪11から第2シリンダ35又は第1シリンダ32から第2シリンダ35までの長さ)をコンパクトに構成することができる。
すなわち、全長が長い第1シリンダ32をクリップ保持パイプ14側部に配設することにより、ブラケット15側に配設する場合と比べて、装置の全長を短く構成することができる。例えば、ワークWを取り付ける車体後部B1下の作業スペース(高さ)が狭い場合でも、かかる装置の全長が短いため本クリップ自動取付け装置Kを用いて作業を行うことができる。
また、ブラケット15を介して行うガイドパイプ12の昇降作動を第1アクチュエータ機構31及び第2アクチュエータ機構34の2つの昇降機構で構成することにより、簡易的な構成にもかかわらずクリップ100を確実に支持し、ワークWに搬送及び挿通することができる。
すなわち、クリップ100の支持及び搬送工程を2つの昇降機構で構成することにより、1つの昇降機構で実現する場合と比べて、簡易的な制御でクリップ100の支持及び搬送ができる。例えば、1つの昇降機構で本発明の第1アクチュエータ機構31と第2アクチュエータ機構34と同様の動作を実現しようとした場合、昇降機構は上昇作動を開始してクリップ100を支持した時点で一度停止し、その後、クリップ100を支持しながら再度上昇作動し、クリップ100がワークWに挿通された時点で停止する。このように1つの昇降機構では2段階の上昇・停止作動を必要とするため、その制御が煩雑であると共に頻繁な上昇・停止作動により昇降機構の頻繁なメンテナンスを必要とする。
一方、第1アクチュエータ機構31及び第2アクチュエータ機構34の2つの昇降機構でクリップ100を支持・搬送する場合、各アクチュエータ機構が単独で上昇・停止作動するため、その制御を単純化できるとともに作動回数が単独の昇降機構と比較して半分で済み各昇降機構のメンテナンス回数を削減できる。
また、クリップ押上げロッド13の昇降作動を第3アクチュエータ機構37で構成することにより、クリップ100を確実にロック状態にできる。
すなわち、第3アクチュエータ機構37の第3シリンダ38のヘッド側ポートにエアを供給して第3ピストンロッド39を伸長作動すると、上昇するクリップ押上げロッド13により同クリップ100を確実にロック作動することができる。
図3に示すチャック爪11,11は、常時閉じる方向に付勢可能に構成しており、同チャック爪11,11はクリップ揺動パイプ21より圧送されたクリップ100を保持し、同クリップ100がチャック爪11,11外に押し出されるとチャック爪11,11を元の閉じた位置に復帰するように構成している。
また、チャック爪11,11の内部には、圧送されるクリップ100を保持しつつガイド可能な凹部11c,11cが形成されている。図中符号11dは、チャック爪11の枢支部である。
チャック爪11,11には付勢するチャック爪用バネ(図示しない)がそれぞれ配されており、このチャック爪11,11の先端をそれぞれ閉じる方向に常時付勢可能に構成されている。チャック爪用バネの付勢力は、ガイドパイプ12がチャック爪11,11の凹部11c,11cを進行可能な力で設定しており、すなわち、同ガイドパイプ12が凹部11cに沿って上昇するとチャック爪11,11を開く方向に揺動させる一方で、同ガイドパイプ12が降下するとチャック爪11,11を元の閉じた位置に復帰する。
図15に示すように、上記クリップ圧送機構20や撮像部C、後述するアーム機構A、第1アクチュエータ機構31、第2アクチュエータ機構34、第3アクチュエータ機構37等は、制御部Fにより制御される。
図16に示すように、制御部Fは、中央演算装置(CPU)40とROM41と、RAM42と、入出力部43、表示入力デバイスとしてのタッチパネル44、データを送受信するためのデータバス45等を有する。なお、表示入力デバイスの一例としてタッチパネルを用いたが、各種スイッチで構成してもよい。また、ROM41、RAM42にはフラッシュメモリー等の不揮発メモリーを用いてもよい。
制御部Fにおいて各制御・実行するためのプログラムはROM41に格納されており、制御部Fは必要に応じてROM41よりプログラムを読み出して実行するようにしている。
また、クリップ自動取付け装置Kは、様々な位置および角度に姿勢制御されるアーム機構Aを備えており、例えば、アーム機構A(図2参照)は6つの関節を有する6軸アームである。制御部Fはアーム機構Aを3次元的に移動させ、チャック爪11,11の先端がワークW上の所定のクリップ打込孔Hに相対的に位置したのち、同チャック爪11,11間のクリップ100を確実にワークW及び車体Bに打ち込むことができる。
[クリップの構造]
ワークWに圧入するクリップ100の構造について詳説する。
図17に示すように、クリップ100はフランジ部101aを有するグロメット101と、グロメット101に係合するピン102とから構成している。
グロメット101のフランジ部101aにはピン102を挿入する挿入孔101bを穿設し、同挿入孔101bの周縁には複数の分割脚部101c,・・,101cを立設し、隣接する分割脚部101c,101cの間にはピン102のリブ102cを係合するリブ溝101dを形成し、また、分割脚部101cの先端には内方に突起101eを形成し、その先端周縁には門型脚部101gを連結した構成としている。
ピン102は、円盤形状の頭部102aに上記グロメット101に係合する軸部102bを立設した構成としており、軸部102bの軸線方向でかつ周面には、グロメット101のリブ溝101dに係合するリブ102cを形成している。
未ロック状態のクリップにおいて、グロメット101のフランジ部101aの挿入孔101bにピン102を中途まで挿通し、フランジ部101aから下方にピン102の頭部102aが突出した構成としている。
[クリップ自動取付け装置の動作]
本クリップ自動取付け装置KによるワークW(例えば、アンダーカバー)及び車体後部B1へのクリップ取付け動作を説明する。
図1に示すように、ワークWを取り付ける車体Bは上部よりハンガーTにより吊り上げられた状態で搬送されている。ハンガーTの下部にはレールR,R上をクリップ自動取付け装置Kが移動自在に構成されている。クリップ自動取付け装置Kは車体後部B1下に到達すると、ハンガーTの搬送速度と同期してハンガーTとクリップ自動取付け装置Kとの位置関係を固定する。また、事前に車体後部B1にはワークWのクリップ打込孔H1,H1,H2(図13(a)、(b)参照)にクリップ100を挿通してワークWを仮止めしており、以下の工程においてクリップ自動取付け装置Kは同ワークWの複数のクリップ打込孔H,・・,H(図13(a)、(b)参照)にクリップ100,・・,100を挿通してロックすることで、ワークWと車体後部B1とを一体とする。
本発明のクリップ自動取付け装置Kは、車体後部B1に停車し、図13(a)及び図13(b)に示すように、ワークWの車両前方側の左右端部に位置するクリップ打込孔H1,H1のいずれか一方(例えば、図13(a)の左側に位置するクリップ打込孔H1)を撮像部Cで撮像し、次に他方のクリップ打込孔H1(例えば、図13(b)の右側に位置するクリップ打込孔H1)を撮像して、制御部Fがその2つの画像情報に基づいてワークWの基準点を算出する。本クリップ自動取付け装置Kは、このワークW上の基準点に基づいて、図14(a)に示すように、アーム機構Aを右方向に駆動しワークWを固定するための8箇所のクリップ打込孔の内、仮止めのクリップ打込孔H1,H1,H2を除く残りの5箇所のクリップ打込孔H、・・・、Hのうち、第1のクリップ打込孔H(図14(b)ではワークWの右下段)にクリップ100を打ち込む準備を開始する。
車体B側の挿通孔B2とワークWのクリップ打込孔Hを連通状態としてアーム機構Aを駆動し、図14(a)に示すようにチャック爪11,11の先端がワークWのクリップ打込孔Hと相対する位置(原位置と称する)に移動する。
ここで、クリップ圧送機構20(図2参照)は、クリップ供給部23より圧送ホース22内に未ロック状態の上記クリップ100を供給し、エア圧送部24(図2参照)よりエアを供給し同圧送ホース22内のクリップ100をエア圧送する。
図3に示すように、クリップ100は圧送ホース22、クリップ揺動パイプ21内を順に通過して、前後のチャック爪11,11の凹部11c,11c間に保持される(図5参照)。
図4に示すように、第1シリンダ32の第1ピストンロッド33を縮小すると、連結部30を介してロッドを共用する第2シリンダ35が上昇し、さらに、第2シリンダ35と一体のブラケット15がクリップ保持パイプ14に向かって上昇を開始する。同時に、このブラケット15に連結したガイドパイプ12及び同パイプに挿通したクリップ押上げロッド13も上昇する。
かかるガイドパイプ12の上昇作動により同ガイドパイプ12の先端部12aはクリップ揺動パイプ21を下から押上げて、クリップ揺動パイプ21は垂直姿勢に変位して、図6に示すようにクリップ保持パイプ14側面に隣接した隣接状態となる。
さらに上昇するガイドパイプ12の先端部12aは、チャック爪11,11の間に把持したクリップ100のグロメット101のフランジ部101aに当接すると、第1シリンダ32の第1ピストンロッド33の縮小作動が終了する。すなわち、ガイドパイプ12の環状の先端部12aは、グロメット101のフランジ部101aの周縁に当接すると共に同ガイドパイプ12内には未ロック状態のピン102の頭部102aを内包し、さらにクリップ押上げロッド13の先端はピン102の頭部102aに当接することとなる。
なお、ガイドパイプ12の進出の際、環状の先端部12aは未ロック状態のピン102の頭部102aへの接触をさけながらグロメット101のフランジ部101aの周縁に当接することができる。図5に示すように、未ロック状態のクリップ100は、グロメット101内にピン102先端から中途部分までを挿通し、このときグロメット101のフランジ部101a下方にはリブ102c下部及び頭部102aを突出した構造となる。
図8に示すように、第2シリンダ35の第2ピストンロッド36を縮小作動すると、ブラケット15がクリップ保持パイプ14に向かって上昇を開始すると共に、このブラケット15に連結したガイドパイプ12もさらに上昇する。この上昇作動に伴ってガイドパイプ12先端の未ロック状態のクリップ100はチャック爪11,11の外に押し出される。このクリップ100の先端部分はワークWに穿設したクリップ打込孔H、車体後部B1の挿通孔B2の順に差し込まれた状態となる。このときグロメット101のフランジ部101aはワークWのクリップ打込孔Hの周縁に当接した状態となり、第2シリンダ35の第2ピストンロッド36の縮退作動が終了する。
図9及び図10、図14(b)に示すように、第3シリンダ38の第3ピストンロッド39を伸長作動すると、第3ピストンロッド39に連結したクリップ押上げロッド13の先端部13aはクリップ100のピン102の頭部102aを押圧しながら進出することにより、グロメット101の各分割脚部101cの突起101eをピン102の軸部102bが押圧し、各分割脚部101cを拡開することで膨出部100aを形成する。この膨出部100aは両孔H,B2からの抜けを規制することにより、クリップ100を介してワークWを車体Bにロックすることができる。すなわち、クリップ100の先端はワークWのクリップ打込孔Hから車体後部B1の挿通孔B2に挿通されたままで車体Bの挿通孔B2から突き出しており(図6において車体B内部側に突出)、その後、図11に示すように挿通孔B2から突き出したクリップ中途には拡開した膨出部100aを形成し、第3シリンダ38の第3ピストンロッド39の伸長作動が終了する。この際、クリップ100の膨出部100aの径は挿通孔B2の径よりも大きくなる。
かかる各シリンダ32,35,38の作動により、ガイドパイプ12はクリップ100を保持しながらチャック爪11,11を押し開き、そのクリップ100の先端からワークWのクリップ打込孔H、車体後部B1の挿通孔B2に挿通し、最終的にはクリップ中途には拡開した膨出部100aを形成し、この膨出部100aは両孔H,B2からの抜けを規制することによりワークWを車体Bにロックすることができる。
先ほどと逆の順序で第1シリンダ32、第2シリンダ35、第3シリンダ38を作動することで、チャック爪11,11は元の閉じた位置に復帰し、かつ、クリップ揺動パイプ21は、クリップ保持パイプ14の切欠部14bに付勢した位置に復帰する(図12参照)。
次に本クリップ自動取付け装置Kは、アーム機構Aを作動しワークW上の第2のクリップ打込孔Hにクリップ100を打ち込む準備を実行する。上述と同様の動作を行うことでクリップ100の打ち込みが実行される。このようにして本クリップ自動取付け装置KはワークW上のすべてのクリップ打込孔H,H1,H2にクリップ100を打ち込む作業が完了すると、アーム機構Aを折り曲げて動作を停止する。
本実施形態のクリップ自動取付け装置Kによれば、自動的に撮像部CによりワークW上の所定のクリップ打込孔Hを決定し、アーム機構Aを駆動してチャック爪11,11の先端をワークWのクリップ打込孔Hと相対する位置に移動し、未ロック状態のクリップ100をチャック爪11,11間に保持して、同クリップ100を下方から上昇してくるガイドパイプ12により保持しながらチャック爪11先端より押し出しつつワークWのクリップ打込孔Hと車体後部B1の挿通孔B2とに挿通し、さらに、クリップ100のピン102をクリップ押上げロッド13を上昇して押圧することにより、クリップ100の中途部には膨出部100aを形成しロック状態とし、このクリップ100を介して車体BにワークWをロックすることができる。
なお、クリップの一例として図17に示すクリップを用いて説明をしたが、グロメットとピンからなるクリップ構造であるなら特に限定されるものではない。
また、本発明はアーム機構Aの先端部に取り付けたクリップ自動取付け装置Kを付け替えることでクリップ取り付けに限らず、ねじとドライバービットを備えたねじ自動取付け装置をアーム機構Aに連結することで、ワークWをねじで締結するように変更できる。
また、本実施形態において、第1アクチュエータ機構31、第2アクチュエータ機構34、第3アクチュエータ機構37はエアの供給によって縮小、伸長作動するエアシリンダとして記載しているが、各アクチュエータ機構は上述の実施形態に限定されず電気信号によってロッドの縮小、伸長作動する電動シリンダで構成されていてもよい。
以上のように実施形態を用いて説明した本発明に係るクリップ自動取付け装置は、上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨に沿う範囲で、種々の態様を採用することができる。
上述した実施形態では、本発明に係るクリップ自動取付け装置の適用例として、クリップを介して車体にワークを組付ける組付け作業への適用例について説明したが、本発明に係るクリップ自動取付け装置は、ワーク同士やその他の部品を組付ける作用全般に適用可能である。このように、本発明は、車両に限らず、各種産業設備・機器に幅広く応用が可能であり、本発明に係るクリップ自動取付装置によれば、自動的にクリップを取り付けることができ、工程での作業性の向上を図ることができる。
B 車体
B1 車体後部
B2 挿通孔
T 作業台
R レール
W ワーク
H,H1,H2 クリップ打込孔
K クリップ自動取付け装置
11 チャック爪
11a 先端
11b 基部開口部
11c 凹部
11d 枢支部
12 ガイドパイプ
12a 先端部
12a1 先端開口部
12b 基部
13 クリップ押上げロッド
13a 先端部
14 クリップ保持パイプ
14a ガイドパイプ挿通孔
14b 切欠部
15 ブラケット
20 クリップ圧送機構
20a クリップ圧送構造
21 クリップ揺動パイプ
21a 先端部
21b 基部
21c 枢支部
22 圧送ホース
23 クリップ供給部
24 エア圧送部
30 連結部
31 第1アクチュエータ機構
32 第1シリンダ
33 第1ピストンロッド
34 第2アクチュエータ機構
35 第2シリンダ
36 第2ピストンロッド
37 第3アクチュエータ機構
38 第3シリンダ
39 第3ピストンロッド
A アーム機構
C 撮像部
D 車輪
E 本体
F 制御部
40 CPU
41 ROM
42 RAM
43 入出力部
44 タッチパネル
45 データバス
100 クリップ
100a 膨出部
101 グロメット
101a フランジ部
101b 挿入孔
101c 分割脚部
101d リブ溝
101e 突起
101f 開口部
101g 門型脚部
102 ピン
102a 頭部
102b 軸部
102c リブ

Claims (1)

  1. クリップ揺動パイプの先端部からクリップを上方へエア圧送するクリップ圧送機構と、
    クリップ揺動パイプの上端圧送開口部が内部に臨むように併設したクリップ保持パイプと、
    クリップ保持パイプの内部に挿通したガイドパイプと、
    ガイドパイプ内に挿通したクリップ押上げロッドと、
    クリップ保持パイプの先端開口部に形成したクリップ打込みチャック爪とより構成し、
    しかも、クリップ圧送機構におけるクリップ揺動パイプの先端部はクリップ押上げロッドを内包するガイドパイプの上昇に伴いクリップ押上げロッドとクリップ揺動パイプとの当接作動によってクリップ保持パイプの側面隣接位置に退去可能に構成することによりクリップ圧送構造を構成し、クリップ圧送構造の構成部材中、ガイドパイプと、クリップ押上げロッドと、クリップ揺動パイプとを駆動するために、アクチュエータ構造をクリップ圧送構造に付設し
    アクチュエータ構造は、
    クリップ保持パイプに一体付設した第1シリンダと、
    クリップ押し上げロッドの下端に連設した第3シリンダと、
    第1シリンダから垂設したピストンロッドを共用しつつ、ガイドパイプの下部に連設したブラケットに一体付設した第2シリンダと、
    を含む、
    ことを特徴とするクリップ自動取付装置。
JP2020001468A 2020-01-08 2020-01-08 クリップ自動取付け装置 Active JP7469047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020001468A JP7469047B2 (ja) 2020-01-08 2020-01-08 クリップ自動取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020001468A JP7469047B2 (ja) 2020-01-08 2020-01-08 クリップ自動取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021109265A JP2021109265A (ja) 2021-08-02
JP7469047B2 true JP7469047B2 (ja) 2024-04-16

Family

ID=77058685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020001468A Active JP7469047B2 (ja) 2020-01-08 2020-01-08 クリップ自動取付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7469047B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166332A (ja) 2000-11-30 2002-06-11 T S Tec Kk 自動ねじ締め機
JP2013107158A (ja) 2011-11-18 2013-06-06 Nitto Seiko Co Ltd チャックユニット
US20140262405A1 (en) 2013-03-13 2014-09-18 Denso International America, Inc. Screw tightening rubbish vacuum
JP2017109292A (ja) 2015-12-18 2017-06-22 日東精工株式会社 ねじ締め機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166332A (ja) 2000-11-30 2002-06-11 T S Tec Kk 自動ねじ締め機
JP2013107158A (ja) 2011-11-18 2013-06-06 Nitto Seiko Co Ltd チャックユニット
US20140262405A1 (en) 2013-03-13 2014-09-18 Denso International America, Inc. Screw tightening rubbish vacuum
JP2017109292A (ja) 2015-12-18 2017-06-22 日東精工株式会社 ねじ締め機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021109265A (ja) 2021-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101075806B1 (ko) 롤러 헤밍용 지그 장치
US7337891B2 (en) Clamping apparatus for works
JP2007022310A (ja) ルーフガラス移載治具
CN107719515B (zh) 车体组装系统
US6810570B2 (en) Method of attaching a connector element to a duct flange
JP6185293B2 (ja) チャックのジョー自動交換装置
JP7469047B2 (ja) クリップ自動取付け装置
KR102407224B1 (ko) 가공물 상에 연결 엘리먼트를 배치하기 위한 디바이스 및 방법
JP4757184B2 (ja) パネルへの部品取り付け方法及びその取り付け装置
CN112707127B (zh) 定位机构
JP2000190142A (ja) 自動ねじ締め機
JP4984301B2 (ja) ボルト締付け方法及び装置
KR100980885B1 (ko) 그리퍼 겸용 스폿 용접장치
KR20050002886A (ko) 바이스의 스페이서 블록
CN217097435U (zh) 一种侧推双控弹性夹持治具及装夹设备
CN219074945U (zh) 一种用于驻车固定支架自导正夹具
CN215618068U (zh) 一种快换机器人手爪装置
KR102334652B1 (ko) 차량용 자동 클립 장착기의 압입기구
JPH09174354A (ja) 自動ねじ締め機
CN220296311U (zh) 组装装置
JPH09174352A (ja) 自動ねじ締め機
CN219787314U (zh) 一种自动锁卡扣机构
CN211517523U (zh) 一种水管自动压装机构
JP2005096712A (ja) ワーク位置決め装置およびワーク位置決め方法
KR0151419B1 (ko) 공작물 지지장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7469047

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150