JP7469047B2 - クリップ自動取付け装置 - Google Patents
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Description
自動ねじ締め装置では、グロメットにピンを仮係合した状態のクリップをエア圧送し、一対の保持爪に保持したのちに、同クリップを上昇するドライバービットで押圧すると、クリップがワークに到達する前にロックされてしまう問題があった。すなわち、保持爪に挟持されたままのクリップは、下方から上昇してくるドライバービットに押圧されるため、保持爪の付勢力に抗することができないままロックされることとなる。
なお、クリップ揺動パイプ21からエア圧送されるクリップ100をチャック爪11に挿入する過程は以下の通りである。
図4に示すように、クリップ圧送構造20aは、第1シリンダ32の第1ピストンロッド33が最大に伸長した状態において、第2シリンダ35はヘッド側ポートにエアを供給することで最下位置に降下しており、ブラケット15を介してガイドパイプ12も最下に降下位置している。
さらに、コ字状のブラケット15の下部には、クリップ押上げロッド13を伸縮作動するための第3ピストンロッド39の第3シリンダ38を配設している。
すなわち、全長が長い第1シリンダ32をクリップ保持パイプ14側部に配設することにより、ブラケット15側に配設する場合と比べて、装置の全長を短く構成することができる。例えば、ワークWを取り付ける車体後部B1下の作業スペース(高さ)が狭い場合でも、かかる装置の全長が短いため本クリップ自動取付け装置Kを用いて作業を行うことができる。
また、ブラケット15を介して行うガイドパイプ12の昇降作動を第1アクチュエータ機構31及び第2アクチュエータ機構34の2つの昇降機構で構成することにより、簡易的な構成にもかかわらずクリップ100を確実に支持し、ワークWに搬送及び挿通することができる。
すなわち、クリップ100の支持及び搬送工程を2つの昇降機構で構成することにより、1つの昇降機構で実現する場合と比べて、簡易的な制御でクリップ100の支持及び搬送ができる。例えば、1つの昇降機構で本発明の第1アクチュエータ機構31と第2アクチュエータ機構34と同様の動作を実現しようとした場合、昇降機構は上昇作動を開始してクリップ100を支持した時点で一度停止し、その後、クリップ100を支持しながら再度上昇作動し、クリップ100がワークWに挿通された時点で停止する。このように1つの昇降機構では2段階の上昇・停止作動を必要とするため、その制御が煩雑であると共に頻繁な上昇・停止作動により昇降機構の頻繁なメンテナンスを必要とする。
一方、第1アクチュエータ機構31及び第2アクチュエータ機構34の2つの昇降機構でクリップ100を支持・搬送する場合、各アクチュエータ機構が単独で上昇・停止作動するため、その制御を単純化できるとともに作動回数が単独の昇降機構と比較して半分で済み各昇降機構のメンテナンス回数を削減できる。
また、クリップ押上げロッド13の昇降作動を第3アクチュエータ機構37で構成することにより、クリップ100を確実にロック状態にできる。
すなわち、第3アクチュエータ機構37の第3シリンダ38のヘッド側ポートにエアを供給して第3ピストンロッド39を伸長作動すると、上昇するクリップ押上げロッド13により同クリップ100を確実にロック作動することができる。
また、チャック爪11,11の内部には、圧送されるクリップ100を保持しつつガイド可能な凹部11c,11cが形成されている。図中符号11dは、チャック爪11の枢支部である。
ワークWに圧入するクリップ100の構造について詳説する。
図17に示すように、クリップ100はフランジ部101aを有するグロメット101と、グロメット101に係合するピン102とから構成している。
本クリップ自動取付け装置KによるワークW(例えば、アンダーカバー)及び車体後部B1へのクリップ取付け動作を説明する。
図3に示すように、クリップ100は圧送ホース22、クリップ揺動パイプ21内を順に通過して、前後のチャック爪11,11の凹部11c,11c間に保持される(図5参照)。
かかるガイドパイプ12の上昇作動により同ガイドパイプ12の先端部12aはクリップ揺動パイプ21を下から押上げて、クリップ揺動パイプ21は垂直姿勢に変位して、図6に示すようにクリップ保持パイプ14側面に隣接した隣接状態となる。
なお、ガイドパイプ12の進出の際、環状の先端部12aは未ロック状態のピン102の頭部102aへの接触をさけながらグロメット101のフランジ部101aの周縁に当接することができる。図5に示すように、未ロック状態のクリップ100は、グロメット101内にピン102先端から中途部分までを挿通し、このときグロメット101のフランジ部101a下方にはリブ102c下部及び頭部102aを突出した構造となる。
B1 車体後部
B2 挿通孔
T 作業台
R レール
W ワーク
H,H1,H2 クリップ打込孔
K クリップ自動取付け装置
11 チャック爪
11a 先端
11b 基部開口部
11c 凹部
11d 枢支部
12 ガイドパイプ
12a 先端部
12a1 先端開口部
12b 基部
13 クリップ押上げロッド
13a 先端部
14 クリップ保持パイプ
14a ガイドパイプ挿通孔
14b 切欠部
15 ブラケット
20 クリップ圧送機構
20a クリップ圧送構造
21 クリップ揺動パイプ
21a 先端部
21b 基部
21c 枢支部
22 圧送ホース
23 クリップ供給部
24 エア圧送部
30 連結部
31 第1アクチュエータ機構
32 第1シリンダ
33 第1ピストンロッド
34 第2アクチュエータ機構
35 第2シリンダ
36 第2ピストンロッド
37 第3アクチュエータ機構
38 第3シリンダ
39 第3ピストンロッド
A アーム機構
C 撮像部
D 車輪
E 本体
F 制御部
40 CPU
41 ROM
42 RAM
43 入出力部
44 タッチパネル
45 データバス
100 クリップ
100a 膨出部
101 グロメット
101a フランジ部
101b 挿入孔
101c 分割脚部
101d リブ溝
101e 突起
101f 開口部
101g 門型脚部
102 ピン
102a 頭部
102b 軸部
102c リブ
Claims (1)
- クリップ揺動パイプの先端部からクリップを上方へエア圧送するクリップ圧送機構と、
クリップ揺動パイプの上端圧送開口部が内部に臨むように併設したクリップ保持パイプと、
クリップ保持パイプの内部に挿通したガイドパイプと、
ガイドパイプ内に挿通したクリップ押上げロッドと、
クリップ保持パイプの先端開口部に形成したクリップ打込みチャック爪とより構成し、
しかも、クリップ圧送機構におけるクリップ揺動パイプの先端部はクリップ押上げロッドを内包するガイドパイプの上昇に伴いクリップ押上げロッドとクリップ揺動パイプとの当接作動によってクリップ保持パイプの側面隣接位置に退去可能に構成することによりクリップ圧送構造を構成し、クリップ圧送構造の構成部材中、ガイドパイプと、クリップ押上げロッドと、クリップ揺動パイプとを駆動するために、アクチュエータ構造をクリップ圧送構造に付設し、
アクチュエータ構造は、
クリップ保持パイプに一体付設した第1シリンダと、
クリップ押し上げロッドの下端に連設した第3シリンダと、
第1シリンダから垂設したピストンロッドを共用しつつ、ガイドパイプの下部に連設したブラケットに一体付設した第2シリンダと、
を含む、
ことを特徴とするクリップ自動取付装置。
Priority Applications (1)
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JP2020001468A JP7469047B2 (ja) | 2020-01-08 | 2020-01-08 | クリップ自動取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021109265A JP2021109265A (ja) | 2021-08-02 |
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Family
ID=77058685
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JP2020001468A Active JP7469047B2 (ja) | 2020-01-08 | 2020-01-08 | クリップ自動取付け装置 |
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Citations (4)
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JP2002166332A (ja) | 2000-11-30 | 2002-06-11 | T S Tec Kk | 自動ねじ締め機 |
JP2013107158A (ja) | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Nitto Seiko Co Ltd | チャックユニット |
US20140262405A1 (en) | 2013-03-13 | 2014-09-18 | Denso International America, Inc. | Screw tightening rubbish vacuum |
JP2017109292A (ja) | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 日東精工株式会社 | ねじ締め機 |
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2020
- 2020-01-08 JP JP2020001468A patent/JP7469047B2/ja active Active
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US20140262405A1 (en) | 2013-03-13 | 2014-09-18 | Denso International America, Inc. | Screw tightening rubbish vacuum |
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