JP7468205B2 - 光ファイバの製造装置 - Google Patents
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Description
光ファイバ母材を加熱する加熱炉と、
前記光ファイバ母材から線引きされたガラスファイバに樹脂を塗布する被覆装置と、
前記ガラスファイバの周囲に樹脂が被覆された光ファイバを引き取る引取り装置と、
前記光ファイバを巻き取る巻取り装置と、
前記ガラスファイバまたは前記光ファイバが断線した場合、前記加熱炉から前記被覆装置までの第一区間、前記被覆装置から前記引取り装置までの第二区間、および前記引取り装置から前記巻取り装置までの第三区間において、前記ガラスファイバまたは前記光ファイバの断線が発生している区間を特定する断線判断装置と、
を備えている。
最初に本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
本開示の光ファイバの製造装置は、
(1)光ファイバ母材を加熱する加熱炉と、
前記光ファイバ母材から線引きされたガラスファイバに樹脂を塗布する被覆装置と、
前記ガラスファイバの周囲に樹脂が被覆された光ファイバを引き取る引取り装置と、
前記光ファイバを巻き取る巻取り装置と、
前記ガラスファイバまたは前記光ファイバが断線した場合、前記加熱炉から前記被覆装置までの第一区間、前記被覆装置から前記引取り装置までの第二区間、および前記引取り装置から前記巻取り装置までの第三区間において、前記ガラスファイバまたは前記光ファイバの断線が発生している区間を特定する断線判断装置と、
を備えている。
前記引取り装置と前記巻取り装置の間に配置されており、前記光ファイバの張力を調整する張力調整ローラを備えており、
前記断線判断装置は、前記張力調整ローラの位置に基づいて前記第三区間において前記光ファイバが断線していると判断してもよい。
前記引取り装置と前記巻取り装置の間に配置されており、前記光ファイバの張力を測定する第一張力測定装置を備えており、
前記断線判断装置は、前記張力調整ローラの位置および前記光ファイバの張力の測定値に基づいて、前記第三区間において前記光ファイバが断線していると判断してもよい。
前記加熱炉と前記被覆装置の間に配置されており、前記ガラスファイバの外径を測定する第一外径測定装置と、
前記被覆装置と前記引取り装置の間に配置されており、前記光ファイバの外径を測定する第二外径測定装置と、
を備えており、
前記断線判断装置は、
前記ガラスファイバが前記第一の外径測定装置の測定可能な領域から外れている場合、前記第一区間において前記ガラスファイバが断線していると判断し、
前記光ファイバが前記第二の外径測定装置の測定可能な領域から外れている場合、前記第二区間において前記光ファイバが断線していると判断してもよい。
前記加熱炉と前記被覆装置の間に配置されており、前記ガラスファイバの張力を測定する第二張力測定装置と、
前記被覆装置と前記引取り装置の間に配置されており、前記光ファイバの張力を測定する第三張力測定装置と、
を備えており、
前記断線判断装置は、
前記ガラスファイバが前記第一外径測定装置の測定可能な領域から外れておりかつ前記第二張力測定装置による前記ガラスファイバの張力の測定値がゼロである場合、前記第一区間において前記ガラスファイバが断線していると判断し、
前記光ファイバが前記第二外径測定装置の測定可能な領域から外れておりかつ前記第三張力測定装置による前記光ファイバの張力の測定値がゼロである場合、前記第二区間において前記光ファイバが断線していると判断してもよい。
前記被覆装置と前記引取り装置の間に配置されており、前記第一区間において前記ガラスファイバが断線していると判断された場合に前記被覆装置の樹脂を受け入れる樹脂受け部を備えてもよい。
前記加熱炉と前記被覆装置の間に配置されており、前記第二区間において前記光ファイバが断線していると判断された場合に前記ガラスファイバを繰り出すピンチローラを備えてもよい。
本開示の実施形態に係る光ファイバの製造装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2:加熱炉
3:ダイス
4:キャプスタン
5:巻取りボビン
6:制御装置
7:フィーダ
8:冷却装置
9:樹脂硬化装置
10:張力測定装置
11:外径測定装置
12:外径測定装置
13:張力測定装置
14:スクリーニング装置
15:ダンサローラ装置
16:ピンチローラ
17:吸引ノズル
18:シャッター
19:樹脂受け部
20:吸引ノズル
21:吸引ノズル
41:キャプスタンベルト
42:キャプスタンローラ
43:ローラ
131:張力測定ローラ
132:測定器
141:スクリーニングローラ
142:張力測定装置
151:固定ローラ
152:ダンサローラ
153:位置センサ
201:炉心管
202:ヒータ
G:光ファイバ母材
G1:ガラスファイバ
G2:光ファイファイバ
Claims (7)
- 光ファイバ母材を加熱する加熱炉と、
前記光ファイバ母材から線引きされたガラスファイバに樹脂を塗布する被覆装置と、
前記ガラスファイバの周囲に樹脂が被覆された光ファイバを引き取る引取り装置と、
前記光ファイバを巻き取る巻取り装置と、
前記ガラスファイバまたは前記光ファイバが断線した場合、前記加熱炉から前記被覆装置までの第一区間、前記被覆装置から前記引取り装置までの第二区間、および前記引取り装置から前記巻取り装置までの第三区間において、最初に断線を検知した区間を前記ガラスファイバまたは前記光ファイバの断線が発生している区間と特定する断線判断装置と、
を備えている、光ファイバの製造装置。 - 前記引取り装置と前記巻取り装置の間に配置されており、前記光ファイバの張力を調整する張力調整ローラを備えており、
前記断線判断装置は、前記張力調整ローラの位置に基づいて前記光ファイバが断線していると判断する、請求項1に記載の光ファイバの製造装置。 - 前記引取り装置と前記巻取り装置の間に配置されており、前記光ファイバの張力を測定する第一張力測定装置を備えており、
前記断線判断装置は、前記張力調整ローラの位置および前記光ファイバの張力の測定値に基づいて、前記光ファイバが断線していると判断する、請求項2に記載の光ファイバの製造装置。 - 前記加熱炉と前記被覆装置の間に配置されており、前記ガラスファイバの外径を測定する第一外径測定装置と、
前記被覆装置と前記引取り装置の間に配置されており、前記光ファイバの外径を測定する第二外径測定装置と、
を備えており、
前記断線判断装置は、
前記ガラスファイバが前記第一の外径測定装置の測定可能な領域から外れている場合、前記ガラスファイバが断線していると判断し、
前記光ファイバが前記第二の外径測定装置の測定可能な領域から外れている場合、前記光ファイバが断線していると判断する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光ファイバの製造装置。 - 前記加熱炉と前記被覆装置の間に配置されており、前記ガラスファイバの張力を測定する第二張力測定装置と、
前記被覆装置と前記引取り装置の間に配置されており、前記光ファイバの張力を測定する第三張力測定装置と、
を備えており、
前記断線判断装置は、
前記ガラスファイバが前記第一外径測定装置の測定可能な領域から外れておりかつ前記第二張力測定装置による前記ガラスファイバの張力の測定値がゼロである場合、前記ガラスファイバが断線していると判断し、
前記光ファイバが前記第二外径測定装置の測定可能な領域から外れておりかつ前記第三張力測定装置による前記光ファイバの張力の測定値がゼロである場合、前記光ファイバが断線していると判断する、請求項4に記載の光ファイバの製造装置。 - 前記被覆装置と前記引取り装置の間に配置されており、前記第一区間において前記ガラスファイバが断線していると判断された場合に前記被覆装置の樹脂を受け入れる樹脂受け部を備えている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光ファイバの製造装置。
- 前記加熱炉と前記被覆装置の間に配置されており、前記第二区間において前記光ファイバが断線していると判断された場合に前記ガラスファイバを繰り出すピンチローラを備えている、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光ファイバの製造装置。
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