JP7465166B2 - 枝管接続部材 - Google Patents

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Description

本発明は、枝管接続部材に関するものである。
従来、既設の下水道等の本管に対して枝管を接続するために枝管接続部材が用いられている(例えば、特許文献1)。
上記特許文献1の枝管接続部材は、2個の分割片を、ヒンジ軸を用いて屈折伸長可能に連結して構成されている。また、上記枝管接続部材は、本管に開削された挿通穴に屈折状態で挿通した後、伸長させて復帰状態とすることで、本管に固定される。本管に固定された枝管接続部材は、前記挿通穴を通して外方へ延びる筒状の枝管接続部を有しており、当該枝管接続部に枝管が接続されるものである。
特許第5684062号
ここで、上記枝管接続部材のヒンジ軸は、2個の分割片どうしの合わせ部(以下単に合わせ部という)の母線方向に沿った面内に位置するように設けられている。すなわち、前記ヒンジ軸は、前記分割片の回動軸心と一致している。このため、上記特許文献1の枝管接続部材は、前記分割片を屈折変形させた変形状態とした際に、前記合わせ部に隙間が形成されない。従って、当該枝管接続部材を屈折させて本管の挿通穴に挿通する際に、前記合わせ部に異物が付着すると、異物が堆積しやすい。
ところで、前記枝管接続部材は、既設の下水管等の本管に取り付けられるものであるので、前記枝管接続部材を前記本管に取り付けるために、まず、地中に埋設された前記本管を掘り起こすことが行われる。続いて、当該本管を開削して設けた開口部分に前記枝管接続部材が取り付けられる。このため、前記枝管接続部材を前記本管に取り付けるに際して、本管外周面の土砂や、本管内周面に堆積した下水等の堆積物が当該枝管接続部材上に降り掛かりやすい環境にある。従って、上記特許文献1の枝管接続部材のように、施工に際して屈折変形させた状態(変形状態)と、伸長させた状態(伸長状態)とに切り替え可能な部材を用いる場合には、当該部材の合わせ部に土砂等の異物が侵入したり、噛み込んだりする問題が生じやすい。このような問題が生じる懸念があると、上記特許文献1の分割片のような部材を変形状態とした状況において、土砂等の異物が侵入して堆積したり、噛み込んだりしないように配慮せねばならず、その分だけ施工性が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、施工に際して屈曲変形した変形状態と、伸長状態とに切り替え可能な部材において、土砂等の異物が堆積したり噛み込んだりすることによる施工性の低下を抑制可能な枝管接続部材を提供することを目的とする。
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の枝管接続部材は、本管に対する枝管の接続に用いられるものであって、前記本管に穿孔された開口の周辺部において、前記本管の内周面に対して固定される内面固定部と、前記枝管を前記本管に対して連通するように接続可能な枝管継手部とを有し、前記内面固定部が、前記本管の内周面に沿うように湾曲した複数の湾曲片と、前記湾曲片の母線方向に延びる所定の回動軸心を中心に複数の前記湾曲片を回動可能に連結する連結部とを備え、前記連結部を介して複数の前記湾曲片を回動させることにより、複数の前記湾曲片が前記連結部を介して伸長し、隣接する前記湾曲片同士の合わせ部が連続した伸長状態と、複数の前記湾曲片が前記連結部を介して屈曲し、隣接する前記湾曲片同士の合わせ部が非連続となった変形状態とに切り替え可能なものであり、前記回動軸心が、前記伸長状態において前記湾曲片に対して前記湾曲片の曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置にあることを特徴とするものである。
本発明の枝管接続部材は、本管の内周面に対して固定される内面固定部をなす複数の湾曲片が連結部を介して回動可能なように連結されている。また、本発明の枝管接続部材は、複数の湾曲片が連結部を介して屈曲した変形状態と、複数の湾曲片が前記連結部を介して伸長して連続した伸長状態とに切り替え可能とされている。そのため、本発明の枝管接続部材は、変形状態とすることによりコンパクトな状態となり、本管に穿孔された開口から容易に本管内に導入することができる。また、本発明の枝管接続部材は、本管の内部に導入した後に伸長状態に切り替えることにより、複数の湾曲片を内周面に沿うように伸長させた状態で装着することができる。
ここで、本発明の枝管接続部材では、連結部における回動軸心が、伸長状態において湾曲片に対して湾曲片の曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置にある。そのため、本発明の枝管接続部材は、変形状態として、連結部を介して隣接する湾曲片同士の合わせ部を非連続状態にすると、湾曲片同士の間(一方の湾曲片の合わせ部と、他方の湾曲片の合わせ部との間)に隙間が形成される。これにより、本発明の枝管接続部材は、変形状態にして本管内に導入した後、伸長状態にするまでの間に湾曲片同士の間に土砂等の異物が降りかかったとしても、この異物を湾曲片同士の間に形成された隙間を介して通過させることができる。従って、本発明の枝管接続部材によれば、変形状態と伸長状態とに切り替え可能とされた内面固定部において、湾曲片同士の間(合わせ部をなす部分)に土砂等の異物が噛み込む可能性を低減し、本管に対する枝管の接続作業の作業効率(施工性)の低下を最小限に抑制できる。
(2)本発明の枝管接続部材は、前記本管に穿孔された前記開口の周辺部において、前記本管の外周面に対して直接的あるいは間接的に当接する外面固定部を有し、前記外面固定部と前記内面固定部との間に前記本管を挟持可能なものであると良い。
かかる構成によれば、外面固定部と内面固定部との間に作用する挟持力により、本管に対して強固に装着可能な枝管接続部材を提供できる。
(3)本発明の枝管接続部材は、前記枝管継手部が、前記内面固定部に対して連続しつつ外周面にネジ部が形成された筒状部を有するものであり、前記ネジ部が、前記筒状部の軸線方向に向けて螺旋状に雄ネジを形成したものであり、前記雄ネジに対して螺合可能なリング部材を有し、前記ネジ部に対して前記リング部材を螺合することにより、前記リング部材と前記内面固定部との間に前記外面固定部を配置可能であり、前記内面固定部及び前記外面固定部の間に前記本管を配しつつ、前記開口から前記本管の外側に突出した前記筒状部に対して前記リング部材を螺合することにより、前記内面固定部及び前記外面固定部の間に前記本管を挟持可能なものであると良い。
本発明の枝管接続部材は、枝管継手部をなす筒状部が、内面固定部に対して連続しつつ外周面にネジ部が形成されたものとされている。また、本発明の枝管接続部材は、ネジ部の雄ネジに対して螺合可能なリング部材を備えている。ネジ部に形成された雄ネジは、筒状部の軸線方向に向けて螺旋状に形成されている。そのため、ネジ部に対してリング部材を螺合することにより、リング部材を筒状部の軸線方向に進めることができる。また、リング部材と内面固定部との間に外面固定部を配しつつ、本管の開口から外側に突出した筒状部に対し、リング部材を螺合することで、内面固定部及び外面固定部の間に本管を挟持することができる。このように、本発明の枝管接続部材は、本管の内外に内面固定部及び外面固定部を配し、本管の開口から外側に突出した筒状部にリング部材を螺合するといったシンプルな作業により、内面固定部及び外面固定部の間に本管を挟み込んだ状態となるように取り付けることができる。従って、本発明によれば、施工性に優れた枝管接続部材を提供できる。
ここで、本発明の枝管接続部材を用いて本管に対して枝管を接続するための施工を行う際には、内面固定部をなす複数の湾曲片を本管の内側で伸長させた状態(伸長状態)を維持し、本管の内周面に内面固定部を固定する作業を行うこととなる。また、本管の内側で内面固定部を伸長状態として作業者が支持するのは困難な作業であり、別途工具等が必要となると施工性の低下を招かざるを得ないという問題がある。そのため、枝管接続部材は、枝管の接続に際し、本管の内部において内面固定部を伸長状態として維持しておく作業が容易に行えるものであることが望ましい。
(4)かかる知見に基づいて提供される本発明の枝管接続部材は、前記枝管継手部が、前記湾曲片の回動に連動して集合分離可能とされた複数の継手構成部の組み合わせによって構成されており、前記伸長状態において、前記筒状部に対して外周側から装着することにより、複数の前記継手構成部を集合した状態で保持する保持部材を備えているものであると良い。
かかる構成によれば、内面固定部をなす複数の湾曲片を伸長した状態(伸長状態)とするのに連動して、枝管継手部をなす継手構成部が集合し、筒状部が形成される。ここで、本発明の枝管接続部材では、継手構成部は、湾曲片の回動に連動して集合分離可能とされている。そのため、本発明の枝管接続部材は、伸長状態において、筒状部に保持部材を装着することにより、筒状部をなす継手構成部がそれぞれ集合した状態で保持される。このように、本発明の枝管接続部材は、継手構成部を集合させて筒状部を形成すると共に、筒状部に保持部材を装着するといったシンプルな作業を行うことで、内面固定部を伸長状態に維持できる。従って、本発明の枝管接続部材によれば、本管に対して枝管を接続する作業の施工性の向上に貢献できる。
(5)本発明の枝管接続部材は、前記筒状部をなす前記継手構成部の外周面に雄ネジが形成されており、前記保持部材が、内周面に前記雄ネジ部に対して螺合可能な雌ネジを有するリング部材であると良い。
かかる構成によれば、筒状部と保持部材とで構成されるねじ締結構造により、筒状部に対して保持部材を強固に装着でき、内面固定部をより一層確実に伸長状態に維持できる。従って、本発明の枝管接続部材によれば、本管に対して枝管を接続する作業の施工性をより一層向上させることができる。
ここで、枝管を枝管継手部に対して接続する際には、例えば接続用のアダプター等を介して枝管を枝管継手部に対して接続可能とすれば、施工現場において枝管を取り回すための労力を最小限に抑制できるものと考えられる。また、上述したように枝管継手部を継手構成部の集合体とした場合、枝管継手部に対する枝管の接続施工に際し、継手構成部が安定的に集合状態を維持可能なものであることが好ましい。また、前述のようなアダプターを設ける場合、枝管継手部に対する枝管の接続不良を回避するためには、アダプターを位置決め精度良く配置できるようにすることが好ましい。
(6)かかる知見に基づいて提供される本発明の枝管接続部材は、前記リング部材に連続する筒状の枝管接続アダプターを有し、前記枝管接続アダプターに対して直接的あるいは間接的に前記枝管を接続することにより、前記枝管を前記枝管継手部に対して連通するように接続可能なものであると良い。
本発明の枝管接続部材では、枝管を接続するための枝管接続アダプターが、リング部材に連続するように設けられている。リング部材は、枝管継手部をなす筒状部に対して螺合により装着されるものであるため、枝管継手部に対して安定的かつ位置決め精度良く装着できる。また、本発明の枝管接続部材は、リング部材を備えているため、継手構成部が安定的に集合状態を維持可能とされている。さらに、本発明の枝管接続部材では、リング部材に対して連続するように設けられた枝管接続アダプターを介して、直接的あるいは間接的に枝管を接続可能とされている。本発明の枝管接続部材は、このような構成とされているため、本管に対する枝管の接続施工に要する労力を最小限に抑制できる。
(7)本発明の枝管接続部材は、前記枝管接続アダプターが、前記保持部材に対して着脱可能とされているものであると良い。
かかる構成によれば、例えば施工対象である枝管に応じて枝管接続アダプターを適宜変更する等して、様々な枝管の接続のために枝管接続部材を共用できる。
(8)本発明の枝管接続部材は、前記保持部材が、環状に形成されたリング部材であり、前記リング部材が、径方向内側に突出した突出部を有し、前記リング部材の軸線方向一方側から、前記リング部材の開口領域内に前記枝管接続アダプターを挿入することにより、前記リング部材の内周面に対して前記枝管接続アダプターの外周面が当接しつつ前記突出部に対して前記枝管接続アダプターの端部が当接した状態で前記リング部材と接続され、前記リング部材の軸線方向他方側から、前記枝管継手部を前記リング部材の開口領域内に挿入することにより、前記リング部材の内周面に対して前記枝管継手部の外周面が当接しつつ前記突出部に対して前記枝管継手部の端部が当接した状態で前記リング部材と接続され、前記枝管接続アダプターと前記枝管継手部とが連通した状態になるものであると良い。
本発明の枝管接続部材は、リング状部材を介して枝管接続アダプターと枝管継手部とを接続することで、両者が連通した状態とすることができる。また、本発明の枝管接続部材は、保持部材をなすリング部材が突出部を有する。そのため、枝管接続アダプター及び枝管継手部は、それぞれリング部材の一方側及び他方側から突出部に当接する位置まで差し込むことができる。そのため、本発明の枝管接続部材によれば、リング状部材に対して枝管接続アダプターと枝管継手部とを挿入しすぎる等して、接続不良が生じるのを抑制できる。
ここで、上述した枝管接続部材を用いて枝管を本管に対して接続する作業を行う場合には、先ず内面固定部を屈曲させた状態(屈曲状態)として、本管に穿孔された開口から本管の内部に導入した後、本管の内側において内面固定部を伸長状態とする作業を行うことになる。そのため、上述した枝管接続部材は、本管の内側で内面固定部を伸長状態とする作業を容易に行えるものとすることにより、より一層作業性の高いものとなる。
(9)かかる知見に基づけば、本発明の枝管接続部材は、前記変形状態において、複数の前記湾曲片に対して前記伸長状態となる方向に付勢力を作用させる付勢部材を備えているものであると良い。
かかる構成によれば、付勢部材の付勢力に反して内面固定部に力を加えることによって内面固定部を屈曲状態とし、付勢部材の付勢力に反する力を解除することにより内面固定部を伸展状態とすることができる。そのため、上述した構成によれば、内面固定部を屈曲状態として本管に穿孔された開口から本管の内部に導入した後、内面固定部に作用させていた力を解除することにより、内面固定部が付勢部材の付勢力によって伸長状態に復元しようとする。従って、上述した構成によれば、本管の内側で内面固定部を伸長状態とする作業を容易に行えるようになり、枝管接続部材を用いて枝管を本管に対して接続する作業の作業性を大幅に改善することができる。
ここで、上述したように、本発明の枝管接続部材においては、変形状態として、連結部を介して隣接する湾曲片同士の合わせ部を非連続状態にすると、湾曲片同士の間(一方の湾曲片の合わせ部と、他方の湾曲片の合わせ部との間)に隙間が形成される。上述したように付勢部材を設ける場合、湾曲片同士の隙間に付勢部材が噛み込むと、内面固定部を伸長状態とするうえで支障になる可能性がある。また、変形状態において湾曲片同士の間に形成される隙間の大きさを曲率中心側(内周側)と、反対側(外周側)とで比べると、曲率中心側(内周側)の方が小さい。そのため、上述したように付勢部材を設ける場合には、曲率中心側(内周側)に付勢部材を設ける方が、湾曲片同士の隙間に付勢部材が噛み込む可能性が低いと考えられる。
(10)かかる知見に基づけば、本発明の枝管接続部材は、前記付勢部材が、少なくとも前記屈曲状態において前記付勢力を発現するものであり、前記付勢部材が、複数の前記湾曲片において前記曲率中心側の面に設けられているものであると良い。
かかる構成によれば、内面固定部を屈曲状態にするために加えている力を解除することにより、内面固定部がスムーズに伸長状態に切り替えることができる。また、上述した構成によれば、内面固定部を屈曲状態にした状態において、内面固定部を構成する湾曲片同士の間に大きな隙間が確保される。これにより、湾曲片同士の隙間に付勢部材が噛み込む可能性を抑制できる。
(11)本発明の枝管接続部材は、前記付勢部材が、前記連結部を構成し、複数の前記湾曲片に跨がるように設けられており、前記湾曲片に対して前記湾曲片の曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置において前記回動軸心を構成するように屈曲可能なものであると良い。
かかる構成によれば、付勢部材を連結部としても機能させることができる。従って、上述した構成によれば、枝管接続部材をより一層シンプルな構成とすることができる。
本発明によれば、変形状態において湾曲片同士の間(合わせ部をなす部分)に土砂等の異物が噛み込むのを抑制し、本管に対する枝管の接続作業を容易に行うことが可能な枝管接続部材を提供できる。
本発明の一実施形態に係る枝管接続部材を本管に対して取り付けた状態を示す斜視図である。 図1に示した枝管接続部材を本管の径方向に拡がる平面で断面視した状態を示す断面図である。 図1に示した枝管接続部材を本管の軸線方向に拡がる平面で断面視した状態を示す断面図である。 図1に示した枝管接続部材の平面図である。 図1に示した枝管接続部材に用いられる内面固定部及び枝管継手部を一体化したものを伸長状態にした態様を示す斜視図である。 図1に示した枝管接続部材に用いられる内面固定部及び枝管継手部を一体化したものを伸長状態にした態様を示す平面図である。 図1に示した枝管接続部材に用いられる内面固定部及び枝管継手部を一体化したものを変形状態にした態様を示す斜視図である。 図1に示した枝管接続部材に用いられる内面固定部及び枝管継手部を一体化したものを変形状態にした態様を示す平面図である。 図7における連結部近傍(X部)を拡大した斜視図である。 (a)は、図1に示した枝管接続部材の本管に対する取付施工の第一の施工段階、(b)は第二の施工段階を示す断面図である。 (a)は、図1に示した枝管接続部材の本管に対する取付施工の第三の施工段階、(b)は第四の施工段階を示す断面図である。 変形例に係る内面固定部を伸長状態にしたものを、底面側から見た状態を示す底面図である。 変形例に係る内面固定部及び枝管継手部を一体化したものを変形状態にした態様を示す斜視図である。 変形例に係る内面固定部及び枝管継手部を一体化したものを変形状態にした態様を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る枝管接続部材10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において上下左右等の方向や表裏、前後等の表現については、特に断りのない限り、図1に示すように枝管接続部材10を本管1に対して取り付けた状態を基準として説明する。また、以下の説明においては、先ず枝管接続部材10の構成について説明した後、枝管接続部材10を用いて本管1に枝管5を接続する施工方法について説明する。
≪枝管接続部材10の構成について≫
図1~図4に示すように、枝管接続部材10は、例えば下水道管等の既設の本管1に新たに穿孔して形成された開口3に対し、枝管5を接続するために用いられるものである。本管1は、例えば、コンクリート管やヒューム管、塩化ビニル等の樹脂により形成された樹脂管等とすることができる。図2や図3に示すように、枝管接続部材10は、内面固定部20、枝管継手部40、外面固定部60、リング部材80(保持部材)、枝管接続アダプター100を備えている。
内面固定部20は、本管1に穿孔された開口3の周辺部において、本管1の内周面1aに対して固定される部分である。図5~図8等に示すように、内面固定部20は、複数(本実施形態では2つ)の湾曲片22と、連結部24とを有する。
図2に示すように、湾曲片22は、側面視した状態において本管1の内周面1aに沿うように円弧状に湾曲した片状の部材である。すなわち、湾曲片22の曲率は、本管1の内周面1aの曲率と略同一とされている。湾曲片22は、後に詳述する連結部24を介して並列配置した状態で、互いに回動可能なように連結されている。
図5に示すように、内面固定部20は、隣接する湾曲片22,22の裏面同士が離反するように回動させることにより、隣接する湾曲片22,22が突き合わせられ、表面同士が連続した状態になる。これにより、内面固定部20は、全体として伸長した状態(伸長状態)になる。また、伸長状態にすると、内面固定部20は、略鞍状の外観形状になる。このように、湾曲片22は、伸長状態において隣接する他の湾曲片22と突き合わせられる部分(合わせ部22a)を有する。
また、図7や図8等に示すように、内面固定部20は、連結部24において隣接する湾曲片22,22の裏面同士が近接するように折り畳むことにより、隣接する湾曲片22,22の表面同士の間に非連続部分が形成され、屈曲した状態(変形状態)にすることができる。すなわち、内面固定部20は、変形状態になると、隣接する湾曲片22,22の合わせ部22a,22aが離反し、両者の間に隙間25が形成された状態になる。
連結部24は、湾曲片22の母線方向に延びる所定の回動軸心Cを中心に、複数(本実施形態では2つ)の湾曲片22を回動可能に連結するものである。回動軸心Cは、並べて配置された湾曲片22,22の境界をなす合わせ部22a側の位置に存在している。また、回動軸心Cは、内面固定部20を伸長状態とした状態において湾曲片22,22に対してこれらの曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置にある。
連結部24の回動軸心Cを上述のような位置に配置すべく、図7~図9に示すように、湾曲片22には、連結軸部26a、及び連結受部26bが形成されている。連結軸部26a及び連結受部26bは、それぞれ湾曲片22において合わせ部22aをなす端面側の部分において、回動軸心Cの軸線方向一端側、及び他端側に設けられている。
連結軸部26aは、突出部26c及び軸部26dを有する。突出部26cは、湾曲片22の裏面側に突出し、回動軸心Cの軸線方向に対して交差する(略直交する)方向に拡がる片状の部分である。軸部26dは、湾曲片22の裏側において、突出部26cから回動軸心Cの軸線方向一方側及び他方側に向けて突出するように形成された軸状の部分である。連結軸部26aにおいて、突出部26cの両脇において軸部26dが突出している部分には、軸部26dに係合する連結受部26bの逃がしとなる切欠26eが形成されている。
連結受部26bは、連結軸部26aの受けとなる部分である。連結受部26bは、突出部26cは、湾曲片22の裏面側に突出している。連結受部26bは、連結軸部26aの軸部26dを差し込んで係合させることが可能とされている。
具体的には、連結受部26bは、軸部26dを差し込むことにより軸部26dを回動自在に保持可能なものである。連結受部26bは、上述した連結軸部26aの軸部26dに対応し、突出部26cの両脇においてそれぞれ軸部26dに係合可能なように設けられている。連結受部26bは、略「C」字状に形成され、周部の一部に設けられた開放部分が軸部26dの直径よりも小さいものとされている。連結受部26bは、湾曲片22と同様に可撓性を有する樹脂等により形成されている。そのため、連結受部26bに連結軸部26aを差し込む際には、連結受部26bの周部に設けられた開放部分に連結軸部26aをあてがった状態で強く押し込む等すれば、連結受部26bを一時的に撓ませて連結受部26bに連結軸部26aを保持させることができる。
ここで、本実施形態では、2つの湾曲片22,22が同一の部材によって構成されており、一方の湾曲片22が、他方の湾曲片22に対して後に詳述する枝管継手部40の筒状部44の軸心を中心として180度反転した状態で配置されている。そのため、並列に配置された2つの湾曲片22,22のうち、一方の湾曲片22に形成された連結軸部26aに対応する位置に、他方の湾曲片22に形成された連結受部26bが到来する。そのため、上述したように連結軸部26aと連結受部26bとを係合させて連結することにより連結部24が形成され、2つの湾曲片22,22が回動自在に連結された状態になる。
枝管継手部40は、枝管5を本管1に対して連通するように接続するための継手として機能する部分である。図5~図8に示すように、枝管継手部40は、湾曲片22,22の回動に連動して集合分離可能とされた複数(本実施形態では2つ)の継手構成部42の組み合わせによって構成されている。枝管継手部40は、内面固定部20が伸長状態とされた状態において、継手構成部42,42が集合することにより形成される筒状部44と、ネジ部46とを有する。
具体的には、図5や図7に示すように、継手構成部42は、半円筒形の形状とされている。すなわち、継手構成部42は、半円状の断面形状を有する周部42aを有し、軸線方向一端側から他端側に向けて連通しつつ、周部42aを除く部分(周部開放部42b)が周方向に開放された形状とされている。周部42aの周方向一方側及び他方側の終端部には、上下方向に延びる周部端面42c,42cが設けられている。
継手構成部42,42は、それぞれ湾曲片22,22に対して一体的に設けられている。継手構成部42,42は、湾曲片22,22の表面側から上方に向けて突出している。継手構成部42,42は、それぞれ湾曲片22,22の長手方向(母線方向)の略中央部に設けられている。湾曲片22,22において、継手構成部42,42の基端(下端)側の部分は、湾曲片22,22の形状に合わせて半円状に切りかかれている。また、継手構成部42,42は、周部端面42c,42cが湾曲片22,22の合わせ部22a側の端面と連続するように形成されている。そのため、内面固定部20を伸長状態とすると、一方側の継手構成部42の周部端面42c,42cが、他方側の継手構成部42の周部端面42c,42cに突き合わされた状態になる。従って、枝管継手部40は、内面固定部20を伸長状態として、継手構成部42,42が集合させることにより継手構成部42,42の組み合わせからなる筒状部44を形成することができる。
また、筒状部44を形成した状態において、継手構成部42,42の外周となる部分には、ネジ部46が設けられている。ネジ部46は、筒状部44の軸線方向に向けて螺旋状に雄ネジ46aを形成したものである。
図1~図3に示すように、外面固定部60は、本管1に穿孔された開口3の周辺部において、本管1の外周面1bに対して当接するものである。外面固定部60は、本管1への枝管接続部材10の装着状態において、内面固定部20と共に本管1を挟持するための部材である。外面固定部60は、本管1の外周面1bに沿うように湾曲した略鞍状の外観形状を有する。また、外面固定部60の略中央部には、挿通孔62が設けられている。挿通孔62の開口径は、上述した枝管継手部40(筒状部44)を挿通可能な大きさとされている。また、外面固定部60は、本管1への枝管接続部材10の装着状態において、伸長状態とされた内面固定部20と周方向に同等の領域、あるいはそれ以上の領域に亘って本管1に被さる大きさとされている。
リング部材80は、上述した枝管継手部40をなす筒状部44の外周に形成されたネジ部46(雄ネジ46a)に対して螺合可能なリング状の部材である。具体的には、リング部材80は、軸線方向両端部(上下方向両端部)において略円形に開口しており、内周部にネジ部46をなす雄ネジ46aに対応するように雌ネジ82が形成されたものである。雌ネジ82は、リング部材80の軸線方向一方側の端部(以下、「ネジ側端部80a」とも称す)から、軸線方向の中間部まで形成されている。
また、リング部材80の内周部には、突出部84が設けられている。突出部84は、リング部材80の軸線方向中間部に設けられている。具体的には、突出部84は、上述した雌ネジ82が形成された部分よりもリング部材80の軸線方向に外れた位置に設けられている。リング部材80において、突出部84が形成された部分を境として、ネジ側端部80aとは反対側の端部(以下、「受側端部80b」とも称す)に至る部分には、内周部に雌ネジ82が形成されていない。また、突出部84は、リング部材80の周方向全体あるいは一部において、リング部材80の径方向内側に向けて突出している。突出部84の突出量は、例えば、本実施形態のように雌ネジ82をなす凹凸と同程度とすることができる。
図1~3や図11(a)等に示すように、ネジ側端部80aを先頭(図示状態で下方に向けた状態)にして、リング部材80を枝管継手部40をなす筒状部44に外嵌し、雄ネジ46a及び雌ネジ82を螺合させることにより、枝管継手部40をなす半円筒形の継手構成部42,42が離反しないように保持することができる。これにより、継手構成部42,42に連続するように設けられた湾曲片22,22についても合わせ部22a,22aにおいて突き合わせられ、内面固定部20が全体として伸長した状態(伸長状態)に維持される。そのため、リング部材80を筒状部44に装着することにより、筒状部44を筒状の形状に保持する保持部材としての機能と、内面固定部20を伸長状態に維持する機能とを発揮できる。
また、外面固定部60の挿通孔62に対し、外面固定部60の裏側から内面固定部20に一体化された枝管継手部40の筒状部44を挿通しつつ、外面固定部60の表面側において筒状部44に対してリング部材80を装着し、雄ネジ46a及び雌ネジ82を螺合させてリング部材80を筒状部44の軸線方向に移動させることにより、リング部材80の端部によって外面固定部60を内面固定部20に対して近接する方向に押し動かすことができる。そのため、内面固定部20及び外面固定部60の間に本管1を挟み込んだ状態において、リング部材80を筒状部44に装着し、雄ネジ46a及び雌ネジ82に沿ってリング部材80を回転させると、内面固定部20及び外面固定部60の間に配された本管1に対して挟持力を作用させることができる。
枝管接続アダプター100は、枝管5を枝管継手部40に対して連通するように直接的あるいは間接的に接続可能とする部分である。本実施形態では、図1~図3等に示すように、枝管5の端部に接続された受口部材102を介して、枝管5を枝管継手部40に対して連通するように接続可能とされている。
枝管接続アダプター100は、リング部材80に連続するように設けられる筒状のものである。枝管接続アダプター100は、リング部材80と一体的に形成されていても良いが、本実施形態ではリング部材80とは別体の部材とされ、リング部材80に対して着脱可能なものとされている。
枝管接続アダプター100は、軸線方向一端側(図示状態において下端側)に、上述したリング部材80の受側端部80b側に差し込まれる差込部104を有する。差込部104の肉厚は、リング部材80を筒状部44に対して装着した状態において、リング部材80の突出部84よりも受側端部80b側の部分において、リング部材80の内周面と筒状部44の外周面との間に形成される隙間の大きさと略同一とされている。そのため、差込部104をリング部材80の受側端部80b側から差し込むと、差込部104がリング部材80の内周面及び筒状部44の外周面に対して略密接した状態になる。
また、枝管接続アダプター100は、軸線方向中間部に段差部106を有する。枝管接続アダプター100は、段差部106を介して差込部104とは反対側の部分(図示状態において上方側の部分)が、受口部材102を接続するための受口接続部108とされている。枝管接続アダプター100は、段差部106において、内周面及び外周面に段差が形成されている。受口接続部108は、差込部104よりも拡径されている。また、受口接続部108の中間部には、径方向外側に突出したフランジ部110が設けられている。
受口部材102は、枝管接続アダプター100に対して接続される側の端部(アダプター接続端102a)に、受口接続部108を差し込み可能な溝112を有する。受口部材102は、アダプター接続端102aがフランジ部110や段差部106に当接した状態になるまで溝112に受口接続部108を差し込むと共に、アダプター接続端102aの外周側にベルト114を装着することにより、枝管接続アダプター100に対して接続される。受口部材102が枝管接続アダプター100に接続されると、受口部材102の内周面が、枝管接続アダプター100の差込部104における内周面とが略連続した状態になる。また、受口部材102は、アダプター接続端102aとは軸線方向反対側の端部(枝管接続端102b)に、枝管5を挿入可能とされている。枝管接続端102bに枝管5を挿入して接続することにより、枝管5を枝管継手部40と連通させることができる。
≪枝管接続部材10を用いた施工方法について≫
続いて、枝管接続部材10を用い、本管1に穿孔された開口3に対して枝管5を接続する施工方法について説明する。
本管1に対する枝管5の接続施工に際し、枝管接続部材10は、内面固定部20及び枝管継手部40を一体化した部材、外面固定部60、リング部材80、枝管接続アダプター100に分解した状態で準備される。その後、図7や図8に示すように、内面固定部20をなす湾曲片22,22を連結部24において回動させて変形状態にすることで、内面固定部20をコンパクトに折り畳んだ状態にする。この状態において、内面固定部20を本管1の開口3から導入する。その後、内面固定部20をなす湾曲片22,22を連結部24において回動させ、伸長状態にする。内面固定部20を伸長状態にする作業は、例えば、開口3から本管1の外側に突出した一対の継手構成部42,42を持ち、両者を近接させて筒状部44を構成する等の方法で行うことができる。継手構成部42,42は湾曲片22,22と一体化されているため、前述のように継手構成部42,42を近接させる動作を行うことにより、湾曲片22,22を伸展状態に切り替えることができる。
上述したような作業を行うと、図10(a)に示すように、湾曲片22,22が本管1内において伸展状態になると共に、継手構成部42,42により形成された筒状部44が開口3から本管1の外側に突出した状態になる。この状態において、図10(b)に示すように、外面固定部60を開口3の近傍において本管1の外周面に被せると共に、外面固定部60に設けられた挿通孔62に筒状部44を挿通する。その後、図11(a)に示すように、筒状部44に対し、リング部材80を装着する。この際、リング部材80は、ネジ側端部80aを先頭側(図示状態では下方側)に向けた状態とされる。リング部材80の雌ネジ82を、筒状部44のネジ部46に設けられた雄ネジ46aと螺合させることにより、リング部材80が外面固定部60側に進み、やがてリング部材80から外面固定部60に対して本管1の外周面に向かう方向への押圧力が作用する。また、枝管継手部40と一体化されている内面固定部20から、本管1の内周面に向かう方向への押圧力が作用する。そのため、リング部材80を締め付けると、内面固定部20及び外面固定部60から本管1に対して挟持力が作用する。これにより、内面固定部20及び外面固定部60が本管1に対して、強固に固定された状態になる。
上述したようにして内面固定部20及び外面固定部60が本管1に対して固定されると、図11(b)に示すように、リング部材80に対して枝管接続アダプター100が接続される。具体的には、枝管接続アダプター100は、一端側に設けられた差込部104をリング部材80の受側端部80bに差し込むことにより接続される。
また、枝管接続アダプター100には、受口部材102を介して枝管5が接続される。具体的には、枝管接続アダプター100の受口接続部108を、受口部材102のアダプター接続端102aに設けられた溝112に差し込み、アダプター接続端102aの外周にベルト114を装着することにより、受口部材102が枝管接続アダプター100に接続される。また、受口部材102の枝管接続端102bに、枝管5を挿入して接続する。これにより、図1~図3等に示すように、枝管5と枝管継手部40とが連通し、枝管5が本管1に対して接続された状態になる。
上述したように、本実施形態の枝管接続部材10においては、本管1の内周面1aに対して固定するための内面固定部20が、複数(本実施形態では2つ)の湾曲片22を連結部24によって回動可能なように連結したものとされている。また、枝管接続部材10は、内面固定部20を変形状態と伸長状態とに切り替え可能とされている。枝管接続部材10は、変形状態とすることによりコンパクトに折り畳まれた状態となり、本管1に穿孔された開口3から容易に本管1内に導入することができる。そのため、枝管接続部材10は、内面固定部20を本管1の内部に導入する作業を行いやすい。また、枝管接続部材10は、本管1の内部に導入した後に伸長状態に切り替えることにより、複数の湾曲片22を本管1の内周面1aに沿うように伸長させた状態とし、本管1の開口3の近傍を内周面1a側から補強することができる。
また、本実施形態の枝管接続部材10では、連結部24における回動軸心Cが、伸長状態において湾曲片22に対して湾曲片22の曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置にある。そのため、枝管接続部材10は、変形状態とした際に、連結部24を介して隣接する湾曲片22同士の合わせ部22aが非連続状態になり、湾曲片22同士の間に隙間が形成される。このような隙間が形成されるため、枝管接続部材10は、内面固定部20を変形状態にして本管1内に導入した後、伸長状態にするまでの間に湾曲片22同士の間に土砂等の異物が降りかかる等しても、異物が湾曲片22同士の間(合わせ部22a同士の間)に形成された隙間を介して通過させることができる。そのため、枝管接続部材10では、変形状態において湾曲片22同士の間(合わせ部22aをなす部分)に土砂等の異物が溜まるのを抑制し、変形状態から伸長状態に変形させる作業等を容易かつスムーズに行うことが可能となる。
なお、本実施形態では、内面固定部20が2つの湾曲片22によって構成された例を示したが、さらに多数の湾曲片22や、湾曲片22とは別の部材等が内面固定部20に設けられたものであっても良い。
また、本実施形態の枝管接続部材10では、湾曲片22,22の合わせ部22a,22aがそれぞれ湾曲片22の端面によって構成されている。そのため、内面固定部20を伸長状態とすると、湾曲片22,22の境界部分に大きな段差が形成されることなく、湾曲片22,22の表面が略面一に連続した状態になる。従って、枝管接続部材10は、本管1の内周面1aに対して内面固定部20を部位によらず略均等に装着することができる。
なお、本実施形態では、湾曲片22の合わせ部22aを湾曲片22の端面によって構成した例を示したが、合わせ部22aを湾曲片22の端面以外の部分によって構成しても良い。具体的には、「召し合わせ」等と称されるもののように、並列に配置された湾曲片22,22のうちの一方の湾曲片22の端部に、他方の湾曲片22の端部に被さる部分(召し合わせ部)を設けた構成等としても良い。かかる構成とすれば、内面固定部20を伸長状態とした際に湾曲片22,22の間に形成されるごく微小な隙間についても召し合わせ部によって土砂等が侵入しないように保護することができる。
また、本実施形態の枝管接続部材10は、外面固定部60を有し、外面固定部60と内面固定部20との間に本管1を挟持可能なものとされている。そのため、枝管接続部材10は、外面固定部60と内面固定部20との間に作用する挟持力により、本管1に対して強固に装着可能である。
なお、本実施形態では、外面固定部60を設けた例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、枝管接続部材10は、外面固定部60を備えず、本管1の内周面1aに固定される内面固定部20、及び枝管継手部40を備えたものとし、枝管継手部40に対して直接的あるいは間接的に枝管5を接続可能としたものであっても良い。
本実施形態の枝管接続部材10は、枝管継手部40をなす筒状部44に雄ネジ46aが設けられており、これ対して螺合可能な雌ネジ82を備えたリング部材80を筒状部44に装着可能とされている。また、雄ネジ46aが筒状部44の軸線方向に形成されているため、リング部材80を回動させることにより、リング部材80を筒状部44の軸線方向に進め、リング部材80の端部と内面固定部20との間隔を調整することができる。また、枝管接続部材10は、リング部材80と内面固定部20との間に外面固定部60を配した状態で、リング部材80を筒状部44に対して螺合可能とされている。そのため、枝管接続部材10は、本管1の内外に内面固定部20及び外面固定部60を配し、本管1の開口3から外側に突出した筒状部44にリング部材80を螺合するといったシンプルな作業により、内面固定部20及び外面固定部60の間に本管1を挟み込んだ状態となるように取り付けることができる。従って、枝管接続部材10は、本管1に対する取付施工を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、枝管接続部材10がリング部材80を備えたものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、リング部材80を設ける代わりに、接続対象である枝管5や、枝管5と枝管接続部材10との間に介在する他部材(例えば受口部材102等)の端部に雌ネジ82に相当するものを設け、雌ネジ82が設けられた部材をリング部材80に代えて筒状部44に装着すると良い。
また、本実施形態の枝管接続部材10は、枝管継手部40において筒状部44を構成する複数(本実施形態では2つ)の継手構成部42が、湾曲片22の回動に連動して集合分離可能なものとされている。具体的には、各継手構成部42を各湾曲片22に対して一体的に形成することにより、湾曲片22に連動して継手構成部42が動作可能とされている。また、枝管接続部材10は、内面固定部20を伸長状態とした状況において、継手構成部42が組み合わさり、筒状部44が形成される構成とされている。さらに、枝管接続部材10は、筒状部44が形成された状態において、筒状部44にリング部材80を装着するといったシンプルな作業を行うことにより、筒状部44を筒状に保持すると共に、内面固定部20を伸長状態に維持することができる。従って、枝管接続部材10は、内面固定部20を本管1に対して容易に装着することができる。
なお、本実施形態では、筒状部44の形状維持や、内面固定部20を伸長状態に維持する機能を得るための部材としてリング部材80を用いた例を示したが、同様の機能を得るためにリング部材80に代えて、あるいはリング部材80に加えて他部材を採用しても良い。具体的には、枝管接続部材10は、リング部材80に代えて、あるいはリング部材80に加えて、ベルト114と同様のものを筒状部44の外周に装着するようにしても良い。
上述したように、枝管接続部材10においては、枝管継手部40をなす筒状部44に対し、リング部材80が螺合により、枝管継手部40に対して安定的かつ位置決め精度良く装着される。また、枝管接続部材10では、枝管接続アダプター100がリング部材80に対して連続するように設けられている。そのため、枝管接続アダプター100についても、リング部材80と同様に、枝管継手部40に対して位置決め精度良く装着される。枝管接続部材10においては、このような枝管接続アダプター100に対し、枝管5を接続(本実施形態では受口部材102を介して間接的に接続)可能とされている。そのため、上述した構成によれば、施工現場における施工性を向上しつつ、枝管継手部40に対する枝管5の接続不良を抑制できる。
なお、本実施形態では、枝管接続アダプター100を設け、これに対して枝管5を接続可能とした例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、枝管接続部材10は、例えば、枝管接続アダプター100を介することなく枝管継手部40に対して枝管5を接続するものとしても良い。また、本実施形態では、受口部材102を介することにより、枝管接続アダプター100に対して枝管5を間接的に接続する例を示したが、例えば枝管5を枝管接続アダプター100に対して直接的に接続するものとしても良い。
また、本実施形態の枝管接続部材10においては、枝管接続アダプター100が、リング部材80に対して着脱可能とされている。そのため、例えば施工対象である枝管5や、枝管接続アダプター100に接続される受口部材102に応じて枝管接続アダプター100を適宜変更する等して、枝管接続部材10を様々な枝管5の接続のために共用できる。
上述したように、本実施形態の枝管接続部材10では、リング部材80の内周部に突出部84が設けられている。また、リング部材80の軸線方向一方側から枝管接続アダプター100を挿入することにより、リング部材80の内周面1aに対して枝管接続アダプター100の外周面が当接しつつ突出部84に対して枝管接続アダプター100の端部が当接した状態になり、リング部材80と本実施形態の枝管接続部材10とが接続される。さらに、リング部材80の軸線方向他方側から枝管継手部40(筒状部44)を挿入することにより、リング部材80の内周面1aに対して枝管継手部40の外周面が当接しつつ突出部84に対して枝管継手部40の端部が当接した状態になり、リング部材80と枝管継手部40とが接続される。このように、枝管接続部材10では、リング部材80に対し、突出部84に当接する位置まで枝管継手部40や枝管接続アダプター100を挿入することで、枝管接続アダプター100及び枝管継手部40が接続に適切な位置に到達させ、両者が連通するように接続することができる。従って、本実施形態の枝管接続部材10によれば、枝管接続アダプター100及び枝管継手部40の接続作業を容易かつ精度良く行うことができる。
なお、本実施形態では、リング部材80に突出部84を設けることにより、リング部材80に対し、枝管接続アダプター100及び枝管継手部40を接続に適した位置まで容易かつ直感的に挿入可能とした例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、枝管接続部材10は、リング部材80に突出部84を備えていないものや、突出部84に代えてリング部材80に対して枝管接続アダプター100及び枝管継手部40を位置決め精度良く挿入可能とするための目印等を設けた構成としても良い。また、突出部84は、リング部材80の内周部において全周に亘って切目なく設けられたものや、周方向の一部に切目があるもの、周方向一部においてのみ突出したもの等、適宜のものとすることができる。
また、本実施形態では、一つの湾曲片22において軸線方向(母線方向)一端側に連結軸部26aを設け、他端側に連結受部26bを設けたものを採用している。そのため、上述したように、一方の湾曲片22を、他方の湾曲片22に対して枝管継手部40の筒状部44の軸心を中心として180度反転した状態で配置して接続することにより、内面固定部20が形成されている。従って、上述した構成によれば、内面固定部20を構成する二つの湾曲片22として構成の異なるものを二種類準備する必要がない。かかる構成とされているため、枝管接続部材10は、製造コストを最小限に抑制できる。
なお、本実施形態では、上述したような構成とすることにより、内面固定部20をなす二つの湾曲片22を同一のものとする構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、内面固定部20を構成する一方の湾曲片22については、連結軸部26aを備えると共に連結受部26bを備えていないものとし、他方の湾曲片22については、連結受部26bを備えると共に連結軸部26aを備えていないものとし、両者を連結することで内面固定部20を構成したものであっても良い。
枝管接続部材10は、上述した実施形態や変形例として示したものに限定されず、他の構成を付加したり、一部の構成を他の構成によって置換したりした構成としても良い。例えば、枝管接続部材10は、上述した内面固定部20に代えて、図12~図14に示した内面固定部120を備えた構成等とすることができる。以下、内面固定部120についてさらに詳細に説明する。なお、以下の説明において、上述した内面固定部20と共通する部分については同一の符号を付し、詳細の説明については適宜省略する。
内面固定部120は、上述した内面固定部20と略同一の構成とされているが、連結部24に代えて連結部124が採用されている点において相違している。連結部124は、上述した連結部24と同様に、複数(本実施形態では2つ)の湾曲片22を回動可能に連結するものである。連結部124は、連結部24のように連結軸部26aや連結受部26bからなるヒンジ構造によって2つの湾曲片22を連結するのではなく、例えばゴム等のように弾性を有する板状あるいはシート状の部材によって構成されている点において相違している。具体的には、連結部124は、並べて配置された湾曲片22,22の境界をなす合わせ部22a,22aを介して両者に跨がるように設けられている。連結部124は、枝管継手部40を構成する継手構成部42を介して、湾曲片22の母線方向一方側、及び他方側の2箇所に設けられている。これにより、連結部124は、湾曲片22,22の母線方向に延びる所定の回動軸心Cを中心に、回動可能に接続されている。
連結部124は、内面固定部20の裏面側(継手構成部42の突出方向とは反対側の面)に設けられている。すなわち、連結部124は、内面固定部120(湾曲片22)の曲率中心側の面に設けられている。回動軸心Cは、上述した内面固定部20と同様に、内面固定部20を伸長状態とした状態において湾曲片22,22に対してこれらの曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置にある。
連結部124は、上述したようにゴム等の弾性を有する板状あるいはシート状の部材によって構成されている。そのため、湾曲片22,22を回動軸心Cを中心として回動させて屈曲させた状態(変形状態)にすると、連結部124は、湾曲片22,22に対して伸長状態となる方向に付勢力を作用させる。そのため、連結部124は、湾曲片22,22を連結するための連結部材としての機能に加え、少なくとも屈曲状態において湾曲片22,22に対して付勢力を作用させる付勢部材122としての機能も発揮することができる。
上述した内面固定部120を枝管接続部材10に採用した場合、連結部124(付勢部材122)の付勢力に反して内面固定部120に力を加えることによって内面固定部120を屈曲状態とし、付勢部材122の付勢力に反する力を解除することにより内面固定部120を伸展状態とすることができる。そのため、内面固定部120を用いれば、内面固定部120を屈曲状態として開口3から本管1の内部に導入した後、内面固定部120に作用させていた力を解除することにより、内面固定部120が付勢部材122の付勢力によって伸長状態に復元する。従って、上述した内面固定部120を用いれば、本管1の内側で湾曲片22,22を広げて伸長状態とする作業を容易に行えるようになる。
上述した内面固定部120において連結部124(付勢部材122)として用いられている板状あるいはシート状の部材は、屈曲状態において付勢力を発現するものである。そのため、湾曲片22,22を屈曲状態とするために作用させている力を解除することにより、湾曲片22,22がスムーズに伸長状態になる。また、連結部124(付勢部材122)は、湾曲片22,22の裏面(曲率中心側の面)に設けられている。このような構成とされている。そのため、図13等に示すように、湾曲片22,22を屈曲状態とすると、湾曲片22,22の間に大きな隙間が形成される。これにより、内面固定部120を本管1の内側に導入して配置する作業を行うときに、内面固定部120を構成する湾曲片22同士の隙間に付勢部材122が噛み込む可能性を抑制できる。
上述したように、内面固定部120においては、付勢部材122が、連結部124を構成し、複数の湾曲片22に跨がるように設けられている。また、付勢部材122は、湾曲片22に対して湾曲片22の曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置において回動軸心Cを構成するように屈曲可能なものとされている。そのため、付勢部材122及び連結部124としての機能を同一の部材によって発揮することができる。従って、上述した構成によれば、枝管接続部材10、及びこれを構成する内面固定部120をシンプルな構成とすることができる。
なお、上述した内面固定部120は、連結部24に代えて連結部124を設けた構成を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、内面固定部120は、連結部24に加えて連結部124を設けた構成としても良い。また、例えば、内面固定部120は、連結部124を湾曲片22,22の連結機能を備えるが、付勢部材122としての機能が不十分、あるいは付勢部材122として機能しないものとし、付勢部材122として例えばバネ等の弾性力を発揮するものを別途設けた構成としても良い。また、内面固定部120は、連結部124に代えて連結部24を設け、付勢部材122として、上述したゴム等からなるものに代えて、例えばバネ等の弾性力を発揮する部材を設けた構成としても良い。
本発明は、上述した実施形態や変形例等として示したものに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲でその教示および精神から他の実施形態があり得る。上述した実施形態の構成要素は任意に選択して組み合わせて構成するとよい。また実施形態の任意の構成要素と、発明を解決するための手段に記載の任意の構成要素または発明を解決するための手段に記載の任意の構成要素を具体化した構成要素とは任意に組み合わせて構成してもよい。これらについても本願の補正または分割出願等において権利取得する意思を有する。
本発明は、水道管、下水管、排水管等の各種の配管において、本管に対して枝管を接続するために好適に利用することが可能である。
1 :本管
1a :内周面
3 :開口
5 :枝管
10 :枝管接続部材
20 :内面固定部
22 :湾曲片
22a :合わせ部
24 :連結部
25 :隙間
40 :枝管継手部
42 :継手構成部
44 :筒状部
46 :ネジ部
46a :雄ネジ
60 :外面固定部
80 :リング部材(保持部材)
82 :雌ネジ
84 :突出部
100 :枝管接続アダプター
120 :内面固定部
122 :付勢部材
124 :連結部
C :回動軸心

Claims (11)

  1. 本管に対する枝管の接続に用いられる枝管接続部材であって、
    前記本管に穿孔された開口の周辺部において、前記本管の内周面に対して固定される内面固定部と、
    前記枝管を前記本管に対して連通するように接続可能な枝管継手部とを有し、
    前記内面固定部が、
    前記本管の内周面に沿うように湾曲した複数の湾曲片と、
    前記湾曲片の母線方向に延びる所定の回動軸心を中心に複数の前記湾曲片を回動可能に連結する連結部とを備え、
    前記連結部を介して複数の前記湾曲片を回動させることにより、
    複数の前記湾曲片が前記連結部を介して伸長し、隣接する前記湾曲片同士の合わせ部が連続した伸長状態と、
    複数の前記湾曲片が前記連結部を介して屈曲し、隣接する前記湾曲片同士の合わせ部が非連続となった変形状態とに切り替え可能なものであり、
    前記回動軸心が、前記伸長状態において前記湾曲片に対して前記湾曲片の曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置にあり、
    前記枝管継手部は、前記湾曲片の回動に連動して集合分離可能とされた複数の継手構成部の組み合わせによって構成されており、前記内面固定部が伸長状態とされた状態において、複数の前記継手構成部が集合することにより形成される筒状部を有するものであり、
    前記変形状態において前記継手構成部と前記連結部との間に位置する前記合わせ部が離反して形成される隙間が、前記継手構成部が分離して形成される隙間と連通すること、を特徴とする枝管接続部材。
  2. 前記本管に穿孔された前記開口の周辺部において、前記本管の外周面に対して直接的あるいは間接的に当接する外面固定部を有し、
    前記外面固定部と前記内面固定部との間に前記本管を挟持可能であることを特徴とする請求項1に記載の枝管接続部材。
  3. 前記枝管継手部は、前記内面固定部に対して連続しつつ外周面にネジ部が形成された筒状部を有するものであり、
    前記ネジ部が、前記筒状部の軸線方向に向けて螺旋状に雄ネジを形成したものであり、
    前記雄ネジに対して螺合可能なリング部材を有し、
    前記ネジ部に対して前記リング部材を螺合することにより、前記リング部材と前記内面固定部との間に前記外面固定部を配置可能であり、
    前記内面固定部及び前記外面固定部の間に前記本管を配しつつ、前記開口から前記本管の外側に突出した前記筒状部に対して前記リング部材を螺合することにより、前記内面固定部及び前記外面固定部の間に前記本管を挟持可能であることを特徴とする請求項2に記載の枝管接続部材。
  4. 前記伸長状態において、前記筒状部に対して外周側から装着することにより、複数の前記継手構成部を集合した状態で保持する保持部材を備えていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の枝管接続部材。
  5. 前記筒状部をなす前記継手構成部の外周面に雄ネジが形成されており、
    前記保持部材が、内周面に前記雄ネジに対して螺合可能な雌ネジを有するリング部材であることを特徴とする請求項4に記載の枝管接続部材。
  6. 前記リング部材に連続する筒状の枝管接続アダプターを有し、
    前記枝管接続アダプターに対して直接的あるいは間接的に前記枝管を接続することにより、前記枝管を前記枝管継手部に対して連通するように接続可能であることを特徴とする請求項5に記載の枝管接続部材。
  7. 前記枝管接続アダプターが、前記保持部材に対して着脱可能とされていることを特徴とする請求項6に記載の枝管接続部材。
  8. 前記保持部材が、環状に形成されたリング部材であり、
    前記リング部材が、径方向内側に突出した突出部を有し、
    前記リング部材の軸線方向一方側から、前記リング部材の開口領域内に前記枝管接続アダプターを挿入することにより、前記リング部材の内周面に対して前記枝管接続アダプターの外周面が当接しつつ前記突出部に対して前記枝管接続アダプターの端部が当接した状態で前記リング部材と接続され、
    前記リング部材の軸線方向他方側から、前記枝管継手部を前記リング部材の開口領域内に挿入することにより、前記リング部材の内周面に対して前記枝管継手部の外周面が当接しつつ前記突出部に対して前記枝管継手部の端部が当接した状態で前記リング部材と接続され、前記枝管接続アダプターと前記枝管継手部とが連通した状態になることを特徴とする請求項6又は7に記載の枝管接続部材。
  9. 前記変形状態において、複数の前記湾曲片に対して前記伸長状態となる方向に付勢力を作用させる付勢部材を備えていることを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の枝管接続部材。
  10. 前記付勢部材が、少なくとも前記変形状態において前記付勢力を発現するものであり、
    前記付勢部材が、複数の前記湾曲片において前記曲率中心側の面に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の枝管接続部材。
  11. 前記付勢部材が、前記連結部を構成し、複数の前記湾曲片に跨がるように設けられており、前記湾曲片に対して前記湾曲片の曲率中心側に外れた位置にオフセットした位置において前記回動軸心を構成するように屈曲可能であることを特徴とする請求項10に記載の枝管接続部材。
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