JP7465106B2 - 自動搬送システム用貯蔵カート - Google Patents
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Description
貯蔵室を有するカート本体と、前記カート本体の下方に配されて前記カート本体を床面との間に空間を設けた状態で移動可能に支持する車輪と、自身の移動を禁止することが可能なロック装置と、を備え、
自動で移動することが可能な搬送装置を前記空間に入り込ませた状態で、該搬送装置と連結可能とされ、
前記ロック装置は、前記搬送装置が前記空間から抜け出る動作である退出動作に連動して、自身の移動を禁止した移動禁止状態を実現するとともに、前記搬送装置が前記空間に入り込む動作である進入動作に連動して、自身の移動を許容して前記搬送装置による搬送が可能な搬送可能状態を実現するように構成されたことを特徴とする。
前記一対の車輪保持体の各々は、第1回転位置と第2回転位置との間で軸線まわりに回転可能な入力軸を有し、該入力軸が前記第1回転位置に位置する場合に前記車輪の転動を禁止した状態を実現し、前記入力軸が前記第2回転位置に位置する場合に前記車輪の転動を許容した状態を実現する構成とされ、前記ロック装置の一構成要素として機能するものとされ、
前記入力レバーの前記回転軸は、軸線まわりに回転可能に保持され、両端部の各々が前記一対の車輪保持体の各々が有する前記入力軸と同軸的に連結されており、
前記入力レバーは、該回転軸に固定されることで揺動可能とされ、
前記入力レバーが前記第1位置に位置する場合に、前記入力軸が前記第1回転位置に位置して前記車輪の転動を禁止することで前記移動禁止状態が実現され、前記入力レバーが前記第2位置に位置する場合に、前記入力軸が前記第2回転位置に位置して前記車輪の転動を許容することで前記搬送可能状態が実現されるように構成することができる。
本発明の第1実施例である自動搬送システム用貯蔵カートを含んで構成される貯蔵カート自動搬送システム10を、図1から図22を用いて説明する。貯蔵カート自動搬送システム10(以下、単に「システム10」と呼ぶ場合がある)は、第1実施例の自動搬送システム用貯蔵カート(温冷配膳車)20(以下、単に「貯蔵カート20」と呼ぶ場合がある)と、貯蔵カート20を自動搬送可能な搬送装置40と、を主体として構成される。なお、以下の説明においては、搬送装置40が貯蔵カート20を搬送する方向を前方とし、前方を向いた状態での左右を左右方向として説明を行うこととする。また、各図面の一部において、前方および後方をFおよびBの矢印でそれぞれ示し、上方および下方をUおよびDの矢印でそれぞれ示し、左方および右方をLおよびRの矢印でそれぞれ示している。
i)キャスタの構成
貯蔵カート20は、自身の移動を禁止することが可能なロック装置50を備えている。ロック装置50は、4つのキャスタ24のうち前側に位置する一対のキャスタ24が有する車輪30の転動を禁止することで、貯蔵カート20の移動が禁止される移動禁止状態を実現する構成となっている。各キャスタ24は、車輪30と、車輪30を転動可能かつ上下方向に延びる軸線周りに旋廻可能に保持する車輪保持体31とがユニット化されたものとなっており、その車輪保持体31が、車輪30の転動および旋廻を禁止することが可能なロック機構(図示省略)を収容するものとなっている。各車輪保持体31は、図8に示すように、上端側に、左右方向に延びるロック機構の入力軸32を備えており、その入力軸32が、軸線まわりに回転可能とされている。その入力軸32は、第1回転位置と第2回転位置との間で回転可能とされており、車輪保持体31に収容されるロック機構は、入力軸32が第1回転位置(図8におけるC1の位置)にある場合に車輪30の転動および旋廻を禁止したロック状態を実現し、第2回転位置(図8におけるC2の位置)にある場合に車輪30の転動および旋廻を許容したアンロック状態を実現する。つまり、前側に位置する一対のキャスタ24が有する車輪保持体31(詳しく言えば、車輪保持体31に収容されるロック機構)が、ロック装置50の一構成要素として機能するものとなっている。
上記のような構成は、ロック装置50が、その搬送装置40の進入動作および退出動作による入力を、前側一対のキャスタ24の各々に対応する入力軸32の回転動作に変換する動作変換機構51を有することで実現される。その動作変換機構51は、図9から図11に示すように、前側一対のキャスタ24の各々に対応する入力軸32を連結する連結シャフト52と、その連結シャフト52における中間部に固定されて下方に延び出した入力レバー53と、を含んで構成される。
また、本貯蔵カート20においては、ロック装置50が、使用者によって操作可能な操作部80を有しており、使用者による操作部80の操作によって、貯蔵カート20において移動禁止状態と搬送可能状態とを切り替えることも可能とされている。操作部80は、図9から図11,図16,17に示すように、使用者が足で操作することが可能な操作レバーとしてのフットレバー81と、そのフットレバー81に連動して動作する一対の連動部材82と、を含んで構成される。
i)進入動作に伴うロック装置の動作
次に、搬送装置40が貯蔵カート20を搬送すべく空間S1に入り込む進入動作に伴うロック装置50の作動について説明する。なお、貯蔵カート20の配置箇所には、図6に示すように、床面FLにガイドラインL1が設けられている。搬送装置40はガイドラインL1に沿って後退しつつ、前側(図6の左側)から空間S1に入り込む。搬送装置40が空間S1に入り込んでいない状態(図5に示す状態)では、貯蔵カート20は移動禁止状態とされていることが一般的である。つまり、図12に示すように、入力レバー53が第1位置に位置し、入力軸32が第1回転位置に位置し、車輪30がロック状態となっている。
次に、搬送装置40が貯蔵カート20と連結を解除した後、空間S1から抜け出す退出動作に伴うロック装置50の作動について説明する。搬送装置40と貯蔵カート20との連結が解除された場合には、貯蔵カート20は搬送可能状態にあり、図20に示すように、一対のレバー部材60の下端が後側に傾斜した状態となっている。そして、ガイド溝61においては、連結溝部64の前端がガイド溝61の最下端となっており、搬送装置40が前進し始めると、連結時当接ブロック47が可動体70から前方に外れて、その可動体70は、図20に示すように、自重により、連結溝部64の前端に位置することになる。搬送装置40が前進すると、押圧部46の前側傾斜面46Bが内側ローラ72に当接し、その内側ローラ72が前方に向かって押圧される。この場合には、一対の外側ローラ73が、ガイドブラケット56の下面56Aの下方に位置しており、上方への変位が規制されている。ことため、可動体70は、上方に変位することなく、押圧部46から前向きの押圧力を確実に受けることができるようになっている。
以上のように、本貯蔵カート20は、ロック装置50が、搬送装置40が空間S1から抜け出る動作である退出動作に連動して移動禁止状態を実現するとともに、搬送装置40が空間S1に入り込む動作である進入動作に連動して、自身の移動を許容して搬送可能状態を実現するように構成されている。本貯蔵カート20によれば、自動で搬送されるだけでなく、ロック・アンロックの切り替えも自動で行われるため、本貯蔵カート20の搬送元や搬送先において、使用者がロック装置の操作を行う必要がなく、本貯蔵カート20がロックされずに勝手に動いてしまうような事態を回避することができる。
本システム10においては、搬送装置40の進入動作に伴う移動禁止状態から搬送可能状態への切り替えるタイミングを変更することで、種々の効果が得られる。まず、上記第1実施例の貯蔵カート20は、図23および図24に示した位置まで、搬送装置40が入り込んだ状態で、搬送装置40押圧部46によって入力レバー53が第1位置から第2位置に切り替えられ、搬送可能状態に切り替えられる。
本システム10は、貯蔵カート20に対する搬送装置40の出入口Eは、前方側に設けられており、同じ前方側に、使用者によってロック装置50によるロック・アンロックを切り替える操作部80も設けられている。例えば、図28に示すような場所、具体的には、壁面W1に本貯蔵カート20の後側の面が近接して対向する位置に、本貯蔵カート20を搬送する場合を考える。この場合には、搬送装置40は、本貯蔵カート20と連結した状態で後退しつつ、壁面W1に接近する。そして、搬送装置40は、定められた位置に到達すると、本貯蔵カート20との連結を解除し、図28に示すように、出入口Eである本貯蔵カート20の前側、換言すれば、壁面W1とは反対側から抜け出し、本貯蔵カート20から離脱する。また、本貯蔵カート20は、搬送装置40の退出動作に連動して移動禁止状態とされる。つまり、図28に示した場所で移動禁止状態とされた本貯蔵カート20は、使用者が操作部80の操作によって、車輪30をアンロック状態(搬送可能状態)として、手動で搬送することができる。
まず、第2実施例の貯蔵カートが備えるキャスタ100について、図30から図32を参照して説明する。図30および図31に示すように、キャスタ100は、第1実施例に係るキャスタ24と同様に、車輪101とその車輪101を転舵可能かつ旋廻可能に保持する車輪保持体102とからなり、その車輪保持体102が、ロック機構(図示省略)を収容するものとなっている。また、その車輪保持体102は、図32に示すように、上端側に、左右方向に延びるロック機構の入力軸103を備えており、その入力軸103が、軸線まわりに回転可能とされている。ただし、第1実施例に係るキャスタ24とは異なり、入力軸103は、第1回転位置から第2回転位置を介して第3回転位置までの間で回転可能とされている。そして、車輪保持体102に収容されるロック機構は、入力軸103が第1回転位置(図32におけるC1の位置)にある場合に車輪101の転動および旋廻を禁止したロック状態を実現し、第2回転位置(図32におけるC2の位置)にある場合に車輪30の転動および旋廻を許容した自在輪状態を実現し、第3回転位置(図32におけるC3の位置)にある場合に車輪30の旋廻を禁止した状態で転動を許容した固定輪状態を実現するようになっている。
そして、本実施例の貯蔵カートが備えるロック装置110は、前側一対のキャスタ100に対応する車輪101の転動および旋廻を禁止することで、貯蔵カートの移動が禁止される移動禁止状態を実現し、前側一対のキャスタ100に対応する車輪101の転動および旋廻を許容すること、つまり、自在輪状態とすることで、貯蔵カートの搬送が可能な搬送可能状態を実現する構成となっている。そして、第1実施例の貯蔵カート20と同様に、本実施例の貯蔵カートにおいても、移動禁止状態と搬送可能状態との切り替えが、搬送装置40が貯蔵カートの空間S1に入り込む動作である進入動作、および、空間S1から抜け出す動作である退出動作に連動して行われるように構成されている。
i)進入動作に伴うロック装置の動作(アンロック状態から自在輪状態への切替)
次に、搬送装置40が本実施例の貯蔵カートを搬送すべく空間S1に入り込む進入動作に伴うロック装置110の作動について説明する。搬送装置40が空間S1に入り込んでいない状態では、貯蔵カートは移動禁止状態とされていることが一般的である。つまり、図33に示すように、入力軸103が第1回転位置に位置し、車輪101がロック状態となっている。
ところで、本実施例の貯蔵カートは、キャスタ100において旋廻のみがロックされた固定輪状態で載置された状態の場合も存在する。このような場合であっても、本実施例の貯蔵カートは、搬送装置40が空間S1に入り込んで連結可能とされている。
次に、搬送装置40が貯蔵カートと連結を解除した後、空間S1から抜け出す退出動作に伴うロック装置110の作動について説明する。搬送装置40と貯蔵カートとの連結が解除された場合には、貯蔵カートは搬送可能状態にあり、図43に示すように、一対の第1レバー本体部113の下端が後側に傾斜した状態となっている。搬送装置40が前進すると、押圧部46が内側ローラ72に当接し、その内側ローラ72が前方に向かって押圧される。この場合には、一対の外側ローラ73が、第1ガイドブラケット115の下方に位置しており、上方への変位が規制されている。このため、可動体70は、上方に変位することなく、押圧部46から前向きの押圧力を確実に受けるようになっている。
i)進入動作に伴うロック装置の動作
次に、カート本体201との連結が解除された状態の搬送装置40が(空間S1の外部から)空間S1に入り込む過程におけるロック装置210の動作について説明する。搬送装置40が空間S1から離脱している状態では、図52に示すように、当接部263の突起部265が固定輪202の外周面202Aに当接しており、固定輪202の転動が禁止されている。以下の説明では、固定輪202の転動が禁止されている状態(図52の状態)をロック状態と呼ぶ。なお、固定輪202の外周面202Aは、例えば、弾性部材によって構成されており、外周面202Aにおいて突起部265が当接した部分は、突起部265によってわずかに押し潰された状態となっている。つまり、ロック状態では、当接部263が外周面202Aを押圧した状態となっている。
次に、カート本体201との連結が解除された状態の搬送装置40が空間S1から抜け出る過程におけるロック装置210の動作について説明する。搬送装置40が空間S1から出る過程では、ロック装置210は、アンロック状態からロック状態に切り替えられる。まず、孔部29に嵌合されている連結ピン45が下降して、連結ピン45が孔部29から離脱することで、カート本体201と搬送装置40との連結が解除される。その後、カート本体201との連結が解除された状態の搬送装置40は、前側に進行することで、空間S1から出る。
Claims (16)
- 貯蔵室を有するカート本体と、前記カート本体の下方に配されて前記カート本体を床面との間に空間を設けた状態で移動可能に支持する車輪と、自身の移動を禁止することが可能なロック装置と、を備え、
自動で移動することが可能な搬送装置を前記空間に入り込ませた状態で、該搬送装置と連結可能とされ、
前記ロック装置は、前記搬送装置が前記空間から抜け出る動作である退出動作に連動して、自身の移動を禁止した移動禁止状態を実現するとともに、前記搬送装置が前記空間に入り込む動作である進入動作に連動して、自身の移動を許容して前記搬送装置による搬送が可能な搬送可能状態を実現するように構成された自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記搬送装置の前記進入動作と前記退出動作とは、当該自動搬送システム用貯蔵カートにおける同じ箇所である出入口から行われ、
前記ロック装置は、当該自動搬送システム用貯蔵カートの下面側に配され、回転軸に保持されて前記搬送装置の進退方向に揺動可能な入力レバーを有し、該入力レバーが第1位置に位置する場合に前記移動禁止状態を実現し、第2位置に位置する場合に前記搬送可能状態を実現する構成とされ、
前記搬送装置の前記進入動作および前記退出動作の際に、前記入力レバーが前記搬送装置に設けられた押圧部によって押圧されるように構成され、
前記搬送装置の前記進入動作の際に、前記入力レバーが前記第1位置から前記第2位置に回転させられて前記搬送可能状態が実現され、前記搬送装置の前記退出動作の際に、前記入力レバーが前記第2位置から前記第1位置に回転させられて前記移動禁止状態が実現される請求項1に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記入力レバーは、互いに間隔をおいて下方に延び出した状態で前記回転軸に固定された一対のレバー本体部と、該一対のレバー本体部に渡される形で配されて前記搬送装置の前記押圧部によって押圧される被押圧部材と、を含んで構成され、
前記一対のレバー本体部の各々は、前記第1位置に位置する場合に下端が前記出入口側に傾斜した状態となり、かつ、前記第2位置に位置する場合に下端が前記出入口と反対側に傾斜した状態となるように構成されるとともに、自身に対する前記被押圧部材の移動を案内するガイド溝が形成されたものとされ、
前記ガイド溝は、前記第1位置に位置する場合に前記出入口側の端部が前記押圧部より上方まで延び出すとともに、前記第2位置に位置する場合に前記出入口と反対側の端部が前記押圧部より上方まで延び出した形状とされている請求項2に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記ガイド溝は、両端部の各々が前記回転軸の近傍まで延ばされている請求項3に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。
- 前記入力レバーは、前記レバー本体部が揺動している状態における前記被押圧部材の上方に位置して、前記被押圧部材の前記レバー本体部に対する上方への移動を規制する規制部材を備えている請求項3または請求項4に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。
- 前記ロック装置は、使用者によって操作可能な操作部を有し、使用者によって操作された前記操作部の動作に連動して前記入力レバーが回転させられるように構成されており、使用者の前記操作部の操作によって前記移動禁止状態と前記搬送可能状態が切り替え可能とされた請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。
- 前記ロック装置は、前記操作部の動作を停止させるストッパを有する請求項6に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。
- 前記入力レバーの前記回転軸は、軸線まわりに回転可能に保持されており、前記入力レバーは、該回転軸に固定されることで揺動可能とされており、
前記操作部は、
前記入力レバーの前記回転軸より前記出入口側において回転可能に保持され、回転中心から前記進退方向における両側に延び出し、前記出入口側の端部が前記カート本体の外側に延び出して使用者の操作が入力される操作レバーと、
前記入力レバーの前記回転軸に固定されて該回転軸から前記進退方向における両側に延び出し、前記出入口側の端部が前記操作レバーの前記出入口と反対側の端部の回転動作に連動して回転させられる連動部材と、を含んで構成される請求項6または請求項7に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記操作レバーにおける前記出入口と反対側の端部は、前記カート本体の下面に接触して自身の回転を禁止することで前記操作部の動作を停止させるストッパである操作レバー側ストッパとして機能し、
前記連動部材における前記出入口と反対側の端部は、前記カート本体の下面に接触して自身の回転を禁止することで前記操作部の動作を停止させるストッパである連動部材側ストッパとして機能する請求項8に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記操作レバー側ストッパと前記カート本体の下面における該操作レバー側ストッパが接触する部分との少なくとも一方、および、前記連動部材側ストッパと前記カート本体の下面における該連動部材側ストッパが接触する部分との少なくとも一方には、緩衝材が設けられている請求項9に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。
- 下面側に前記進退方向に対して交差する方向に延びる状態で取り付けられ、両端部の各々において前記車輪を保持する車輪用ベース部材を備え、
前記操作レバー側ストッパおよび前記連動部材側ストッパは、前記車輪用ベース部材の下面に接触するように構成された請求項9または請求項10に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記搬送装置によって搬送される方向である搬送方向に対して左右に対をなす形で前記カート本体に配された一対の前記車輪と、それら一対の前記車輪の各々に対応して設けられて前記車輪を転動可能に保持する一対の車輪保持体と、を備え、
前記一対の車輪保持体の各々は、第1回転位置と第2回転位置との間で軸線まわりに回転可能な入力軸を有し、該入力軸が前記第1回転位置に位置する場合に前記車輪の転動を禁止した状態を実現し、前記入力軸が前記第2回転位置に位置する場合に前記車輪の転動を許容した状態を実現する構成とされ、前記ロック装置の一構成要素として機能するものとされ、
前記入力レバーの前記回転軸は、軸線まわりに回転可能に保持され、両端部の各々が前記一対の車輪保持体の各々が有する前記入力軸と同軸的に連結されており、
前記入力レバーは、該回転軸に固定されることで揺動可能とされ、
前記入力レバーが前記第1位置に位置する場合に、前記入力軸が前記第1回転位置に位置して前記車輪の転動を禁止することで前記移動禁止状態が実現され、前記入力レバーが前記第2位置に位置する場合に、前記入力軸が前記第2回転位置に位置して前記車輪の転動を許容することで前記搬送可能状態が実現されるように構成された請求項2から請求項11のいずれか1項に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記車輪は、車輪保持体によって転動可能に保持されており、
前記車輪保持体は、第1回転位置と第2回転位置との間で軸線周りに回転可能な入力軸を有し、該入力軸が前記第1回転位置に位置する場合に前記車輪の転動を禁止して前記移動禁止状態を実現し、前記入力軸が前記第2回転位置に位置する場合に前記車輪の転動を許容して前記搬送可能状態を実現する構成とされ、前記ロック装置の一構成要素として機能するものとされ、
前記ロック装置は、前記搬送装置の前記進入動作および前記退出動作による入力を前記入力軸の回転動作に変換する動作変換機構を有し、該動作変換機構によって、前記搬送装置の前記進入動作に連動して前記入力軸が前記第1回転位置から前記第2回転位置に回転させられ、前記搬送可能状態が実現され、前記搬送装置の前記退出動作に連動して前記入力軸が前記第2回転位置から前記第1回転位置に回転させられ、前記移動禁止状態が実現されるように構成された請求項1に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記車輪は、車輪保持体によって転動可能かつ上下方向に延びる軸線まわりに旋廻可能に保持されており、
前記車輪保持体は、第1回転位置から第2回転位置を介して第3回転位置までの間で軸線まわりに回転可能な入力軸を有し、該入力軸が前記第1回転位置に位置する場合に前記車輪の転動および旋廻を禁止したロック状態を実現し、前記入力軸が前記第2回転位置に位置する場合に前記車輪の転動および旋廻を許容した自在輪状態を実現し、前記入力軸が前記第3回転位置に位置する場合に前記車輪の旋廻を禁止した状態で転動を許容した固定輪状態を実現するように構成され、
前記ロック装置は、前記搬送装置の前記進入動作および前記退出動作による入力を前記入力軸の回転動作に変換する動作変換機構を有し、該動作変換機構によって、前記入力軸が前記第1回転位置あるいは前記第3回転位置にある場合に前記搬送装置の前記進入動作に連動して前記入力軸が前記第2回転位置に回転させられ、前記自在輪状態が実現され、前記搬送装置の前記退出動作に連動して前記入力軸が前記第2回転位置から前記第1回転位置に回転させられ、前記ロック状態が実現されるように構成された請求項1に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記搬送装置によって搬送される方向である搬送方向に対して左右に対をなす形で前記カート本体に配された一対の前記車輪と、それら一対の前記車輪の各々に対応して設けられた一対の前記車輪保持体と、を備え、
前記搬送装置が、一対の前記車輪の間から前記空間への進入および退出が行われるように構成されており、
前記動作変換機構は、
左右方向に延びて一対の前記車輪保持体の各々が有する前記入力軸を連結する連結シャフトと、前記連結シャフトにおける中間に固定されて下方に延び出した第1入力レバーおよび第2入力レバーと、を含み、
前記第1入力レバーが、前記搬送装置の前記進入動作および前記退出動作の際に前記搬送装置に設けられた押圧部によって押圧され、前記搬送装置の進入方向および退出方向に揺動させられることで、前記入力軸を前記第1回転位置と前記第2回転位置との間で回転させる構成とされ、
前記第2入力レバーが、前記入力軸が前記第3回転位置に位置する状態における前記搬送装置の前記進入動作の際に前記押圧部によって押圧され、前記搬送装置の進入方向に揺動させられることで、前記入力軸を前記第3回転位置から前記第2回転位置に回転させる構成とされた請求項14に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。 - 前記車輪は、旋廻不能かつ転動可能に保持された固定輪とされ、
前記ロック装置は、
前記車輪の外周面と対向配置されてその外周面に対して接近・離間する方向に移動可能な当接部を有し、該当接部を前記外周面に当接させることで前記車輪の転動を禁止して前記移動禁止状態を実現し、前記当接部を前記外周面から離間させることで前記車輪の転動を許容して前記搬送可能状態を実現する構成とされ、
前記搬送装置の前記進入動作および前記退出動作による入力を前記当接部の接近離間動作に変換する動作変換機構をさらに有し、該動作変換機構によって、前記搬送装置の前記退出動作に連動して前記当接部が前記外周面に当接し、前記移動禁止状態が実現され、前記搬送装置の前記進入動作に連動して前記当接部が前記外周面から離間して、前記搬送可能状態が実現されるように構成された請求項1に記載の自動搬送システム用貯蔵カート。
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US20010052680A1 (en) | 1997-12-30 | 2001-12-20 | Eugene Kevin Bennington | Mobile cart |
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