JP7462895B2 - 浮力体付き海中ケーブルおよび浮体式洋上風力発電システム - Google Patents

浮力体付き海中ケーブルおよび浮体式洋上風力発電システム Download PDF

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特許法第30条第2項適用 経済産業省 資源エネルギー庁が、下記のアドレス、https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/new/information/180824a/のウェブサイトにて公開の”浮体式洋上風力発電システム”(平成30年8月24日)に掲載。
本発明は、一端が海底ケーブルに接続され、他端が、海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備に連結される浮力体付き海中ケーブル、および浮体式洋上風力発電システムに関する。
近年、地球温暖化対策の観点から、洋上の風力、波力、潮流・海流等の海洋の自然エネルギーを電気エネルギーに変換して発電を行う、いわゆる海洋再生可能エネルギーの開発が注目されている。
海洋再生可能エネルギーが得られる洋上浮体設備(システム)としては、例えば洋上の風力を電気エネルギーに変換して発電することができる、いわゆる浮体式洋上風力発電システムが挙げられ、その実用化が進められている。
浮体式洋上風力発電システムは、洋上浮体設備に設けた発電用風車を、洋上の風力によって回転させて電気エネルギーに変換した後、得られた電力を、海中ケーブルを通じて送電することができるように構成されている。
また、洋上浮体設備は、潮の干満、波、潮流・海流等の海水の流れや、台風等の強風などによって、3次元的に揺動するなどの種々の動きをすることが知られており、海中ケーブルは、洋上浮体設備の種々の動きに追随できるように構成されている。例えば、特許文献1に記載の水中ケーブル(海中ケーブル)は、海中ケーブルの中間部(浮力体被装着部分)に、水中中間ブイ(浮力体)を装着し、海中ケーブルの浮力体被装着部分を、装着した浮力体による浮力の作用によって、海面に向かって凸状に湾曲させるとともに、浮力体被装着部分以外の海中ケーブルの部分を、海底に向かって凸状に湾曲させて、海中ケーブル全体がS字状に湾曲する延在形状にして、いわゆるスラック(弛み)をもたせるようにして構成されている。
また、海中ケーブルは、海底に接触して着底した部分が存在すると、海水の流れによって生じる外力によって、着底した部分が、海底面と接触した状態で摺動移動を繰り返して海底面と擦れ合うことによって損傷する恐れがあるため、海底に接触せずに海中に浮かんだ状態を維持できるように構成されていることが望ましい。
しかしながら、特許文献1に記載のように海中ケーブルに浮力体を装着した浮力体付き海中ケーブルは、海中に浮かんだ状態で設置したときのケーブル正常設置状態が、時間の経過とともに海中ケーブルが海中を下降移動(沈降)していき、ある程度の期間が経過すると、海中ケーブルが海底に沈降(接触)して着底するケーブル着底状態に移行する場合があった。このような着底状態が海中ケーブルに生じると、海中ケーブルの着底した部分が、海底面と接触した状態で摺動移動を繰り返して海底面と擦れ合うことによって損傷する恐れがあるため、海中ケーブルが海中でのケーブル正常設置状態を安定して長期間にわたって維持し、海底に沈降しないように構成する必要があった。
特開2015-39274号公報
本発明の目的は、海中に設置した後も長期間(例えば20年間以上)にわたって、海中ケーブルの沈降を有効に抑制することができる浮力体付き海中ケーブル、および浮体式洋上風力発電システムを提供することにある。
本発明者らは、海中における浮力体付き海中ケーブルのケーブル正常設置状態からケーブル着底状態に移行する原因について、鋭意研究を重ねた結果、浮力体付き海中ケーブルを海中に設置すると、時間の経過とともに、海中ケーブルの浮力体被装着部分および第1浮力体の表面に、海洋生物の付着・堆積が進行し、これによって、海中ケーブルが海中を下降移動(沈降)して着底状態に移行すること、および、海洋生物の付着・堆積が進行して、第1浮力体による浮力が減衰したとしても、海中ケーブルの海中への設置時、または海中でのケーブル設置期間中のいずれかの時点において、海中ケーブルの浮力体被装着部分に、第1浮力体に加えて、重量バランスを安定させる装着物を装着または除去することによって、海中ケーブルの沈降を有効に抑制することができることを見出し、かかる知見に基づき本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の要旨構成は、以下のとおりである。
(1)一端が海底ケーブルに接続され、他端が、海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備に連結される海中ケーブルと、前記海中ケーブルの浮力体被装着部分に装着された第1浮力体とを備え、前記浮力体被装着部分が、前記第1浮力体による浮力の作用によって、海面に向かって凸状に湾曲した延在形状を有し、かつ前記海中ケーブルが、海底に接触せずに海中に浮かんだ状態を維持できるように構成されている浮力体付き海中ケーブルにおいて、前記海中ケーブルは、海洋生物が前記第1浮力体の表面に付着することによる前記浮力体被装着部分における重量増加に伴って、前記海中ケーブルが沈降して海底に接触するのを防止する沈降防止手段をさらに備えることを特徴とする浮力体付き海中ケーブル。
(2)前記沈降防止手段は、一端が前記海中ケーブルの前記浮力体被装着部分に連結され、海底に向かって垂下されて他端が少なくとも海底に到達する長さ寸法をもつ少なくとも1本の第1連結線と、前記第1連結線の他端側の部分に、前記第1連結線の延在方向に沿う間隔で装着された複数個の第1の錘とを有する、上記(1)に記載の浮力体付き海中ケーブル。
(3)前記沈降防止手段は、前記浮力体被装着部分に連結された第2連結線と、前記第2連結線に連結され、前記浮力体被装着部分に対して、前記第1浮力体による浮力に加えて追加の浮力を作用させる第2浮力体と、前記第2連結線に連結され、前記第2浮力体が、浮力によって海中を上昇移動するのを抑制する係留部材とを有する、上記(1)に記載の浮力体付き海中ケーブル。
(4)前記沈降防止手段は、前記浮力体被装着部分に連結され、前記浮力体被装着部分に対して、前記第1浮力体による浮力に加えて追加の浮力を作用させる第3浮力体と、前記浮力体被装着部分に海中操作によって取り外しが可能になるように連結され、前記浮力体被装着部分に対して、前記第3浮力体の追加の浮力に相当する重力を作用させる第2の錘とを有する、上記(1)に記載の浮力体付き海中ケーブル。
(5)海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備と、一端が海底ケーブルに接続され、他端が、海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備に連結される海中ケーブルの浮力体被装着部分に、第1浮力体が装着されている浮力体付き海中ケーブルとを備え、前記海中ケーブルの前記浮力体被装着部分が、前記第1浮力体による浮力の作用によって、海面に向かって凸状に湾曲した延在形状を有し、かつ海中ケーブルが、海底に接触せずに海中に浮かんだ状態を維持できるように構成されている浮体式洋上風力発電システムにおいて、前記海中ケーブルは、海洋生物が前記第1浮力体の表面に付着することによる前記浮力体被装着部分における重量増加に伴って、海中ケーブルが沈降して海底に接触するのを防止する沈降防止手段をさらに備えることを特徴とする浮体式洋上風力発電システム。
本発明によれば、海中ケーブルの浮力体被装着部分に沈降防止手段を備えることによって、海洋生物が第1浮力体の表面に付着することによる海中ケーブルの浮力体被装着部分における重量増加に伴って、海中ケーブルが沈降して海底に接触するのを防止することができる浮力体付き海中ケーブル、および浮体式洋上風力発電システムの提供が可能になった。
図1は、本発明に従う第1の実施形態の浮力体付き海中ケーブルを備える浮体式洋上風力発電システムの概略構成図である。 図2は、従来の浮力体付き海中ケーブルを備える浮体式洋上風力発電システムの概略構成図である。 図3は、図2に示す浮力体付き海中ケーブルを構成する浮力体に、海洋生物(MG)が付着・堆積して、海中ケーブルが海底に着底するまで沈降した状態を示す図である。 図4は、第2の実施形態の浮力体付き海中ケーブルを備える浮体式洋上風力発電システムの概略構成図である。 図5は、第3の実施形態の浮力体付き海中ケーブルを備える浮体式洋上風力発電システムの概略構成図である。 図6は、第4の実施形態の浮力体付き海中ケーブルを備える浮体式洋上風力発電システムの概略構成図である。 図7は、浮力体付き海中ケーブルに付着した海洋生物の除去方法の一例を説明する図である。
次に、本発明の好ましい実施形態について、以下で説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明に従う第1の実施形態の浮力体付き海中ケーブル1を備える浮体式洋上風力発電システム10の概略構成を示したものである。
図示の浮力体付き海中ケーブル1は、一端が海底S1に敷設された海底ケーブル9に接続され、他端が、海上S3に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備2に連結される海中ケーブル3と、海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aに装着された第1浮力体4とを備えている。
浮体式洋上風力発電設備2は、海上S3に浮かんだ状態であり、下部が、海底S1に係留索(図示せず。)で固定されている。
海中ケーブル3は、浮体式洋上風力発電設備2で得られた電力を送電するためのものであって、主に、電力用線心、鎧装、外部防食層等から構成されている。なお、本発明では、海中ケーブル3は、後述するように、装着した第1浮力体4による浮力Fによって、海面S3に向かって凸状に湾曲した延在形状になるように変形できることが必要なので、ある程度の可撓性を有することが必要であるが、その他の構造および物性等については特に限定を要しないため、海中で使用することができる防水被覆を施した種々の電力ケーブルを使用することができる。
第1浮力体4は、図1では、海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aに、浮力体被装着部分3aの延在方向に間隔をおいて複数個配置した場合を示している。第1浮力体4の材質としては、海中ケーブル3が海中S2に浮かんだ状態が維持できる程度の浮力を生じさせるものであればよく、特に限定はしないが、例えば、複合発泡体をポリウレタンなどの外皮でコーティングしたもの、ABS及びPE樹脂を用いたフロート等が挙げられる。また、第1浮力体4の形状は、図1に示したように円筒状の他、球体、円筒状体と球体の組み合わせなどの種々の形状が挙げられる。
さらに、海中ケーブル3は、浮力体被装着部分3aが、第1浮力体4による浮力Fの作用によって、海面S3に向かって凸状に湾曲した延在形状を有し、かつ海中ケーブル3が、海底S1に接触せずに海中S2に浮かんだ状態を維持できるように構成されている。海中ケーブル3が海底S1に着底した状態で海中に設置されると、海中ケーブルの着底した部分が、海底面と接触した状態で摺動移動を繰り返して海底面と擦れ合うことによって損傷する恐れがあり、一方、海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aが、海面S3の高さ位置や、海面S3に近い海中S2の高さ位置に存在すると、海上を航行する船舶11等に接触する可能性があり、船舶の航行の妨げになったり、場合によっては、船舶等との接触によって海中ケーブルが損傷する恐れもある。
海中S2に浮かんだ状態の海中ケーブル3の、S字状湾曲延在形状をした山部(頂上)と谷部(谷底)が含まれる好適な海中設置深さ領域は、海底S1から、海面S3に向かう垂直方向(水深方向とは反対方向)に好ましくは10m以上、より好ましくは15m以上離れた深さ位置(海中下限深さライン)と、海面S3から好ましくは10m以上、より好ましくは15m以上離れた深さ位置(海中上限深さライン)とで区画された海中領域とする。特に、海中ケーブル3は、凸状に湾曲した前記浮力体被装着部分3aの山部(頂上)位置が海面S3から上位深さ位置の海中にあることが、浮体式洋上風力発電システムと船舶との接触などから浮体式洋上風力発電システムを回避する点で好ましい。また、海中ケーブル3は、谷部(谷底)位置が上記深さ位置の海中にあることが、海中ケーブルの海底への着底を回避する点で好ましい。海中ケーブル3は、その最深部が例えば水深100m以上よりも深い海中S2に設置される。
本発明者らは、特許文献1に記載されているような従来の浮力体付き海中ケーブルが、時間の経過とともに海中を下降移動(沈降)していき、ある程度の期間が経過すると、海中ケーブルが海底に沈降(接触)する着底状態に移行する場合があることについて、その原因を詳細に調査した。
ところで、海面S3に近い海中S2、海面S3に存在する海洋構造物には、必ずと言ってよいほど、フジツボなどの海洋生物(Marine Growth、以下、略して「MG」という場合がある。)が付着しやすく、MGは、さまざまな種類が存在し、大小や軽重があるものの質量を有している。
このため、本発明者らは、海中ケーブル3の着底状態への移行に関し、浮力体付き海中ケーブル1を海中に設置された場合、浮力体付き海中ケーブル1が、表面に海洋生物5が付着することに起因して海中を下降移動するとの仮説の下に鋭意検討を行った。その結果、海中に設置された浮力体付き海中ケーブル1は、第1浮力体4および第1浮力体4を装着した海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aに付着・堆積するフジツボ等の海洋生物5が、海中S2におけるケーブル設置期間の経過とともに、海中S2の海中ケーブル3を下降移動させること、そして、ケーブル設置期間が数年以上(例えば3年間以上)になったときに、想定を超えるフジツボ等の海洋生物5が付着して、海中ケーブル3が着底する場合があることを見出した。
さらに詳細に説明すると、従来の浮力体付き海中ケーブル101は、浮力体被装着部分に浮力体104が装着されており、海中S2でのケーブル正常設置状態では、図2に示すように、海底S1に接触せずに海中S2に浮かんだ状態を維持できるように構成されている。
しかしながら、海中ケーブル103は、時間の経過とともに、浮力体104および海中ケーブル103の表面に、海洋生物105の付着・堆積が進行していき、海洋生物105の付着・堆積によって海中ケーブル103の浮力体被装着部分の重量が重くなって、海中ケーブル103に大きな重力が作用することになるため、浮力体104による浮力が減じられてしまう。その結果、海中ケーブル103の全体が海底S1に向かって沈降するようになり、さらに、浮力体104および海中ケーブル103の表面に対する海洋生物105の付着・堆積が進行すると、図3に示すように、ケーブル着底状態に移行して、海中ケーブル103が海底S1と接触して着底する傾向があることを本発明者らは見出したのである。
このため、本発明の浮力体付き海中ケーブル1は、海洋生物(MG)5が第1浮力体4の表面に付着することによる海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aにおける重量増加に伴って、海中ケーブル3が沈降して、海底S1に接触するのを防止する沈降防止手段6を備えることを特徴とする。
第1の実施形態では、沈降防止手段6は、少なくとも1本の第1連結線7と、複数個の第1の錘8とで主として構成され、図1では、8本の第1連結線7と、これら第1連結線7のそれぞれに、各12個の第1の錘8とで構成されている場合を示している。また、図1では、各第1連結線7に装着されている12個の第1の錘8として、同じものを使用した場合を示しているが、異なるサイズや重さのものを使用することができる。例えば、第1の錘8のうち、初めから着底している第1の錘8は、海中ケーブル3が第1浮力体4によって海中を上昇移動しないように固定するため、他の第1の錘8よりも重いものを使用してもよい。他の第1の錘8は、海中ケーブル3の海中への設置直後には海底S1に着底しておらず、初めから着底している第1の錘8よりも、第1連結線7の一端側(海面S3側)の部分に装着される錘である。
第1連結線7は、一端が海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aに連結され、海底S1に向かって垂下され、他端が少なくとも海底S1に到達する長さ寸法を有している(図1(a)、(b)参照)。
第1連結線7の他端側の部分には、第1連結線7の延在方向に沿う間隔で複数個の第1の錘8を装着し、図1では複数個の第1の錘8を、いわゆるバランスチェーン(釣合い錘)方式に連結して構成した場合を示している。
このような沈降防止手段6を備える浮力体付き海中ケーブル1は、海洋生物(MG)5が付着・堆積したとしても、長期間にわたって、海底S1に着底することなく、メンテナンスフリーで海中S2に浮いたままの状態を維持することができる。
以下、そのメカニズムについて説明する。なお、説明を分かりやすくするため、海中ケーブル3に装着された第1浮力体4によって、海中ケーブル3に作用する浮力Fを1000kgf(9.8kN)とし、沈降防止手段6を、1本の第1連結線7と12個の第1の錘8(12個のうちの6個の第1の錘8は海中ケーブルの海中設置当初から着底した状態とする。)とで構成していることとし、また、12個の第1の錘8が、第1連結線7の他端側の部分に、第1連結線7の延在方向に沿って42cm間隔で装着され、12個分の第1の錘8の総重量W12が2000kgf(19.6kN)である時点をケーブル初期設定(正常)状態とし、この状態から、海洋生物5が、第1浮力体4および海中ケーブル3に付着していく場合を想定して考える。この場合、第1浮力体4によって海中ケーブル3に作用する浮力Fと、沈降防止手段6の着底していない6個の第1の錘8の総重量は、1000kgf(9.8kN)で重量バランスされている(釣り合っている)。なお、便宜上、上記構成はメカニズムを説明するための一例であり、第1浮力体4や沈降防止手段6などの設置条件は海底の深さや海水の流れなどの海洋条件に応じて適宜変更してもよい。
この場合、海洋生物(MG)5が、第1浮力体4および海中ケーブル3に付着していき、MGの付着重量wが、第1の錘8の1個分に相当する重量である約167kgf(約1.63N)に達すると、第1浮力体4により海中ケーブル3に生じる浮力Fと、着底していない6個の第1の錘8の総重量Wとのバランスが崩れて、海中ケーブル3が海中を下降移動することになる。しかしながら、海中ケーブル3が、42cmだけ下降移動すると、着底していない6個の第1の錘8のうち、最も海底S1側に位置する1個目の第1の錘8が着底する結果、浮力Fと、5個分の第1の錘8の総重量WおよびMGの付着重量wの合計重量が同じになって、重量バランスがとれるようになることから、海中ケーブル3の下降移動は抑制される。
その後、MGの付着重量wがさらに167kgfだけ増加すると、海中ケーブル3がさらに42cmだけ下降移動することになるが、海底S1側に位置する第1の錘8の2個目が着底する結果、浮力Fと、4個分の第1の錘8の総重量WおよびMGの付着重量2wの合計重量とが同じになって、重量バランスがとれるようになることから、海中ケーブル3の下降移動は抑制される。
このように、MGの付着重量wが167kgf増加するごとに、海中ケーブル3が42cmだけ下降移動するが、着底していない海底側に位置する第1の錘8の1個が着底するごとに、海底ケーブル3の下降移動が抑制されるため、海中ケーブル3は、長期間にわたって海底S1に着底するのを抑制することが可能になる。
なお、第1浮力体4および海中ケーブル3に対する海洋生物5の付着・堆積できる量には限界があり、海洋生物5の付着・堆積量が限界に達したとき、付着した海洋生物5のうちの一部は、第1浮力体4および海中ケーブル3の表面から剥がれ落ちるようになる。この場合には、重量バランスが崩れて、海中ケーブル3、特に浮力体被装着部分3aが、海中S2を急激に上昇移動へ転ずることになるが、上方移動すると、着底していた第1の錘8が、再び海中S2に持ち上げられて、重量バランスが取れるようになる結果、異常な上昇移動は抑制される。このため、海中ケーブル3は、海中S2での下降および上昇の移動変位(上下振れ幅)が比較的小さくなり、海中で浮かんだ状態を比較的安定して維持することができる。
このように第1の実施形態の浮力体付き海中ケーブル1は、第1浮力体4に対する海洋生物5の付着状況に応じて、自動的に下降移動と上昇移動を繰り返すことができるので、長期間にわたって、メンテナンスを行わなくても、海中ケーブル3が着底することがない。
<第2の実施形態>
図4は、本発明に従う第2の実施形態の浮力体付き海中ケーブル1Aを備える浮体式洋上風力発電システム10Aの概略構成を示したものである。なお、図4に示す各構成部材は、図1に示す構成部材と同じ場合には、同じ符号を付している。
第2の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10Aは、浮体式洋上風力発電設備2と、浮力体付き海中ケーブル1Aとを備え、海中ケーブル3は沈降防止手段6Aをさらに備えている。
なお、第2の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10Aは、沈降防止手段6Aの構成が異なることを除いては、第1の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10と同様の構成を有しているので、以下では、沈降防止手段6Aの構成について説明する。
沈降防止手段6Aは、海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aに連結された第2連結線12と、第2連結線12に連結され、浮力体被装着部分3aに対して、第1浮力体4による浮力に加えて追加の浮力を作用させる第2浮力体13と、第2連結線12に連結され、第2浮力体13が、浮力によって海中S2を上昇移動するのを抑制するシンカー等の係留部材14とを有している。
この沈降防止手段6Aは、海中ケーブル3や第1浮力体4に海洋生物5が付着して、第1浮力体によって生じる浮力よりも、海洋生物5が付着した海中ケーブル3の重量が重くなったとしても、第2浮力体13が追加の浮力を生じさせるため、海中ケーブル3が下降移動するのを抑制することができ、また、第2浮力体13は、係留部材14によって海底に固定されているので、海中ケーブル3が上昇移動することもなく、安定した位置に維持することができる。
なお、図4に示す沈降防止手段6Aは、第2浮力体13が、海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aの上方に位置する場合を示しているが、浮力体被装着部分3aの下方位置に配置してもよい。
<第3の実施形態>
図5は、本発明に従う第3の実施形態の浮力体付き海中ケーブル1Bを備える浮体式洋上風力発電システム10Bの概略構成を示したものである。なお、図5に示す各構成部材は、図1に示す構成部材と同じ場合には、同じ符号を付している。
第3の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10Bは、浮体式洋上風力発電設備2と、浮力体付き海中ケーブル1Bとを備え、海中ケーブル3は沈降防止手段6Bをさらに備えている。
なお、第3の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10Bは、沈降防止手段6Bの構成が異なることを除いては、第1の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10と同様の構成を有しているので、以下では、沈降防止手段6Bの構成について説明する。
沈降防止手段6Bは、海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aに連結され、浮力体被装着部分3aに対して、第1浮力体4による浮力に加えて追加の浮力を作用させる第3浮力体15と、浮力体被装着部分3aに海中操作によって取り外しが可能になるように連結され、浮力体被装着部分3aに対して、第3浮力体15の追加の浮力に相当する重力を作用させる第2の錘16とを有している。
この沈降防止手段6Bは、海中ケーブル3や第1浮力体4に海洋生物5が付着して、第1浮力体4によって生じる浮力よりも、海洋生物5が付着した海中ケーブル3の重量が重くなったとしても、第3浮力体15が追加の浮力を生じさせるため、海中ケーブル3が下降移動するのを抑制することができ、また、第3浮力体15は、海中ケーブル3の設置時には、海中ケーブル3に過剰な浮力を生じさせるが、取り外し可能な第2の錘16を、第3浮力体15とともに、海中ケーブル3に装着することによって、重量バランスがとれるように構成されている。
このため、海中ケーブル3や第1浮力体4に海洋生物5が付着して、第1浮力体4および第3浮力体15によって生じる浮力よりも、海洋生物5が付着した海中ケーブル3の重量が重くなった場合には、ROV(遠隔操作型無人潜水機)17などを用いて、第2の錘16をケーブル3から取り外すことで、重量バランスが取れるようになり、海中ケーブル3の下降移動を抑制することができる。
<第4の実施形態>
図6は、本発明に従う第4の実施形態の浮力体付き海中ケーブル1Cを備える浮体式洋上風力発電システム10Cの概略構成を示したものである。なお、図6に示す各構成部材は、図1に示す構成部材と同じ場合には、同じ符号を付している。
第4の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10Cは、浮体式洋上風力発電設備2と、浮力体付き海中ケーブル1Cとを備え、海中ケーブル3は沈降防止手段6Cをさらに備えている。
なお、第4の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10Cは、沈降防止手段6Cの構成が異なることを除いては、第1の実施形態の浮体式洋上風力発電システム10と同様の構成を有しているので、以下では、沈降防止手段6Cの構成について説明する。
沈降防止手段6Cは、海中ケーブル3を海中に設置し、海中ケーブル3および第1浮力体4に海洋生物5がある程度付着して海中ケーブル3が下降移動することが予測される期間経過後に、ROV(遠隔操作型無人潜水機)17などを用いて、第4浮力体18を海中ケーブル3の浮力体被装着部分3aに装着することによって、追加の浮力が生じるため、海中ケーブル3の下降移動を抑制することができる。
<その他>
また、図7は、沈降防止手段を備えていないが、海中ケーブルおよび第1浮力体に海洋生物5が付着したときに、ROV(遠隔操作型無人潜水機)17に装備した回転式ブレードによって、付着した海洋生物5を削り落とす方法を示したものであり、かかる方法を、上述した第1乃至第4の実施形態の沈降防止手段6および6A~6Cを備えることに加えて併用することも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の概念および特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含み、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
1、1A、1B、1C、1D 浮力体付き海中ケーブル
2 浮体式洋上風力発電設備
3 海中ケーブル
3a 海中ケーブルの浮力体被装着部分
4 第1浮力体
5 海洋生物(MG)
6、6A、6B、6C 沈降防止手段
7 第1連結線
8 第1の錘(またはバランスチェーン)
9 海底ケーブル
10、10A、10B、10C、10D 浮体式洋上風力発電システム
11 船舶
12 第2連結線
13 第2浮力体
14 係留部材
15 第3浮力体
16 第2の錘
17 ROV(遠隔操作型無人潜水機)
18 第4浮力体
100 浮体式洋上風力発電システム
101 浮力体付き海中ケーブル
102 浮体式洋上風力発電設備
103 海中ケーブル
104 第1浮力体
105 海洋生物(MG)
S1 海底
S2 海中
S3 海上(海面)

Claims (5)

  1. 一端が海底ケーブルに接続され、他端が、海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備に連結される海中ケーブルと、
    前記海中ケーブルの浮力体被装着部分に装着された第1浮力体と
    を備え、
    前記浮力体被装着部分が、前記第1浮力体による浮力の作用によって、海面に向かって凸状に湾曲した延在形状を有し、かつ前記海中ケーブルが、海底に接触せずに海中に浮かんだ状態を維持できるように構成されている浮力体付き海中ケーブルにおいて、
    前記海中ケーブルは、海洋生物が前記第1浮力体の表面に付着し、付着した前記海洋生物による前記浮力体被装着部分における重量増加に伴って、前記海中ケーブルの沈降が生じた場合であっても、海底に接触するまでの前記海中ケーブル沈降防止する沈降防止手段をさらに備えることを特徴とする浮力体付き海中ケーブル。
  2. 前記沈降防止手段は、
    一端が前記海中ケーブルの前記浮力体被装着部分に連結され、海底に向かって垂下されて他端が少なくとも海底に到達する長さ寸法をもつ少なくとも1本の第1連結線と、
    前記第1連結線の他端側の部分に、前記第1連結線の延在方向に沿う間隔で装着された複数個の第1の錘と
    を有する、請求項1に記載の浮力体付き海中ケーブル。
  3. 一端が海底ケーブルに接続され、他端が、海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備に連結される海中ケーブルと、
    前記海中ケーブルの浮力体被装着部分に装着された第1浮力体と
    を備え、
    前記浮力体被装着部分が、前記第1浮力体による浮力の作用によって、海面に向かって凸状に湾曲した延在形状を有し、かつ前記海中ケーブルが、海底に接触せずに海中に浮かんだ状態を維持できるように構成されている浮力体付き海中ケーブルにおいて、
    前記海中ケーブルは、海洋生物が前記第1浮力体の表面に付着することによる前記浮力体被装着部分における重量増加に伴って、前記海中ケーブルが沈降して海底に接触するのを防止する沈降防止手段をさらに備え、
    前記沈降防止手段は、
    前記浮力体被装着部分に連結された第2連結線と、
    前記第2連結線に連結され、前記浮力体被装着部分の上方または下方に位置し、前記浮力体被装着部分に対して、前記第1浮力体による浮力に加えて追加の浮力を作用させる第2浮力体と、
    前記第2連結線に連結され、前記第2浮力体が、浮力によって海中を上昇移動するのを抑制する係留部材と
    を有する浮力体付き海中ケーブル。
  4. 一端が海底ケーブルに接続され、他端が、海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備に連結される海中ケーブルと、
    前記海中ケーブルの浮力体被装着部分に装着された第1浮力体と
    を備え、
    前記浮力体被装着部分が、前記第1浮力体による浮力の作用によって、海面に向かって凸状に湾曲した延在形状を有し、かつ前記海中ケーブルが、海底に接触せずに海中に浮かんだ状態を維持できるように構成されている浮力体付き海中ケーブルにおいて、
    前記海中ケーブルは、海洋生物が前記第1浮力体の表面に付着することによる前記浮力体被装着部分における重量増加に伴って、前記海中ケーブルが沈降して海底に接触するのを防止する沈降防止手段をさらに備え、
    前記沈降防止手段は、
    前記浮力体被装着部分に連結され、前記浮力体被装着部分に対して、前記第1浮力体による浮力に加えて追加の浮力を作用させる第3浮力体と、
    前記浮力体被装着部分に海中操作によって取り外しが可能になるように連結され、前記浮力体被装着部分に対して、前記第3浮力体の追加の浮力に相当する重力を作用させる第2の錘と
    を有する浮力体付き海中ケーブル。
  5. 海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備と、
    一端が海底ケーブルに接続され、他端が、海上に浮かんだ状態で位置する浮体式洋上風力発電設備に連結される海中ケーブルの浮力体被装着部分に、第1浮力体が装着されている浮力体付き海中ケーブルと
    を備え、前記海中ケーブルの前記浮力体被装着部分が、前記第1浮力体による浮力の作用によって、海面に向かって凸状に湾曲した延在形状を有し、かつ前記海中ケーブルが、海底に接触せずに海中に浮かんだ状態を維持できるように構成されている浮体式洋上風力発電システムにおいて、
    前記海中ケーブルは、海洋生物が前記第1浮力体の表面に付着し、付着した前記海洋生物による前記浮力体被装着部分における重量増加に伴って、前記海中ケーブルの沈降が生じた場合であっても、海底に接触するまでの前記海中ケーブル沈降防止する沈降防止手段をさらに備えることを特徴とする浮体式洋上風力発電システム。
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