JP7462078B2 - 空気入りタイヤの内腔に吸音材を貼付する方法及び貼付ユニット - Google Patents

空気入りタイヤの内腔に吸音材を貼付する方法及び貼付ユニット Download PDF

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Description

本発明は、空気入りタイヤの内腔に吸音材を貼付する方法及び貼付ユニットに関する。
既知のように、空気入りタイヤは、2つの環状のビードを有し且つ環状のトレッドを支持するトロイド状のカーカスを備える。カーカスとトレッドとの間には、複数のトレッドプライが設けられたトレッドベルトが挟まれている。カーカスプライ内にはインナーライナが配置され、これは、気密であり、内張りを構成し、空気入りタイヤ自体のタイヤ空気圧を経時的に維持するために空気入りタイヤ内に空気を保持する機能を有する。
近年では、空気入りタイヤの開発は、空気入りタイヤが路面を転がることにより発生する騒音を減らすために吸音材(概してスポンジ)が内部に設けられた空気入りタイヤに向けられている。
吸音材は、(吸音材が加硫プロセス中に加わる熱及び圧力の組み合わせに損傷することなく耐えることができないので)予め加硫された空気入りタイヤに貼付され、吸音材は特に、(インナーライナを備えた)空気入りタイヤのトレッドの(すなわち、空気入りタイヤのアスファルトと接触する領域に対応する)内面及び場合によってはサイドウォールの一部の内面にも接着される。
吸音材には接着層が設けられ、これは、空気入りタイヤの内腔に接触することが意図される表面に施されて、除去可能な保護ライニング(「ライナ」)で最初は覆われ(保護され)ており、保護ライニングは、接着層を保護する機能及び吸音材同士が貼り付くことなく吸音材をコイル状に巻回可能にする機能の両方を果たす。
通常、空気入りタイヤの内腔内に吸音材を貼付するプロセスでは、必要以上の標準長の(場合によってはコイル状に巻回された)吸音材のストリップから始まるようになっている。続いて最初に、余剰部分を除去するために吸音材のストリップを切断することにより、吸音材のストリップが接着される空気入りタイヤの内周に応じて必要な長さを吸音材のストリップに与える必要がある。換言すれば、最初に吸音材のストリップを定寸切断する必要がある。定寸切断後に、吸音材のストリップはコイルを形成するように巻回される。
実際には、作業者が、保護ライニングの除去(吸音材を空気入りタイヤの内面に押し付ける直前に行われる)後に吸音材を内面に押し付けるよう構成されたアプリケータローラを備えたアプリケータ装置に、定寸切断された吸音材のストリップのコイルを供給する。さらに、アプリケータ装置は、上記保護ライニングが吸音材からの分離後に(すなわち、その機能を果たした後に)巻き付けられる保護ライニング回収ドラムを含む。アプリケータローラ及び回収ドラムには、これらを適切な同期速度でそれぞれの回転軸周りに回転させるのに適した作動手段が設けられることで、保護ライニング及び/又は吸音材が過剰な張力により裂けること又は緩くなりすぎることが防止されるようになる。
作業者が吸音材のストリップをアプリケータ装置に供給する場合、作業者は、吸音材から保護ライニングの最初の部分を手動で分離しなければならず、続いて保護ライニングの最初の部分を、回収ドラムのスロットに(再度手動で)挿入しなければならない。吸音材の貼付中には、接着層に異物(ごみ、埃、汚れ、虫等)が誤って付着するのを防止するために、接着剤を空気に曝す期間をできる限り短くするように吸音材の貼付直前に吸音材から保護ライニングを分離することが好ましい。
一方で、予め加硫された空気入りタイヤは、モータローラで支持され、モータローラは、空気入りタイヤを回転させ、且つ空気入りタイヤ自体の横方向の並進を防止する固定サイドレールが設けられる。作業者の命令に応答して、アプリケータ装置は、モータローラにより担持された空気入りタイヤに挿入され、吸音材のストリップの前端を空気入りタイヤの内面に押し付ける。空気入りタイヤは、続いて、内面全体に吸音材を貼付することを可能にする(すなわち、一回転することにより吸音材に環状の形状を与える)ためにモータローラにより回転させられる。
空気入りタイヤ内の吸音材の貼付について上述した方法では、保護ライニングの最初の部分を吸音材から分離するために作業者の手動介入が必然的に必要である。さらに、この作業は、熟練した作業者にとっても特に長くて複雑であり、接着層の損傷を招く可能性がある。
さらに、内腔内の貼付中に、空気入りタイヤの数千キロメートル使用後に吸音材自体に亀裂を生じさせ得る伸縮が吸音材に生じないことが重要である。
本発明の目的は、貼付サイクル全体をより効率的にする(すなわち、より高速且つ低廉にする)と共により効果的にする(すなわち、吸音材からの保護ライニングの最初の部分の分離中に接着層の損傷を回避可能にする)ことを可能にする、空気入りタイヤの内腔内に吸音材を貼付する方法及び貼付ユニットを提供することである。
本発明によれば、添付の特許請求の範囲に記載されるものによる、空気入りタイヤの内腔内に吸音材を貼付する方法及び貼付ユニットが提供される。
特許請求の範囲には、本明細書の一体部分を形成する本発明の好ましい実施形態を記載する。
次に、例示的且つ非限定的な実施形態を示す添付図面を参照して本発明を説明する。
空気入りタイヤの内腔内に配置された吸音材が設けられた空気入りタイヤの概略図である。 空気入りタイヤの内腔内に吸音材を貼付する貼付ユニットの概略図である。 余剰端が吸音材のストリップから分離される、図2の貼付ユニットの分離ステーションの動作の一時点の図である。 余剰端が吸音材のストリップから分離される、図2の貼付ユニットの分離ステーションの動作の一時点の図である。 余剰端が吸音材のストリップから分離される、図2の貼付ユニットの分離ステーションの動作の一時点の図である。 吸音材のストリップが空気入りタイヤの内腔に貼付される、図2の貼付ユニットの結合ステーションの動作の一時点の図である。 吸音材のストリップが空気入りタイヤの内腔に貼付される、図2の貼付ユニットの結合ステーションの動作の一時点の図である。 吸音材のストリップが空気入りタイヤの内腔に貼付される、図2の貼付ユニットの結合ステーションの動作の一時点の図である。 吸音材のストリップが空気入りタイヤの内腔に貼付される、図2の貼付ユニットの結合ステーションの動作の一時点の図である。 吸音材のストリップが空気入りタイヤの内腔に貼付される、図2の貼付ユニットの結合ステーションの動作の一時点の図である。
図1において、符号1は、リムに取り付けられ、2つの環状のビードを有し且つ環状のトレッドを支持するトロイド状のカーカスを備えた、空気入りタイヤの全体を示す。カーカスとトレッドとの間には、複数のトレッドプライが設けられたトレッドベルトが挟まれている。カーカスプライ内にはインナーライナが配置され、これは、気密であり、内張りを構成し、空気入りタイヤ自体のタイヤ空気圧を経時的に維持するために空気入りタイヤ内に空気を保持する機能を有する。空気入りタイヤ1の内腔内には、すなわちインナーライナを備えた空気入りタイヤ1の内面と接触して、空気入りタイヤが路面を転がることにより発生する騒音を減らすために吸音材2のループ(概してスポンジ)が取着される。
吸音材2は、(吸音材2が加硫プロセス中に加わる熱及び圧力の組み合わせに損傷することなく耐えることができないので)予め加硫された空気入りタイヤ1に貼付され、吸音材2は特に、(インナーライナを備えた)空気入りタイヤ1のトレッドの(すなわち、空気入りタイヤのアスファルトと接触する領域に対応する)内面及び場合によっては(必ずしもそうである必要はないが)サイドウォールの一部の内面にも接着される。
図2において、全体を符号3で示すのは、環状の形態を有する吸音材2を空気入りタイヤ1の内腔に貼付するのに適した貼付ユニットである。貼付ユニット3は、余剰端5(図4及び図5に示す)を吸音材2のストリップ4から分離する分離ステーションS1と、吸音材2のストリップ4(余剰端5なし)を空気入りタイヤ1の内腔に貼付する結合ステーションS2とを備える。
特に、吸音材2のストリップ4は、空気入りタイヤ1の内腔の内周に応じて必要な長さよりも大きな標準長を最初に有し、したがって、最初にこれを定寸切断して、(空気入りタイヤ1の内周に応じて計算された)必要な長さを吸音材2の上記ストリップ4に与えるように吸音材2のストリップ4から余剰端5を除去する必要がある。
図3、図4、及び図5に示すように、吸音材2のストリップ4の片面には、吸音材2を空気入りタイヤの内面に接続するための接着層6が設けられ、これが保護ライニング7で(すなわち、接着層6に除去可能に付着するプラスチック材のリボンで)覆われる。すなわち、接着層6は、空気入りタイヤの内腔と接触することが意図される吸音材2の表面に施され、この表面は最初は除去可能な保護ライニング7で覆われ(保護され)、保護ライニング7は、接着層6を保護する機能及び吸音材2同士が貼り付くことなく吸音材2のストリップ4をコイル状に巻回可能にする機能の両方を果たす。
上述のように、最初に分離ステーションS1において、吸音材2のストリップ4は、余剰端5を分離することにより吸音材2のストリップ4に(空気入りタイヤ1内で吸音材2のループが重ならないようにするために)必要な長さを与えるように切断される。通常、吸音材2のストリップ4は、必要であるよりもごく僅かに長い長さを最初に有し、したがって、吸音材2のストリップ4の定寸切断は、吸音材2の小片しか無駄にしない(すなわち、余剰端5は、概して数センチメートル~数十センチメートルの範囲の小さなサイズである)。
図5に示すように、吸音材2のストリップ4により、保護ライニング7の反対側から始めて保護ライニング7を残したまま終わる分離開口8が形成され、分離開口8は、吸音材2のストリップ4の残りの部分から余剰端5を分離する。換言すれば、分離開口8は、吸音材2の深さ全体に及んで吸音材2のストリップ4の残りの部分から余剰端5を分離し、分離開口8は、保護ライニング7には及ばず残したまま、これが余剰端5と吸音材2のストリップ4の残りの部分との間の残留接続部を構成する。
図3、図4、及び図5に示すように、分離開口8の形成では、保護ライニング7の反対側から始めて、保護ライニング7付近の吸音材2の残留部9(図4に示す)をそのまま残して吸音材2のストリップ4を切断することが見込まれる。続いて、(図5に示すように)分離開口8を完成させるために吸音材2のストリップ4の残りの部分に対して余剰端5を曲げることにより、吸音材2の残留部9は破断される。
好ましい一実施形態によれば、吸音材2の残留部9は、曲げによる残留部9の完全な破断を可能にするように冷却される。すなわち、吸音材2の残留部9を曲げにより折ることができるように、残留部9は十分に脆弱である、すなわち弾性が不十分である必要があり、残留部9を十分に脆弱にするために、(ISO 11357-2規格に従って求められた)ガラス転移温度付近に吸音材2を冷却することにより上記残留部9が(適切な)脆化状態に冷却される。結果として、吸音材2の残留部9は、吸音材2の(ISO 11357-2規格に従って求められた)ガラス転移温度に対して10℃以上高くない温度に冷却され、好ましくは(ISO 11357-2規格に従って求められた)ガラス転移温度よりも5℃低い温度に冷却される。吸音材2の冷却は、残留部9への極低温ガス10の吹き付け、極低温液体(浴)への吸音材2の浸漬、又は両端が部分的に開いた冷却室内への吸音材2の投入(通過)で実行することができる。冷却系の使用温度は、吸音材2の(ISO 11357-2規格に従って求められた)ガラス転移温度に応じて変わり、残留部9を構成する吸音材2に曲げると折れるのに十分な脆性を与えるようなものでなければならない。
図示しない異なる一実施形態によれば、分離開口8は、機械的な切断により(すなわち、利器を用いて)部分的に、且つ曲げて折ることにより部分的に形成されるのではなく、レーザ切断により完全に形成される。実際には、保護ライニング7をそのまま残して吸音材2を完全に切断するためには、単純な機械的切断(すなわち、利器の使用)では十分な正確さをもたらすことができないが、レーザ切断はそのような十分な正確さを確保できる(レーザが吸音材2をエッチングしやすく保護ライニング7をエッチングしにくい可能性があることも理由である)。レーザ切断の代替として、水切断を用いてもよく(吸音材2をエッチングしやすく保護ライニング7をエッチングしにくい可能性がある)、又は超音波切断を用いることもできる(吸音材2をエッチングしやすく保護ライニング7をエッチングしにくい可能性がある)。
分離ステーションS1は、吸音材2のストリップ2が載る部分12及び余剰端5が載る部分13を有する支持面11を含み、部分13は、部分12に対して分離開口8に配置された回転軸14(図3に示す)周りに回転するために部分12に蝶着されている。好ましい一実施形態によれば、支持面11の部分13は、弾性要素15(例えば、図4に示す弦巻きばね)により支持面11の部分12と平行に保たれる。分離ステーションS1は、プッシャ16(アクチュエータ装置17により駆動される)を含み、これは、余剰端5に押し当たることにより、吸音材2のストリップを曲げることで残留部9の脆性破断を引き起こすように、支持面11の部分13を支持面11の部分12に対して回転軸14周りに回転させる。
回転軸14に(すなわち、分離開口8が位置付けられる支持面11の2つの部分12と13との間の境界に)、ノズル18が配置され、これは支持面11に向けられ、極低温ガス10を収容する貯槽に接続され、例えば上記残留部9を凍結させることで脆化するように残留部9に(主に)衝突する極低温ガス10のジェットを噴出するのに適している。
好ましい一実施形態によれば、プッシャ16は、最初に余剰端5を回転させるために余剰端5を押し、吸音材2のストリップ4の残りの部分から余剰端5を離して、分離開口8を広げることで残留部9をノズル18に対して露出するようにする。この時点で、プッシャ16は一時的に停止し、ノズル18は極低温ガス10のジェットを噴出し、これが(ノズル18に対して十分に露出済みである)残留部9に(主に)衝突し、極低温ガス10のジェットが終了したときにのみプッシャ16が余剰端5をさらに回転させるために移動を再開し、それによりこの時点で凍結している残留部9の脆性破断を引き起こす。例として、プッシャ16は、残留部9をノズル18に対して露出するために余剰端5を20°~40°最初に回転させることができ、その後、プッシャ16は、凍結している残留部9の脆性破断をもたらすために60°~90°に達するまで余剰端5を回転させることができる。
換言すれば、最初に分離ステーションS1において、余剰端5は、分離開口8を広げるように第1の曲げ角度(例えば、20°~40°に等しい)に達するまで吸音材2のストリップ4の残りの部分に対して曲げられ、極低温ガス10が残留部9に吹き付けられ、最後に余剰端5が、残留部9を折るために第1の曲げ角度よりも大きな第2の曲げ角度(例えば、60°~90°に等しい)に達するまで吸音材2のストリップ4の残りの部分に対してさらに曲げられる。
図3及び図4に示すように、分離ステーションS1は、機械的切断により分離開口8の最初の部分を形成するのに用いられるか又は残留部9に達するまで吸音材2のストリップ4を切断するのに用いられる利器19(例えば、回転円形刃)を含む。
図2に示すように、分離ステーションS1において吸音材2のストリップ4がその処理サイクルを完了したら(すなわち、保護ライニング7をそのまま残して吸音材2のストリップ4の残りの部分から余剰端5を分離する分離開口8が完成したら)、吸音材2のストリップ4は、コイル(外側が余剰端5で終わる)を形成するように巻回され、続いて結合ステーションS2へ(略自動で)移送される。
結合ステーションS2は、空気入りタイヤ1を支持し且つその中心軸周りに回転させるのに適した支持装置を含む。特に、支持装置20は、空気入りタイヤ1自体が載るモータローラと、空気入りタイヤ1を収容して空気入りタイヤ1が回転移動中にいかなる形態の横方向並進を行うことも防止するサイドレール(図示せず)とを含む。
結合ステーションS2は、保護ライニング7を徐々に除去しながら空気入りタイヤ1の内面に吸音材2のストリップ4を貼付するのに適したアプリケータ装置21を含む。すなわち、アプリケータ装置21は、空気入りタイヤ1の内腔に吸音材2のストリップ4を貼付しながら吸音材2のストリップ4から保護ライニング7を徐々に分離する。特に、アプリケータ装置21は、吸音材2のストリップ4から保護ライニング7を分離するように吸音材2のストリップ4の残りの部分に対して余剰端5を最初に引っ張り、すなわちアプリケータ装置21は、吸音材2のストリップ4から保護ライニング7を分離し始めるために余剰端5を把持点として用いる。
結合ステーションS2は、移動装置22を含み、これは、アプリケータ装置21を支持し、且つアプリケータ装置21が空気入りタイヤ1から分離される(空気入りタイヤ1の外部にある)供給/排出位置とアプリケータ装置21が空気入りタイヤ1内に位置付けられる作業位置(図2に示す)との間でアプリケータ装置21を移動させるのに適している。供給/排出位置では、コイル状に巻回された吸音材2の新たなストリップ4がアプリケータ装置21に供給される一方で、吸音材2のストリップ4の予め施された保護ライニング7のみがアプリケータ装置21から排出(除去)される。逆に、作業位置(図2に示す)では、アプリケータ装置21に挿入された吸音材2の新たなストリップ4が空気入りタイヤ1の内腔に貼付される。
図6~図10に示すものによれば、アプリケータ装置21は、コイル状に巻回された吸音材2のストリップ4を収容するのに適したハウジング23と、回転軸25周りに回転するよう取り付けられて、空気入りタイヤ1の内腔に吸音材2のストリップ4を付着させるために空気入りタイヤ1の内面に吸音材2のストリップ4を押し付けるのに適したアプリケータローラ24と、回転軸25と平行な回転軸27周りに回転するよう取り付けられて、保護ライニング7が吸音材2のストリップ4から分離されるように保護ライニング7を段階的に巻き付けるのに適した回収ローラ26とを含む。特に、ハウジング23は、アプリケータローラ24の上方且つ回収ドラム26の上方に配置される。換言すれば、アプリケータ装置21は、空気入りタイヤ1の内面に吸音材2を押し付ける直前に起こる保護ライニング7の除去後に、空気入りタイヤ1の内面に吸音材2を押し付けるよう構成されたアプリケータローラ24を含む。さらに、アプリケータ装置21は、上記保護ライニング7が吸音材2からの分離後に、すなわちその機能を果たした後に巻き付けられる保護ライニング回収ドラム26を含む。
吸音材2の貼付中には、接着層6に異物(ごみ、埃、汚れ、虫等)が誤って付着するのを防止するために、接着層を空気に曝す期間をできる限り短くするように吸音材2の貼付直前に吸音材2から保護ライニング7を分離することが好ましい。
アプリケータローラ24及び回収ドラム26には、これらを適切な同期速度でそれぞれの回転軸25及び27周りに回転させるのに適した作動手段が設けられることで、保護ライニング7及び/又は吸音材2が過剰な張力により裂けること又は緩くなりすぎることが防止されるようになる。
回収ドラム26には、コイル状に巻回されてハウジング23内に位置付けられた吸音材2のストリップ4の余剰端5を把持するのに適した電動把持部材28(例えば、2つの対向するジョーが設けられたグリッパ)が設けられる。すなわち、回収ドラム26は、吸音材2のストリップ4の余剰端5を把持するのに適した電動把持部材28を支持する。
回収ドラム26は、円形軌道に沿って(すなわち、円弧に沿って)異なる位置(図6~図10に示す)に移動するためにアプリケータ装置21に可動に取り付けられる。すなわち、回収ドラム26は、自転するために中心回転軸27周りに回転するよう取り付けられる以外に、回転軸25及び27に対して(すなわち、アプリケータローラ24及び回収ドラム26に対して)平行且つ偏心した(非同軸の)さらに別の回転軸29周りに回転するために枢動可能に取り付けられる。特に、以下で説明するように、回収ドラム26を回転軸29周りに回転させる(すなわち、回収ドラム26に円形経路を完結させる)ことにより回収ドラム29を移動させるアクチュエータ装置30が設けられる。
アプリケータ装置21は、押さえローラ31を含み、これは、吸音材2のストリップ4をアプリケータローラ24に押し付けるのに適しており、且つアクチュエータ装置33の制御下で(回転軸25、27、及び29と平行な)回転軸32周りに回転するように蝶着されたアームの一端に空転するよう取り付けられる。回転軸32周りの回転の際には、押さえローラ31は、押さえローラ31がアプリケータローラ24及び吸音材2のストリップ4から離れている受動位置(図6及び図7に示す)と、押さえローラ31が吸音材2のストリップ4をアプリケータローラ24に押し付ける能動位置(図8、図9、及び図10に示す)との間で可動である。
アプリケータ装置21が供給/排出位置に(すなわち、空気入りタイヤ1の外部に)位置付けられている間に、吸音材2のストリップ4は、余剰端5をアプリケータ装置21のハウジング23の外側に下向きに配置して、ハウジング23にコイル状に挿入される。その後、回収ドラム26の電動把持部材28が余剰端5を把持することにより、余剰端5を上記回収ドラム26と一体にする。このステップ中に、回収ドラム26は、回収ドラム26がアプリケータドラム24の左側に(すなわち、アプリケータドラム24の第1の側から)配置されてハウジング23の出口に向いている初期位置(図6に示す)に配置される。
その後、アクチュエータ装置30は、吸音材2のストリップ4をアプリケータローラ24に部分的に巻き付けるように、余剰端5を保持している回収ドラム26を初期位置(図6に示す)から回収ドラム26がアプリケータドラム24の右側に(すなわち、第1の側とは反対側のアプリケータドラム24の第2の側から)配置された中間位置(図7に示す)へ移動させる。換言すれば、アクチュエータ装置30は、吸音材2のストリップ4をアプリケータローラ24に部分的に巻き付けるように、余剰端5を保持している回収ドラム26をアプリケータローラ24の第1の側から第1の側とは反対側のアプリケータローラ24の第2の側へ移動させる。
その後、図8に示すように、アクチュエータ装置33は、吸音材2のストリップ4をアプリケータローラ24に押し付けるように、押さえローラ31を受動位置(図7に示す)から能動位置(図8に示す)へ移動させる。
その後、図9に示すように、アクチュエータ装置30は、吸音材2のストリップ4から保護ライニング7の一部を分離するように、余剰端5を保持している回収ドラム26を中間位置(図7及び図8に示す)から回収ドラム26がアプリケータドラム24の左側に(すなわち、アプリケータドラム24の第1の側から)配置された最終位置(図9に示す)へ移動させる。換言すれば、アクチュエータ装置30は、吸音材2のストリップ4から保護ライニング7の一部を分離するように、余剰端5を保持している回収ドラム26をアプリケータローラ24の第2の側からアプリケータローラ24の第1の側へ移動させる。回収ドラム26をアプリケータローラ24の第2の側に位置付けられた中間位置(図7及び図8に示す)からアプリケータローラ24の第1の側に位置付けられた最終位置(図9及び図10に示す)へ移動させると、保護ライニング7は回収ドラム26に部分的に巻き付けられる。
したがって、アプリケータ装置21は、吸音材2のストリップ4から保護ライニング7を分離するように、吸音材2のストリップ4の残りの部分に対して余剰端5を引っ張るのに適している。
特に、回収ドラム26の最終位置(図9に示す)は、回収ドラム26の初期位置(図7に示す)とは異なり、すなわち、回収ドラム26をアプリケータローラ24の第2の側からアプリケータローラ24の第1の側へ移動させると、回収ドラム26は、余剰端5を把持する(すなわち、保護ライニング7の最初の部分を把持する)ために取る初期位置(図6に示す)とは異なる最終位置(図9に示す)に配置される。
アプリケータ装置21(アプリケータローラ24及び回収ドラム26を含む)を空気入りタイヤ1に挿入する前に、回収ドラム26を、アプリケータローラ24の第2の側に位置付けられた中間位置(図7及び図8に示す)からアプリケータローラ24の第1の側に位置付けられた最終位置(図9及び図10に示す)へ移動させることに留意されたい。
この時点で、図10に示すように、移動装置22は、アプリケータ装置21が空気入りタイヤ1から分離されて空気入りタイヤ1の外部にある供給/排出位置(図6~図9に示す)とアプリケータ装置21が空気入りタイヤ1内に位置付けられる作業位置(図2及び図10に示す)との間でアプリケータ装置21を移動させる。作業位置(図2及び図10に示す)では、空気入りタイヤ1を回転させている間に、アプリケータローラ24が吸音材2のストリップ4を空気入りタイヤ1の内腔に押し付けると同時に、保護ライニング7が吸音材2のストリップ4から分離される際に保護ライニング7を回収ドラム26に段階的に巻き付けるように、回収ドラム26が空気入りタイヤ1と同期して回転する。
換言すれば、アプリケータ装置21は、空気入りタイヤ4内の作業位置にある場合、吸音材2のストリップ4が空気入りタイヤ1の内腔に貼付される際に吸音材2のストリップ4から保護ライニング7を段階的に徐々に分離するよう構成される。
好ましい一実施形態によれば、押さえローラ31は、空気入りタイヤ1の回転の開始前に吸音材2のストリップ4から離れる。すなわち、アクチュエータ装置33は、空気入りタイヤ1の回転の開始前に押さえローラ31を能動位置(図8、図9、及び図10に示す)から受動位置(図6及び図7に示す)へ移動させる。
本明細書に記載の実施形態は、本発明の保護範囲から逸脱せずに組み合わせることができる。
上述の貼付ユニット3には多くの利点がある。
第一に、上述の貼付ユニット3は、吸音材2からの保護ライニング7の最初の部分の分離に関しても、処理サイクルを全自動化することができる。これは、容易に把持できる余剰端5(かなりの大きさがあり、吸音材2のストリップ4の残りの部分から実質的に切り離されている)を把持することにより保護ライニング7の最初の部分を同じく自動的に把持できることによる結果である。
さらに、上述の貼付ユニット3は、貼付サイクル全体をより効率的(すなわち、特に完全自動化が可能であることにより高速且つ廉価)且つより効果的(すなわち、吸音材2のいかなる損傷も回避するように高い貼付品質を確保可能)にすることができる。
特に、上述の貼付ユニット3は、空気入りタイヤ1の内腔内の貼付中に、空気入りタイヤ1の数千キロメートル使用後に吸音材2に亀裂を生じさせ得る伸縮が上記吸音材2に生じないことを確実にする。
1 空気入りタイヤ
2 吸音材
3 貼付ユニット
4 ストリップ
5 余剰端
6 接着層
7 保護ライニング
8 分離開口
9 残留部
10 極低温ガス
11 支持面
12 部分
13 部分
14 回転軸
15 弾性要素
16 プッシャ
17 アクチュエータ装置
18 ノズル
19 利器
20 モータローラ
21 アプリケータ装置
22 移動装置
23 ハウジング
24 アプリケータローラ
25 回転軸
26 回収ドラム
27 回転軸
27 押さえ部材
29 回転軸
30 アクチュエータ装置
31 押さえローラ
32 回転軸
33 アクチュエータ装置
S1 分離ステーション
S2 結合ステーション

Claims (15)

  1. 保護ライニング(7)で覆われた接着層(6)が片面に設けられた吸音材(2)のストリップ(4)を用いて、空気入りタイヤ(1)の内腔に吸音材(2)を貼付する貼付方法であって、
    前記吸音材(2)のストリップ(4)に必要な長さを与えるように前記吸音材(2)のストリップ(4)の余剰端(5)を除去するステップと、
    前記吸音材(2)のストリップ(4)が前記空気入りタイヤ(1)の前記内腔に貼付される際に前記吸音材(2)のストリップ(4)から前記保護ライニング(7)を段階的に徐々に分離するステップと
    を含む方法において、
    前記吸音材(2)のストリップ(4)により、前記保護ライニング(7)の反対側から始めて該保護ライニング(7)を残したまま終わり且つ前記吸音材(2)のストリップ(4)の残りの部分から前記余剰端(5)を分離する、分離開口(8)を形成するステップと、
    前記吸音材(2)のストリップ(4)から前記保護ライニング(7)を分離するように前記吸音材(2)のストリップ(4)の残りの部分に対して前記余剰端(5)を引っ張るステップと
    をさらに含むことを特徴とする貼付方法。
  2. 請求項1に記載の貼付方法において、前記分離開口(8)を形成するステップは、
    前記保護ライニング(7)の反対側から始めて、前記保護ライニング(7)付近の吸音材(2)の残留部(9)をそのまま残して前記吸音材(2)のストリップ(4)を切断するステップと、
    前記分離開口(8)を完成させるために前記吸音材(2)のストリップ(4)の残りの部分に対して前記余剰端(5)を曲げることにより、前記吸音材(2)の前記残留部(9)を折るステップと
    をさらに含む貼付方法。
  3. 請求項2に記載の貼付方法において、前記吸音材(2)のストリップ(4)は、利器(19)により切断される貼付方法。
  4. 請求項2又は3に記載の貼付方法において、前記吸音材(2)の前記残留部(8)を折る前に該残留部(9)を冷却するステップをさらに含む貼付方法。
  5. 請求項4に記載の貼付方法において、前記吸音材(2)の前記残留部(9)は、該残留部(9)を脆弱状態にするために冷却される貼付方法。
  6. 請求項4又は5に記載の貼付方法において、前記吸音材(2)の前記残留部(9)は、前記吸音材(2)のガラス転移温度に対して10℃以上高くない、好ましくは前記吸音材(2)のガラス転移温度よりも特に5℃低い温度に冷却される貼付方法。
  7. 請求項4、5、又は6に記載の貼付方法において、前記吸音材(2)の前記残留部(9)は、超低温液体への浸漬により、又は冷却室への通過により冷却される貼付方法。
  8. 請求項4、5、又は6に記載の貼付方法において、前記吸音材(2)の前記残留部(9)は、該残留部(9)への極低温ガス(10)の吹き付けで冷却される貼付方法。
  9. 請求項8に記載の貼付方法において、
    前記分離開口(8)を広げるために前記余剰端(5)を第1の曲げ角度に達するまで前記吸音材(2)のストリップ(4)の残りの部分に対して最初に曲げるステップと、
    極低温ガス(10)を前記残留部(9)に吹き付けるステップと、
    前記残留部(9)を折るために前記第1の曲げ角度よりも大きな第2の曲げ角度に達するまで前記余剰端(5)を前記吸音材(2)のストリップ(4)の残りの部分に対してさらに曲げるステップと
    を含む貼付方法。
  10. 請求項2~9のいずれか1項に記載の貼付方法において、前記支持面(11)は、吸音材(2)の前記ストリップ(2)が載る第1の部分(12)と、前記余剰端(5)が載り、前記第1の部分(12)に対して前記分離開口(8)に配置された回転軸(14)周りに回転するために前記第1の部分(12)に蝶着された第2の部分(13)とを有する貼付方法。
  11. 請求項10に記載の貼付方法において、前記支持面(11)の前記第2の部分(13)は、弾性要素(15)により前記支持面(11)の前記第1の部分(12)と平行に維持される貼付方法。
  12. 請求項10又は11に記載の貼付方法において、前記余剰端(5)に押し当たることで、前記支持面(11)の前記第1の部分(12)に対する前記支持面(11)の前記第2の部分(13)の回転を引き起こすプッシャ(16)が用いられる貼付方法。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載の貼付方法において、
    回収ドラム(26)がアプリケータローラ(24)の第1の側にある間に、前記回収ドラム(26)と一体である把持部材(28)により前記余剰端(5)を把持するステップと、
    前記吸音材(2)のストリップ(4)を前記アプリケータローラ(24)に部分的に巻き付けるように、前記余剰端(5)を保持している前記回収ドラム(26)を前記アプリケータローラ(24)の第1の側から該第1の側とは反対側の前記アプリケータローラ(24)の第2の側へ移動させるステップと、
    押さえローラ(31)により前記吸音材(2)のストリップ(4)を前記アプリケータローラ(24)に押し付けるステップと、
    前記吸音材(2)のストリップ(4)から前記保護ライニング(7)の一部を分離するように、前記余剰端(5)を保持している前記回収ドラム(26)を前記アプリケータローラ(24)の第2の側から前記アプリケータローラ(24)の第1の側へ移動させるステップと
    をさらに含む貼付方法。
  14. 請求項13に記載の貼付方法において、
    前記空気入りタイヤ(1)を回転させている間に、前記アプリケータローラ(24)により前記吸音材(2)のストリップ(4)を前記空気入りタイヤ(1)の前記内腔に押し付けるステップと、
    前記保護ライニング(7)が前記吸音材(2)のストリップ(4)から分離される際に前記保護ライニング(7)を前記回収ドラム(26)に段階的に巻き付けるために、前記回収ドラム(26)を前記空気入りタイヤ(1)と同期して回転させるステップと
    をさらに含む貼付方法。
  15. 保護ライニング(7)で覆われた接着層(6)が片面に設けられた吸音材(2)のストリップ(4)を用いて、空気入りタイヤ(1)の内腔に吸音材(2)を貼付する貼付ユニット(3)であって、
    前記吸音材(2)のストリップ(4)に必要な長さを与えるように前記吸音材(2)のストリップ(4)の余剰端(5)を除去するのに適した分離ステーション(S1)と、
    前記吸音材(2)のストリップ(4)が前記空気入りタイヤ(1)の前記内腔に貼付される際に前記吸音材(2)のストリップ(4)から前記保護ライニング(7)を段階的に徐々に分離するよう構成されたアプリケータ装置(21)と
    を備えた貼付ユニット(3)において、
    前記分離ステーション(S1)は、前記吸音材(2)のストリップ(4)により、前記保護ライニング(7)の反対側から始めて該保護ライニング(7)を残したまま終わる分離開口(8)を形成するよう構成され、且つ前記吸音材(2)のストリップ(4)の残りの部分から前記余剰端(5)を分離するよう構成され、
    前記アプリケータ装置(21)は、前記吸音材(2)のストリップ(4)から前記保護ライニング(7)を分離するように前記吸音材(2)のストリップ(4)の残りの部分に対して前記余剰端(5)を引っ張るのに適している
    ことを特徴とする貼付ユニット。
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