JP7461821B2 - モータ駆動制御装置、アクチュエータ、および通信システム - Google Patents
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Description
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。なお、以下の説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の参照符号を、括弧を付して記載している。
以下、本発明の実施の形態の具体例について図を参照して説明する。なお、以下の説明において、各実施の形態において共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
図1は、実施の形態1に係るモータ駆動制御装置を備えたアクチュエータを含む通信システムの構成を示す図である。
図2に示されるように、アクチュエータ1は、ケース51とカバー52とで覆われている。アクチュエータ1の内部には、モータ20と、モータ20の駆動を制御するモータ駆動制御装置10と、モータ20の回転力を駆動対象に伝達する動力伝達機構としての2次ギヤ31、3次ギヤ32、および出力ギヤ33とが収納されている。
本実施の形態において、各アクチュエータ1_1~1_nは同一の構成を有しているものとする。図3には、一例として、アクチュエータ1_1~1_nのうちアクチュエータ1_1の内部構成が代表的に示されている。
モータ制御回路11は、主に、バス3を介して上位装置2とLIN通信を行う通信機能と、駆動制御信号Sdを生成する駆動制御機能と、LIN通信システムにおけるスレイブとしてのアクチュエータ1(モータ駆動制御装置10)自身のアドレスを設定するアドレス設定機能とを有している。
図4に示すように、制御回路110は、通信機能、駆動制御機能、およびアドレス設定機能を実現するための機能ブロックとして、通信部120、駆動制御信号生成部121、物理量測定部122、アドレス設定部123、および記憶部124を有している。これらの機能ブロックは、上述したMCU内のCPUがメモリに記憶されているプログラムに従って各種演算を実行して、タイマ、カウンタ、A/D変換回路、および入出力I/F回路等を制御することによって実現される。
そこで、本実施の形態において、物理量測定部122は、例えば、軸部品35の回転可能な距離Dに応じたモータ20の回転数をカウントし、カウントした回転数に基づいて、ステッピングモータ20の可動距離を算出する。
例えば、物理量測定部122は、軸部品35をメカニカルエンドPe1からメカニカルエンドPe2までの距離Dだけ駆動させたときのステッピングモータ20の回転数、すなわちステップ数を測定し、そのステップ数を可動距離の測定値とする。
図6に示すように、対応関係情報125は、例えば、ステッピングモータ20の駆動に関する物理量としての可動距離の範囲毎に、固有のノード識別子が割り当てられたテーブルである。以下、対応関係情報125を「テーブル125」とも称する。
より具体的には、アドレス設定部123は、物理量測定部122によって測定された可動距離に対応するノード識別子をテーブル125から読み出し、読み出したノード識別子をモータ駆動制御装置10(アクチュエータ1)自身のアドレスとして設定する。例えば、図6に示すテーブル125が記憶部124に記憶されており、物理量測定部122によって測定された可動距離の測定値が“1700”であった場合、アドレス設定部123は、可動距離の範囲“1500~2000”に対応するノード識別子“0x30”をテーブル125から読み出して、モータ駆動制御装置10(アクチュエータ1)のアドレスとして設定する。
ここでは、理解の容易化のために、通信システム100が2つのアクチュエータ1_1,1_2を備えているものとして説明する。
これにより、上位装置2は、各アクチュエータ1_1,1_2のアドレス設定が完了したことを認識し、各アクチュエータ1_1,1_2のアドレスの情報を取得することができる。
これによれば、可動距離からアドレスとしてのノード識別子を算出するために複雑な演算が不要となるので、アドレス設定機能の追加に伴うソフトウェアの開発工数の増大を更に抑えることが可能となる。
図9は、実施の形態2に係るモータ駆動制御装置10Aの構成を示すブロック図である。
実施の形態2に係るモータ駆動制御装置10Aは、ステッピングモータ20の駆動に関する物理量としてステッピングモータ20の負荷の大きさを測定し、測定した負荷の大きさに基づいてアドレスを設定する点において、実施の形態1に係るモータ駆動制御装置10と相違し、その他の点においては実施の形態1に係るモータ駆動制御装置10と同様である。
図10に示すように、対応関係情報125Aは、例えば、ステッピングモータ20の負荷の大きさ毎に固有のノード識別子が割り当てられたテーブルである。以下、対応関係情報125Aを「テーブル125A」とも称する。
図12は、実施の形態3に係るモータ駆動制御装置10Bの構成を示すブロック図である。
実施の形態3に係るモータ駆動制御装置10Bは、ステッピングモータ20の駆動に関する物理量として可動距離およびステッピングモータ20の負荷の大きさを測定し、測定した可動距離および負荷の大きさに基づいてアドレスを設定する点において、実施の形態1,2に係るモータ駆動制御装置10,10Aと相違し、その他の点においては実施の形態1,2に係るモータ駆動制御装置10,10Aと同様である。
図13に示すように、対応関係情報125Bは、例えば、可動距離とステッピングモータ20の負荷の大きさとの組み合わせ毎に、固有のノード識別子が割り当てられたテーブルである。以下、対応関係情報125Bを「テーブル125B」とも称する。
例えば、図13に示すテーブル125Bが記憶部124Bに記憶されており、物理量測定部122Bによって測定された負荷の大きさが“大”、可動距離が“1000~1500”であった場合、アドレス設定部123Bは、負荷の大きさ“大”と可動距離“1000~1500”との組み合わせに対応するノード識別子“0x70”をテーブル125Bから読み出して、アクチュエータ1(モータ駆動制御装置10B)のアドレスとして設定する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
Claims (7)
- バスを介してマスタと接続可能にされ、モータの駆動を制御するとともに前記マスタに対するスレイブとして動作可能なモータ駆動制御装置であって、
前記バスから受信した信号に基づいて、前記モータの回転を制御するための駆動制御信号を生成するとともに、前記スレイブとしてのアドレスを決定するモータ制御回路と、
前記駆動制御信号に基づいて前記モータに通電するモータ駆動回路と、を有し、
前記モータ制御回路は、前記モータを駆動させたときの前記モータの駆動に関する物理量を測定し、前記物理量の測定値に基づいて前記アドレスを決定し、
前記物理量は、前記モータの負荷の大きさを含む
モータ駆動制御装置。 - バスを介してマスタと接続可能にされ、モータの駆動を制御するとともに前記マスタに対するスレイブとして動作可能なモータ駆動制御装置であって、
前記バスから受信した信号に基づいて、前記モータの回転を制御するための駆動制御信号を生成するとともに、前記スレイブとしてのアドレスを決定するモータ制御回路と、
前記駆動制御信号に基づいて前記モータに通電するモータ駆動回路と、を有し、
前記モータ制御回路は、前記モータを駆動させたときの前記モータの駆動に関する物理量を測定し、前記物理量の測定値に基づいて前記アドレスを決定し、
前記物理量は、前記モータが駆動可能な範囲を示す可動距離と前記モータの負荷の大きさとを含み、
前記モータ制御回路は、測定した前記可動距離と前記負荷の大きさの組み合わせに基づいて、前記アドレスを決定する
モータ駆動制御装置。 - バスを介してマスタと接続可能にされ、モータの駆動を制御するとともに前記マスタに対するスレイブとして動作可能なモータ駆動制御装置であって、
前記バスから受信した信号に基づいて、前記モータの回転を制御するための駆動制御信号を生成するとともに、前記スレイブとしてのアドレスを決定するモータ制御回路と、
前記駆動制御信号に基づいて前記モータに通電するモータ駆動回路と、を有し、
前記モータ制御回路は、前記モータを駆動させたときの前記モータの駆動に関する物理量を測定し、前記物理量の測定値に基づいて前記アドレスを決定し、
前記物理量は、前記モータが駆動可能な範囲を示す可動距離を含み、
前記モータ制御回路は、前記モータを第1方向に回転させて前記モータの脱調を検出してから前記モータを第2方向に回転させて前記モータの脱調を検出するまでの前記モータの回転数を測定し、前記回転数の測定値に基づいて前記可動距離を算出する
モータ駆動制御装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載のモータ駆動制御装置において、
前記モータ制御回路は、前記物理量と前記モータ駆動制御装置を一意に識別するためのノード識別子との対応関係を示す対応関係情報を有し、前記対応関係情報を参照して、前記物理量の測定値に対応する前記ノード識別子を前記アドレスとする
モータ駆動制御装置。 - 請求項1または2に記載のモータ駆動制御装置において、
前記モータ制御回路は、前記モータを回転させたときの前記モータの逆起電圧と電流の少なくとも一方を測定し、測定した値に基づいて前記負荷の大きさを決定する
モータ駆動制御装置。 - 請求項1乃至5の何れか一項に記載のモータ駆動制御装置と、
前記モータと、
前記モータの回転力を駆動対象に伝達する動力伝達機構と、を備えるアクチュエータ。 - マスタと、
バスと、
前記バスを介して前記マスタと接続され、モータを有する複数のスレイブと、を備え、
前記マスタは、前記スレイブのアドレス設定の開始を指示するリクエストを前記バスに送信し、
前記スレイブは、前記バスから受信した前記リクエストに応じて、前記モータを駆動させて前記モータの駆動に関する物理量を測定し、前記物理量の測定値に基づいて前記スレイブとしての自身のアドレスを設定し、
前記物理量は、前記モータが駆動可能な範囲を示す可動距離を含み、
前記スレイブは、前記モータを第1方向に回転させて前記モータの脱調を検出してから前記モータを第2方向に回転させて前記モータの脱調を検出するまでの前記モータの回転数を測定し、前記回転数の測定値に基づいて前記可動距離を算出する
通信システム。
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