JP7461762B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は建設機械に関し、特に電気部品のワイヤハーネスに接続されたコネクタの固定手段を備える建設機械に関する。
従来から、ワイヤハーネスに接続されたコネクタをコネクタブラケットに装着し、当該コネクタブラケットを対象部品(例えば車体や基板等)に固定することが知られている(例えば特許文献1、2)。
特許文献1に記載のコネクタブラケットにコネクタを取り付ける場合、コネクタブラケットのスライドガイドに沿ってコネクタのスライドガイドをスライドさせることによりコネクタを保持するとともに、当該スライド動作に伴って、コネクタのロック突起とコネクタブラケットのロックアームを互いに係合させることによりコネクタをロックしている。ところで、特許文献1に記載のコネクタブラケットにおいては、当該コネクタブラケットのスライドガイドに沿ってコネクタのスライドガイドをスライドさせることから、両スライドガイドの間に寸法上の余裕が必要となる。
また、特許文献2に記載のコネクタブラケットにおいては、金属製の固定板を折り曲げることで、固定板と側面部との間で樹脂製のコネクタを挟んで固定している。
特許第5014167号 特許第4714567号
一般的に、建設機械は稼働状態において大きな振動を発生する。このため、特許文献1,2に記載のコネクタブラケットを油圧ショベルのような建設機械に適用する場合、当該建設機械において発生した振動がコネクタブラケット及びコネクタに伝達する。
その結果、特許文献1に記載のコネクタブラケットにおいては、コネクタとの間に寸法上の余裕即ち所定のガタツキが存在することから、コネクタが大きく振動することが想定される。
また、特許文献2に記載のコネクタブラケットにおいては、固定板の塑性を利用して固定板と側面部との間でコネクタを保持していることから、コネクタが摩耗した際には固定板によるコネクタの保持力を十分に維持できず、コネクタが大きく振動することが想定される。
このように、特許文献1,2に記載のコネクタブラケットを建設機械に適用する場合、コネクタが大きく振動する結果、コネクタに接続されているワイヤハーネスの破断が生じる恐れがあった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コネクタの安定した固定を可能にするブラケットを有する建設機械を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の建設機械は、機体と、前記機体に取り付けられる接続装置と、を備える建設機械において、前記接続装置は、互いに向かい合う差込み穴を有する被挿入体が形成され、一端において互いに接続され且つ他端においてワイヤハーネスに接続される一対のコネクタと、前記差込み穴に挿入可能な突起が形成され、前記突起の夫々を前記差込み穴の夫々に挿入した状態、かつ、前記一対のコネクタの一端が互いに接続された状態、ボルトによって前記機体に固定される一対のブラケットと、を有することを特徴とする。
本発明の建設機械によれば、ブラケットの突起の夫々をコネクタの差込み穴の夫々に挿入した状態で、一対のブラケットが機体に1点で固定される。このように、一対のコネクタの両方が一対のブラケットによって機体に固定されるため、建設機械が大きな振動を発生しその振動がブラケット及びコネクタに伝達された場合であっても、コネクタにおける振動を抑制することができる。これにより、コネクタに接続されているハーネスの破断の抑制を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る建設機械の全体構成を示す右側面図である。 図1の建設機械の機体に取り付けられた接続装置を模式的に示す右側面図である。 図2に示す接続装置を拡大して示す概略斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る一対のブラケットを、当該一対のブラケットを固定するボルトと共に示す分解斜視図である。 図3に示す接続装置の雄側接続装置を示す正面図である。 図3に示す接続装置の雄側接続装置を示す右側面図である。 図3に示す接続装置の雄側接続装置を示す底面図である。 図3に示す接続装置の雌側接続装置を示す正面図である。 図3に示す接続装置の雌側接続装置を示す右側面図である。 図3に示す接続装置の雌側接続装置を示す底面図である。 本発明の第1実施形態に係る接続装置において、一対のコネクタを互いに接続した状態を示す右側面図である。 本発明の第2実施形態に係る一対のブラケットを、当該一対のブラケットを固定するボルトと共に示す分解斜視図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、建設機械としてクローラ式の油圧ショベルを例に挙げて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る油圧ショベル(建設機械)1の全体構成を示す右側面図である。なお、説明の便宜上、図1に示す油圧ショベル1の向きを基準にオペレータから見て「前」、「後」、「左」、「右」をそれぞれ定義し、重力を基準に「上」、「下」を定義する。即ち、各図に示される矢印「前」及び「後」は図1に示す油圧ショベル1の前後方向を示し、矢印「左」及び「右」は図1に示す油圧ショベル1の左右(幅)方向を示し、矢印「上」及び「下」は油圧ショベル1の上下方向を示している。
図1に示すように、油圧ショベル1は、走行体2と、走行体2上に配置され主として旋回フレーム4からなる旋回体(機体)3と、旋回体3に取付けられ土砂の掘削作業等を行う作業装置5とを備えている。
走行体2は、油圧ショベル1が走行可能となるように旋回体3を支持する所謂クローラ型の走行装置である。
作業装置5は、旋回フレーム4に上下方向で回動可能に取り付けられるブーム6と、ブーム6の先端に上下方向で回動可能に取り付けられるアーム7と、アーム7の先端に上下方向で回動可能に取り付けられるバケット8とを有している。作業装置5は、更に、ブーム6を駆動するブームシリンダ6a、アーム7を駆動するアームシリンダ7a、及びバケット8を駆動するバケットシリンダ8aを有している。
旋回フレーム4上には、前側且つ左側に、オペレータが油圧ショベル1を運転操作するための運転室9が設けられている。運転室9は、走行体2の駆動や作業装置5の操作等、油圧ショベル1の操作をオペレータが搭乗して行う操縦室である。また、旋回フレーム4上には、後側に、重量バランスを確保するカウンタウェイト3aが設けられている。また、運転室9とカウンタウェイト3aとの間には機械室10が設けられている。
旋回体3にはエンジン11が設けられている。具体的には、エンジン11は、旋回フレーム4上に設けられた機械室10内に設けられており、圧油を供給する油圧ポンプ(図示せず)を駆動するための駆動源として機能する。油圧ポンプより吐出された圧油は、走行体2に設けられた走行モータや旋回体3に設けられた旋回モータ(ともに図示せず)へ供給される。これにより、走行体2による油圧ショベル1の自走が可能となり、旋回体3が作業装置5とともに旋回軸周りで旋回可能となる。また、圧油の一部は、作業装置5に設けられたブームシリンダ6a、アームシリンダ7a、バケットシリンダ8aへも供給される。これにより、圧油の供給度合い即ち油圧に応じてブーム6、アーム7、バケット8が夫々駆動される。
エンジン11は、例えばディーゼルエンジンであり、排気通路にはマフラー13が接続されている。また、排気通路におけるマフラー13よりも排気上流側には、NOx(窒素酸化物)を含めた排ガス成分の浄化を行うための排気後処理装置12が設けられている。油圧ショベル1では、排気通路は上方に延びており、排気後処理装置12及びマフラー13はエンジン11の上方に設けられている。
次いで、図2~図11を用いて接続装置20について説明する。図2は、図1の油圧ショベル1の旋回体3に取り付けられた接続装置20を模式的に示す右側面図である。図3は、図2に示す接続装置20を拡大して示す概略斜視図である。図4は、本発明の第1実施形態に係る一対のブラケット24を、当該一対のブラケット24を固定するボルト26と共に示す分解斜視図である。図5は、図3に示す接続装置20の雄側接続装置20bを示す正面図である。図6は、図3に示す接続装置20の雄側接続装置20bを示す右側面図である。図7は、図3に示す接続装置20の雄側接続装置20bを示す底面図である。図8は、図3に示す接続装置20の雌側接続装置20aを示す正面図である。図9は、図3に示す接続装置20の雌側接続装置20aを示す右側面図である。図10は、図3に示す接続装置20の雌側接続装置20aを示す底面図である。図11は、本発明の第1実施形態に係る接続装置20において、一対のコネクタ22を互いに接続した状態を示す右側面図である。
図2に示すように、エンジン11は、粘弾性のゴム材から成るエンジンマウント11aを介して、旋回フレーム4に取り付けられている。また、接続装置20は、旋回体3に取り付けられている。具体的には、接続装置20は、排気後処理装置12の右側を向く面である右側面12aに固定された取付補助板14に取付けられている。図3に示すように、取付補助板14は、前後方向に延びる板状の部材である取付壁部14aと、取付壁部14aの後側端部14bから左方向へ延びる板状の部材である後側壁部14cと、取付壁部14aの前側端部(図示せず)から左方向へ延びる板状の部材である前側壁部(図示せず)とを有している。取付補助板14は、例えば後側壁部14c及び前側壁部で、排気後処理装置12の右側面12aに固定されている。また、取付壁部14aには、複数のナット28が溶接等により固定されている。当該ナット28には、後述する一対のブラケット24がボルト26により固定される。
図3に示すように、接続装置20は、一対のコネクタ22と一対のブラケット24とを備えている。一対のコネクタ22は樹脂製であり、夫々、例えば金型等を用いて一体に形成されている。一対のブラケット24は金属製であり、夫々、例えば一枚の金属板をプレス加工して形成されている。一対のコネクタ22は、雌側コネクタ22aと雄側コネクタ22bとを含んでいる。一対のブラケット24は、雌側コネクタ22aに取付けられる雌側ブラケット24aと、雄側コネクタ22bに取付けられる雄側ブラケット24bとを含んでいる。そして、接続装置20は、雌側コネクタ22a及び雌側ブラケット24aを含む雌側接続装置20aと、雄側コネクタ22b及び雄側ブラケット24bを含む雄側接続装置20bとで構成されている。図3に示すように、雌側接続装置20a及び雄側接続装置20bは、ボルト26をナット28に螺合することにより、取付補助板14に固定される。このように、一対のコネクタ22は、排気後処理装置12に固定された取付補助板14に、即ちエンジン11の近傍に取付けられている。雌側接続装置20a及び雄側接続装置20bの取付補助板14への固定については後述する。
図3に示すように、一対のコネクタ22は、一端において互いに接続されており且つ他端においてワイヤハーネス30に接続されている。具体的には、図3に示すように、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bは、一端において即ち雌側コネクタ22aの後側端及び雄側コネクタ22bの前側端において互いに接続されている。また、雌側コネクタ22aは、他端において即ち雌側コネクタ22aの前側端において雌側ワイヤハーネス31に接続されている。更に、雄側コネクタ22bは、他端において即ち雄側コネクタ22bの後側端において雄側ワイヤハーネス32に接続されている。また、雄側ワイヤハーネス32には排気温度センサ33が取り付けられており、雌側ワイヤハーネス31には排気温度センサ33で計測された温度情報の入力を受ける制御装置(図示せず)が接続されている。制御装置は、排気温度センサ33から入力されるエンジン11の排気ガス温度を1つの監視対象情報とし、当該排気ガス温度及び他の監視対象情報(例えばエンジン11の回転数等)に基づいて排ガス浄化、燃焼効率、空燃比等を制御している。
図4を用いて一対のブラケット24の説明をする。図4では、一対のブラケット24の厚さを無視して記載している。図4に示すように、一対のブラケット24は、後述する雌側差込み穴23i及び雄側差込み穴22i(差込み穴)に挿入可能な雌側突起24d及び雄側突起24k(突起)を有する。また、一対のブラケット24は、雌側突起24d及び雄側突起24kの根元側に当該雌側突起24d及び雄側突起24kよりも幅広の雌側基台24f及び雄側基台24j(基台)を有している。更に、雌側突起24d及び雄側突起24kは、当該雌側突起24d及び雄側突起24kが後述する雌側差込み穴23i及び雄側差込み穴22iに挿入された状態で、当該雌側突起24d及び雄側突起24kを後述する雌側被挿入体23e及び雄側被挿入体22e(被挿入体)に係止する雌側係合穴24h及び雄側係合穴24n(係止手段)を有する。
具体的には、図4に示すように、一対のブラケット24の雌側ブラケット24aは、前後方向に延びる矩形の板状部材である雌側突起24dと、当該雌側突起24dの前側端部(根本側)から前方向に延びる矩形の板状部材である雌側基台24fと、当該雌側基台24fの左側端部から下方向に延びる矩形の板状部材である雌側基板24cと、当該雌側基板24cの下側端部から後方向に延びる矩形の板状部材である雌側連結板24eとを有している。また、雌側基台24fの左右方向における幅W1は、雌側突起24dの左右方向における幅W2よりも幅広に形成されている。雌側基台24fは、後側端において後側を向く面である雌側後側接触面24pを有している。雌側後側接触面24pは、雌側基台24fの左右方向両側に1つずつ形成されている。また、雌側突起24dの雌側係合穴24hは矩形の穴であり、雌側突起24dの後側において当該雌側突起24dを上下方向に貫通している。雌側係合穴24hは、雌側突起24dが後述する雌側差込み穴23iに挿入された状態で、後述する雌側係合突起23jに嵌合するように構成されている。雌側連結板24eの後側には、ボルト26の軸部26aが貫通する雌側貫通孔24gが雌側連結板24eを左右方向に貫通するように形成されている。雌側貫通孔24gは真円であることが好ましく、ボルト26の軸部26aの外径と略同等の内径を有するように形成されることが好ましい。
また、図4に示すように、一対のブラケット24の雄側ブラケット24bは、前後方向に延びる矩形の板状部材である雄側突起24kと、当該雄側突起24kの後側端部(根本側)から後方向に延びる矩形の板状部材である雄側基台24jと、当該雄側基台24jの左側端部から下方向に延びる矩形の板状部材である雄側基板24iと、当該雄側基板24iの下側端部から前方向に延びる矩形の板状部材である雄側連結板24lとを有している。また、雄側基台24jの左右方向における幅W3は、雄側突起24kの左右方向における幅W4よりも幅広に形成されている。雄側基台24jは、前側端において前側を向く面である雄側前側接触面24oを有している。雄側前側接触面24oは、雄側基台24jの左右方向両側に1つずつ形成されている。また、雄側突起24kの雄側係合穴24nは矩形の穴であり、雄側突起24kの前側において当該雄側突起24kを上下方向に貫通している。雄側係合穴24nは、雄側突起24kが後述する雄側差込み穴22iに挿入された状態で、後述する雄側係合突起22jに嵌合するように構成されている。雄側連結板24lの前側には、ボルト26の軸部26aが貫通する雄側貫通孔24mが雄側連結板24lを左右方向に貫通するように形成されている。雄側貫通孔24mは真円であることが好ましく、ボルト26の軸部26aの外径と略同等の内径を有するように形成されることが好ましい。雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24bは、雌側突起24d及び雄側突起24kを後述する雌側差込み穴23i及び雄側差込み穴22iに挿入した状態で、雌側貫通孔24g及び雄側貫通孔24mが連通するように構成されている。
図3、図5~図10に示すように、一対のコネクタ22には、互いに向かい合う雄側差込み穴22i及び雌側差込み穴23iを有する雄側被挿入体22e及び雌側被挿入体23eが形成されている。また、図7及び図10に示すように、雄側基台24j及び雌側基台24fは、雄側突起24k及び雌側突起24dの先端側が互いに対向するように雄側突起24k及び雌側突起24dを雄側差込み穴22i及び雌側差込み穴23iに挿入した状態で、雄側被挿入体22e及び雌側被挿入体23eに接触する。更に、雄側被挿入体22e及び雌側被挿入体23eは、雄側係合穴24n及び雌側係合穴24hと係合する雄側係合突起22j及び雌側係合突起23j(被係止手段)を有する。
図5~図7に示すように、雄側接続装置20bは、雄側ブラケット24bが雄側コネクタ22bに取付けられた構成を有している。具体的には、雄側接続装置20bにおいては、雄側突起24kを雄側差込み穴22iに挿入し、雄側係合穴24nと雄側係合突起22jとが嵌合することにより、雄側ブラケット24bが雄側コネクタ22bに取付けられる。
雄側コネクタ22bは、前後方向に延在する中空部材である雄側連結部22cと、雄側連結部22cの後側において前後方向に延在する部材である雄側基部22dと、雄側基部22dの下側において上下方向に延在する部材である雄側被挿入体22eとを有している。雄側連結部22cは、内部に金属製の端子22fを有し、後述する雌側コネクタ22aの雌側連結部23cとの電気接続を形成するように構成されている。雄側基部22dは、雄側ワイヤハーネス32が接続される部分であり、雄側ワイヤハーネス32と金属製の端子22fとの間の電気接続を形成するように構成されている。雄側被挿入体22eは、雄側基部22dの下面22gに結合された平板状の部分である天井壁22oと、天井壁22oの左右両側から下方向に延びる一対の雄側保持爪22hとを有している。
雄側被挿入体22eにおいて、一対の雄側保持爪22hは、左右方向に離間して配置されており、雄側突起24kが挿入可能な空間である雄側差込み穴22iを形成している。雄側差込み穴22iは、一対の雄側保持爪22hの間において前後方向に延在し且つ前後方向において開口するように形成されている。また、雄側差込み穴22iは、雄側コネクタ22bを雌側コネクタ22aに接続した状態で、後述する雌側コネクタ22aの雌側差込み穴23iと互いに向かい合うように形成されている。また、一対の雄側保持爪22hは、雄側突起24kが雄側差込み穴22iに挿入された状態で、雄側突起24kを下側から支持する雄側載置面22kを有している。また、雄側被挿入体22eは、天井壁22oの下面22pから下方へ、雄側差込み穴22i内に突出する雄側係合突起22jを有している。雄側係合突起22jは、雄側突起24kが雄側差込み穴22iに挿入された状態で、雄側係合穴24nに嵌合するように構成されている。具体的には、図7に示すように、雄側係合突起22jは、後側から前側に向かって下方に斜めに延びる雄側傾斜面22lと、雄側傾斜面22lの前側端部から前側へ平坦に延びる雄側平坦面22mと、雄側平坦面22mの前側端部から上方向に垂直に延びる雄側垂直面22nとを有している。
これにより、雄側突起24kを雄側差込み穴22iに後側から前側へ向けて挿入すると、雄側突起24kは、雄側係合突起22jの雄側傾斜面22lによって下方向へ撓みつつ雄側傾斜面22l上を摺動する。雄側突起24kの前側端部が雄側係合突起22jを乗り越えると、雄側突起24kは下方への撓みから復元し、雄側係合穴24nと雄側係合突起22jとが嵌合する。これにより、雄側突起24kは、前後方向及び左右方向における動きを規制される。この際、図7に示すように、雄側基台24jは、雄側前側接触面24oにおいて、雄側被挿入体22eにおける一対の雄側保持爪22hの雄側後側接触面22qに接触する。これにより、雄側突起24kの前側への移動が規制される。
図8~図10に示すように、雌側接続装置20aは、雌側ブラケット24aが雌側コネクタ22aに取付けられた構成を有している。具体的には、雌側接続装置20aにおいては、雌側突起24dを雌側差込み穴23iに挿入し、雌側係合穴24hと雌側係合突起23jとが嵌合することにより、雌側ブラケット24aが雌側コネクタ22aに取付けられる。
雌側コネクタ22aは、前後方向に延在する中空部材である雌側連結部23cと、雌側連結部23cの前側において前後方向に延在する部材である雌側基部23dと、雌側連結部23cの下側において上下方向に延在する部材である雌側被挿入体23eとを有している。雌側連結部23cは、雄側連結部22cと接続して雄側連結部22cとの電気接続を形成するように構成されている。雌側基部23dは、雌側ハーネス31が接続される部分である。雌側被挿入体23eは、雌側連結部23cの下面23gから下方向に延びる一対の雌側保持爪23hを有している。
雌側被挿入体23eにおいて、一対の雌側保持爪23hは、左右方向に離間して配置されており、雌側突起24dが挿入可能な空間である雌側差込み穴23iを形成している。雌側差込み穴23iは、一対の雌側保持爪23hの間において前後方向に延在し且つ前後方向において開口するように形成されている。また、雌側差込み穴23iは、雌側コネクタ22aを雄側コネクタ22bに接続した状態で、雄側コネクタ22bの雄側差込み穴22iと互いに向かい合うように形成されている。また、一対の雌側保持爪23hは、雌側突起24dが雌側差込み穴23iに挿入された状態で、雌側突起24dを下側から支持する雌側載置面23kを有している。また、雌側被挿入体23eは、雌側連結部23cの下面23gから下方へ、雌側差込み穴23i内に突出する雌側係合突起23jを有している。雌側係合突起23jは、雌側突起24dが雌側差込み穴23iに挿入された状態で、雌側係合穴24hに嵌合するように構成されている。具体的には、図10に示すように、雌側係合突起23jは、前側から後側に向かって下方に斜めに延びる雌側傾斜面23lと、雌側傾斜面23lの後側端部から後側へ平坦に延びる雌側平坦面23mと、雌側平坦面23mの後側端部から上方向に垂直に延びる雌側垂直面23nとを有している。
これにより、雌側突起24dを雌側差込み穴23iに前側から後側へ向けて挿入すると、雌側突起24dは、雌側係合突起23jの雌側傾斜面23lによって下方向へ撓みつつ雌側傾斜面23l上を摺動する。雌側突起24dの後側端部が雌側係合突起23jを乗り越えると、雌側突起24dは下方への撓みから復元し、雌側係合穴24hと雌側係合突起23jとが嵌合する。これにより、雌側突起24dは、前後方向及び左右方向における動きを規制される。この際、図10に示すように、雌側基台24fは、雌側後側接触面24pにおいて、雌側被挿入体23eにおける一対の雌側保持爪23hの雌側前側接触面23qに接触する。これにより、雌側突起24dの後側への移動が規制される。
図11を用いて、接続装置20の組み立て、及び接続装置20の旋回体3への固定について説明する。図11に示すように、雌側コネクタ22aに雌側ブラケット24aを取り付けた雌側接続装置20aと、雄側コネクタ22bに雄側ブラケット24bを取り付けた雄側接続装置20bとを準備し、雄側コネクタ22bの雄側連結部22cを雌側コネクタ22aの雌側連結部23cに挿入する。これにより、図11に示すように、雌側ブラケット24aの雌側貫通孔24g及び雄側ブラケット24bの雄側貫通孔24mが連通する。次いで、雌側貫通孔24g及び雄側貫通孔24mにボルト26の軸部26aを貫通させて、当該ボルト26をナット28に螺合する。これにより、一対のブラケット24は、雄側突起24k及び雌側突起24dの夫々を雄側差込み穴22i及び雌側差込み穴23iの夫々に挿入した状態で旋回体3に1点で固定される。具体的には、雌側接続装置20a及び雄側接続装置20bは、ボルト26をナット28に締結することにより、取付補助板14を介して排気後処理装置12に1点で固定される。また、図11に示すように、一対のブラケット24は、一対のコネクタ22の他端間の中央で、旋回体3に固定されている。具体的には、更に、雌側接続装置20a及び雄側接続装置20bは、雌側コネクタ22aの前側端部と雄側コネクタ22bの後側端部との中央で、取付補助板14を介して排気後処理装置12に固定される。即ち、図11に示すように、雌側接続装置20a及び雄側接続装置20bを排気後処理装置12に固定した状態で、雄側コネクタ22bの後側端部から雄側貫通孔24mの中心までの前後方向の距離L1と雌側コネクタ22aの前側端部から雌側貫通孔24gの中心までの前後方向の距離L2とは同等又は略同等である。
次いで、本発明の第1実施形態に係る油圧ショベル1の作用、効果について説明する。本発明の第1実施形態に係る油圧ショベル1によれば、図3に示されるように、雌側突起24d及び雄側突起24kを雌側差込み穴23i及び雄側差込み穴22iに挿入した状態で、雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24bが旋回体3に1点で固定される。このように、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bの両方が雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24bによって旋回体3に固定されるため、例えばエンジン11が作動することで油圧ショベル1が大きな振動を発生し、その振動が雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24b、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに伝達された場合であっても、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bにおける振動を抑制することができる。これにより、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに接続されている雌側ワイヤハーネス31及び雄側ワイヤハーネス32の破断の抑制を図ることができる。
又、本発明の第1実施形態に係る油圧ショベル1によれば、図7、図10、及び図11に示すように、雄側基台24j及び雌側基台24fは、雄側突起24k及び雌側突起24dの先端側が互いに対向するように雄側突起24k及び雌側突起24dを雄側差込み穴22i及び雌側差込み穴23i挿入した状態で、雄側被挿入体22e及び雌側被挿入体23eに接触する。このように、雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24bは、雌側基台24f及び雄側基台24jにおいて雌側被挿入体23e及び雄側被挿入体22eに前後方向で押圧されつつ雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに固定される。このため、例えばエンジン11が作動することで油圧ショベル1が大きな振動を発生し、その振動が雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24b、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに伝達された場合であっても、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bにおける振動、特に前後方向における振動をより確実に抑制することができる。これにより、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに接続されている雌側ワイヤハーネス31及び雄側ワイヤハーネス32の破断の抑制を図ることができる。
又、本発明の第1実施形態に係る油圧ショベル1によれば、図7及び図10に示すように、雌側突起24d及び雄側突起24kの少なくともいずれか一方は、雌側突起24d及び雄側突起24kが雌側差込み穴23i及び雄側差込み穴22iに挿入された状態で、雌側突起24d及び雄側突起24kを雌側被挿入体23e及び雄側被挿入体22eに係止する雌側係合穴24h及び雄側係合穴24nを有する。更に、雄側被挿入体22e及び雌側被挿入体23eの少なくともいずれか一方は、雄側係合穴24n及び雌側係合穴24hと係合する雄側係合突起22j及び雌側係合突起23jを有する。このように、雌側突起24dを雌側差込み穴23iに前側から後側へ向けて挿入すると、雌側係合穴24hと雌側係合突起23jとが嵌合する。同様に、雄側突起24kを雄側差込み穴22iに後側から前側へ向けて挿入すると、雄側係合穴24nと雄側係合突起22jとが嵌合する。このため、例えばエンジン11が作動することで油圧ショベル1が大きな振動を発生し、その振動が雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24b、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに伝達された場合であっても、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bの振動、特に前後方向及び左右方向における振動をより確実に抑制することができる。これにより、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに接続されている雌側ワイヤハーネス31及び雄側ワイヤハーネス32の破断の抑制を図ることができる。
又、本発明の第1実施形態に係る油圧ショベル1によれば、図11に示すように、雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24bは、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bの他端間の中央で、即ち雌側コネクタ22aの前側端部と雄側コネクタ22bの後側端部との中央で旋回体3に固定されている。このように、雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24bひいては雌側接続装置20a及び雄側接続装置20bは、偏心することなく、排気後処理装置12に固定される。このため、例えばエンジン11が作動することで油圧ショベル1が大きな振動を発生し、その振動が雌側ブラケット24a及び雄側ブラケット24b、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに伝達された場合であっても、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bの振動、特にボルト26における軸部26aの軸線周りの振動をより確実に抑制することができる。これにより、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに接続されている雌側ワイヤハーネス31及び雄側ワイヤハーネス32の破断の抑制を図ることができる。
<第2実施形態>
図12は、本発明の第2実施形態に係る一対のブラケット25を、当該一対のブラケット25を固定するボルト26と共に示す分解斜視図である。図12に示すように、本発明の第2実施形態に係る一対のブラケット25は、雌側突起25d及び雄側突起25kが雌側係合穴及び雄側係合穴を有していない点で、雌側突起24d及び雄側突起24kが雌側係合穴24h及び雄側係合穴24nを有している上記第1実施形態に係る一対のブラケット24と異なる。以下、上記1実施形態に係る一対のブラケット24と同じ又は類似する機能を有する構成については、第1実施形態に係る一対のブラケット24と同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について説明する。
図12に示すように、一対のブラケット25の雌側ブラケット25aは、前後方向に延びる矩形の板状部材である雌側突起25dと、当該雌側突起25dの前側端部から前方向に延びる矩形の板状部材である雌側基台24fと、当該雌側基台24fの左側端部から下方向に延びる矩形の板状部材である雌側基板24cと、当該雌側基板24cの下側端部から後方向に延びる矩形の板状部材である雌側連結板24eとを有している。また、一対のブラケット25の雄側ブラケット25bは、前後方向に延びる矩形の板状部材である雄側突起25kと、当該雄側突起25kの後側端部から後方向に延びる矩形の板状部材である雄側基台24jと、当該雄側基台24jの左側端部から下方向に延びる矩形の板状部材である雄側基板24iと、当該雄側基板24iの下側端部から前方向に延びる矩形の板状部材である雄側連結板24lとを有している。
本発明の第2実施形態に係る一対のブラケット25においては、雌側突起25d及び雄側突起25kは、当該雌側突起25d及び当該雄側突起25kを上下方向に貫通する雌側係合穴及び雄側係合穴を有しておらず、即ち前後方向に平坦に延びる形状を有している。このため、一対のコネクタは、当該一対のコネクタに一対のブラケット25を係止するための雌側係合突起及び雄側係合突起を必要としない。よって、雄側突起24k及び雌側突起24dが挿入される雄側差込み穴22i及び雌側差込み穴23iの上下方向高さを雄側突起24k及び雌側突起24dの上下方向厚さに近づけることが可能となる。このように、雄側突起24k及び雌側突起24dと雄側差込み穴22i及び雌側差込み穴23iとの間の上下方向隙間を小さくした状態で、一対のブラケット25を旋回体3に固定することができる。従って、油圧ショベル1が大きな振動を発生しその振動が、雌側ブラケット25a及び雄側ブラケット25b、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに伝達された場合であっても、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bの振動、特に前後方向、左右方向、及び上下方向の振動をより確実に抑制することができる。これにより、雌側コネクタ22a及び雄側コネクタ22bに接続されている雌側ワイヤハーネス31及び雄側ワイヤハーネス32の破断の抑制を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態の説明をしたが、本発明の態様は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、建設機械としてクローラ式の油圧ショベルを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、エンジン11等の加振源を備えるものであれば、本発明を、ホイール式の油圧ショベル、リフトトラック、ダンプトラック、ホイールローダ、油圧クレーン、ブルドーザ等の建設機械にも広く適用することが可能である。また、上記実施形態では、接続装置20が排気後処理装置12に取り付けられている態様について説明したが、接続装置20の配置場所はこれに限定されるものではなく、機体3の任意の位置に取り付けることが可能である。
なお、本明細書においては、接続装置20がワイヤハーネス30を介して排気温度センサ33と制御装置との間に接続されている場合について説明した。しかし、接続装置20は、他の機器に接続されていてもよい。例えば、接続装置20は、種々の態様で通信を行う通信機器と、その制御を行う制御装置との間に接続されていてもよい。また、例えば、接続装置20は、種々の機器とその電源機器との間に接続されていてもよい。すなわち、接続装置20は、例えば、物理的な取付け及び取外しを行うことで電気的な接続及び非接続を切替可能な態様で、電子機器と他の機器とを接続する装置であればよい。
又、上記実施形態では、雌側突起24d及び雄側突起24kの両方に雌側係合穴24h及び雄側係合穴24nを設け、雄側被挿入体22e及び雌側被挿入体23eの両方に雄側係合突起22j及び雌側係合突起23jを設けた態様を説明した。しかし、雌側係合穴24h及び雄側係合穴24nは、雌側突起24d及び雄側突起24kのいずれか一方にだけ設けられていてもよい。これに対応して、雄側係合突起22j及び雌側係合突起23jは、雄側被挿入体22e及び雌側被挿入体23eのいずれか一方にだけ設けられていてもよい。
又、上記実施形態では、雌側突起24dに雌側係合穴24hを設け、雌側被挿入体23eに、当該雌側係合穴24hに対応する雌側係合突起23jを設け、且つ雄側突起24kに雄側係合穴24nを設け、雄側被挿入体22eに、当該雄側係合穴24nに対応する雄側係合突起22jを設けた態様を説明した。しかし、上記係合穴と上記係合突起を設ける場所は逆でもあってもよく、例えば、雌側突起24dに雌側係合突起を設けてもよいし、雌側被挿入体23eに雌側係合穴を設けてもよいし、雄側突起24kに雄側係合突起を設けてもよいし、雄側被挿入体22eに雄側係合穴を設けてもよい。
また、本発明は上記実施形態に係る油圧ショベル1に限定されるものではなく、本発明の概念及び特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせても良い。例えば、上記実施形態における各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的態様によって適宜変更され得る。
1 油圧ショベル(建設機械)
3 旋回体(機体)
11 エンジン
20 接続装置
22 一対のコネクタ
22e 雄側被挿入体(被挿入体)
22i 雄側差込み穴(差込み穴)
22j 雄側係合突起(被係止手段)
23e 雌側被挿入体(被挿入体)
23i 雌側差込み穴(差込み穴)
23j 雌側係合突起(被係合手段)
24、25 一対のブラケット
24d 雌側突起(突起)
24f 雌側基台(基台)
24h 雌側係合穴(係止手段)
24j 雄側基台(基台)
24k 雄側突起(突起)
24n 雄側係合穴(係止手段)
30 ワイヤハーネス

Claims (4)

  1. 機体と、
    前記機体に取り付けられる接続装置と、を備える建設機械において、
    前記接続装置は、互いに向かい合う差込み穴を有する被挿入体が形成された一対のコネクタであって、一端において互いに接続され且つ他端においてワイヤハーネスに接続される一対のコネクタと、前記差込み穴に挿入可能な突起が形成された一対のブラケットであって、前記突起の夫々を前記差込み穴の夫々に挿入した状態、かつ、前記一対のコネクタの一端が互いに接続された状態、ボルトによって前記機体に固定される一対のブラケットと、を有することを特徴とする建設機械。
  2. 前記一対のブラケットは、前記突起の根元側に前記突起よりも幅広の基台を有しており、該基台は、前記突起の先端側が互いに対向するように前記突起を前記差込み穴に挿入した状態で、前記被挿入体に接触することを特徴とする、請求項1記載の建設機械。
  3. 前記一対のブラケットは、前記基台の端部から下方向に延びる板状部材を有し、前記板状部材のそれぞれには貫通孔が形成されており、
    前記ボルトは、前記一対のブラケットのそれぞれの前記貫通孔に挿通されることを特徴とする、請求項2記載の建設機械。
  4. 機体と、
    前記機体に取り付けられる接続装置と、を備える建設機械において、
    前記接続装置は、互いに向かい合う差込み穴を有する被挿入体が形成された一対のコネクタであって、一端において互いに接続され且つ他端においてワイヤハーネスに接続される一対のコネクタと、前記差込み穴に挿入可能な突起が形成された一対のブラケットであって、前記突起の夫々を前記差込み穴の夫々に挿入した状態、かつ、前記一対のコネクタの一端が互いに接続された状態で、ボルトによって前記機体に固定される一対のブラケットと、を有し、
    前記一対のブラケットは、前記一対のコネクタの前記他端間の中央で、前記機体に固定されていることを特徴とする建設機械。
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