JP7460846B1 - 口腔ケア用具のハンドル - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2に示すように、口腔ケア用具90は、口腔ケア用のヘッド91と、ハンドル10とを有している。ヘッド91は、ハンドル10に対して着脱可能に構成されている。口腔ケア用具90は、ハンドル10にヘッド91を装着させた状態で使用される。
図1に示すように、ヘッド91は、口腔ケア部92と挿入部93とを備えている。
口腔ケア部92の一例は、歯ブラシである。その他、口腔ケア部92としては、例えば、歯間ブラシ、歯間ピック、デンタルフロスのホルダ、舌磨き用ブラシ、歯鏡、ステインクリーナー、綿棒等が挙げられる。
ハンドル10は、口腔ケア用具90の使用者が握る柄である。
図1及び図2に示すように、ハンドル10は、外装体20と移動体30とを備えている。外装体20は筒状である。移動体30は、外装体20の内部を外装体20の軸方向に沿って移動できる。
外装体20は、筒状である。
筒状とは、断面環状の周壁を備えている構造体である。上記「環状」という用語は、ループ、すなわち端部のない連続形状を形成する任意の構造を指すことがある。「環状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖った又は丸い角を有する多角形等が挙げられる。外装体20は、例えば円筒状である。外装体20は、円筒状に限定されず、円形以外の上記環状の形状を有する筒状であってもよい。
図1及び図2に示すように、外装体20の軸方向における一端側の端部(以下、「一端部」ともいう。)に、ヘッド91の挿入部93が挿入されることによって、外装体20に挿入部93が取り付けられる。具体的には、外装体20の一端部の内径が、挿入部93の外径と略等しく構成されているか、もしくは、挿入部93の外径よりも若干小さく構成されていることによって、外装体20の一端部に挿入部93が圧入される。この状態で、外装体20に挿入部93が固定される。外装体20に挿入部93が固定されることによって、ハンドル10にヘッド91が固定される。挿入部93を挿入できる外装体20における一端部を、装着部22という。外装体20の軸方向における他端側の端部(以下、「他端部」ともいう。)のことを、開口24という。
図1~図3に示すように、移動体30は、例えば柱状である。一例として、移動体30は、中実の柱状である。移動体30は、中空の柱状であってもよい。
図1~図3に示すように、移動体30の軸方向における一端側の端部は、ヘッド受部32として機能する。ヘッド受部32は、外装体20の収容部21に配置されている。移動体30の軸方向における他端側の端部は、外装体20の他端側の端部の開口24から突出する露出端部31として機能する。
移動体30は、外装体20内を移動可能に配置されている。外装体20及び移動体30は、外装体20の収容部21を移動体30が摺動できるように構成されている。移動体30が摺動できればよく、収容部21において移動体30と外装体20とが接していない部分があってもよい。
ハンドル10は、移動体30を装着位置及び脱離位置に保持する保持機構40を備えていてもよい。保持機構40の一例は、二色成形によって形成されている外装体20及び移動体30によって、形成されている。図1~図3には、保持機構40を模式的に示している。
図4及び図5に示すように、保持機構40は、噛合部43と、第1保持部41と、第2保持部42とによって構成されている。
保持機構40は、第1保持部41と噛合部43とが噛み合うことによって、移動体30を脱離位置に保持することができるように構成されている。
図4及び図5に示すように、例えば、第1保持部41及び第2保持部42は、窪みとして移動体30に形成されている。この場合に噛合部43は、窪みに嵌まることのできる凸部として外装体20の内面に形成されている。保持機構40は、移動体30を装着位置及び脱離位置に保持することができるものであれば、上記形状に限らず採用できる。
ハンドル10の製造方法の一例を説明する。
ハンドル10の製造方法は、一次成形工程と二次成形工程とを備えている。
二次成形工程では、移動体30を覆うように二次成形品である外装体20を得る。二次成形工程では、第1保持部41に噛み合っている状態として噛合部43を成形する。
成形装置110は、例えば射出成型装置である。成形装置110は、外装体20の金型を備えている。図6には、外装体20の金型として第1金型111及び第2金型112を例示している。第1金型111及び第2金型112によって、外装体20を成形するキャビティ113が形成されている。金型は、キャビティ113に第2樹脂を供給するスプルー114を備えている。当該第2樹脂は、一次成形品の移動体30に対して非相溶性の樹脂である。
本実施形態の作用について説明する。
図2に示すような脱離状態のハンドル10に対してヘッド91の挿入部93を装着部22に挿入すると、挿入部93とヘッド受部32との接触によって、移動体30を第1方向D1に押す力が移動体30に作用する。これによって、移動体30が第1方向D1に移動する。すなわち、ハンドル10は、装着部22にヘッド91を装着する際にヘッド91に押し込まれることによって移動体30が外装体20内を軸方向の他端部側に向かって移動可能に構成されている。移動体30が第1方向D1に移動することで、移動体30が脱離位置から装着位置に移動する。移動体30が装着位置に移動すると、図1に示すように露出端部31が外装体20から突出する。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態のハンドル10は、ヘッド91を着脱するための機構を二色成形による成形品によって実現している。具体的には、ヘッド91を着脱できるハンドル10が二色成形によって形成した外装体20及び移動体30によって構成されている。
(4)本実施形態のハンドル10は、露出端部31と装着部22とが、ハンドル10の軸方向において一方の端部と他方の端部に配置されている。このため、操作部としての露出端部31がヘッド91から離れた位置にある。本実施形態のハンドル10では露出端部31を押し込むことでヘッド91を取り外すことができる。このとき、操作部としての露出端部31がヘッド91から離れていることによって、ヘッド91を取り外す際に使用者の手が汚れにくい。このため、衛生的にヘッド91を取り外すことができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
これに替えて、装着位置にある移動体230の露出端部31の端が終端部225から第2方向D2に離れた位置に配置されていてもよい。すなわち、装着位置にある移動体230の露出端部31と終端部225との間に隙間があってもよい。装着位置にある移動体230の露出端部31と終端部225との間に隙間があれば、ハンドルの使用者は当該隙間に指を入れることができる。これによって、上記実施形態におけるハンドル10と同様に、露出端部31を第2方向D2に押し込むことができる。この場合には、操作部233は、省略してもよい。この場合には、露出端部31が「装着部からヘッドを脱離させる際に外装体の一端部側に移動体を移動させるための操作部」に対応する。
当該構成は、例えば、挿入部93及びヘッド受部32によって構成されていてもよい。当該構成の一例は、外装体20の周方向に沿う移動体30の相対的な向きを規定する構成を備えているハンドル10において、外装体20に対して挿入部93が回り止めされるように挿入部93及びヘッド受部32が有している相補的な形状である。挿入部93及びヘッド受部32が有している相補的な形状の一例は、挿入部93の端部がヘッド受部32に向けて突出している形状、及び当該形状が嵌まるようにヘッド受部32の端部が凹んでいる形状である。または、ヘッド受部32の端部が挿入部93に向けて突出している形状、及び当該形状が嵌まるように挿入部93の端部が凹んでいる形状である。
・外装体20及び移動体30とは別の部材を外装体20及び移動体30と組み合わせることによって、移動体30を保持する機構が構成されていてもよい。
20…外装体
21…収容部
22…装着部
24…開口
30…移動体
31…操作部としての露出端部
32…ヘッド受部
40…保持機構
90…口腔ケア用具
91…ヘッド
Claims (3)
- 口腔ケア用のヘッドを着脱できる口腔ケア用具のハンドルであって、
前記ヘッドを装着するための装着部を軸方向の一端部に有する筒状の外装体と、
前記外装体内を移動可能に配置されている移動体と、を備え、
前記外装体及び前記移動体は、前記移動体を一次成形品として前記外装体を二次成形品とする二色成形によって、互いに非相溶性の樹脂材料によって形成されているものであり、
前記装着部に前記ヘッドを装着する際に前記ヘッドに押し込まれることによって前記移動体が前記外装体内を軸方向の他端部側に向かって移動可能に構成されており、
前記装着部から前記ヘッドを脱離させる際に前記外装体の前記一端部側に前記移動体を移動させるための操作部を前記移動体が有している
口腔ケア用具のハンドル。 - 前記移動体は、前記ヘッドが前記装着部に装着されている状態における装着位置と、前記ヘッドが前記装着部に装着されていない状態における脱離位置と、の間を移動可能に構成されており、
二色成形によって形成されている前記外装体及び前記移動体によって、当該移動体を前記装着位置及び前記脱離位置に保持する保持機構が構成されている
請求項1に記載の口腔ケア用具のハンドル。 - 前記外装体は、軸方向における両端が開放されており、軸方向における前記一端部に前記装着部を備え、軸方向における前記他端部に前記操作部が突出する開口を備える
請求項1又は2に記載の口腔ケア用具のハンドル。
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WO2022138074A1 (ja) | 2020-12-23 | 2022-06-30 | ライオン株式会社 | 歯ブラシ |
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- 2023-11-22 JP JP2023197984A patent/JP7460846B1/ja active Active
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