JP7459823B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両の空調制御に関する。
自動車を遠隔制御するためのシステムがある。例えば、特許文献1には、端末から送信された信号に基づいて、エンジンの始動および停止、ドアの施解錠などを行うリモートシステムが開示されている。遠隔地から車両のエンジンを始動させることで、乗車前に車両の空調を動作させ、車内を適温にすることができる。
特開平10-053109号公報
本開示は、リモート空調の利便性を向上させることを目的とする。
本開示の第一の態様は、所定の車両の空調を制御する情報処理装置である。具体的には、第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始することと、第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させることと、前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長することと、を実行する制御部を有する。
本開示の第二の態様は、所定の車両の空調を制御する情報処理装置が実行する情報処理方法である。具体的には、第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始するステップと、第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させるステップと、前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長するステップと、を含む。
また、他の態様として、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
本開示によれば、リモート空調の利便性を向上させることができる。
実施形態に係る車両システムのシステム構成図。 車両が有する構成要素を示したブロック図。 空調ECUが有する制御部のモジュール構成を示したブロック図。 ユーザ端末が有する構成要素を示したブロック図。 ユーザ端末によって生成される空調パラメータの例。 ユーザ端末が提供するユーザインタフェースの例。 車両システムの構成要素間で送受信されるデータのフロー図。 第一の実施形態において空調ECUが実行する処理のフローチャート。 第二の実施形態において空調ECUが実行する処理のフローチャート。
本開示の一態様は、車両の空調を制御する情報処理装置である。
具体的には、第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始することと、第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させることと、前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長することと、を実行する制御部を有する。
情報処理装置は、車載されたコンピュータであってもよいし、車両と通信可能なサーバ装置等であってもよい。
情報処理装置が有する制御部は、第一の装置(例えば、ユーザが所持する携帯端末)を介して送信されたユーザの指示に基づいて、空調モードを開始する。空調モードとは、リモート空調を動作させるためのモードであって、ユーザが乗車する前に空調によって車内環境を整えるためのモードである。空調モードの動作中は、車両を走行させることはできない。
リモート空調は、事前に設定された、所定の期間が経過するまで継続する。
一方で、リモート空調の動作期限を一律で設定すると、ユーザが出発の準備を整える前に空調が停止してしまうといった不都合が生じうる。
これに対応するため、本開示に係る情報処理装置では、車両側において所定の条件が満たされた場合に、当該期間を適宜延長する。所定の条件とは、ユーザが車両の近傍にいること、または、車両に乗車する意思がユーザにあることを推定できるものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、ユーザに関連付いた携帯端末が車両の近傍にあること、または、ユーザがシートに着座していること、等を例示することができる。
また、前記第一の期間は、前記空調モードの実行を開始したタイミングから開始されることを特徴としてもよい。
また、前記制御部は、前記第一の期間のカウント中に、前記車両が解錠または前記車両のドアが開放された場合に、前記第一の期間を延長することを特徴としてもよい。
また、前記制御部は、前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を更に延長することを特徴としてもよい。
例えば、車両が解錠、または、車両のドアが開いた場合、ユーザが車両に乗車する意思があると推定することができる。かかる場合、空調の停止を避けるため、第一の期間を延長することが好ましい。
また、前記第一の期間は、前記空調モードの実行を開始した後、前記車両が解錠または前記車両のドアが開放されたタイミングから開始されることを特徴としてもよい。
また、前記制御部は、前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長することを特徴としてもよい。
このように、第一の期間は、ユーザが車両を解錠または開扉したタイミングから開始してもよい。
また、前記制御部は、前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされているか否かを周期的に判定し、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を反復して延長することを特徴としてもよい。
かかる構成によると、所定の条件が満たされている限り、空調の停止を避けることができる。
また、前記所定の条件は、前記車両と、前記車両の電子キーとの間の通信が成立している場合に満たされてもよい。また、前記所定の条件は、前記車両と、前記車両の乗員に関連付いた端末と、の間で無線接続がなされている場合に満たされてもよい。
例えば、車両側から送信されたポーリング信号に対する応答が電子キーからあった場合や、ユーザが所持する携帯端末が車両と無線接続されている場合、車両に乗車する予定のユーザが当該車両の近傍にいることが推定できるためである。
また、前記所定の条件は、前記車両のシートセンサが人または物体を検知している場合に満たされてもよい。
かかる場合、荷物の積み込みが行われているか、乗員が乗車していると推定できるためである。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
(第一の実施形態)
第一の実施形態に係る車両システムの概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る車両システムは、車両1と、ユーザ端末100を含んで構成される。
車両1は、通信機能を有するコネクティッドカーである。車両1は、通信モジュールであるDCM10と、空調装置を管理する車載コンピュータである空調ECU20を含んで構成される。車両1は、ユーザ端末100から受信したリクエストに基づいて、空調装置(エアコンやヒーター等)を動作させることができる。ユーザが車両に乗車する前に事前に空調装置を動作させることを「リモート空調」と称する。リモート空調を行うモードでは、車両システムまたはエンジンは稼働状態となりうるが、車両を走行させることはできない。
ユーザ端末100は、車両1と通信可能なコンピュータ(第一の装置)である。ユーザ端末100は、車両に対してリモート空調の動作を指示するためのアプリケーションプログラムを実行可能に構成される。ユーザ端末100は、アプリケーションプログラム上でユーザが行った入力の内容に基づいて、車両1の空調を動作させるためのリクエスト(以下、空調リクエスト)を生成し、車両1に送信する。
システムの構成要素について、詳しく説明する。
図2は、図1に示した車両1の構成の一例を概略的に示したブロック図である。車両1は、DCM10、空調ECU20、および、ボディECU30を含んで構成される。これらの構成要素は、CANバス40によって相互に接続される。なお、本例では、車両1に搭載されたECU(Electronic Control Unit)として空調ECUとボディECUを例示
しているが、車両1には、エンジンECU、ハイブリッドECU、パワートレインECUなど、他のコンポーネントを管轄するECUが搭載されていてもよい。
空調ECU20には、複数の空調装置が接続される。
DCM10は、車載ネットワークと、車両1の外部の通信ネットワークとを接続するインタフェースユニットである。以下、車両1の外部の通信ネットワークを、単にネットワーク、または、外部ネットワークと称する。外部ネットワークとして、例えば、移動体通信ネットワークや、広域ネットワーク(インターネット等)が挙げられる。
DCM10は、制御部11と、記憶部12と、CANバス40と通信を行うインタフェースである通信部13Aと、外部ネットワークと通信を行うインタフェースである通信部13Bと、を含んで構成される。
DCM10は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROMやディスクドライブ
、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
本実施形態では、DCM10は、制御部11および記憶部12を有して構成される。制御部11は、所定のプログラムを実行することで、DCM10の各種機能を実現する演算ユニット(プロセッサ)である。
記憶部12は、主記憶装置および補助記憶装置を含むメモリ装置である。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。
DCM10は、外部ネットワークと車両1との通信を仲介する機能を実行する。例えば、車両1が有するECUが、外部ネットワークとの通信を必要とする場合、DCM10は、当該ECUから送信されたデータを外部ネットワークに中継する。また、外部ネットワークから送信されたデータを受信し、当該データを適切なECUに転送する。
本実施形態では、DCM10は、ユーザ端末100から、車両1の空調を動作させるリクエスト(空調リクエスト)を受信し、当該空調リクエストを、後述する空調ECU20に転送する処理を実行する。
さらに、DCM10は、自装置に固有な機能を実行することができる。例えば、DCM10は、セキュリティシステムの監視機能や通話機能を有しており、車内で発生したトリガに基づいて、セキュリティ通報や緊急通報等を行うことができる。
通信部13Aは、DCM10を車載ネットワーク(CANバス40)に接続する通信インタフェースである。通信部13Aは、制御部11によって生成された所定形式のメッセージをCANデータに変換する処理と、受信したCANデータを所定形式のメッセージに変換し、制御部11に送信する処理を実行する。
通信部13Bは、DCM10を外部ネットワークに接続する通信インタフェースである。通信部13Bは、制御部11によって生成された所定形式のメッセージを通信パケットに変換する処理と、受信した通信パケットを所定形式のメッセージに変換し、制御部11に送信する処理を実行する。
次に、空調ECU20について説明する。
空調ECU20は、車両1の空調を制御する電子制御ユニットである。空調ECU20には、複数の空調装置が接続されており、ユーザからの指示に基づいて、これらの空調装置に対する制御を行う。車両1が有する複数の空調装置として、例えば、カーエアコン、デフォッガ(デフロスタ)、シートヒーター、ステアリングヒーターなどが例示できる。
空調ECU20は、車内に設置されたコントロールパネルに対して行われた操作に基づいて空調装置を動作させるほか、外部ネットワークを介して送信された空調リクエストに基づいてリモート空調を実行する。リモート空調を行うモードを、リモート空調モードと称する。車両1がリモート空調モードにある場合、走行が禁止される。車両1がリモート空調モードにある場合、例えば、シフトポジションの変更、パーキングブレーキの解除、ステアリングロックの解除などが禁止される。
空調ECU20は、DCM10と同様に、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROMやディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記
憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。
本実施形態では、空調ECU20は、制御部21、記憶部22、および、通信部23を有して構成される。
制御部21は、所定のプログラムを実行することで、空調ECU20の各種機能を実現する演算ユニット(プロセッサ)である。
記憶部22は、主記憶装置および補助記憶装置を含むメモリ装置である。それらの機能は、制御部11および記憶部12と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図3は、制御部21の論理構成を示した図である。
制御部21は、機能モジュールとして、リモート空調部211を有している。当該機能モジュールは、ROM等の記憶手段に記憶されたプログラムを制御部21(すなわち、CPU等)によって実行することで実現してもよい。
リモート空調部211は、受信した空調リクエストに基づいて、一つ以上の空調装置を動作させるためのコマンドを生成する。これにより、車両1のリモート空調が開始される。また、リモート空調部211は、所定の条件が成立した場合に、リモート空調を停止させる。具体的な方法については後述する。
通信部23は、空調ECU20を車載ネットワーク(CANバス40)に接続する通信インタフェースである。通信部23は、制御部21によって生成された所定形式のメッセージをCANデータに変換する処理と、受信したCANデータを所定形式のメッセージに変換し、制御部21に送信する処理を実行する。
ボディECU30は、車両1が有するボディコンポーネントを制御する電子制御ユニットである。ボディECU30は、車両1の施解錠制御、パワーウインドウの制御、シートポジションの調節、セキュリティシステムの制御、シートベルトの制御、ヘッドライトの制御など、車体に関連付いたコンポーネントの制御を行う。
ボディECU30には、車両の電子キー(スマートキー)と通信を行うための通信ユニット(キー通信部31)、シートに内蔵された荷重センサ(シートセンサ32)、ドアの開閉状態を検知するセンサ(ドアセンサ33)等が接続される。
キー通信部31は、車両の電子キーを検索(ポーリング)するための低周波数帯(例えば、100KHz~300KHz)の電波を送信する手段と、電子キーから送信された高周波数帯(例えば、100MHz~1GHz)の電波を受信する手段を含む。ボディECU30は、一定の周期でポーリング信号を車内外に送信し、当該ポーリング信号に応答して電子キーが送信した返信信号を受信する。返信信号には、電子キーに固有なIDが含まれており、ボディECU30は、受信したIDに基づいて電子キーの認証処理を行うことができる。これにより、ボディECU30は、電子キーによる車両の施解錠等を行うことができる。ボディECU30はまた、電子キーが車両の内部または近傍にあることを検知することができる。
シートセンサ32は、車両が有する複数の座席のそれぞれに設置され、座面にかかっている荷重を検出するセンサである。ボディECU30は、シートセンサ32が出力したセンサデータに基づいて、座席に人または物品が存在することを検知することができる。
ドアセンサ33は、車両が有する複数のドア(乗降用ドアやリアゲートのほか、トランクのハッチを含む)の開閉状態、および、施錠状態を取得するセンサである。ボディECU30は、ドアセンサ33が出力したデータに基づいて、いずれかのドアが解錠されたこと、または、開放されたことを検知することができる。
CANバス40は、CAN(Controller Area Network)プロトコルに基づく車載ネッ
トワークを構成する通信バスである。なお、本例では、一つのCANバス40が例示されているが、車載ネットワークは、複数の通信バスを有していてもよい。また、これらの複数の通信バスを相互に接続するゲートウェイを有していてもよい。
図4は、図1に示したユーザ端末100の構成の一例を概略的に示したブロック図である。
ユーザ端末100は、車両1のユーザが所持する携帯端末である。ユーザ端末100は、車両に対してリモート空調の動作を指示するためのアプリケーションプログラムを実行可能に構成される。当該アプリケーションプログラムは、空調の設定温度や、動作させる装置などを指定させるためのユーザインタフェースを出力し、ユーザによってなされた入力の内容を取得する。また、当該入力内容に基づいて、リモート空調を動作させるためのリクエスト(空調リクエスト)を生成し、車両1に送信する。
ユーザ端末100は、汎用のコンピュータにより構成することができる。すなわち、ユーザ端末100は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータとして構成することができる。補助記憶装置には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを実行することによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。
ユーザ端末100は、制御部101、記憶部102、通信部103、および、入出力部104を有して構成される。
制御部101は、ユーザ端末100の制御を司る手段である。制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等の情報
処理ユニットによって構成される。
制御部101は、機能モジュールとして、空調リクエスト部1011を有している。当該機能モジュールは、ROM等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
空調リクエスト部1011は、ユーザが行った操作に基づいて、指定された車両1のリモート空調を動作させるためのリクエスト(空調リクエスト)を生成し、車両1に送信する。空調リクエスト部1011は、前述したアプリケーションプログラムによって実現される。空調リクエスト部1011は、ユーザインタフェース画面を生成し、ユーザに提供する。また、当該ユーザインタフェース画面を介して入力された情報を取得し、当該情報に基づいて空調リクエストを生成する。生成された空調リクエストは、ネットワークを介して、対象車両に搭載されたDCM10に送信される。
記憶部102は、情報を記憶する手段であり、RAM、磁気ディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体により構成される。記憶部102には、制御部101にて実行される各種プログラム、当該プログラムが利用するデータ等が記憶される。また、記憶部102は、車両1に関するデータ(例えば、車両1の識別子や、DCM10の識別情報など)を記憶する。
通信部103は、ユーザ端末100をネットワークに接続するためのインタフェースである。通信部103は、例えば、インターネットや移動体通信網などを介して、車両1と
通信することができる。
入出力部104は、ユーザが行った入力操作を受け付け、ユーザに対して情報を提示する手段である。具体的には、タッチパネルとその制御手段、液晶ディスプレイとその制御手段から構成される。タッチパネルおよび液晶ディスプレイは、本実施形態では一つのタッチパネルディスプレイからなる。また、入出力部104は、音声を出力するためのスピーカ等を有していてもよい。
次に、ユーザ端末100によって生成される空調リクエストの詳細について説明する。
車両の空調を動作させるためには、空調モード、設定温度、動作させる空調装置などを指定する必要がある。これらを指定する情報を空調パラメータと称する。
図5は、空調パラメータの一例である。空調パラメータには、空調モード、温度設定、動作させる空調装置を指定する情報などが含まれる。ユーザ端末100は、空調パラメータに、対象車両の識別子や、空調の開始や終了を指示するデータを付加し、空調リクエストとして車両1に送信する。
図6は、図示した空調パラメータを指定するためのユーザインタフェースの例である。例示したユーザインタフェースは、温度設定を行うためのスライダー(符号601)、動作させる空調装置を指定するための部品(符号602)、リクエストを送信するためのボタン(符号603)などを含んで構成される。
図7は、システムに含まれる各構成要素間におけるデータの流れを示したフロー図である。
車両のリモート空調を希望するユーザが、ユーザ端末100においてアプリケーションプログラムを起動すると、ユーザ端末100(空調リクエスト部1011)が、ユーザインタフェースを生成し、出力する(ステップS11)。
ステップS12では、空調リクエスト部1011が、生成されたユーザインタフェースを介してユーザが指定した空調パラメータを取得し、当該空調パラメータを含む空調リクエストを生成して車両1に送信する。
ステップS13では、対象車両が有するDCM10が空調リクエストを受信し、当該空調リクエストに基づいてリモート空調を実行する。具体的には、DCM10が、受信した空調リクエストを空調ECU20に転送し、空調ECU20が空調リクエストに従い、各種空調装置を動作させる。
空調ECU20は、空調リクエストを受信した場合に、所定の時間を上限としてリモート空調を動作させる。車両の空調を行う場合、エンジンや電動コンプレッサ等を動作させる関係上、必要以上に長時間の運転を行うことは好ましくない。そこで、空調ECU20は、リモート空調の動作時間に上限(例えば、20分)を設ける。
しかし、動作時間を一律に制限した場合、車両が出発する前にリモート空調が停止してしまうといったことが起こりうる。例えば、多人数が乗車する場合であって、出発の準備に時間がかかる場合や、荷物の積み込みなどを行う場合、出発の準備が完了する前にリモート空調が停止してしまう場合がある。
そこで、本実施形態では、空調ECU20が、ボディECU30から情報を取得し、ユーザが車両1に乗車しようとしている兆候が見られる場合に、リモート空調の動作時間を延長させる処理を実行する。具体的には、以下の3つの条件のうちのいずれかが満たされている場合に、ユーザが車両1に乗車する意思があると判定し、リモート空調の動作時間
を延長させる。
(1)車両1の近傍に電子キーが存在する場合
車両1の内部または近傍に電子キーが存在する場合、ユーザが車内または車両の近くにいることが推定できるためである。例えば、キー通信部31が送信したポーリング信号に対する応答が電子キーから送信されているか否かによって、電子キーが車両の内部または近傍にあるか否かを判定することができる。
(2)車両1のシートセンサ32が人または物体を検知している場合
車両1のシートセンサ32が人または物体を検知している場合、荷物の積み込みが行われているか、運転者ないし同乗者が乗車していることが推定できるためである。例えば、シートセンサ32が出力したセンサデータが、一定値以上の荷重を示している場合、該当するシートに人または荷物があると判定することができる。
(3)車両1と、ユーザ端末100との間で無線接続がなされている場合
車両とユーザ端末が無線接続(典型的には、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格による無線接続)されている場合、ユーザが車内または車両の近くにいることが推定できるためである。なお、ユーザ端末100の接続先は、車両1が有するECUであってもよいし、車両1に搭載された情報端末(ナビゲーション装置、インフォテイメント装置など)であってもよい。
空調ECU20が実行する処理について、より詳しく説明する。図8は、空調リクエストを受信した空調ECU20(リモート空調部211)が、ステップS13において実行する処理のフローチャートである。
まず、ステップS21で、リモート空調を開始する。本ステップでは、車両が有する空調装置が、ユーザによって指定された空調パラメータに基づいて動作を開始する。
また、本ステップでは、リモート空調の動作を自動的に停止させるためのタイマを開始させる(換言すると、「第一の期間」のカウントを開始させる)。当該タイマは、所定の時間(本例では20分とする)を経過した場合に満了する。タイマが満了すると、リモート空調が自動的に停止する。
なお、ステップS21において、空調ECU20は、空調装置の動作が開始したことを通知するデータ(アンサーバックデータ)を生成し、ユーザ端末100に送信してもよい。これにより、リモート空調が正常に動作したことを、車両のユーザに通知することができる。
ステップS22では、タイマが満了したか(「第一の期間」が経過したか)否かを判定する。ここで、タイマが満了した場合(すなわち、ユーザが何もせずに20分が経過した場合)、処理はステップS29へ遷移し、リモート空調が終了する。
ステップS22で否定判定となった場合、処理はステップS23へ遷移し、車両のドアが開放されたか否かを判定する。ここで、肯定判定がなされた場合(車両のドアが開放された場合)、処理はステップS24へ遷移する。車両のドアが開放されていない場合、処理はステップS22へ戻る。なお、本例では、車両のドアが開放されたか否かを判定したが、車両のロックが解錠されたか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS24では、予め定められた満了時間を延長する(例えば、2分間延長する)。これにより、ユーザが車両に乗車しようとしているにもかかわらずリモート空調が終了してしまうことを防ぐことができる。
ステップS25では、ユーザによる運転開始操作がなされたか否かを判定する。運転開始操作とは、例えば、イグニッションをオンにする操作、車両のメインスイッチを押下する操作などである。本ステップで肯定判定となった場合、処理はステップS29へ遷移し、リモート空調が終了する。この場合、車両1は、空調装置を動作させたままで、走行するためのモードに遷移する。
ステップS25で運転開始操作が行われなかった場合、ステップS26で、タイマが満了したか(「第一の期間」が経過したか)否かを判定する。ここで、タイマが満了していない場合、処理はステップS25へ戻る。タイマが満了した場合、処理はステップS27へ遷移し、車両側において延長条件が満たされたか否かを判定する。
延長条件とは、前述した(1)~(3)のいずれかである。前述した(1)~(3)の少なくともいずれかが満たされた場合、ユーザが車両に乗車する意思があるとみなし、ステップS28において、タイマの満了時間を延長する(例えば、2分間延長する)。これにより、車両のドアを開けてから発車までに時間が空いてしまうような場合であっても、リモート空調の動作を維持することができる。なお、前述した(1)~(3)のいずれも満たされない状態が続いた場合、タイマが満了するに従ってリモート空調が停止する。
以上説明したように、本実施形態に係る車両システムでは、車両が解錠された後で、車両側において所定の条件が満たされたか否かによって、リモート空調を終了させるためのタイマの満了時間を反復して延長する。かかる構成によると、車両を解錠してからすぐに発車できないような場合であっても、リモート空調の動作を維持することが可能になり、ユーザビリティを高めることができる。
(第二の実施形態)
第一の実施形態では、タイマを一種類としたが、リモート空調が開始されたタイミングでスタートする第一タイマと、車両が解錠または開扉されたタイミングでスタートする第二タイマの二つのタイマを併用してもよい。第二の実施形態は、これらの二つのタイマを併用し、リモート空調を動作させる実施形態である。
図9は、第二の実施形態において空調ECU20が実行する処理のフローチャートである。点線で示したステップは、第一の実施形態と同様であるため説明は省略する。
第二の実施形態では、ステップS21Aで、リモート空調を開始するとともに、第一タイマをスタートさせる。第一タイマは、リモート空調の上限時間を規定するタイマであって、その満了時間は固定(例えば、20分)である。
ステップS22Aでは、第一タイマが満了したか否かを判定する。ここで、第一タイマが満了した場合(すなわち、ユーザが何もせずに20分が経過した場合)、処理はステップS29へ遷移し、リモート空調が終了する。
また、車両のドアが開放された場合、ステップS24Aで、第二タイマをスタートさせる。第二タイマは、車両のドアが開いたタイミングからスタートするタイマであって、「第一の期間」をカウントするタイマである。
ステップS26Aでは、第一または第二タイマのいずれかが満了したか否かを判定する。ここで、いずれのタイマも満了していない場合、処理はステップS25へ戻る。
第一タイマが満了した場合、リモート空調の上限時間に達したことを意味するため、処理はステップS29へ遷移し、リモート空調を停止させる。
第二タイマが満了した(すなわち、「第一の期間」が経過した)場合、処理はステップS27へ遷移し、車両側において延長条件が満たされたか否かを判定する。ここで、車両側において延長条件が満たされた場合、第二タイマの満了時間を都度延長する(ステップ
S28A)。
第二の実施形態では、第一タイマの満了時間を超えてリモート空調が動作することがない。すなわち、車両側で延長条件が満たされたにもかかわらず、長時間にわたって車両が出発しない場合に、リモート空調を停止させることができる。
(変形例)
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、実施形態の説明では、「第一の装置」として、車両1と通信可能なユーザ端末100を例示したが、リモート空調は、キーフォブないし携帯機(車両の電子キーを兼用するものを含む)によって指示されてもよい。
また、実施形態の説明では、空調ECU20が、リモート空調を停止させるためのタイマを管理したが、空調ECU以外の車載コンピュータ、または、車外に設置されたコンピュータが当該タイマを管理してもよい。例えば、車両1と通信可能なサーバ装置がタイマを管理し、リモート空調の開始および終了を車両1に対して指示するようにしてもよい。この場合、車両1が、電子キーの所在に関する情報、施解錠の状態に関する情報、シートセンサの出力に関する情報等をサーバ装置に周期的に送信し、サーバ装置が、図8に示した処理を実行するようにしてもよい。また、この場合、ユーザ端末100が、当該サーバ装置を介して空調リクエストを車両1に送信するようにしてもよい。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・・車両
10・・・DCM
20・・・空調ECU
11,21・・・制御部
12,22・・・記憶部
13,23・・・記憶部
100・・・ユーザ端末
101・・・制御部
102・・・記憶部
103・・・通信部
104・・・入出力部

Claims (20)

  1. 所定の車両の空調を制御する情報処理装置であって、
    第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始することと、
    前記空調モードの実行を開始したタイミングから開始される第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させることと、
    前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長することと、
    を実行する制御部を有
    前記制御部は、前記第一の期間のカウント中に、前記車両が解錠または前記車両のドアが開放された場合に、前記第一の期間を延長する、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を更に延長する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 所定の車両の空調を制御する情報処理装置であって、
    第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始することと、
    記空調モードの実行を開始した後、前記車両が解錠または前記車両のドアが開放されたタイミングから開始される第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させることと、
    前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長することと、
    を実行する制御部を有する、
    報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされているか否
    かを周期的に判定し、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を反復して延長する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定の条件は、前記車両と、前記車両の電子キーとの間の通信が成立している場合に満たされる、
    請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 所定の車両の空調を制御する情報処理装置であって、
    第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始することと、
    第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させることと、
    前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長することと、
    を実行する制御部を有し、
    前記所定の条件は、前記車両と、前記車両の電子キーとの間の通信が成立している場合に満たされる、
    情報処理装置。
  8. 前記所定の条件は、前記車両のシートセンサが人または物体を検知している場合に満たされる、
    請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 所定の車両の空調を制御する情報処理装置であって、
    第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始することと、
    第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させることと、
    前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長することと、
    を実行する制御部を有し、
    前記所定の条件は、前記車両のシートセンサが人または物体を検知している場合に満たされる、
    情報処理装置。
  10. 前記所定の条件は、前記車両と、前記車両の乗員に関連付いた端末と、の間で無線接続がなされている場合に満たされる、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 所定の車両の空調を制御する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始するステップと、
    前記空調モードの実行を開始したタイミングから開始される第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させるステップと、
    前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長するステップと、
    を含
    前記第一の期間のカウント中に、前記車両が解錠または前記車両のドアが開放された場合に、前記第一の期間を延長する、
    情報処理方法。
  12. 前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を更に延長する、
    請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 所定の車両の空調を制御する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始するステップと、
    記空調モードの実行を開始した後、前記車両が解錠または前記車両のドアが開放されたタイミングから開始される第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させるステップと、
    前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長するステップと、
    を含み、
    前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長する、
    報処理方法。
  14. 前記第一の期間のカウント中に、前記所定の条件が満たされているか否かを周期的に判定し、前記所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を反復して延長する、
    請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 前記所定の条件は、前記車両と、前記車両の電子キーとの間の通信が成立している場合に満たされる、
    請求項11から14のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  16. 所定の車両の空調を制御する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始するステップと、
    第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させるステップと、
    前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長するステップと、
    を含み、
    前記所定の条件は、前記車両と、前記車両の電子キーとの間の通信が成立している場合に満たされる、
    情報処理方法。
  17. 前記所定の条件は、前記車両のシートセンサが人または物体を検知している場合に満たされる、
    請求項11から16のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  18. 所定の車両の空調を制御する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    第一の装置から送信されたリクエストに基づいて、走行を禁止した状態で空調を動作させるモードである空調モードを開始するステップと、
    第一の期間が経過した場合に、前記空調モードを終了させるステップと、
    前記車両において所定の条件が満たされた場合に、前記第一の期間を延長するステップと、
    を含み、
    前記所定の条件は、前記車両のシートセンサが人または物体を検知している場合に満たされる、
    情報処理方法。
  19. 前記所定の条件は、前記車両と、前記車両の乗員に関連付いた端末と、の間で無線接続
    がなされている場合に満たされる、
    請求項11から18のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  20. 請求項11から19のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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