JP7459095B2 - 自動分析装置、および自動分析装置の運転方法 - Google Patents

自動分析装置、および自動分析装置の運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、血液、尿、髄液などの複数種別の生体試料(以下、検体と記載)の定性・定量分析を行う自動分析装置、および自動分析装置の運転方法に係る。
緊急検体に迅速に対応することでユーザの待機時間を低減すると共に、測定しない場合に発生する水,電力等によるランニングコストも低減させることを目的として、特許文献1には、測定終了後の分析モジュールが測定しない待機時間の間において、洗浄機構の動作を止めたモード1、モード1に加え、光源ランプを停止したモード2といった機構動作を止める2つの省電力のモード機能を備える、ことが記載されている。
特開2015-129659号公報
血液や尿の如き検体の定量、定性分析を自動で行う自動分析装置は、多くの患者検体を短時間で処理する必要のある大学病院、臨床検査センターを中心に普及が著しい。
このような自動分析装置を用いた検体検査においては、迅速な結果の出力が求められており、特に、緊急を要する検体において強く求められる。一方で緊急を要する検体が、いつ発生するかは予測不可能である。
このため、分析装置は24時間稼働させ、迅速に測定開始できるように測定可能な状態を保ちながら待機していることが望まれている。
従来の自動分析装置では、生体検体の測定が完了した後、反応容器にセルブランク水を収容して分析波長光で反応容器の吸光度を測定して反応容器に異常がないことを確認するセルブランク測定、セルやプローブの乾きを防止するための洗浄動作を継続したまま待機することにより、検体の測定依頼を受けた際に迅速に測定することができる構成をとっていた。
しかし、セルブランク測定や洗浄動作を継続すると、洗剤や洗浄水は消費され続けるため、待機状態が長い程その消費量は増大してしまう、との課題がある。
このような水や洗剤の消費を低減するための技術に関して、上述の特許文献1には、反応ディスクや洗浄機構への通電を停止させるモードを備える技術について開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、電力や洗剤、水の浪費が抑えられる一方で、モードの待機状態から測定可能になるまでにはセルブランク測定を実施しなければならず、測定可能になるまでに時間を要する、との課題がある。
このように、迅速な測定開始の実現には洗剤や水の浪費が存在するのに対し、洗剤や水の削減の実現には迅速な測定開始が阻害される、というトレードオフの関係が存在する。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、迅速な測定開始と水の消費削減の実現を両立した自動分析装置、および自動分析装置の運転方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、検体および試薬を反応させた液体の定性・定量分析を行う自動分析装置であって、前記検体と前記試薬とを反応させるための反応容器を複数有する反応ディスクと、前記反応ディスク上の前記反応容器に対して前記検体を分注する検体分注プローブと、前記検体を分注した後の前記検体分注プローブの外周を洗浄する検体分注プローブ洗浄槽と、前記反応ディスク上の前記反応容器に対して前記試薬を分注する試薬分注プローブと、前記試薬を分注した後の前記試薬分注プローブの外周を洗浄する試薬分注プローブ洗浄槽と、測定が終了した前記反応容器を洗浄する洗浄機構と、前記検体分注プローブ、検体分注プローブ洗浄槽、試薬分注プローブ、試薬分注プローブ洗浄槽、および前記洗浄機構に洗浄水を給水する給水機構と、前記自動分析装置による前記検体の分析が行われておらずに前記検体の測定を受け付け可能なスタンバイ状態にあるときは、前記給水機構により供給する前記洗浄水の供給を完全に停止せずに、供給量を前記検体の測定の際の供給量より減少させるよう制御する準停止モードを実行する制御部と、前記準停止モードの実行の有無を選択する第3設定部と、を備え、前記準停止モードは、前記検体分注プローブ、検体分注プローブ洗浄槽、試薬分注プローブ、試薬分注プローブ洗浄槽、前記洗浄機構のうち少なくともいずれか一つ以上への前記洗浄水の供給を停止し、かついずれか一つ以上への供給を継続するモードであることを特徴とする。
本発明によれば、迅速な測定開始と水の消費削減の実現を両立することができる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1の自動分析装置のシステム構成の概要を示す図である。 実施例1の自動分析装置における準停止モードと洗浄水吐出制御を行う分析モジュールの制御部の機能ブロックを示す図である。 実施例1の自動分析装置における停止条件および開始条件の例を示す図である。 実施例1の自動分析装置における準停止モードの実行の有無の設定画面の一例を示す図である。 実施例1の自動分析装置において、図3に示す停止条件および開始条件に基づいて洗浄水の停止および開始を制御する流れの一例を示すフローチャートである。 図5に示すフローチャートの続きである。 実施例1の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートである。 本発明の実施例2の自動分析装置における洗浄水の停止および開始条件の設定画面の一例を示す図である。 実施例2の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートである。 実施例2の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートの他の例である。 本発明の実施例3の自動分析装置における洗浄水の停止および開始条件の設定画面の一例を示す図である。 実施例3の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートである。 本発明の実施例4の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートである。 本発明の実施例5の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートである。
以下に本発明の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法の実施例について図面を用いて説明する。
<実施例1>
本発明の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法の実施例1について図1乃至図7を用いて説明する。
最初に、本実施例1の自動分析システムの全体構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例に係る自動分析システムの全体構成を概略的に示す図である。
図1に示す自動分析装置(100)は、血液や尿などの検体の定性・定量分析を行うための装置であり、搬送モジュール(101)と、分析モジュール(111)と、操作モジュール(121)とから主に構成されている。
搬送モジュール(101)は、分析対象である検体を収容した一つ以上の検体容器が搭載された検体ラック(104)を自動分析装置(100)内へ投入、回収を行うとともに、分析モジュール(111)への搬送を行うためのモジュールである。
搬送モジュール(101)は、ラックバッファ(103)、ラック供給トレイ(102)、ラック収納トレイ(106)、搬送ライン(105)を備えている。
搬送モジュール(101)では、ラック供給トレイ(102)に設置された検体ラック(104)は、搬送ライン(105)によってラックバッファ(103)に搬送される。搬送ライン(105)の途中に、検体有無判定用センサ(図示省略)があり、検体ラック(104)上の検体容器の有無が認識される。ここで検体容器が存在すると判断されれば、検体バーコードリーダー(図示省略)によって検体容器上に貼り付けられた検体バーコード(図示省略)を読み取り、検体の識別情報を認識する。実際のシステムでは、この識別情報によって患者を特定する。
ラックバッファ(103)は、円運動を行うローター構造であり、外円周上に検体容器を複数載置する検体ラック(104)を同心円上に放射的に複数保持するスロットを有している。このスロットをモータによって回転させることで、任意の検体ラック(104)を要求先に搬入・搬出するように構成されている。このような構造により、必ずしも先に入れられた検体ラック(104)を順に処理しなくてもよくなっている。つまり、優先度の高いものがあれば、それを先に処理することが出来るようになっている。
このラックバッファ(103)の放射状の円周上のある一点に対し、搬送ライン(105)が接続されており、検体ラック(104)の搬入,搬出が行われる。この一点を円周上の0度の位置とすると、搬送ライン(105)が接続された位置から円周上の90度の位置に後述する分析モジュール(111)へ引き込むための検体分注ライン(112)が接続されており、検体ラック(104)の搬入,搬出が行われる。
それぞれの分析モジュール(111)で分注の終えた検体ラック(104)は、このラックバッファ(103)内で測定結果の出力を待機し、必要に応じて自動再検等の処理をすることもできる。また、処理の終えた場合は、搬送ライン(105)を介してラック収納トレイ(106)に搬送される。
分析モジュール(111)は、検体に依頼された測定項目の測定動作を行い、測定結果を出力するモジュールであり、搬送モジュール(101)に接続されている。
この分析モジュール(111)は、反応ディスク(115)、試薬ディスク(117)、検体分注ライン(112)、検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)、洗浄水タンク(120A)、シリンジポンプ(120B)、洗浄水供給配管(120C)、生化学測定ユニット(118)、電解質測定ユニット(114)、制御部(122)を備えている。
反応ディスク(115)には反応容器(図示省略)が円周上に並んでいる。反応ディスク(115)の近くには検体容器を載せた検体ラック(104)が搬入される検体分注ライン(112)が設置されている。
反応ディスク(115)と検体分注ライン(112)との間には、回転および上下動可能な検体分注プローブ(113)が設置されている。検体分注プローブ(113)は回転軸を中心に円弧を描きながら移動して検体ラック(104)から反応容器への検体の分注を行う。
検体分注プローブ(113)は、検体分注後に、洗浄水タンク(120A)から供給された洗浄水により内洗されるとともに、検体分注プローブ洗浄槽(113A)において洗浄水タンク(120A)から供給された洗浄水により外洗される。
試薬ディスク(117)は、その中に試薬を収容した試薬ボトル(図示省略)を複数個円周上に載置可能となっている保管庫である。試薬ディスク(117)は保冷されている。
反応ディスク(115)と試薬ディスク(117)との間には回転および上下動可能な試薬分注プローブ(116)が設置されている。試薬分注プローブ(116)は回転軸を中心に円弧を描きながら移動して、試薬分注プローブ吸引口から試薬ディスク(117)内にアクセスし、試薬ボトルから反応容器への試薬の分注を行う。
試薬分注プローブ(116)は、試薬分注後に、洗浄水タンク(120A)から供給された洗浄水により内洗されるとともに、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)において洗浄水タンク(120A)から供給された洗浄水により外洗される。
検体分注プローブ洗浄槽(113A)は、検体分注プローブ(113)の動作範囲上に設置されており、検体分注プローブ(113)の外周を洗浄する。試薬分注プローブ洗浄槽(116A)は試薬分注プローブ(116)の動作範囲上に設置されており、試薬分注プローブ(116)の外周を洗浄する。
洗浄機構(115A)は、測定が終了した反応ディスク(115)に保持された反応容器内の反応液を吸引し、次の分析に備えて洗浄水タンク(120A)から供給された洗浄水により反応容器内を洗浄する。また、分析が行われていないスタンバイ状態には、必要に応じてセルブランク測定用のブランク水の供給を行う。
洗浄水タンク(120A)は、検体分注プローブ(113)や検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、および洗浄機構(115A)に供給する洗浄水を貯留しているタンクであり、シリンジポンプ(120B)および洗浄水供給配管(120C)を介して洗浄水が供給される。
反応ディスク(115)の周囲には、更に、電解質測定ユニット(114)および生化学測定ユニット(118)が配置されている。
分析モジュール(111)内に配置された制御部(122)は、上述された分析モジュール(111)内の各機構に接続されており、その動作を制御する。
特に本実施例の制御部(122)は、自動分析装置(100)による検体の分析が行われておらずに検体の測定を受け付け可能なスタンバイ状態にあるときは、洗浄水タンク(120A),シリンジポンプ(120B)により供給する洗浄水の供給量を検体の測定の際の供給量より減少させるよう制御する準停止モードを実行する。準停止モードの詳細は図2以降を用いて後ほど詳しく説明する。
操作モジュール(121)は、測定する検体に対して測定する測定項目をオーダーする操作画面、および測定した結果を確認する操作画面を表示する表示部(108)や、各種指示を入力するためのキーボードやマウス、タッチパネル等の入力部(107)等のユーザインターフェースを有しており、自動分析装置(100)全体のモジュールの情報を統括する役割を担う部分である。
この操作モジュール(121)は、分析モジュール(111)内に備えられた制御部(122)や搬送モジュール(101)内に供えられた制御部(図示省略)と有線或いは無線のネットワーク回線によって接続されており、分析モジュール(111)内の各機構や搬送モジュール(101)内の各機構の動作を制御するように指令を送信するとともに、測定に関するデータを制御部(122)より受信して表示部(108)に表示するように構成されている。
なお、図1の分析モジュール(111)は、生化学項目と電解質項目の測定部を一つの分析モジュールに集約した形態を例として記載しているが、モジュール構成はこの形態に限られず、生化学測定ユニット(118)単体や電解質測定ユニット(114)単体でもよいし、免疫検査用のモジュールとしてもよいし、適宜使用環境に応じて血液凝固分析用の測定ユニット等を適宜配置することができる。更に、搬送モジュールを省略することができる。
また、分析モジュールが1つの場合について説明したが、分析モジュールを2つ以上備えることができる。この場合の各分析モジュールも特に限定されることはなく、使用環境に応じて必要な分析ユニットを備えたものとすることができる。
次に、図1に示す自動分析装置(100)の機構動作の概略を説明する。
搬送モジュール(101)は、自動分析装置(100)のラック供給トレイ(102)に設置した検体ラック(104)を1ラックずつ搬送ライン(105)上に送り出し、ラックバッファ(103)に搬入する。ラックバッファ(103)に搬送された検体ラック(104)は、分析モジュール(111)の検体分注ライン(112)に搬送される。
分析モジュール(111)の検体分注ライン(112)に検体ラック(104)が到着すると、検体ラック(104)に搭載された各検体に対して、操作モジュール(121)により依頼された測定項目に従い、検体分注プローブ(113)により分注動作が実施される。
ここで、測定項目が生化学項目の場合には、検体分注プローブ(113)は、吸引した検体を反応ディスク(115)上にある反応容器に吐出し、その反応容器に対して試薬分注プローブ(116)により試薬ディスク(117)上から吸引した試薬をさらに添加し、攪拌する。その後、生化学測定ユニット(118)により光学特性が測定され、測定結果が操作モジュール(121)に送信される。
また、依頼された測定項目が電解質項目の場合には、検体分注プローブ(113)は、吸引した検体を電解質測定ユニット(114)上に吐出し、電解質測定ユニット(114)により起電力が測定され、測定結果が操作モジュール(121)に送信される。
操作モジュール(121)は、送信された測定結果から演算処理によって検体内の特定成分の濃度を求める。
次に、本実施例の自動分析装置(100)における、準停止モードと洗浄水の吐出制御の詳細について図2乃至図7を参照しつつ説明する。
図2に準停止モードと洗浄水吐出制御を行う分析モジュール(111)の制御部の機能ブロック図の一例を、図3に停止条件および開始条件の一例を、図4に準停止モードの実行の有無を選択する画面の一例を、図5および図6に停止条件および開始条件に基づいて洗浄水の停止および開始を制御するフローチャートを、図7にフローチャートを実施した場合の洗浄水のタイムチャートを示す。
本実施例の制御部(122)は、準停止モードに関連する機能ブロックとして、準停止モード設定メモリ(501)と、準停止モード条件テーブル(502)と、準停止モード動作判定部(503)と、装置の測定状況を管理する測定状況管理部(504)とを備えている。また制御部(122)は、各洗浄水を制御する機能ブロックとして、反応容器洗浄制御部(505)、検体分注プローブ制御部(506)、試薬分注プローブ制御部(507)を備えている。
準停止モード設定メモリ(501)は、準停止モードを行うか行わないかを設定する。この準停止モードを行うか否かは、図4に示すような、表示部(108)に表示された準停止モードの実行の有無を選択する準停止モード実行選択画面(610)においてYesボタン(611)が選択されたか、Noボタン(612)が選択されたかによって設定される。
準停止モード条件テーブル(502)は、各洗浄水の図3に示す停止条件および開始条件の設定条件を記憶している。本実施例では、停止条件は(A)全検体分注完了、(B)全試薬分注完了、(C)全測定結果出力完了、(D)停止無しの4つとし、開始条件は(a)検体搬送開始、(b)検体分注開始、(c)試薬分注開始の3つとする。
準停止モード動作判定部(503)は、準停止モード設定メモリ(501)、準停止モード条件テーブル(502)、および測定状況管理部(504)を参照して、洗浄水の停止および開始の必要性を判定し、判定結果を反応容器洗浄制御部(505)、検体分注プローブ制御部(506)、および試薬分注プローブ制御部(507)に対して出力する。
反応容器洗浄制御部(505)は、準停止モード動作判定部(503)による判定を受けてセルブランク測定用のブランク水、反応容器洗浄用のシステム水の吐出を制御する。検体分注プローブ制御部(506)は、準停止モード動作判定部(503)による判定を受けて検体分注プローブ(113)内洗水、外洗水の吐出を制御する。試薬分注プローブ制御部(507は、準停止モード動作判定部(503)による判定を受けて試薬分注プローブ(116)内洗水、外洗水の吐出を制御する。
本発明においては、準停止モードの設定がありの場合、オペレーション(401)状態から準停止モードへ遷移して、検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)のうち少なくともいずれか一つ以上への洗浄水の給水を停止し、測定開始を待機する。この際、いずれか一つ以上への供給については停止することなく継続する。
なお、個々の洗浄水の供給の有無は、全ての箇所で固定されている必要はなく、個別に設定することができる。個別設定については実施例2にて説明する。
また、供給の停止を設定する洗浄水の供給先に対して、停止条件および開始条件も個別に設定することができる。この形態については実施例3にて説明する。
次いで、制御部(122)の準停止モード動作判定部(503)における判定フローについて図5および図6を用いて説明する。
準停止モード動作判定部(503)は、1分析サイクルに相当する時間毎に図5および図6のフローチャートを実行する。
図5に示すように、最初に、準停止モード動作判定部(503)は、準停止モード(402)状態に入っているか否かを判定するために、洗浄が停止しているか否かを判定する(ステップS301)。洗浄が停止していると判定されたときは処理を図6に示すステップS309へ進め、停止していると判定されなかったときは処理をステップS302へ進める。
なお、準停止モード(402)状態に入っているか否かを判定する基準は特にこれに限定されることなく、他の基準を用いてもよい。
次いで、準停止モード動作判定部(503)は、洗浄を停止させる条件が図3に示した条件(A),(B),(C)のいずれであるかを判定するため、最初に、条件(A)が設定されているか否かを判定する(ステップS302)。条件(A)が設定されていると判定されたときは処理をステップS305に進め、条件(A)が設定されていると判定されなかったときは処理をステップS303に進める。
次いで、準停止モード動作判定部(503)は、条件(B)が設定されているか否かを判定する(ステップS303)。条件(B)が設定されていると判定されたときは処理をステップS306に進め、条件(B)が設定されていると判定されなかったときは処理をステップS304に進める。
次いで、準停止モード動作判定部(503)は、条件(C)が設定されているか否かを判定する(ステップS304)。条件(C)が設定されていると判定されたときは処理をステップS307に進め、条件(C)が設定されていると判定されなかったときは処理を完了させる。
ステップS302において条件(A)が設定されていると判定されたときは、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、全検体の分注が完了したか否かを判定する(ステップS305)。完了したと判定されたときは処理をステップS308に進め、完了したと判定されなかったときは処理を完了させる。
ステップS303において条件(B)が設定されていると判定されたときは、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、全試薬の分注が完了したか否かを判定する(ステップS306)。完了したと判定されたときは処理をステップS308に進め、完了したと判定されなかったときは処理を完了させる。
ステップS304において条件(C)が設定されていると判定されたときは、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、全測定の結果の出力が完了したか否かを判定する(ステップS307)。完了したと判定されたときは処理をステップS308に進め、完了したと判定されなかったときは処理を完了させる。
ステップS305において全検体の分注が完了したと判定されたとき、ステップS306において全試薬の分注が完了したと判定されたとき、あるいはステップS307において全測定の結果の出力が完了したと判定されたときは、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、供給停止対象の供給先に対する洗浄水の供給を止めて洗浄を停止させ(ステップS308)、処理を図6に示すステップS309へ進める。この際、上述のように、停止対象となっていない供給先に対しては洗浄水の供給は継続する。
ステップS301において洗浄が停止したと判定されたとき、あるいはステップS308が完了したときは、図6に示すように、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、洗浄を開始させる条件が図3に示した条件(a),(b),(c)のいずれであるかを判定するため、最初に、条件(a)が設定されているか否かを判定する(ステップS309)。条件(a)が設定されていると判定されたときは処理をステップS312に進め、条件(a)が設定されていると判定されなかったときは処理をステップS310に進める。
次いで、準停止モード動作判定部(503)は、条件(b)が設定されているか否かを判定する(ステップS310)。条件(b)が設定されていると判定されたときは処理をステップS313に進め、条件(b)が設定されていると判定されなかったときは処理をステップS311に進める。
次いで、準停止モード動作判定部(503)は、条件(c)が設定されているか否かを判定する(ステップS311)。条件(c)が設定されていると判定されたときは処理をステップS314に進め、条件(c)が設定されていると判定されなかったときは処理を完了させる。
ステップS309において条件(a)が設定されていると判定されたときは、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、検体の搬送が開始されたか否かを判定する(ステップS312)。開始したと判定されたときは処理をステップS315に進め、開始したと判定されなかったときは処理を完了させる。
ステップS310において条件(b)が設定されていると判定されたときは、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、検体の分注が開始されたか否かを判定する(ステップS313)。開始したと判定されたときは処理をステップS315に進め、開始したと判定されなかったときは処理を完了させる。
ステップS311において条件(c)が設定されていると判定されたときは、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、試薬の分注が開始されたか否かを判定する(ステップS314)。開始したと判定されたときは処理をステップS315に進め、開始したと判定されなかったときは処理を完了させる。
ステップS312において検体の搬送が開始されたと判定されたとき、ステップS313において検体の分注が開始されたと判定されたとき、あるいはステップS314において試薬の分注が開始されたと判定されたときは、次いで、準停止モード動作判定部(503)は、供給停止対象の供給先に対する洗浄水の供給を行って洗浄を開始させ(ステップS315)、処理を完了させる。
このような自動分析装置(100)において、洗浄水の供給を停止する供給先として洗浄機構(115A)の洗浄用のシステム水(404)、検体分注プローブ(113)の内洗用の検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)での検体分注プローブ(113)外洗用の検体分注プローブ外洗水(406)、試薬分注プローブ(116)の内洗用の試薬分注プローブ内洗水(407)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)での試薬分注プローブ(116)外洗用の試薬分注プローブ外洗水(408)が設定され、洗浄停止の条件に条件(C)が設定され、洗浄開始の条件に条件(a)が設定される場合のタイムチャートについて図7を用いて説明する。
このような場合、測定を行うオペレーション(401)状態では、準停止モード動作判定部(503)は、ステップS301→S302→S303→S304→S307と処理を進め、全ての測定結果の出力が完了したか否かを確認する。測定結果の出力が完了していない場合、図7に示すように、洗浄水の供給を停止せず(ステップS307のNO)に待機し、次のサイクルで再び図5および図6のフローチャートを実行する。
このため、反応ディスク(115)上にある反応容器にはセルブランク測定用のブランク水(403)が供給されるとともに洗浄用のシステム水(404)が供給される。また、検体分注プローブ(113)には検体分注プローブ内洗水(405)および検体分注プローブ外洗水(406)が供給され、試薬分注プローブ(116)には試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)が供給され、洗浄が繰り返し行われる。
これに対し、全ての測定結果の出力が完了した場合、オペレーション(401)状態から準停止モード(402)へ遷移する。
この測定が行われていない準停止モード(402)では、図7に示すように、ブランク水(403)の給水は継続される。一方で、システム水(404)、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)、試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)の給水は停止する。
その後、本実施例では条件(a)が設定されているため、準停止モード動作判定部(503)は、検体の搬送が開始されたか否かを確認する(ステップS312)。検体の搬送が開始された場合、システム水(404)、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)、試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)の供給、すなわち洗浄を開始し、準停止モード(402)からオペレーション(401)状態へ遷移する。
次に、本実施例の効果について説明する。
上述した本発明の実施例1の自動分析装置(100)では、検体の分析が行われておらずに検体の測定を受け付け可能なスタンバイ状態にあるときは、洗浄水タンク(120A),シリンジポンプ(120B)により供給する洗浄水の供給量を検体の測定の際の供給量より減少させるよう制御する準停止モードが実行されることによって、測定開始に必要な動作については継続させることで測定を迅速に開始できる状態を保ち、かつ水の消費を必要最小限に抑えることが可能となる、との相反する課題を解決することができる。
例えば、上述の図7のようなケースであれば、反応容器へのブランク水(403)の給水を継続することで、セルに異常がないことを確認するセルブランク測定を実施でき、これによって準停止モード(402)からオペレーション(401)状態へ遷移したあと、次の測定を迅速に開始することができる。
また、準停止モード(402)においてシステム水(404)、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)、試薬分注プローブ内洗水(407)、および試薬分注プローブ外洗水(408)の給水を停止させたことによって、洗浄が不要であるのに洗浄水を吐出し続けている従来の場合と比較して、水の消費量を必要最低限に抑えることができる。
また、準停止モードは、検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)のうち少なくともいずれか一つ以上への洗浄水の供給を停止し、かついずれか一つ以上への供給を継続するモードであるため、洗浄水の消費量が多い箇所への洗浄水の供給を停止して洗浄水の消費量を確実に低減することができる。
更に、準停止モードの実行の有無を選択する準停止モード実行選択画面(610)を更に備えたことで、洗浄水の消費量を低減したい場合と、消費量低減よりも測定の迅速な再開を重視する場合とを切り替えることができ、ユーザにとっての利便性を確保することができる。
<実施例2>
本発明の実施例2の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法について図8乃至図10を用いて説明する。図8は本実施例2の自動分析装置における洗浄水の停止および開始条件の設定画面の一例を示す図、図9および図10は本実施例2の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートの例である。
本実施例において実施例1と同じ構成には同一の符号を示し、説明は省略する。以下の実施例においても同様とする。
上述の実施例1は、準停止モードにおいて洗浄水の供給を停止する対象が装置内の準停止モード条件テーブル(502)に固定されている態様であったのに対し、本実施例では、例えば操作モジュール(121)の表示部(108)に、供給対象毎に洗浄水の供給の停止の有無を選択する画面を表示させ、ユーザが選択可能となっている態様である。
本実施例では、図8に示すように、準停止モードにおいて検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)への洗浄水の供給の有無を個別に設定する洗浄水の停止/開始条件設定画面(601)が表示部(108)に表示され、入力部(107)を用いてユーザが適宜選択する。
例えば、準停止モード(402)を長時間継続する場合において、給水を停止すると検体分注プローブ(113)が乾燥し、次の測定へ影響を与えることが考えられる。
このような場合、図8に示すように、ブランク水(403)、検体分注プローブ内洗水(405)、および検体分注プローブ外洗水(406)を設定無し(供給継続)を選択する。これに対し、システム水(404)、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)、試薬分注プローブ内洗水(407)、および試薬分注プローブ外洗水(408)を設定あり(供給停止)を選択する。その後、設定登録ボタン(605)を選択することで、装置側に設定を反映させる。
次に、停止条件を(C)全測定結果出力完了、開始条件を(a)検体搬送開始とした場合における洗浄水のタイムチャートを図9に示す。
オペレーション(401)状態において、全ての測定結果の出力が完了したとき、条件(C)が設定されているシステム水(404)、試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)は洗浄が停止され、オペレーション(401)状態から準停止モード(402)へ遷移する。
これに対し、準停止モード(402)においては、図8に示した画面での設定に基づき、ブランク水(403)、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)の給水は継続される。
その後、条件(a)が設定されているため、測定が開始されて検体の搬送が開始されると、システム水(404)、試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)は洗浄が開始し、準停止モード(402)からオペレーション(401)状態へ遷移する。
また、外洗水は1回の吐出で内洗水の10倍以上の量を使用することから、図10のように準停止モードにおいて検体分注プローブ内洗水(405)、試薬分注プローブ内洗水(407)の吐出を継続するのに対し、検体分注プローブ外洗水(406)、試薬分注プローブ外洗水(408)の吐出を停止する設定にすることができる。
その他の構成・動作は前述した実施例1の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法と略同じ構成・動作であり、詳細は省略する。
本発明の実施例2の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法においても、前述した実施例1の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法とほぼ同様な効果が得られる。
また、次の測定を待機する間、機構の特性によって洗浄水の要否が異なるため、準停止モードにおいて検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)への洗浄水の供給の有無を個別に設定する洗浄水の停止/開始条件設定画面(601)を更に備えたことにより、洗浄水の吐出を継続または停止を選択でき、無駄な洗浄水の吐出をより確実に抑制することができる。
例えば、上述の図8の設定であれば、準停止モード(402)において、ブランク水(403)を出し続けることで測定可能な状態を保ち、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)を出し続けることで検体分注プローブ(113)の乾燥を防止することができる。更に、洗浄が不要であるシステム水(404)、試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)を停止することで洗浄水の消費量を削減することができる。
更に、洗浄水の供給量を減らす、あるいは供給を停止する対象を、検体分注プローブ洗浄槽(113A)および試薬分注プローブ洗浄槽(116A)とすることによって、検体分注プローブ(113)、試薬分注プローブ(116)の内側については洗浄を継続して乾燥を防止するとともに、水の消費量削減が可能である。
<実施例3>
本発明の実施例3の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法について図11および図12を用いて説明する。図11は本実施例3の自動分析装置における洗浄水の停止および開始条件の設定画面の一例を示す図、図12は本実施例3の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートである。
上述の実施例2は、停止する洗浄水に対して、一斉に停止、開始する態様であったのに対し、本実施例は、例えば操作モジュール(121)の表示部(108)に、準停止モードに遷移するスタンバイ状態に入るタイミング、および測定を開始してオペレーション状態に遷移するタイミングを個別に設定する画面を表示させ、ユーザが選択可能となっている態様である。
すなわち、本実施例では、準停止モードに入るスタンバイ状態のタイミングが洗浄水の供給対象ごとに異なることになる。
本実施例では、図11に示すように、準停止モードに遷移するスタンバイ状態に入るタイミング、および測定を開始してオペレーション状態に遷移するタイミングを検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)で個別に設定する洗浄水の停止/開始条件設定画面(620)が表示部(108)に表示され、入力部(107)を用いてユーザが適宜選択する。
例えば、検体分注プローブ(113)や試薬分注プローブ(116)は依頼された最後の項目に対して検体分注および試薬分注が完了していれば、それ以降、洗浄水を給水する必要はない。このような場合、全ての測定結果を出力した時に一斉に洗浄水の給水を停止するよりも、それぞれの洗浄水が不要になったタイミングで停止する方が効果的である。
また、自動分析装置の構成上、搬送モジュール(101)から分析モジュール(111)に検体が到着するまでに時間を要する場合が考えられる。実施例1のように、検体の搬送が開始された際に洗浄水の給水を一斉に開始しても、実際に検体分注プローブ(113)、試薬分注プローブ(116)が測定に用いられるのは、検体が搬送されてから数分以上先になることが考えられる。このような場合、それぞれの洗浄水が必要になったタイミングで供給を開始する方がより効果的である。
以上のことから、図11に示すように、ブランク水(403)を設定無し、システム水(404)、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)、試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)を設定ありとする。
また、システム水(404)の停止条件を(C)全測定結果出力完了、開始条件を(a)検体搬送開始とする。更に、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)の停止条件を(A)、開始条件を(b)、試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)の停止条件を(B)、開始条件を(c)と設定することができる。
このような設定における洗浄水のタイムチャートを図12に示す。
図12に示すように、オペレーション(401)状態において、条件(A)が設定されている検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)は、全ての検体分注が完了すると、洗浄を停止し、オペレーション(401)状態から準停止モード(402)へ遷移する。
その後、準停止モード(402)において条件(B)が設定されている試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)は、全ての試薬分注を完了すると洗浄を停止する。
更にその後、条件(C)が設定されているシステム水(404)は、全ての測定結果の出力が完了すると、反応容器の洗浄を停止する。
ここまでで、洗浄を停止する設定にした全ての洗浄水が停止される。
その後、条件(a)が設定されているシステム水(404)は、測定が開始されて検体の搬送が開始されると、反応容器の洗浄が開始される。
また、条件(b)が設定されている検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)は、検体の分注が開始されると、洗浄が開始される。
更にその後、条件(c)が設定されている試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)は、試薬の分注が開始されると、洗浄が開始され、準停止モード(402)からオペレーション(401)状態へ遷移する。
これで再び全ての洗浄が行われる状態になる。
その他の構成・動作は前述した実施例1の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法と略同じ構成・動作であり、詳細は省略する。
本発明の実施例3の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法においても、前述した実施例1の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法とほぼ同様な効果が得られる。
また、準停止モードに遷移するスタンバイ状態に入るタイミング、および測定を開始してオペレーション状態に遷移するタイミングを検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)で個別に設定する洗浄水の停止/開始条件設定画面(620)を更に備えたことにより、洗浄が不要になった個所から順に停止するように条件を設定することができ、より水の消費削減の効果を高めることができる。また、洗浄が開始される条件についても、同様の考えのもと、必要になった個所から順に洗浄が開始されるように条件を設定することができ、より水の消費削減の効果を高めることができる。
<実施例4>
本発明の実施例4の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法について図13を用いて説明する。図13は本実施例4の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートである。
上記の実施例1-3では、1サイクル内の各洗浄水の吐出タイミングが重ならず、準停止モード中に洗浄水を停止させても、他の洗浄水の水圧等へ影響をきたさない例であった。
これに対し、例えば、大型の自動分析装置などにおいては、スループットを向上させるために1サイクルあたりの時間が短いため、図13に示すように、それぞれの洗浄水の吐出タイミングが重なっていることもありうる。
この場合、オペレーション中にすべての洗浄水が動作しているときの洗浄水の水圧と、準停止モード中に入り、いくつかの洗浄水が停止したときの洗浄水の水圧が変わり、準停止モード中に動作している洗浄水の吐出量に影響をきたすことがありうる。
このような場合に対応するため、準停止モードを、検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)のうち少なくともいずれか一つ以上への洗浄水の供給時間を検体の測定の際の供給時間より短くするモードとすることができる。これにより、洗浄水の洗浄時間が変更されることから、モードが変わっても自動で吐出量が同量となるように動作させることができる。
1サイクルの時間が短いことが多い大型の自動分析装置では、1サイクル内の洗浄水のうち、ブランク水(403)と、システム水(404)と、検体分注プローブ内洗水(405)の洗浄水を吐出している時間内において重複区間(901)が存在することがある。
このため、準停止モード(402)に入ると、検体分注プローブ内洗水(405)が停止することによって、洗浄水を吐出しつづけるブランク水(403)およびシステム水(404)の水圧が高くなり、規定量より多く吐出されてしまう。
このような場合に備え、準停止モードに入ったときの反応容器洗浄制御部(505)の制御タイミングにおいて、装置が準停止モードに入ったことを検知すると、バルブの解放時間を短くすることで洗浄水の吐出時間を短くした動作(902)を行い、準停止モード前後で吐出量が同量になるように保つように切り替える。
また、装置が準停止モードからオペレーションに戻ると、検体分注プローブ内洗水(405)の動作が開始されるため、元の洗浄水吐出時間に戻して動作(903)するよう切り替える。
その他の構成・動作は前述した実施例1の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法と略同じ構成・動作であり、詳細は省略する。
本発明の実施例4の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法においても、前述した実施例1の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法とほぼ同様な効果が得られる。
また、準停止モードは、検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)のうち少なくともいずれか一つ以上への洗浄水の供給時間を検体の測定の際の供給時間より短くするモードであることにより、仮に準停止モード中に動作する洗浄水を規定量吐出できなくなる場合においても、装置が洗浄水吐出時間を自動的に変更して常に一定の吐出量を保ち続けることで、オペレーション同等の性能を維持することができる。
なお、本実施例においても、実施例2のように洗浄水の吐出時間(供給時間)を短くする処理の実行の有無を選択する洗浄水の設定有無切替ボタン(602)や実施例3のように供給タイミングを選択する洗浄水の停止条件設定タブ(603)、洗浄水の開始条件設定タブ(604)と同様の切り替えボタン・設定タブを採用することができる。
また、本実施例のように洗浄水の吐出時間(供給時間)を短くするチャートと実施例1で説明した洗浄水の供給を停止するチャートとを併用することができる。
<実施例5>
本発明の実施例5の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法について図14を用いて説明する。図14は本実施例5の自動分析装置における洗浄水のタイムチャートである。
本実施例の自動分析装置は、実施例1,4とは異なり、準停止モードは、検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)のうち少なくともいずれか一つ以上への洗浄水の供給間隔を検体の測定の際の供給間隔より長くするモードとなっている。
このような場合、図14に示すように、オペレーション(401)状態において、全ての測定結果の出力が完了したとき、条件(C)が設定されているシステム水(404)、試薬分注プローブ内洗水(407)および試薬分注プローブ外洗水(408)は洗浄が停止され、オペレーション(401)状態から準停止モード(402)へ遷移する。
準停止モード(402)では、ブランク水(403)の給水を継続する。更に、検体分注プローブ内洗水(405)、検体分注プローブ外洗水(406)の給水を、2サイクルに1回のタイミングとし、間隔をあけた上で給水を継続する。
その他の構成・動作は前述した実施例1の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法と略同じ構成・動作であり、詳細は省略する。
本発明の実施例5のように、準停止モードは、検体分注プローブ(113)、検体分注プローブ洗浄槽(113A)、試薬分注プローブ(116)、試薬分注プローブ洗浄槽(116A)、洗浄機構(115A)のうち少なくともいずれか一つ以上への洗浄水の供給間隔を検体の測定の際の供給間隔より長くするモードであることによっても、前述した実施例1の自動分析装置、および自動分析装置の運転方法とほぼ同様な効果が得られる。
なお、本実施例においても、実施例2のように洗浄水の吐出時間(供給時間)を短くする処理の実行の有無を選択する洗浄水の設定有無切替ボタン(602)や実施例3のように供給タイミングを選択する洗浄水の停止条件設定タブ(603)、洗浄水の開始条件設定タブ(604)と同様の切り替えボタン・設定タブを採用することができる。
また、本実施例のように洗浄水の吐出間隔を短くするチャートと、実施例1で説明した洗浄水の供給を停止するチャートや実施例4で説明した吐出時間を短くするチャートとを併用することができる。
<その他>
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
100…自動分析装置
101…搬送モジュール
102…ラック供給トレイ
103…ラックバッファ
104…検体ラック
105…搬送ライン
106…ラック収納トレイ
107…入力部
108…表示部
109…記憶部
111…分析モジュール
112…検体分注ライン
113…検体分注プローブ
113A…検体分注プローブ洗浄槽
114…電解質測定ユニット
115…反応ディスク
115A…洗浄機構
116…試薬分注プローブ
116A…試薬分注プローブ洗浄槽
117…試薬ディスク
118…生化学測定ユニット
120A…洗浄水タンク(給水機構)
120B…シリンジポンプ(給水機構)
120C…洗浄水供給配管(給水機構)
121…操作モジュール
122…制御部
401…オペレーション
402…準停止モード
403…ブランク水
404…システム水
405…検体分注プローブ内洗水
406…検体分注プローブ外洗水
407…試薬分注プローブ内洗水
408…試薬分注プローブ外洗水
501…準停止モード設定メモリ
502…準停止モード条件テーブル
503…準停止モード動作判定部
504…測定状況管理部
505…反応容器洗浄制御部
506…検体分注プローブ制御部
507…試薬分注プローブ制御部
601…洗浄水の停止/開始条件設定画面(第1設定部)
602…洗浄水の設定有無切替ボタン(第1設定部)
603…洗浄水の停止条件設定タブ(第2設定部)
604…洗浄水の開始条件設定タブ(第2設定部)
605…設定登録ボタン
610…準停止モード実行選択画面(第3設定部)
611…Yesボタン
612…Noボタン
620…洗浄水の停止/開始条件設定画面(第2設定部)
901…オペレーションにおける洗浄水吐出タイミングの重複区間
902…準停止モードに入った際の洗浄水吐出動作
903…オペレーショに戻った際の洗浄水吐出動作

Claims (9)

  1. 検体および試薬を反応させた液体の定性・定量分析を行う自動分析装置であって、
    前記検体と前記試薬とを反応させるための反応容器を複数有する反応ディスクと、
    前記反応ディスク上の前記反応容器に対して前記検体を分注する検体分注プローブと、
    前記検体を分注した後の前記検体分注プローブの外周を洗浄する検体分注プローブ洗浄槽と、
    前記反応ディスク上の前記反応容器に対して前記試薬を分注する試薬分注プローブと、
    前記試薬を分注した後の前記試薬分注プローブの外周を洗浄する試薬分注プローブ洗浄槽と、
    測定が終了した前記反応容器を洗浄する洗浄機構と、
    前記検体分注プローブ、検体分注プローブ洗浄槽、試薬分注プローブ、試薬分注プローブ洗浄槽、および前記洗浄機構に洗浄水を給水する給水機構と、
    前記自動分析装置による前記検体の分析が行われておらずに前記検体の測定を受け付け可能なスタンバイ状態にあるときは、前記給水機構により供給する前記洗浄水の供給を完全に停止せずに、供給量を前記検体の測定の際の供給量より減少させるよう制御する準停止モードを実行する制御部と、
    前記準停止モードの実行の有無を選択する第3設定部と、を備え、
    前記準停止モードは、前記検体分注プローブ、検体分注プローブ洗浄槽、試薬分注プローブ、試薬分注プローブ洗浄槽、前記洗浄機構のうち少なくともいずれか一つ以上への前記洗浄水の供給を停止し、かついずれか一つ以上への供給を継続するモードである
    ことを特徴とする自動分析装置。
  2. (削除)
  3. (削除)
  4. (削除)
  5. 請求項1に記載の自動分析装置において、
    前記準停止モードにおいて前記検体分注プローブ、検体分注プローブ洗浄槽、試薬分注プローブ、試薬分注プローブ洗浄槽、前記洗浄機構への前記洗浄水の供給の有無を個別に設定する第1設定部を更に備えた
    ことを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項5に記載の自動分析装置において、
    前記準停止モードに遷移するスタンバイ状態に入るタイミング、および測定を開始してオペレーション状態に遷移するタイミングを前記検体分注プローブ、検体分注プローブ洗浄槽、試薬分注プローブ、試薬分注プローブ洗浄槽、前記洗浄機構で個別に設定する第2設定部を更に備えた
    ことを特徴とする自動分析装置。
  7. (削除)
  8. 請求項1に記載の自動分析装置において、
    前記洗浄水の供給量を減らす、あるいは供給を停止する対象を、前記検体分注プローブ洗浄槽および前記試薬分注プローブ洗浄槽とする
    ことを特徴とする自動分析装置。
  9. 検体および試薬を反応させた液体の定性・定量分析を行う自動分析装置の運転方法であって、
    前記自動分析装置が前記検体の測定を受け付け可能であるスタンバイ状態にあるときは、前記検体と前記試薬とを反応させるための反応容器に対して前記検体を分注する検体分注プローブ、前記検体を分注した後の前記検体分注プローブの外周を洗浄する検体分注プローブ洗浄槽、前記反応容器に対して前記試薬を分注する試薬分注プローブ、前記試薬を分注した後の前記試薬分注プローブの外周を洗浄する試薬分注プローブ洗浄槽、および測定が終了した前記反応容器を洗浄する洗浄機構へ供給する洗浄水の供給を完全に停止せずに、少なくともいずれか一つ以上への前記洗浄水の供給を停止し、かついずれか一つ以上への供給を継続させる準停止モードにより前記自動分析装置を運転し、かつ
    前記準停止モードの実行の有無を選択可能とする
    ことを特徴とする自動分析装置の運転方法。
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