JP7458210B2 - インターホン機器 - Google Patents

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本発明は、たとえばインターホン親機等の使用者が押し込み操作可能な操作ボタンを有するインターホン機器に関するものである。
従来、インターホン親機等の一般的なインターホン機器には、使用者が押し込み操作する操作ボタンが設けられている(たとえば特許文献1)。このような操作ボタンは、インターホン機器の本体ケース内に設置されているコイルバネによって、本体ケース外へ突出する方向へ付勢されていることが多い。一方、操作ボタンの中には、たとえば非常時に操作される非常報知ボタンのように、押し込み操作に通常よりも強い負荷を要するように法律で定められているものがある。そして、そのような場合には、コイルバネを大型化する等して対応していた。
特開2017-34300号公報
近年、インターホン機器におけるデザインの多様化等の理由から、非常報知ボタンのような操作ボタンについても小型化したいという要望がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、たとえば非常報知ボタンのように押し込み操作にある程度の負荷を要するような操作ボタンについても小型化することができるインターホン機器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、本体ケースの前面に、押し込み操作可能な操作ボタンが設けられてなるインターホン機器であって、操作ボタンが、本体ケースの前面に露出する操作部材と、操作部材の後方に配され、操作部材を前方へ付勢する付勢部材とを有しており、操作部材が、前方へ膨出する操作部、操作部の内側から後方へ突出する操作突起、操作部の基端に沿って周設され、操作部の基端から外方へ延びる板状の鍔部、及び操作部の内面に沿って前後方向へ延びる複数の押圧リブを備えている一方、付勢部材が、前面及び後面が平面とされた合成樹脂製のブロック体で、前面から後面まで貫通する孔を備えており、孔に操作突起が差し込まれているとともに、鍔部の後面及び押圧リブの後端に付勢部材の前面が当接していることを特徴とする。
本発明によれば、操作ボタンが、本体ケースの前面に露出する操作部材と、操作部材の後方に配され、操作部材を前方へ付勢する付勢部材とを有しており、操作部材が、前方へ膨出する操作部、操作部の内側から後方へ突出する操作突起、操作部の基端に沿って周設され、操作部の基端から外方へ延びる板状の鍔部、及び操作部の内面に沿って前後方向へ延びる複数の押圧リブを備えている一方、付勢部材が、前面及び後面が平面とされた合成樹脂製のブロック体で、前面から後面まで貫通する孔を備えている。そして、操作部材と付勢部材とは、孔に操作突起が差し込まれ、且つ、鍔部の後面及び押圧リブの後端に付勢部材の前面を当接させた状態で取り付けられている。したがって、従来のように大型のコイルバネを採用することなく、押し込み操作にある程度の負荷を要するような操作ボタンを設けることができ、操作ボタンの小型化、ひいてはインターホン機器の小型化を図ることができる。また、押し込み操作に必要な負荷が所望の負荷となるように調整するにあたっては、押圧リブの数や、押圧リブの幅、押圧リブの操作部内面からの突出量等を設計変更することで対応することができる。すなわち、操作部材及び付勢部材を大型化することなく、押し込み操作に必要な負荷を適切に調整することができる。
インターホン親機の前面側を示した斜視説明図である。 分解状態にあるインターホン親機を前側から示した斜視説明図である。 分解状態にあるインターホン親機を後側から示した斜視説明図である。 操作部材を示した斜視説明図であり、(a)は前側を、(b)は後側を夫々示している。 インターホン親機の鉛直断面のうち非常報知ボタン部分を拡大して示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるインターホン親機について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、インターホン親機1の前面側を示した斜視説明図である。図2は、分解状態にあるインターホン親機1を前側から示した斜視説明図である。図3は、分解状態にあるインターホン親機1を後側から示した斜視説明図である。図4は、操作部材11を示した斜視説明図であり、(a)は前側を、(b)は後側を夫々示している。図5は、インターホン親機1の鉛直断面のうち非常報知ボタン9部分を拡大して示した説明図である。
インターホン親機1は、前側に配置される前ケース2と、前ケース2の後側に組み付けられる後ケース3と、前ケース2の前面に組み付けられ、前ケース2の前面下部を覆うカバー部材4とで構成される本体ケースを有しており、本体ケースの前面中央から上部にかけては、インターホン子機(図示せず)で撮像された映像等を表示する表示部としての機能と、インターホン子機からの呼び出しに対する応答時等に操作する操作部としての機能とを兼ね備えたタッチパネル式の表示操作部5が設けられている。また、表示操作部5の上側には、インターホン子機との間で通話するためのマイク部6が設けられている。さらに、表示操作部5の下側には、自身の設定等のための設定ボタン7、7や非常時に操作する非常報知ボタン9等の各種操作ボタンが設けられているとともに、インターホン子機との間で通話するためのスピーカ部8(図2等に示す)が設けられている。そして、このようなインターホン親機1は、居室内の壁面等に設置されており、インターホン子機からの呼び出しに応じて表示操作部5に映像を表示するとともに、表示操作部5において所定の応答操作がなされたことをもって、インターホン子機との間での通話を可能な状態とする。
ここで、本発明の要部となる非常報知ボタン9の構造について説明する。
非常報知ボタン9は、使用者が押し込み操作する操作部材11と、操作部材11の後方に配され、操作部材11を前方へ付勢する付勢部材12と、操作部材11によりON/OFF操作されるスイッチ13が搭載された基板14とを有してなる。操作部材11は、前方へ膨出する操作部21と、操作部21の基端に沿って周設され、当該基端から外方へ延びる板状の鍔部22とを備えてなり、操作部21の前面となる操作面は、正面視矩形に成形されている。また、操作部21の操作面の後面中央から後方へ向けて、スイッチ13を操作するための操作突起23が突設されている。さらに、操作突起23の左右両外側には、付勢部材12に差込可能な取付突起24、24が、操作部21の操作面の後面から後方へ突設されている。さらにまた、操作部21の内面側には、操作部21の前面から鍔部22の後面まで、操作部21の内面に沿って後方へ延びる複数の押圧リブ25、25・・が設けられている。加えて、鍔部22の外周縁に沿っては、鍔部22の後面よりも後方へ突出する外縁リブ26が周設されている。なお、操作突起23及び取付突起24、24は、押圧リブ25、25・・よりも後方まで(すなわち、鍔部22の後面よりも後方まで)突出している。
付勢部材12は、合成樹脂を直方体状に成形してなるもので、前面中央部には、取付突起24、24を差込可能な正面視略方形状の取付孔27が、後面まで貫通して設けられている。一方、基板14は、第1の中ケース28の前面下部に設置されており、基板14の前面にスイッチ13が搭載されている。なお、29は、第1の中ケース28の後方に配される第2の中ケースである。
そして、上述したような非常報知ボタン9において操作部材11は、前ケース2に開設された操作窓30を介して操作部21を前方へ突出させ、鍔部22前面を前ケース2後面の操作窓30周縁に当接させた状態で取り付けられる。また、操作突起23の後方にスイッチ13が位置し、操作部材11と基板14との間に付勢部材12が介在される。付勢部材12は、取付孔27内に取付突起24、24及び操作突起23が差し込まれており、付勢部材12の前面には鍔部22の後面と押圧リブ25、25・・の後端とが当接している一方、付勢部材12の後面には基板14表面が当接している。なお、スイッチ13は、取付孔27内に露出している。また、前ケース2の下部にはカバー部材4が取り付けられるが、カバー部材4には切り欠き31が設けられており、操作部21は切り欠き31内に露出するようになっている。
上記非常報知ボタン9が押し込み操作されると、鍔部22の後面及び押圧リブ25、25・・の後端によって付勢部材12が押圧され、該付勢部材12が、操作部21の内部空間(押圧リブ25、25・・間の隙間等)を利用して変形しながら前後方向で押し潰されて、操作突起23がスイッチ13に到達することになる。そして、このような押し込み操作に必要となる負荷に調整が必要な場合には、押圧リブ25、25・・の数や、各押圧リブ25の厚みや突出量(操作部21の内周面からの突出量)等を設計変更することにより、操作部材11や付勢部材12の大きさを変更することなく対応することができる。
以上のような構成を有するインターホン親機1によれば、非常報知ボタン9が、使用者に押し込み操作される操作部材11と、操作部材11の後方に配され、操作部材11を前方へ付勢する付勢部材12とを有している。また、操作部材11は、前方へ膨出する操作部21、操作部21の内側から後方へ突出する操作突起23、操作部21の基端に沿って周設され、操作部21の基端から外方へ延びる板状の鍔部22、及び操作部21の内面に沿って前後方向へ延びる複数の押圧リブ25、25・・を備えている。一方、付勢部材12は、合成樹脂を直方体状に成形してなるもので、前面から後面まで貫通する取付孔27を備えている。そして、操作部材11と付勢部材12とは、取付孔27に操作突起23が差し込まれ、且つ、鍔部22の後面及び押圧リブ25、25・・の後端に付勢部材12の前面を当接させた状態で取り付けられている。したがって、従来のように大型のコイルバネを採用することなく、押し込み操作にある程度の負荷を要するような非常報知ボタン9を設けることができ、非常報知ボタン9の小型化、ひいてはインターホン親機1の小型化を図ることができる。
また、非常報知ボタン9の押し込み操作に必要な負荷が所望の負荷となるように調整するにあたっては、押圧リブ25、25・・の数や、押圧リブの幅、押圧リブの操作部内面からの突出量等を設計変更することで対応することができる。すなわち、操作部材11及び付勢部材12を大型化することなく、押し込み操作に必要な負荷を適切に調整することができる。
なお、本発明に係るインターホン機器は、インターホン機器の全体的な構成は勿論、スピーカ部に係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、インターホン親機について説明しているが、本発明は、押し込み操作可能な操作ボタンさえ備えていれば、インターホン子機や集合玄関機等の他のインターホン機器についても好適に採用することができる。
また、上記実施形態では、非常報知ボタンについて説明しているが、本発明は、押し込み操作可能な操作ボタンであれば、非常報知ボタン以外の操作ボタンについても好適に採用することができる。
さらに、操作部材の形状、押圧リブの数、及び付勢部材の形状等については、言うまでもなく適宜設計変更可能である。
1・・インターホン親機(インターホン機器)、2・・前ケース(本体ケース)、3・・後ケース(本体ケース)、4・・カバー部材(本体ケース)、9・・非常報知ボタン(操作ボタン)、11・・操作部材、12・・付勢部材、13・・スイッチ、14・・基板、21・・操作部、22・・鍔部、23・・操作突起、25・・押圧リブ、26・・取付孔(孔)。

Claims (1)

  1. 本体ケースの前面に、押し込み操作可能な操作ボタンが設けられてなるインターホン機器であって、
    前記操作ボタンが、前記本体ケースの前面に露出する操作部材と、前記操作部材の後方に配され、前記操作部材を前方へ付勢する付勢部材とを有しており、
    前記操作部材が、前方へ膨出する操作部、前記操作部の内側から後方へ突出する操作突起、前記操作部の基端に沿って周設され、前記操作部の基端から外方へ延びる板状の鍔部、及び前記操作部の内面に沿って前後方向へ延びる複数の押圧リブを備えている一方、
    前記付勢部材が、前面及び後面が平面とされた合成樹脂製のブロック体で、前記前面から前記後面まで貫通する孔を備えており、
    前記孔に前記操作突起が差し込まれているとともに、前記鍔部の後面及び前記押圧リブの後端に前記付勢部材の前面が当接していることを特徴とするインターホン機器。
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