JP7456631B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、商品に添付されたRFID(radio frequency identifier)タグを用いて決済を行う技術が注目されている。例えば、特許文献1では、利用者が通過するゲートにおいてRFIDタグを読み取ることにより、利用者が購入する商品を判定する電子タグ読取装置について開示している。
特開2021-68156号公報
特許文献1に記載されている装置は、購入する商品の判定が自動的に行われるため、利便性が高い。しかしながら、買い物カゴに入った商品をゲートに設けられたアンテナで読み取る場合、読み落としが発生する可能性がある。ここで、読み落としとは、読みとるべきRFIDタグについて読み取り処理に失敗することをいう。この読み落としは、読み取りに用いられる電波が、買い物カゴ内に乱雑に入れられた遮蔽性を有する商品によって妨害されることなどに起因して発生する。例えば、遮蔽性を有する商品は、缶飲料やアクセサリーなどといった金属を含む商品や、ペットボトルドリンクなどのように液体を含む商品などである。
このように、買い物カゴに入った商品をゲートに設けられたアンテナで読み取ることで購入対象の商品を判定する場合、読み落としの発生により適切に判定が行われない恐れがある。
そこで、本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、利便性が高く、かつ、適切に購入対象の商品を判定することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。
第1の態様にかかる情報処理装置は、
買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得部と、
前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御部と、
買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得部と、
前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定部と
を有する。
第2の態様にかかる情報処理システムは、
買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサと、
買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサと、
情報処理装置と
を備え、
前記情報処理装置は、
前記ゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得部と、
前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御部と、
前記作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得部と、
前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定部と
を有する。
第3の態様にかかる情報処理方法では、
買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得し、
前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御し、
買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得し、
前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する。
第4の態様にかかるプログラムは、
買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得ステップと、
前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御ステップと、
買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得ステップと、
前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定ステップと
をコンピュータに実行させる。
上述の態様によれば、利便性が高く、かつ、適切に購入対象の商品を判定することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態の概要にかかる情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 商品を販売する店舗における複数のウォークスルーゲート及び複数の作業台の配置例を示す模式図である。 ウォークスルーゲートの一例を示す模式図である。 作業台の一例を示す模式図である。 ゲートセンサの構成例及び作業台センサの構成例の一例を示すブロック図である。 管理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 購入商品判定部の判定について説明する図である。 購入判定についての情報処理システムの動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図9のステップS13の処理の詳細についての流れの一例を示すフローチャートである。 購入商品判定部の判定について説明する図である。 管理装置のハードウェア構成の一例を示す模式図である。
<実施の形態の概要>
実施の形態の詳細な説明に先立って、実施の形態の概要を説明する。図1は、実施の形態の概要にかかる情報処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置1は、ゲートデータ取得部2、記憶制御部3、作業台データ取得部4、及び購入商品判定部5を有する。なお、情報処理装置1によって購入対象か否かが判定される商品には予めRFIDタグが添付されており、また、買い物客が購入対象の商品を入れる買い物カゴにも予めRFIDタグが添付されている。
ゲートデータ取得部2は、ゲートセンサにより読み取られた商品識別情報及びカゴ識別情報を取得する。ここで、ゲートセンサとは、買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであり、RFIDタグと通信を行い、RFIDタグに記憶された情報を含む信号をこのRFIDタグから受信する。また、ゲートセンサにより読み取られる商品識別情報は、商品に添付されたRFIDタグに記憶された情報であり、当該商品を識別するための識別子である。商品識別情報は、商品の個体毎に異なる。ゲートセンサにより読み取られるカゴ識別情報は、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶された情報であり、当該買い物カゴを識別するための識別子である。カゴ識別情報は、買い物カゴの個体毎に異なる。
記憶制御部3は、ゲートセンサによって一緒に読み取られたカゴ識別情報と商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する。ここで、一緒に読み取られたカゴ識別情報と商品識別情報とは、同一のゲートのゲートセンサによって、同時に読み取られたカゴ識別情報と商品識別情報をいう。なお、同時に読み取られるとは、完全に読み取りのタイミングが同じであることを言うのではなく、同時とみなされる所定の時間の間に読み取られることをいう。ゲートセンサによって、カゴ識別情報と商品識別情報のいずれか一方だけが読み取られた場合、記憶制御部3は、読み取られた情報だけを記憶装置に記憶するよう制御する。なお、買い物客が複数の商品を買い物カゴに入れている場合には、ゲートセンサによって複数の商品識別情報が読み取られる。また、買い物客が複数の買い物カゴを利用している場合には、複数のカゴ識別情報が読み取られる。複数のカゴ識別情報が読み取られた場合、記憶制御部3は、カゴ識別情報と一緒に読み取られた商品識別情報を、読み取られた複数のカゴ識別情報と関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する。なお、記憶装置は、情報処理装置1に含まれてもよいし、情報処理装置1の外部の装置であってもよい。
作業台データ取得部4は、作業台センサにより読み取られた商品識別情報及びカゴ識別情報を取得する。ここで、作業台センサとは、買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである。作業台センサは、RFIDタグと通信を行い、RFIDタグに記憶された情報を含む信号をこのRFIDタグから受信する。また、作業台センサにより読み取られる商品識別情報は、商品に添付されたRFIDタグに記憶された情報であり、上述の通り当該商品を識別するための識別子である。同様に、作業台センサにより読み取られるカゴ識別情報は、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶された情報であり、上述の通り当該買い物カゴを識別するための識別子である。なお、以下の説明では、買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物を、バッグと称すこととする。
購入商品判定部5は、作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを判定する。購入商品判定部5は、作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、記憶制御部3によって記憶装置に記憶された情報とに基づいて判定を行う。
このように、情報処理装置1は、ゲートセンサにより読み取られた情報と、作業台センサにより読み取られた情報とを用いて、購入対象の商品を判定する。このため、購入対象の商品の判定をより正確に行うことができる。また、買い物客がゲートを通過するだけでゲートセンサによる読み取りが可能である。また、買い物客が購入した商品をバッグに入れる作業をするだけで作業台センサによる読み取りが可能である。このため、情報処理装置1は利便性が高い。このように、情報処理装置1は、利便性が高く、かつ、適切に購入対象の商品を判定することができる。
<実施の形態1>
次に、実施の形態の詳細について説明する。図2は、実施の形態にかかる情報処理システム10の構成の一例を示すブロック図である。情報処理システム10は、管理装置100と、ゲートセンサ200_1~200_Nと、作業台センサ300_1~300_Mと、精算端末400_1~400_Mと、DBサーバ500とを含む。以下、ゲートセンサ200_1~200_Nについて、特に区別することなく言及する場合、ゲートセンサ200と称すこととする。また、作業台センサ300_1~300_Mについて、特に区別することなく言及する場合、作業台センサ300と称すこととする。さらに、精算端末400_1~400_Mについて、特に区別することなく言及する場合、精算端末400と称すこととする。情報処理システム10は、1つのゲートセンサ200を含んでもよいし、複数のゲートセンサ200を含んでもよい。同様に、情報処理システム10は、1組の作業台センサ300及び精算端末400を含んでもよいし、複数の組の作業台センサ300及び精算端末400を含んでもよい。管理装置100は、ゲートセンサ200、作業台センサ300、精算端末400、及びDBサーバ500と有線又は無線により通信可能に接続されている。
ここで、特に、ゲートセンサ200は、ウォークスルーゲート91に設置されており、作業台センサ300及び精算端末400は、作業台92に設置されている。図3は、商品を販売する店舗90における複数のウォークスルーゲート91及び複数の作業台92の配置例を示す模式図である。なお、図3において、矢印により、買い物客の動線が示されている。ウォークスルーゲート91は、購入したい商品を選び終わった買い物客が通行するゲートであり、商品が陳列されているエリアである商品陳列エリア95から作業台92への移動経路の途中に配置されている。例えば、買い物客は、商品を入れた買い物カゴを持った状態でウォークスルーゲート91を通過する。なお、買い物客は、必ずしも買い物カゴを利用しなくてもよい。ウォークスルーゲート91を通過した買い物客は、作業台92へ移動する。作業台92は、バッグに購入対象の商品を入れる作業を行うためのテーブルであり、いわゆるサッカー台である。なお、ここでいうバッグは、買い物客が商品を店舗90から持ち帰るために用いる入れ物であり、例えば、店舗が提供するレジ袋であってもよいし、買い物客が持参したバッグであってもよい。作業台92において商品をバッグに入れ、その後、商品の精算を行った買い物客は、作業台92から去って商品を持ち帰る。
この店舗90が販売する商品70には予めRFIDタグ71が添付されており、この店舗90で用いられる買い物カゴ80にも予めRFIDタグ81が添付されている(図6参照)。商品70のRFIDタグ71及び買い物カゴ80のRFIDタグ81は、ゲートセンサ200及び作業台センサ300によって読み取られうる。RFIDタグ71は、商品の任意の位置(例えば外面)に添付されている。また、同様に、RFIDタグ81も買い物カゴ80の任意の位置(例えば外面)に添付されている。ところで、買い物カゴ80内に商品70がある場合、商品70のRFIDタグ71はセンサによって適切に読み取りが行われない恐れがある。これは、例えば、買い物カゴ80内に複数の商品70が重なって収納されることで、読み取りに用いられる電波が、金属を含む商品70や液体を含む商品70などによって妨害されることに起因して発生する。これに対し、買い物カゴ80のRFIDタグ81は、買い物カゴ80内の商品70によって電波が妨害されないため、読み落としが発生しにくい。なお、RFIDタグ81の読み落としが発生しないように、RFIDタグ81は買い物カゴ80の複数の面(例えば、複数の側面)に設けられてもよい。
商品70のRFIDタグ71には、少なくとも商品識別情報が記憶されている。RFIDタグ71に記憶された商品識別情報は、このRFIDタグ71が添付された商品70を識別するための識別子である。店舗90が販売する商品70のそれぞれには異なる商品識別情報が割り当てられている。また、買い物カゴ80のRFIDタグ81には、少なくともカゴ識別情報が記憶されている。RFIDタグ81に記憶されたカゴ識別情報は、このRFIDタグ81が添付された買い物カゴ80を識別するための識別子である。店舗90で用いられる買い物カゴ80のそれぞれには異なるカゴ識別情報が割り当てられている。
図4は、ウォークスルーゲート91の一例を示す模式図である。図4に示した例では、買い物客が通る通路96の両脇にゲートセンサ200のアンテナ202が設けられることにより、ウォークスルーゲート91が構成されている。なお、図4に示した構成例では、通路96の両側に2つずつアンテナ202が設けられているが、アンテナ202の数は図4に示した構成例に限られない。また、アンテナ202は、通路96の片側だけに設けられていてもよい。
図5は、作業台92の一例を示す模式図である。作業台92の天板92aには、アンテナ302を含む作業台センサ300が内蔵されており、天板92aの上方空間におけるRFIDタグが読み取られる。例えば、買い物客は、作業台92の天板92aに購入する商品70が入った買い物カゴ80を置き、天板92a(作業台センサ300のアンテナ302)の上で、バッグに商品70を手で入れる。作業台92には、図5に示すように、精算端末400も設けられている。精算端末400は、ユーザからの指示の受付け及び情報の表示を可能にするために、入力装置と出力装置(ディスプレイ)を備えている。図5に示した例では、精算端末400は、入力装置及び出力装置として、タッチパネル401を備えている。
図6は、ゲートセンサ200の構成例及び作業台センサ300の構成例の一例を示すブロック図である。図6に示すように、ゲートセンサ200は、RFIDリーダー201とアンテナ202とを有する。同様に、作業台センサ300は、RFIDリーダー301とアンテナ302とを有する。
RFIDリーダー201は、予め定められた通信プロトコルに従って、RFIDタグ71、81との間でアンテナ202を介して通信し、商品70のRFIDタグ71及び買い物カゴ80のRFIDタグ81に記憶された情報を読み取る制御回路である。RFIDリーダー201は、RFIDタグ71、81から読み取った情報を管理装置100に出力する。アンテナ202は、ウォークスルーゲート91を通過するRFIDタグ71、81との間で電波の送受信が可能な位置に設置されており、RFIDタグ71、81に向けて電波を送信し、RFIDタグ71、81が送信した電波を受信する。なお、アンテナ202は、送信用のアンテナと受信用のアンテナが別々に設けられていてもよい。
同様に、RFIDリーダー301は、予め定められた通信プロトコルに従って、RFIDタグ71、81との間でアンテナ302を介して通信し、商品70のRFIDタグ71及び買い物カゴ80のRFIDタグ81に記憶された情報を読み取る制御回路である。RFIDリーダー301は、RFIDタグ71、81から読み取った情報を管理装置100に出力する。アンテナ302は、作業台92の上方のRFIDタグ71、81との間で電波の送受信が可能な位置に設置されており、RFIDタグ71、81に向けて電波を送信し、RFIDタグ71、81が送信した電波を受信する。なお、アンテナ302は、送信用のアンテナと受信用のアンテナが別々に設けられていてもよい。
なお、RFIDリーダー201、301は、アンテナ202、302が受信したRFIDタグ71、81からの信号(応答信号)のRSSIを測定し、RFIDタグ71、81からの信号のRSSIのデータを管理装置100に出力してもよい。RSSIのデータは、より詳細には、信号を送信したRFIDタグ71、81に記憶された識別子と、RSSIの値とを対応付けたデータである。
ここで、ゲートセンサ200による読み取り処理及び作業台センサ300による読み取り処理には以下のような特徴がある。ゲートセンサ200による読み取り処理では、複数の商品70がまとまって買い物カゴ80内に存在しうるため、商品70のRFIDタグ71の読み落としが発生しうる。一方で、ゲートセンサ200は、買い物客の移動経路をガイドするウォークスルーゲート91に設けられているため、ある買い物客についての読み取り処理の際に、他の買い物客のRFIDタグも読み取られてしまう可能性が低い。すなわち、ゲートセンサ200は、読み取るべきではないRFIDタグを読み取る可能性が低い。読み取るべきではないRFIDタグを読み取らないようにするために、アンテナ202から出力する電波の送信電力を抑えることにより読み取り可能範囲を狭くしてもよい。以下、読み取るべきではないRFIDタグを読み取ることを、過読と称すこととする。このように、ゲートセンサ200は、過読が発生する可能性よりも読み落としが発生する可能性が高いセンサであるといえる。なお、ゲートセンサ200は、読み落としが発生しうるが過読は発生しないセンサとみなすこともできる。
これに対し、作業台センサ300による読み取り処理では、他の商品70によって電波が妨害されることによる、商品70のRFIDタグ71の読み落としが発生しない。これは、次のような理由による。作業台92では、買い物客はバッグへの商品70の収納作業を行う。このとき、少数の商品70が手に取られてバッグへ移動することなる。例えば、買い物客は買い物カゴ80内の商品70を一つずつバッグへ収納する。このとき、手に取られた商品70に添付されたRFIDタグ71は、他の商品70に邪魔をされずに電波を送受信することができる。このため、作業台センサ300による読み取り処理では、電波が妨害されることによる商品70のRFIDタグ71の読み落としが発生しない。しかしながら、作業台センサ300による読み取り処理では過読が発生する可能性がある。これは、購入対象の全ての商品70のRFIDタグ71を漏れなく読み取るべくアンテナ302から電波を出力しているために、読み取るべきではない周辺のRFIDタグ71もアンテナ302と通信してしまうからである。特に、隣り合う作業台92が近接している場合や、ある作業台92で買い物客が作業中に他の買い物客がこの作業台92のそばを通った場合などには、過読が発生する。このように、作業台センサ300は、読み落としが発生する可能性よりも過読が発生する可能性が高いセンサであるといえる。なお、作業台センサ300は、過読が発生しうるが読み落としは発生しないセンサとみなすこともできる。
図2に戻り、情報処理システム10の構成要素の説明を続ける。DBサーバ500は、商品70についての情報を記憶するデータベースサーバである。DBサーバ500は、例えば、店舗90が販売する全ての商品70の商品識別情報を管理する。DBサーバ500は、例えば、店舗90が用いる全ての買い物カゴ80のカゴ識別情報を管理してもよい。また、DBサーバ500は、商品毎の精算記録(購入され精算が行われたか否かの記録)を管理してもよい。なお、図2に示した構成では、管理装置100は、DBサーバ500と通信することにより、データベースで管理された情報にアクセスするが、管理装置100がそのようなデータベースを有していてもよい。すなわち、情報処理システム10において、DBサーバ500が省略されてもよい。
管理装置100は、図1の情報処理装置1に対応しており、ゲートセンサ200及び作業台センサ300の読み取り結果に基づいて購入商品についての判定を行う装置である。以下、管理装置100の詳細について説明する。図7は、管理装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、管理装置100は、ゲート通信部101、作業台通信部102、精算通信部103、DB通信部104、記憶制御部105、及び購入商品判定部106を有する。
ゲート通信部101は、各ゲートセンサ200との通信処理を行う。特に、ゲート通信部101は、ゲートセンサ200により読み取られた情報を取得する。具体的には、ゲート通信部101は、商品70に添付されたRFIDタグ71に記憶された商品識別情報と、買い物カゴ80に添付されたRFIDタグ81に記憶されたカゴ識別情報とを取得する。このように、ゲート通信部101は、図1のゲートデータ取得部2に対応している。なお、ゲート通信部101は、ゲートセンサ200により測定されたRSSIとともに、RFIDタグ71、81に記憶された情報を取得してもよい。
作業台通信部102は、各作業台センサ300との通信処理を行う。特に、作業台通信部102は、作業台センサ300により読み取られた情報を取得する。具体的には、作業台通信部102は、商品70に添付されたRFIDタグ71に記憶された商品識別情報と、買い物カゴ80に添付されたRFIDタグ81に記憶されたカゴ識別情報とを取得する。このように、作業台通信部102は、図1の作業台データ取得部4に対応している。なお、作業台通信部102は、作業台センサ300により測定されたRSSIとともに、RFIDタグ71、81に記憶された情報を取得してもよい。
精算通信部103は、各精算端末400との通信処理を行う。例えば、精算通信部103は、精算端末400に表示する情報を送信する処理及び精算端末400が受付けたユーザの指示情報を取得する処理を行う。
DB通信部104は、DBサーバ500との通信処理を行う。例えば、DB通信部104は、DBサーバ500が記憶する情報を取得する処理及びDBサーバ500が記憶する情報を更新する処理を行う。
記憶制御部105は、ゲート通信部101が取得した情報を記憶装置に記憶するよう制御する。本実施の形態では、この記憶装置は、管理装置100が備える後述するメモリ151であるが、DBサーバ500などの他の記憶装置が用いられてもよい。記憶制御部105は、ゲートセンサ200によってカゴ識別情報と商品識別情報とが一緒に読み取られた場合、これらを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する。このように、記憶制御部105は、図1の記憶制御部3に対応している。
購入商品判定部106は、作業台センサ300により読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを判定する。購入商品判定部106は、この判定を、作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報と、記憶制御部105の上述した制御によって記憶装置に記憶された情報に基づいて行う。このように、購入商品判定部106は、図1の購入商品判定部5に対応している。具体的には、購入商品判定部106は、以下のように判定を行う。
購入商品判定部106は、判定対象の商品の商品識別情報が、当該判定対象の商品の商品識別情報とともに作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報と関連付けて記憶装置に記憶されている場合、当該判定対象の商品が購入対象の商品であると判定する。これにより、作業台92において、ある買い物カゴ80とともに読み取られた判定対象の商品70が、ウォークスルーゲート91においても、この買い物カゴ80とともに読み取られている場合、この商品を購入対象の商品であると自動的に判定することができる。
また、購入商品判定部106は、判定対象の商品の商品識別情報が、当該判定対象の商品の商品識別情報とともに作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報とは異なるカゴ識別情報と関連付けて記憶装置に記憶されている場合、当該判定対象の商品が購入対象の商品ではないと判定する。これにより、作業台92において、ある買い物カゴ80とともに読み取られた判定対象の商品70が、ウォークスルーゲート91においては、別の買い物カゴ80とともに読み取られている場合、この商品を購入対象の商品ではないと自動的に判定することができる。したがって、作業台センサ300による商品識別情報の過読が生じたとしても、この商品識別情報に対応する商品を購入対象の商品ではないと判定することができる。
また、購入商品判定部106は、判定対象の商品の商品識別情報が、記憶装置に記憶されていない場合、買い物客からの指示にしたがって当該判定対象の商品が購入対象の商品であるか否かを判定する。この場合、例えば、精算通信部103は、買い物客からの指示を必要とする商品を精算端末400において表示するよう通信処理を行う。また、精算通信部103は、精算端末400に入力された、この商品に対する買い物客の指示、すなわち、問い合わされた商品が購入対象の商品であるか否かを示す指示を取得する通信処理を行う。購入商品判定部106は、これにより取得された指示にしたがって判定対象の商品が購入対象の商品であるか否かを判定する。すなわち、購入商品判定部106は、問い合わされた商品が購入対象の商品であることを示す指示を受付けた場合には、この商品を購入対象の商品であると判定する。これに対し、購入商品判定部106は、問い合わされた商品が購入対象の商品ではないことを示す指示を受付けた場合には、この商品を購入対象の商品ではないと判定する。これにより、作業台92において読み取られた判定対象の商品70が、ウォークスルーゲート91において読み取られていない場合、この商品が購入対象の商品であるか否かを買い物客の指示により決定することができる。したがって、ゲートセンサ200による商品識別情報の読み落としが生じたとしても、この商品識別情報に対応する商品が購入対象の商品であるか否かを適切に判定することができる。
上述した購入商品判定部106の判定について、図を参照して説明する。図8は、購入商品判定部106の判定について説明する図である。ここでは一例として、図8に示すように、買い物客Uは、商品識別情報A、B、Cでそれぞれ識別される商品(以下、商品A、商品B、商品Cと称す)が入れられた、カゴ識別情報Xで識別される買い物カゴ(以下、買い物カゴXと称す)を持っている。そして、買い物客Uがウォークスルーゲート91を通過することにより、買い物カゴX、商品A、Bについてゲートセンサ200によって読み取られたとする。すなわち、商品Cについて、ゲートセンサ200による読み落としが発生したとする。ゲートセンサ200による読み取りの結果、記憶制御部105は、X、A、Bを関連付けて記憶装置に記憶する。なお、ここでは、互いに関連付けられているX、A、Bの他に、別の買い物客のウォークスルーゲート91の通過により、互いに関連付けられているY、D、Eも記憶装置に記憶されているとする。なお、Yは、カゴ識別情報であり、D及びEは、商品識別情報である。カゴ識別情報Yで識別される買い物カゴを買い物カゴYと称すこととする。同様に、商品識別情報D、Eで識別される商品をそれぞれ商品D、Eと称すこととする。さらに、買い物客Uが作業台92において、買い物カゴX内の商品A、B、Cをバッグに入れる作業を行ったとき、作業台センサ300によって、X、A、B、C、Dが読み取られたとする。すなわち、商品Dについて、作業台センサ300による過読が発生したとする。この場合、購入商品判定部106は、作業台センサ300で読み取られた商品A、B、C、Dについて、購入対象の商品であるか否かを以下のように判定する(図8内の表参照)。
商品Aについて、購入商品判定部106は、次のように判定する。商品Aは、買い物カゴXとともに作業台センサ300によって読み取られている。そして、商品Aは、記憶装置において、買い物カゴXと関連付けられている。このため、購入商品判定部106は、商品Aについて、購入対象の商品であると判定する。同様に、商品Bについて、購入商品判定部106は、次のように判定する。商品Bは、買い物カゴXとともに作業台センサ300によって読み取られている。そして、商品Bは、記憶装置において、買い物カゴXと関連付けられている。このため、購入商品判定部106は、商品Bについて、購入対象の商品であると判定する。
また、商品Cについて、購入商品判定部106は、次のように判定する。商品Cは、買い物カゴXとともに作業台センサ300によって読み取られている。しかし、商品Cは、記憶装置に記憶されていない。このため、購入商品判定部106は、買い物客Uに対し商品Cが購入対象の商品であるか否かを問い合わせ、問い合わせ結果にしたがって判定を行う。
また、商品Dについて、購入商品判定部106は、次のように判定する。商品Dは、買い物カゴXとともに作業台センサ300によって読み取られている。しかし、商品Dは、記憶装置において、買い物カゴYと関連付けられている。このため、購入商品判定部106は、商品Dについて、購入対象の商品ではないと判定する。
図8に示した例では、買い物客Uは1つの買い物カゴを用いたが、買い物客Uが複数の買い物カゴを用いた場合も同様に判定が可能である。
なお、上述した例では、買い物客Uは買い物カゴを用いたが、買い物客Uが買い物カゴを用いないこともある。この場合、購入商品判定部106は、買い物客からの指示に基づいて、判定対象の商品が購入対象の商品か否かを判定する。具体的には、購入商品判定部106は、判定対象の商品の商品識別情報とともに作業台センサ300によりカゴ識別情報が読み取られなかった場合、買い物客からの指示にしたがって当該判定対象の商品が購入対象の商品であるか否かを判定する。これにより、買い物客が買い物カゴを用いない場合も、適切に判定を行うことができる。
次に、情報処理システム10の動作の流れについて説明する。図9は、購入判定についての情報処理システム10の動作の流れの一例を示すフローチャートである。以下、図9に沿って、動作の流れを説明する。
買い物客がウォークスルーゲート91を通過すると、ステップS10において、ゲート通信部101は、ゲートセンサ200により読み取られたデータを取得する。具体的には、ゲート通信部101は、商品70に添付されたRFIDタグ71に記憶された商品識別情報と、買い物カゴ80に添付されたRFIDタグ81に記憶されたカゴ識別情報とを取得する。
次に、ステップS11において、記憶制御部105は、購入対象の商品の判定のためにステップS10で取得したデータを記憶装置に記憶するよう制御する。特に、記憶制御部105は、ゲートセンサ200によってカゴ識別情報と商品識別情報とが一緒に読み取られた場合、これらを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する。
そして、ウォークスルーゲート91を通過した買い物客が作業台92に来ると、ステップS12において、作業台通信部102は、作業台センサ300により読み取られたデータを取得する。具体的には、作業台通信部102は、商品70に添付されたRFIDタグ71に記憶された商品識別情報と、買い物カゴ80に添付されたRFIDタグ81に記憶されたカゴ識別情報とを取得する。
次に、ステップS13において、購入商品判定部106は、購入対象の商品についての判定処理を行う。なお、ステップS13の処理の詳細については図10を参照して説明する。
購入対象の商品についての判定処理が終了すると、ステップS14において精算端末400において精算処理が行われる。精算処理では、購入対象であると判定された商品の精算が行われる。そして、DB通信部104は、精算が完了した商品について精算が完了したことを示すデータをDBサーバ500に送信する。これにより、DBサーバ500のデータが更新される。
図10は、図9のステップS13の処理の詳細についての流れの一例を示すフローチャートである。以下、図10を参照しつつ、購入対象の商品についての判定処理の流れを説明する。購入商品判定部106は、作業台センサ300において読み取られた商品について順番に以下のような判定を行う。
ステップS100において、購入商品判定部106は、ゲートセンサ200による読み取り結果と作業台センサ300による読み取り結果とで、商品識別情報とカゴ識別情報の対応関係が変わっているか否かを確認する。両者の対応関係が変わっていない場合、すなわち、判定対象の商品の商品識別情報が、当該判定対象の商品の商品識別情報とともに作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報と関連付けて記憶装置に記憶されている場合、処理はステップS104へ移行する。これに対し、両者の対応関係が変わっている場合、処理はステップS101へ移行する。
ステップS101において、購入商品判定部106は、判定対象の商品の商品識別情報が他のカゴ識別情報と関連付けられているか否かを確認する。すなわち、購入商品判定部106は、判定対象の商品の商品識別情報が、当該判定対象の商品の商品識別情報とともに作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報とは異なるカゴ識別情報と関連付けて記憶装置に記憶されているか否かを確認する。判定対象の商品の商品識別情報が他のカゴ識別情報と関連付けられている場合、処理はステップS105へ移行する。これに対し、そうではない場合、すなわち、判定対象の商品の商品識別情報が、記憶装置に記憶されていない場合、処理はステップS102へ移行する。
ステップS102において、購入商品判定部106は、買い物客からの指示を取得する。そして、購入商品判定部106は、ステップS103において、ステップS102で取得された指示が判定対象の商品が購入対象の商品であることを示す指示であるか否かを判定する。ステップS102で取得された指示が判定対象の商品が購入対象の商品であることを示す指示である場合、処理はステップS104へ移行する。これに対し、ステップS102で取得された指示が判定対象の商品が購入対象の商品ではないことを示す指示である場合、処理はステップS105へ移行する。
ステップS104において、購入商品判定部106は、判定対象の商品が購入対象の商品であると判定する。これに対し、ステップS105において、購入商品判定部106は、判定対象の商品が購入対象の商品ではないと判定する。ステップS104又はステップS105の後、処理はステップS106へ移行する。ステップS106において、購入商品判定部106は、判定対象の全ての商品について判定を行ったか否かを確認する。作業台センサ300により読み取られた商品識別情報に対応する商品の全てについて判定が終わっている場合、判定処理を終了し、そうでない場合、処理はステップS100に戻る。
以上、実施の形態について説明した。本実施の形態によれば、利便性を確保しつつ、適切に購入対象の商品を判定することができる。
なお、上述した購入対象の商品についての判定処理について様々な変形例が可能である。例えば、購入商品判定部106は、店舗90が販売していない商品については、購入対象の商品ではないと判定してしてもよい。これにより、例えば他の店舗で販売している商品の商品識別情報が読み取られたとしても、適切に判定することができる。
また、例えば、作業台センサ300において、カゴ識別情報の過読が発生した場合にも適切に購入対象の商品を判定するために、購入商品判定部106は、次のような判定処理を行ってもよい。
例えば、購入商品判定部106は、判定対象の商品の商品識別情報とともに作業台センサ300により複数のカゴ識別情報が読み取られ、かつ、当該複数のカゴ識別情報が一緒にゲートセンサ200によって読み取られていない場合、次のような処理を行ってもよい。つまり、買い物客が複数の買い物カゴを用いていないにもかかわらず、作業台92において複数の買い物カゴが検出された場合、次のような処理を行ってもよい。この場合、購入商品判定部106は、当該複数のカゴ識別情報のうち、精算が既に行われた商品の商品識別情報と関連付けて記憶装置に記憶されているカゴ識別情報を、作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報から除外して、判定を行う。なお、精算が既に行われた商品の商品識別情報は、例えば、DBサーバ500を参照することにより取得することが可能である。このような判定処理を行うことで、作業台センサ300において買い物カゴについて過読が発生した場合に、誤って購入対象の商品が判定されることを抑制することできる。このような購入商品判定部106の処理について、図を参照して説明する。
図11は、購入商品判定部106の判定について説明する図である。ここでは一例として、図11に示すように、買い物客Uは、商品識別情報A、B、Cでそれぞれ識別される商品(商品A、商品B、商品C)が入れられた、カゴ識別情報Xで識別される買い物カゴ(買い物カゴX)を持っている。そして、買い物客Uがウォークスルーゲート91を通過することにより、買い物カゴX、商品A、Bについてゲートセンサ200によって読み取られたとする。ゲートセンサ200による読み取りの結果、記憶制御部105は、X、A、Bを関連付けて記憶装置に記憶する。なお、ここでは、互いに関連付けられているX、A、Bの他に、別の買い物客のウォークスルーゲート91の通過により、互いに関連付けられているY、D、Eも記憶装置に記憶されているとする。さらに、買い物客Uが作業台92において、買い物カゴX内の商品A、B、Cをバッグに入れる作業を行ったとき、作業台センサ300によって、X、Y、A、B、Cが読み取られたとする。すなわち、買い物カゴYについて、作業台センサ300による過読が発生したとする。この場合、購入商品判定部106は、作業台センサ300で読み取られた商品A、B、Cについて、購入対象の商品であるか否かを以下のように判定する(図11内の表参照)。なお、商品D、Eについては既に他の買い物客により精算が済んでいるものとする。
図11に示した例では、判定対象の商品の商品識別情報とともに作業台センサ300により複数のカゴ識別情報X、Yが読み取られ、かつ、当該複数のカゴ識別情報X、Yが一緒にゲートセンサ200によって読み取られていない。このため、上述の通り、購入商品判定部106は、当該複数のカゴ識別情報X、Yのうち、精算が既に行われた商品D、Eと関連付けて記憶装置に記憶されているカゴ識別情報Yを、作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報から除外して、判定を行う。つまり、購入商品判定部106は、作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報として、カゴ識別情報Yは無視し、カゴ識別情報Xだけを利用する。換言すると、購入商品判定部106は、買い物カゴの識別情報としては、カゴ識別情報Xだけが作業台センサ300により読み取られたものとして、判定処理を行う。
これにより、商品Aについて、購入商品判定部106は、次のように判定する。購入商品判定部106は、商品Aが作業台センサ300によって買い物カゴXとともに読み取られており、記憶装置において、買い物カゴXと関連付けられているため、商品Aについて、購入対象の商品であると判定する。購入商品判定部106は、商品Bについても同様に判定を行う。また、商品Cについて、購入商品判定部106は、次のように判定する。購入商品判定部106は、商品Cが買い物カゴXとともに作業台センサ300によって読み取られているが、記憶装置において、買い物カゴXと関連付けられていないため、買い物客Uからの指示にしたがって判定を行う。
なお、購入商品判定部106は、精算が行われた商品については購入対象ではないと判定してもよい。例えば、図11に示した例において、作業台センサ300によって、商品Dについても過読が発生したとする。この場合、購入商品判定部106は、他の買い物客によって既に精算が済んでいる商品Dについて、買い物客Uの購入対象の商品ではないと判定してしてもよい。
なお、上述した購入対象の判定では、過読された買い物カゴYについて精算が未だ行われていない場合には適切に判定できない恐れがある。このため、RSSIを用いて判定が行われてもよい。例えば、購入商品判定部106は、判定対象の商品の商品識別情報とともに作業台センサ300により複数のカゴ識別情報が読み取られ、かつ、当該複数のカゴ識別情報が一緒にゲートセンサ200によって読み取られていない場合、次のような処理を行ってもよい。この場合、購入商品判定部106は、当該複数のカゴ識別情報のうち、読み取りのために受信された信号のRSSIが閾値以下であるカゴ識別情報を、作業台センサ300により読み取られたカゴ識別情報から除外して、判定を行う。このようにすることで、過読された買い物カゴYについて精算が未だ行われていない場合であっても、適切に購入対象の判定を行うことができる。これは、買い物客Uが用いた買い物カゴXについては、作業台センサ300に十分近い位置で読み取られるのに対して、買い物客Uが用いていない買い物カゴYについては、作業台センサ300から比較的遠い位置で読み取られるからである。
なお、上述した実施の形態で説明された管理装置100は、コンピュータとして構成されていてもよい。図12は、管理装置100のハードウェア構成の一例を示す模式図である。図12に示すように、管理装置100は、通信インタフェース150、メモリ151、及びプロセッサ152を含む。
通信インタフェース150は、他の装置と通信するために使用される。例えば、通信インタフェース150は、ゲートセンサ200と通信するためのインタフェース、作業台センサ300と通信するためのインタフェース、精算端末400と通信するためのインタフェース、DBサーバ500と通信するためのインタフェースを備える。
メモリ151は、例えば、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ151は、プロセッサ152により実行される、1以上の命令を含むソフトウェア(コンピュータプログラム)、及び管理装置100の各種処理に用いるデータなどを格納するために使用される。
プロセッサ152は、メモリ151からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、図7に示した各構成要素の処理を行う。プロセッサ152は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processor Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)などであってもよい。プロセッサ152は、複数のプロセッサを含んでもよい。
このように、管理装置100は、コンピュータとしての機能を備えていてもよい。また、精算端末400及びDBサーバ500も同様に、プロセッサ及びメモリを備え、コンピュータとしての機能を備えていてもよい。なお、ゲートセンサ200及び作業台センサ300についても、プロセッサ及びメモリを備え、コンピュータとしての機能を備えていてもよい。したがって、ゲートセンサ200及び作業台センサ300の機能がプロセッサによるプログラムの実行により実現されてもよい。このように、情報処理システム10の機能がハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得部と、
前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御部と、
買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得部と、
前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定部と
を有する情報処理装置。
(付記2)
前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報が、当該判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている場合、当該判定対象の商品が購入対象の商品であると判定する
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報が、当該判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報とは異なるカゴ識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている場合、当該判定対象の商品が購入対象の商品ではないと判定する
付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報が、前記記憶装置に記憶されていない場合、買い物客からの指示にしたがって当該判定対象の商品が購入対象の商品であるか否かを判定する
付記1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサによりカゴ識別情報が読み取られなかった場合、買い物客からの指示にしたがって当該判定対象の商品が購入対象の商品であるか否かを判定する
付記1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサにより複数のカゴ識別情報が読み取られ、かつ、当該複数のカゴ識別情報が一緒に前記ゲートセンサによって読み取られていない場合、当該複数のカゴ識別情報のうち、精算が既に行われた商品の商品識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されているカゴ識別情報を、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報から除外して、判定を行う
付記1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサにより複数のカゴ識別情報が読み取られ、かつ、当該複数のカゴ識別情報が一緒に前記ゲートセンサによって読み取られていない場合、当該複数のカゴ識別情報のうち、読み取りのために受信された信号のRSSIが閾値以下であるカゴ識別情報を、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報から除外して、判定を行う
付記1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記8)
買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサと、
買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサと、
情報処理装置と
を備え、
前記情報処理装置は、
前記ゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得部と、
前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御部と、
前記作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得部と、
前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定部と
を有する
情報処理システム。
(付記9)
複数の前記ゲートのそれぞれに対して前記ゲートセンサが設けられている
付記8に記載の情報処理システム。
(付記10)
複数の前記作業台のそれぞれに対して前記作業台センサが設けられている
付記8又は9に記載の情報処理システム。
(付記11)
買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得し、
前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御し、
買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得し、
前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する
情報処理方法。
(付記12)
買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得ステップと、
前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御ステップと、
買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得ステップと、
前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定ステップと
をコンピュータに実行させるプログラム。
1 情報処理装置
2 ゲートデータ取得部
3 記憶制御部
4 作業台データ取得部
5 購入商品判定部
10 情報処理システム
70 商品
71 RFIDタグ
80 買い物カゴ
81 RFIDタグ
90 店舗
91 ウォークスルーゲート
92 作業台
92a 天板
95 商品陳列エリア
96 通路
100 管理装置
101 ゲート通信部
102 作業台通信部
103 精算通信部
104 DB通信部
105 記憶制御部
106 購入商品判定部
150 通信インタフェース
151 メモリ
152 プロセッサ
200 ゲートセンサ
201 RFIDリーダー
202 アンテナ
300 作業台センサ
301 RFIDリーダー
302 アンテナ
400 精算端末
401 タッチパネル
500 DBサーバ

Claims (10)

  1. 買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得部と、
    前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御部と、
    買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得部と、
    前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定部と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報が、当該判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている場合、当該判定対象の商品が購入対象の商品であると判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報が、当該判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報とは異なるカゴ識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている場合、当該判定対象の商品が購入対象の商品ではないと判定する
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報が、前記記憶装置に記憶されていない場合、買い物客からの指示にしたがって当該判定対象の商品が購入対象の商品であるか否かを判定する
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサによりカゴ識別情報が読み取られなかった場合、買い物客からの指示にしたがって当該判定対象の商品が購入対象の商品であるか否かを判定する
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサにより複数のカゴ識別情報が読み取られ、かつ、当該複数のカゴ識別情報が一緒に前記ゲートセンサによって読み取られていない場合、当該複数のカゴ識別情報のうち、精算が既に行われた商品の商品識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されているカゴ識別情報を、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報から除外して、判定を行う
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記購入商品判定部は、判定対象の商品の商品識別情報とともに前記作業台センサにより複数のカゴ識別情報が読み取られ、かつ、当該複数のカゴ識別情報が一緒に前記ゲートセンサによって読み取られていない場合、当該複数のカゴ識別情報のうち、読み取りのために受信された信号のRSSIが閾値以下であるカゴ識別情報を、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報から除外して、判定を行う
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサと、
    買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサと、
    情報処理装置と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記ゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得部と、
    前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御部と、
    前記作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得部と、
    前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定部と
    を有する
    情報処理システム。
  9. 買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得し、
    前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御し、
    買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得し、
    前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する
    情報処理方法。
  10. 買い物客が通行するゲートに設けられたセンサであるゲートセンサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得するゲートデータ取得ステップと、
    前記ゲートセンサによって一緒に読み取られた前記カゴ識別情報と前記商品識別情報とを関連付けて記憶装置に記憶するよう制御する記憶制御ステップと、
    買い物客が商品を店舗から持ち帰るために用いる入れ物に購入対象の商品を入れる作業を行うための作業台に設けられたセンサである作業台センサにより読み取られた、商品に添付されたRFIDタグに記憶された商品識別情報と、買い物カゴに添付されたRFIDタグに記憶されたカゴ識別情報とを取得する作業台データ取得ステップと、
    前記作業台センサにより読み取られた商品識別情報により特定される商品が購入対象の商品であるか否かを、前記作業台センサにより読み取られたカゴ識別情報と、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて判定する購入商品判定ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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