JP2010033274A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を簡単としかつ低コストで実現可能とする上、アンテナのメンテナンスも容易にする。
【解決手段】商品販売データ処理装置1の本体10に、上面を開口とした商品収容体を、その開口周縁に形成された鍔部で掛止めする収容体掛止め枠15を設け、この収容体掛止め枠15に沿って、無線タグ読み取り用のアンテナ171を配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各商品にそれぞれ付された無線タグの情報を読取ることで、客が買上げる商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
従来、予め商品情報が記憶された無線タグ(またはRFIDタグ)を用いて商品の販売データを処理する商品販売データ処理装置において、買物カゴから商品を持ち出し用の袋に詰め替える際に、その商品に付された無線タグの情報を読取り、商品販売データの処理を可能としたシステムは、既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の商品販売データ処理装置は、テーブルに買物カゴを入れ込むための凹部を形成し、さらに、この凹部の内側面に沿って無線タグ読取用のアンテナを、買物カゴを取り巻くように配置した構造となっている。
特開2006−127219号公報
従来のこの種の商品販売データ処理装置は、テーブルに買物カゴを入れ込むための凹部を形成しなければならない上、この凹部の内側面に沿って買物カゴを取り巻くように無線タグ読取用のアンテナを配置しなければならないため、構造が複雑でコストがかかる上、アンテナのメンテナンスが煩雑であるという問題があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、構造が簡単で低コストである上、アンテナのメンテナンスも容易な商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、各商品にそれぞれ付された無線タグの情報をアンテナで読取り、読取った無線タグの情報に基づいて商品販売データを処理する商品販売データ処理装置において、上面を開口とした商品収容体を、その開口周縁に形成された鍔部で掛止めする収容体掛止め枠を設け、この収容体掛止め枠に沿ってアンテナを配置したものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、構造が簡単で低コストである上、アンテナのメンテナンスも容易な商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、買物客自身が買上げ商品の登録から代金の清算までを自ら行うことを可能にしたセルフ式の商品販売データ処理装置に本発明を適用した場合である。
本実施の形態のセルフ式商品販売データ処理装置1の外観構成は、図1,図2によって概略的に示される。商品販売データ処理装置1は、その本体10の上面部にディスプレイ11を取り付けている。また、その本体10の正面略中央部に、サッカー台12を取り付けている。さらに、このサッカー台12より上方の本体10正面部に、紙幣投入口131、硬貨投入口132、紙幣払出し口133及び硬貨払出し口134及びレシート発行口141を形成している。サッカー台12には、図2に示すように、買物カゴ2や買物袋等を置くことができる。
買物カゴ2は、上面及び底面が矩形で、かつ、上面より底面の方が面積の小さい台形状をなしたもので、上面を開口とし、その開口部の周縁に沿って鍔部2aを形成している。買物カゴ2は、店内で買物客が使用するもので、商品収容体として機能する。なお、この実施の形態では、形状が統一された1種類の買物カゴ2のみを店内で使用する。
商品販売データ処理装置1は、本体10の一方の側面(図では右側側面)のサッカー台12より若干上方に、矩形状の収容体掛止め枠15を取り付けている。収容体掛止め枠15の枠内面積は、買物カゴ2の上面の開口面積と略等しいか若しくは若干広い。図2に示すように、収容体掛止め枠15の枠内に上方から買物カゴ2をその下面側から挿入することにより、買物カゴ2の開口周縁に形成された鍔部2aの下面が収容体掛止め枠15の上面と当接して、買物カゴ2が収容体掛止め枠15に掛止めされる。
収容体掛止め枠15の上面に重量センサ161を設けている。この重量センサ161により、収容体掛止め枠15に付加された荷重、つまりは収容体掛止め枠15に掛止めされた買物カゴ2の総重量が計測される。ここに、重量センサ161は、検知手段を構成する。
収容体掛止め枠15の下面には、その枠に沿って無線タグ読取用のループアンテナ171を貼り付けている。ループアンテナ171は、磁界アンテナである。
本実施の形態では、各商品にそれぞれ無線タグを取り付けている。無線タグは、アンテナとICチップとからなる小型の情報記憶媒体で、ICチップには、情報を記憶するためのメモリの他、アンテナを通じて外部と交信するために制御部、変調器、復調器等の機能を備えている。無線タグは、自らはデータを送信する機能を持たないパッシブ型であり、後述するリーダ・ライタ17から送られてくる搬送波の電力を利用して、メモリデータを無線で送信したり、無線で受信したデータをメモリに書き込んだりする。各商品にそれぞれ取り付けられた無線タグのメモリには、予め図4に示すように、無線タグ固有のIDと、当該無線タグが付された商品の登録に必要なデータ、すなわち商品コード、商品名、価格等を記憶している。
商品販売データ処理装置1の内部構成は、図3のブロック図によって具体的に示される。商品販売データ処理装置1は、CPUを主体とするメインコントローラ101、主記憶部を構成するROM102及びRAM103の他、通信コントローラ104、I/Oコントローラ105及びリーダ・ライタコントローラ106を備えている。通信コントローラ104は、図示しないホストコンピュータ(ストアプロセッサ)との間のデータ通信を制御する。
I/Oコントローラ105は、前記ディスプレイ11の他、自動釣銭機13、ディスプレイ11、スキャナインターフェイス18等の入出力デバイスを制御する。自動釣銭機13は、紙幣投入口131及び硬貨投入口132から投入された貨幣を金庫に収容するとともに金種別に計数して投入金額を算出し、メインコントローラ101に通知する機能と、メインコントローラ101から通知された釣銭データに相当する釣銭を金庫から紙幣払出し口133及び硬貨払出し口134に払い出す機能とを有する。プリンタ14は、メインコントローラ101から供給される印字データを所定のレシート用紙に印字し、レシート発行口141から発行する機能を有する。スキャナインターフェイス18は、バーコードスキャナを接続し、このスキャナで読み取られたバーコードデータをメインコントローラ101に出力する。
リーダ・ライタコントローラ106は、無線タグに対するデータの読取り及び書込みを非接触で行なうためのリーダ・ライタ17を制御する。また、重量センサ161で計測された重量データが、アナログ・デジタルコンバータ16でデジタル信号に変換された後、リーダ・ライタコントローラ106に入力されるようになっている。
リーダ・ライタ17は、変調器、復調器、送信増幅器、受信増幅器、サーキュレータ等の機能を備えている。すなわち、リーダ・ライタコントローラ106から送信データが入力されると、リーダ・ライタ17は、変調器で搬送波を送信データで変調して変調信号を生成する。そして、この変調信号を、送信増幅器で増幅した後、サーキュレータを介してループアンテナ171に出力する。これにより、ループアンテナ171から送信データに対応した電波が放射される。
一方、無線タグから送信された電波をループアンテナ171で受信すると、その受信信号がリーダ・ライタ17に入力される。リーダ・ライタ17は、ループアンテナ171からの受信信号を、サーキュレータを介して受信増幅器に取り込み、増幅した後、復調器に供給する。そして、復調器によりタグデータに復調した後、このタグデータをリーダ・ライタコントローラ106に出力する。なお、本実施の形態において、リーダ・ライタ17が使用する無線周波数は、952〜954MHzのUHF帯域とする。
かかる構成の商品販売データ処理装置1は、図5に示すように、買物カゴ重量メモリ51、無線タグIDメモリ52及び登録商品メモリ53の各メモリエリアを、RAM103に形成している。買物カゴ重量メモリ51には、買物カゴ2自体(買物カゴだけで中に何も収容されていない状態)の重量Kが予め設定されている。この重量Kは、買物カゴ2自体の重量が変わる毎に変更することができる。無線タグIDメモリ52には、1客が全ての商品にそれぞれ付された無線タグのタグIDが記憶される。登録商品メモリ53には、1客が買い上げる全ての商品の商品コード、商品名、単価などの商品データが記憶される。
しかして、メインコントローラ101は、図6の流れ図に示す手順の制御を実行することにより、客自身によるセルフ登録及び決済を処理する。なお、この処理の開始時は、収容体掛止め枠15に買物カゴ2が掛止めされていない。
先ず、メインコントローラ101は、ST(ステップ)1として、重量センサ161によって計測されている重量値Gを、リーダ・ライタコントローラ106を介して検出する。そして、ST2として、この重量値Gを買物カゴ重量メモリ51の設定値Kと比較する。
収容体掛止め枠15に買物カゴ2が掛止めされていない状態、若しくは収容体掛止め枠15に空の買物カゴ2が掛止めされている状態では、重量値Gが設定値K以下である。この場合(ST2のNO)、メインコントローラ101はST1に戻り、重量値Gの検出を継続する。
客が、買上げ商品を収容した買物カゴ2を収容体掛止め枠15の枠内に入れると、買物カゴ2の鍔部2aが収容体掛止め枠15の上面に当接する。そして、買物カゴ2が収容体掛止め枠15に掛止めされる。そうすると、重量センサ161による計測重量値Gが設定値Kを超える。この場合(ST2のYES)、メインコントローラ101は、ST3としてリーダ・ライタ17のオン制御指令をリーダ・ライタコントローラ106に出力する。
このオン制御指令を受けたリーダ・ライタコントローラ106は、リーダ・ライタ17を起動する。起動したリーダ・ライタ17は、タグID問合せ用の電波をループアンテナ171から放射させる。これにより、ループアンテナ171が貼り付けられた収容体掛止め枠15の枠内と、その枠内より下側に無線タグとの交信エリアが形成される。
この交信エリアの交信距離は、ループアンテナ171の種類と無線周波数とによって定まる。本実施の形態では、ループアンテナ171として磁界アンテナを用いている。また、無線周波数としてUHF帯域を用いている。このため、交信距離は約30センチメートル程度である。この距離は、買物カゴ2の高さと略等しい。したがって、ループアンテナ171からの電波を受信することができるのは、精々、収容体掛止め枠15に掛止めされた買物カゴ2に収容されている商品の無線タグであり、たとえ商品販売データ処理装置1の周辺に存在していても、買物カゴ2に収容されていない商品の無線タグは、ループアンテナ171からの電波を受信することはない。
客は、収容体掛止め枠15に掛止めされた買物カゴ2から、商品を1品ずつ取り出し、サッカー台12に置かれた別の買物カゴや買物袋に移し変える。この際、無線タグが付された商品は、必ずループアンテナ171の枠内、つまりはループアンテナ171の交信エリア内を単独で通過する。したがって、この商品の無線タグは、ループアンテナ171からのタグ問合せ用電波を確実に受信することができる。
タグID問合せ用の電波を受信した無線タグは、メモリに記憶しているIDで変調した応答波を発信する。この応答波は、ループアンテナ171で受信され、リーダ・ライタ17でタグIDに復調されて、リーダ・ライタコントローラ106によって読取られる。
リーダ・ライタ17のオン制御指令を出力したメインコントローラ101は、ST4として無線タグIDメモリ52と登録商品メモリ53とをクリアする。これらのメモリをクリアした後、メインコントローラ101は、ST5として再び重量センサ161の計測重量値Gを検出する。そして、ST6としてこの重量値Gが設定値K以下になったか否かを判断する。
収容体掛止め枠15に掛止めされている買物カゴ2に商品が収容されている状態では、計測重量値Gは設定値Kより大きい。この場合(ST6のNO)、メインコントローラ101は、ST7として無線タグのタグIDが読取られるのを待機する。リーダ・ライタコントローラ106によってタグIDが読取られたことを検知すると(ST7のYES)、メインコントローラ101は、ST8としてそのタグIDが無線タグIDメモリ52に記憶されていない新規のIDか否かを判断する。既に無線タグIDメモリ52に記憶されていた場合には(ST8のNO)、リーダ・ライタコントローラ106から読取ったタグIDを破棄する。
これに対し、リーダ・ライタコントローラ106が読取ったタグIDが無線タグIDメモリ52に記憶されていない新規のIDであった場合には(ST8のYES)、メインコントローラ101は、ST9としてそのタグIDを無線タグIDメモリ52に追加する。そして、メインコントローラ101は、ST10として、今回読取ったタグIDを有する無線タグのメモリデータ読取指令をリーダ・ライタコントローラ106に出力する。
この読取り指令を受けたリーダ・ライタコントローラ106は、該当タグIDの無線タグに対する読取りコマンドをリーダ・ライタ17に出力する。そうすると、このコマンドに応じた電波がループアンテナ171から放射される。この電波を受信した該当タグIDを有する無線タグは、メモリデータ、つまりは商品データを無線送信する。この商品データは、ループアンテナ171で受信され、リーダ・ライタ17で復調されて、リーダ・ライタコントローラ106によって読取られる。
メモリデータ読取指令を出力したメインコントローラ101は、新規IDを有する無線タグのメモリデータ、つまりは商品データを待機する。そして、リーダ・ライタコントローラ106から商品データを受け取ったならば、ST11としてこの商品データを登録商品メモリ53に追加する。しかる後、メインコントローラ101は、ST12として登録商品メモリ53の内容、つまりは商品コード、商品名、価格等の商品データをディスプレイ11に一覧表示する。
メインコントローラ101は、重量センサ161によって計測されている重量値Gが設定値K以下となるまで、上記ST7〜ST12の処理を繰り返し実行する。
客は、収容体掛止め枠15に掛止めされた買物カゴ2に収容されている商品を1品ずつ取り出し、サッカー台12に置かれた別の買物カゴ又は買物袋に移す。こうして、買物カゴ2に収容されていた商品が全てサッカー台12の買物カゴ又は買物袋に移されるか、買物カゴ2が収容体掛止め枠15から取り除かれると、計測重量値Gは設定値K以下となる。この場合(ST6のYES)、メインコントローラ101は、ST13としてリーダ・ライタ17のオフ制御指令をリーダ・ライタコントローラ106に出力する。
このオフ制御指令を受けたリーダ・ライタコントローラ106は、リーダ・ライタ17を停止させる。これにより、タグID問合せ用電波の発信が停止する。
オフ制御指令を出力したメインコントローラ101は、ST14として登録商品メモリ53に商品データが記憶されているか否かを判断する。例えば、商品が収容された買物カゴ2以外で重量センサ161に設定値K以上の荷重が加えられ、その後、この荷重が取り除かれた場合は、登録商品メモリ53に商品データが記憶されていない。この場合(ST14のNO)、今回の処理が終了する。
これに対し、買上げ商品が収容された買物カゴ2が収容体掛止め枠15に掛止めされた場合は、前述したように、買上げ商品を買物カゴ2から取り出す際にその買上げ商品にそれぞれ付されている無線タグの情報、つまりは当該無線タグが付加されている商品の商品コード,商品名,価格等の商品データがループアンテナ171を介して読取られ、登録商品メモリ53に蓄積される。
このように、買物カゴ2に収容されていた商品が全てサッカー台12の買物カゴ又は買物袋に移されると、買物カゴ2に収容されていた全ての商品のデータが登録商品メモリ53に記憶される。この場合(ST14のYES)、メインコントローラ101は、ST15として買上げ商品に対する決済処理を実行する。すなわち、登録商品メモリ53に記憶されている商品データに基づいて請求金額を算出し、ディスプレイ11に表示させる。この状態で、紙幣投入口131または硬貨投入口132から自動釣銭機13に投入される金額を待機し、請求金額以上の金額が投入されたならば釣銭額を算出する。そして釣銭がある場合は、自動釣銭機13に釣銭の払出しを指令する。この指令を受けた自動釣銭機13は、釣銭を揃えて紙幣払出し口133または硬貨払出し口134から払い出す。以上で、今回の処理が終了する。
このように、商品販売データ処理装置1の本体10の一側面部に取り付けられた収容体掛止め枠15に、買物客が買上げる商品が収容された買物カゴ2を掛止めした後、この買物カゴ2から商品を取り出して、別の買物カゴ又は買物袋に移しかえるだけで、商品販売データ処理装置1に買上げ商品の販売データが自動的に登録処理される。したがって、テーブルに買物カゴを入れ込むための凹部を形成し、この凹部の内側面に沿って買物カゴを取り巻くように無線タグ読取用のアンテナを配置した従来技術と比較すると、既存の商品販売データ処理装置1に収容体掛止め枠15を取り付けるだけなので構造が簡単である上、低コストで実現することができる。また、収容体掛止め枠15の底面にループアンテナ171を貼り付けるだけなので、アンテナの取付作業も簡単である上、アンテナに故障が発生したときのメンテナンスも容易である。
また、収容体掛止め枠15は、移しかえ用の買物カゴや買物袋が置かれるサッカー台12よりも若干上方に取り付けている。このため、収容体掛止め枠15に掛止めした買物カゴからサッカー台12の買物カゴや買物袋に商品を移す際の作業も前に屈むことなく自然な体勢でできる。したがって、作業性がよい。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、収容体掛止め枠15の枠内の形状を矩形としたが、この形状は、当該掛止め枠15に掛止めされる買物カゴなどの商品収容体の形状に依存する。
また、前記実施の形態では、収容体掛止め枠15の底面にループアンテナ171を貼り付けたが、収容体掛止め枠15の上面にループアンテナ171を貼り付けても良い。あるいは、収容体掛止め枠15の枠の内周面に沿ってループアンテナ171を貼り付けたり、枠の中にループアンテナ171を埋設したりしても良い。
また、ループアンテナ171は、必ずしも磁界アンテナである必要はない。同様に、リーダ・ライタ17の使用周波数帯もUHF帯に限定されるものではない。ただし、磁界アンテナは、他のアンテナと比べて交信距離が短いので、使用周波数帯もUHF帯を使用することで、収容体掛止め枠15に掛止めされた買物カゴ2内の無線タグだけを読取れるようにするには好適なアンテナである。
また、前記実施の形態では、検知手段としてループアンテナ171の上面に重量センサ161を設けたが、検知手段はこれに限定されるものではない。例えば収容体掛止め枠15をその荷重により下方へ移動する構造とし、その移動量を収容体掛止め枠15に付加される重量として計測しても良い。
また、重量センサでなく、例えば光学式のセンサを用いて、収容体掛止め枠15に買物カゴ2が掛止めされているか否かを検知するようにしてもよい。この場合は、収容体掛止め枠15に買物カゴ2が掛止めされていることを検知したことに応じてリーダ・ライタ17を起動し、その後、収容体掛止め枠15から買物カゴ2が取り除かれたことを検知して、リーダ・ライタ17を停止させるように制御する。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態である商品販売データ処理装置の外観構成を示す模式図。 同実施の形態における商品販売データ処理装置の一使用例を示す模式図。 同実施の形態における商品販売データ処理装置の内部構成を示すブロック図。 同実施の形態において用いられる無線タグのメモリデータ構造を示す図。 同実施の形態における商品販売データ処理装置のRAMに形成される主要なメモリエリアを示す図。 同実施の形態における商品販売データ処理装置のメインコントローラが実行する主要な制御手順を示す流れ図。
符号の説明
1…商品販売データ処理装置、2…買物カゴ、2a…鍔部、11…ディスプレイ、12…サッカー台、13…自動釣銭樹、15…収容体掛止め枠、17…リーダ・ライタ、51…買物カゴ重量メモリ、52…無線タグIDメモリ、53…登録商品メモリ、101…メインコントローラ、161…重量センサ、171…ループアンテナ。

Claims (4)

  1. 各商品にそれぞれ付された無線タグの情報をアンテナで読取り、読取った無線タグの情報に基づいて商品販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    上面を開口とした商品収容体を、その開口の周縁に形成された鍔部で掛止めする収容体掛止め枠を設け、
    この収容体掛止め枠に沿って前記アンテナを配置したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記アンテナは、磁界アンテナであることを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記収容体掛止め枠に前記収容体が掛止めされたことを検知する検知手段、をさらに設け、
    前記検知手段により前記収容体が掛止めされたことを検知したことに応じて、前記アンテナによる無線タグの読取り動作を開始させることを特徴とする請求項1または2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記検知手段は、収容体掛止め枠への荷重を検知する重量センサであり、
    前記収容体自体の重量より大きい荷重を検知すると前記アンテナによる無線タグの読取り動作を開始させ、その後、重量センサによる計量値が前記収容体自体の重量以下になると、前記読取り動作を停止させることを特徴とする請求項3記載の商品販売データ処理装置。
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