JP7455809B2 - 呼吸流量センサ - Google Patents

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Description

本発明は、呼吸流量センサ、呼吸アダプタ、および呼吸流量センサを製造する方法に関する。
差圧流量センサ、流量測定センサ、または流量センサとも呼ばれる呼吸流量センサは、人工呼吸器または麻酔機械から出るチューブと患者に供給されるチューブとの間に配置される。
長手方向軸、第1の流管部および第2の流管部を有する流管と、自由端の領域において、チューブのためのチューブ接続部とを備える呼吸流量センサが、US 第4,403,514 A号から知られている。第1の流管部と第2の流管部との間の流管内に流動抵抗が配置される。また、流動抵抗によって生成される圧力差を取り入れるための、半径方向に突出する接続部が設けられる。これらの接続部には、測定装置に接続可能な接続チューブが設けられている。接続部は、第1の流管部に設けられ、第1の接続ラインを介して第1の流管部に通じる。更なる接続部は、第2の流管部に設けられ、第2の接続ラインを介して第2の流管部に通じる。
この公知の解決策の欠点は、接続部に配置された接続ラインが折れる可能性があり、このことが、特定の状況下で、測定結果の誤りにつながることである。
長手方向軸、第1の流管部および第2の流管部を有する流管を備える呼吸流量センサが、CH 第701 755 B1号から知られている。第1の流管部と第2の流管部との間の流管内に流動抵抗が配置される。また、流動抵抗によって生成される圧力差を取り入れるための接続部が設けられている。第1の接続部は、第1の接続ラインを介して第1の流管部に通じ、更なる接続部は、第2の接続ラインを介して第2の流管部に通じる。接続部は、両方とも、第1の流管部に設けられている。各接続部は、流管の長手方向軸に平行に延びる接続ラインの接続ライン部を有する。接続部の開口部は、同じ方向に向けられている。
この公知の解決策の欠点は、接続部から対応する流管部への接続ラインを形成するために、半径方向すなわち外側に向かって突出するフランジ延長部が設けられる必要があるだけでなく、シール接続を確保するために、シール手段の設計において複雑な構造および製造技術上の処置が必要とされることである。これは、空気短絡を防止する唯一の方法であり、これは、呼吸流量センサを使用するときに、測定結果の重大な誤りにつながる。
DE 第20 2017 102 703 U1号は、長手方向軸、第1のチューブ要素、および第2のチューブ要素を有する流管を有する流量センサを示す。さらに、流量センサは、第1のチューブ要素と第2のチューブ要素との間の流管内に配置された流動抵抗を有する。流動抵抗によって生成される圧力差を取り入れるための延長チューブが、チューブ要素上に配置され、第1の延長チューブは、第1のチューブ要素内に通じ、更なる延長チューブは、第2のチューブ要素内に通じる。第1の延長チューブは、第1のチューブ要素上に配置され、更なる延長チューブは、第2のチューブ要素上に配置される。
この解決策の欠点は、延長チューブが流量センサから本質的に半径方向に突出し、その結果、そこに配置された測定チューブも使用中に本質的に半径方向に突出することである。その結果、この流量センサは、使用時に比較的大きな空間を占有する。このため、使用者にとっては、流量センサの取り扱いが煩雑になる。
呼吸流量センサが、US 第6,585,662 B1号から知られており、これは、その構造設計に関して、CH 第701 755 B1号による呼吸流量センサとほぼ同一であるが、これよりもはるかに実用的な設計を有する。
米国特許第4403514号明細書 スイス国特許第701755号明細書 独国実用新案登録第202017102703号明細書 米国特許第6585662号明細書
したがって、本発明の目的は、前述の欠点の少なくともいくつかを有さず、非常にコンパクトな設計を有し、容易にかつ高品質で製造することができる呼吸流量センサを作り出すことである。
この目的は、独立請求項の特徴によって達成される。有利な更なる展開は、図面および従属請求項に記載されている。
本発明によれば、呼吸流量センサは、長手方向軸と、第1の流管部と、第2の流管部とを有する流管と、流管内において第1の流管部と第2の流管部との間に配置された流動抵抗と、流動抵抗によって生成される圧力差を取り入れるための接続部と、を備える。第1の接続部は、第1の接続ラインを介して第1の流管部に通じる。更なる接続部は、第2の接続ラインを介して第2の流管部に通じ、接続部はそれぞれ、流管の長手方向軸に本質的に平行に延びる接続ラインの接続ライン部を有し、接続部の開口部は、同じ方向に向けられている。第1の接続部は、第1の流管部に設けられ、更なる接続部は、第2の流管部上に設けられている。
この文脈において、「流管の長手方向軸に本質的に平行」という用語は、一方では、この長手方向軸に対して数学的に規定された平行な位置合わせを意味するが、数度だけそれから逸脱する位置合わせも意味すると理解される。
呼吸流量センサ自体の2つの接続部は、有利には、呼吸流量センサを細くすることができるように、互いに本質的に平行に位置合わせされる。
流動抵抗によって生成される圧力差を取り入れるための接続部のそれぞれは、各流管部に設けられており、対応する接続ラインが、その流管部の内部に通じている。したがって、流管部が一緒にされるとき、呼吸流量センサの個々の部分が構造に関してより単純になるように設計されて容易に一緒にされることができるように、流管内の流路をシールするように注意しなければならないだけである。接続ライン内の追加の空気案内を回避することができ、これは、以前から知られている呼吸流量センサと比較して、測定精度を確実にし、さらに改善する。
接続ラインは、有利には、継ぎ目がないように設計される。言い換えれば、各接続ラインには、接続部の開口部からそれぞれの流管部の口部への継ぎ目がないことが有利である。これにより、測定に悪影響を及ぼす作用を回避することができ、正確な測定精度をさらに向上させることができる。
流動抵抗によって生成される圧力差を取り入れるための接続部は、接続チューブの接続を確実にしながら、呼吸流量センサのハウジングの外側の近くに配置することができ、これにより、呼吸流量センサ全体の非常にコンパクトな設計が可能になる。
呼吸流量センサは、好ましくは、2つのハウジング部分、すなわち、呼吸流量センサを容易に組み立てることを可能にする第1の流管部および第2の流管部を備える。
呼吸流量センサはさらに、好ましくは、射出成形部品からなるか、またはそれ自体が射出成形部品である。射出成形部品は、特に大量の場合に経済的に製造することができ、必要に応じて容易に組み立てることができる。
より好ましくは、呼吸流量センサは、医療用途に適したプラスチックで作られ、それによって、例えば、流管内の追加のコーティングを省略することができる。
好ましくは、接続ラインは、それぞれ、少なくとも部分的に直線状に延びるとともに、流管の長手方向軸に本質的に平行に延びる接続ライン部と交差する更なる接続ライン部を有する。これにより、接続ラインの構造的に簡単な設計が可能になる。
好ましくは、この接続ラインの、少なくとも部分的に直線状に延びる更なる接続ライン部は、その接続ラインの、流管の長手方向軸に本質的に平行に延びる接続ライン部と、40°~70°の角度で交差する。これにより、良好な空気案内を確保しながら、特に射出成形部品として呼吸流量センサを簡単に製造することができる。
好ましくは、第1の流管部は、本質的に円筒形の部分および半径方向に広がる部分を有し、半径方向に広がる部分は、第1の流管部の開放端に向かって広がる。したがって、第2の流管部は、第1の流管部上に簡単な方法で配置することができる。
代替的にまたは追加的に、第2の流管部は、本質的に円筒形の部分および半径方向に広がる部分を有し、半径方向に広がる部分は、第2の流管部の開放端に向かって広がる。したがって、第1の流管部は、第2の流管部に容易に配置することができ、また2つの流管部は互いに対してシールされるように簡単な方法で配置することができる。
特に、第1の流管部および第2の流管部の開放端に、それぞれ、接触面を有する、半径方向に突出するフランジが設けられており、その結果、この領域の直径がより大きくなり、この配置は、2つの流管部の2つの接触面の助けを借りて単純化される。
好ましくは、第1の流管部の半径方向に広がる部分上に、第2の流管部の更なる接続部を少なくとも部分的に受けるための第1の接続凹部が存在する。したがって、第2の流管部の更なる接続部は、この第1の接続凹部内に容易に配置することができ、その結果、呼吸流量センサのサイズを低減することができ、可能な限りコンパクトな呼吸流量センサを利用可能にすることができる。
特に、第1の接続凹部は、第1の流管部の半径方向に突出するフランジ上に配置される。第1の流管部は、半径方向に突出するフランジの領域において改善された安定性を有し、その結果、第1の接続凹部も同様に、改善された安定性または強度を有しうる。
有利には、第1の流管部の半径方向に広がる部分上に、第2の流管部の更なる接続部を支持するための第1の支持構造があり、その結果、この更なる接続部は、拡大された接触面を備え、したがって、機械的により安定した様式で受容され、例えば、折れることがない。
有利には、第2の流管部の更なる接続部は、支持部を有し、有利には、この接続部は、この支持部を用いて、第1の流管部の半径方向に広がる部分上の第1の接続凹部に当接することができる。したがって、更なる接続部は、この接続凹部内で安定に保持される。これにより、例えば、外部の機械的負荷によるこの更なる接続部の折れをさらに防止することができる。
代替として、または追加として、第2の流管部の半径方向に広がる部分上に、第1の流管部の第1の接続部を少なくとも部分的に受けるための更なる接続凹部が存在する。したがって、第1の流管部の第1の接続部は、この第2の接続凹部内に容易に配置することができ、その結果、呼吸流量センサのサイズをさらに低減することができ、可能な限りコンパクトな呼吸流量センサを利用可能にすることができる。
特に、第2の接続凹部は、第2の流管部の半径方向に突出するフランジ上に設けられている。第2の流管部は、半径方向に突出するフランジの領域において改善された安定性を有し、その結果、第2の接続凹部も同様に、改善された安定性または強度を有しうる。
有利には、第2の流管部の半径方向に広がる部分上に、第1の流管部の第1の接続部を支持するための更なる支持構造があり、その結果、この接続部は、改善された機械的安定性を有し、例えば、折れることがない。
有利には、第1の流管部の第1の接続部は、支持部を有し、有利には、この接続部は、この支持部を用いて、第2の流管部の半径方向に広がる部分上の第2の接続凹部に当接することができる。したがって、第1の接続部は、この接続凹部内で安定に保持される。これにより、例えば、外部の機械的負荷による第1の接続部の折れをさらに防止することができる。
好ましくは、少なくとも部分的に直線状に延びる1つの接続ラインの更なる接続ライン部は、流管の長手方向軸に本質的に平行に延びるこの接続ラインの接続ライン部と48°~62°の角度で交差する。これにより、特に射出成形部品としての呼吸流量センサの簡単な製造、および良好な空気案内の保証に加えて、例えば呼吸流量センサを取り外すときの再加工の労力が少ない。
特に好ましくは、少なくとも部分的に直線状に延びるこの接続ラインの更なる接続ライン部は、流管の長手方向軸に本質的に平行に延びるこの接続ラインの接続ライン部と52°~58°の角度で交差する。これにより、呼吸流量センサは、それを製造するための安定性および材料要件に関して上述した利点に加えて、最適に構成することができる。
好ましくは、少なくとも部分的に直線状に延びる他方の接続ラインの更なる接続ライン部は、流管の長手方向軸に本質的に平行に延びる他方の接続ラインの接続ライン部と130°~160°の角度で交差する。これにより、良好な空気案内を確保しながら、特に射出成形部品として呼吸流量センサを簡単に製造することができる。
好ましくは、少なくとも部分的に直線状に延びる他方の接続ラインの更なる接続ライン部は、流管の長手方向軸に本質的に平行に延びる他方の接続ラインの接続ライン部と138°~152°の角度で交差する。これにより、特に射出成形部品としての呼吸流量センサの簡単な製造、および良好な空気案内の保証に加えて、例えば呼吸流量センサを取り外すときの再加工の労力が少ない。
特に好ましくは、少なくとも部分的に直線状に延びる他方の接続ラインの更なる接続ライン部は、流管の長手方向軸に本質的に平行に延びる他方の接続ラインの接続ライン部と142°~148°の角度で交差する。このようにして、呼吸流量センサは、それを製造するための安定性および材料要件に関して上述した利点に加えて、最適に構成することができる。
好ましくは、第1の接続部は、更なる接続部に隣接して配置される。したがって、両方の接続部は、流管の同じ領域に配置されており、その結果、接続チューブが折れることが防止される。
好ましくは、第1の接続部は、更なる接続部に隣接して、かつ、更なる接続部からある距離をおいて配置され、その結果、接続チューブは、それぞれの接続部に容易に接続され得る。
好ましくは、第1の接続部は、少なくとも部分的に、第1の流管部の外側ジャケット表面上に設けられ、したがって、呼吸流量センサのハウジングの外側に配置される。したがって、呼吸流量センサを容易に製造することができ、第1の接続部と第1の流管部との間の絶対的なシール接続を保証することができる。更なる接続ライン部の領域における更なる溝/櫛形構造は、省略され得る。
代替として、または追加として、更なる接続部は、少なくとも部分的に、第2の流管部のジャケット表面上に、したがって、呼吸流量センサのハウジングの外側に配置される。これにより、第2の接続部と第2の流管部との間の絶対的なシール接続を保証することができる。更なる接続ライン部の領域における更なる溝/櫛形構造は、省略され得る。したがって、2つの流管部は、単純なプロセスステップで一緒にすることができ、流動抵抗は、流管内に正確に配置され、2つの流管部間の絶対的なシール接続の必然性が保証される。
好ましくは、接続ラインの更なる接続ライン部を成形するための成形工具を取り外すための工具開口部と、この工具開口部を閉じるための閉鎖要素とが設けられ、第1の接続ラインの更なる接続ライン部を閉じるための第1の閉鎖要素が、好ましくは第1の流管部に設けられ、第の接続ラインの更なる接続ライン部を閉じるための第2の閉鎖要素が、好ましくは第2の流管部に設けられている。これにより、呼吸流量センサを容易に製造することができる。工具開口部が閉じられると、対応する接続ライン内の空気案内は、空気短絡なしに確保される。
好ましくは、第1の閉鎖要素は、ヒンジを介して、好ましくは可撓性ヒンジを介して、第1の流管部に旋回可能に設けられている。好ましくは、第2の閉鎖要素も同様に、ヒンジを介して、好ましくは可撓性ヒンジを介して、第2の流管部に旋回可能に設けられている。したがって、閉鎖要素は、それぞれの構成要素に拘束的に配置される。その結果、閉鎖要素は、呼吸流量センサの組み立て全体の間に利用可能であり、必要に応じて、または呼吸流量センサの製造プロセスにおいて、工具開口部を閉鎖するために最適化された方法で設けることができる。
閉鎖要素は、有利には、医療用途に適した材料、特に医療用途に適したプラスチックからなる。対応する流管部が、同じ材料、または接続技術に関して適合性のある材料から作製される場合、工具開口部は、したがって、単純な作業ステップで閉鎖され得る。
第1および/または第2の閉鎖要素は、対応する工具開口部を簡単なプロセスステップで閉鎖することを可能にするプラグとして設計することができる。
好ましくは、工具開口部および/または閉鎖要素上に溝/櫛形構造が提供され、それらは、一緒にされたときにインターロックし、それによって、閉鎖の高度の緊密性を確実にする。
好ましくは、閉鎖要素は、工具開口部を閉鎖するために、シール接続によって、特に好ましくは超音波溶接によって、それぞれの流管部に固定され、それによって、閉鎖の絶対的な緊密性を確実にする。
代替的な実施形態では、それぞれの流管部上の工具開口部を閉鎖するための閉鎖要素は、超音波溶接とは異なるタイプの溶接によって、ぴったりとした嵌め合いによって、または接着によって固定される。
更なる代替の実施形態では、例えば、2成分溶液が呼吸流量センサの製造において提供され、例えば接触面の領域において、これらのうちの少なくとも1つは、より柔らかいプラスチックまたは接着特性を有するプラスチックからなるか、または、コーティングされる。対応する部品が一緒にされると、それらは互いに直接シール接続される。
このような2成分溶液は、呼吸流量センサの製造時において、互いに接続されるべき部品、特に互いにシール接続されるべき部品に適している。
本発明による呼吸アダプタは、前述の特徴の少なくとも1つを有する少なくとも1つの呼吸流量センサと、呼吸流量センサの接続部の1つを測定装置に接続して測定装置から呼吸流量センサへの流体接続を生成する少なくとも1つの接続チューブとを有し、流体接続は、継ぎ目なしで、呼吸流量センサの流管部の1つに直接形成されている。
有利には、測定装置は、呼吸流量センサにおける圧力差を測定するように設計される。
この呼吸アダプタは、使用が容易であり、また、呼吸流量センサに関連してここで述べた利点を有する。
この文脈において、「流体接続」という用語は、例えば空気などの流体に対する、入口点から出口点までの流通可能で任意選択的なシール接続を意味すると理解される。
有利には、測定装置に接続可能な接続チューブが、呼吸流量センサの各接続部に設けられている。使用者のための呼吸アダプタの使用を単純化するために、接続チューブは、光学的に、例えば色、および/または、触覚的に異なっていてもよい。
好ましくは、呼吸アダプタは、少なくとも1つの人工呼吸チューブと、患者に供給されるマウスピースとを有し、少なくとも1つの人工呼吸チューブは、マウスピースを少なくとも1つの呼吸流量センサに接続し、それによって、使いやすい呼吸アダプタを作り出す。
さらに有利には、少なくとも1つの呼吸センサにも接続されて人工呼吸器または集中治療装置に接続することができる更なる人工呼吸チューブが提供され、その結果、ユーザは、使いやすい呼吸アダプタを有する。
呼吸流量センサを製造するための本発明による方法は、以下のステップを特徴とする。
第1の流管部および第2の流管部をそれぞれ製造工具金型で成形することにより、対応する接続ラインの接続ライン部および更なる接続ライン部が、成形工具としてのスライダによって、および/または、成形工具としてのピンによって形成される(ステップa))。
代替的にまたは追加的に、対応する接続ラインの更なる接続ライン部は、成形工具としてのピンによって形成される(ステップa))。
成形工具は、それぞれの製造工具金型に配置されており、または配置されることが可能であり、これにより、第1の流管部および第2の流管部の簡単な製造が可能になる。
第1の流管部および第2の流管部をそれぞれの製造工具金型から離型する(ステップb))。
スライダまたはピンとして設計された成形工具は、それぞれの製造工具金型からの第1の流管部および第2の流管部の離型を著しく単純化する。
第1の流管部および第2の流管部を互いに対して軸方向および角度位置について位置合わせし(ステップc))、これによって、これらの部分の互いに対する正確な位置合わせ、したがって、呼吸流量センサの完全な機能が保証される。
第1の流管部と第2の流管部とのシール接続(ステップd))。シール接続は、非網羅的なリストとして、溶接、特に超音波溶接、ぴったりとした嵌合、接着接続、または2成分溶液を含む。
有利には、呼吸流量センサのそれぞれの接続部に設けられた工具開口部が、超音波溶接によってシールされている。工具開口部がシールされると、対応する接続ライン内の空気案内が、空気短絡なしに確保される。
本発明の更なる利点、特徴、および詳細は、本発明の例示的な実施形態が図面を参照して説明される以下の説明から明らかになる。
特許請求の範囲および図面の技術的内容と同様に、参照記号のリストは、本開示の一部である。図は、一貫性のある包括的な方法で説明される。同じ参照符号は、対応する構成要素を示し、異なる符号を有する参照符号は、機能的に同一または類似の構成要素を示す。
本発明による呼吸流量センサの第1の実施形態を斜視図で示す。 図1による呼吸流量センサを分解斜視図で示す。 図1による呼吸流量センサの第1の流管部を側面図で示す。 図3による第1の流管部を縦断面図で示す。 図4の詳細断面Xを示す。 図1による呼吸流量センサの第2の流管部を側面図で示す。 図6による第2の流管部を縦断面図で示す。 図7の詳細断面Yを示す。 図1~図8による呼吸流量センサを備えた呼吸アダプタを斜視図で示す。 第2の実施形態による呼吸流量センサの第1の流管部を側面図で示す。 図10による第1の流管部を縦断面図で示す。 第2の実施形態による呼吸流量センサの第2の流管部を側面図で示す。 図12による第2の流管部を縦断面図で示す。 図11および図13の詳細断面Zを示す。 第3の実施形態による呼吸流量センサの第1の流管部を縦断面図で示す。 第3の実施形態による呼吸流量センサの第2の流管部を縦断面図で示す。 本発明による呼吸流量センサの更なる実施形態を斜視図で示す。 図17による第1の流管部を斜視図で示す。 図17による第2の流管部を斜視図で示す。 図10による呼吸流量センサをさらに斜視図で示す。
図1~図8に示す呼吸流量センサ11の第1実施形態は、本例では射出成形品であり、呼吸流量センサ11はプラスチック製である。
図1および図2に示すように、呼吸流量センサ11は、長手方向軸14と第1の流管部21と第2の流管部41とを有する流管12を有し、2つの自由端16および18の領域には、それぞれ、人工呼吸チューブ用のチューブ接続部17および19を有する。
チューブ接続部17上には、人工呼吸チューブが配置され、これは、ここには示されていないマウスピースまたは人工呼吸マスクを導き、これは、人工呼吸のために患者の上に置かれる。他方のチューブ接続部19上には、人工呼吸器に通じる人工呼吸チューブが配置される。
流路13を形成する流管12において、第1の流管部21と第2の流管部41との間に流動抵抗61が配置されており、この流動抵抗はダイヤフラムフラップとして形成されている。流動抵抗61には周方向の凹部62が設けられており、この凹部は、第1の流管部21に設けられたカム30と相互作用し、それにより、呼吸流量センサ11が組み立てられたときに、流路13内の流動抵抗61の正しい位置合わせを確実にする。
突出するカム30およびそれと相互作用する凹部62の代わりに、流路13内の流動抵抗61の正確な位置合わせや、さらに、第1の流管部21および第2の流管部41の正確な位置合わせは、例えば外側に設けられてもよい調整手段を介して、および/または、溝/櫛形構造を介して、確保されてもよい。
呼吸流量センサ11は、流動抵抗61によって生成される圧力差を取り入れるための2つの接続部32および52を有する。接続部32および52の開口部35または55は、同じ方向、すなわち第1の流管部21の自由端16の方向に向けられている。接続部32および52は、それぞれの流管部21および41の外側ジャケット表面に設けられ、互いに隣接し、間隔をあけて配置されている。
第1の流管部21(特に図3~図5も参照)は、呼吸流量センサ11の第1のハウジング部分である。第1の流管部21は、本質的に円筒形の部分22と、半径方向に広がる部分26とを有し、その結果、この領域の直径はより大きくなる。本質的に円筒形の部分22では、その流路部に案内要素23が設けられ、この案内要素は、この領域で流路13を同じサイズの2つの部分に分割し、流管12内の目標とする空気案内を可能にする。
半径方向に広がる部分26において、同じく、対応する流路部は、第1の流管部21の開放端24に向かってサイズが増大する。この開放端24には、接触面29を有する半径方向に突出するフランジ27が設けられており、その結果、この領域では直径が大きくなる。呼吸流量センサ11が一緒にされると、接触面29は第2の流管部41に面する。このフランジ27には、溝/櫛形構造の第1の円周部分28が接触面29に設けられている。半径方向に広がる部分26には、フランジ27の領域に、第1の支持構造27bによって支持される第1の接続凹部27aがある。第2の流管部41の更なる接続部52は、開口部55に隣接して、支持部52aを有し、この支持部52aは、組み立てられた状態で、呼吸流量センサ11の第1の接続凹部27aに密着し、またはその上に載り、第1の支持構造27bによって支持される。
カム30は、呼吸流量センサ11が組み立てられたときに流管12内の流動抵抗61を正確に位置合わせするために、接触面29から突出している。
流動抵抗61によって生じる圧力差を取り入れるための第1の接続部32は、第1の接続ラインを介して第1の流管部21の流路部に通じている。第1の接続ラインは、流管12の長手方向軸14に本質的に平行に延びる接続ライン部33と、部分的に直線状に延び、流管12の長手方向軸14に本質的に平行に延びる接続ライン部33と40°~70°、好ましくは48°~62°、特に好ましくは52°~58°の角度αで交差する更なる接続ライン部34とを有する。この例では、この角度αは55°である。
第1の接続ラインのこの更なる接続ライン部34の延長部として、この更なる接続ライン部34を形成するための成形工具を取り外すための第1の工具開口部36と、この工具開口部36を閉鎖するための第1の閉鎖要素38とが、第1の流管部21に設けられている。第1の閉鎖要素38は、ヒンジを介して、ここでは可撓性ヒンジ39またはフィルムヒンジを介して、第1の流管部21に旋回可能に設けられている。
第1の工具開口部36の周りには溝構造37が形成されている。第1の閉鎖要素38上に櫛形構造40が形成され、これは、第1の工具開口部36が閉鎖されたときに溝構造37に係合し、溶接プロセス、特に超音波溶接プロセス中に、第1の工具開口部36のシール、したがって第1の接続ラインの緊密性を保証する。
図5では、第1の工具開口部36は閉鎖状態で示されている。
第2の流管部41(特に図6~図8も参照)は、呼吸流量センサ11の第2のハウジング部分である。第2の流管部41は、自由端18の方向に外側がテーパ状になっている本質的に円筒形の部分42と、半径方向に拡大された部分46とを有している。本質的に円筒形の部分42では、その流路部に案内要素43が設けられ、この案内要素は、この領域で流管12を同じサイズの2つの部分に分割し、流管12内の目標とする空気案内を可能にする。案内要素43の自由端45は、流管12の自由端18に対して後退している。
半径方向すなわち外側に向かって拡大された部分46において、対応する流路部はまた、第2の流管部41の開放端44に向かってサイズが増大する。この開放端44には、接触面49を備えた、半径方向に突出するフランジ47が設けられており、この接触面49は、呼吸流量センサ11が一緒にされたときに第1の流管部21またはその接触面29の方を向く。このフランジ47には、接触面49に溝/櫛形構造の第2の円周部分48が設けられており、この第2の円周部分48は、溝/櫛形構造の第1の円周部分28に係合し、溶接時、特に超音波溶接時にそれと融着する。これにより、第1の流管部21と第2の流管部41との間のシール接続が簡単に確保される。CH 第701 755 B1号に提案されているような、溝/櫛形構造または圧力面のための複雑な多重構造は、本発明による解決策では不要である。
フランジ47には、接触面49に対してオフセットして、少なくとも部分的に流動抵抗61が受容される受容凹部51が設けられている。受容凹部51の円筒リングには、呼吸流量センサ11を組み立てる際に第1の流管部21のカム30が貫通する孔50が設けられている。この構成は、呼吸流量センサ11を組み立てるときに流路13内の流動抵抗61の正確な位置合わせを可能にするだけでなく、フランジ27および47上の溝/櫛形構造28および48と組み合わせて、使用分野または必要に応じて、それぞれ異なる厚さの流動抵抗の配置も可能にする。したがって、呼吸流量センサ11は、柔軟に使用することができ、大きな労力なしに他のタイプの流動抵抗61に適合させることができる。使用される流動抵抗61は、第1の流管部21と第2の流管部41との間に保持され、特に、部分的にまたは完全に接着されるなどして、クランプ留めされるか、または他の方法で保持される。
呼吸流量センサ11が組み立てられた状態では、フランジ27、47にフランジ圧力面は形成されていない。呼吸流量センサ11の第1のハウジング部分としての第1の流管部21と、呼吸流量センサ11の第2のハウジング部分としての第2の流管部41との間の接続は、フランジ27および47上の単純に形成された溝/櫛形構造28および48によってのみ、なされる。
半径方向に広がる部分46には、フランジ47の領域に、更なる支持構造47bによって支持される更なる接続凹部47aがある。第1の流管部21の第1の接続部32は、第1の閉鎖要素38に隣接して、支持部32aを有し、この支持部32aは、組み立てられた状態で、呼吸流量センサ11の更なる接続凹部47aに密着し、またはその上に載り、支持構造47bによって支持される。
流動抵抗61によって生成される圧力差を取り入れるための第2の接続部52は、第2の接続ラインを介して第2の流管部41の流路部に通じている。第2の接続ラインは、流路13の長手方向軸14に本質的に平行に延びる接続ライン部53と、部分的に直線状に延び、接続ライン部53と130°~160°、好ましくは138°~152°、特に好ましくは142°~148°の角度βで交差する更なる接続ライン部54とを有する。この例では、この角βは145°である。
第2の接続ラインのこの更なる接続ライン部54の延長部として、この更なる接続ライン部54を形成するための成形工具を取り外すための第2の工具開口部56と、この工具開口部56を閉鎖するための第2の閉鎖要素58とが、第2の流管部41に設けられている。第2の閉鎖要素58は、ヒンジを介して、ここでは可撓性ヒンジ59またはフィルムヒンジを介して、第2の流管部41に旋回可能に設けられている。
第2の工具開口部56の周りには溝構造57が形成されている。第2の閉鎖要素58上に櫛形構造60が形成され、これは、第1の工具開口部36が閉鎖されたときに溝構造57に係合し、溶接プロセス、特に超音波溶接プロセス中に、第2の工具開口部56のシール、したがって第2の接続ラインの緊密性を保証する。
図8では、第2の工具開口部56は開放状態で示されている。
呼吸流量センサ11を製造するために、第1の流管部21は、製造工具金型内で成形され、接続ライン部33は、成形工具としてのピンによって形成され、更なる接続ライン部34は、成形工具としてのスライダによって形成される。次に、第1の流管部21を製造工具金型から離型し、そのために、スライダを第1の流管部21から予め引き出す。
同時に、または時間遅延を伴って、第2の流管部41は、更なる製造工具金型で形成され、接続ライン部53は、成形工具としてのピンによって形成され、更なる接続ライン部54は、成形工具としてのスライダによって形成される。次に、第2の流管部41を製造工具金型から離型し、そのために、スライダを第2の流管部41から予め引き出す。
ここでは、工具開口部36、56は、閉鎖要素38、58によってそれぞれ閉鎖することができる。
第1の流管部21と第2の流管部41は、ここでは、互いに、詳しくは、軸方向に、かつ互いに対する角度位置に対して位置合わせされている。
次に、第1の流管部21と第2の流管部41は、本実施形態では超音波溶接によって互いにシール接続されている。
図9に示す呼吸アダプタ71は、呼吸流量センサ11と、呼吸流量センサ11の接続部32を測定装置76に接続して測定装置76から呼吸流量センサ11への第1の流体接続を生成する接続チューブ73と、呼吸流量センサ11の接続部52を測定装置76に接続して測定装置76から呼吸流量センサ11への第2の流体接続を生成する接続チューブ74とを備える。流体接続は、継ぎ目なしで通じるように、呼吸流量センサ11の流管部の1つに直接形成される。
呼吸アダプタ71は、第1の人工呼吸チューブ77と、人工呼吸マスクとして設計されたマウスピース78とをさらに備える。第1の人工呼吸チューブ77は、マウスピース78を呼吸流量センサ11に接続する。さらに、呼吸アダプタ71は、呼吸流量センサ11を人工呼吸器72に接続する第2の人工呼吸チューブ79を有する。
測定装置76は、呼吸流量センサ11内で生成された圧力差を測定または記録し、処理するように設計されている。この例では、測定装置76は、患者の人工呼吸のために設計された人工呼吸器72に組み込まれている。
図10~図14に示す呼吸流量センサの第2の例示的な実施形態では、第1の流管部81(特に図10および図11を参照)は、呼吸流量センサ11の第1の流管部21とは、本質的に、いくつかの部分で作製されて1つの接続ラインを有する点でのみ異なる。この場合、接続部82の開口部85から出ている接続ライン部83は、更なる接続ライン部84と直接接続していない。接続ライン部83および更なる接続ライン部84は、それぞれ第1の流管部81の開放端86に通じている。接続部82は、さらに、第1の流管部81に設けられている。
第1の流管部81は、2つの部分、すなわち、流管部部分91および流管部部分93で設計され、これらは、シール接続によって互いに接続される。第1の流管部81が2つの部分からなるので、この第1の流管部における接続ラインの構造は、簡単な製造を保証しながら、所望の方法で製造されることができる。したがって、第1の流管部81を成形するために、製造開口部または工具開口部は必要とされない。
呼吸流量センサの第2の実施形態の第2の流管部101の構成(特に図12および図13を参照)は、呼吸流量センサ11の第2の流管部41に本質的に対応する。しかしながら、この第2の流管部101は、組み立てられた状態で、第1の流管部81の接続部82の反対側に位置する領域に空気デフレクタ112を有し、その空洞113は、第2の流管部101の自由端114に開口している。
図14に詳細に示されているように、第1の流管部81と第2の流管部101とが結合された状態では、接続部82から第1の流管部81の内部への第1の接続ラインの経路が見られる。流体は空洞113内で方向転換される。この偏向領域における第1の流管部81と第2の流管部101との間のシール接続は、接触部分116および117においてのみ与えられる。この実施形態では、第1の接続ラインは、継ぎ目なしでは形成されない。しかしながら、第2の流管部101の第2の接続ラインは、依然として継ぎ目がない。
第3の実施形態による呼吸流量センサの第1の流管部121(図15参照)および第2の流管部141(図16参照)は、それらの接続ラインの設計のみが異なる。
流動抵抗によって生じる圧力差を取り入れるための第1の接続部132は、第1の接続ラインを介して第1の流管部121の流路部に通じている。流管の長手方向軸124に本質的に平行に延びる接続ライン部133と更なる接続ライン部134は、130°~160°、好ましくは138°~152°、特に好ましくは142°~148°の角度γで交差する。この例では、この角度γは約147°である。この角度γは、スライダとして設計された成形工具が、第1の流管部121が離型されるときに、そのために工具開口部を必要とすることなく、簡単に引き出され得るように選択された。
流動抵抗によって生じる圧力差を取り入れるための第2の接続部152は、第2の接続ラインを介して第2の流管部141の流路部に通じている。流管の長手方向軸124に本質的に平行に延びる接続ライン部153と更なる接続ライン部154は、40°~70°、好ましくは48°~62°、特に好ましくは52°~58°の角度δで交差する。この例では、この角度δは53°である。この角度δは、スライダとして設計された成形工具が、第2の流管部141が離型されるときに、そのために工具開口部を必要とすることなく、簡単に引き出され得るように選択された。
第1の接続ラインおよび第2の接続ラインは、それぞれ、継ぎ目がないように設計される。
図17~図20に示す呼吸流量センサ211の更なる例示的な実施形態では、流管212は、長手方向軸214と、第1の流管部221と、第2の流管部241とを有する。ここで、第1の流管部221(特に図18参照)は、第1の閉鎖要素238が接続部232において管部239として設計されている点においてのみ、呼吸流量センサ11の第1の流管部21と本質的に異なる。第1の閉鎖要素238は、更なる接続ライン部234に通じる第1の工具開口部236を有し、接続部232の開口部235から出る接続ライン部233は、更なる接続ライン部234と直接接続している。第1の接続部232は、さらに、第1の流管部221に設けられている。
第1の流管部221は、呼吸流量センサ211の第1のハウジング部分である。第1の流管部221は、本質的に円筒形の部分222と、半径方向に広がる部分226とを有し、その結果、この領域の直径はより大きくなる。本質的に円筒形の部分222では、その流路部に案内要素223が設けられ、この案内要素は、この領域で流路213を同じサイズの2つの部分に分割し、流管212内の目標とする空気案内を可能にする。
第1の流管部221の半径方向に広がる部分226において、対応する流路部はまた、第1の流管部221の開放端224に向かってサイズが増大する(特に図18を参照のこと)。この開放端224には、半径方向に突出するフランジ227が設けられている。半径方向に広がる部分226には、フランジ227の領域に、第1の支持構造227bによって支持される第1の接続凹部227aがある。第2の流管部241の更なる接続部252は、開口部255に隣接して、支持部252aを有し、この支持部252aは、組み立てられた状態において、呼吸流量センサ11の第1の接続凹部227aに密着し、またはその上に載る。
呼吸流量センサ211のこの例示的な実施形態の第2の流管部241の構成(特に図19を参照)は、呼吸流量センサ11の第2の流管部41に本質的に対応する。しかしながら、この第2の流管部241は、管部259として設計された閉鎖要素258を第2の接続部252上に有する。閉鎖要素258は、更なる接続ライン部254に通じる第2の工具開口部256を有し、第2の接続部252の開口部255から出る接続ライン部253は、更なる接続ライン部254と直接接続している。第2の接続部252は、さらに、第2の流管部241に設けられている。
第2の流管部241はまた、呼吸流量センサ211の第2のハウジング部分である。第2の流管部241は、自由端218の方向に外側が先細になっている本質的に円筒形の部分242を有する。第2の流管部241は、開放端244に向かって半径方向に拡大された部分246を有する。本質的に円筒形の部分242では、その流路部に案内要素243が設けられ、この案内要素は、この領域で流管212を同じサイズの2つの部分に分割し、流管212内の目標とする空気案内を可能にする。案内要素243の自由端245は、流管212の自由端218に対して後退している。
第2の流管部241の半径方向に広がる部分246には、フランジ247の領域に、更なる支持構造247bによって支持される更なる接続凹部247aがある。第1流管部221の第1の接続部232は、第1の閉鎖要素238に隣接して、支持部232aを有し、この支持部232aは、組み立てられた状態において、呼吸流量センサ11の更なる接続凹部247aに密着し、またはその上に載る。
図20は、組み立てられた呼吸流量センサ211を示し、管部239および259上の工具開口部236および256は、閉鎖して示されている。これらを、超音波溶接装置を用いて超音波溶接プロセスで気密にシールした。
11 呼吸流量センサ、12 流管、13 流路、14 12の長手方向軸、16 12の自由端、17 チューブ接続部、18 12の自由端、19 チューブ接続部、21 第1の流管部、22 円筒形の部分、23 案内要素、24 21の開放端、26 広がる部分、27 フランジ、27a 第1の接続凹部、27b 第1の支持構造、28 溝/櫛形構造の第1の円周部分、29 接触面、30 カム、32 第1の接続部、32a 32の支持部、33 接続ライン部、34 接続ライン部、35 32の開口部、36 第1の工具開口部、37 溝構造、38 第1の閉鎖要素、39 可撓性ヒンジ、40 櫛形構造、41 第2の流管部、42 円筒形の部分、43 案内要素、44 21の開放端、45 43の自由端、46 拡大された部分、47 フランジ、47a 更なる接続凹部、47b 更なる支持構造、48 溝/櫛形構造の第2の円周部分、49 接触面、50 孔、51 受容凹部、52 第2の接続部、52a 52の支持部、53 接続ライン部、54 更なる接続ライン部、55 32の開口部、56 第2の工具開口部、57 溝構造、58 第2の閉鎖要素、59 可撓性ヒンジ、60 櫛形構造、61 流動抵抗、62 61の凹部、α 33と34との間の角度、β 53と54との間の角度、71 呼吸アダプタ、72 人工呼吸器、73 第1の接続チューブ、74 第2の接続チューブ、76 測定装置/人工呼吸器、77 第1の人工呼吸チューブ、78 マウスピース、79 第2の人工呼吸チューブ、81 第1の流管部、82 第1の接続部、83 接続ライン部、84 更なる接続ライン部、85 82の開口部、86 81の開放端、91 第1の流管部部分、93 第2の流管部部分、101 第2の流管部、102 第2の接続部、112 空気デフレクタ、113 112の空洞、114 101の自由端、116 接触部分、117 接触部分、121 第1の流管部、124 長手方向軸、132 第1の接続部、133 接続ライン部、134 更なる接続ライン部、141 第2の流管部、152 第2の接続部、153 接続ライン部、154 更なる接続ライン部、211 呼吸流量センサ、212 流管、213 流路、214 長手方向軸、218 212の自由端、221 第1の流管部、222 円筒形の部分、223 案内要素、224 221の開放端、226 広がる部分、227 フランジ、227a 第1の接続凹部、227b 第1の支持構造、232 第1の接続部、232a 232の支持部、233 接続ライン部、234 更なる接続ライン部、235 開口部、236 第1の工具開口部、238 第1の閉鎖要素、239 管部、241 第2の流管部、242 円筒形の部分、243 案内要素、244 開放端、245 243の自由端、246 広がる部分、247 フランジ、247a 更なる接続凹部、247b 更なる支持構造、252 第2の接続部、252a 252の支持部、253 接続ライン部、254 更なる接続ライン部、255 開口部、256 第2の工具開口部、258 閉鎖要素、259 管部、γ 133と134との間の角度、δ 153と154との間の角度。

Claims (18)

  1. 呼吸流量センサであって、
    長手方向軸(14;124;214)と、第1の流管部(21;81;121;221)と、第2の流管部(41;101;141;241)とを有する流管(12;212)と、
    流管(12;212)内において第1の流管部(21;81;121;221)と第2の流管部(41;101;141;241)との間に配置された流動抵抗(61)と、
    流動抵抗(61)によって生成される圧力差を取り入れるための接続部(32、52;82、102;132、152;232、252)と、
    を有し、
    第1の接続部(32;82;132;232)は、第1の接続ラインを介して第1の流管部(21;81;121;221)に通じ、
    第2の接続部(52;102;152;252)は、第2の接続ラインを介して第2の流管部(41;101;141;241)に通じ、
    接続部(32、52;232、252)はそれぞれ、流管(12;212)の長手方向軸(14;124;214)に本質的に平行に延びる接続ライン部(33、53;83;133、153;233;253)を有し、
    接続部(32、52;82、102;132、152;232、252)の開口部(35、55;85;235、255)は、同じ方向に向けられている、
    呼吸流量センサにおいて、
    第1の接続部(32;82;132;232)は、第1の流管部(21;81;121;221)に設けられ、
    第2の接続部(52;102;152;252)は、第2の流管部(41;101;141;241)に設けられ、
    第1の流管部(21;81;121;221)が第1のハウジング部分を形成し、第2の流管部(41;101;141;241)が第1のハウジング部分と分離可能な第2のハウジング部分を形成
    前記接続ラインは、それぞれ、
    少なくとも部分的に直線状に延びるとともに、前記流管(12;212)の長手方向軸(14;124;214)に本質的に平行に延びる前記接続ライン部(33、53;83;133、153;233、253)と角度(α、β、γ、δ)で交差する更なる接続ライン部(34、54;84;134、154;234、254)を有し、
    接続ラインの更なる接続ライン部(34、54;234、254)を成形するための成形工具を取り外すための工具開口部(36、56;236、256)と、この工具開口部(36、56;236、256)を閉じるための閉鎖要素(38、58;238、258)とが設けられ、
    第1の接続ラインの更なる接続ライン部(34;234)を閉じるための第1の閉鎖要素(38;238)が、第1の流管部(21;221)に設けられ、
    第2の接続ラインの更なる接続ライン部(54;254)を閉じるための第2の閉鎖要素(58;258)が、第2の流管部(41;241)に設けられている、
    ことを特徴とする、呼吸流量センサ。
  2. 前記第1の接続ラインの、少なくとも部分的に直線状に延びる前記更なる接続ライン部(34;154;234;254)は、当該第1の接続ラインの、前記流管(12;212)の長手方向軸(14;124;214)に本質的に平行に延びる前記接続ライン部(33;153;233;253)と、40°~70°の角度(α)で交差することを特徴とする、請求項に記載の呼吸流量センサ。
  3. 前記第1の接続ラインの、前記更なる接続ライン部(34;154;234;254)と前記接続ライン部(33;153;233;253)の交差する前記角度(α)が、48°~62°であることを特徴とする、請求項に記載の呼吸流量センサ。
  4. 前記第1の接続ラインの、前記更なる接続ライン部(34;154;234;254)と前記接続ライン部(33;153;233;253)の交差する前記角度(α)が、52°~58°であることを特徴とする、請求項に記載の呼吸流量センサ。
  5. 前記第2の接続ラインの、少なくとも部分的に直線状に延びる前記更なる接続ライン部(54;134;234;254)は、当該第2の接続ラインの、前記流管(12;212)の長手方向軸(14;124;214)に本質的に平行に延びる前記接続ライン部(53;133;233;253)と、130°~160°の角度(β)で交差することを特徴とする、請求項またはに記載の呼流量センサ。
  6. 前記第2の接続ラインの、前記更なる接続ライン部(54;134;234;254)と前記接続ライン部(53;133;233;253)の交差する前記角度(β)が、138°から152°であることを特徴とする、請求項に記載の呼吸流量センサ。
  7. 前記第2の接続ラインの、前記更なる接続ライン部(54;134;234;254)と前記接続ライン部(53;133;233;253)の交差する前記角度(β)が、142°から148°であることを特徴とする、請求項に記載の呼吸流量センサ。
  8. 前記第1の接続部(32;82;132;232)が、前記第2の接続部(52;102;152;252)に隣接して配置され、
    前記第1の接続部(32;82;132;232)はまた、前記第2の接続部(52;102;152;252)から距離を置いて配置されることを特徴とする、請求項1~のいずれか1項に記載の呼吸流量センサ。
  9. 前記第1の接続部(32;82;132;232)は、前記第1の流管部(21;81;121;221)の外側ジャケット表面上に少なくとも部分的に設けられ、
    および/または、
    前記第2の接続部(52;102;152;252)は、前記第2の流管部(41;101;141;241)のジャケット表面上に少なくとも部分的に設けられていることを特徴とする、請求項1~のいずれか1項に記載の呼吸流量センサ。
  10. 前記第1の流管部(21;81;121;221)および/または前記第2の流管部(41;101;141;241)は、本質的に円筒形の部分(22、42;222、242)および半径方向に広がる部分(26;226;46、246)を有し、
    前記半径方向に広がる部分(26;226;226;46、246)は、それぞれの前記第1の流管部(21;81;121;221)または前記第2の流管部(41;101;141;241)の開放端(24、224;44、244)に向かって広がり、
    前記第1の流管部(21;81;121;221;221)および前記第2の流管部(41;101;141;241)の開放端(24、224;44、244)に、それぞれ、接触面を有する、半径方向に突出するフランジ(27、47;227、247)が設けられていることを特徴とする、請求項1~のいずれか1項に記載の呼吸流量センサ。
  11. 第1の流管部(21;81;121;221)の半径方向に広がる部分(26;226)上に、第2の流管部(41;101;141;241)の第2の接続部(52;102;152;252)を少なくとも部分的に受けるための第1の接続凹部(27a;227a)が存在し、
    および/または、
    第2の流管部の半径方向に広がる部分(46;246)上に、第1の流管部(21;81;121;221)の第1の接続部(32;82;132;232)を少なくとも部分的に受けるための更なる接続凹部(47a;247a)が存在することを特徴とする、請求項10に記載の呼吸流量センサ。
  12. 前記第1の閉鎖要素(38)は、第1のヒンジを介して、前記第1の流管部(21)に旋回可能に設けられ、
    および/または、
    前記第2の閉鎖要素(58)は、第2のヒンジを介して、前記第2の流管部(41)に旋回可能に設けられていることを特徴とする、請求項1~8のいずれか1項に記載の呼吸流量センサ。
  13. 前記第1のヒンジおよび前記第2のヒンジが可撓性ヒンジ(39、59)であることを特徴とする請求項12に記載の呼吸流量センサ。
  14. 前記工具開口部(36、56;236、256)および/または前記閉鎖要素(38、58;238、258)上に溝/櫛形構造(37、40、57、60)が設けられ、
    前記閉鎖要素(38、58;238、258)は、前記工具開口部(36、56;236、256)を閉鎖するために、シール接続によって、それぞれの流管部(21、41;221、241)に固定されることを特徴とする、請求項または12に記載の呼吸流量センサ。
  15. 前記閉鎖要素(38、58;238、258)は、超音波溶接によって、それぞれの流管部(21、41;221、241)に固定されることを特徴とする、請求項14に記載の呼吸流量センサ。
  16. 請求項1~15のいずれか1項に記載の少なくとも1つの呼吸流量センサ(11)と、前記呼吸流量センサ(11)の前記接続部(32、52;232、252)の1つを測定装置(76)に接続して測定装置(76)から呼吸流量センサ(11)への流体接続を生成する少なくとも1つの接続チューブ(73、74)とを有している呼吸アダプタにおいて、
    前記流体接続は、継ぎ目なしで、前記呼吸流量センサ(11)の流管部(21;81;121;221)の1つに直接形成されていることを特徴とする、呼吸アダプタ。
  17. 少なくとも1つの人工呼吸チューブ(77、79)およびマウスピース(78)が設けられ、
    少なくとも1つの人工呼吸チューブ(77)は、マウスピース(78)を少なくとも1つの呼吸流量センサ(11)に接続することを特徴とする、請求項16に記載の呼吸アダプタ。
  18. 呼吸流量センサであって、
    長手方向軸(14;124;214)と、第1の流管部(21;81;121;221)と、第2の流管部(41;101;141;241)とを有する流管(12;212)と、
    流管(12;212)内において第1の流管部(21;81;121;221)と第2の流管部(41;101;141;241)との間に配置された流動抵抗(61)と、
    流動抵抗(61)によって生成される圧力差を取り入れるための接続部(32、52;82、102;132、152;232、252)と、
    を有し、
    第1の接続部(32;82;132;232)は、第1の接続ラインを介して第1の流管部(21;81;121;221)に通じ、
    第2の接続部(52;102;152;252)は、第2の接続ラインを介して第2の流管部(41;101;141;241)に通じ、
    接続部(32、52;232、252)はそれぞれ、流管(12;212)の長手方向軸(14;124;214)に本質的に平行に延びる接続ライン部(33、53;83;133、153;233;253)を有し、
    接続部(32、52;82、102;132、152;232、252)の開口部(35、55;85;235、255)は、同じ方向に向けられ、
    第1の接続部(32;82;132;232)は、第1の流管部(21;81;121;221)に設けられ、
    第2の接続部(52;102;152;252)は、第2の流管部(41;101;141;241)に設けられ、
    第1の流管部(21;81;121;221)が第1のハウジング部分を形成し、第2の流管部(41;101;141;241)が第1のハウジング部分と分離可能な第2のハウジング部分を形成している、
    呼吸流量センサ(11)の製造方法において、
    a)第1の流管部(21;81;121;221)および第2の流管部(41;101;141;241)をそれぞれ製造工具金型で成形し、対応する接続ラインの接続ライン部(33または53;83;133または153;233または253)および更なる接続ライン部(34または54;84;134または154;234または254)が、成形工具としてのスライダによって、および/または、成形工具としてのピンによって形成されるステップと、
    b)第1の流管部(21;81;121;221)および第2の流管部(41;101;141;241)をそれぞれの製造工具金型から離型するステップと、
    c)第1の流管部(21;81;121;221)および第2の流管部(41;101;141;221)を互いに対して軸方向および角度位置について位置合わせするステップと、
    d)第1の流管部(21;81;121;221)および第2の流管部(41;101;141;241)のシール接続を形成するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
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