JP7451055B2 - トリガー式吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は、トリガー式吐出器に関する。
トリガーを引く牽曳操作によってポンプを作動させることで容器の内容物を吐出させることができるトリガー式吐出器において、牽曳操作によらなくても、例えばポンプの上部を押し下げる押し下げ操作により内容物を吐出させることができるもの(例えば特許文献1参照)が知られている。また、切り替え部材を操作することで吐出形態を切り替えることができるトリガー式吐出器(例えば特許文献2~3参照)も知られている。
特開2009-131817号公報 特開平8-252508号公報 特開平8-252509号公報
トリガー式吐出器は、その用途などによっては、霧状、連続流状などの吐出形態を牽曳操作による時と牽曳操作によらない時とで異ならせるのが好ましい場合がある。しかし、その度に切り替え部材を操作するのは煩わしい。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、牽曳操作による時と牽曳操作によらない時とで吐出形態が異なるトリガー式吐出器を提供することにある。
本発明のトリガー式吐出器は、トリガーを引く牽曳操作により、前記牽曳操作によらずにポンプを作動させることで容器の内容物を第2吐出形態で吐出させる第2形態から、前記内容物を前記第2吐出形態とは異なる第1吐出形態で吐出させる第1形態に形態が切り替わる吐出部を有することを特徴とする。
本発明のトリガー式吐出器は、上記構成において、ノズルに対する相対移動によって前記吐出部の前記形態を切り替えるノズルカバーを有するのが好ましい。
本発明のトリガー式吐出器は、上記構成において、前記ノズルカバーが、前記内容物を前記第1吐出形態で吐出する第1吐出口と、前記内容物を前記第2吐出形態で吐出する第2吐出口と、を有するのが好ましい。
本発明のトリガー式吐出器は、上記構成において、前記牽曳操作により前記トリガーに押圧されることで、前記第2吐出口と前記ノズルの流出口との連通が遮断されるように前記ノズルカバーを前記ノズルに対して軸方向に相対移動させる受圧部を有するのが好ましい。
本発明のトリガー式吐出器は、上記構成において、前記受圧部が、前記牽曳操作により前記内容物を前記吐出部から吐出させている間にわたって、前記第2吐出口と前記ノズルの前記流出口との連通が遮断されるように前記トリガーに押圧されるのが好ましい。
本発明のトリガー式吐出器は、上記構成において、前記ポンプが、前記牽曳操作により前記トリガーによって前記容器に向けて押し下げられることで前記ポンプを作動させる作動部材を有するのが好ましい。
本発明のトリガー式吐出器は、上記構成において、前記トリガーを反転させて、反転状態の前記トリガーを介して前記作動部材を前記容器に向けて押し下げることで、前記ポンプを作動させることができるのが好ましい。
本発明によれば、牽曳操作による時と牽曳操作によらない時とで吐出形態が異なるトリガー式吐出器を提供することができる。
図1(a)は、本発明の一実施形態であるトリガー式吐出器を有する吐出容器を牽曳操作前の状態で示す側面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す状態の一部断面側面図である。 図2(a)は、図1(a)に示す状態から牽曳操作を開始した状態を示す側面図であり、図2(b)は、図2(a)に示す状態の一部断面側面図である。 図3(a)は、図2(a)に示す状態から牽曳操作をさらに進めることでポンプの作動部材を押し下げた状態を示す側面図であり、図3(b)は、図3(a)のA-A断面図である。 図4(a)はノズルカバーの正面図であり、図4(b)はノズルカバーの周辺部の上面図である。 図5(a)は、第1吐出形態で内容物を吐出している状態のノズルカバーの周辺部を示す断面図であり、図5(b)は、第2吐出形態で内容物を吐出している状態のノズルカバーの周辺部を示す断面図である。 図6(a)は、図2(a)に示す状態の図4(b)のB-B断面図であり、図6(b)は、図6(a)に示す状態から牽曳操作をさらに進めた状態の断面図であり、図6(c)は、図6(b)に示す状態から牽曳操作をさらに進めて完了させた状態の断面図である。 図7(a)は、図1(a)に示す状態からトリガーを反転させた状態を示す側面図であり、図7(b)は、図7(a)に示す状態の一部断面側面図であり、図7(c)は、図7(b)のC-C断面図である。 図8(a)は、図7(a)に示す状態からポンプの作動部材を押し下げた状態を示す側面図であり、図7(b)は、図7(a)に示す状態の一部断面側面図であり、図8(c)は、図8(b)のD-D断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態であるトリガー式吐出器1は、容器2の口部2aに取り付けられて吐出容器3を構成している。容器2は、ボトル状をなしており、筒状の口部2aと、口部2aの下端に連なる胴部2bと、胴部2bの下端に連なる底部と、を有している。容器2内には液状の内容物C(図5参照)が収容されている。内容物Cは特に限定されないが、例えば、アルコールなどの消毒液や、洗浄液などである。
なお、本明細書において、上下方向とは口部2aの中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とは底部から口部2aに向かう方向を意味し、下方とはその反対方向を意味し、前方とは、上下方向に垂直に中心軸線Oからノズル10の先端部に向かう方向を意味し、後方とはその反対方向を意味し、左右方向とは上下方向と前後方向との両方に垂直な方向を意味している。
吐出器1は、口部2aに取り付けられる支持部4と支持部4に対して上下方向に相対移動可能な作動部材5とを備えるポンプ6と、支持部4に左右方向に沿って延びる第1回転軸線P1を中心に回転可能に支持されるベース7と、ベース7に左右方向に沿って延びる第2回転軸線P2を中心に回転可能に支持されるトリガー8と、を有している。
作動部材5は、上下方向に沿って延びるとともに支持部4から上方に突出する筒状のステム9と、ステム9の上端部から前方に向けてやや上方に傾斜して延びる筒状のノズル10と、ステム9の内部流路であるステム流路に連通するノズル10の内部流路であるノズル流路の前端部に配置される流れ調整部材11と、ノズル10の前端部にノズル10の軸心Qに沿う方向であるノズル軸方向に沿って相対移動可能に取り付けられるノズルカバー12と、ステム9の上端から上方に突出する柱状の受け部13と、を有している。
ポンプ6は、詳細は図示しないが、作動部材5が支持部4に対して下方に相対移動することで作動し、それにより容器2内の内容物Cを作動部材5に設けられた吐出部14から吐出させる公知の構造を有している。つまり、ポンプ6は、作動部材5が支持部4に対して相対的に上下方向に往復運動することで、内容物Cを吸引、圧送して吐出部14から吐出させる。吐出部14は、ノズル10の先端部(前端部)とノズルカバー12とで構成されている。
ベース7は、支持部4に第1回転軸線P1を中心に回転可能に軸支されるとともに作動部材5の左右両側に設けられ且つ後部で介在部材を介して互いに連なる2つの側板7aを有している。
トリガー8は、ベース7に第2回転軸線P2を中心に回転可能に軸支されるとともに作動部材5の左右両側に設けられ且つトリガー8の先端側部分で介在部材を介して互いに連なる2つの側壁8aを有している。
流れ調整部材11は、ノズル10の流出口内でノズル流路の軸心Qに向かう渦流を形成する渦流路を形成するための流路部材11aと、流路部材11aの上流側の流体圧が所定圧力に達するまでノズル流路を閉塞するように構成される蓄圧用の弁体11bと、を有している。なお、流路部材11aと弁体11bは一体に形成されているが、別体に形成してもよい。流路部材11aは嵌合によってノズル10に一体に取り付けられている。
図4~図5に示すように、ノズルカバー12は、ノズル10の外周面によってノズル軸方向に案内される筒状の被案内壁12aと、被案内壁12aの前部に一体に連なりノズル10の先端面(前端面)を覆う端面壁12bと、を有している。
また、ノズルカバー12は、被案内壁12aがノズル10の外周面に係止される前端位置と、端面壁12bがノズル10の先端面に当接する後端位置と、の間でノズル10に対してノズル軸方向に沿って相対移動することができる。ノズルカバー12は、ノズル10に対してノズル軸方向に沿って前方側に相対移動するようにノズルカバー付勢部材15によって付勢されている。
被案内壁12aは、ノズルカバー付勢部材15として、被案内壁12aの壁本体からノズル軸方向に沿って後方側に自由端まで延びる片持ち構造の2つの弾性片15aを有している。各々の弾性片15aは、ノズルカバー12が前端位置から後端位置まで移動することで、ノズル10の外周面に設けられた段部10aに弾性変形によって乗り上げるとともにその弾性変形からの復元力により、ノズルカバー12が後端位置から前端位置まで移動するようにノズルカバー12を付勢する。また、一方の弾性片15aは被案内壁12aの上部に設けられ、他方の弾性片15aは被案内壁12aの下部に設けられている。なお、ノズルカバー付勢部材15を構成する弾性片15aの数、配置及び構造は適宜設定できる。
端面壁12bは、第1形態において内容物Cを第1吐出形態で吐出する第1吐出口16と、第2形態において内容物Cを第2吐出形態で吐出する第2吐出口17と、を有している。第1吐出口16は、端面壁12bの前面にノズル軸方向に沿って前方側に向けて拡径する末広がり状をなすように設けられた凹部12cの底面において端面壁12bを貫通するとともにノズル流路の軸心Q上に設けられた穴である。第2吐出口17は、ノズル軸方向に見てノズル10の流出口からずれた位置で端面壁12bを貫通するとともに第1吐出口16よりも大きい穴である。また、第2吐出口17はノズル10の流出口よりも下方に設けられ、斜め下方向を向いている。
ノズルカバー12が後端位置にある時は、図5(a)に示すように、端面壁12bとノズル10の前端面とが接することで第2吐出口17とノズル10の流出口との連通が遮断され、ポンプ6によってノズル10の流出口に圧送された内容物Cは、端面壁12bの後面と流路部材11aの前端面との間に形成される渦流路を通って渦流となり、第1吐出口16から霧状に吐出される。このように、ノズルカバー12が後端位置にある時は、吐出部14は、内容物Cが第1吐出形態である霧状で吐出される第1形態をなす。
一方、ノズルカバー12が前端位置にある時は、図5(b)に示すように、端面壁12bとノズル10の前端面とが離間することで第2吐出口17とノズル10の流出口とが連通し、ポンプ6によってノズル10の流出口に圧送された内容物Cは、第1吐出口16よりも大きくそのために流路抵抗が小さい第2吐出口17から連続流状に吐出される。この時、第2吐出口17が斜め下方向に向いていることから、内容物Cは斜め下方向に吐出される。上記のように、ノズルカバー12が前端位置にある時は、吐出部14は、内容物Cが第2吐出形態である連続流状で吐出される第2形態をなす。
図1~図3に示すように、作動部材5は、トリガー8を引く牽曳操作により、図示しない付勢部材による上方への付勢力に抗して押し下げられ、これによりポンプ6内に収容されている内容物Cを吐出部14から吐出させる。また、牽引操作の解除により、上記付勢力によって元の位置に復帰しながら容器2内の内容物Cをポンプ6内に吸引する。
図1~図2に示すように、トリガー8は、所定量の牽曳操作によってトリガー8がベース7に対して第2回転軸線P2を中心に下方(且つ後方)に相対回転することによってベース7に当接し、それ以上の相対回転を停止させるストッパ18を有している。ストッパ18は、トリガー8の2つの側壁8aに1つずつ設けられた2つの部分からなっている。ベース7は、ベース7に対するトリガー8の相対回転を停止させるためにトリガー8に当接する下向き段部19を有しており、下向き段部19は、ベース7の2つの側板7aに1つずつ設けられた2つの部分からなっている(図3(b)参照)。
図6(a)に示すように、ノズルカバー12は、上記所定量の牽曳操作によりノズルカバー付勢部材15の付勢力に抗してトリガー8に押圧されることで、第2吐出口17とノズル10の流出口との連通が遮断されるようにノズルカバー12を前端位置から後端位置まで移動させる受圧部20を有している。
図4(b)に示すように、受圧部20は、ノズルカバー12の被案内壁12aから左右両側に突出する2つの凸部20aからなっている。トリガー8の各々の側壁8aは、ノズルカバー12を前端位置から後端位置まで移動させるために受圧部20を構成する凸部20aを押圧する押圧壁8bを有している。各々の押圧壁8bは、左右方向の内側に向けて突出するとともに側壁8aの前端縁に沿って延びる庇状をなしている。各々の押圧壁8bの後面によって受圧部20を構成する凸部20aが押圧される。
図2~図3に示すように、トリガー8は、上記所定量の牽曳操作によりストッパ18がベース7に当接した状態からさらに牽曳操作されることで、ベース7と一体に支持部4に対して第1回転軸線P1を中心に下方(且つ後方)に相対回転する。このベース7の下方への相対回転は、連携部21(図7(c)参照)を介して作動部材5に伝えられ、それにより作動部材5は支持部4に対して下方に相対移動する。つまり、ベース7の連携部21によって作動部材5が押し下げられる。なお、連携部21は2つの側板7aの内面に1つずつ設けられた2つの下向きの段部からなっている。
図6(b)~(c)に示すように、このとき受圧部20は、牽曳操作により内容物Cを吐出部14から吐出させている間(つまり作動部材5が押し下げられている間)にわたって、第2吐出口17とノズル10の流出口との連通が遮断される(つまりノズルカバー12が後端位置に留まる)ようにトリガー8の2つの押圧壁8bに押圧される。
したがって、牽曳操作によって内容物Cを吐出している間は常に吐出部14が第1形態をなし、それにより、常に内容物Cが第1吐出形態である霧状で吐出される。
牽曳操作を解除すると、上方に復帰する作動部材5が連携部21を介してベース7を押し上げ、これによりベース7も上方に復帰する。また、このときトリガー8は、ノズルカバー付勢部材15の付勢力により後端位置から前端位置に復帰するノズルカバー12によって受圧部20を介して押し上げられ、図1に示すように上方に復帰する。またこのときのノズルカバー12の前端位置への復帰により、吐出部14が第2形態に復帰する。
吐出器1は、牽曳操作によらずにポンプ6を作動させることで、内容物Cを第2形態の吐出部14から第2吐出形態である連続流状で吐出させることもできる。つまり、図7~図8に示すように、吐出器1は、トリガー8を反転させて、反転状態のトリガー8を介して作動部材5を容器2に向けて押し下げることで、ポンプ6を作動させることができるように構成されている。
このような使用をする際は、まず、図7に示すように、トリガー8を第2回転軸線P2を中心に上方に回転させて、それにより、ストッパ18をベース7に設けられた規制リブ22に当接させ、弾性変形によって乗り越えさせ、そしてトリガー8の先端側部分を作動部材5の受け部13に当接させる。なお、規制リブ22は図3(b)に示すように2つの側板7aに1つずつ設けられた2つの部分からなっている。
そしてこの状態から、図8に示すように、トリガー8の先端側部分を押し下げる押し下げ操作を行う。押し下げ操作が行われている間は常に、ノズルカバー12はノズルカバー付勢部材15の付勢力により前端位置に留まっている。したがって、押し下げ操作によって内容物Cを吐出している間は常に吐出部14が第2形態をなし、それにより、常に内容物Cが第2吐出形態である連続流状で吐出される。
以上説明したように、本実施形態のトリガー式吐出器1によれば、通常どおりにトリガー8を引く牽曳操作によって内容物Cを吐出することができるのは勿論、押し下げヘッド式吐出器1を使用する時のような押し下げ操作によっても内容物Cを吐出させることができる。
また、本実施形態の吐出器1は、トリガー8を引く牽曳操作により、内容物Cを第2吐出形態で吐出させる第2形態から内容物Cを第2吐出形態とは異なる第1吐出形態で吐出させる第1形態に形態が切り替わる吐出部14を有している。したがって、本実施形態によれば、特段の操作を要することなく、牽曳操作による時は第1吐出形態で吐出させる一方、押し下げ操作による時は第2吐出形態で吐出させることができる。
特に、アルコール等の消毒液を内容物Cとする場合には、第1吐出形態を霧状とし、第2吐出形態を連続流状とすることで、牽曳操作によって周囲を容易に消毒することも、押し下げ操作によって手指などを容易に消毒することも可能にすることができ、優れた利便性を実現することができる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前記実施形態のトリガー式吐出器1は、例えば以下に述べるような種々の変更が可能である。
前記実施形態のトリガー式吐出器1は、トリガー8を引く牽曳操作により、牽曳操作によらずにポンプ6を作動させることで容器2の内容物Cを第2吐出形態で吐出させる第2形態から、内容物Cを第2吐出形態とは異なる第1吐出形態で吐出させる第1形態に形態が切り替わる吐出部14を有する限り、種々変更可能である。
なお、トリガー式吐出器1は、ノズル10に対する相対移動によって吐出部14の形態を切り替えるノズルカバー12を有するのが好ましい。
トリガー式吐出器1は、ノズルカバー12が、内容物Cを第1吐出形態で吐出する第1吐出口16と、内容物Cを第2吐出形態で吐出する第2吐出口17と、を有するのが好ましい。
トリガー式吐出器1は、牽曳操作によりトリガー8に押圧されることで、第2吐出口17とノズル10の流出口との連通が遮断されるようにノズルカバー12をノズル10に対して軸方向に相対移動させる受圧部20を有するのが好ましい。
トリガー式吐出器1は、受圧部20が、牽曳操作により内容物Cを吐出部14から吐出させている間にわたって、第2吐出口17とノズル10の流出口との連通が遮断されるようにトリガー8に押圧されるのが好ましい。
トリガー式吐出器1は、ポンプ6が、牽曳操作によりトリガー8によって容器2に向けて押し下げられることでポンプ6を作動させる作動部材5を有するのが好ましい。
トリガー式吐出器1は、トリガー8を反転させて、反転状態のトリガー8を介して作動部材5を容器2に向けて押し下げることで、ポンプ6を作動させることができるのが好ましい。
前記実施の形態では第1吐出形態を霧状とし、第2吐出形態を連続流状としているが、これらに限らず、各々の吐出形態は例えば霧状、連続流状、泡状、シャワー状などから適宜選択でき、それに合わせて流路部材11aの形状も適宜設定できる。また、前記実施の形態では流れ調整部材11を設けているが、弁体11b又は流路部材11aを設けない構成としてもよいし、流れ調整部材11自体を設けない構成としてもよい。
1 トリガー式吐出器
2 容器
2a 口部
2b 胴部
3 吐出容器
4 支持部
5 作動部材
6 ポンプ
7 ベース
7a 側板
8 トリガー
8a 側壁
8b 押圧壁
9 ステム
10 ノズル
10a 段部
11 流れ調整部材
11a 流路部材
11b 弁体
12 ノズルカバー
12a 被案内壁
12b 端面壁
12c 凹部
13 受け部
14 吐出部
15 ノズルカバー付勢部材
15a 弾性片
16 第1吐出口
17 第2吐出口
18 ストッパ
19 下向き段部
20 受圧部
20a 凸部
21 連携部
22 規制リブ
C 内容物
O 中心軸線
P1 第1回転軸線
P2 第2回転軸線
Q ノズルの軸心

Claims (7)

  1. トリガーを引く牽曳操作により、前記牽曳操作によらずにポンプを作動させることで容器の内容物を第2吐出形態で吐出させる第2形態から、前記内容物を前記第2吐出形態とは異なる第1吐出形態で吐出させる第1形態に形態が切り替わる吐出部を有することを特徴とするトリガー式吐出器。
  2. ノズルに対する相対移動によって前記吐出部の前記形態を切り替えるノズルカバーを有する、請求項1に記載のトリガー式吐出器。
  3. 前記ノズルカバーが、前記内容物を前記第1吐出形態で吐出する第1吐出口と、前記内容物を前記第2吐出形態で吐出する第2吐出口と、を有する、請求項2に記載のトリガー式吐出器。
  4. 前記牽曳操作により前記トリガーに押圧されることで、前記第2吐出口と前記ノズルの流出口との連通が遮断されるように前記ノズルカバーを前記ノズルに対して軸方向に相対移動させる受圧部を有する、請求項3に記載のトリガー式吐出器。
  5. 前記受圧部が、前記牽曳操作により前記内容物を前記吐出部から吐出させている間にわたって、前記第2吐出口と前記ノズルの前記流出口との連通が遮断されるように前記トリガーに押圧される、請求項4に記載のトリガー式吐出器。
  6. 前記ポンプが、前記牽曳操作により前記トリガーによって前記容器に向けて押し下げられることで前記ポンプを作動させる作動部材を有する、請求項1~5の何れか1項に記載のトリガー式吐出器。
  7. 前記トリガーを反転させて、反転状態の前記トリガーを介して前記作動部材を前記容器に向けて押し下げることで、前記ポンプを作動させることができる、請求項6に記載のトリガー式吐出器。
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