JP7449832B2 - アブレーション用医療器具 - Google Patents

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Description

本発明は、アブレーション用医療器具に関する。
撮像機能を有するカテーテルとして、例えば特許文献1に開示されているカテーテルがある。このカテーテルは、管状の本体の先端から前方へ流体を射出するための流体送出用チャネルと、本体の先端から外界を観察するための撮像用チャネルと、管状本体の先端から所定長さの区間を側方へ屈曲させ得る屈曲機構と、管状の本体の先端からさらに前方に伸びるフードとを有している。このフードは、基本形状が円筒形または先端に向かって広がる中空の円錐台形となっている。また、フードの先端部は、基本形状を斜めに切断して得られる形状となっており、その先端面にはフード内の空洞が開口している。このカテーテルにおいては、管状本体先端部を屈曲させてフードの開口を例えば血管壁などの観察対象部に接近または接触させ、流体射出用チャネルから透明流体(例えば、生理食塩水)を噴射すれば、フードの覆いによって、少ない噴射量であっても、観察対象部の周囲を効果的に透明化でき、観察対象部の様子を視覚的に観察できる。
特許第5736621号公報
特許文献1のカテーテルによれば、血管内において撮像用チャネル周囲から血液を除去し、観察対象部の様子を視覚的に観察できる。しかしながら、特許文献1に記載のカテーテルは、観察対象部を視覚的に観察するに止まり、観察対象部を治療することができていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、治療部位を視覚的に観察しつつ、治療部位を治療する技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るアブレーション用医療器具は、生体組織を焼灼する焼灼光を先端から出射する第1光ファイバと、前記先端が向いている方向の画像を伝送する伝送部と、前記先端が向いている方向へ照明光を出射する照明部と、前記先端が向いている方向へ液体を吐出する吐出部と、前記先端の向きを変化させる方向変更部と、前記先端から前記生体組織までの間へ血液が入るのを防ぐ防止部と、を備える。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記焼灼光が照射される焼灼部位を照らすガイド光を出射する第2光ファイバを備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記ガイド光は、赤色光又は緑色光であることを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記照明部は、長手方向に沿って中空部を有し、前記中空部に前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記伝送部が配置されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記防止部は、前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端を覆い、前記焼灼光、前記照明光及び前記ガイド光を透過することを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記防止部は、先端の形状が半球形状であることを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記防止部は、中空で先端に開口部を有し、前記開口部と前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端との間に前記開口部に向けて移動可能で前記焼灼光、前記照明光及び前記ガイド光を透過する仕切りを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記防止部は、可撓性を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端を囲む環状の弾性体を有し、前記防止部は、前記弾性体に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記防止部は、柔軟性及び可撓性を有し、筒状又はスカート状に形成され、前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端より前方に位置することを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記防止部は、前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端より前方に位置し、長手方向に移動可能な中空管に収納され、袋状に形成されて前記焼灼光、前記照明光及び前記ガイド光を透過することを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記吐出部は、少なくとも前記液体の吐出量又は前記液体の吐出方向を変更可能であることを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、前記吐出部は、前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端を囲むリング状の吐出口から前記液体を吐出することを特徴とする。
本発明の一態様に係るアブレーション用医療器具は、ガイドワイヤーに沿って血管内を案内されることを特徴とする。
本発明によれば、治療部位を視覚的に観察しつつ、治療部位を治療することができる。
図1は、実施形態に係るアブレーションシステムの構成を示す図である。 図2は、実施形態に係るカテーテルの断面図である。 図3は、カテーテルの先端の部分断面図である。 図4は、カテーテルの先端の変形例の部分断面図である。 図5は、カテーテルの先端の変形例の部分断面図である。 図6は、カテーテルの先端の変形例の部分断面図である。 図7は、カテーテルの先端の変形例の部分断面図である。 図8は、カテーテルの先端の変形例の部分断面図である。 図9は、カテーテルの先端の変形例の部分断面図である。 図10は、変形例に係るカテーテルの断面図である。 図11は、変形例に係るカテーテルの断面図である。 図12は、変形例に係るカテーテルの断面図である。 図13は、カテーテルの先端の変形例を示す図である。 図14は、カテーテルの先端の変形例を示す図である。 図15は、生理食塩水を排出するルーメンチューブの先端の変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。さらに、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係などは、現実のものとは異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
<実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係るアブレーションシステムの構成の一例を示す図である。本実施形態に係るアブレーションシステム1Aは、カテーテルアブレーションにより不整脈、特に心房細動の治療を行うシステムである。アブレーションシステム1Aは、カテーテル10、接続部20、スライダー30、液体ポンプ40、照明光源50、レーザ光源60、画像処理装置70及び表示装置80を備える。また、アブレーションシステム1Aは、チューブ41、チューブ42、光ファイバ61、光ファイバ62、イメージガイド103、及びライトガイド104を備える。
液体ポンプ40は、中空のチューブ41、42及び接続部20を介してカテーテル10の内部に配置されているルーメンチューブに接続されている。液体ポンプ40は、チューブ41及び接続部20を介して生理食塩水をルーメンチューブへ供給する。また、液体ポンプ40は、ルーメンチューブが排出した生理食塩水を、カテーテル10の内部に配置されたルーメンチューブ、接続部20及びチューブ42を介して吸引する。
照明光源50は、カテーテル10の先端が向いている方向を照らすための光を出力する光源である。照明光源50にはライトガイド104が接続される。照明光源50が出力する光は、接続部20及びカテーテル10の内部を通るライトガイド104を伝搬してカテーテル10の先端から出射する。本実施形態においては、照明光源50は、白色光の出力と赤外光の出力が可能となっており、白色光の出力と赤外光の出力を切り替えられる。なお、以下の説明においては、説明の便宜上、照明光源50が出力する光を照明光と称する場合がある。
レーザ光源60は、生体組織を焼灼するレーザ光である焼灼光と、焼灼光により焼灼される位置を照らすレーザ光であるガイド光を出力する光源である。レーザ光である焼灼光の波長は、例えば980nmである。なお、焼灼光の波長は、980nmに限定されるものではなく、生体組織を焼灼可能な光であれば他の波長であってもよい。レーザ光であるガイド光は、例えば赤色領域の波長の赤色光、又は緑色領域の波長の緑色光である。焼灼光は、光ファイバ61を介して接続部20へ伝搬し、ガイド光は、光ファイバ62を介して接続部20へ伝搬する。
画像処理装置70は、後述するイメージガイド103を介して伝送される画像を画像処理し、伝送された画像を表す映像信号を表示装置80へ出力する。表示装置80は、例えば液晶ディスプレイであり、画像処理装置70から出力された映像信号が表す画像を表示する。
カテーテル10は、血管内に挿入され、先端から焼灼光、照明光、ガイド光を出射し、先端から生理食塩水を吐出する。また、カテーテル10は、先端が向いている方向の画像を伝送する。カテーテル10は、カテーテルアブレーション用の医療器具の一例である。
図2は、カテーテル10の断面図であり、カテーテル10の径方向に沿った断面を示している。カテーテル10は、アウター11と、断面が円形のインナー12を備える。カテーテル10の直径は、8Fr以下であるのが好ましい。アウター11は、樹脂で形成されている。アウター11は、インナー12の外周面を保護するものであり、インナー12の外周面を覆っている。インナー12は、樹脂で形成されており、内部にルーメンチューブ110A、ルーメンチューブ110B、ルーメンチューブ110C、ルーメンチューブ110D、ルーメンチューブ110E及びルーメンチューブ110Fを有する。アウター11及びインナー12を形成する樹脂としては、例えば、ナイロンなどの熱可塑性ポリアミド系エラストマーを挙げることができる。
ルーメンチューブ110A~110Fは、樹脂で形成された中空のチューブである。ルーメンチューブ110A~110Fを形成する樹脂としては、例えば、ポリウレタン(PUR)、シリコーン、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などを挙げることができる。ルーメンチューブ110A~110Fは、カテーテル10の長手方向に沿ってインナー12の内部に配置されている。
ルーメンチューブ110Aの内部には、光ファイバ101が配置されている。光ファイバ101は、接続部20が備えるコネクタ(図示略)により光ファイバ61に接続される。光ファイバ101は、光ファイバ61からコネクタを介して伝搬された焼灼光を伝搬し、焼灼光を先端から出射する。光ファイバ101は、第1光ファイバの一例である。
ルーメンチューブ110Bの内部には、光ファイバ102が配置されている。光ファイバ102は、接続部20が備えるコネクタ(図示略)により光ファイバ62に接続される。光ファイバ102は、光ファイバ62からコネクタを介して伝搬されたガイド光を伝搬し、ガイド光を先端から出射する。光ファイバ102は、第2光ファイバの一例である。
ルーメンチューブ110Cの内部には、管状に形成されたライトガイド104が配置されている。ライトガイド104は、複数の光ファイバで構成されており、接続部20を通って照明光源50に接続される。ライトガイド104は、照明光源50から出力された照明光を伝搬し、先端から照明光を出射する。ライトガイド104は、照明部の一例である。
ライトガイド104の内部には、イメージガイド103が配置されている。イメージガイド103は、複数の光ファイバで構成されており、接続部20を通って画像処理装置70に接続される。イメージガイド103の先端には対物レンズが配置され、後端には接眼レンズが配置されている。イメージガイド103は、先端が向いている方向の画像を画像処理装置70へ伝送する。イメージガイド103は、伝送部の一例である。
ルーメンチューブ110Dの内部には、操作ワイヤー105が挿入されている。操作ワイヤー105は、スライダー30に接続されている。スライダー30をスライドさせることにより、スライダー30のスライド量とスライド方向に応じた角度で操作ワイヤー105の先端が湾曲する。術者は、スライダー30を操作することにより、カテーテル10の先端を所望の方向に曲げることができる。スライダー30及び操作ワイヤー105は、方向変更部の一例である。
ルーメンチューブ110Eは、接続部20が備えるコネクタ(図示略)によりチューブ41に接続されている。ルーメンチューブ110Eは、長手方向に沿った中空部106を有する。チューブ41からコネクタを介して供給される生理食塩水は、中空部106を通って先端から排出される。ルーメンチューブ110Eは、吐出部の一例である。
ルーメンチューブ110Fは、接続部20が備えるコネクタ(図示略)によりチューブ42に接続されている。ルーメンチューブ110Fは、長手方向に沿った中空部106を有する。ルーメンチューブ110Eの先端から排出された生理食塩水は、ルーメンチューブ110Fの中空部106を通って液体ポンプ40に吸引される。
図3は、カテーテル10の先端の部分断面図である。イメージガイド103の先端には、対物レンズ120が配置されている。また、カテーテル10の先端には、キャップ13が取り付けられている。キャップ13は、透明なガラスで外径が円柱形状に形成されている。キャップ13は、中心軸方向の一端側から所定の深さの内部空間131を有する。キャップ13は、内部空間131の開口している側がカテーテル10の先端に固着されている。キャップ13は、固着の一例である。
例えば、心房細動の治療を行う場合、カテーテル10は、足の付け根の血管から血管内に挿入され、カテーテル10を案内するガイドワイヤーに沿って血管内を通って心臓へ進められる。カテーテル10を血管内で進行させる際には、照明光源50から赤外光を出力させる。この赤外光は、ライトガイド104を伝搬してカテーテル10の先端から出射し、血液を透過して血管内を照明する。イメージガイド103は、赤外光が照射された血管内の画像を画像処理装置70へ伝送する。画像処理装置70は、伝送された画像を画像処理し、血管内の画像を示す映像信号を表示装置80へ出力する。表示装置80は、画像処理装置70が出力した映像信号が表す血管内の画像を表示する。術者は、表示された画像により血管内を視認することができる。
術者は、カテーテル10を血管内で進行させ、カテーテル10の先端を左心房内へ移動させる。術者は、スライダー30を操作してカテーテル10の先端を湾曲させ、キャップ13を左心房と肺静脈の連結部分に押し付ける。キャップ13が生体組織に押し付けられた後、照明光源50が出力する光は、白色光に切り替えられ、液体ポンプ40が駆動される。液体ポンプ40が駆動すると、生理食塩水がチューブ41とルーメンチューブ110Eを通り、内部空間131に排出される。内部空間131に排出された生理食塩水は、ルーメンチューブ110Fとチューブ42を通り、液体ポンプ40に吸引される。
次にレーザ光源60が操作され、ガイド光がレーザ光源60から出力されると、ガイド光は、光ファイバ62と光ファイバ102を伝搬し、カテーテル10の先端から出射される。カテーテル10の先端から出射されたガイド光は、焼灼光が照射される位置に照射される。
術者は、表示装置80で表示される画像により、ガイド光が照射されている位置を確認し、必要に応じてスライダー30を操作してカテーテル10を湾曲させて焼灼光の照射位置を決定する。次にレーザ光源60が操作され、焼灼光がレーザ光源60から出力されると、焼灼光は、光ファイバ61と光ファイバ101を伝搬し、カテーテル10の先端から出射する。カテーテル10の先端から出射された焼灼光は、左心房と肺静脈の連結部分を焼灼する。
術者は、焼灼光の照射位置を変えて焼灼光の照射を複数回行うことにより、左心房における肺静脈の開口部周囲を焼灼光で焼灼し、肺静脈と左心房の間の電気的連絡を遮断し、肺静脈からの異常な電流が心房に入り込まないようにする。
本実施形態によれば、焼灼光で焼灼する位置を画像で観察しつつ、生体組織を焼灼して心房細動の治療を行うことができる。また、本実施形態によれば、バルーンを用いたカテーテルアブレーションと比較すると、血流を止めずに生体組織の焼灼を行うことができる。また、本実施形態によれば、キャップ13を生体組織に押し付けることにより、焼灼光を出射する光ファイバ101の先端から生体組織までの間に血液が入るのを防ぐことができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。上述した各実施形態及び各変形例の構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態や変形例に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。なお、以下に説明する各変形例の説明においては、実施形態や他の変形例と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略し、実施形態や他の変形例との相違点について説明する。
前述の実施形態においては、カテーテル10の先端には、ガラスで形成されたキャップ13が固着されているが、カテーテル10の先端に固着されるキャップは、ガラスで形成されたものに限定されるものではない。図4は、カテーテル10の先端の変形例の部分断面図である。図4に示すキャップ13Aは、可撓性を有する透明な樹脂で外径が円柱形状に形成されたキャップである。キャップ13Aを形成する樹脂は、例えば、ポリウレタンやシリコーンなどを挙げることができる。キャップ13Aは、キャップ13と同じく内部空間131を有し、内部空間131の開口している側がカテーテル10の先端に固着されている。可撓性を有するキャップ13Aは、肺静脈の開口部周囲に押し付けられたときに変形するため、安定して肺静脈の開口部周囲に接触させることができる。キャップ13Aは、防止部の一例である。
なお、キャップ13Aを採用する場合、図5に示すように、キャップ13Aとカテーテル10の先端との間に弾性を有する円環形状の弾性体132を配置してもよい。この構成によれば、キャップ13Aを肺静脈の開口部周囲に押し付けたときに弾性体132も変形し、キャップ13Aを安定して肺静脈の開口部周囲に接触させることができる。
また、前述の実施形態においては、キャップ13は、生体組織に押し付けられる側が開口していないが、生体組織に押し付けられる側が開口している構成であってもよい。図6、7は、カテーテル10の先端の変形例の部分断面図である。図6に示すキャップ13Bは、ガラスで形成された外径が円柱形状のキャップである。キャップ13Bは、中心軸方向に沿って内部空間131Bを有する。内部空間131Bは、キャップ13Bの中心軸方向の両側で開口しており、一方の開口部は、他方の開口部より狭くなっている。キャップ13Bは、広い開口部がある側が、カテーテル10の先端に固着されている。内部空間131Bの内部には、円板形状の仕切り板133が配置されている。仕切り板133は、ルーメンチューブ110Eから生理食塩水が排出されると前方へ移動し、仕切り板133より前方にある血液を排除する。本変形例においても、光ファイバ101の先端から生体組織までの間に血液が入るのを防ぐことができる。キャップ13Bは、防止部の一例である。
図7に示すキャップ13Cは、可撓性を有する樹脂で円管形状に形成されたキャップである。キャップ13Cは、中心軸方向に沿った内部空間131Cを有する。内部空間131Cは、キャップ13Cの中心軸方向の両側で開口しており、一方の開口部は、他方の開口部より狭くなっている。キャップ13Cは、広い開口部がある側が、カテーテル10の先端に固着されている。キャップ13Cの先端は、肺静脈の開口部周囲に接触させられる。キャップ13Cの先端が生体組織に接している状態でルーメンチューブ110Eから生理食塩水が排出されると、内部空間131C内にある血液が生理食塩水によってキャップ13Cの外へ排出され、光ファイバ101の先端から生体組織までの間にある血液が排除される。キャップ13Cは、防止部の一例である。なお、カテーテル10の先端にキャップ13Cが固着される構成においては、カテーテル10がルーメンチューブ110Fを備えていない構成であってもよい。
前述の実施形態においては、カテーテル10の先端には、ガラスで形成されたキャップ13が固着されているが、キャップに替えて柔軟性と可撓性を有するフードをカテーテル10の先端に固着させてもよい。図8は、カテーテル10の先端の変形例の部分断面図である。図8に示すフード14は、柔軟性があり可撓性を有する樹脂で筒状に形成されている。フード14は、先端に向かって外径及び内径が広くなるように形成されており、外径が小さい側が、カテーテル10の先端に固着されている。なお、フード14は、先端に向かうにつれて径が大きくなるスカート状に形成されていてもよい。フード14は、防止部の一例である。
フード14をカテーテル10の先端に固着させた構成においては、カテーテル10は、可撓性を有する中空のパイプ21の内部に挿入される。パイプ21は、図示省略したスライド機構により、術者の操作に応じてカテーテル10の長手方向へカテーテル10に対して相対的に移動可能となっている。術者がスライド機構を操作すると、パイプ21がカテーテル10に対して相対的に移動し、図8(b)に示すようにフード14が露出する。
術者は、露出したフード14の先端を左心房と肺静脈の連結部分に押し付ける。フード14の先端が左心房と肺静脈の連結部分に押し付けられた後、生理食塩水がルーメンチューブ110Eの先端から排出されると、フード14内にある血液が生理食塩水によってフード14の外に排出され、光ファイバ101の先端から生体組織までの間にある血液が排除される。なお、カテーテル10の先端にフード14が固着される構成においては、カテーテル10がルーメンチューブ110Fを備えていない構成であってもよい。
前述の変形例においては、カテーテル10の先端には、フード14が固着されているが、フード14に替えて柔軟性と可撓性を有する透明な袋をカテーテル10の先端に固着してもよい。図9は、カテーテル10の先端の変形例の部分断面図である。袋15は、柔軟性があり可撓性を有する樹脂で袋状に形成されている。袋15は、開口部が円形となっており、開口部側がカテーテル10の先端に固着されている。袋15は、防止部の一例である。術者がスライド機構を操作すると、パイプ21がカテーテル10に対して相対的に移動し、図9に示すように袋15が露出する。術者は、露出した袋15の先端を左心房と肺静脈の連結部分に押し付ける。袋15の先端が左心房と肺静脈の連結部分に押し付けられた後、生理食塩水がルーメンチューブ110Eの先端から排出されると、袋15の内部が生理食塩水で満たされる。生理食塩水で満たされた袋15は、生体組織に押し付けたときに変形するため、袋15と生体組織との間にある血液を排除し、袋15を安定して肺静脈の開口部周囲に接触させることができる。
前述の実施形態においては、光ファイバ101は、ルーメンチューブ110Aの内部に配置され、光ファイバ102は、ルーメンチューブ110Bの内部に配置されているが、カテーテル10の内部における光ファイバ101及び光ファイバ102の位置は、実施形態の位置に限定されるものではない。図10は、光ファイバ101及び光ファイバ102の配置位置の変形例に係るカテーテル10Bの断面図であり、カテーテル10Bの径方向に沿った断面を示している。
カテーテル10Bは、ルーメンチューブ110Aとルーメンチューブ110Bを備えておらず、ライトガイド104の中空部に光ファイバ101と光ファイバ102が挿入されている点でカテーテル10と相違している。この構成によれば、カテーテル10と比較して、インナー12の内部に配置するルーメンチューブの数を少なくすることができる。
上述した実施形態においては、血管内の画像をイメージガイド103で伝送しているが、血管内の画像を伝送する構成は、イメージガイド103を用いる構成に限定されるものではない。図11は、イメージガイド103に替えて撮像素子を備えるカテーテル10Cの断面図であり、カテーテル10Cの径方向に沿った断面を示している。アウター11Cは、樹脂で形成されている。アウター11Cは、インナー12の外周面を保護するものであり、インナー12の外周面を覆っている。アウター11Cの内周面には、内周面から中央に向かって突出した凸部1001がカテーテル10Cの長手方向に沿って複数形成されている。カテーテル10Cは、ルーメンチューブ110Bと光ファイバ102が配置されていない点でカテーテル10と相違している。なお、カテーテル10Cは、ルーメンチューブ110Bを有し、ルーメンチューブ110の内部に光ファイバ102が配置されている構成であってもよい。また、カテーテル10Cにおいては、インナー12の直径がアウター11Cの直径より小さく、凸部1001より中央側にインナー12が位置し、アウター11の内周面とインナー12の外周面との間に搬送路16が形成されている。搬送路16は、接続部20においてチューブ41に連通している。搬送路16は、吐出部の一例である。チューブ41から供給される生理食塩水は、搬送路16を通り、カテーテル10Cの先端から排出される。
カテーテル10Cにおいては、ルーメンチューブ110Eとルーメンチューブ110Fの内部にライトガイド104Cが挿入されている。ライトガイド104Cは、複数の光ファイバで構成されており、接続部20を通って照明光源50に接続される。ライトガイド104Cは、照明部の一例である。また、カテーテル10Cにおいては、ルーメンチューブ110Dがインナー12の中央に配置され、ルーメンチューブ110Dの内部に操作ワイヤー105が挿入されている。また、カテーテル10Cは、ルーメンチューブ110Gを有している。ルーメンチューブ110Gの先端部には、CCD(Charge Coupled Device)素子である固体撮像素子107が配置されており、固体撮像素子107の前方には対物レンズ120が配置されている。固体撮像素子107は、ルーメンチューブ110G内に配置されたケーブルを介して画像処理装置70に接続されている。固体撮像素子107とケーブルは、伝送部の一例である。固体撮像素子107が撮影した画像は、画像処理装置70へ伝送されて表示装置80で表示される。本変形例においても、焼灼光で焼灼する位置を画像で観察しつつ、心臓の生体組織を焼灼し、治療を行うことができる。
図12は、イメージガイド103に替えて撮像素子を備えるカテーテル10Dの断面図であり、カテーテル10Dの径方向に沿った断面を示している。カテーテル10Dは、ルーメンチューブ110Hを備える。ルーメンチューブ110Hの内部には、中空の管状に形成されたライトガイド104Dが配置されている。ライトガイド104Dは、複数の光ファイバで構成されており、接続部20を通って照明光源50に接続されている。ライトガイド104Dは、照明光源50から出力された照明光を伝搬し、先端から照明光を出射する。また、ライトガイド104Dの中空部には、光ファイバ101が配置されている。本変形例においても、焼灼光で焼灼する位置を画像で観察しつつ、心臓の生体組織を焼灼し、治療を行うことができる。
なお、カテーテル10Cの先端には、図13に示すように透明で先端が半球形状のキャップ13Dを固着させてもよい。キャップ13Dは、防止部の一例である。この構成においては、キャップ13Dの直径は、インナー12の直径以下とし、搬送路16を塞がないように、キャップ13Dをインナー12に固着させる。また、カテーテル10A、10B、10Dにおいても、先端にキャップ13Dを固着させてもよい。
また、カテーテル10Cの先端には、図14に示すように透明で円柱を斜めに切断した形状のキャップ13Eを固着させてもよい。キャップ13Eは、防止部の一例である。この構成においては、キャップ13Eの直径は、インナー12の直径以下とし、搬送路16を塞がないように、キャップ13Eをインナー12に固着させる。なお、カテーテル10A、10B、10Dにおいても、先端にキャップ13Eを固着させてもよい。
前述の変形例においてルーメンチューブ110Fを備えていない構成においては、ルーメンチューブ110Eによる生理食塩水の排出と吸引を液体ポンプ40で切り替えてもよい。また、カテーテル10C、10Dにおいては、搬送路16による生理食塩水の排出と吸引を液体ポンプ40で切り替えてもよい。
生理食塩水を排出するルーメンチューブ110Eの先端は、円錐形状としてもよい。ルーメンチューブ110Eの先端を円錐形状とする場合、生理食塩水を排出する排出口が円錐形状の部分に形成される。図15は、ルーメンチューブ110Eの先端の変形例を示す図であり、変形例に係るルーメンチューブ110Eを先端側から中心軸方向に見た図である。図15(a)は、先端に一つの排出口17が形成されているルーメンチューブ110Eを示す図である。ルーメンチューブ110Eの先端に形成される排出口17の数は、一つに限定されるものではなく、図15(b)や図15(c)に示すように複数形成されていてもよい。なお、排出口17が形成される部分は、円錐形状ではなく平坦であってもよい。図15(b)に示す構成や図15(c)に示す構成によれば、生理食塩水をカテーテル10の前方へ放射状に排出することができる。なお、カテーテル10を血管へ挿入する前に図15(a)~(c)のいずれかの先端形状であるルーメンチューブ110Eを選択し、選択したルーメンチューブ110Eをインナー12に挿入する構成としてもよい。また、図15(a)の先端形状のルーメンチューブ110E、図15(b)の先端形状のルーメンチューブ110E、図15(c)の先端形状のルーメンチューブ110Eをインナー12の内部に配置し、生理食塩水が供給されるルーメンチューブを選択するようにしてもよい。
1A アブレーションシステム
10、10B、10C、10D カテーテル
11 アウター
12 インナー
13、13A~13E キャップ
14 フード
15 袋
16 搬送路
17 排出口
20 接続部
21 パイプ
30 スライダー
40 液体ポンプ
41、42 チューブ
50 照明光源
60 レーザ光源
70 画像処理装置
80 表示装置
101、102 光ファイバ
103 イメージガイド
104、104C、104D ライトガイド
105 操作ワイヤー
106 中空部
107 固体撮像素子
110A~110H ルーメンチューブ
120 対物レンズ
131、131B、131C 内部空間
132 弾性体
133 仕切り板
1001 凸部

Claims (12)

  1. 生体組織を焼灼する焼灼光を先端から出射する第1光ファイバと、
    前記焼灼光が照射される焼灼部位を照らすガイド光を出射する第2光ファイバと、
    前記先端が向いている方向の画像を伝送する伝送部と、
    前記先端が向いている方向へ照明光を出射する照明部と、
    前記先端が向いている方向へ液体を吐出する吐出部と、
    前記先端の向きを変化させる方向変更部と、
    前記先端から前記生体組織までの間へ血液が入るのを防ぐ防止部と、
    備え
    前記照明部は、長手方向に沿って中空部を有し、
    前記中空部に前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記伝送部が配置されている
    アブレーション用医療器具。
  2. 前記ガイド光は、赤色光又は緑色光である
    請求項に記載のアブレーション用医療器具。
  3. 前記防止部は、前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端を覆い、前記焼灼光、前記照明光及び前記ガイド光を透過する
    請求項1又は請求項に記載のアブレーション用医療器具。
  4. 前記防止部は、先端の形状が半球形状である
    請求項に記載のアブレーション用医療器具。
  5. 前記防止部は、
    中空で先端に開口部を有し、
    前記開口部と前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端との間に前記開口部に向けて移動可能で前記焼灼光、前記照明光及び前記ガイド光を透過する仕切りを有する
    請求項に記載のアブレーション用医療器具。
  6. 前記防止部は、可撓性を有する
    請求項に記載のアブレーション用医療器具。
  7. 前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端を囲む環状の弾性体を有し、
    前記防止部は、前記弾性体に取り付けられている
    請求項に記載のアブレーション用医療器具。
  8. 前記防止部は、柔軟性及び可撓性を有し、筒状又はスカート状に形成され、前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端より前方に位置する
    請求項2に記載のアブレーション用医療器具。
  9. 前記防止部は、
    前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端より前方に位置し、長手方向に移動可能な中空管に収納され、袋状に形成されて前記焼灼光、前記照明光及び前記ガイド光を透過する
    請求項2に記載のアブレーション用医療器具。
  10. 前記吐出部は、少なくとも前記液体の吐出量又は前記液体の吐出方向を変更可能である
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載のアブレーション用医療器具。
  11. 前記吐出部は、
    前記第1光ファイバ、前記第2光ファイバ及び前記照明部の先端を囲むリング状の吐出口から前記液体を吐出する
    請求項2から請求項のいずれか一項に記載のアブレーション用医療器具。
  12. ガイドワイヤーに沿って血管内を案内される
    請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のアブレーション用医療器具。
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