JP7449785B2 - 電子制御装置、判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御装置、および判定方法に関する。
自動運転や先進運転支援システム向けの電子制御装置は、センサによる運転制御が求められている。センサからのデータ信号の高速化に伴い、伝送路の劣化による信号品質の低下が顕在化してしまう。その中で、センサとECU間は高信頼な通信を実現する必要があり、データ伝送変数を診断基準と比較することで、通信品質診断を行う技術が知られている。特許文献1には、診断対象経路上の送受信デバイスからデータ伝送路の特性によって設定されるデータ伝送変数を採取する採取部と、採取された前記データ伝送変数に基づき、データ伝送変数の値と良否判定情報とを対応付けて構成された診断基準情報を参照することで、前記診断対象経路の診断を行なう診断部とを備えることを特徴とする診断装置が開示されている。
特開2017-129969号公報
特許文献1に記載されている発明では、製品ごとのばらつきが考慮されていない。
本発明の第1の態様による電子制御装置は、外部装置から伝送路を介してデータ信号を受信する受信部と、前記データ信号における波形の遷移情報に基づいて判定基準を決定する判定基準選択部と、前記データ信号における伝送波形特性と前記判定基準に基づいて、前記外部装置、前記受信部、および前記伝送路を含む通信システムの状態を判定する状態判定部と、を備える。
本発明の第2の態様による判定方法は、外部装置から伝送路を介してデータ信号を受信する受信部を有するコンピュータが実行する判定方法であって、前記データ信号における波形の遷移情報に基づいて判定基準を決定することと、前記データ信号における伝送波形特性と前記判定基準に基づいて、前記外部装置、前記受信部、および前記伝送路を含む通信システムの状態を判定することとを含む。
本発明によれば、送受信に関わる装置および伝送路を含む通信システム全体の特性のばらつきに対応する診断ができる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
第1の実施の形態における信号伝送システムの構成図 通信システムの損失と補償係数の関係を示す図 アイパターンを示す図 アイパターンの開口部の推定を示す概念図 通信システムの特性の判別を示す図 第1の実施の形態における信号伝送システムの動作を示すフローチャート 変形例2における信号伝送システムの構成を示す図 第2の実施の形態における信号伝送システムの構成図 第2の実施の形態における信号伝送システムの動作を示すフローチャート 第3の実施の形態における信号伝送システムの構成図 第4の実施の形態における信号伝送システムの構成図
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施例は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
各種情報の例として、「テーブル」、「リスト」、「キュー」等の表現にて説明することがあるが、各種情報はこれら以外のデータ構造で表現されてもよい。例えば、「XXテーブル」、「XXリスト」、「XXキュー」等の各種情報は、「XX情報」としてもよい。識別情報について説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「ID」、「番号」等の表現を用いるが、これらについてはお互いに置換が可能である。
同一あるいは同様の機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。また、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。実施例において、プログラムを実行して行う処理について説明する場合がある。ここで、計算機は、プロセッサ(例えばCPU、GPU)によりプログラムを実行し、記憶資源(例えばメモリ)やインターフェースデバイス(例えば通信ポート)等を用いながら、プログラムで定められた処理を行う。そのため、プログラムを実行して行う処理の主体を、プロセッサとしてもよい。同様に、プログラムを実行して行う処理の主体が、プロセッサを有するコントローラ、装置、システム、計算機、ノードであってもよい。プログラムを実行して行う処理の主体は、演算部であれば良く、特定の処理を行う専用回路を含んでいてもよい。ここで、専用回路とは、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)等である。
プログラムは、プログラムソースから計算機にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読み取り可能な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサと配布対象のプログラムを記憶する記憶資源を含み、プログラム配布サーバのプロセッサが配布対象のプログラムを他の計算機に配布してもよい。また、実施例において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
―第1の実施の形態―
以下、図1~図6を参照して、信号伝送システムの第1の実施の形態を説明する。
(構成)
図1は、第1の実施の形態における信号伝送システムS1の構成図である。信号伝送システムS1が設置される場所は特に限定されないが、本実施の形態では信号伝送システムS1が車両の内部に設置されるとして構成を説明する。信号伝送システムS1は、センサ400を内蔵するセンサモジュール100と、電子制御装置(Electronic Control Unit)であるECU300と、センサモジュール100およびECU300を接続する伝送路200とを含む。センサモジュール100は、センサ400と、通信用の大規模集積回路(Large Scale Integration:LSI)であるセンサ通信LSI500とを備える。センサ通信LSI500は、ECU300との通信を行うセンサ送受信回路510を備える。
ECU300は、ECU通信LSI600と、データ処理LSI700とを備える。
ECU通信LSI600は、センサモジュール100との通信を行うECU送受信回路610と、ECU送受信回路610に送られたセンシング信号の伝送波形の特性を抽出する伝送特性抽出部620とを備える。データ処理LSI700は、データ処理部710、特性判定部720、判定基準選択部740、および状態判定部750を備える。またデータ処理LSI700は不図示の不揮発性の記憶装置を備え、その記憶装置にはデータセット730が格納される。
データ処理LSI700は、中央演算装置である不図示のCPU、読み出し専用の記憶装置である不図示のROM、および読み書き可能な記憶装置である不図示のRAMを備え、CPUがROMに格納されるプログラムをRAMに展開して実行することで、データ処理部710、特性判定部720、判定基準選択部740、および状態判定部750を実現する。ただしデータ処理LSI700は、CPU、ROM、およびRAMの組み合わせの代わりに書き換え可能な論理回路であるFPGA(Field Programmable Gate Array)や特定用途向け集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いてこれらの機能を実現してもよい。
センサ400がセンシングして得られたセンシングデータは、センサ通信LSI500に伝達される。このデータはセンサ通信LSI500の内部にあるセンサ送受信回路510で受信されて、伝送路200にセンシング信号として送信される。このセンシング信号は、伝送路200を介してECU300に到達し、ECU通信LSI600に入力される。LSI600の内部にあるECU送受信回路610で受信されたセンシング信号は、データ処理LSI700のデータ処理部710に伝達する。なお、センサ400からデータ処理部710までのセンシング信号の伝達経路について説明したが、データ処理部710からセンサ400への制御信号の伝達も行われる。
伝送特性抽出部620は、波形情報やECU送受信回路610のイコライザ情報などの伝送特性情報を取得し、その伝送特性情報を状態判定部750に送る。なおイコライザ情報とは、FFE(Feed Forward Equalizer)、CLTE(Continuous Time Linear Equalizer)、DFE(Decision Feedback Equalizer)などである。またこのイコライザ情報には、センサ通信LSI500とECU通信LSI600との間における通信信号の損失を補償するためにECU送受信回路610が演算に用いる係数である損失補償係数も含まれる。さらに伝送特性抽出部620は、後述する伝送波形の遷移情報を導出する機能も有する。
データ処理部710は、センサ400の出力を利用するECU300の本来的な処理を行う。データ処理部710の処理内容は特に限定されないが、データ処理部710はたとえば、カメラであるセンサ400が撮影して得られた画像から他の車両を検出し、その車両までの距離を推定して他のECUに伝達する。
特性判定部720は、センサ送受信回路510、伝送路200、およびECU送受信回路610を含めた通信システム250の特性を動作速度の最低値であるSS、代表値であるTT、動作速度の最高値であるFFのいずれかに分類する。特性判定部720の動作は後に詳述する。
判定基準選択部740は、特性判定部720による分類に基づき、データセット730を参照して判定基準を決定して状態判定部750に送信する。ただし判定基準選択部740は、決定した判定基準を不図示の記憶装置の所定の位置に書き込んでもよい。状態判定部750の動作は後に詳述する。なお特性判定部720および判定基準選択部740の動作頻度は比較的低く、たとえば当該信号伝送システムS1を搭載する車両が工場出荷される際や出荷後にセンサモジュール100、伝送路200、ECU300の少なくともいずれかが交換される際などである。
状態判定部750は、判定基準選択部740から送信された判定基準と、伝送特性抽出部620から送信される、後述するイコライザ係数とを比較し、通信システム250の特性の劣化の有無を判断する。なお以下では、判定基準を「閾値」とも呼び、イコライザ係数は「損失補償係数」とも呼ぶ。状態判定部750の動作頻度は判定基準選択部740などよりは高く、たとえば1時間ごと、1日ごと、1カ月ごと、または当該信号伝送システムシステムS1を搭載する車両の点検ごとである。状態判定部750は、通信システム250の特性が劣化したと判断する場合は、データ処理部710にその旨を伝達してもよいし、他のECUにその旨を伝達してもよい。
(特性ばらつきと状態判定の関係)
各機能の詳細な説明をする前に、通信システム250の特性のばらつきが異常検出に与える影響を説明する。図2は、電源電圧や温度が一定の条件下における、通信システム250の損失と補償係数の関係を示す図である。図2に示すグラフは、たとえば同一の型番を有する大量の信号伝送システムS1を対象として事前の演算や事前の実験などにより得られたものである。図2における横軸は、通信システム250の損失の大きさを示しており、図示右側ほど大きい。図2における縦軸は、ECU送受信回路610に備えられるイコライザの損失補償係数の大きさを示しており、図示上部ほど大きい。ECU送受信回路610は、通信システム250の損失が大きいほど損失補償係数を大きく設定することで信号波形を誤りなくAD変換されるように整形する。そのため図2では、全てが右肩上がりの傾向を有する。
また前述のとおり状態判定部750は、損失補正係数を監視することで軽い処理負荷で通信システム250の特性を検出する。ここで、損失補正係数と損失の関係にシステムごとにばらつきがある点が問題となる。たとえば損失補正係数の値「6」を閾値にすると、標準品であるTTの場合には損失21dBを閾値に設定したことになる。しかし同じ損失補正係数の値が「6」でも、特性がFFの場合には13dB、特性がSSの場合には25dBとなり大きなばらつきがある。もちろんこの場合であっても、損失が12dB以上に悪化した場合に検出することが要求事項であれば、13、21、25のいずれも12以上なので検出ができることには間違いはない。しかし過剰な品質を要求することになり経済的ではない。
そこで本実施の形態では、初期処理として通信システム250の特性を判別して、適切な損失補償係数の閾値を設定する。この処理器処理は、伝送特性抽出部620、特性判定部720、および判定基準選択部740が実行する。そしてその後の定常処理では、状態判定部750が設定された閾値と伝送特性抽出部620がその都度出力する損失補償係数とを比較する。
(特性の判別)
図3は、一般に通信路の伝送特性評価に用いられるアイパターンを示す図であり、横軸は時間を示し縦軸は電圧を示す。アイパターンはいわば、受信した信号の波形を多数重ね書きしたものであり、本実施の形態ではこの重ね書きの回数を「サンプリング数」と呼ぶ。図3の上部はサンプリング数が2の場合を示し、図3の下部はサンプリング数が非常に大きい場合を示す。アイパターンは開口部の寸法が重要な指標である。開口部とは、図3の上部では符号901Eで示す六角形の領域、図3の下部では符号902Eで示すひし形の領域である。
図3の上部と下部の比較から明らかなように、同一の通信システムを用いる場合であっても、重ね書きの回数が多いほど開口部は狭くなる。そのため一般に、アイパターンの評価に際してはサンプリング数が指定される。たとえばアイパターンの条件が、「サンプリング数が10の12乗回において、開口部902Eの幅902WがT1秒以上、高さ902HがT2V以上」などと指定される。このとき、膨大な数のサンプリング数が求められた場合に、試験が長時間に及ぶ問題が生じる。本実施の形態では次の手法により解決した。
図4は、アイパターンの開口部の推定を示す概念図である。図4は、左上に示すアイパターンを示す図と、左下に示す幅902Wの推定図と、右上に示す高さ902Hの推定図とから構成される。図4では、アイパターンのサンプリング数を変数「N」で表している。本願の発明者らは鋭意検討の結果、アイパターンの幅902Wおよび高さ902Hは、サンプリング数「N」との相関を有することを見出した。図4のそれぞれのグラフに示す「Log」は常用対数、すなわち底が10である。なお図4に示す2つの推定図は、形状が似ていることから「バスタブ曲線」とも呼ばれる。
図4の左下に示す幅902Wの推定図では、サンプリング数Nが10の2乗、すなわち100回の場合に幅902WがNW2、サンプリング数Nが10の4乗、すなわち10000回の場合に幅902WがNW4、サンプリング数Nが10の12乗回の場合に幅902WがNW12であることを示している。図4の右上に示す高さ902Hの推定図では、サンプリング数Nが10の2乗、すなわち100回の場合に高さ902HがNH2、サンプリング数Nが10の4乗、すなわち10000回の場合に高さ902HがNH4、サンプリング数Nが10の12乗回の場合に高さ902HがNH12であることを示している。
本実施の形態では、少ないサンプリング回数で図示する直線の傾きを推定して、多いサンプリング回数におけるアイパターンの開口部の幅および高さを算出する。たとえば、サンプリング数10の12乗回のアイパターンを評価する場合であっても、実際には10の2乗回および10の4乗回のアイパターンのみを実際に作成することで、10の12乗回のアイパターンの幅および高さを算出する。なお図4に示す例では、1次関数で近似しているが二次関数で近似してもよい。
図5は、通信システムの特性の判別を示す図である。アイパターンの開口部における幅および高さのそれぞれは、ランダムジッタ(RJ)とランダムノイズ(RN)のそれぞれの大きさに対応する。そしてこれらの比が通信システムの特性を決定づけるスルーレートである。具体的には、スルーレートはRN/RJとして算出される。データセット730には、たとえば特性とスルーレートの組合せであり具体的には、「SSは0.8、TTは1.0、FFは1.2」という情報である。特性判定部7720は、算出されたスルーレートとデータセット730に記載された情報とを比較して、通信システム250の特性を判別する。なおこのスルーレートは、「伝送波形の遷移情報」とも呼ばれる。
なお上述した通信システム250の特性の判別処理において、伝送特性抽出部620はスルーレートの算出までを行い、特性判定部720は特性の判別だけを行う。また伝送特性抽出部620が少ないサンプリング数でのアイパターンの評価のために使用するデータ信号は、システム特性の評価のために特別に用意した信号でもよいが、センサ400が出力するセンシング信号など伝送路200を通過するどのような信号でもよい。
(判定基準の選択)
データセット730には、あらかじめ定められた損失の閾値、および図2に示す特性ごとの損失と損失補償係数の関係を示す情報が格納される。判定基準選択部740は、特性判定部720が通信システム250の特性を選択すると、データセット730を参照して閾値を決定する。たとえばあらかじめ定められた損失の閾値が21dBの場合は、特性がTTの場合は閾値が「6」、特性がSSの場合は閾値が「4」、特性がFFの場合は閾値が「10」に決定される。
(フローチャート)
図6は、信号伝送システムS1の動作を示すフローチャートである。以下に説明する各ステップのうち、ステップS931~S935が初期処理であり、ステップS936~S937が定常処理である。また本フローチャートは各処理の前後関係を明示するために記載しており、各処理が時系列的に連続していることを示すものではない。特に初期処理と定常処理との間は、数日、数か月、または数年の間隔を有する場合もある。
ステップS931では、伝送特性抽出部620がバスタブ曲線の評価を行う。具体的には、伝送特性抽出部620が少ないサンプリング数、たとえば100回と10000回のサンプリング数でアイパターンを作成して開口部の横幅および高さを評価する。続くステップS932では伝送特性抽出部620は、図4に示す2つのグラフの傾き、すなわち近似直線の係数を算出する。続くステップS932では伝送特性抽出部620は、ステップS932において算出した係数を用いて、規定のサンプリング数におけるアイパターンの幅902Wおよび高さ902Hを算出する。さらに伝送特性抽出部620は、幅902Wと高さ902Hの比であるスルーレートを算出する。
続くステップS934では特性判定部720は、データセット730を参照してシステムの特性を判定する。特性判定部720はたとえば、算出したスルーレートに最も近い値を有する特性を選択する。続くステップS935では判定基準選択部740は、特性判定部720が判定した特性に基づき、データセット730を参照して閾値を決定する。続くステップS936では状態判定部750は、伝送特性抽出部620からECU送受信回路610において設定されているイコライザ係数を読み取る。続くステップS937では状態判定部750は、ステップS935において設定された閾値と、ステップS936において読み取ったイコライザ係数とを比較してシステムを評価する。
具体的には状態判定部750は、ステップS936において読み取ったイコライザ係数が閾値よりも大きい場合には異常が発生したと判断し、テップS936において読み取ったイコライザ係数が閾値以下の場合には正常と判断する。状態判定部750は、ステップS937の処理が完了するとステップS936に戻る。なおステップS936は外部から所定の信号が入力されることを条件に実行が開始されてもよい。すなわちステップS936~S937の定常処理は、ステップS931~S935に示す初期処理が完了しており、かつ外部から所定の信号が入力された場合に実行が開始されてもよい。
上述した第1の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子制御装置であるECU300は、外部装置であるセンサモジュール100から伝送路200を介してデータ信号を受信するECU送受信回路610と、データ信号における波形の遷移情報、すなわちスルーレートに基づいて、データセット730を参照して判定基準すなわち閾値を決定する判定基準選択部740と、データ信号における伝送波形特性、すなわちイコライザの損失補償係数と前述の閾値に基づいて、通信システム250の状態を判定する状態判定部750と、を備える。そのためECU300は、送受信に関わる装置、すなわちセンサモジュール100とECU300および伝送路200を含む通信システム250の特性のばらつきに対応する診断ができる。これにより診断精度を向上することができる。換言すると本実施の形態では、通信システム250の特性にあわせて閾値を設定することで、通信システム250の特性のばらつきが少ない場合と同様の診断の精度を得ることができる。
なおデバイスばらつきは、一般にPVT(プロセス、電源電圧、温度)があるが、本実施の形態では、電源電圧と温度については、診断時の許容範囲を設定することで、ばらつきを抑制し、診断精度を確保する。また本実施の形態における判定方法では、センサ通信LSI500からECU通信LSI600間の伝送路の特性も含まれる。そのためたとえば、伝送路200を基板、コネクタ、ケーブル、中継コネクタなどを使用した場合、それらの特性の影響を受けたデータ伝送波形の遷移情報を取得できる。したがって、通信に関わるデバイスのプロセス情報を含む判定基準を選択することができる。
(2)データ信号における伝送波形特性は、データ信号の波形を調整するイコライザ波形調整設定値、すなわち損失補償係数である。状態判定部750は、伝送波形特性と判定基準に基づいて通信部の状態を判定する。
(3)ECU300は、第1のサンプリング数N1によるアイパターンと、第2のサンプリング数N2によるアイパターンとを用いて、第3のサンプリング数N3におけるアイパターンの特徴を推定して波形の遷移情報を算出する伝送特性抽出部620を備える。N1はたとえば10の2乗、N2はたとえば10の4乗、N3はたとえば10の12乗であり、N3はN1およびN2よりも大きい。そのため初期処理において短時間で通信システム250の特性を判断できる。
(変形例1)
第1の実施の形態では、ECU300が通信の受信側になる際に信号を整形する処理であるイコライザの損失補正係数に着目した。しかしECU300が送信側になる際の信号の整形、すなわちプリエンファシスやデエンファシスについて同様の手法を適用してもよい。換言すると、ECU300が受信側となる場合だけでなく、送信側となる場合にも第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
この変形例1によれば次の作用効果が得られる。
(4)データ信号における伝送波形特性には、データ信号の波形を調整するプリエンファシスやデエンファシスの設定値も含まれる。そのためECU300は、データを受信する場合だけでなく送信する場合にも第1の実施の形態と同様な診断を行うことができる。
(変形例2)
図7は、変形例2における信号伝送システムS1bの構成を示す図である。本変形例では、ECU通信LSI600は損失補正係数を記録する記録部628をさらに備える。記録部628は、ECU送受信回路610から損失補正係数を取得し、ログ629として記録する。ログ629は、不図示の不揮発性記憶装置に記録される。
この変形例2によれば次の作用効果が得られる。
(5)ECU300は、データ信号に関する伝送波形特性のログデータを保存する記録部628を備える。そのためログデータを事後的な解析に役立てることができる。
(変形例3)
伝送特性抽出部620が導出する伝送波形の遷移情報には、オーバーシュートやアンダーシュートの情報が含まれてもよい。この場合には、オーバーシュートやアンダーシュートの情報、すなわち電圧値や時間情報より、通信システム250の特性を特定してもよい。
(変形例4)
伝送波形の遷移情報からプロセス判定する際は、データセット730でなくてもスルーレートの値を分類し、プロセス情報を判断してもよい。
(変形例5)
伝送特性抽出部620は、センサモジュール100のセンサ送受信回路510のプロセス情報とECU送受信回路610のプロセス情報を外部より直接取得してもよいし、機械学習やAIなどの技術を活用し、プロセス情報の判定や通信品質診断を行ってもよい。
(変形例6)
上述した第1の実施の形態では、通信システム250の特性を3とおりに分類した。しかし分類の数は3に限定されず、2以上であればよい。また判定基準選択部740は、スルーレートの値に基づき通信システム250を3とおりのいずれかの閾値を選択したが、比例補完などの手法により中間の値を閾値としてもよい。
―第2の実施の形態―
図8~図9を参照して、信号伝送システムの第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、電圧および温度を考慮する点で、第1の実施の形態と異なる。
図8は、第2の実施の形態における信号伝送システムS2の構成図である。信号伝送システムS2は、第1の実施の形態における信号伝送システムS1の構成に加えて、センサモジュール100が電源電圧センサ830と温度センサ840とをさらに備え、ECU300が電源電圧センサ810と温度センサ820とをさらに備える。電源電圧センサ810、830と温度センサ820、840のセンシング信号は、ECU300の判定基準選択部740に入力される。また本実施の形態のデータセット730には、通信システム250のSS、TT、FFの特性ごとに、電源電圧と温度の組合せのそれぞれに対応する損失と損失補償係数の関係を示す情報が格納されている。
本実施の形態における判定基準選択部740は、特性判定部720が判定する通信システム250の特性だけでなく、電源電圧および温度の情報を用いて閾値を決定する。すなわち本実施の形態では判定基準選択部740は、初期処理として1度だけではなく、状態判定部750が判断を行うたびに電源電圧および温度に応じて閾値を設定する。
図9は、第2の実施の形態における信号伝送システムS2の動作を示すフローチャートである。第1の実施の形態と同一の処理には同一のステップ番号を付して説明を省略する。第2の実施の形態では、ステップS934の次にステップS935aが実行される。また第2の実施の形態では、ステップS931~S934が初期処理であり、ステップS935a~S937が定常処理である。
ステップS935aでは判定基準選択部740は、電源電圧センサ810、830および温度センサ820、840のセンシング信号を読み取り、電圧と温度の値を読み取る。続くステップS935bでは判定基準選択部740は、データセット730を参照し、ステップS935aにおいて読み取った電圧と温度の組合せ、およびあらかじめ定められた損失の閾値に基づき、対応する損失補償係数、すなわち閾値を設定する。この閾値はステップS937において使用される。ステップS936およびステップS937の処理は第1の実施の形態と同様である。ただしステップS937の処理が完了するとステップS935aに遷移する。
上述した第2の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(6)ECU300の判定基準選択部740は、センサモジュール100とECU100の電源電圧及び温度情報に基づいて判定基準を決定する。そのため判定基準選択部740による判定基準の選択時の情報が増えて、高精度な診断が可能になる。
―第3の実施の形態―
図10を参照して、信号伝送システムの第3の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、複数の通信システムを評価する点で、第1の実施の形態と異なる。
図10は、第3の実施の形態における信号伝送システムS3の構成図である。信号伝送システムS3は、第1の実施の形態における信号伝送システムS1の構成に加えて、第2伝送路201を介して第2センサモジュール101がECU330に接続されている。ECU330は、第1の実施の形態の構成に加えて、ECU第2通信LSI601と、第2データ処理LSI701をさらに備える。
第2センサモジュール101は、センサ401と、第2センサ通信LSI501と、を備え、第2センサ通信LSI501はセンサ送受信回路511を備える。ECU第2通信LSI601は、ECU送受信回路611と伝送特性抽出部621とを備える。第2データ処理LSI701は、データ処理部711と、特性判定部721と、判定基準選択部741と、状態判定部751とを備える。本実施の形態では、センサ送受信回路511、第2伝送路201、およびECU送受信回路611をまとめて、第2通信システム251と呼ぶ。
ECU第2通信LSI601の構成および動作はECU通信LSI600と略同一であり、第2データ処理LSI701の構成およびはデータ処理LSI700と略同一である。ただし第2データ処理LSI701のデータセット731に含まれるあらかじめ定められた損失は、第2通信システム251に対応する値である。
上述した第3の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(7)ECU330は、第2外部装置である第2センサモジュール101から第2伝送路201を介して第2データ信号を受信する第2受信部であるECU送受信回路611と、第2データ信号における波形の遷移情報に基づいて第2判定基準を決定する判定基準選択部741と、第2データ信号における伝送波形特性と第2判定基準に基づいて、第2通信システム251の状態を判定する状態判定部751と、を備える。そのため、センサごとに判定基準選択部、送受信回路、伝送路を持つため、各伝送系において診断をすることが可能であり、診断後の異常経路の特定が可能である。
―第4の実施の形態―
図11を参照して、信号伝送システムの第4の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、センサ側で通信システムの劣化を検出する点で、第1の実施の形態と異なる。
図11は、第4の実施の形態における信号伝送システムS4の構成図である。第1の実施の形態の信号伝送システムS1と比較すると、ECU300に含まれた伝送特性抽出部620、特性判定部720、データセット730、判定基準選択部740、および状態判定部750がセンサモジュール140に移動している。ただし各構成の動作は第1の実施の形態と同様のため説明を省略する。
上述した第4の実施の形態によれば、実施例1の効果に加えて、センサ側に通信診断機能を持つため、ECU300の演算負荷低減をすることができる。また、ECU300からセンサモジュール100への信号に対して通信状態を判定することができる。
上述した各実施の形態および変形例において、機能ブロックの構成は一例に過ぎない。別々の機能ブロックとして示したいくつかの機能構成を一体に構成してもよいし、1つの機能ブロック図で表した構成を2以上の機能に分割してもよい。また各機能ブロックが有する機能の一部を他の機能ブロックが備える構成としてもよい。
上述した各実施の形態および変形例において、プログラムは不図示のROMに格納されるとしたが、プログラムは不揮発性の記憶装置に格納されていてもよい。また、ECUが不図示の入出力インタフェースを備え、必要なときに入出力インタフェースとECUが利用可能な媒体を介して、他の装置からプログラムが読み込まれてもよい。ここで媒体とは、例えば入出力インタフェースに着脱可能な記憶媒体、または通信媒体、すなわち有線、無線、光などのネットワーク、または当該ネットワークを伝搬する搬送波やディジタル信号、を指す。また、プログラムにより実現される機能の一部または全部がハードウエア回路やFPGAにより実現されてもよい。
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
100…センサモジュール
200…伝送路
250…通信システム
510…センサ送受信回路
610…ECU送受信回路
620…伝送特性抽出部
628…記録部
710…データ処理部
720…特性判定部
730…データセット
740…判定基準選択部
750…状態判定部
810、830…電源電圧センサ
820、840…温度センサ

Claims (8)

  1. 外部装置から伝送路を介してデータ信号を受信する受信部と、
    前記データ信号における波形の遷移情報に基づいて判定基準を決定する判定基準選択部と、
    前記データ信号における伝送波形特性と前記判定基準に基づいて、前記外部装置、前記受信部、および前記伝送路を含む通信システムの状態を判定する状態判定部と、を備える電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記データ信号における伝送波形特性は、前記データ信号の波形を調整するイコライザまたはプリエンファシスの波形調整設定値であり、
    前記状態判定部は、前記伝送波形特性と前記判定基準に基づいて通信部の状態を判定する電子制御装置。
  3. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    第1のサンプリング数N1によるアイパターンと、第2のサンプリング数N2によるアイパターンとを用いて、第3のサンプリング数N3におけるアイパターンの特徴を推定して前記波形の遷移情報を算出する伝送特性抽出部をさらに備え、
    前記N3は前記N1および前記N2よりも大きい電子制御装置。
  4. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記データ信号に関する伝送波形特性のログデータを保存する記録部をさらに備える電子制御装置。
  5. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記判定基準選択部は、前記外部装置と前記電子制御装置の電源電圧及び温度情報に基づいて前記判定基準を決定する電子制御装置。
  6. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    第2外部装置から第2伝送路を介して第2データ信号を受信する第2受信部と、
    前記第2データ信号における波形の遷移情報に基づいて第2判定基準を決定する第2判定基準選択部と、
    前記第2データ信号における伝送波形特性と前記第2判定基準に基づいて、前記第2外部装置、前記第2受信部、および前記第2伝送路を含む第2通信システムの状態を判定する第2状態判定部と、をさらに備える電子制御装置。
  7. 外部装置から伝送路を介してデータ信号を受信する受信部を有するコンピュータが実行する判定方法であって、
    前記データ信号における波形の遷移情報に基づいて判定基準を決定することと、
    前記データ信号における伝送波形特性と前記判定基準に基づいて、前記外部装置、前記受信部、および前記伝送路を含む通信システムの状態を判定することとを含む判定方法。
  8. 請求項7に記載の判定方法において、
    第1のサンプリング数N1によるアイパターンと、第2のサンプリング数N2によるアイパターンとを用いて、第3のサンプリング数N3におけるアイパターンの特徴を推定して前記波形の遷移情報を算出することをさらに含み、
    前記N3は前記N1および前記N2よりも大きい判定方法。

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