JP7449132B2 - 超音波治療装置 - Google Patents

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本開示は、超音波を体外から体内へ照射して患部を治療するための超音波治療装置に関する。
骨がん、骨の疼痛部等の患部に、集束した超音波を体外から体内へ照射して、患部を非侵襲で焼灼する装置として、高密度集束超音波(High-Intensity Focused Ultrasound;HIFU)装置が知られている。その従来技術は、例えば、特許文献1,2に記載されている。また、特許文献3の従来技術では、骨への連続的な超音波の照射時に、断続的に超音波を照射し、骨から発生する電磁波強度の変化から、骨の温度を計測している。
特公平7-38858号公報 特許第5429822号公報 国際公開第2018/097245号
このような装置では、骨の温度の測定精度を向上させることが求められている。
本開示の超音波治療装置は、患部に、超音波を照射する超音波照射部と、
アンテナを有するとともに、超音波に誘起された電磁波に基づき、前記患部の温度を測定する測定部と、を備え、
前記超音波によって前記患部から発生する第1電磁波による前記測定部の出力と、前記超音波によって前記アンテナ自身から発生する第2電磁波による前記測定部の出力が時間軸上で区別可能なように、前記アンテナが前記患部および前記超音波照射部から離れて位置
前記超音波照射部から前記測定部までの距離は、前記超音波照射部から前記患部までの距離よりも長い、ことを特徴とする。
本開示によれば、骨の温度の測定精度を向上させることができる。
本開示の一実施形態の超音波治療装置の概略的構成を示す図である。 超音波治療装置の動作を説明するためのフローチャートである。 骨サンプルと測定部3との相対的な位置を変化させたときの誘起電磁波の強度を電圧で示したグラフである。 骨サンプルと測定部3との相対的な位置を変化させたときの誘起電磁波の強度を電圧で示したグラフである。
以下、添付図面を参照して、本開示の超音波治療装置の実施形態について説明する。
図1は本開示の一実施形態の超音波治療装置の概略的構成を示す図である。本実施形態の超音波治療装置は、患者Pの患部1に、超音波を照射する超音波照射部2と、超音波に誘起された電磁波に基づき、患部1の温度を測定する測定部3と、を備える。
測定部3は、電磁波を受信可能なアンテナを有している。アンテナは、電磁波信号を取得可能な導体である。アンテナは、例えば、ループアンテナまたはダイポールアンテナを使用すればよい。本実施形態では、ループアンテナを採用している。すなわち、測定部3が導体でできたループ状のコイルを有しており、コイルが患部1から発生した電磁波を受信することによって、測定部3は患部1の温度を測定することができる。その結果、超音波照射部2から患部1に超音波が照射されたときに圧電体である骨が機械的に振動して電磁波が発生する。この電磁波の強度が骨の温度によって変化するため、コイルによって電磁波を受信し、それに起因する誘導起電力(電圧)を測定することによって、患部1の温度を測定することができる。
また、測定部3のコイルは、超音波によって患部1から発生する第1電磁波と、超音波によって測定部3自身から発生する第2電磁波とが干渉しないように、超音波照射部2および患部1から離れて位置している。すなわち、超音波照射部2の超音波によって前記患部から発生する第1電磁波による測定部3の出力と、超音波照射部2の超音波によってコイル自身から発生する第2電磁波による測定部3の出力が時間軸上で区別可能なように、コイルが患部1および超音波照射部2から離れて位置している。
ここで、従来のHIFU装置では、骨の温度を測定するために、コイルで骨から発生する電磁波を受信する。また、一方で、骨に向けて照射された超音波がコイルに当たることがある。コイルに超音波が当たった場合に、コイル自身が電磁波を発生することがある。これは、電磁誘導作用などに起因し、コイルに誘導起電力が生じた結果であると考えられている。そのため、測定部3には、骨から発生した電磁波に起因する出力と、コイル自身から発生した電磁波に起因する出力とが重畳して、骨の温度の測定精度が低下することがあった。
これに対して、本開示に係る超音波治療装置では、測定部3が、上記の通り配置されていることによって、第1電磁波に起因する測定部3の第1出力と、第2電磁波に起因する測定部3の第2出力とが、時間軸上で区別可能であり、第1出力に基づいて患部(骨)の温度を測定することができる。したがって、本発明に係る超音波治療装置では、骨の温度の測定精度を向上させることができる。
超音波照射部2および測定部3は、電磁波を遮断するため、電磁遮蔽室(すなわち、シールドルームまたは電磁遮蔽空間)を規定する箱状構造体20に収容されている。
患部1は、超音波照射部2と測定部3との間に位置している。その結果、測定部3は患部1から発生した電磁波を、コイルに超音波があたりそれ自身が発生する電磁波より早い時間で受信することができる。そのため、それぞれの電磁波を重畳せずに区分でき、精度よく患部1の電磁波を受信することができる。
時間的に区分できる要因は、電磁波の速度は光の速度(3万km/s)で伝播する。一方、超音波の速度は、例えば水中の場合1500m/sで伝播する。そのため、骨およびコイルの距離がそれぞれ異なると、その距離に応じて異なる時間で超音波が当たる。しかし、骨およびコイルに超音波がそれぞれ当たった瞬間に電磁波が発生するため、骨およびコイルのそれぞれの電磁波を時間的に区分できる。
測定部3は、例えば、超音波照射部2と超音波が集束する収束点mとを結ぶ軸線L上に位置している。その結果、測定部3は骨から発生する強い電磁波を受信することができる。
また、超音波治療装置は、空気よりも誘電率の高い流体が封入された第1導波体4を備えていてもよい。そして、第1導波体4は、超音波照射部2と患部1に接続されている。その結果、超音波を患部に効率良く照射することができ、かつ、第1導波体4に測定部3を設置した場合、骨から発生した電磁波を効率よく受信することができる。なお、第1導波体4は、バルーンとも呼ばれる。第1導波体4は、液体が封入できるように、機械的強度を有する液密な構造体から成る。
また、超音波治療装置は、空気よりも誘電率の高い流体が封入された第2導波体5を備えていてもよい。測定部3は、第2導波体5内に配されている。そして、第2導波体5は、患部1に接続している。その結果、骨から発生した電磁波を効率よく受信することができる。第2導波体5は、液体が封入できるように、機械的強度を有する液密な構造体から成る。
第1導波体4または第2導波体5内には、空気よりも誘電率の高い流体として、例えば純水が封入されてもよい。その結果、骨から発生した電磁波を効率よく受信することができる。
本実施形態の超音波治療装置は、例えば、転移骨がん,関節痛等に由来する骨疼痛、すなわち体表からの深度が1mm~30mm程度の身体の浅い部分で発生する疼痛を緩和するために用いられてもよい。超音波照射部2は、圧電体から成る複数の振動子を備える高密度集束超音波(High-Intensity Focused Ultrasound;HIFU)トランスデューサ6と、HIFUトランスデューサ6が収容される筐体7と、HIFUトランスデューサ6および筐体7を変位可能に保持する駆動装置8とを有する。
超音波照射部2の下方には、患者が仰臥または横臥した姿勢で横たわることができる治療用支持台9が設けられ、治療用支持台9の下方には第2導波体5が設けられる。第2導波体5内には、測定部3と、測定部3を変位可能に支持する支持装置10とが収容される。治療用支持台9の中央部に、第2導波体5が患部1と接するように穴を空けても良い。
HIFUトランスデューサ6の駆動装置8、治療用支持台9および支持装置10は、超音波を治療用支持台9上の患者の任意の部位に照射可能なように、水平な仮想平面上で直交するX軸およびY軸、ならびにX軸およびY軸に垂直な高さ方向であるZ軸に沿って、相対的に自在に移動させ、超音波照射対象部位を、HIFUトランスデューサ6の直下の適切な位置に位置決めできるように構成されている。
図1に示す超音波治療装置において、超音波照射部2は、患部1の上に広がる湾曲した円板状のHIFUトランスデューサ6と、患者Pの超音波照射対象部位の冷却用の冷却水を保持するための樹脂フィルム製のバルーンである第1導波体4と、これらを患者Pの身体の上に懸架するとともに、駆動装置8に支持されて移動可能な筐体7と、を主体として構成されている。図1における配管、配線等の各部材間の接続は、図示を省略している。
HIFUトランスデューサ6は、全体として、患部1の上方に位置し、下方に向かって下方した凹状のパラボラ形状になっている。その凹状の内面には、前述の複数の振動子が整列して配設されている。このHIFUトランスデューサ6の内面は、収束点mに向かって集束する曲率半径を有する湾曲面に形成されているため、各振動子が同時に超音波を発振した場合、発振された超音波は、一点(焦点)に集束してHIFUとなる。
なお、HIFUトランスデューサ6(超音波照射部)が、上記のように患部1の上方に広がる円板状等の形状になっているのは、患部1に正対する広い面になるべく多くの振動子を並べ、超音波発信強度を確保するためである。したがって、HIFUトランスデューサ6の形状は、前述の円板状や円盤状に限定されるものではなく、患部1に正対する広い面を確保できる形状であれば、照射部の全体形状は特に限定されるものではない。たとえば、外形が円形もしくは四角形等であってもよく、あるいは平坦な板状であってもよい。
また、振動子を、超音波の焦点と被写界深度とを変えることのできる、フェィズドアレイタイプのHIFUトランスデューサとすれば、HIFUトランスデューサ6におけるパラボラ形の曲率半径を変更したり、フラットな平板状の照射部を採用したりすることも可能である。
第1導波体4は、樹脂製の透明または半透明フィルムを用いて構成されており、図示しない冷却水発生部で作製された脱気済み冷水(この場合、水温約18℃)が、冷却水発生部との間で循環することによって、第1導波体4内の水温が一定温度に保たれ、第1導波体4下部(底部)の接する体表面を冷却できるようになっている。
なお、患者Pの体表面(超音波照射対象部位の皮膚面)を第1導波体4で冷却する理由は、超音波照射による体表面および表層の熱傷(火傷)を軽減するためであり、循環させる冷水は、超音波照射による気泡の発生等を抑制するために、脱気された状態で循環する。また、本実施形態における第1導波体4の「透明または半透明」とは、使用している樹脂フィルムの、可視光の波長帯域および紫外線の波長帯域における光の透過率が80%以上であることをいう。
さらに超音波治療装置は、超音波を照射するHIFUトランスデューサ6の駆動回路6aおよびパワーアンプ6b、駆動装置8の制御装置13、患部1を診るための超音波診断装置14、超音波を患部1まで照射する経路となる第1導波体4および第2導波体5に純水を供給する装置15、ならびに電磁波を検知するコイル等を備えた測定部3の支持装置10の制御機構である制御装置16を含んで構成される。これらはシステムコントローラ17によって制御され、制御値は入力装置18から入力され、各制御値および測定データ等は画像表示装置19によって画像表示される。システムコントローラ17は、例えばパーソナルコンピュータによって実現されてもよい。入力装置18は、例えばキーボード、タッチパネルなどによって実現されてもよい。画像表示装置19は、例えば液晶表示装置、EL表示装置またはLED表示装置などによって実現されてもよい。
本実施形態では、第2導波体5、測定部3および支持装置10は、治療用支持体9の内側に配されている例を記載している。他の実施形態では、第2導波体5、測定部3および支持装置10は、治療用支持体9の外にあってもよい。また、第2導波体5、測定部3および支持装置10は、HIFUトランスデューサ6から離れ、かつ体表に接する位置にあってもよい。
なお、支持装置10は、HIFUトランスデューサ6から位置制御の代表的な駆動機構として、シリアルリンクとパラレルリンク機構などによって実現されてもよい。このような機構を使用して、X軸、Y軸、Z軸の3次元位置および回転のすべてを制御してもよいが、少なくとも1軸についての位置または回転だけを制御する機構であってもよい。さらに、コイルに超音波が当たらず、不要な電磁波を発していなければ、測定部3の位置を固定してもよい。
図2は超音波治療装置の動作を説明するためのフローチャートである。まず、ステップS1で、患部1の焼灼位置と温度計測位置を設定し、ステップS2で、患部1の各照射位置に超音波を照射し、その反射波から距離を計測する。位置情報は、HIFUトランスデューサ6の位置制御情報も利用する。
ステップS3で、測定部3を患部1に設定した位置条件で近づける。照射位置と温度計測位置とが一致する場合は、そのまま温度計測のためのバースト波を照射する。ただし、温度計測位置は照射位置を基準に任意に設定することができる。ステップS4で、バースト波を発生したときの骨サンプルの電磁波強度が十分高ければ、次のステップS5に進む。
ステップS4で、バースト波を発生したときの骨サンプルの電磁波強度が低ければ、ステップS8でバースト波の照射強度を高め、高すぎればその逆とする。また、測定部3のコイルの感度を調整してもよい。
それでも骨サンプルの電磁波強度が低ければ、ステップS9へ移り、HIFUトランスデューサ6を駆動装置8によって移動させ、温度計測位置を調整する。移動距離は、HIFUトランスデューサ6の焦点距離などにもよるが、その焦点距離が100mmの場合、1mm前後移動する。移動する方法には、以下の2つの方法がある。
(1)HIFUトランスデューサ6がマルチ圧電素子型HIFUトランスデューサの場合、それぞれの圧電素子への入力信号の位相を制御することによって、HIFU焦点位置を移動する。
(2)HIFUトランスデューサ6自身を駆動装置8による機械的な制御によって移動する。
骨サンプルの十分な電磁波強度が得られた後、ステップS3で、測定部3の位置を支持装置10によって移動する。移動距離はHIFUトランスデューサ6の焦点距離などにもよるが、その焦点距離が100mmの場合、±20mm程度の範囲で、1回につき1mm~2mm程度移動させる。これと同時に、測定部3の角度を1回につき5°程度変更してもよい。
次に、ステップS5に移り、移動した位置で同様にバースト波を発生させ、ステップS6で、測定部3のコイルと骨サンプルの電磁波発生時間とを画像表示装置19の画像等によって確認する。確認の結果、測定部3のコイルと骨サンプルの電磁波発生開始時間とが異なり、骨サンプルの正味の電磁波が独立して検知できていることを確認し、電磁波強度の調整が不要であれば、ステップS7に移る。
ステップS7では、連続した超音波を骨サンプルに照射し、骨サンプルの温度をモニタリングする。骨サンプルが設定した温度に到達した後、超音波照射を停止する。その後、患部1の焼灼位置と温度計測位置を設定し、所定の回数、このHIFUの連続波による焼灼とバースト波による温度計測および温度計測位置の温度のモニタリングを繰り返す。
<実施例>
図3および図4は、骨サンプルと測定部3との相対的な位置を変化させたときの誘起電磁波の強度を電圧で示したグラフである。本件発明者は、測定部3のコイル位置が骨サンプルの正味の電磁波に及ぼす影響について確認した。
具体的には、図3と図4は、バースト波の超音波を骨サンプル(豚の皮質骨)に照射し、そのとき骨から発生した電磁波をコイルで計測し、電圧表示したグラフである。この時、厚さ4.5mmの幅および高さが20mmの板状の豚の皮質骨をサンプルとして使用した。また、その骨サンプルと測定部3を第1導波体4の中に設置した。この時使用したHIFUトランスデューサは100mmの曲率半径を有する凹面型トランスデューサである。HIFUトランスデューサから発生させたバースト波は1MHzの正弦波で、波を繰り返し周波数100Hzで照射した。また、この時の超音波の音圧は3MPaである。
図3および図4に示すとおり、骨サンプルをHIFU焦点位置に固定し(Z=100mm)、測定部3をHIFUトランスデューサ6の照射軸方向に移動した(Z=130mm)。図示した骨サンプルおよび測定部3の電磁波信号は、測定部3が受信する外来のランダムノイズを除去するために平均化処理した値を示した。
測定部3の位置がZ=130mmのときは、測定部3と骨サンプルの電磁波信号が独立している(図4)。しかし、Z=100mmのときは、測定部3と骨サンプルとの電磁波信号が重畳し、骨サンプルの正味の電磁波信号が得られない(図3)ことを確認した。
本開示では、測定部3の位置を支持装置10による機械的システムによって適切な位置に設置することができる。
本開示の超音波治療装置によれば、測定部3を超音波照射部および患部に対して適切な位置、すなわち超音波によって患部から発生する第1電磁波と、超音波によって測定部自身から発生する第2電磁波とが干渉しない、超音波照射部および患部から離れた位置に支持装置10によって移動させて位置決めすることができるので、弱圧電体である骨などの患部1に超音波を照射した際に発生する誘起電磁波の強度の高い部位を容易に探索することが可能となり、患部1だけに由来する電磁波の強度変化または温度変化をモニタリングすることができる。
以上、本開示の実施形態について詳細に説明したが、また、本開示は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。上記各実施形態をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1 患部
2 超音波照射部
3 測定部
4 第1導波体
5 第2導波体
6 HIFUトランスデューサ
7 筐体
8 駆動装置
9 治療用支持台
10 支持装置
13 制御装置
14 超音波診断装置
15 純水供給装置
16 制御装置
17 システムコントローラ
18 入力装置
19 画像表示装置
20 箱状構造体
m 収束点
L 軸

Claims (7)

  1. 患部に、超音波を照射する超音波照射部と、
    アンテナを有するとともに、超音波に誘起された電磁波に基づき、前記患部の温度を測定する測定部と、を備え、
    前記超音波によって前記患部から発生する第1電磁波による前記測定部の出力と、前記超音波によって前記アンテナ自身から発生する第2電磁波による前記測定部の出力が時間軸上で区別可能なように、前記アンテナが前記患部および前記超音波照射部から離れて位置
    前記超音波照射部から前記測定部までの距離は、前記超音波照射部から前記患部までの距離よりも長い、超音波治療装置。
  2. 請求項1に記載の超音波治療装置であって、
    前記患部が、前記超音波照射部と前記測定部との間に位置している、超音波治療装置。
  3. 請求項2に記載の超音波治療装置であって、
    前記測定部は、前記超音波照射部と前記超音波が集束する収束点とを結ぶ軸上に位置している、超音波治療装置。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の超音波治療装置であって、
    空気よりも誘電率の高い流体が封入された液密な構造体である第1導波体をさらに備え、
    前記第1導波体は、前記超音波照射部および前記患部に接ている、超音波治療装置。
  5. 請求項1~4のいずれかに記載の超音波治療装置であって、
    空気よりも誘電率の高い流体が封入された液密な構造体である第2導波体をさらに備え、
    前記測定部は、第2導波体内に配されており、
    前記第2導波体は、前記患部に接ている、超音波治療装置。
  6. 請求項に記載の超音波治療装置であって、
    前記第1導波体には、純水が封入されている、超音波治療装置。
  7. 請求項5に記載の超音波治療装置であって、
    前記第2導波体には、純水が封入されている、超音波治療装置。
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