JP7441466B2 - コンクリート締固め管理システム - Google Patents

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本発明は、コンクリート締固め管理システムに関し、特に、コンクリート工事の締固め工程において、バイブレータなどによる締固め実施箇所の履歴を過去に遡って容易に確認可能なコンクリート締固め管理システムに関するものである。
従来、コンクリート打設工事の締固め作業では、打設直後のフレッシュコンクリートにバイブレータなどの振動棒を挿入し、コンクリートに振動を与えることで、コンクリートを締固めている。この作業は通常、作業員の勘と経験に任されている。コンクリート中に締固めが不十分な箇所が残っていると、その後の硬化時にジャンカ等の不具合が発生することがある。この不具合は、型枠を外した段階で初めて確認されることが多いため、締固めを実施した箇所を締固め作業中に把握することのできる技術が望まれていた。
これに対し、本出願人は、バイブレータなどによる締固め実施箇所の履歴を過去に遡って容易に確認可能なシステムを提案中である(例えば、特許文献1を参照)。この特許文献1のシステムは、締固め作業中のフレッシュコンクリートの上面またはその型枠よりも上方に設置され、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺または型枠を含む周辺を撮像して、撮像した映像を出力する撮像手段と、フレッシュコンクリート中の振動体を吊持してフレッシュコンクリートの上面または型枠から外部に延び出る長尺状の吊持部材と、撮像手段により出力された映像に基づいて、フレッシュコンクリートの上面または型枠に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得する位置取得手段と、位置取得手段により取得された吊持部材の位置に基づいて、吊持部材に吊持された振動体の位置を継時的に推定する位置推定手段と、位置推定手段により推定された振動体の位置に基づいて、振動体による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する履歴情報取得手段とを備えるものである。
一方、従来のコンクリート締固め管理装置として、例えば特許文献2に記載のものが知られている。この特許文献2は、コンクリートに挿入したバイブレータの位置を検出する位置検出手段と、コンクリート内におけるバイブレータの振動付与時間を計測する振動時間計測手段と、位置と振動付与時間とに基づいてコンクリート内のバイブレータによる振動の影響範囲を算出する演算手段と、影響範囲を表示する表示手段とを備えるものである。表示手段に表示される影響範囲は、バイブレータを挿入した位置ごとに、最も影響半径が小さい深度での影響範囲を平面図に表示するようになっている。
他方、現実空間上に仮想的な情報を重ねて提示することで、現実空間を拡張するAR(Augumented Reality:拡張現実感)環境を提供する技術において、仮想物体を現実空間上の位置に合わせるときに、ARマーカーを利用することが知られている(例えば、特許文献3~6を参照)。ARマーカーは、付加情報を表示する位置を指定するための標識であり、通常、正方形の黒枠で囲われた中に所定の画像パターンを表示したもので構成されている。現実空間上で平面を定義するには、複数のARマーカーが必要である。ARマーカーの設置は、手間がかかるため、できる限り少ない個数で、精度の高い位置情報を取得可能な技術が求められている。
特願2019-034797号(現時点で未公開) 特開2018-193681号公報 特開2011-216067号公報 特開2006-284442号公報 特開2005-293141号公報 特開2012-174243号公報
しかし、上記の従来の特許文献2では、バイブレータを挿入した位置ごとに、最も影響半径が小さい深度での影響範囲を平面図に表示するのみであるので、締固めを実施した箇所を三次元的に把握することは難しい。このため、締固めを実施した箇所を三次元的に容易に把握することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、締固めを実施した箇所を三次元的に容易に把握することのできるコンクリート締固め管理システムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るコンクリート締固め管理システムは、フレッシュコンクリートに挿入される振動体からの振動によって、この振動体の周囲のフレッシュコンクリートの締固めを行う締固め作業において、フレッシュコンクリートにおける締固めを実施した箇所を把握するためのコンクリート締固め管理システムであって、締固め作業中のフレッシュコンクリートの上面よりも上方に設置され、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺を撮像して、撮像した映像を出力する撮像手段と、フレッシュコンクリート中の振動体を吊持してフレッシュコンクリートの上面から外部に延び出る長尺状の吊持部材と、撮像手段により出力された映像に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得する位置取得手段と、位置取得手段により取得された吊持部材の位置に基づいて、吊持部材に吊持された振動体の位置を継時的に推定する位置推定手段と、位置推定手段により推定された振動体の位置に基づいて、振動体による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、位置推定手段により推定された振動体の位置と、履歴情報取得手段によって取得された履歴情報とに基づいて、振動体による振動の影響範囲を算出する算出手段と、振動体の平面位置および深さ位置に応じて、算出手段により算出した影響範囲を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムは、上述した発明において、撮像手段は、吊持部材を持つ作業員、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に居る作業員の少なくとも一方が所持または装着しているカメラであることを特徴とする。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムは、上述した発明において、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に設けられたARマーカーをさらに備え、撮像手段は、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺またはARマーカーを含む周辺を撮像し、位置取得手段は、撮像手段により出力された映像と映像中のARマーカーの位置情報に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得するものであることを特徴とする。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムは、上述した発明において、ARマーカーは、型枠の天端付近に設けられることを特徴とする。
本発明に係るコンクリート締固め管理システムによれば、フレッシュコンクリートに挿入される振動体からの振動によって、この振動体の周囲のフレッシュコンクリートの締固めを行う締固め作業において、フレッシュコンクリートにおける締固めを実施した箇所を把握するためのコンクリート締固め管理システムであって、締固め作業中のフレッシュコンクリートの上面よりも上方に設置され、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺を撮像して、撮像した映像を出力する撮像手段と、フレッシュコンクリート中の振動体を吊持してフレッシュコンクリートの上面から外部に延び出る長尺状の吊持部材と、撮像手段により出力された映像に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得する位置取得手段と、位置取得手段により取得された吊持部材の位置に基づいて、吊持部材に吊持された振動体の位置を継時的に推定する位置推定手段と、位置推定手段により推定された振動体の位置に基づいて、振動体による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、位置推定手段により推定された振動体の位置と、履歴情報取得手段によって取得された履歴情報とに基づいて、振動体による振動の影響範囲を算出する算出手段と、振動体の平面位置および深さ位置に応じて、算出手段により算出した影響範囲を表示する表示手段とを備えるので、締固めを実施した箇所を三次元的に容易に把握することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムによれば、撮像手段は、吊持部材を持つ作業員、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に居る作業員の少なくとも一方が所持または装着しているカメラであるので、撮像手段による死角がなくなり、吊持部材の位置をより確実に取得することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムによれば、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に設けられたARマーカーをさらに備え、撮像手段は、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺またはARマーカーを含む周辺を撮像し、位置取得手段は、撮像手段により出力された映像と映像中のARマーカーの位置情報に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得するものであるので、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に設けられたARマーカーの位置情報を利用することで、吊持部材の相対的な位置を精度よく取得することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムによれば、ARマーカーは、型枠の天端付近に設けられるので、ARマーカーの設置の手間を軽減することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係るコンクリート締固め管理システムの実施の形態を示す図である。 図2は、バイブレータの位置を推定する手順の一例を示すフローチャート図である。 図3は、締固め作業箇所の履歴表示の一例を示す図であり、(1)は先行作業員(熟練)の作業履歴、(2)は先行作業員(若手)の作業履歴、(3)は後追い作業員の作業履歴である。 図4は、バイブレータの平面位置、深さの推定方法の一例を示す斜視図である。 図5は、ホースに施されるマーキングの一例を示す図である。
以下に、本発明に係るコンクリート締固め管理システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1に示すように、本実施の形態は、型枠10へのコンクリート打設作業時に、コンクリートCにバイブレータ12を挿入し、バイブレータ12の振動によって周囲のコンクリートCの締固めを行う締固め作業に適用される。型枠10内には鉄筋Sが配筋されている。また、型枠10内の下側部分には、先行層14のコンクリートが既に打設されている。コンクリートCは、先行層14の上面から型枠10の天端16付近までの範囲に打設され、この範囲の高さHが締固め作業を行う高さになる。
本実施の形態では、型枠10内の上側部分に、複数のARマーカー11が設けられている。ARマーカーは、正方形の黒枠で囲われた中に所定の画像パターンを表示した水平板からなる。
バイブレータ12は、長尺棒状の振動体であり、長尺方向の一端には可撓性の長尺状のゴム製ホース18(吊持部材)が繋がれている。作業員Mは、型枠10に隣接する仮設足場20からこのホース18を把持して、バイブレータ12をコンクリートC中の所定高さに吊持し、この箇所の締固めを行うようになっている。締固め作業中のホース18は、コンクリートCの上面から出て型枠10の天端16まで延びている。
ホース18の外周面には、図示しないバイブレータ12上端を基点としたホース18の延在長さ(長さ情報)を表すマーキング22(特徴量)がその延在方向に沿って施されている。マーキング22は、所定の色(例えば光の三原色(赤、緑、青)などの色)のビニールテープを、所定の間隔で黒地のホース18に巻付けて施すことができる。このマーキング22を読み取ることで、読み取り位置からバイブレータ12上端までのホース18の延在長さを把握することができる。
本実施の形態に係るコンクリート締固め管理システム100は、締固め作業中のコンクリートCの映像を上方から取得するカメラ24(撮像手段)と、映像をもとにホース18の位置を取得する位置取得手段26と、ホース18の位置をもとにバイブレータ12の位置を推定する位置推定手段28と、締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する履歴情報取得手段30と、バイブレータ12による振動の影響範囲を算出する算出手段32と、データ格納手段34と、表示手段36とを備える。
カメラ24は、型枠10の天端16よりも上方であってコンクリートC上面の略中心の真上に設置される。このカメラ24は、締固め作業中のARマーカー11を含むコンクリートC上面の映像を上方から撮像して、経時的に連続した映像をデータ格納手段34に出力する。これによって、締固め作業中のARマーカー11とホース18を含んだ映像が取得される。
カメラ24としては、通常のカメラを用いてもよいが、例えば、一度に上下左右全方位360度のパノラマ画像を撮像して、全天球映像を取得する全天球カメラを用いることが好ましい。全天球カメラを用いることで、ARマーカー11が存在する範囲、コンクリートCの上面の範囲が広大である場合や、バイブレータ12を複数箇所に配備して多点同時に締固める場合であっても、ホース18を含む映像を確実に取得可能である。また、カメラ24として通常のカメラを用いる場合は、複数のカメラで様々な角度から撮影して死角を無くすことが好ましい。なお、本発明はこれに限るものではなく、締固め作業中のARマーカー11とホース18を継時的に撮像可能なものであればいかなるものでもよく、例えば180度程度の画角をもつ広角カメラを下向きにして使用してもよい。
位置取得手段26は、カメラ24により出力された映像と映像中のARマーカー11の位置情報に基づいて、コンクリートCの上面に対するホース18の相対的な位置を継時的に取得するものである。映像とARマーカー11の位置情報をもとに位置を取得する方法としては、周知の画像解析処理方法を適用して行うことができる。本実施の形態では、後述の図2のフローチャートによる方法を利用する。
本実施の形態では、型枠10の天端16よりも上方に設置したカメラ24を利用するため、コンクリートC内部の撮影はできないが、この位置取得手段26によって、ARマーカー11とホース18の位置の相対的な位置関係を把握することが可能である。例えば、データ格納手段34に格納された映像から所定の時間間隔で画像を選択し、既知のARマーカー11の位置情報、ホース18の特徴量などを参考に、画像からARマーカー11とホース18の位置を認識する。上述したように、ホース18の外周面には、バイブレータ12上端を基点としたホース18の延在長さを表すマーキング22が施されている。そこで、ホース18の位置を表す特徴量として、このマーキング22を利用する。取得したデータは、時間情報と紐付けられてデータ格納手段34に格納される。
位置推定手段28は、位置取得手段26により取得されたARマーカー11とホース18の相対的な位置関係に基づいて、ホース18に吊持されたバイブレータ12の位置を継時的に推定するものである。具体的には、データ格納手段34から型枠10の天端16の高さのマーキング22の値を抽出する。抽出したマーキング22の値は、型枠10の天端16を基点としたバイブレータ12上端までの高さ(深さ)H1に相当する。この高さH1に、既知のバイブレータ12の長さLを加算することで、バイブレータ12の高さ方向の存在範囲を推定する。
また、データ格納手段34からコンクリートCの上面に対するホース18の平面位置を抽出し、抽出したホース18の平面位置がバイブレータ12の平面位置に一致すると仮定して、バイブレータ12の平面位置を推定する。以上の処理によって、バイブレータ12の三次元的な位置を比較的精度よく推定することができる。推定したバイブレータ12の位置は、時間情報と紐付けられてデータ格納手段34に格納される。
履歴情報取得手段30は、位置推定手段28により推定されたバイブレータ12の位置と、バイブレータ12の作動情報に基づいて、バイブレータ12による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得するものである。具体的には、履歴情報取得手段30は、データ格納手段34からバイブレータ12の位置を、これに紐付けられた時間情報(例えば時刻)とともに抽出する。一方、バイブレータ12のオンオフや電流値の情報をセンサ等で検知することで作動情報を取得し、この作動情報に基づいて、バイブレータ12が振動している時間情報(振動時間)を取得する。そして、これらの情報から、バイブレータ12の位置ごとの振動時間を取得する。こうすることで、バイブレータ12が平面的にどの位置でどの深さまでどのくらいの時間存在するとともに振動して、その位置の締固めを行ったか、といった履歴情報を取得することができる。取得した履歴情報を参照することで、バイブレータ12で締固めをした箇所を確実に把握することができる。
算出手段32は、位置推定手段28により推定されたバイブレータ12の位置と、履歴情報取得手段30によって取得された履歴情報とに基づいて、コンクリートC中のバイブレータ12による振動の影響範囲を算出する。本実施の形態の影響範囲は、振動中のバイブレータ12の平面位置を円の中心とした略円柱状の領域に設定されている。平面視では円形状の領域である。データ格納手段34には、バイブレータ12の位置ごとに、バイブレータ12の振動時間と影響範囲の関係が格納されている。振動時間が長いほど、浅いほど、影響範囲の円の半径が大きくなる傾向がある。算出手段32は、こうした関係に、位置推定手段28により推定されたバイブレータ12の位置と、履歴情報取得手段30によって取得された履歴情報(バイブレータ12の位置ごとの振動時間)を当てはめることで、円の半径などの影響範囲の情報を算出することができる。算出した影響範囲の情報は、データ格納手段34に格納される。
データ格納手段34は、カメラ24からの映像や各手段からの処理データを格納するためのものであり、例えばデータベースによって構成される。
表示手段36は、バイブレータ12の平面位置および深さ位置に応じて、算出手段32により算出した影響範囲を表示するものであり、例えばモニタによって構成される。一定時間、特定の平面位置および深さ位置でバイブレータ12を振動させれば、その影響範囲については適切に締固め作業がなされたと判断することができる。具体的には、表示手段36は、締固め作業中のフレッシュコンクリートの上面を鉄筋Sの位置情報とともに平面図として表示する。そして、この平面図の中に、バイブレータ12の平面位置ごとに影響範囲を表す円を表示する。ただし、影響範囲を表す円の表示色は、バイブレータ12の深さ位置に応じて異なった色に設定する。このようにすれば、ユーザは、平面図から、どの平面位置でどの深さまで適切に締固られたかを色の違いによって容易に把握することができる。コンクリートC中を上側から下側に向けて順に締固めるか、下側から上側に向けて順に締固めるかは、施工環境などに応じて適宜設定してもよい。なお、表示手段36は、データ格納手段34に格納された映像や処理データを表示することもできる。
上記構成の動作および作用について説明する。
図1に示すように、コンクリートCの打設時に、作業員Mが仮設足場20からホース18を垂らしてバイブレータ12をコンクリートC中に挿入して締固めを行う。締固めが不十分な箇所が生じないように、作業員Mはホース18を動かして、バイブレータ12をコンクリートC中の各所に移動させる。この作業の様子は、上方に設置されたカメラ24により撮像され、その映像はデータ格納手段34に記録される。位置取得手段26は、この映像と映像中のARマーカー11の位置情報から、型枠10の天端16とホース18の相対的な位置関係を取得する。
具体的には、図2に示すように、位置取得手段26は、データ格納手段34に格納された映像から所定の時間間隔で画像を選択する(ステップS1)。続いて、この画像の歪みを補正し(ステップS2)、データ格納手段34に格納されたARマーカー11に関する情報に基づいて、補正した画像中のARマーカー11を検出し、認識する(ステップS3)。この場合、1枚のARマーカー11の四隅を認識させ、認識した四隅の各点から画像中の打設面の座標軸と、現実空間の打設面の座標軸の傾きを算出し、座標軸を回転させることで、画像のピクセル座標軸と現実空間の座標軸を合わせる。そして、データ格納手段34からARマーカー11の実サイズおよび設置位置を読み出し(ステップS5)、ARマーカー11の2隅間の距離と実サイズから足場平面上の1ピクセルあたりのスケールを推定する(ステップS4)。次に、ARマーカー11からホース18差し込み位置までの水平距離を算出する(ステップS6)。水平距離は、画像上のホース18差し込み位置に最も近いARマーカー11の重心を基準として算出することが望ましい。
位置推定手段28は、この位置関係からバイブレータ12の位置を推定する(ステップS7)。履歴情報取得手段30は、推定したバイブレータ12の位置などからバイブレータ12による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する。ユーザは、取得した履歴情報によって、締固めを実施した箇所の履歴を過去に遡って容易かつ確実に把握することができる。
また、ARマーカー11の位置情報を利用することで、ホース18の相対的な位置を精度よく取得することができる。したがって、締固めを実施した箇所をより高精度に把握することができる。ARマーカー11を確認できれば、位置情報を取得可能であるため、動的に作業していても、作業に追随して位置情報を把握できるメリットがある。
次に、算出手段32が、推定されたバイブレータ12の位置と、取得した履歴情報とに基づいて、バイブレータ12による振動の影響範囲を算出する。表示手段36は、締固め作業中のフレッシュコンクリートの上面を表す平面図の中に、バイブレータ12の平面位置ごとの影響範囲を表す円を表示する。影響範囲を表す円の表示色は、バイブレータ12の深さ位置に応じて変えている。ユーザは、この平面図から、どの平面位置でどの深さまで適切に締固られたかを容易に把握することができる。したがって、本実施の形態によれば、締固めを実施した箇所を三次元的に容易に把握することができる。
図3は、バイブレータ12の影響範囲の円の直径を25cmとして表示した例である。(1)は先行作業員(熟練)の作業履歴、(2)は先行作業員(若手)の作業履歴、(3)は後追い作業員の作業履歴である。この図に示すように、作業員ごとにどのように締固め作業を行っているかを容易に確認できる。このため、確認後、作業の指導を行うなど、締固め方法を改善することができる。
上記の実施の形態において、締固め作業中に影響範囲をリアルタイムに表示してもよい。この結果、締固めが不十分な箇所が判明した場合には、当該箇所にバイブレータ12を配置して再度締固めを実施すればよい。このようにすれば、締固めが不十分な箇所をなくすことができるので、その後の硬化時にジャンカ等の不具合が発生するおそれがなくなり、所期のコンクリート品質を確保することが可能となる。
(変形例1)
なお、上記の実施の形態において、カメラ24の代わりにウェアラブルカメラを用いてもよい。図1に示すように、ウェアラブルカメラ25は、ホース18を持つ作業員Mのヘルメットなどに装着することができる。コンクリートの締固め作業時に、作業員Mがホース18を見ることで、ウェアラブルカメラ25により作業中の映像を取得可能である。
また、例えば、取得した映像をストリーミングデータとしてクラウドサーバにアップロードすることで、即座に映像を画像解析すれば、締固め箇所の深さ、平面位置をリアルタイムに確認することができる。締固めしていない箇所があれば、すぐに再施工が可能となり、不具合を未然に防止することができる。複数のウェアラブルカメラ25を利用すれば、死角をさらに減らせるので、施工管理を確実に実施でき、施工の不具合を未然に防止することができる。
(変形例2)
また、ARマーカー11の位置情報を確実に取得するためには、ARマーカー11がカメラ24やウェアラブルカメラ25の視野内に入っている必要がある。しかし、ARマーカー11の設置は手間がかかり、型枠10内に落ちると異物混入となるおそれがある。画像処理の基本として、わかりやすく決まった箇所にARマーカー11を設置することが望ましい。
そこで、このような課題を解決するために、上記の実施の形態においてARマーカー11の代わりにARマーカー付き型枠を用いてもよい。このようにすれば、ARマーカー11の設置の手間を軽減することができる。ARマーカー付き型枠は、箱状の型枠本体と、型枠本体の上面に設けられたARマーカー11とを備えており、型枠10の天端16付近に対して設置される。着脱可能に設置してもよい。このARマーカー付き型枠は、型枠としての機能よりも、ARマーカーを表示する表示板としての機能がメインとなる。ARマーカー付き型枠は、作業の邪魔とならない態様で設置することが好ましく、例えば高さ10cm程度の箱状物で構成することができる。ARマーカー付き型枠を設ける部分には、コンクリートが打込まれないため、ARマーカー11は汚れない。
ARマーカー11は、印刷等により型枠本体の上面に設けてもよい。ARマーカー付き型枠の型枠本体は、軽量な段ボールなどで構成してもよいが、不意に移動することがないように現状の型枠10に対して確実に設置できるような構造であることが望ましい。
(変形例3)
上記の実施の形態において、基準となる平面(以下、基準面という。)を設定して、バイブレータ12の平面位置、深さを推定してもよい。
図4に示すように、設置されたARマーカー11とARマーカー11を含む周辺の映像において、バイブレータ12の平面位置、深さを推定するための仮想的な基準面Fを設定する。基準面Fはホース18と交差する高さであれば、任意の高さの水平面で構わない。設定された基準面Fと映像より特定されたホース18とが交わる点Pをバイブレータ12の平面的な差し込み位置として推定する。設定された基準面Fと映像より特定されたホース18とが交わる点Pより上方に位置するホース18に設けられたマーキング22によって、基準面Fより下のホース18の長さを相対的に求めることができる。この長さを、基準面Fからのバイブレータ12の差し込み深さとして推定する。このようにすれば、バイブレータ12の平面位置、深さをより精度よく推定することができる。
(変形例4)
上記の実施の形態において、ホース18の外周面に施されるマーキング22を、2色の組み合わせで構成してもよい。組み合わせの2色のうち、1色は光の三原色(赤、緑、青)から選択することが望ましい。光の三原色から2色を選択しても構わない。
図5に示すように、2色の組み合わせは、大きいサイズ21と小さいサイズ23の組み合わせとする。大きいサイズ21はホース18の全周に所定区間だけ設ける。小さいサイズ23は、横幅をホース18の円周長の1/6程度とし、ホース18の円周上に等間隔に3か所設置する。大きいサイズ21の上に小さいサイズ23が重なって配置された態様となる。図の例では、マーキング22Aのうち大きいサイズ21Aが黄色、小さいサイズ23Aが青色、マーキング22Bのうち大きいサイズ21Bが赤色、小さいサイズ23Bが緑色の場合である。このような2色の組み合わせの異なるマーキング22A、22Bを、ホース18の延在方向に連続的に設ける。このようにしても、マーキング22の読み取り位置からバイブレータ12までのホース18の延在長さを把握することができる。
以上説明したように、本発明に係るコンクリート締固め管理システムによれば、フレッシュコンクリートに挿入される振動体からの振動によって、この振動体の周囲のフレッシュコンクリートの締固めを行う締固め作業において、フレッシュコンクリートにおける締固めを実施した箇所を把握するためのコンクリート締固め管理システムであって、締固め作業中のフレッシュコンクリートの上面よりも上方に設置され、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺を撮像して、撮像した映像を出力する撮像手段と、フレッシュコンクリート中の振動体を吊持してフレッシュコンクリートの上面から外部に延び出る長尺状の吊持部材と、撮像手段により出力された映像に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得する位置取得手段と、位置取得手段により取得された吊持部材の位置に基づいて、吊持部材に吊持された振動体の位置を継時的に推定する位置推定手段と、位置推定手段により推定された振動体の位置に基づいて、振動体による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、位置推定手段により推定された振動体の位置と、履歴情報取得手段によって取得された履歴情報とに基づいて、振動体による振動の影響範囲を算出する算出手段と、振動体の平面位置および深さ位置に応じて、算出手段により算出した影響範囲を表示する表示手段とを備えるので、締固めを実施した箇所を三次元的に容易に把握することができる。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムによれば、撮像手段は、吊持部材を持つ作業員、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に居る作業員の少なくとも一方が所持または装着しているカメラであるので、撮像手段による死角がなくなり、吊持部材の位置をより確実に取得することができる。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムによれば、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に設けられたARマーカーをさらに備え、撮像手段は、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺またはARマーカーを含む周辺を撮像し、位置取得手段は、撮像手段により出力された映像と映像中のARマーカーの位置情報に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得するものであるので、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に設けられたARマーカーの位置情報を利用することで、吊持部材の相対的な位置を精度よく取得することができる。
また、本発明に係る他のコンクリート締固め管理システムによれば、ARマーカーは、型枠の天端付近に設けられるので、ARマーカーの設置の手間を軽減することができる。
以上のように、本発明に係るコンクリート締固め管理システムは、打設直後のフレッシュコンクリートにバイブレータなどの振動体を挿入してコンクリートを締固める作業に有用であり、特に、締固めを実施した箇所を三次元的に容易に把握するのに適している。
10 型枠
11 ARマーカー
12 バイブレータ(振動体)
14 先行層
16 天端
18 ホース(吊持部材)
20 仮設足場
22 マーキング
24 カメラ(撮像手段)
25 ウェアラブルカメラ(撮像手段)
26 位置取得手段
28 位置推定手段
30 履歴情報取得手段
32 算出手段
34 データ格納手段
36 表示手段
100 コンクリート締固め管理システム
C コンクリート
M 作業員
S 鉄筋

Claims (4)

  1. フレッシュコンクリートに挿入される振動体からの振動によって、この振動体の周囲のフレッシュコンクリートの締固めを行う締固め作業において、フレッシュコンクリートにおける締固めを実施した箇所を把握するためのコンクリート締固め管理システムであって、
    締固め作業中のフレッシュコンクリートの上面よりも上方に設置され、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺を撮像して、撮像した映像を出力する撮像手段と、
    フレッシュコンクリート中の振動体を吊持してフレッシュコンクリートの上面から外部に延び出る長尺状の吊持部材と、
    撮像手段により出力された映像に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得する位置取得手段と、
    位置取得手段により取得された吊持部材の位置に基づいて、吊持部材に吊持された振動体の位置を継時的に推定する位置推定手段と、
    位置推定手段により推定された振動体の位置に基づいて、振動体による締固めを実施した箇所に関する履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、
    位置推定手段により推定された振動体の位置と、履歴情報取得手段によって取得された履歴情報とに基づいて、振動体による振動の影響範囲を算出する算出手段と、
    振動体の平面位置および深さ位置に応じて、算出手段により算出した影響範囲を表示する表示手段とを備えることを特徴とするコンクリート締固め管理システム。
  2. 撮像手段は、吊持部材を持つ作業員、フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に居る作業員の少なくとも一方が所持または装着しているカメラであることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート締固め管理システム。
  3. フレッシュコンクリートの上面または型枠の周辺に設けられたARマーカーをさらに備え、撮像手段は、フレッシュコンクリートの上面を含む周辺またはARマーカーを含む周辺を撮像し、位置取得手段は、撮像手段により出力された映像と映像中のARマーカーの位置情報に基づいて、フレッシュコンクリートの上面に対する吊持部材の相対的な位置を継時的に取得するものであることを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリート締固め管理システム。
  4. ARマーカーは、型枠の天端付近に設けられることを特徴とする請求項3に記載のコンクリート締固め管理システム。
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