JP7440656B2 - 低圧鋳造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、低圧鋳造装置に関する。
例えば特許文献1には、溶湯(溶融状態の金属材料)をるつぼ内に保持する保持炉と、保持炉の上方に設けられてキャビティを有する金型と、金型のキャビティとるつぼとの間を連通するストークスと、を備える低圧鋳造装置の発明が記載されている。特許文献1に係る低圧鋳造装置では、保持炉内の圧力を低圧にて加圧する制御を行うことにより、保持炉のるつぼからストーク内へ入った溶湯を押し上げる。これにより、ストークを介して金型のキャビティ内へと溶湯を充填する。
特開2005-144521号公報
しかしながら、特許文献1に係る低圧鋳造装置では、鋳造品の成形品質がショット毎にばらつくという課題があった。
鋳造品の成形品質を安定的に高めるために、発明者らは、鋳造品の成形品質がショット毎にばらつく要因について鋭意調査を行った。この調査の結果、発明者らは、保持炉内の圧力が常圧である際において、保持炉の溶湯面レベルがショット毎にばらつく事象を生じる場合があることに気づいた。
この気づきに基づいて鋭意研究を進めた結果、本発明者らは、保持炉の溶湯面レベルがショット毎にばらつく事象と、鋳造品の成形品質がショット毎にばらつく事象との間に相関があることを突き止めた。
かかる相関に基づき保持炉の溶湯面レベルをショット毎に均一化する要件についてさらに研究を進めた結果、発明者らは遂に本発明を完成させた。
すなわち、(1)に係る発明は、略U字状の槽体に溶湯を保持する保持炉と、前記槽体に連通するように設けられるキャビティを有する金型と、を備え、略U字状の前記槽体の一側には、溶湯を加圧するための加圧室が設けられる一方、前記槽体の他側には、前記キャビティに溶湯を充填するための充填室が設けられ、前記加圧室の内圧を前記充填室の内圧に対し相対的に加圧することにより、当該キャビティに溶湯を充填するように構成された低圧鋳造装置であって、前記加圧室の内圧を検知する内圧検知部と、前記加圧室の溶湯面レベルLVhs1を検知する湯面レベル検知部と、前記加圧室の内圧調整を行う内圧調整部と、前記加圧室の溶湯面レベルLVhs1及び予め定められる基準レベルの対比結果に基づいて、前記キャビティに溶湯を充填する際の準備区間内に前記加圧室の溶湯面レベルLVhs1が充填開始レベルLVsf1に到達する条件を充足可能な加圧速度を算出する算出部と、を備え、前記準備区間は、前記金型の湯口に前記充填室の溶湯面レベルが到達する迄の区間であって、鋳造工程に係る所定のサイクルタイムに基づく所定の時間長に設定されており、前記内圧調整部は、前記準備区間において、前記算出された加圧速度を所定の第1速度として用いて前記加圧室の内圧を高める調整を行い、前記準備区間での前記第1速度は、前記加圧室の溶湯面レベルLVhs1の高低に応じて、当該溶湯面レベルLVhs1が低いほど高速となるように算出されることを最も主要な特徴とする。
鋳造品の成形品質を安定的に高めるために、発明者らは、鋳造品の成形品質がショット毎にばらつく要因について鋭意調査を行った。この調査の結果、発明者らは、保持炉内の圧力が常圧である際において、保持炉の溶湯面レベルがショット毎にばらつく事象を生じる場合があることに気づいた。
この気づきに基づいて鋭意研究を進めた結果、本発明者らは、保持炉の溶湯面レベルがショット毎にばらつく事象と、鋳造品の成形品質がショット毎にばらつく事象との間に相関があることを突き止めた。
かかる相関に基づき保持炉の溶湯面レベルをショット毎に均一化する要件についてさらに研究を進めた結果、発明者らは遂に本発明を完成させた。
すなわち、(1)に係る発明は、溶湯を保持する保持炉と、当該保持炉に連通するように設けられるキャビティを有する金型と、を備え、前記保持炉の内圧を前記キャビティの内圧に対し相対的に加圧することにより、当該キャビティに溶湯を充填するように構成された低圧鋳造装置であって、前記保持炉の内圧を検知する内圧検知部と、前記保持炉の溶湯面レベルを検知する湯面レベル検知部と、前記保持炉の内圧調整を行う内圧調整部と、を備え、前記内圧調整部は、前記キャビティに溶湯を充填する際の準備区間において、所定の第1速度をもって前記保持炉の内圧を高める調整を行い、前記準備区間での前記第1速度は、溶湯面レベルの高低に応じて可変設定されることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、保持炉の溶湯面レベルがショット毎にばらつく事象が生じた場合であっても、鋳造品の成形品質を安定的に高めることができる。
本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置において、鋳造工程前の初期状態を表す図である。 本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置において、充填工程前の待機状態を表す図である。 本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置において、充填工程後の充填状態を継続している様子を表す図である。 本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置に備わるプロセス制御装置の内部及び周辺部の構成を表すブロック図である。 本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置が行う内圧調整処理(実施例1)の動作説明に供するタイムチャート図である。 本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置が行う内圧調整処理(実施例2)の動作説明に供するタイムチャート図である。 本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置が行う鋳造処理の流れを表すフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置について、適宜図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に示す図面において、共通の機能を有する部材には同一の参照符号を付するものとする。また、部材のサイズ及び形状は、説明の便宜のため、変形又は誇張して模式的に表す場合がある。
〔低圧鋳造装置11の概要〕
はじめに、本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置11の概要について、図1A~図1Cを参照して説明する。
図1Aは、低圧鋳造装置11において、鋳造工程前の初期状態を表す図である。図1Bは、低圧鋳造装置11において、充填工程前の待機状態を表す図である。図1Cは、低圧鋳造装置11において、充填工程後の充填状態を継続している様子を表す図である。
低圧鋳造装置11は、図1A~図1Cに示すように、略U字状の槽体13に溶湯を保持する保持炉15と、槽体13に連通するように設けられるキャビティ17を有する金型19と、を備える。金型19には、充填工程時において、溶湯に圧されたキャビティ17内のガス(例えば空気)を大気に逃がすガス抜き孔20が設けられている。
なお、金型19周りの構成は従来技術と同等であるため、その詳細な説明を割愛する。
略U字状の槽体13の一側13aには、溶湯を加圧するための加圧室21が設けられる一方、槽体13の他側13bには、キャビティ17に溶湯を充填するための充填室23が設けられている。
低圧鋳造装置11は、加圧室21の内圧(加圧側内圧)Pprを充填室23の内圧(充填側内圧:例えば大気圧)Pfiに対して相対的に加圧することによって、キャビティ17に溶湯を充填するように構成されている。
略U字状の槽体13のうち一側13aには、図1A~図1Cに示すように、加圧室21を覆うように蓋体25が設けられている。これにより、加圧室21は空気等の気体で満たされている。
蓋体25には、加圧用気体を加圧室21内に供給するための供給路27が設けられている。供給路27には、加圧用気体を加圧室21内へと送り出す圧力制御バルブ29が設けられている。また、供給路27には、加圧側内圧Pprを検出する内圧センサ31が設けられている。
また、蓋体25には、加圧室21の溶湯面レベルを検出するレベルセンサ33が設けられている。レベルセンサ33は、例えば、蓋体25に設けた導光路35を介して溶湯面にレーザ光を照射すると共にその反射光を受光し、照射から受光までの時間を距離に換算して取得する。さらに、加圧室21には、加圧室21の雰囲気温度を検出する温度センサ37が設けられている。
略U字状の槽体13のうち他側13bには、図1A~図1Cに示すように、充填室23を覆うように、略円筒上のダイベース39が設けられている。このダイベース39に、キャビティ17を有する金型19が取り付けられる。
鋳造工程前の初期状態では、加圧室21及び充填室23の内圧は共に常圧とされている。このとき、保持炉15における槽体13での溶湯面レベルは、予め定められる基準レベルLVhs0(図1A参照)を呈する。この基準レベルLVhs0は、図1A、図1Bに示すように、金型19の湯口に対応する溶湯面レベルLVsf0との高低差h0、並びに充填開始レベルLVsf1との高低差h1の両者が、鋳造工程に係る所定のサイクルタイムの中で鋳造処理を効率よく行う観点で適正であること等を考慮した値に適宜設定される。
また、充填工程前の待機状態(キャビティ17に溶湯を充填する際の準備区間)では、加圧室21の内圧(加圧側内圧Ppr)は所定の第1速度(これについて、詳しくは後記する。)をもって加圧される一方、充填室23の内圧(充填側内圧Pfi)は原則として常圧とされている。つまり、充填工程の準備区間において、加圧側内圧Pprは充填側内圧Pfiに対して常に相対的に高められている。
充填工程の準備区間での差圧(加圧側内圧Ppr-充填側内圧Pfi)分に応じて、保持炉15における槽体13での溶湯面レベルは、図1A、図1Bに示すように、加圧室21の側では基準レベルLVhs0から加圧側溶湯面レベルLVsf0へと加圧側高低差h0だけ低位になる。一方、充填室23の側では基準レベルLVhs0から金型19の湯口19aの高さに対応する充填側溶湯面レベルLVsf1へと充填側高低差h1だけ高位になる。
充填工程前の待機状態において、充填室23の側での溶湯面レベルが金型19の湯口19aの高さに対応する充填側溶湯面レベルLVsf1に到達すると、キャビティ17に溶湯を充填する準備が整う(準備区間の終了)。
次いで、キャビティ17への溶湯の充填が行われる充填工程では、加圧室21の内圧(加圧側内圧Ppr)は所定の第2速度をもって加圧される一方、充填室23の内圧(充填側内圧Pfi)は原則として常圧とされている。前記所定の第2速度は、キャビティ17に溶湯を充填する際に、湯回りを良好に保ちつつ、ばり・逆ばり等の成形不良を生じさせないこと等を考慮して適宜設定される。
要するに、充填工程の実行区間(充填区間)において、加圧側内圧Pprは充填側内圧Pfiに対して常に相対的に高められている。ただし、充填区間での前記第2速度は、充填側溶湯面レベルの高低に関わらず一定の値に保持される。
充填区間での差圧(加圧側内圧Ppr-充填側内圧Pfi)分に応じて、保持炉15における槽体13での溶湯面レベルは、図1B、図1Cに示すように、加圧室21の側では充填開始レベルLVsf0から充填終了レベルLVsf2へと高低差h2だけ低位になる。一方、充填室23の側では充填開始レベルLVsf1から充填終了レベルLVsf3へと高低差h3だけ高位になる。
充填室23の側での溶湯面レベルが充填終了レベルLVsf3に到達すると、キャビティ17への溶湯の充填処理(充填区間)が終了する。
そして、充填工程後の充填状態を継続している充填状態継続区間では、加圧側内圧Pprは、充填区間の終了時点における加圧室21の内圧を保持する一方、充填側内圧Pfiは原則として常圧とされている。つまり、充填状態継続区間においても、加圧側内圧Pprは充填側内圧Pfiに対して相対的に高められている。
充填状態継続区間での差圧(加圧側内圧Ppr-充填側内圧Pfi)分に応じて、保持炉15における槽体13での溶湯面レベルは、図1Cに示すように、加圧室21の側では充填終了レベルLVsf2を継続する。一方、充填室23の側では充填終了レベルLVsf3を継続する。
所定長の充填状態継続区間が終了すると、一連の充填処理が終了する。
〔低圧鋳造装置11に備わるプロセス制御装置51の内部及び周辺部の構成〕
次に、本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置11に備わるプロセス制御装置51の内部及び周辺部の構成について、図2を参照して説明する。
図2は、低圧鋳造装置11に備わるプロセス制御装置51の内部及び周辺部の構成を表すブロック図である。
低圧鋳造装置11に備わるプロセス制御装置51には、図2に示すように、入力系統として内圧センサ31、レベルセンサ33、温度センサ37がそれぞれ接続される一方、出力系統として圧力制御バルブ29が接続されている。
内圧センサ31は、前記したように、加圧側内圧Pprを検出する。レベルセンサ33は、前記したように、加圧室21の溶湯面レベルを検出する。温度センサ37は、前記したように、加圧室21の雰囲気温度を検出する。内圧センサ31により検出された加圧側内圧Ppr、レベルセンサ33により検出された加圧室21の溶湯面レベル、温度センサ37により検出された加圧室21の雰囲気温度に係る各情報は、プロセス制御装置51に送られる。
圧力制御バルブ29は、プロセス制御装置51が司るシーケンス制御プログラムに従い算出される、プロセス制御装置51に備わる内圧調整部55に係る内圧調整指令に基づいて、加圧用気体を加圧室21内へと送り出す。
プロセス制御装置51は、図2に示すように、情報取得部53と、内圧調整部55と、を備えて構成されている。
情報取得部53は、内圧センサ31により検出された加圧側内圧Ppr、レベルセンサ33により検出された加圧室21の溶湯面レベル、温度センサ37により検出された加圧室21の雰囲気温度に係る各情報を取得する。
内圧調整部55は、予め設定されたシーケンス制御プログラムに従って出力系統としての圧力制御バルブ29の駆動制御を行う。
詳しく述べると、内圧調整部55は、基本的には、加圧室21の側の加圧側内圧Pprの調整を行う。
特に、内圧調整部55は、キャビティ17に溶湯を充填する際の準備区間において、所定の第1速度をもって保持炉15における槽体13のうち加圧室21の側の加圧側内圧Pprを高める調整を行う。前記準備区間での前記第1速度は、溶湯面レベルの高低に応じて可変設定される。
また、前記準備区間は、金型19の湯口19aに溶湯面レベルが到達するのに要する区間であり、前記第1速度は、溶湯面レベルが低いほど高速に可変設定される。
〔低圧鋳造装置11の動作説明〕
次に、本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置11の動作について、図3A及び図3Bを参照して説明する。
図3Aは、低圧鋳造装置11が行う内圧調整処理(実施例1)の動作説明に供するタイムチャート図である。図3Bは、低圧鋳造装置11が行う内圧調整処理(実施例2)の動作説明に供するタイムチャート図である。
本発明者らは、前記した通り、保持炉15の溶湯面レベルがショット毎にばらつく事象と、鋳造品の成形品質がショット毎にばらつく事象との間に相関があることを突き止めた。
これについて、保持炉15の溶湯面レベルがショット毎にばらつく例として、図3Aに示すように、保持炉15の溶湯面レベルが基準レベルLVhs0よりも高低差h11だけ低位であるケースにおいて、充填開始レベルに対する補正を施さない比較例1と、充填開始レベルに対する補正を施した実施例1と、を対比して説明する。
〔比較例1及び実施例1〕
充填開始レベルに対する補正を施さない比較例1では、図3Aに示すように、準備区間が終了した時点(図3Aの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)は、本来の充填開始レベルLVsf1よりも高低差h11だけ低位の溶湯面レベル(充填開始レベル)LVsf11を呈する。
比較例1では、準備区間が終了した時点(図3Aの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)が、本来の充填開始レベルLVsf1よりも高低差h11だけ低位の充填開始レベルLVsf11を呈するため、その後の充填区間及び充填状態継続区間を経た後において、キャビティ17内での湯回り不良が生じてしまう。
その結果、鋳造品の成形品質が劣化するという課題が生じる。
なお、充填区間、充填状態継続区間における比較例1及び実施例1の加圧側内圧特性は共通である。
これに対し、充填開始レベルに対する補正を施した実施例1では、図3Aに示すように、準備区間が終了した時点(図3Aの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)は、本来の充填開始レベルLVsf1を呈する。
実施例1では、準備区間が終了した時点(図3Aの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)が、本来の充填開始レベルLVsf1を呈するため、その後の充填区間及び充填状態継続区間を経た後において、キャビティ17内での湯回り不良が生じることはない。
その結果、鋳造品の成形品質を安定的に高めることができる。
〔比較例2及び実施例2〕
充填開始レベルに対する補正を施さない比較例2では、図3Bに示すように、準備区間が終了した時点(図3Bの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)は、本来の充填開始レベルLVsf1よりも高低差h12だけ高位の溶湯面レベル(充填開始レベル)LVsf12を呈する。
比較例2では、準備区間が終了した時点(図3Bの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)が、本来の充填開始レベルLVsf1よりも高低差h12だけ高位の充填開始レベルLVsf12を呈するため、その後の充填区間及び充填状態継続区間を経た後において、キャビティ17内での湯回り不良が生じてしまう。
その結果、ばり・逆ばり等の成形不良を生じ、鋳造品の成形品質が劣化するという課題が生じる。
なお、充填区間、充填状態継続区間における比較例2及び実施例2の加圧側内圧特性は共通である。
これに対し、充填開始レベルに対する補正を施した実施例2では、図3Bに示すように、準備区間が終了した時点(図3Bの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)は、本来の充填開始レベルLVsf1を呈する。
実施例2では、準備区間が終了した時点(図3Bの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)が、本来の充填開始レベルLVsf1を呈するため、その後の充填区間及び充填状態継続区間を経た後において、キャビティ17内での湯回り不良が生じることはない。
その結果、鋳造品の成形品質を安定的に高めることができる。
次に、本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置11の動作について、図4を参照して説明する。
図4は、低圧鋳造装置11が行う鋳造処理の流れを表すフローチャート図である。
図4に示すステップS1において、低圧鋳造装置11に備わるプロセス制御装置51の情報取得部53は、内圧センサ31により検出された加圧側内圧Ppr、レベルセンサ33により検出された加圧室21の溶湯面レベルLVhs1、温度センサ37により検出された加圧室21の雰囲気温度に係る各情報を取得する。
ステップS2において、プロセス制御装置51は、加圧室21の溶湯面レベルLVhs1及び基準レベルLVhs0の大小関係を対比する。
ステップS4において、プロセス制御装置51の内圧調整部55は、ステップS3で算出された加圧速度(PS=PS1)を用いて準備工程を実行する。
ここで、仮に、加圧室21の溶湯面レベルLVhs1が、基準レベルLVhs0と比べて高低差h12だけ低位であるとする(図3Aの実施例1参照)。こうしたケースでは、ステップS3で算出された加圧速度(PS=PS1A)を用いて準備工程を実行する。すると、図3Aに示すように、準備区間が終了した時点(図3Aの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)は、本来の充填開始レベルLVsf1を呈するように補正される。
また、仮に、加圧室21の溶湯面レベルLVhs1が、基準レベルLVhs0と比べて高低差h11だけ高位であるとする(図3Bの実施例2参照)。こうしたケースでは、ステップS3で算出された加圧速度(PS=PS1B)を用いて準備工程を実行する。すると、図3Bに示すように、準備区間が終了した時点(図3Bの時刻t11参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)は、本来の充填開始レベルLVsf1を呈するように補正される。
ステップS4において、プロセス制御装置51の内圧調整部55は、ステップS3で算出された加圧速度(PS=PS1)を用いて準備工程を実行する。
ここで、仮に、加圧室21の溶湯面レベルLVhs1が、基準レベルLVhs0と比べて高低差h12だけ低位であるとする(図3Aの実施例1参照)。こうしたケースでは、ステップS3で算出された加圧速度(PS=PS1A)を用いて準備工程を実行する。すると、図3Aに示すように、準備区間が終了した時点(図3Aの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)は、本来の充填開始レベルLVsf1を呈するように補正される。
また、仮に、加圧室21の溶湯面レベルLVhs1が、基準レベルLVhs0と比べて高低差h11だけ高位であるとする(図3Bの実施例2参照)。こうしたケースでは、ステップS3で算出された加圧速度(PS=PS1B)を用いて準備工程を実行する。すると、図3Bに示すように、準備区間が終了した時点(図3Bの時刻t1参照)の充填室23の溶湯面レベル(充填開始レベル)は、本来の充填開始レベルLVsf1を呈するように補正される。
ステップS5において、プロセス制御装置51の内圧調整部55は、所定の加圧速度である前記第2速度(PS=PS2)を用いて充填工程を実行する。
すなわち、図3Aの実施例1では、時刻t1~t2の充填区間において、第2速度(PS=PS2)を用いてキャビティ17に溶湯を充填する充填工程が実行される。
また、図3Bの実施例2では、時刻t11~t12の充填区間において、第2速度(PS=PS2)を用いてキャビティ17に溶湯を充填する充填工程が実行される。
ステップS6において、プロセス制御装置51の内圧調整部55は、充填区間の終了時点における加圧側内圧Pprを保持するように、充填状態継続工程を実行する。
すなわち、図3Aの実施例1では、時刻t2~t3の充填状態継続区間において、充填区間の終了時点における加圧側内圧(Ppr=Ppr1)を保持するように、充填状態継続工程が実行される。
また、図3Bの実施例2では、時刻t12~t13の充填状態継続区間において、充填区間の終了時点における加圧側内圧(Ppr=Ppr2)を保持するように、充填状態継続工程が実行される。
その後、内圧調整部55は、1ショット分の鋳造工程を終了させる。
〔低圧鋳造装置11の作用効果〕
次に、本発明の実施形態に係る低圧鋳造装置11の作用効果について説明する。
第1の観点に基づく低圧鋳造装置11は、溶湯を保持する保持炉15と、保持炉15に連通するように設けられるキャビティ17を有する金型19と、を備え、保持炉15の内圧をキャビティ17の内圧に対し相対的に加圧することにより、キャビティ17に溶湯を充填するように構成された低圧鋳造装置11が前提となる。
第1の観点に基づく低圧鋳造装置11は、保持炉15の内圧を検知する内圧センサ(内圧検知部)31と、保持炉15の溶湯面レベルを検知するレベルセンサ(湯面レベル検知部)33と、保持炉15の内圧調整を行う内圧調整部55と、を備え、内圧調整部55は、キャビティ17に溶湯を充填する際の準備区間において、所定の第1速度をもって保持炉15の内圧を高める調整を行い、前記準備区間での前記第1速度は、溶湯面レベルの高低に応じて可変設定される。
ここで、前記準備区間とは、キャビティ17に溶湯を充填するために必要な区間であって、準備区間の終了時点において、溶湯面レベルを金型19の湯口19a(図1A~図1C参照)に合わせる動作を含む。準備区間の終了時点において、溶湯面レベルを金型19の湯口19a(充填開始レベルLVsf1に相当する)に合わせる目的で、前記準備区間での前記第1速度は、溶湯面レベルの高低に応じて可変設定される。
第1の観点に基づく低圧鋳造装置11では、内圧調整部55は、キャビティ17に溶湯を充填する際の準備区間において、所定の第1速度をもって保持炉15の内圧を高める調整を行い、前記準備区間での前記第1速度は、溶湯面レベルの高低に応じて可変設定されるため、準備区間の終了時点において、溶湯面レベルを金型19の湯口19a(充填開始レベルLVsf1に相当する)に合わせることができる。
第1の観点に基づく低圧鋳造装置11によれば、キャビティ17内での溶湯の不足又は過剰を排除し湯回りを良好に保つことができるため、鋳造品の成形品質を安定的に高めることができる。
また、第2の観点に基づく低圧鋳造装置11は、第1の観点に基づく低圧鋳造装置11であって、前記準備区間は、金型19の湯口19aに溶湯面レベルが到達するのに要する区間であり、前記第1速度は、溶湯面レベルが低いほど高速に可変設定される。
第2の観点に基づく低圧鋳造装置11によれば、前記準備区間は、金型19の湯口19aに溶湯面レベルが到達するのに要する区間であり、前記第1速度は、溶湯面レベルが低いほど高速に可変設定されるため、第1の観点に基づく低圧鋳造装置11と同様に、鋳造品の成形品質を安定的に高めることができる。
また、第3の観点に基づく低圧鋳造装置11は、第1又は第2の観点に基づく低圧鋳造装置11であって、内圧調整部55は、前記準備区間の経過後のキャビティ17に溶湯を充填するための区間である充填区間において、所定の第2速度をもって保持炉15の内圧を高める調整を行い、前記充填区間での前記第2速度は、溶湯面レベルの高低に関わらず一定の値に保持される。これにより、充填区間において、溶湯面レベルの上昇速度を一定に保つことができる。
第3の観点に基づく低圧鋳造装置11によれば、内圧調整部55は、前記準備区間の経過後のキャビティ17に溶湯を充填するための区間である充填区間において、所定の第2速度をもって保持炉15の内圧を高める調整を行い、前記充填区間での前記第2速度は、溶湯面レベルの高低に関わらず一定の値に保持されるため、充填区間においてキャビティ17に溶湯を充填する動作を円滑に行わせることができる。
また、第4の観点に基づく低圧鋳造装置11は、第3の観点に基づく低圧鋳造装置11であって、内圧調整部55は、前記充填区間の経過後のキャビティ17への溶湯の充填状態を継続する区間である充填状態継続区間において、前記充填区間の終了時点における保持炉15の内圧(加圧側内圧Ppr)を保持する調整を行う。これにより、充填状態継続区間において、溶湯面レベルを過不足のない所定の高さまで確実に上昇させることができる。
第4の観点に基づく低圧鋳造装置11によれば、内圧調整部55は、充填状態継続区間において、前記充填区間の終了時点における保持炉15の内圧(加圧側内圧Ppr)を保持する調整を行うため、充填状態継続区間においてキャビティへの溶湯の充填状態を継続する動作を円滑に行わせることができる。
そして、第5の観点に基づく低圧鋳造装置11は、略U字状の槽体13に溶湯を保持する保持炉15と、槽体13に連通するように設けられるキャビティ17を有する金型19と、を備え、略U字状の槽体13の一側13aには、溶湯を加圧するための加圧室21が設けられる一方、槽体13の他側13bには、キャビティ17に溶湯を充填するための充填室23が設けられ、加圧室21の内圧を充填室23の内圧に対し相対的に加圧することにより、キャビティ17に溶湯を充填するように構成された低圧鋳造装置11が前提となる。
第5の観点に基づく低圧鋳造装置11は、加圧室21の内圧を検知する内圧センサ(内圧検知部)31と、槽体13の溶湯面レベルを検知するレベルセンサ(湯面レベル検知部)33と、加圧室21の内圧調整を行う内圧調整部55と、を備え、内圧調整部55は、キャビティ17に溶湯を充填する際の準備区間において、所定の第1速度をもって加圧室21の内圧を高める調整を行い、前記準備区間での前記第1速度は、溶湯面レベルの高低に応じて可変設定される。
第5の観点に基づく低圧鋳造装置11では、内圧調整部55は、キャビティ17に溶湯を充填する際の準備区間において、所定の第1速度をもって保持炉15の内圧を高める調整を行い、前記準備区間での前記第1速度は、溶湯面レベルの高低に応じて可変設定されるため、準備区間の終了時点において、溶湯面レベルを金型19の湯口19a(充填開始レベルLVsf1に相当する)に合わせることができる。
第5の観点に基づく低圧鋳造装置11によれば、キャビティ17内での湯回りを良好に保つことができるため、鋳造品の成形品質を安定的に高めることができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
11 低圧鋳造装置
13 槽体
15 保持炉
17 キャビティ
19 金型
21 加圧室
23 充填室
29 圧力制御バルブ
31 内圧センサ(内圧検知部)
33 レベルセンサ(湯面レベル検知部)
55 内圧調整部

Claims (3)

  1. 略U字状の槽体に溶湯を保持する保持炉と、前記槽体に連通するように設けられるキャビティを有する金型と、を備え、略U字状の前記槽体の一側には、溶湯を加圧するための加圧室が設けられる一方、前記槽体の他側には、前記キャビティに溶湯を充填するための充填室が設けられ、前記加圧室の内圧を前記充填室の内圧に対し相対的に加圧することにより、当該キャビティに溶湯を充填するように構成された低圧鋳造装置であって、
    前記加圧室の内圧を検知する内圧検知部と、
    前記加圧室の溶湯面レベル(LVhs1)を検知する湯面レベル検知部と、
    前記加圧室の内圧調整を行う内圧調整部と、
    前記加圧室の溶湯面レベル(LVhs1)及び予め定められる基準レベル(LVhs0)の対比結果に基づいて、前記キャビティに溶湯を充填する際の準備区間内に前記加圧室の溶湯面レベル(LVhs1)が充填開始レベル(LVsf1)に到達する条件を充足可能な加圧速度を算出する算出部と、を備え、
    前記準備区間は、前記金型の湯口に前記充填室の溶湯面レベルが到達する迄の区間であって、鋳造工程に係る所定のサイクルタイムに基づく所定の時間長に設定されており、
    前記内圧調整部は、前記準備区間において、前記算出された加圧速度を所定の第1速度として用いて前記加圧室の内圧を高める調整を行い、
    前記準備区間での前記第1速度は、前記加圧室の溶湯面レベル(LVhs1)の高低に応じて、当該溶湯面レベル(LVhs1)が低いほど高速となるように算出される
    ことを特徴とする低圧鋳造装置。
  2. 請求項1に記載の低圧鋳造装置であって、
    前記内圧調整部は、前記準備区間の経過後の前記キャビティに溶湯を充填するための区間である充填区間において、所定の第2速度をもって前記加圧室の内圧を高める調整を行い、
    前記充填区間での前記第2速度は、溶湯面レベルの高低に関わらず一定の値に保持される
    ことを特徴とする低圧鋳造装置。
  3. 請求項2に記載の低圧鋳造装置であって、
    前記内圧調整部は、前記充填区間の経過後の前記キャビティへの溶湯の充填状態を継続する区間である充填状態継続区間において、前記充填区間の終了時点における前記加圧室の内圧を保持する調整を行う
    ことを特徴とする低圧鋳造装置。
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