JP7440503B2 - 圧縮制限部を有する懸架織布を備えた椅子 - Google Patents

圧縮制限部を有する懸架織布を備えた椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP7440503B2
JP7440503B2 JP2021523012A JP2021523012A JP7440503B2 JP 7440503 B2 JP7440503 B2 JP 7440503B2 JP 2021523012 A JP2021523012 A JP 2021523012A JP 2021523012 A JP2021523012 A JP 2021523012A JP 7440503 B2 JP7440503 B2 JP 7440503B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
fabric
frame
woven fabric
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021523012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022505926A (ja
Inventor
マーティン オーメン クレイグ
ジェイムズ セイヤーズ ランディー
スミス サミュエル
Original Assignee
イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド filed Critical イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
Publication of JP2022505926A publication Critical patent/JP2022505926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7440503B2 publication Critical patent/JP7440503B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/28Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type
    • A47C7/282Seat parts with tensioned springs, e.g. of flat type with mesh-like supports, e.g. elastomeric membranes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/02Upholstery attaching means
    • A47C31/023Upholstery attaching means connecting upholstery to frames, e.g. by hooks, clips, snap fasteners, clamping means or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/14Seat parts of adjustable shape; elastically mounted ; adaptable to a user contour or ergonomic seating positions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/18Seat parts having foamed material included in cushioning part
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/34Seat parts with springs in compression, e.g. coiled
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/35Combinations of different types of springs; Adjustable springs; Attachment of springs to other springs or to the base frame ; Springs for seat parts not provided for in other groups of this subclass
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/36Support for the head or the back
    • A47C7/40Support for the head or the back for the back

Description

本発明は、懸架織布椅子に関し、より詳細には、圧縮制限部を有する懸架織布椅子に関する。
椅子の快適性は、多くの場合、2つの方法の何れかによってもたらされる。第1に、典型的な使用者の体形を模して設計された硬質な背部を有する椅子のように、変形し難い椅子形状は快適なものとなり得る。第2に、工学的形状を殆ど或いは全く備えていないが、椅子は、発泡パッド付きの椅子のように、良好な追従性を備えて設計され得る。
サスペンションファブリック又は懸架織布は、椅子用の硬質面及び発泡パッド付き面に代わって一般に使用されるようになった。このような工学的設計の懸架織布の座面は、硬質プラスチック椅子と同様の重量であって比較的低コストで、発泡パッド付き面の快適性をもたらすことができる。有利な点として、懸架織布(サスペンションファブリック)椅子は、快適性の目標に達するように反力に応じて調節可能な懸架織布に予め設定された引張を用いることで高い快適性をもたらし、座面の全体にわたって帯状に引張を与え、スタイリング特徴及びリクライニング運動力学上の快適性輪郭形状設定のために、湾曲したフレーム内に収容される。
サスペンション椅子の織布は、座面を横断するように配向された、すなわち、図2の矢印1によって示すように側方から側方へ配向されたモノフィラメント繊維と、モノフィラメント繊維に対して相対的に90度で配向された、すなわち図2の矢印2によって示すように座面に沿って頂部から下部へ(又は上から下へ)配向された、通常は紡績繊維である充填繊維とから構成され得る。懸架織布椅子は、織布面が工学応力に関連して100%の引張となることから、圧縮が制限され得る。エンジニアリング材料が引張した状態となると、その形状は自然と直線を形成する傾向があり、それは懸架織布椅子の場合にも当てはまる。
充填繊維もまた引き延ばされ、最終用途における椅子上で引張状態となる。紡績充填繊維は綱引きの状態でモノフィラメント繊維と競合し、これによって最終的な織布面の形状が制御される。座面3は、外周に位置するとともに織布の引張応力に抗する懸架フレーム内において支持されるが、図2の矢印4によって示すように、充填方向がモノフィラメントの直線を歪めるまでモノフィラメントの直線の座面形状を二次的に制御する。
モノフィラメント繊維は、椅子の着座者によって荷重が加えられたときの伸長が5%~20%となるように特別設計することができる。比較的高い伸長力及び反力により、着座者圧力マップを管理することによって快適となる座面が作られる。圧力マップは、初期の椅子開発時に行なわれる研究であり、椅子のデザイナー及びスタイリストの望む椅子形状を用いながら標準的なマネキン(AМ50、AF05等)の重量及び形状に基づいている。充填繊維は、比較的低い1%~8%の伸長とすることができるとともに、通常直線となる状態で(図2)モノフィラメントを動かすよう引張することができる。しかしながら、懸架織布椅子の全ての繊維が引張状態となることから、最終的な椅子の形状は制限される。
懸架織布椅子の形状は、例えば、図2の5で示すような椅子の背部と椅子の底部との間のように、織布が折れて縁部又はたたみ目が形成されるような領域においても制限され得る。椅子の機能及び構成のためには内部折れ部が必要であるが、このような折れ部により、折れ部における集積又は織布の皺寄りが生じる可能性がある。図4Aは、懸架織布椅子におけるフレームの線長25と懸架織布の中心線長50との対比を示している。椅子の背部と底部とが合流する内部半径折れ部5では、織布の集積及び/又は線長の変化が最も大きくなる。
懸架織布椅子は、多層織布を用いることによっても作製される。追加の層は、例えば、レザー、ビニール、又はポリエステル製の室内装飾材料を含むことができる。追加の層により、懸架織布に厚さが加えられ、最終的な椅子の構成に内部折れ部が形成されたときに物理的な線長ももたらされる。座面の全ての層が特別設計された引張状態にあることから、内部折れ部が製造時に皺寄りを生じさせる可能性がある。皺寄りにより、椅子の美観が損なわれるとともに、着座者の快適性に悪影響も及ぼし得る。
サスペンション椅子について見られてきた別の問題は、懸架フレームの近くの領域にある。フレームは、ガラス充填ナイロン等の剛性材料から形成され、懸架織布は、フレームの近くの領域においては軟らかい触感とならない。フレームの上に直接的に発泡体を加えることは、快適性についての懸念に対する1つの手法ではあるが、発泡体は、摩減及び摩耗し、椅子の快適性及び全体的な外観を低下させる可能性がある。さらに、発泡体を使用することで、椅子スタイリストによるデザインの自由度に制限が加えられる。
このため、改善された懸架織布が必要となっている。このような織布は、椅子の用途に使用され、重くて嵩張る発泡パッド付き椅子の快適性を比較的軽量かつ小さい輪郭形状によってもたらすものである。有利な点として、反力に応じて調節可能であるとともに座面を横断して帯状の引張を与えることができる、懸架織布に予め設定された引張を用いることで快適性がもたらされる。懸架織布を有する椅子は、スタイリング特徴及びリクライニング運動力学上の快適性輪郭形状設定を向上させるために、湾曲したフレームに固定することができる。
懸架織布椅子は、フレームと、フレーム内に懸架された織布と、織布に取り付けられた複数の圧縮制限部とを備える。織布は、第1の方向に配向されたモノフィラメント繊維と、第1の方向に対して横断する第2の方向に配向された紡績繊維とから形成することができる。実施形態では、複数の圧縮制限部は、第1の方向に配向される。圧縮制限部は、発泡材料等、モノフィラメント繊維及び紡績繊維のうちの一方又は両方に適合可能な材料から形成される。
このような椅子は、懸架織布に予め設定された引張を用いることで快適性をもたらす。引張は、反力に応じて調節することができ、座面を横断して帯状に引張することができる。懸架織布は、スタイリング及びリクライニング運動力学上の輪郭形状設定を向上させるために、湾曲したフレーム等のフレームに固定することができる。
圧縮制限部は、完全に引張した部材である織布ではなく、曲げ部材と同様の引張/圧縮部材として機能する。
圧縮制限部は、織布の着座者側とは反対側の織布の面上に取り付けられる。圧縮制限部は、織布が歪んだ場合に織布に順応するように織布に接着される。一実施形態では、織布は、椅子底部を形成する。
キャリアは、織布の周囲に位置決めすることができ、キャリアは、フレーム内に固定される。キャリアは、織布上にオーバーモールドすることができる。
椅子は、織布とは反対側のフレームの縁部から延在する可撓性脚部材を備えることができる。弾力性部材は、可撓性脚部材に沿って織布から延在することができる。1つの適した弾力性部材は、発泡部材である。織布は、発泡部材上に延在し、椅子に一貫した美観をもたらすことができる。
懸架織布は、快適性目標に必要とされる懸架の垂れ下がり又は押込力偏向(IFD)を阻害することなく、モノフィラメント繊維の方向において湾曲部を有して形成される。
懸架織布椅子を製造する方法は、織布をフレーム内に位置決めすることと、複数の圧縮制限部を織布に固定することとを含む。複数の圧縮制限部は、織布に接着することができる。本方法は、織布をキャリア内に位置決めすることと、キャリアをフレームに固定することとを含むことができる。キャリアは、織布上にオーバーモールドすることができる。本方法において、織布は、第1の方向に配向されたモノフィラメント繊維と、第1の方向に対して横断する第2の方向に配向された紡績繊維とから形成され、圧縮制限部は、圧縮部材を織布に対して第1の方向に接着することにより、織布に取り付けられる。
本装置のこれらの特徴及び利点並びに他の特徴及び利点は、添付の図面と合わせて、及び添付の特許請求の範囲と合わせて、以下の説明から明らかとなるであろう。
本実施形態の利益及び利点は、以下の詳細な説明及び添付図面を検討した後に当業者に容易に明らかになるであろう。
先行技術における懸架織布椅子を示す図である。 図1の先行技術における懸架織布椅子の懸架織布に対する引張力を示す図である。 図1の先行技術における懸架織布椅子の懸架織布の自然な引き方向を示す図である。 一実施形態に係る懸架織布椅子の懸架フレームの線長及び懸架織布の中心線長を示す図である。 一実施形態に係る懸架織布椅子における懸架フレームの線長及び懸架織布の中心線長を示す図である。 先行技術における懸架織布椅子の形状を示す図である。 本開示の一実施形態に係る懸架織布椅子を示す図である。 図6の懸架織布椅子の上面斜視図である。 懸架織布の平面図である。 先行技術における懸架織布椅子の上面斜視図である。 先行技術における懸架織布椅子の横断面図である。 一実施形態に係る懸架織布椅子の撓みフレーム機構の横断面図を示す図である。 一実施形態に係る懸架織布椅子の撓みフレーム機構の横断面図を示す図である。 一実施形態に係る懸架織布椅子の撓みフレーム機構の横断面図を示す図である。 一実施形態に係る懸架織布椅子の撓みフレーム機構の横断面図を示す図である。 一実施形態に係る懸架織布椅子の撓みフレーム機構の横断面図を示す図である。
本開示は種々の形の実施形態が可能であるが、本開示は単に例示とみなされ、本開示を記載又は図示のいかなる特定の実施形態に限定することも意図されていないという理解の下に、1つ以上の実施形態を図面に示すとともに以下に記載される。
図6、7を参照すると、ハイブリッド懸架織布椅子10は、織布座面12と、座面12に取り付けられた複数の圧縮制限部14とを備える。一実施形態では、座面12は、モノフィラメント繊維16と充填繊維18とからなる織布11から形成される。モノフィラメント繊維16は、座面に対して横断して、すなわち側方から側方へ配向されており、緯糸繊維という。充填繊維18は、通常は紡績繊維であり、モノフィラメント繊維16に対して相対的に90度に配向される。紡績繊維18は、座面12に沿って頂部から下部(又は上から下)に配向されており、経糸繊維という。織布11の一例は、Coffieldによる米国特許第8,329,281号に開示されており、この特許は本願と共通して譲渡されており、その開示の全内容は本明細書の一部をなす。モノフィラメント繊維16の例は、Coffield他による米国特許第8,857,033号及びCoffieldによる米国特許第9,156,211号に開示されており、これらの特許も本願と共通して譲渡されており、その開示の全内容は本明細書の一部をなす。
経糸繊維又は縦織り糸18は、比較的非弾性であり、約12パーセント~15パーセント未満、好ましくは5パーセント未満で伸長する。経糸繊維18は、織布11に嵩及び厚さを与え、必要に応じて、着色懸架織布座面12用に着色することができる。経糸繊維18は、モノフィラメント(緯糸)繊維16を直線位置から引っ張り出して懸架織布椅子面の全体を放物形に形成することによって座面12を成形するために使用される。経糸繊維18は、例えば、ポリエステル織り糸等、適した紡績材料から形成することができる。
緯糸繊維16は、通常は弾性であり、例えば、ブロック共重合体モノフィラメントから形成することができる。これらの繊維は、配向することができ、配向プロセス後に応力歪曲線上で測定した場合に10パーセントより大きく最大約30パーセントまで伸長する。モノフィラメント緯糸繊維16は、配向及び状態調整することができ(上昇した温度において)、帯状に処理することで椅子形状10の所望の着座者圧力マップを得て椅子10をより快適なものにすることができる。
1つ以上の圧縮制限部14は、座面12に取り付けられる。一実施形態では、複数の圧縮制限部14が、例えば、座面12の底面20(着座者面22とは反対側の面)において座面12に取り付けられ、ハイブリッド織布24を画定する。圧縮制限部14を設けることによって、ハイブリッド織布24は、100%引張の部材の代わりに、力が加えられる面において圧縮が生じかつ反対側の面において引張が生じるという点で、曲げ部材と同様の引張/圧縮部材として機能することができる。このようなことから、ハイブリッド織布24は、圧縮制限部14の圧縮強度を考慮に入れてサスペンション椅子10の設計パラメーターを変更することができる。圧縮制限部14を形成するこのような材料の1つとして、快適性に必要となる従来の懸架織布引張特性をもたらすことができる発泡材料が挙げられる。圧縮制限部14を備えるハイブリッド織布24は、オイラーの公式を用いて3点における曲げ部について曲げ強度を計算することで設計することができる。
圧縮制限部14は、ポリエステル共重合体等の適した発泡材料から形成することができる。一実施形態では、圧縮制限部14は、ARNITEL(商標)の商品名でDSMより流通されている1つ以上の熱可塑性コポリエステル(TPC)から形成することができる。例えば、圧縮制限部14は、ARNITEL(商標)EM400 TPC、ARNITEL(商標)EM460 TPC、ARNITEL(商標)EL250 TPC等の発泡体から作製することができる。
一実施形態では、ハイブリッド織布24は、複数の発泡圧縮制限部14を織布11に永久的に取り付けることによって形成することができる。例えば、発泡圧縮制限部14は、発泡成形塑造装置を用いて作製し、織布11に対して貼り付けることができる。例えば、蒸気を注入して織布11のモノフィラメント繊維16及び発泡圧縮制限部14を溶融/軟化させ、これらの間に接着をもたらすことができる。ハイブリッド織布24におけるこのような接着特性により、織布11及び発泡圧縮制限部14(ハイブリッド織布24として)を懸架織布座面12における単一の構成要素として機能させることができるとともに、使用時に発泡圧縮制限部14が織布24から分離してサスペンション性能の低下及び所望の椅子形状からの変化を招くリスクを低減することができる。
ハイブリッド織布24が歪んだ場合、例えば、織布24が椅子10の着座者に対して順応した場合、圧縮制限部14は、織布24に順応するが、座面12の動き又は歪みの量を制限する。
発泡圧縮制限部14及び織布11の一部又は全体は、同じ材料又は異なる材料から形成することができる。例えば、発泡圧縮制限部14及び織布11の一部分又は全体をTPCから形成することができる。幾つかの実施形態では、圧縮制限部14は、モノフィラメント、例えば、緯糸繊維の方向に配向され、緯糸繊維16に接着される。
一実施形態では、懸架織布椅子10は、フレーム26と、織布11及び複数の圧縮制限部14を含むハイブリッド織布24とを備える。ハイブリッド織布24は、フレーム26に対して取り付けること及び懸架することができる。ハイブリッド織布24は、ヘッドレスト、アームレスト、フットレスト等の他の構造体用の懸架織布としても使用することができ、これらの構造体の全ては、本開示の範囲及び趣旨に収まる。
一実施形態では、圧縮制限部14は、ハイブリッド織布24が懸架されたときにハイブリッド織布24の形状を操作するように構成された形状/外形を有する複数の発泡要素から形成される。この発泡要素14は、織布の一方側20に取り付けることができ、織布24の圧縮を制限するとともに非対称な内部応力分布をハイブリッド織布24の横断方向に与えるように機能する。このような非対称応力分布を有するハイブリッド織布24は、湾曲させることができる、又はフレーム26に取り付けられた際の織布24の不均衡な内部応力によって自然に湾曲することができる(例えば、図6、7参照)。発泡圧縮制限部14は、一方側が接着された発泡体を用いて自由状態で湾曲部を形成することによって湾曲させることができる。圧縮制限部14は、ハイブリッド織布が引張中においてもハイブリッド織布24の湾曲部を向上させることができる。このようなことから、圧縮制限部14は、織布に対しての引張制限部としても作用することができる。
オーバーモールドプロセス時に織布11の寸法的な縮小が見られる場合がある。ブロック共重合体織布繊維16は、発泡塑造の蒸気注入時に焼鈍することができ、焼鈍プロセスでは、発泡材料のオーバーモールドと比して織布の線長(図4Aの50参照)を短くすることができ、湾曲した発泡体が作られる。焼鈍の量は、発泡形状塑造プロセス時におけるキャビティ分離線(織布11と圧縮制限部14用のモールドを画定するモールド工具又は固定具との接合部)での織布の挟み込み又は固定に基づいて制御又は制限することができる。
図10A~図10Dを参照すると、織布11、24は、幾つかの方法でフレーム26に取り付けることができる。例えば、キャリア28を織布11、24の周囲に形成することができ、キャリア28は、フレーム26内のチャネル30に挿入される。キャリア28は、織布11、24上にオーバーモールドし、織布11、24とキャリア28との間に接着部を形成することができる。オーバーモールドは、オーバーモールドプロセス時に繊維、例えば、モノフィラメント繊維16のうちの幾つかが軟化及び/又は溶融してキャリア28材料に融着し、織布11、24とキャリア28との間に強力な接着をもたらすように行うことができる。織布11、24材料に対して適合可能なブロック共重合体等、様々な材料をキャリア28に使用することができる。他の材料は、当業者によって認識されるであろう。また、織布11、24上へのキャリア28のオーバーモールドは圧縮制限部14が織布11に固定される前又は圧縮制限部14が(ハイブリッド)織布24に固定された後に行うことができることも理解され、これらのシナリオの両方が本開示によって企画される。
幾つかの実施形態では、発泡部材等の保護障壁34を、椅子の着座者と、多くの椅子において椅子の底部及び背部のボルスターに設けられる、懸架フレーム26のハードポイント36(例えば、図9A、9B参照)との間に設けることができる。ボルスター支持体36は、懸架織布座面12に構造をもたらすとともに引張を保持する懸架フレーム26の一部として設計される。
図10A~図10Eに示す実施形態では、フレーム26は、例えば、荷重が加わると撓むように構成されるフレーム26に形成されるスリット40を含む可撓領域38を有して形成することができる。フレーム26の縁部44に脚部42を形成し、フレーム26の撓みを収容、支持、及び制限することができる。一実施形態では、図10Dに見られるように、脚部42は、荷重がフレーム26に加わるとアコーディオン状に湾曲してフレーム縁部44を支持するように弾力性材料から形成される。脚部42は、熱可塑性エラストマー(TPE)等、様々な材料から形成することができる。
発泡カバー等の保護障壁34は、フレーム縁部44において脚部42の上に位置決めし、保護障壁を着座者とフレーム26との間に設けることができる。発泡体34は、織布24及び/又はキャリア28に取り付けるとともに脚部42に沿って横断させることにより、着座者とフレーム26/脚部42との間に障壁を更に設けることができる。発泡体34は、発泡体キャリア48によって織布24及び/又はキャリア28に取り付けることができるとともに、二次的な部片として又は二次的なプロセスにおいて織布24又はキャリア28に接着することができる。図10A~図10Eに示すように、荷重がフレーム26に加わると、発泡体34は脚部42に倣うとともに脚部42とともに曲がる(ここでもアコーディオン状に)。図10Eにおいて最も良好に見られるように、フレーム26が撓むことで、発泡体34がフレーム26縁部上に載り、椅子の着座者に対する障壁が設けられる。
発泡体34は、着座者に柔らかい感触を与えるために、約0.25ニュートン~80ニュートンの反力を有することができる。懸架織布11は、発泡体34に対して加えることができる、又は発泡体34上に延在させることができる。または、発泡体34は、外観及びスタイルが懸架織布11と調和するように設計することで、椅子10の完全なる美観上の相乗効果を確保することができる。
懸架織布椅子を製造する方法は、織布11をフレーム26内に位置決めすることと、複数の圧縮制限部14を織布11に固定することとを含み、ハイブリッド織布24を形成する。織布11、24は、第1の方向に配向されたモノフィラメント繊維16と、第1の方向に対して横断する第2の方向に配向された紡績繊維18とから形成される。
圧縮制限部14は、ハイブリッド織布24をフレーム26内に位置決めする前に織布11に接着することができる。または、圧縮制限部14は、織布11をフレーム26内に位置決めした後に織布11に接着することができる。織布11、24は、キャリア28内に固定することができ、キャリア28は、フレーム26に固定される。
一方法では、キャリア28は、織布11、24上にオーバーモールドされる。圧縮制限部14は、第1の方向に配向することができる。
本開示において、数量を指定しない用語は、単数のもの及び複数のものの両方を含むと考えられる。逆に、複数アイテムに対するいずれの参照も、適切である場合、単数のものを含む。上側、下側、後方、前方等の相対的な方向用語が説明のためのものに過ぎず、本開示の範囲を制限することを意図されないことが当業者によって理解されるであろう。
本明細書で参照される全ての特許又は特許出願は、本開示のテキスト内で具体的にそのように行われても、行われなくても、引用することにより本明細書の一部をなす。
上記から、多数の変更及び変形が、本フィルムの新規な概念の真の趣旨及び範囲から逸脱することなく行われ得ることがわかるであろう。示す特定の実施形態に関して制限が全く意図されないか又は推測されるべきでないことが理解される。本開示は、添付の特許請求の範囲によって、全てのそのような変更を、その特許請求の範囲内に入るものとしてカバーすることを意図される。
なお、本開示の態様には、以下のものも含まれる。
〔態様1〕
椅子において、
フレームと、
前記フレーム内に懸架される織布であって、該織布は、第1の方向に配向されたモノフィラメント繊維と、前記第1の方向に対して横断する第2の方向に配向された紡績繊維とから形成される織布と、
前記織布に取り付けられた複数の圧縮制限部とを具備する椅子。
〔態様2〕
前記複数の圧縮制限部は、前記モノフィラメント繊維及び前記紡績繊維のうちの一方又は双方に適合可能な材料から形成される態様1に記載の椅子。
〔態様3〕
前記複数の圧縮制限部は発泡材料から形成される態様2に記載の椅子。
〔態様4〕
前記複数の圧縮制限部は前記第1の方向に配向される態様2に記載の椅子。
〔態様5〕
前記複数の圧縮制限部は前記織布の着座者側とは反対側の織布の面上に取り付けられる態様4に記載の椅子。
〔態様6〕
前記複数の圧縮制限部は、前記織布が歪んだ場合に前記織布に順応するように前記織布に接着される態様1に記載の椅子。
〔態様7〕
前記織布は椅子底部を形成する態様1に記載の椅子。
〔態様8〕
前記織布の周囲に位置決めされるキャリアを更に備え、該キャリアは前記フレーム内に固定される態様1に記載の椅子。
〔態様9〕
前記キャリアは前記織布上にオーバーモールドされる態様8に記載の椅子。
〔態様10〕
前記フレームは、荷重が加わったときに前記フレームが撓むことを許容するように構成される可撓領域を有する態様1に記載の椅子。
〔態様11〕
前記可撓領域は、前記フレーム内に一連のスリットを有する態様10に記載の椅子。
〔態様12〕
前記織布とは反対側の前記フレームの縁部から延在する可撓性脚部材を更に備える態様10に記載の椅子。
〔態様13〕
前記可撓性脚部材に沿って前記織布から延在する弾力性部材を更に備える態様12に記載の椅子。
〔態様14〕
前記弾力性部材は発泡部材である態様13に記載の椅子。
〔態様15〕
前記織布は前記発泡部材上に延在する態様14に記載の椅子。
〔態様16〕
前記圧縮制限部は、着座者の荷重を受けると、前記圧縮制限部が前記織布に取り付けられる面に沿って圧縮する態様1に記載の椅子。
〔態様17〕
椅子を製造する方法において、
第1の方向に配向されたモノフィラメント繊維と、前記第1の方向に対して横断する第2の方向に配向された紡績繊維とから形成される織布をフレーム内に位置決めすることと、
複数の圧縮制限部を前記織布に固定することとを含む方法。
〔態様18〕
前記複数の圧縮制限部は前記織布に接着される態様17に記載の方法。
〔態様19〕
前記複数の圧縮制限部は前記第1の方向に配向される態様17に記載の方法。
〔態様20〕
キャリアを前記織布上にオーバーモールドすることと、前記キャリアを前記フレームに固定することとを更に含む態様17に記載の方法。
〔符号の説明〕
3 座面
5 内部半径折れ部
10 ハイブリッド懸架織布椅子
11 懸架織布
12 織布座面
14 発泡圧縮制限部
16 緯糸繊維
18 経糸繊維
20 底面
22 着座者面
24 ハイブリッド織布
25 線長
26 懸架フレーム
28 キャリア
30 チャネル
34 フォーム
36 ボルスター支持体
38 可撓領域
40 スリット
42 脚部
44 フレーム縁部
48 フォームキャリア

Claims (17)

  1. 椅子において、
    フレームと、
    前記フレーム内に懸架される織布であって、該織布は、第1の方向に配向されたモノフィラメント繊維と、前記第1の方向に対して横断する第2の方向に配向された紡績繊維とから形成される織布と、
    前記織布に取り付けられた複数の圧縮制限部とを具備し、
    前記フレームは、荷重が加わったときに前記フレームが撓むことを許容するように構成される可撓領域を有し、
    前記可撓領域は、前記フレーム内に一連のスリットを有し、
    前記織布とは反対側の前記フレームの縁部から延在する可撓性脚部材を更に備える、椅子。
  2. 前記複数の圧縮制限部は、前記モノフィラメント繊維及び前記紡績繊維のうちの一方又は双方に適合可能な材料から形成される請求項1に記載の椅子。
  3. 前記複数の圧縮制限部は発泡材料から形成される請求項2に記載の椅子。
  4. 前記複数の圧縮制限部は前記第1の方向に配向される請求項2に記載の椅子。
  5. 前記複数の圧縮制限部は前記織布の着座者側とは反対側の織布の面上に取り付けられる請求項4に記載の椅子。
  6. 前記複数の圧縮制限部は、前記織布が歪んだ場合に前記織布に順応するように前記織布に接着される請求項1に記載の椅子。
  7. 前記織布は椅子底部を形成する請求項1に記載の椅子。
  8. 前記織布の周囲に位置決めされるキャリアを更に備え、該キャリアは前記フレーム内に固定される請求項1に記載の椅子。
  9. 前記キャリアは前記織布上にオーバーモールドされる請求項8に記載の椅子。
  10. 前記可撓性脚部材に沿って前記織布から延在する弾力性部材を更に備える請求項に記載の椅子。
  11. 前記弾力性部材は発泡部材である請求項10に記載の椅子。
  12. 前記織布は前記発泡部材上に延在する請求項11に記載の椅子。
  13. 前記圧縮制限部は、着座者の荷重を受けると、前記圧縮制限部が前記織布に取り付けられる面に沿って圧縮する請求項1に記載の椅子。
  14. 椅子を製造する方法において、
    第1の方向に配向されたモノフィラメント繊維と、前記第1の方向に対して横断する第2の方向に配向された紡績繊維とから形成される織布をフレーム内に位置決めすることと、
    複数の圧縮制限部を前記織布に固定することとを含み、
    前記フレームは、荷重が加わったときに前記フレームが撓むことを許容するように構成される可撓領域を有し、
    前記可撓領域は、前記フレーム内に一連のスリットを有し、
    前記椅子は、前記織布とは反対側の前記フレームの縁部から延在する可撓性脚部材を更に備える、方法。
  15. 前記複数の圧縮制限部は前記織布に接着される請求項14に記載の方法。
  16. 前記複数の圧縮制限部は前記第1の方向に配向される請求項14に記載の方法。
  17. キャリアを前記織布上にオーバーモールドすることと、前記キャリアを前記フレームに固定することとを更に含む請求項14に記載の方法。
JP2021523012A 2018-10-25 2019-10-14 圧縮制限部を有する懸架織布を備えた椅子 Active JP7440503B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201862750570P 2018-10-25 2018-10-25
US62/750,570 2018-10-25
PCT/US2019/056081 WO2020086314A1 (en) 2018-10-25 2019-10-14 Seat comprising suspension fabric with compression limiters

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022505926A JP2022505926A (ja) 2022-01-14
JP7440503B2 true JP7440503B2 (ja) 2024-02-28

Family

ID=68425329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021523012A Active JP7440503B2 (ja) 2018-10-25 2019-10-14 圧縮制限部を有する懸架織布を備えた椅子

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11452380B2 (ja)
JP (1) JP7440503B2 (ja)
KR (1) KR20210079357A (ja)
CN (1) CN113271817A (ja)
DE (1) DE112019005350T5 (ja)
WO (1) WO2020086314A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017004224A1 (en) * 2015-06-29 2017-01-05 Herman Miller, Inc. Attachment structure for suspension seating
USD874860S1 (en) * 2017-10-20 2020-02-11 Herman Miller, Inc. Chair
WO2020028679A1 (en) * 2018-08-03 2020-02-06 Illinois Tool Works Inc. Load bearing surface with kinetic energy management fabric
CN113165560B (zh) * 2018-08-03 2024-01-19 伊利诺斯工具制品有限公司 座椅和制造座椅的方法
US11267380B2 (en) * 2018-08-03 2022-03-08 Illinois Tool Works Inc. Suspension fabric seat heating system
US11690454B2 (en) * 2020-08-06 2023-07-04 Illinois Tool Works Inc. Apparatus and method for manufacturing a fabric suspension seat structure

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034290A (ja) 2003-07-18 2005-02-10 Okamura Corp 椅子の座構造
JP2011256503A (ja) 2010-06-11 2011-12-22 Okamura Corp 家具用布帛
JP2018501909A (ja) 2015-01-16 2018-01-25 ハーマン、ミラー、インコーポレイテッドHerman Miller Incorporated ゾーンサスペンション座席構造体

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3616142A (en) * 1968-09-26 1971-10-26 Sackner Prod Inc Structural laminate for seating and the like
US4502731A (en) * 1981-06-01 1985-03-05 Snider Robert A Seat frame
EP0129589B1 (en) * 1982-12-20 1989-02-08 GRAEBE, Robert H. Constant force cushion
US5393596A (en) * 1992-04-27 1995-02-28 Tornero; Roger Decking suspension fabric and method
EP0856270A3 (en) * 1992-06-15 2000-08-30 Herman Miller, Inc. Support column for a chair
US6086153A (en) * 1997-10-24 2000-07-11 Steelcase Inc. Chair with reclineable back and adjustable energy mechanism
JP3772612B2 (ja) * 1999-11-05 2006-05-10 日産自動車株式会社 シート
DE20005818U1 (de) * 2000-03-29 2001-08-02 Koenig & Neurath Ag Sitz- und/oder Rückenlehnenbespannung eines Stuhls
US6540950B1 (en) * 2000-09-20 2003-04-01 Dahti, Inc. Carrier and attachment method for load bearing fabric
AU783829B2 (en) * 2000-09-28 2005-12-08 Formway Furniture Limited A reclinable chair
US6842959B2 (en) * 2001-01-25 2005-01-18 Dahti, Inc. Load bearing fabric attachment and associated method
US6572190B2 (en) * 2001-06-15 2003-06-03 Hon Technology Inc. Lumbar support for a chair
US20030001424A1 (en) * 2001-06-27 2003-01-02 David Mundell Integral elastomeric suspension article and manufacturing process
US6722742B2 (en) * 2001-09-05 2004-04-20 Johnson Controls Technology Company Suspension anchoring system for a seat
US6702389B2 (en) * 2002-07-17 2004-03-09 Milliken & Company Self stretching low-back occupant support
US7226130B2 (en) * 2002-09-12 2007-06-05 Steelcase Development Corporation Seating with comfort surface
US20060024473A1 (en) 2004-07-30 2006-02-02 Coffield Timothy P Load bearing fabric assembly and method of making a load bearing fabric assembly
DE502005002756D1 (de) * 2005-02-16 2008-03-20 Volker Wilhelm Eysing Stützelement
US20070200417A1 (en) * 2005-11-19 2007-08-30 York Julie L Seat cushion using vertically lapped fiber
CA2541583A1 (en) * 2006-03-31 2007-09-30 155124 Canada Inc. Seat structure with elastic suspension
US20090140568A1 (en) * 2007-10-25 2009-06-04 Eric Ping Pang Chan Body support structure
US8857033B2 (en) 2008-02-04 2014-10-14 Illinois Tool Works Inc. Oriented package combination for a molded elastomeric product
US9156211B2 (en) 2009-06-12 2015-10-13 Illinois Tool Works Inc. Apparatus and method for manufacturing a load bearing fabric surface
WO2011155525A1 (ja) * 2010-06-11 2011-12-15 株式会社岡村製作所 家具用布帛および椅子
JP6002315B2 (ja) * 2013-03-21 2016-10-05 タカノ株式会社 事務用椅子
US10111535B2 (en) * 2014-09-22 2018-10-30 Dahti, Inc. Edge structure for body support surface
CN107406022A (zh) * 2015-01-16 2017-11-28 巴斯夫欧洲公司 座椅靠背及包括该座椅靠背的座椅
JP2018509274A (ja) * 2015-03-23 2018-04-05 ミガ・モーター・カンパニー 形状記憶合金部品を用いたボディマッサージャ
US10182657B2 (en) * 2016-02-12 2019-01-22 Haworth, Inc. Back support for a chair
US10435822B2 (en) * 2017-02-24 2019-10-08 Glen Raven, Inc. Resilient yarn and fabric having the same
US10159351B1 (en) * 2017-12-26 2018-12-25 GM Global Technology Operations LLC Variable stiffness textile panel assembly
US11267380B2 (en) * 2018-08-03 2022-03-08 Illinois Tool Works Inc. Suspension fabric seat heating system
US11690454B2 (en) * 2020-08-06 2023-07-04 Illinois Tool Works Inc. Apparatus and method for manufacturing a fabric suspension seat structure

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005034290A (ja) 2003-07-18 2005-02-10 Okamura Corp 椅子の座構造
JP2011256503A (ja) 2010-06-11 2011-12-22 Okamura Corp 家具用布帛
JP2018501909A (ja) 2015-01-16 2018-01-25 ハーマン、ミラー、インコーポレイテッドHerman Miller Incorporated ゾーンサスペンション座席構造体

Also Published As

Publication number Publication date
KR20210079357A (ko) 2021-06-29
US11452380B2 (en) 2022-09-27
DE112019005350T5 (de) 2021-07-08
US20210353067A1 (en) 2021-11-18
WO2020086314A1 (en) 2020-04-30
CN113271817A (zh) 2021-08-17
JP2022505926A (ja) 2022-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7440503B2 (ja) 圧縮制限部を有する懸架織布を備えた椅子
JP5555717B2 (ja) 車輌シート構造体
US7731294B2 (en) Seat
TW550199B (en) Seat for vehicle
EP2908698B1 (en) A chair and supports
JP2002219985A (ja) 乗物用シート
US7614694B2 (en) Seat, in particular aircraft passenger seat comprising a cover part with a variable pre-tension
JP2017140386A (ja) 椅子用の背中支持体
EP2491821A1 (en) Backrest for chair
US4761035A (en) Seat cushion assembly
CN108001314A (zh) 轻质模块化的靠背和缓冲垫组件
US4803118A (en) Composite cushion
KR102111209B1 (ko) 등쿠션
WO2004014192A1 (ja) 薄型シート
US7588297B1 (en) Shaped fabric chair diaphragm and method of forming same
JP5128165B2 (ja) 座席構造
JP2015092949A (ja) 二層構造クッション体
CN114575025A (zh) 用热收缩纱线制成的针织制品
JP4381797B2 (ja) クッション材用立体編物
WO2019150827A1 (ja) 椅子
JP4009705B2 (ja) 面状弾性体による座面を有するシート
JP4009704B2 (ja) 面状弾性体による座面を有するシート
USRE27336E (en) Upholstery cushion construction comprising a resilient padding
JPS6018112Y2 (ja) シ−ト構造体
JP6865523B2 (ja) 椅子用荷重支持部材および椅子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7440503

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150