JP7440236B2 - リリーフ弁機構およびこれを備えたチャック用シリンダ装置 - Google Patents

リリーフ弁機構およびこれを備えたチャック用シリンダ装置 Download PDF

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Description

本発明は、リリーフ弁機構およびこれを備えたチャック用シリンダ装置に関する。
リリーフ弁機構は、一般的に油圧回路に組み込まれ、通常は閉弁状態であるが、一方の空間の圧力が所定圧力以上になると、開弁状態となっていき、それによって他方の空間へ圧力が逃げていき、圧力が減少して所定圧力以下になると閉弁状態になる機構である。
このようなリリーフ弁機構は、産業機械、工作機械、食品機械など様々な用途で使用されるが、ここでは一例として工作機械を用いて説明していく
工作機械で使用されるチャック用シリンダ装置には、シリンダ内部の圧力が異常に高くなった(所定圧より上昇した)際に、作動油を一方のピストン室62からピストン63の反対側の他方のピストン室62へ逃がす一対のリリーフ弁機構が内蔵されている。これら一対のリリーフ弁機構は、ピストンにシリンダ軸線と平行に、且つ、シリンダ軸線と互いに対称になるように組み付けられている(特許文献1の図4参照)。また、一対のリリーフ弁機構の組み付け方向は、一方のリリーフ弁機構は、他方のリリーフ弁機構と反対方向に組み付けられている。
本願の図3は、従来のリリーフ弁機構の一例を示す図であり、リリーフ弁は閉状態を示している。図3に示すように、リリーフ弁機構は、主にハウジング41とリリーフ弁42とリリーフばね43と止め螺子44とで構成されている。なお、以下、図を正視した際の左側を「後方」、右側を「前方」という場合がある。
ハウジング41は、筒状形状の鉄系材料で形成されており、後方端面には、リリーフ孔IN45がハウジング41内部まで貫通して形成されている。また、ハウジング41の軸方向における中途部の外周面には、リリーフ孔OUT49がハウジング41内部まで貫通して形成されている。
ハウジング41の内部には後方から前方にむけて、リリーフ弁42と、リリーフばね43と、止め螺子44とが連続して配設されている。換言すると、リリーフ弁42はリリーフ弁格納部46に、リリーフばね43はリリーフばね格納部47に、それぞれ格納されており、止め螺子44は、止め螺子格納部48に螺合されている。
したがって、リリーフ弁42は、リリーフばね43によって後方へ付勢された(シート部Rに着座した)状態で止め螺子44で固定されている。また、その際、リリーフ弁42とリリーフ弁格納部46との間には、リリーフ弁が移動可能に片方に隙間β1を設けている。なお、図3ではリリーフ弁格納部46とリリーフばね格納部47の径は同じ径としている。
このようなリリーフ弁機構の構成によって、リリーフ弁42がリリーフばね43による押圧力でリリーフ孔IN45に接圧された状態では、このリリーフ弁42によってリリーフ孔IN45とリリーフ弁42との間が閉鎖(閉弁状態)されて、リリーフ孔IN45側の作動油がリリーフ孔OUT49から流出されない。
しかし、シリンダ内部の圧力が所定圧より上昇してリリーフばね43の押圧力よりも大きくなると、リリーフ弁42がリリーフばね43に抗して前方に押し下げられて(開弁状態)、シート部Rとリリーフ弁42との間にスキマが生じ、このスキマを経てリリーフ孔OUT49へ圧を逃がすことができる。
特開平9-1408号公報(図4)
ところで、図3に示すリリーフ弁機構4は、リリーフ弁を移動可能にする目的以外に、製作の容易性及び安価な製作を実現するために、リリーフ弁格納部46とリリーフばね格納部47とを同径サイズとしている。
しかしながら、リリーフ弁42の作動領域においてリリーフばね格納部47とリリーフばね43との間隙部より、リリーフ弁格納部46とリリーフ弁42との隙間β1の方が大きくなっているため、隙間β1によってリリーフ弁42の動き代は三次元に亘り大きく、閉弁状態から開弁状態になったのちに、シート部Rに再び着座(以下、「レシート」という場合がある。)しようとした際、リリーフ弁42がレシートし難い場合があった。
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、その主な目的は、リリーフ弁が作動しても確実にレシートするリリーフ弁機構を提供することを目的とする。
本発明によれば、ハウジングと、リリーフ弁と、シート部と、付勢部材とを備え、前記ハウジングは、略円筒状に形成され、前記リリーフ弁は、前記ハウジング内に配設され、前記シート部は、前記ハウジング内に前記リリーフ弁が着座可能に設けられ、前記付勢部材は、前記リリーフ弁を前記シート部の方向に付勢する、リリーフ弁機構であって、ハウジング内には、一端面から作動油を流入可能な入力部と、該入力部より径大であり、且つ前記リリーフ弁を作動可能に案内するガイド部と、が段差状に連続して形成され、前記入力部と前記ガイド部との段差部位は、傾斜(テーパ)状に形成され、前記シート部が、前記入力部と前記段差部位との境界部であり、前記リリーフ弁が前記シート部(境界部)に接触した際の接線間の接線角度と、前記段差部位間の傾斜(テーパ)角度とを同角度とした、リリーフ弁機構が提供される。
本発明に係るリリーフ弁機構では、ガイド部によってレシート時に確実にシート部に戻ることができる。また、さらにシート部が傾斜(テーパ)面でなく境界部であるため、当りの範囲は狭く、線接触する位置が安定するので、確実にレシートすることができる。
好ましくは、リリーフ弁機構において、前記リリーフ弁が球状のボールである、リリーフ弁機構が提供される。
好ましくは、チャック用シリンダ装置であって、シリンダ本体とピストンとを備え、前記シリンダ本体内には、シリンダ室が形成され、前記ピストンは、前記シリンダ室を第1空間と第2空間とに区画し、前記ピストンの区画部に、請求項1又は2に記載のリリーフ弁機構を備えている、チャック用シリンダ装置が提供される。
本発明によれば、リリーフ弁が作動しても確実にレシートするリリーフ弁機構を提供することができる。
チャック用シリンダ装置の一部断面を示す模式図。 リリーフ弁機構の一例を示す図であり、別途、図の一部を拡大している。 従来のリリーフ弁機構の一例を示す図。 リリーフ弁機構の動作の一例を示す図。
リリーフ弁機構の好適な実施形態について、図面を用いて具体的に説明する。以下においては、便宜上、チャック用シリンダ装置に組み込んだリリーフ弁機構を例に挙げて説明するが、それ以外の油圧回路を有する装置にも好適に組み込むことができる。また、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではないし、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。なお、以下、図を正視した際の左側を「後方」、右側を「前方」という場合がある。
1.チャック用シリンダ装置の概略構成
第1節では、チャック用シリンダ装置1の概略構成を説明する。図1は、チャック用シリンダ装置の一部断面を示す模式図である。
図1に示すように、チャック用シリンダ装置1は、旋盤等の工作機械に取り付けられるチャック装置(図示せず)にシリンダ推力を伝達するものであり、シリンダ本体2とピストン3とリリーフ弁機構4とを備えている。
シリンダ本体2は、円筒状をなす回転軸部2aと、この回転軸部2aの一端に連続して設けられる、円盤状をなす回転円盤部2bとを備えている。
また、各中心線は、回転軸線Jと一致した状態で固定されており、シリンダ本体2は、回転軸線J周りに回転可能となっている。
シリンダ本体2内には、スライド孔20が形成され、回転円盤部2bには、回転軸線J周りに環状に延在し、且つスライド孔20に開口するシリンダ室10が形成されている。
スライド孔20には、ピストン3が回転軸線Jに沿って移動可能に嵌挿されている。
ピストン3は、筒中心線が回転軸線Jに一致する円筒部3aと、円筒部3aの外周面から回転軸線J周りに環状に延在するフランジ部3bとを備えている。
フランジ部3bは、シリンダ室10に収容されており、シリンダ室10を回転軸線Jの延長方向に第1空間10aと第2空間10bとに区画するように構成されている。
リリーフ弁機構4は、第1リリーフ弁機構4aと第2リリーフ弁機構4bとの一対から構成され、内部構造は後述するが、フランジ部3bに回転軸線Jに対し、対称になるように嵌挿されている。また、嵌挿方向は互いに反対方向から行なっている。換言すると、フランジ部3b(ピストン3)には、第2リリーフ弁機構4bが第1空間10a側から第2空間10b側方向へ回転軸線Jに沿って嵌挿され、第1リリーフ弁機構4aが第2空間10b側から第1空間10a側方向へ回転軸線Jに沿って嵌挿されており、各リリーフ弁機構4a,4bは回転軸線Jに対し、対称となるように配設されている。
2.リリーフ弁機構
第2節では、リリーフ弁機構の内部構造を詳細に説明する。図2は、リリーフ弁機構の一例を示す図であり、別途、図の一部を拡大している。
リリーフ弁機構4は、設定圧で自動的に開いて圧力を下げる機能を備えたもので、例として、チャック用シリンダ装置では、シリンダ室10の第1空間10aの圧力が所定の圧力より上がると第1リリーフ弁機構4aが開弁し、第2空間10bに圧力を逃がしていき、所定の圧力になると閉弁するようになっている。同様に、第2空間10bの圧力が所定の圧力より上がると、第2リリーフ弁機構4bが開弁し、第1空間10aに圧力を逃がしていき、所定の圧力になると閉弁するようになっている。
図2に示すように、リリーフ弁機構4は、主にハウジング41とリリーフ弁42とリリーフばね(付勢部材の一例)43と止め螺子44とシート部Pとを備えている。
ハウジング41は、略円筒状の鉄系材料からなり、他端(前方)の外周面には、外側方に突出するとともに回転軸線J周りに環状に延在するフランジ部41aを備えている。
ハウジング41内には、後方(一端)側から前方(他端)側にむけて順に、リリーフ孔IN(入力部の一例)45と、リリーフ孔IN45より径大なリリーフ弁格納部(ガイド部の一例)46と、リリーフ弁格納部46より径大なリリーフばね格納部47と、リリーフばね格納部47より径大な止め螺子格納部48とが連続して段差状に形成されている。
そして、リリーフ弁格納部46には、リリーフ弁42が格納されており、リリーフばね格納部47には、リリーフばね43が格納されており、止め螺子格納部48には、止め螺子44が螺合されている。
また、ハウジング41は、軸方向における中途部に、開弁状態において一方の空間からリリーフ孔IN45を経由して逃げてきた作動油を他方の空間に排出するためのリリーフ孔OUT49が連通して設けられている。
リリーフ弁42は、球状のボールで形成されている。なお、球状に限らず、略円錐状または円錐台状などであっても構わない。また、ボールの材質は、本実施形態ではスチール材としているが、それ以外に、ステンレス、黄銅、ナイロン、ウレタン、クローム、セラミック、ジュラコン、ポリプロピレン、テフロン(登録商標)であっても構わない。
シート部Pは、詳細は後述するがハウジング41内にリリーフ弁42が着座可能に設けられている。
リリーフばね43は、後方(一端)側がリリーフ弁42をシート部Pの方向に押圧するようになされており、前方(他端)側は、止め螺子44で閉鎖して固定されている。
すなわち、リリーフ弁機構4の内部構造は、リリーフ弁格納部46にリリーフ弁42が格納され、それをリリーフばね43がリリーフ孔IN45方向へ付勢させ、その状態を止め螺子44で維持すべく固定している。
3.リリーフ弁格納部(ガイド部の一例)
第3節では、リリーフ弁格納部46を詳細に説明する。リリーフ弁格納部46は、ハウジング41の軸線J1に沿って延在するガイド面46bと、詳細は後述する傾斜面46aとを備えている。
ガイド面46bは、リリーフ弁42が開閉した際に、略水平(軸線J1に沿って)移動可能に、且つレシートを容易にするための案内として設けられている。正確に案内するためには、リリーフ弁42とガイド面46bとの隙間をなくす(同径サイズにする)ことが好ましいが、弁の開閉時に確実に作動させるために、リリーフ弁42とガイド面46bとの間に敢えて微小な隙間βを設けている。本実施形態では、この隙間βはリリーフばね43とリリーフばね格納部47との間の間隙部と略同等サイズとしている。
隙間βの最小値は、リリーフ弁42が確実に水平移動可能であれば良い。例えば、0.05~0.2mmが選択される。具体的には例えば、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.16、0.17、0.18、0.19、0.2であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であっても良い。
このように、この隙間βによって、リリーフ弁機構4が作動して開弁した際、リリーフ弁格納部46に案内されて、略水平移動することができる。また、開弁状態から閉弁状態になる際においても、リリーフ弁格納部46に案内されて、確実にレシートすることができる。
ところで、上述のように、リリーフ弁格納部46は、リリーフ孔IN45より径大であり、且つ段差状に連続して形成されている。本実施形態では、リリーフ孔IN45の段とリリーフ弁格納部46との段に移行する過程の変化領域群を「段差部位」とし、段差部位は、後方から前方にいくにつれて、軸線J1から離れていく傾斜(テーパ)状として形成されている。すなわち、上述の傾斜面46は、この傾斜(テーパ)状に形成された面のことを指している。なお、段差部位が、階段状のように、軸線J1に対して垂直な方向に設けられていないところに留意されたい。
4.シート部
第4節では、リリーフ弁42がハウジング41内に着座するシート部(以下、接点ともいう)Pについて詳細に説明する。
本実施形態のシート部Pは、リリーフ孔IN45の他端(下流)側と傾斜面46a(段差部位)の一端(上流)側との境界部に設けている。なお、シート部Pが傾斜面46a上に設けられていないことに留意されたい。なお、ここで上流及び下流は、作動油が流れていく方向のことをいい、リリーフ孔IN45において、一端側を上流側、他端側を下流側といい、同様に、傾斜面46aにおいて一端側を上流側、他端側を下流側という。
また、その際、リリーフ弁42がシート部Pに接触した際の接線Q間の接線角度αと、傾斜面46a間の傾斜(テーパ)角度α1とを同角度としている。
別の言い方をすれば、シート部Pと接点は同じ箇所であり、リリーフ弁42がシート部Pに接触した際の接線Qと傾斜面46aは、同一線上となるようにしている。
このように境界部をシート部Pにし、且つ接線Q間の接線角度αと、傾斜面46a間の傾斜(テーパ)角度α1とを同角度とすることによって、圧力を逃がすときのリリーフ弁42周囲の隙間の狭い範囲が長くなるので油の流速の差は小さくなり、リリーフ弁42がシート部に戻る際に油の流れの影響を受けることなく、確実にレシートすることができるという格別な効果を奏する。
次に、シリンダ内の圧力が上昇し、閉弁状態のリリーフ弁42が開弁状態となり、減圧されたのちにレシートするまでの動作について図4を用いて説明する。図4はレシート動作を示した図であり、図4(a)は、シリンダ内の内圧によってボールを押す力F2(以下、力F2という)よりバネ押付け力F1(以下、力F1という)の方が強い状態、図4(b)は、力F2と力F1とが釣り合った状態、図4(c)は、レシート時の状態をそれぞれ示している。
図4に示すように、図4(a)の力F1の方が力F2より強く、シート部Pに着座している状態で、力F2が高くなってくると、リリーフ弁42がリリーフばね43に抗って、前方に水平移動していく。と同時に、間隙部が生じ、作動油がリリーフばね43側に流れていく。それによって、所定時間が経つと図4(b)のように、シリンダ内の内圧が減圧されていき、力F2と力F1とが釣り合った状態となる。さらに作動油が間隙部から流出していくと、シリンダ内の内圧がさらに減圧されていき、図4(c)のように、力F1によってリリーフ弁42がシート部Pにレシートする。この際、ガイド部46bによって、確実にリリーフ弁42は水平移動することができ、さらに、シート部Pから傾斜面a近傍では油の流れの影響を受けにくいため、リリーフ弁42はシート部Pに戻り、確実にレシートすることができる。
5.結言
以上のように、本実施形態によれば、リリーフ弁が作動しても確実にレシートさせ、且つ部品点数を増やすことなくシンプルな構成で安価なリリーフ弁機構を提供することができる。
かかるリリーフ弁機構は、ハウジングと、リリーフ弁と、シート部と、付勢部材とを備え、ハウジングは、略円筒状に形成され、リリーフ弁は、ハウジング内に配設され、シート部は、ハウジング内にリリーフ弁が着座可能に設けられ、付勢部材は、リリーフ弁をシート部の方向に付勢する、リリーフ弁機構であって、ハウジング内には、一端面から作動油を流入可能な入力部と、入力部より径大であり、且つリリーフ弁を作動可能に案内するガイド部とが段差状に連続して形成され、入力部とガイド部との段差部位は、傾斜(テーパ)状に形成され、シート部が、入力部と段差部位との境界部であり、リリーフ弁がシート部(境界部)に接触した際の接線間の接線角度と、段差部位間の傾斜(テーパ)角度とを同角度としている。
1 チャック用シリンダ装置
2 シリンダ本体
2a 回転軸部
2b 回転円盤部
3 ピストン
3a 円筒部
3b フランジ部
4 リリーフ弁機構
4a 第1リリーフ弁機構
4b 第2リリーフ弁機構
10 シリンダ室
10a 第1空間
10b 第2空間
20 スライド孔
41 ハウジング
42 リリーフ弁
43 リリーフばね
44 止め螺子
45 リリーフ孔IN(入力部)
46 リリーフ弁格納部
47 リリーフばね格納部
48 止め螺子格納部
49 リリーフ孔OUT
J 回転軸線

Claims (1)

  1. ハウジングと、リリーフ弁と、シート部と、付勢部材とを備え、
    前記ハウジングは、略円筒状に形成され、
    前記リリーフ弁は、前記ハウジング内に配設され、
    前記シート部は、前記ハウジング内に前記リリーフ弁が着座可能に設けられ、
    前記付勢部材は、前記リリーフ弁を前記シート部の方向に付勢する、
    リリーフ弁機構であって、
    ハウジング内には、一端面から作動油を流入可能な入力部と、該入力部より径大であり、且つ前記リリーフ弁を作動可能に案内するリリーフ弁格納部と、該リリーフ弁格納部より径大なリリーフばね格納部と、が段差状に連続して形成され、
    前記リリーフ弁格納部は、ガイド面と傾斜面とを備え、
    前記ガイド面と前記リリーフ弁との間には微少な隙間が設けられ、
    前記リリーフばね格納部と付勢部材との間には微少な隙間が設けられ、
    前記入力部と前記ガイドとの段差部位には前記傾斜面が設けられ、
    前記シート部が、前記入力部と前記傾斜面との境界部であり、
    前記リリーフ弁が前記シート部(境界部)に接触した際の接線間の接線角度と、前記傾斜面間の傾斜(テーパ)角度とを同角度とした、
    リリーフ弁機構。
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