JP7439416B2 - 配電盤および避雷器の取り付け構造 - Google Patents
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Description
また、配電盤は、配電盤の筐体の側面に設けられた開閉可能な扉を有し、避雷器回動部は、扉側に避雷器を傾くように回動可能に構成されている。これにより、避雷器は、扉側に近づく方向に傾くように回動するので、配電盤の扉側とは異なる側に避雷器を傾くように回動させる場合に比べて、作業者が配電盤の内部の避雷器に容易にアクセスして、避雷器を手前側(扉側)に傾けることができる。
図1に示すように、配電盤100の筐体1の内部には、主回路導体2と、接続導体3と、避雷器4と、避雷器回動部5と、が収納されている。さらに、配電盤100の筐体1の内部には、遮断器6と、計器用変流器7と、計器用変圧器8と、ヒューズ10とが収納されている。筐体1は、金属製であり、内部に収納される機器等を保護するため、接地されている。また、筐体1の側面には、開閉可能な扉9が設けられている。扉9は、作業者が、避雷器4、避雷器回動部5、遮断器6、および、計器用変圧器8、ヒューズ10などの配電盤100の内部の機器にアクセスするために設けられている。
次に、図1および2を参照して、避雷器4および計器用変圧器8の配置について説明する。なお、本明細書では、筐体1の左右方向をX方向、前後方向をY方向、および、上下方向をZ方向とする。また、筐体1の左方向、右方向、正面(前)方向、背面(後ろ)方向、上方向、および、下方向を、それぞれ、X1方向、X2方向、Y1方向、Y2方向、Z1方向およびZ2方向とする。
図3に示すように、避雷器4の接続導体3側(Z1方向側)の先端部には、締結部11が設けられている。締結部11は、特許請求の範囲の「第1締結部材」の一例である。締結部11は、ねじ構造を含み、避雷器4と接続導体3とを電気的に接続するための端子として構成されている。作業者が、避雷器4の先端に設けられた締結部11を接続導体3に締結することにより、避雷器4と接続導体3とは、電気的に接続されるように構成されている。また、接続導体3は、ボルト31により主回路導体2に締結されることにより、主回路導体2と電気的に接続されている。なお、接続導体3は、接続導体3に設けられたボルト穴32(図9参照)を介して、ボルト31により、主回路導体2に螺合されている。
次に、図2~図8を参照して、避雷器回動部5(回動ベース51、固定ベース52、および、回動軸53)について説明する。
次に、図9~図12を参照して、避雷器4と接続導体3との接続について説明する。
また、配電盤100は、図14に示すように、耐圧試験を実施する際には、前述した手段により、避雷器4の端子部でもある締結部11と、主回路導体2に接続された接続導体3とが充分な絶縁距離Lを取れるように避雷器4を傾くように回動させる。なお、耐圧試験を実施する際には、ヒューズ10は、主回路導体2および計器用変圧器8(計器用変圧器81、82、および、83)から取り外される。また、本実施形態では、避雷器4(避雷器41、42、および、43)を接続導体3から少なくとも絶縁距離L分離間する回動角度θ分、傾くように回動させた際には、避雷器4が計器用変圧器8(計器用変圧器81、82、および、83)に当接され、計器用変圧器8により避雷器4が支持されるように構成されている。具体的には、避雷器4を少なくとも絶縁距離L分離間する回動角度θ分、傾くように回動させた際に、計器用変圧器81は避雷器41を、計器用変圧器82は避雷器42を、計器用変圧器83は避雷器43を、それぞれ支持する。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
2 主回路導体
3 接続導体
4 避雷器
5 避雷器回動部
8 計器用変圧器
9 (配電盤の筐体に設けられた)扉
11 締結部(第1締結部材)
33 切り欠き部
41、42、43 避雷器
51 回動ベース
52 固定ベース
53 回動軸
54 ベース締結ボルト(第2締結部材)
81、82、83 計器用変圧器
100 配電盤
L 絶縁距離
θ (絶縁距離L分離間する)回動角度
Claims (11)
- 配電盤内の機器に接続する主回路導体に電気的に接続された接続導体と、
前記接続導体を介して、前記主回路導体に電気的に接続された避雷器と、
前記避雷器が載置され、前記避雷器を回動させることが可能な避雷器回動部と、を備え、
前記配電盤は、前記配電盤の筐体の側面に設けられた開閉可能な扉を有し、
前記避雷器回動部は、作業者が前記配電盤内にアクセス可能な側である前記扉側に前記避雷器を傾くように回動可能に構成されている、配電盤。 - 前記避雷器は、上下方向に起立した状態で前記接続導体に接続するように構成されている、請求項1に記載の配電盤。
- 前記避雷器回動部は、前記配電盤の筐体の底部に設けられている、請求項1または2に記載の配電盤。
- 前記避雷器は、前記避雷器回動部の回動により、前記接続導体から少なくとも絶縁距離分離間する回動角度分、回動可能に構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の配電盤。
- 前記避雷器は、前記筐体の前記扉が設けられた側の側面と並行に複数設けられており、
複数の前記避雷器が前記扉側に傾くように一体的に回動させることが可能なように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の配電盤。 - 前記避雷器は、前記配電盤の前記筐体内において、上方から見て、前記筐体の中央よりも前記配電盤の前記扉側に配置されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の配電盤。
- 前記接続導体は、板状の導体であり、前記避雷器と接続するための切り欠き部を有し、
前記切り欠き部は、前記避雷器が前記接続導体から離間する方向に開口するように形成されており、
前記避雷器は、前記避雷器の先端部が前記接続導体の前記切り欠き部に配置された状態で、前記避雷器の先端部に設けられた第1締結部材により前記接続導体に締結されることにより、上下方向に起立した状態で前記接続導体に電気的に接続されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の配電盤。 - 前記避雷器回動部は、前記避雷器が載置される回動ベースと、配電盤本体に固定された固定ベースと、前記回動ベースを傾くように回動させるための軸である回動軸と、含み、
前記回動ベースは、前記固定ベースの上方に重ねて配置されるとともに、前記回動軸により、前記固定ベースと接続されており、前記回動軸を回動中心として、前記避雷器が前記接続導体から離間する方向に回動可能に構成されている、請求項1~7のいずれか1項に記載の配電盤。 - 前記回動ベースと前記固定ベースとは、第2締結部材により締結固定可能に構成されており、
前記回動ベースは、前記第2締結部材による固定を解除することにより、前記回動軸を回動中心として、前記避雷器が前記接続導体から離間する方向に回動可能に構成されている、請求項8に記載の配電盤。 - 前記主回路導体に接続された交流電源の電力を変圧するように設けられた計器用変圧器をさらに備え、
前記避雷器を前記接続導体から少なくとも絶縁距離分離間する回動角度分、傾くように回動させた際に、前記避雷器が前記計器用変圧器に当接され、前記計器用変圧器により前記避雷器を支持するように構成されている、請求項1~9のいずれか1項に記載の配電盤。 - 配電盤に取り付けられる避雷器の取り付け構造であって、
前記配電盤内の機器に接続する主回路導体に電気的に接続された接続導体と、
前記接続導体を介して、前記主回路導体に電気的に接続された前記避雷器と、
前記避雷器が載置され、前記避雷器を回動させることが可能な避雷器回動部と、
を備え、
前記配電盤は、前記配電盤の筐体の側面に設けられた開閉可能な扉を有し、
前記避雷器回動部は、作業者が前記配電盤内にアクセス可能な側である前記扉側に前記避雷器を傾くように回動可能に構成されている、避雷器の取り付け構造。
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