JP7435652B2 - マンドレルバー、管材の圧延方法および継目無管の製造方法 - Google Patents

マンドレルバー、管材の圧延方法および継目無管の製造方法 Download PDF

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本発明は、マンドレル圧延用のマンドレルバーの長寿命化を実現し、マンドレルバーを利用して製造される鋼管製品の内表面品質を良好に保つ技術に関する。
管材の肉厚圧下プロセスの一つにマンドレル圧延がある。このプロセスは、管材の肉厚部を管の内面から圧延するためにマンドレルバーを管内に挿入し、管材とマンドレルバー両方を孔型ロール間に引き込み、管材を減肉したり、延伸したりするプロセスである。また、孔型ロールは複数スタンドであることが多く、管の外周長を均一に圧下できるように管周方向に位相差を設けて各スタンドに設置され、製造する管長やスタンド数に応じて、内面工具であるマンドレルバーは、数メートルから数十メートルの長尺形状を有し得る。
マンドレル圧延では、孔型ロールギャップと管材を内面から圧下するマンドレルバーの外径で肉厚を決定するため、全長に渡り寸法精度の高いマンドレルバーが必要となる。また、管材の内表面はマンドレルバーの表面が転写されるため、良好なマンドレルバーの表面品質が必要となる。マンドレル圧延後のマンドレルバーは、端部の被つかみ部を引き抜き装置でつかみ、管材から抜き取る。そして、このマンドレルバーは、再度マンドレル圧延に使用される。
マンドレルバーは、圧延する管内面との接触により高い圧力がかかり、熱間の場合は高温にさらされ、さらに管内面挿入後は潤滑剤の供給も難しい。このような厳しい使用条件により、マンドレルバーには、圧延での使用回数に応じて縮径が発生したり、表面に焼き付きが発生したりする。縮径や焼き付きが発生すると、製造する管の肉厚や内表面品質に悪影響を与えるため、縮径量や焼き付き状況を管理し、製品品質に悪影響を与える場合は廃却される。しかしながら、マンドレルバーは、長尺であり、また、製造する肉厚に応じて様々な外径サイズを有する必要があり、工具コストは高い。そのため、マンドレルバーの損傷抑制と寿命の延長により工具コストを低減させることが求められる。そこで、例えば、特許文献1には、マンドレルバーの両端に管から引き抜くためのつかみ部を設け、反転させて圧延できるマンドレルバーが開示されている。また、特許文献2にはマンドレルバーの軸方向にネジを設け、損傷部を取り換えることで工具コストを低減させる方法も開示されている。
実開昭60-171603号公報 特許第3503398号公報
特許文献1に記載のマンドレルバーは、反転利用により工具の寿命の向上に効果がある。しかしながら、マンドレルバーを管内から抜くときに、軸方向両端部に形成されたつかみ部により、圧延後の管内表面にひっかき疵が形成されるという問題があり、また、つかみ部に管がひっかかり圧延が停止するという問題があった。
また、特許文献2に記載のネジによるマンドレルバーの連結は、圧延回数と共に連結部の隙間が拡大し、そこを起点として焼き付きが発生したり、管内表面に擦り疵が発生したりするという問題があった。このような問題が発生した場合には、良好な管内面肌品質を実現するためにも、マンドレルバーは交換する必要があり、より寿命を向上させたマンドレルバーの技術の確立が希求されていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、圧延後の良好な管内面肌品質を実現しつつ、寿命を向上させることが可能なマンドレルバー、このマンドレルバーを用いた管材の圧延方法、継目無管の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題に対し、本発明者らは、まず、特許文献1、2に記載の技術についてより詳細に検討した。
特許文献1に記載のマンドレルバーは、管材に挿入させる側を変更(以下、単に、反転とも記す。)して利用することで寿命を向上させられる。この反転利用のために、特許文献1に記載のマンドレルバーでは、被つかみ部が両端に設けられている。この被つかみ部と係合可能な引き抜き装置を用い、マンドレルバーは管圧延後に管内から引き抜かれる。
マンドレルバーの引き抜きには大きな引き抜き力が必要となり、それに耐えられるように、被つかみ部は引き抜き装置と噛み合うように設計される。特許文献1の図1、図2に示す被つかみ部もそのような形状を有し、安定した引き抜きが可能である。
一方で、マンドレル圧延では管の内面肌品質を良好にすることが重要であるが、特許文献1に記載のマンドレルバーでは、端部につかみ部が形成されており、管内面に疵を発生させるという問題がある。
具体的には、マンドレル圧延では、マンドレルバーの圧延方向先端部(被つかみ部)よりも管内面の圧延方向への進行の方が速い。図2(b)に示すような返りXがマンドレルバーの圧延方向先端部(被つかみ部)に形成されていると、圧延時、管内面が返りXを追い越す際に管内面に疵が発生する。そのため、マンドレルバーと管内面は摺動する際、マンドレルバー両端に形成された被つかみ部が管内面に擦り疵を形成し、それが過大になると焼き付きになり圧延が困難になる。
また、マンドレルバーは、圧延前において圧延方向先端部(被つかみ部)が管よりも突き出していることが多く、圧延の進行とともに管先端がマンドレルバー先端を追い越す。このとき、マンドレルバー先端に形成された被つかみ部に管の先端が引っ掛かり、圧延を止めてしまうという問題もある。
特許文献1に記載の技術における上記の問題は、マンドレルバーの両端部に被つかみ部を設けることにより発生する。この問題に対しては、特許文献2に記載の方法を適用して、マンドレルバーの両端部にネジを形成し、反転利用の際に端部を入れ替えるという方法が適用できる。特許文献2に記載の方法では、ネジ形状を適宜選択することで、管内からマンドレルバーを引き抜く際の高い引き抜き荷重に耐えられるようにすることができる。しかしながら、この方法では、ネジを形成する部位のマンドレルバー径(以下、軸方向垂直断面外径とも記す)がマンドレル圧延に利用される本体部のマンドレルバー径(軸方向垂直断面外径)と同じである。そのため、圧延時の管内面とネジ連結部が摺動し、圧延回数が増加すると、連結部に焼き付きが発生し、管内面肌にも擦り疵が発生するため、工具寿命の向上効果や管内表面肌の高い品質は得られない。
本発明者らはこれらの問題に対して鋭意検討した結果、マンドレルバーの先後端領域にネジを形成し、そのネジを形成する部位のマンドレルバー径(ネジ結合部におけるバー外表面の軸方向垂直断面外径)を、マンドレル圧延で管内面を圧延する本体部の軸方向垂直断面外径よりも小さくすることで、上記の問題を解決できることを知見した。
本発明は以上の知見に基づきなされたものであり、その要旨は次のとおりである。
[1]マンドレル圧延に用いるマンドレルバーであって、
軸方向に圧延を行う本体部と、
該本体部の軸方向両端にネジ結合により連結した一対の端部と、
前記本体部および前記端部を連結するネジ結合部と、
を備え、
前記一対の端部のうち、圧延方向後端部にマンドレル圧延後に管内から引き抜くための被つかみ部が形成されており、
前記ネジ結合部におけるバー外表面の軸方向垂直断面外径が、前記本体部の軸方向垂直断面外径よりも小さい、マンドレルバー。
[2]前記一対の端部夫々が雄ネジを有し、
前記本体部が軸方向両端夫々に雌ネジを有し、
前記雄ネジおよび前記雌ネジにより前記ネジ結合部が形成される、前記[1]に記載のマンドレルバー。
[3]前記ネジ結合部を形成するネジは、軸方向垂直断面外径が前記本体部側に向けて漸次小さくなるテーパーネジである、前記[1]または[2]に記載のマンドレルバー。
[4]前記ネジ結合部におけるバー外表面の軸方向垂直断面外径が、前記本体部の軸方向垂直断面外径に対して50%以上である、前記[1]~[3]のいずれかに記載のマンドレルバー。
[5]前記[1]~[4]のいずれかに記載のマンドレルバーを用いて管材を圧延する、管材の圧延方法。
[6]前記[5]に記載の管材の圧延方法により得られた管材を用いて継目無管を製造する、継目無管の製造方法。
本発明によれば、圧延後の良好な管内面肌品質を実現しつつ、寿命を向上させることが可能なマンドレルバー、このマンドレルバーを用いた管材の圧延方法、継目無管の製造方法が提供される。
本発明のマンドレルバーの模式図である。 関連技術のマンドレルバーにおいてマンドレル圧延中に被つかみ部の形状が変化する様子を説明するための図である。 本発明のマンドレルバーの形状の一例を示す図である。 本発明のマンドレルバーに形成されるネジ結合の一例を示す図である。 本発明のマンドレルバーに形成されるネジ結合の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について図面に基づき説明する。
<マンドレルバー>
図1は、本発明のマンドレルバーの模式図である。
本発明のマンドレルバー1は、マンドレル圧延に用いるマンドレルバーであって、管内部に接触しつつ軸方向(X方向)に圧延を行う本体部2と、該本体部2の軸方向両端にネジ結合により連結した一対の端部3、4と、本体部2および端部3、4を連結するネジ結合部3A、4Aと、を備え、一対の端部3、4のうち、圧延方向後端部にマンドレル圧延後に管内から引き抜くための被つかみ部が形成されており、ネジ結合部3A、4Aにおけるバー外表面の軸方向垂直断面外径が、本体部2の軸方向垂直断面外径よりも小さい。
ここで、まず、関連技術のマンドレルバーに関し、図2を参照しながら説明する。図2は、関連技術のマンドレルバーにおいて、マンドレル圧延中に被つかみ部の形状が変化する様子を説明するための図である。
図2(a)に示すように、この関連技術では、引き抜き装置15によりマンドレルバー10を引き抜く際、外径(軸方向垂直断面円の半径。以下同じである。)がDTBとなる被つかみ部14の本体部側の端部であって、凹部14Bの軸方向端部側でもある部位(以下、単にDTB側端部とも記す。)が引き抜き装置15のつかみ部15Aと接触する。これにより、DTB側端部に変形が生じて返りXが発生する。図2(a)に示すマンドレルバーと同様の構成を有する特許文献1に示すマンドレルバーにおいても、同様にして返りが発生しうる。
この返りXが発生したDTB側端部を有する被つかみ部14を、圧延方向後端部としている間は圧延において問題とはならないが、マンドレルバー10を反転させてこの被つかみ部14を圧延方向先端部とする際、問題が発生する(図2(b)参照)。
具体的には、図2(b)に示す返りXが発生したDTB側端部を有する被つかみ部14を圧延方向先端部として、管内にマンドレルバー10を挿入することで、管内面に擦り疵が形成される。また、マンドレル圧延中の管先端が、この被つかみ部14にあたり圧延が停止してしまうという可能性もある。
この点については、本発明者らの検討により、外径DTB(返りXの長さを含む)が本体部の外径(圧延部径、半径)Dmaxよりも小さくても上記の問題が発生することを確認した。
従来、特許文献1にも記載されているように、マンドレルバー10の被つかみ部14の先端部の外径Dや被つかみ部の外径DTBは、本体部の外径Dmaxよりも小さく設計されており、この構成により管内に挿入された際に、管内面には接触しないと考えられてきた。しかしながら、上記の問題の発生原因を調査し、マンドレルバーの管内での挙動を精緻に解析した結果、重力によるしなりや、マンドレル圧延時の振動の影響により、上記の構成によっても、マンドレルバー10の先端等が管内面に接触することを知見した。
このとき、返りXのような凸状の欠陥が発生していると、マンドレルバー10と管材との接触により接触面圧が発生し、管内面では食込みが発生し、圧延の進行により擦り疵が形成されることになる。
また、マンドレル圧延では、マンドレルバー10の先端部が管材の先端部から突き出した状態で圧延が開始する。そのため、マンドレルバー10が振動した際に、返りXが管の先端部端面に接触する場合があり、この場合、管材は圧延方向へ延伸できず、圧延が停止するという問題が発生する。
これに対し、本発明者らは、上記の問題をさらに検討した結果、引き抜き装置15による負荷によって発生する返りXを、管内面を通過させない方法を着想した。その結果、図3に示すように、マンドレルバーの反転後に被つかみ部が圧延方向先端にならないように、ネジ結合により、本体部2に軸方向に螺合することで連結した先端部3と後端部4を付け替える方法を知見した。また、さらに、これらのネジ結合部3A、4Aにおけるバー外表面の軸方向垂直断面外径(半径)DJT、DJBと、本体部2の軸方向垂直断面外径Dmaxとの関係として、DJT<DmaxとDJB<Dmaxを満たすことで、ネジ結合部位に起因する管内面肌の疵の生成を抑制できることを知見した。
ここで、図3、図4、図5を参照しながら、本発明の構成およびその機能を説明する。
図3は、本発明のマンドレルバーとマンドレルバー引き抜き装置の形状の一例を示す図であり、図1の領域(a)を示している。図4、図5は、本発明のマンドレルバーに形成されるネジ結合部の一例を示す図である。
図3に示すように、本発明のマンドレルバー1の一対の端部(以下、先端部3(圧延方向先端部3)と記す。)3、端部4(以下、後端部4(圧延方向後端部4)と記す。)は、ネジ結合により、軸方向に螺合することで本体部2に連結される。また、ネジ結合部3A、4Aにおけるバー外表面の軸方向垂直断面外径が、本体部2の軸方向垂直断面外径よりも小さい。すなわち、図3中、端部3側のネジ結合部3Aの外径DJTは、本体部2の外径(圧延部径、半径)Dmaxよりも小さい。また、端部4側のネジ結合部4Aの外径DJBは、本体部2の外径(圧延部径、半径)Dmaxよりも小さい。これにより、ネジ結合部4に起因する管内面肌の疵の生成を抑制できる。
また、マンドレルバー1を反転して利用する際に、先端部3、後端部4の本体部2への取り付ける側を変更することができ、寿命の向上を実現できる。
このとき、先端部3は、これまで後端部4と本体部2を連結してきたネジ結合部4Aで連結させることになるため、ネジ結合部4Aで連結可能な先端部3を必要に応じて別途用意すればよい。また、後端部4は、これまで先端部3と本体部2を連結してきたネジ結合部3Aで連結させることになるため、ネジ結合部3Aで連結可能な後端部4を必要に応じて別途用意すればよい。
また、後述のように、ネジ結合部3Aとネジ結合部4Aとが同一形状(同一サイズを含む)である場合には、これまで使用してきた先端部3、後端部4の連結位置を入れ替えるだけでマンドレルバー1を反転して利用することができる。
先端部3は、マンドレルバー1の圧延方向(図3中、X軸正方向)最先端部に向けて軸方向垂直断面が漸次小さくなるテーパー形状を有していてよく、最先端外径Dは本体部2の外径(圧延部径)Dmaxよりも小さい。圧延時に最初に管内に挿入される先端部3がこのような構成を有することにより安定した圧延を実現できる。上記の先端部3のテーパー形状領域にネジ結合部3Aにおけるバー外表面(外径がDJTとなる部位(DJT部))が位置するようにし、バー外表面(DJT部)の軸方向垂直断面外径DJTを、本体部2の軸方向垂直断面外径Dmaxよりも小さくすることができる。
また、後端部4には、マンドレル圧延後に管内からマンドレルバー1を引き抜くための被つかみ部が形成されている。
被つかみ部4は、最後端側(X軸負方向側)に向けて、凹部4B、凸部4Cを有する。この構成により、引き抜き装置5のつかみ部5Aを凹部4Bに嵌合させて、バー1を管内から引き抜くことができる。
凹部4Bは、引き抜き装置5のつかみ部5Aを嵌合させることを可能にする部位であれば、形状等は特に限定されないが、バー周方向に形成された溝部とすることができる。
また、凹部4Bにおいて、凸部4Cが形成される側と反対側(X軸正方向側、圧延方向側)がテーパー形状に形成されていてよく、このテーパー形状領域にネジ結合部4Aにおけるバー外表面(外径がDJBとなる部位(DJB部))が位置するようにし、バー外表面の軸方向垂直断面外径DJBを、本体部2の軸方向垂直断面外径Dmaxよりも小さくすることができる。
ネジ結合部3A、4A
ここで、図4、5を参照しながら、ネジ結合部3A、4Aを形成する雌ネジおよび雄ネジについて説明する。
先端部3、後端部4夫々が雄ネジ3A1、4A1を有し、本体部2が軸方向両端夫々に雌ネジ3A2、4A2を有し、雄ネジ3A1、4A1および雌ネジ3A2、4A2によりネジ結合部3A、4Aが形成されることが好ましい。この構成により、雄ネジ3A1、4A1の軸方向長さをより長く設計することができ、先端部3、後端部4と本体部2との連結強度の向上効果が得られる。
また、図4、5に示すように、ネジ結合部3A、4Aを形成するネジはテーパーネジであることが好ましい。すなわち、雄ネジ3A1の雌ネジ3A2と螺合接触する外表面において、軸方向垂直断面外径が、本体部2側(X軸負方向側)に向けて漸次小さくなることが好ましい。また、雄ネジ4A1の雌ネジ4A2と螺合接触する外表面において、軸方向垂直断面外径が、本体部2側(X軸正方向側)に向けて漸次小さくなることが好ましい。これにより、先端部3、後端部4と本体部2との連結強度の向上効果が得られる。
本発明において、ネジ結合部3A、4Aの具体的な形状は特に限定されないが、三角ネジ、台形ネジ、角ネジ、丸ネジなど、ISOで規格されたネジを適用することができる。より強い締結を得るためには、台形ネジを適用することが好ましい。また、高い締結力を持続させるために、歯の数は3個以上であることが好ましく、加工時間が長時間になりすぎないようにするために、歯の数は30個以下であることが好ましい。
また、ネジ結合部3Aと、ネジ結合部4Aとは同一形状(同一サイズであることも含む)であることが好ましい。すなわち、図3におけるバー外表面における外径(半径)DJTと外径(半径)DJBとが同じであることが好ましい。これにより、雄ネジ3A1は、雌ネジ3A2のみでなく、雌ネジ4A2とも螺合させることができる。また、雄ネジ4A1は、雌ネジ4A2のみでなく、雌ネジ3A2とも螺合させることができる。そのため、マンドレルバー1の反転利用時において、先後端部の連結位置を入れ替えるだけでマンドレル圧延を実施することが可能となり、マンドレルバー1の寿命を向上させることができる。
外径DJT
本発明のマンドレルバー1は、先端部3から管内に挿入され、マンドレル圧延が行われる。先端部3は、安定な圧延を実現するために、マンドレルバー1の圧延方向最先端に向けて軸方向垂直断面が漸次小さくなるテーパー形状を有する。
前述のように、本発明のマンドレルバー1の圧延方向先端では、ネジ結合により本体部2に対して先端部3が取り付けられている。
ネジ結合部3Aにおけるバー外表面(DJT部)の軸方向垂直断面外径DJTは、本体部2の軸方向垂直断面外径Dmaxよりも小さい(DJT<Dmax)。DJT<Dmaxであることにより、本体部2で圧延された管内面がマンドレルバー1のネジ結合部3Aに接触することを防止でき、高い管内面肌品質が得られる。
JTが小さすぎるとネジ結合部3Aでの十分な結合強度が得られなくなるため、DJTはDmaxの50%以上であることが好ましく、Dmaxの60~90%であることがより好ましい。また、前述したように、マンドレルバー1の反転利用時において、先後端部の連結位置の入れ替え(ネジ結合部の共用)を可能にするためにも、DJTは、後述のDJBと同一であることが好ましい。
外径DJB
本発明のマンドレルバー1は、後端部(被つかみ部)4に引き抜き装置5のつかみ部5Aを係合させて、管内から引き抜くことができる。
前述のように、本発明のマンドレルバー1の圧延方向後端では、ネジ結合により本体部2に対して後端部4が取り付けられている。
ネジ結合部4Aが形成される領域は、圧延方向後端に向けて軸方向垂直断面が漸次小さくなるテーパー形状を有する。
ネジ結合部4Aにおけるバー外表面(DJB部)の軸方向垂直断面外径DJBは、本体部2の軸方向垂直断面外径Dmaxよりも小さい(DJB<Dmax)。DJB<Dmaxであることにより、本体部2で圧延された管内面がマンドレルバー1のネジ結合部4Aに接触することを防止でき、高い管内面肌品質が得られる。
JBは小さすぎるとネジ結合部4Aでの十分な結合強度が得られない。
また、後端部4はマンドレル圧延後に管内から引き抜くときに高い引き抜き力が作用する。DJBはDmaxの50%以上であることが好ましく、Dmaxの60~90%であることがより好ましい。また、前述したように、マンドレルバー1の反転利用時において、先後端部の連結位置の入れ替え(ネジ結合部の共用)を可能にするためにも、DJBは、前述のDJTと同一であることが好ましい。
以下では、本発明のマンドレルバーの上述した構成以外の好適な構成について説明する。前述のように、マンドレルバー1は、管内に挿入されるため、軸方向先端は端部に端部テーパー部を有することが好ましい。端部テーパー部にテーパー角度を適宜設けることで、最先端径(半径)Dを調整することができ、下限は特に限定されず、0となっても引き抜き作業およびマンドレル圧延には問題はない。また、先端と同様に後端部にも端部テーパーを適宜設けても良く、最後端径(半径)Dについても下限は特に限定されない。
また、管内からマンドレルバー1を引き抜くための被つかみ部4におけるDTB部(凹部4Bに対して端部側に形成される凸部4C)の外径DTBは、特に制限されないが、本体部2の外径(圧延部径)Dmax以下とすることが好ましい。マンドレル圧延時に、圧延方向へマンドレルバー1が移動するときのパスラインへの引っかかりを抑制できるためである。
また、マンドレルバー1の被つかみ部4において、凹部4Bの外径Dは、外径DTBより小さい必要があり、DTBとDの径差を利用して引き抜き装置5のつかみ部5Aをひっかけて引き抜く。外径Dは、外径DTBに対し95%以下であることが好ましく、引き抜き荷重に耐えるために50%以上であることがより好ましい。
TB部(凹部4Bに対して端部側に形成される凸部4C)の軸方向長さは特に制限はないが、圧延に使用する部分ではなく、被つかみ部4の機能を発揮するための部位であり、長すぎる必要はない。DTB部の軸方向長さは、外径DTBの3倍以下であることが好ましい。凹部4Bの軸方向長さも特に制限はなく、引き抜き装置5のつかみ部5Aを嵌合させられればよい。凹部4Bの軸方向長さについても、圧延に利用するものではなく、長い必要はないため、外径Dの10倍以下であることが好ましい。
また、本体部2については、マンドレル圧延を行うことができれば特に限定されず、円柱形状等、軸方向に延伸した柱状とすることができる。
本体部2は、マンドレル圧延前に管材の中に先端が突き出すように挿入し、管と共に圧延機に挿入され管を内面から圧延する。そのため、本体部2の軸方向長さは、マンドレル圧延前の管材の長さに応じて設定することが好ましい。本体部2の長さは、圧延される管材の長さより長い必要があり、対象とする管材の長さの1.2倍以上であることが好ましい。
引き抜き装置5の構成については特に限定されず、多様な外径を有するマンドレルバー1をつかむことができるように、マンドレルバー1の外径や形状等に応じて適宜変更することができる。また、つかみ部5Aは、多様な外径を有するマンドレルバーに対応できるように取り換え式としてもよい。引き抜き装置5は、例えば、高速度鋼等の各種工具鋼から製造することができる。
<マンドレル圧延方法および管の製造方法>
本発明のマンドレル圧延方法(管材の圧延方法)は、前述したマンドレルバー1を用いて管材を圧延する圧延方法(マンドレル圧延方法)である。本体部2の一端側のネジ結合部3Aに連結した先端部3を圧延方向先端部として管材に挿入させることで、マンドレルバー1を軸方向(圧延方向)に進行させて圧延を行うことができる。また、このとき、本体部2の他端側(圧延方向後端側)のネジ結合部4Aに連結した後端部4には、被つかみ部が形成されていてよく、各圧延終了毎に引き抜き装置5により、管内に挿入したマンドレルバー1を管内部から管外に引き抜くことができる。
そして、上記のネジ結合部4Aに先端部3を連結させることができ、これにより、マンドレルバー1の軸方向両端部のうち、管材に挿入させる側を変更(反転)することができる。反転のタイミングについては、特に限定されないが、例えば、マンドレルバー1の軸方向端部一方の側からの連続した圧延が予め設定された圧延回数に達した場合に変更することができる。この圧延回数を鋼種毎に制御すること等により、長尺であるマンドレルバー1の頻繁な反転による作業負荷を抑えつつ、マンドレルバー1の寿命を向上させることができる。
一例として、用いるマンドレルバー1の軸方向両端部のうちの同一方向からの連続圧延可能回数が予め予測できている場合に、その連続圧延可能回数に達する前に、1回以上反転することができる。この場合、例えば、上記連続圧延可能回数の80%の回数(圧延本数)まで圧延してから、マンドレルバー1を反転してよい。
また、圧延回数が増えてから反転を行うと、マンドレルバー1の軸方向の摩擦係数などの特性が変化し、圧延する管材の外径や内面肌品質に影響する場合がある。そのため、高い寸法精度が求められる場合は、上記連続圧延可能回数の50%以下の圧延回数で反転を繰り返し行うことが好ましい。
また、上記連続圧延可能回数が予測できていない場合においても、同一方向からの圧延回数(例えば、1000回(1000本の管材の圧延))を予め設定しておき、この圧延回数に達するまでに1回以上反転を行うことで寿命向上効果が得られる。また、より少ない圧延回数(例えば、300回)で反転を行うことで、圧延後の管の歩留まり向上効果も合わせて得られる。
本発明のマンドレル圧延方法は、熱間、冷間のいずれの形態でもよい。また、マンドレル圧延は、管内に挿入したマンドレルバー1の管軸方向変位を制御する方式(リストレインド式)や、管軸方向の変位を固定せずに、管の圧延方向への移動に追従させる方式(フルフロート式)が挙げられるが、いずれでも適用できる。
また、本発明では、上記の管材の圧延方法により得られた管材を用いて継目無管を製造する継目無管の製造方法が提供される。
以上、本発明について説明した。本発明では、マンドレルバーの軸方向両端部にネジ結合部を設けており、マンドレルバーを反転利用することで寿命を向上させることができる。また、ネジ結合部を形成する部分の外径を圧延に利用する本体部の外径(マンドレルバー径)よりも小さくすることで、製造される管内面への擦り疵の発生も抑制し、管内面肌品質を良好に保つことができる。
以下に、継目無管の熱間マンドレル圧延プロセスについての実施例を示し、本発明の説明を行う。
表1に示す化学成分を有する鋼材を真空溶解炉で溶製し、丸ビレットに成形後、マンネスマン穿孔方式でΦ130から230mm、肉厚13~35mmの管材を製造し、1000~1150℃の温度範囲でマンドレル圧延を行い、肉厚を4~20mmに成形する圧延を数千本行った。
マンドレル圧延に用いたマンドレルバーは、5質量%のCrを含有する熱間工具鋼(SKD61(JIS G4404(2006)))から得られており、表2に示す種々の形状を有するものを用いた。
具体的には、マンドレルバーは、図3に示すように、本体部2の軸方向両端にネジ結合により連結した一対の端部(先端部3、後端部4)が形成されており、本体部2の外径(圧延部径(半径))Dmax、本体部に後端部(被つかみ部)の凹部4Bの外径(半径)D、被つかみ部におけるDTB部(凹部4Bに対して端部側に形成される凸部)の外径(半径)DTB、ネジ結合部3Aにおける先端部3側のバー外表面(DJT部)の軸方向垂直断面外径DJT、ネジ結合部4Aにおける後端部4側のバー外表面(DJB部)の軸方向垂直断面外径DJB、最先端径(半径)D、最先端径(半径)Dは表2に示す通りである。
表2中、テーパーネジ長さは、テーパーネジのバー軸方向(圧延方向)の長さである。
また、表2中、例えば、No.3において、先端部3の最も本体部2側(X軸負方向側)に位置する部位にDJT部が形成されており、Dmax=DJTとなっている。
また、引き抜き装置としては、図3に示すようなつかみ部5Aを有する装置を用い、S45C(JIS G4051(2009))を機械加工したものを用いた。
比較例の中で、No.1、2、8、9、13、14では、ネジ結合部を有さないマンドレルバーを利用した。
なお、No.2、9、14では、バー両端部に被つかみ部が形成されており、両端の最先端径および最後端径が共にDであり、Dについては、「-」と示している。
なお、先端部と後端部のネジ形状及びサイズが同じである場合は、反転時に先後端部を交換して使用した。具体的には、No.3、6、10、11、16、17については、反転利用時、反転前に使用した先端部、後端部の取り付け位置を変更して使用した。一方、No.4、5、7、15については、反転利用時、別途用意した先後端部として、DJT部に螺合可能な後端部と、DJB部に螺合可能な先端部とに取り替えて圧延を行った。
No.1~17の夫々において、マンドレルバーは10本一組でマンドレル圧延へ供給した。なお、10本のセットで使用するマンドレルバーは同じ使用履歴とした。また、表中の結果は、10本のマンドレルバーでの結果の平均値である。
反転回数0回で、表面の焼き付き、割れ、縮径により、寿命になる圧延本数(連続圧延可能回数)まで使用したNo.1、8、13に対し、表2に示す同一方向での連続圧延本数、反転回数の条件で圧延を行ったNo.2~7、9~12、14~17を相対比較し、工具寿命の向上効果を確認した。なお、No.2~7はNo.1と対比し、No.9~12はNo.8と対比し、No.14~17はNo.13と対比した。また、上記のマンドレルバーの表面の焼き付き、割れは、目視で判断し、縮径はマンドレルバーの直径が0.5%以上変化した場合を指す。
例えば、No.6において、寿命となる圧延本数が5100本であり、反転回数が19回であることから、同一方向での平均連続圧延本数は255本(=5100/(19+1)本)となるが、実際には反転毎に圧延回数は異なり、同一方向での最大連続圧延本数は、267本であった。
また、工具寿命については、具体的には、例えば、No.6において、No.1と対比するため、(5100-2800)/2800×100=82%と算出した。
また、得られた管について超音波検出により内面肌品質調査を行った。内面肌品質が悪く研磨などの手入れが必要な部分が各鋼管の軸方向に1か所以上検出された場合、不良と判定した。同じマンドレルバーで圧延された鋼管の内、不良と判定された鋼管の割合を不良率とした。得られた不良率については、No.1、3~7は、No.2と対比し、No.8、10~12はNo.9と対比し、No.13、15~17はNo.12と対比して不良率の増減として算出し、鋼管の品質(内面肌品質)を評価した。
具体的に、例えば、No.1では、10本のマンドレルバー夫々に関し、寿命となる圧延本数の2800本について、計28000本(=2800×10本)の圧延された鋼管中の不良率を算出し、No.2については、寿命となる圧延本数の3500本について、計35000本(=3500×10本)の圧延された鋼管中の不良率を算出し、対比した。
不良率については、具体的には、例えば、No.3において、35000本中、22750本が不良(65%)であると判定した。一方、No.2においては、35000本中、10500本が不良(30%)であると判定した。これらより、不良率を基準としたNo2に対してNo.3は不良率35%(=65%-30%)と算出した。
また、他の例として、No.6において、51000本中、0本が不良(0%)であると判定した。一方、No.2においては、上記同様に、35000本中、10500本が不良(30%)であると判定した。これらより、不良率を-30%(=0%-30%)と算出した。
Figure 0007435652000001
Figure 0007435652000002
表2の結果から、本発明例において先後端部にDJT<Dmax、DJB<Dmaxを満たす適切な位置にネジを設け、適正に反転して圧延を行ったマンドレルバーは、工具寿命の顕著な向上と優れた内面肌品質による不良率の低下の両立が確認された。
1 マンドレルバー
2 本体部
3 先端部
3A ネジ結合部
3A1 雄ネジ
3A2 雌ネジ
4 後端部(被つかみ部)
4A ネジ結合部
4A1 雄ネジ
4A2 雌ネジ
4B 凹部
4C 凸部
5 引き抜き装置
5A つかみ部

Claims (5)

  1. マンドレル圧延に用いるマンドレルバーであって、
    軸方向に圧延を行う本体部と、
    該本体部の軸方向両端にネジ結合により連結した一対の端部と、
    前記本体部および前記端部を連結するネジ結合部と、
    を備え、
    前記一対の端部のうち、圧延方向後端部にマンドレル圧延後に管内から引き抜くための被つかみ部が形成されており、
    前記ネジ結合部におけるバー外表面の軸方向垂直断面外径が、前記本体部の軸方向垂直断面外径よりも小さく、かつ前記本体部の軸方向垂直断面外径に対して50%以上である、マンドレルバー。
  2. 前記一対の端部夫々が雄ネジを有し、
    前記本体部が軸方向両端夫々に雌ネジを有し、
    前記雄ネジおよび前記雌ネジにより前記ネジ結合部が形成される、請求項1に記載のマンドレルバー。
  3. 前記ネジ結合部を形成するネジは、軸方向垂直断面外径が前記本体部側に向けて漸次小さくなるテーパーネジである、請求項1または2に記載のマンドレルバー。
  4. 請求項1~のいずれかに記載のマンドレルバーを用いて管材を圧延する、管材の圧延方法。
  5. 請求項に記載の管材の圧延方法により得られた管材を用いて継目無管を製造する、継目無管の製造方法。
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