JP7435297B2 - 検出装置、検出ユニット、および検出システム - Google Patents

検出装置、検出ユニット、および検出システム Download PDF

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Description

本発明は、検出装置、検出ユニット、および検出システムに関する。
従来、赤外光を出射し、物体からの赤外光の反射光の受光結果に基づいて、物体を検出する検出装置が知られている。例えば、下記特許文献1には、物体からの赤外光の反射光の受光量の変化を検知し、且つ、当該検知の前または後の所定の期間内に振動を検知した場合、異常を検出する異常検出装置が開示されている。
しかしながら、従来の検出装置は、物体の検出距離を変更する場合、赤外光の出力強度を変更する必要があった。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、赤外光の出力強度を変更することなく、物体の検出距離を変更できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の検出装置は、検出対象空間内の物体を検出する検出装置であって、検出対象空間内に赤外光を出射する第1の光源と、赤外光と波長が異なる第2の光を、赤外光の出射方向と異なる方向に出射する第2の光源と、第2の光の出射方向に設けられ、第2の光を反射する反射部と、赤外光の反射光を受光する受光部と、受光部による赤外光の反射光に基づき物体を検出する検出部と、を備え、検出部は、受光部により、物体からの、第1の光源が出射した赤外光の反射光と、第2の光源が出射した第2の光の反射光から生じる赤外光とを受光することにより、物体を検出する。
本発明によれば、赤外光の出力強度を変更することなく、物体の検出距離を変更することができる。
本発明の第1実施形態に係る検出ユニットの外観斜視図 本発明の第1実施形態に係る検出ユニットの外観斜視図 本発明の第1実施形態に係る検出装置の外観斜視図 本発明の第1実施形態に係る検出装置の側断面図 本発明の第1実施形態に係る回路基板が有する突出部の拡大図 本発明の第1実施形態に係る検出装置による物体の検出動作を説明するための図 本発明の第1実施形態に係る検出装置のハードウェア構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態に係る制御回路の機能構成を示すブロック図 寸法判定部が物体の寸法の判定に用いる判定テーブルの一例を示す図 反射部の色および素材と、反射部の反射率と、受光部による物体の検知距離との関係を示すグラフ 反射部の色および素材と、反射部の反射率と、受光部による物体の検知距離との関係を示す図 第1実施形態に係る検出ユニットにおける可視光の光路長と検出距離との関係を表すグラフ 第1実施形態に係る検出装置における、ケースとベース部の上壁部との間の間隔を示す図 第1実施形態に係る検出装置による物体の検出結果を間隔毎に示す図 環境温度と赤外光および可視光の出力強度との関係を表すグラフ 第1実施形態に係る検出装置による、環境温度に応じた物体の検知結果を表す図 受光部の傾斜角度と受光部による検知距離との関係を示す図 反射部の色および素材と反射部の反射率との関係を示す図 本発明の第1実施形態に係る制御回路の機能構成の変形例を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係る検出システムの構成の一例を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係るゲートウェイの機能構成を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係るゲートウェイのハードウェア構成を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係る集約装置の機能的な構成の一例を示す図 本発明の第2実施形態に係る集約データの第1例を示す図 本発明の第2実施形態に係る集約データの第2例を示す図 本発明の第2実施形態に係る集約装置のハードウェア構成を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係る集約装置の機能構成の一変形例を示すブロック図
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、本書では、便宜上、図中Z軸方向を上下方向とし、図中Y軸方向を前後方向とし、図中X軸方向を左右方向とする。
〔第1実施形態〕
(検出ユニット10の構成)
図1および図2は、本発明の第1実施形態に係る検出ユニット10の外観斜視図である。図1および図2に示すように、検出ユニット10は、筐体110および検出装置120を備えて構成されている。図1は、筐体110の上壁部110cに検出装置120が装着されている状態を表している。図2は、筐体110の上壁部110cから検出装置120が取り外されている状態を表している。
<筐体110>
筐体110は、前後方向(Y軸方向)を長手方向とする直方体形状(但し、これに限らない)を有する、箱状の部材である。筐体110の内部は、物体が検出される検出対象空間110Aとなっている。筐体110の前壁部110aおよび後壁部110bの各々の右側(X軸負側)には、矩形状の開口部111が形成されている。これにより、筐体110は、検出対象空間110A内に、開口部111から物体が侵入可能となっている。なお、開口部111の位置、形状、および数は、図1および図2に例示するものに限らない。また、筐体110の上壁部110cには、矩形状(但し、これに限らない)の開口部112が形成されている。
<検出装置120>
検出装置120は、筐体110の内部に進入した物体を、赤外光を用いて検出することができる装置である。検出装置120は、ベース部121および検出部122を有する。図1に示すように、検出装置120は、そのベース部121の上壁部121A(図3参照)が、筐体110の上壁部110cに形成された開口部112を覆うように、筐体110の上部に装着される。これにより、検出装置120は、その検出部122が、開口部112を挿通して、検出対象空間110A内に配置される。これにより、検出装置120は、その検出部122によって、筐体110の内部に進入した物体を、赤外光を用いて検出することができる。なお、検出装置120は、そのベース部121が、筐体110の側部に装着されてもよい。また、検出装置120は、筐体110の外側に設けられ、透明基板を通して筐体110内の物体を検知しても良い。この場合、検出装置120の内面は、黒色の材料(例えば、アクリル、塩ビ、塗料、黒色金属等)で覆われることが好ましい。また、透明基板は、検出装置120および筐体110の各々に設けられてもよく、一体型であってもよい。例えば、透明基板は、赤外線透過性を有する材料(例えば、アクリル、塩ビ、ガラス等)が用いられて形成される。
(検出装置120の構成)
図3は、本発明の第1実施形態に係る検出装置120の外観斜視図である。図4は、本発明の第1実施形態に係る検出装置120の側断面図(図3に示す検出装置120のA-A断面図)である。図5は、本発明の第1実施形態に係る回路基板130が有する突出部130Aの拡大図である。図3および図4に示すように、検出装置120は、ベース部121および検出部122を有する。
ベース部121は、検出部122を保持し、検出部122を筐体110に設置するための部材である。ベース部121は、上壁部121A、右側壁部121B、および左側壁部121Cを有して構成されている。上壁部121Aは、水平な平板状、且つ、上方(Z軸正方向)からの平面視において矩形状の部分である。右側壁部121Bは、上壁部121Aの右側(X軸負側)の縁部から垂下して設けられた平板状且つ壁状の部分である。左側壁部121Cは、上壁部121Aの左側(X軸正側)の縁部から垂下して設けられた平板状且つ壁状の部分である。なお、本実施形態では、ベース部121は、筐体110と別体的に設けられている(すなわち、着脱可能である)が、これに限らず、ベース部121は、筐体110と一体的に形成されてもよい(すなわち、着脱不可能であってもよい)。
検出部122は、筐体110の内部に進入した物体を、赤外光を用いて検出する部分である。検出部122は、ベース部121が有する上壁部121Aの下面(Z軸負側の表面)に対し、前側(Y軸正側)下がりとなるように傾斜した状態で、固定的に取り付けられる。検出部122は、ベース部121が筐体110に装着されることによって、検出対象空間110A内に、前側下がりに傾斜した状態で配置される。
検出部122は、ケース123および回路基板130を備える。ケース123は、上部が開口した直方体形状を有する容器状の部材である。ケース123は、回路基板130を内部に収納した状態で、ベース部121の上壁部121Aの下面に対し、任意の固定手段(例えば、ネジ、リベット、係合機構、接着剤、両面テープ等)によって固定的に取り付けられる。
回路基板130は、各種電子部品が実装される平板状の部材である。回路基板130は、ケース123内に固定的に設置される。回路基板130は、平面視において矩形状を有する。回路基板130は、当該回路基板130の前側(Y軸正側)の縁部における中央から前方に突出した突出部130Aを有する。突出部130Aは、ケース123の前壁部123Aに形成された切り欠き部123Bを貫通して、前方(Y軸正方向)に突出する部分である。
図4に示すように、回路基板130の上面(Z軸正側の表面)には、LED(Light Emitting Diode)131、プリズム132、LED133、制御回路135、通信モジュール137、GPSユニット138、および温度センサ139が実装されている。このうち、LED131、プリズム132、およびLED133は、突出部130Aの上面に実装されている。
また、図4に示すように、回路基板130の下面(Z軸負側の表面)には、受光部134、電源136が実装されている。このうち、受光部134は、突出部130Aの下面に実装されている。
LED131は、「第1の光源」の一例である。LED131は、赤外光を、前方(Y軸正方向)に出射する。例えば、本実施形態において、LED131から出射される赤外光の波長範囲は、約800nm~1150nmである。
プリズム132は、LED131の前方(Y軸正方向)に設けられている。図5に示すように、プリズム132は、前方(Y軸正方向)に突出する半円筒状の前側(Y軸正側)の側面を有する。プリズム132は、後側(Y軸負側)の側面から入射した赤外光を、左右方向に放射状に広がるように拡散しつつ、前側(Y軸正側)の側面から前方(Y軸正方向、図4に示す矢印D1方向)に出射する。
LED133は、「第2の光源」の一例である。LED133は、赤外光と波長が異なる第2の光を、上方(Z軸正方向、図4に示す矢印D2方向)に出射する。すなわち、LED133は、第2の光を、回路基板130の上面に対して垂直な方向に出射する。本実施形態では、第2の光の一例として、可視光(但し、これに限らない)を用いている。例えば、本実施形態において、LED133から出射される可視光の波長範囲は、約500nm~600nmである。
なお、回路基板130は、XY平面(水平面)に対して、約15°の傾斜角度を有して、前下がりに傾斜している。これに伴い、LED131およびプリズム132から出射される赤外光の出射方向は、XY平面(水平面)に対して、約15°の傾斜角度を有して、前下がりに傾斜する。また、LED133から出射される可視光の出射方向は、XZ平面(垂直面)に対して、約15°の傾斜角度を有して、前方(Y軸正方向)に傾斜する。
制御回路135は、「制御装置」の一例であり、検出装置120の全体を制御する。制御回路135としては、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、リコンフィギュラブル・プロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等が用いられる。
受光部134は、LED131から出射された赤外光の反射光を受光する。受光部134は、受光した赤外光の反射光の強度を示す検出信号を出力する。受光部134としては、例えば、赤外光フォトダイオード、赤外光フォトトランジスタ等の赤外光センサが用いられる。なお、受光部134の受光面は、前方(Y軸正方向)に向けられている。
電源136は、回路基板130の各部に電力を供給する。電源136としては、例えば、一次電池(例えば、乾電池、酸化銀電池、水銀電池等)または、二次電池(例えば、鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素蓄電池、ニッケルカドミウム蓄電池等)が用いられる。但し、これに限らず、電源136は、外部電源等であってもよい。
通信モジュール137は、外部の装置と無線通信を行うことにより、外部の装置との間で各種データの送受信を行う。例えば、通信モジュール137は、制御回路135からの制御に基づいて、物体の検出結果を表す検出結果データ等を、外部の装置へ送信する。通信モジュール137による無線通信方式には、例えば、Wi-Fi(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等が用いられる。
GPSユニット138は、GPS衛星から電波を受信することで、検出装置120の現在位置を算出し、当該現在位置を表す位置情報を出力する。また、GPSユニット138は、位置情報と共に、現在時刻を表す時刻情報を出力する。
温度センサ139は、筐体110の検出対象空間110A内の温度を検出し、当該温度を表す温度情報を出力する。
図4に示すように、ベース部121の上壁部121Aの下面において、LED133から出射された可視光が照射される位置には、薄板状、シート状、または薄膜状(但し、これらに限らない)の反射部124が設けられている。反射部124は、LED133から出射された可視光を、前方(Y軸正方向)且つ下方(Z軸負方向)へ反射する。反射部124には、可視光に対する所望の反射率に応じた、素材および色が用いられて形成される。反射部124の可視光に対する反射率は、少なくとも、筐体110の内面の可視光に対する反射率よりも大きい。反射部124は、上壁部121Aの下面に対して、着脱可能であってもよい。この場合、反射部124に用いられる素材および色を変更することで、反射部124の反射率を、繰り返し変更することができる。なお、反射部124は、当該反射部124からの可視光の反射光が、検出対象空間110A内の物体に照射されるように、設置位置、設置角度、および反射率が適切に設定される。
(検出装置120による物体の検出動作の概要)
図6は、本発明の第1実施形態に係る検出装置120による物体20の検出動作の概要を説明するための図である。
(1)まず、検出装置120の電源がONに切り替えられると、筐体110の検出対象空間110A内において、LED131から前方(Y軸正方向)且つ下方(Z軸負方向)に赤外光が出射される。
(2)同時に、検出対象空間110A内において、LED133から上方(Z軸正方向)且つ前方(Y軸正方向)に可視光が出射される。
なお、検出装置120の電源のONおよびOFF、または、LED131およびLED133の動作および非動作は、検出装置120に対するユーザ操作または外部からの遠隔操作によって切り替え可能であってもよい。
(3)LED133から出射された可視光は、反射部124によって、前方(Y軸正方向)且つ下方(Z軸負方向)へ反射される。そして、この可視光の反射光は、反射部124の反射率に応じた光強度を有するものとなり、検出対象空間110A内において、反射部124から前方(Y軸正方向)に、当該光強度に応じた距離まで到達する。
(4)したがって、本実施形態の検出ユニット10は、検出対象空間110A内において、反射部124からの可視光の反射光の到達距離範囲が、物体の検出可能領域となる。
筐体110の内面は、赤外光および可視光に対する光吸収性を有する。すなわち、筐体110の内面は、赤外光および可視光に対する反射率が、概ね0%である。このため、検出可能領域に物体20が存在しない場合、赤外光および可視光は、筐体110の内面に吸収され、受光部134によって受光されない(すなわち、物体の誤検出がなされない)。
(5)一方、検出可能領域に物体20が侵入した場合、第1の光源から出射された赤外光が直接物体20に照射され反射される赤外光と、反射部124からの可視光の反射光が物体20に照射されることにより、物体20の表面が加熱される。(6)これにより、物体20の表面から赤外線が発生して反射し、受光部134によって受光される。
(7)その結果、受光部134から赤外光の反射光の受光強度に応じた検出信号が出力され、検出装置120によって物体20が検出されることとなる。
(筐体110の内面の反射率)
本実施形態の検出ユニット10は、筐体110の内面(上壁部の内面、底壁部の内面、および側壁部の内面)の反射率が0.1%未満(「赤外光に反応しない反射率」の好適な一例)となるように構成されている。ここで、「筐体110の内面の反射率」は、筐体110の内面における赤外光の入射光の光量に対する、赤外光の反射光(出射光)の光量の割合である。これにより、本実施形態の検出ユニット10は、検出対象空間110A内に物体が存在しないにも関わらず、筐体110の内面で赤外光が反射して、物体が誤検出されてしまうことを抑制することができる。例えば、筐体110の内面に、黒色のABS樹脂、スチレン、段ボール等を用いることにより、赤外光の反射率を抑制することができる。この場合、筐体110の全体が、これらの素材で構成されてもよく、筐体110の内面のみが、これらの素材で構成されてもよい。また、例えば、筐体110の内面を、各種赤外光吸収材(例えば、ポリウレタン樹脂系の赤外光吸収材)で被覆することにより、赤外光の反射率を抑制する(例えば、2%未満にする)ことができる。この場合、赤外光吸収材は、板、シート、フィルム、または塗料等であってもよい。なお、「赤外光に反応しない反射率」は、受光部134の受光感度に応じて、決定されてもよい。
(検出装置120のハードウェア構成)
図7は、本発明の第1実施形態に係る検出装置120のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示すように、検出装置120は、LED131、LED133、受光部134、制御回路135、電源136、通信モジュール137、GPSユニット138、および温度センサ139を備える。これらの構成要素は、通信経路140(例えば、バス、配線パターン、コネクタ、ケーブル等)を介して、互いに通信可能に接続されている。
また、図7に示すように、制御回路135は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、メモリ204、駆動回路205、および駆動回路206を備える。
CPU201は、検出装置120全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201によって実行されるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。メモリ204は、各種データを記憶する。メモリ204としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等が用いられる。
駆動回路205は、LED131による赤外光の発光を制御する。例えば、駆動回路205は、LED131へ電源136からの電力を供給することにより、LED131に赤外光発光させる。駆動回路206は、LED133による可視光の発光を制御する。例えば、駆動回路206は、LED133へ電源136からの電力を供給することにより、LED133に可視光を発光させる。
(制御回路135の機能構成)
図8は、本発明の第1実施形態に係る制御回路135の機能構成を示すブロック図である。図8に示すように、検出装置120の制御回路135は、発光制御部701、物体検出部702、寸法判定部703、位置情報取得部704、計時部705、出力部706、および強度調整部707を備える。
発光制御部701は、LED131の発光、および、LED133の発光を制御する。例えば、発光制御部701は、検出装置120の電源がONに切り替えられた場合、LED131に赤外光を発光させるとともに、LED133に可視光を発光させる。
物体検出部702は、受光部134から出力される検出信号に基づいて、筐体110の検出対象空間110A内に存在する物体を検出する。例えば、物体検出部702は、受光部134から出力される検出信号の出力レベルが所定の閾値以上の場合、「物体を検出した」と判断する。
寸法判定部703は、受光部134から出力される検出信号に基づいて、筐体110の検出対象空間110A内に存在する物体の寸法を判定する。具体的には、寸法判定部703は、図9に例示する判定テーブルに基づいて、受光部134から出力される検出信号の出力レベルがより大きいほど、検出対象空間110A内に存在する物体の寸法がより大きいと判断する。
位置情報取得部704は、GPSユニット138から、検出装置120の現在位置を表す位置情報を取得する。計時部705は、現在時刻を計測し、当該現在時刻を表す時刻情報を出力する。
出力部706は、物体検出部702による物体の検出結果を、寸法判定部703による物体の寸法の判定結果と、位置情報取得部704によって取得された位置情報と、計時部705(またはGPSユニット138)から出力された時刻情報とに対応付けて、通信モジュール137を介して、外部の装置へ出力する。
強度調整部707は、温度センサ139から検出対象空間110A内の温度を表す温度情報を取得し、当該温度情報が示す検出対象空間110A内の温度に応じて、LED131から出射される赤外光と、LED133から出射される可視光との相対的な強度を調整する。
例えば、発光制御部701は、図7に示す駆動回路205,206によって実現される。また、例えば、物体検出部702、寸法判定部703、位置情報取得部704、計時部705、出力部706、および強度調整部707は、図7に示すCPU201がROM202に記憶されているプログラムを実行することにより、実現される。
(物体の寸法の判定に用いる判定テーブルの一例)
図9は、寸法判定部703が物体の寸法の判定に用いる判定テーブルの一例を示す図である。図9に例示する判定テーブルでは、受光部134から出力される検出信号の出力レベルを、検出対象空間110A内の物体が幼体か成体であるかに応じて設定されており、この出力レベルがより大きい物体ほど、その寸法もより大きく設定されている。寸法判定部703は、図9に示すような判定テーブルに基づいて、受光部134から出力される検出信号の出力レベルから、検出対象空間110A内に存在する物体の寸法を判定することができる。なお、図9では、ネズミのような哺乳動物を、検出対象とする物体の例としているが、検出対象とする物体としては、昆虫等の節足動物等であってもよい。
(第1実施例)
以下、第1実施例として、反射部124の色および素材の実施例について説明する。図10は、反射部124の色および素材と、反射部124の反射率と、受光部134による物体の検知距離との関係を示すグラフである。図11は、反射部124の色および素材と、反射部124の反射率と、受光部134による物体の検知距離との関係を示す図である。
第1実施例では、第1実施形態に係る検出ユニット10において、反射部124の色および素材を順次変化させて、反射部124による可視光の反射率(以下、単に「反射率」と示す)を測定するとともに、受光部134による検出対象空間110A内の物体の検出距離(以下、単に「検出距離」と示す)を測定した。
また、第1実施例では、可視光(520nm)および赤外光(950nm)のそれぞれを用いて、上記反射率および上記検出距離を測定した。なお、筐体110の内面は、黒色(赤外光の反射率が0.1%未満)とし、筐体110の寸法は、10cm(Z軸)×10cm(X軸)×50cm(Y軸)とした。
図10および図11に示すように、第1実施例によれば、第1実施形態に係る検出ユニット10は、反射率が上昇するにつれ、検出距離が長くなることが確認された。すなわち、第1実施形態に係る検出ユニット10は、反射率を変更することにより、検出距離が変更可能であることが確認された。特に、第1実施形態に係る検出ユニット10は、反射率が3.4%以上となるように、反射部124の色および素材を選択することにより、検出距離を30cm以上とすることができることが確認された。すなわち、第1実施形態に係る検出ユニット10は、検出距離を30cm以上とする場合には、反射率を3.4%以上とすることが好ましく、反射率を4.0%以上とすることがより好ましい。
図10に示すように、検出距離は反射率の対数関数となる。この式に反射率の最大100%を入力すると、検出距離は最大で42.7cmとなる。これは、透過率に対応した吸光度(=-log(透過率/100))の様に、物質の性質や濃度を表すものと考えられる。つまり、反射率に対応した反射度という式が存在すると仮定すると、反射度=k×ln(反射率/100)の様に表され、反射部の反射材料の性質を示すと考えられる。
(可視光の光路長と検出距離との関係)
図12は、第1実施形態に係る検出ユニット10における可視光の光路長と検出距離との関係を表すグラフである。第1実施例では、第1実施形態に係る検出ユニット10において、LED133から出射される可視光の光路長(以下、単に「光路長」と示す)を徐々に変化させて、受光部134による物体の検出距離(以下、単に「検出距離」と示す)がどのように変化するかを観察した。「可視光の光路長」とは、LED133から反射部124までの距離を示す。また、第1実施例では、反射部124として、水色の塩ビシート(0.5mm)を用いた。また、第1実施例では、反射部124の裏側に0.1mmの両面テープを重ねて貼り合せることにより、0.1mm単位で光路長を変化させた。
図12に示すように、光路長が23mmから12mmまでの間は、光路長が短くなるにつれて、検出距離が増加する。このことから、第1実施形態に係る検出ユニット10においては、"吸光度が可視光の光路長に比例して減少するのに従って、反射部124の反射率(および物体の検出距離)は、可視光の光路長に逆比例して増加する"が当てはまるといえる。
なお、図12に示すように、光路長が12mmから6mmまでの間は、検出距離が殆ど変わらない。これは、可視光の反射の範囲が狭められて、可視光の実質的な光量が少なくなるため、検出距離が飽和するからであると考えられる。
(第2実施例)
以下、第2実施例として、ケース123とベース部121の上壁部121Aとの間に間隔L1を設けたことによる効果について説明する。図13は、第1実施形態に係る検出装置120における、ケース123とベース部121の上壁部121Aとの間の間隔L1を示す図である。図13に示すように、本実施形態の検出装置120は、ケース123の前端部且つ上端部と、ベース部121の上壁部121Aとの間に、一定の間隔L1を設けている。
図14は、第1実施形態に係る検出装置120による物体の検出結果を間隔L1毎に示す図である。第2実施例では、第1実施形態に係る検出装置120により、間隔L1を「0mm」、「2mm」、「4mm」、「6mm」、「8mm」のそれぞれとした場合について、検出対象空間110A内の受光部134の直下に存在する、高さが1cm以上の物体の検出を試みた。
図14に示すように、第1実施形態に係る検出装置120は、間隔L1を適度に(図14に示す例では、4mm以上)設けることにより、受光部134の直下に存在する物体を検出することができる。LED133から出射された可視光が、ケース123と上壁部121Aとの間からケース123の側方へ漏出し、さらに、反射部124によって反射され、受光部134の直下に存在する物体に照射されるからであると考えられる。
(第3実施例)
以下、第3実施例として、強度調整部707による赤外光と可視光との相対的な強度の調整による効果について説明する。
図15は、環境温度と赤外光および可視光の出力強度との関係を表すグラフである。図15に示すように、環境温度と赤外光および可視光の出力強度は、環境温度に応じて出力強度が変化する。そこで、本実施形態の検出装置120は、強度調整部707により、筐体110の検出対象空間110A内の温度に応じて、LED131から出射される赤外光と、LED133から出射される可視光との相対的な強度を調整する。
図16は、第1実施形態に係る検出装置120による、環境温度に応じた物体の検知結果を表す図である。図16(a)は、強度調整部707による赤外光および可視光の強度調整を行った場合の、物体の検知結果を表す。図16(b)は、強度調整部707による赤外光および可視光の強度調整を行わなかった場合の、物体の検知結果を表す。
なお、第3実施例では、第1実施形態に係る検出装置120により、環境温度「16℃」、「25℃」、および「34℃」のそれぞれについて、物体の検出を試みた。また、第3実施例では、第1実施形態に係る検出装置120により、高さが1cm未満(3mmおよび9mm)と1cm以上(1cm、3cm、および5cm)とのそれぞれの物体について、当該物体の検出を試みた。また、第3実施例では、第1実施形態に係る検出装置120により、検出距離「0cm」、「10cm」、「20cm」、および「30cm」のそれぞれについて、物体の検知を試みた。
第3実施例によれば、第1実施形態に係る検出装置120は、図16(a)に示すように、強度調整部707による赤外光および可視光の強度調整を行った場合、いずれの環境温度においても、高さ1cm未満の物体を検出せずに、高さ1cm以上の物体を検出できることが確認された。すなわち、第1実施形態に係る検出装置120は、強度調整部707による赤外光および可視光の強度調整を行うことにより、いずれの環境温度においても、埃等の誤検出を抑制できることが確認された。
一方、第3実施例によれば、第1実施形態に係る検出装置120は、図16(b)に示すように、強度調整部707による赤外光および可視光の強度調整を行わなかった場合、環境温度が「16℃」の場合に、可視光の強度が相対的に高いため、高さ1cm未満の物体を検出してしまうことが確認された。また、環境温度が「34℃」の場合、可視光の強度が相対的に低いため、検出距離「30cm」において、高さ1cm以上の物体を検出できなくなることが確認された。
(第4実施例)
以下、第4実施例として、ベース部121の上壁部121Aの下面に対する、受光部134の傾斜角度の実施例について説明する。図17は、受光部134の傾斜角度と受光部134による検知距離との関係を示す図である。
図17に示すように、第4実施例によれば、第1実施形態に係る検出ユニット10は、受光部134の傾斜角度を11°~15°とすることで、受光部134によって筐体110の前端部まで物体を検知することができ、すなわち、受光部134による物体の検知距離を比較的長くすることができることが確認された。
(第5実施例)
以下、第5実施例として、反射部124の色および素材の実施例について説明する。図18は、反射部124の色および素材と反射部124の反射率との関係を示す図である。
第5実施例では、第1実施形態に係る検出ユニット10において、反射部124の色および素材として、「水色(樹脂0.5mm)」、「黒(樹脂0.5mm)」、および「黒(赤外光吸収剤)」のそれぞれについて、反射部124による可視光の反射率を測定するとともに、検出対象空間110A内の物体の検出を試みた。ここでは、物体として、寸法が2cm×2cm×2cmである、青色ポリウレタン樹脂(滑り止め素材)を用いた。
また、第5実施例では、可視光を出射するLED133として、「緑色LED(520nm)」、「黄色LED(570nm)」、および「赤色LED(780nm)」のそれぞれを用いて、反射部124による可視光の反射率を測定した。
図18に示すように、第5実施例によれば、第1実施形態に係る検出ユニット10は、反射部124の色および素材として、「水色(樹脂0.5mm)」を用いることにより、反射部124による可視光の反射率を4.5~5.2%とすることができ、受光部134によって物体を検知できることが確認された。
一方、図18に示すように、第5実施例によれば、第1実施形態に係る検出ユニット10は、反射部124の色および素材として、「黒(樹脂0.5mm)」または「黒(赤外光吸収剤)」を用いた場合、反射部124による可視光の反射率が0~0.02%となり、受光部134によって物体を検知できないことが確認された。
また、図18に示すように、第5実施例によれば、第1実施形態に係る検出ユニット10は、LED133から出射される可視光の色(波長)の違いによる、反射部124による可視光の反射率への影響は、殆ど生じないことが確認された。
第1実施形態に係る検出ユニット10は、LED133から出射された可視光の反射部124による反射光が、検出対象空間110A内の物体に照射され、当該物体において温度上昇に伴う赤外光が発生することにより、当該物体からの赤外光の反射光の光強度が増強される。よって、受光部134によって赤外光の反射光が検出されやすくなる。
(変形例)
図19は、本発明の第1実施形態に係る制御回路135の機能構成の変形例を示すブロック図である。図19に示す検出装置100Aは、環境検出部141をさらに備える点、および、制御回路135の代わりに制御回路135Aを備える点で、検出装置100と異なる。制御回路135Aは、出力部706の代わりに出力部706Aを備える点で、制御回路135と異なる。
環境検出部141は、筐体110の検出対象空間110A内の環境に関する環境情報を検出する。本実施刑形態では、環境検出部141は、臭気を検出する臭気センサであり、環境に関する環境情報の一例として、検出した臭気を表す臭気検出信号を、制御回路135Aに出力する。但し、これに限らず、環境に関する環境情報は、温度、湿度、粉塵濃度等であってもよい。
制御回路135Aの出力部706Aは、環境検出部141から臭気検出信号を取得し、当該臭気検出信号を、物体検出部702による物体の検出結果に対応付けて、通信モジュール137を介して、外部の装置へ出力してもよい。
また、例えば、出力部706Aは、臭気を示す値が所定の閾値以上になった場合、その旨の通知、または、検出対象空間110A内で検出された物体が動物または生物である旨の通知を、外部の装置へ出力してもよい。
(検出装置100および検出ユニット10の効果)
以上説明したように、第1実施形態に係る検出装置100は、検出対象空間110A内の物体を検出する検出装置100であって、検出対象空間110A内に赤外光を出射するLED131と、赤外光と波長が異なる可視光を、赤外光の出射方向と異なる方向に出射するLED133と、可視光の出射方向に設けられ、可視光を反射する反射部124と、赤外光の反射光を受光する受光部134とを備え、受光部134によって、可視光の反射光が照射された物体からの、赤外光の反射光を受光することにより、物体を検出する。
これにより、第1実施形態に係る検出装置100は、反射部124の反射率を変更することで、物体の検出距離を変更することができる。したがって、第1実施形態に係る検出装置100によれば、赤外光の出力強度を変更することなく、物体の検出距離を変更することができる。
また、第1実施形態に係る検出装置100は、赤外光の出射方向と可視光の出射方向とが互いに異なるため、赤外光と可視光との干渉による物体の検出精度の低下を抑制することができる。
また、第1実施形態に係る検出装置100は、物体検出部702による物体の検出結果を、物体が検出された位置を表す位置情報および物体が検出された時刻を表す時刻情報と対応付けて出力する出力部706を備える。
これにより、第1実施形態に係る検出装置100は、筐体110の検出対象空間110A内の物体が検出されたことに加えて、物体の検出位置および検出時刻を出力することができる。したがって、第1実施形態に係る検出装置100によれば、物体の検出に関するより詳細な情報を把握することが可能になる。
また、第1実施形態に係る検出装置100は、受光部134による赤外光の反射光の受光結果に基づいて、物体の寸法を判定する寸法判定部703をさらに備え、出力部706は、物体検出部702による物体の検出結果を、寸法判定部703によって判定された物体の寸法と対応付けて出力することができる。
これにより、第1実施形態に係る検出装置100は、筐体110の検出対象空間110A内の物体が検出されたことに加えて、物体の寸法を出力することができる。したがって、第1実施形態に係る検出装置100によれば、物体の検出に関するより詳細な情報を把握することが可能になる。
また、第1実施形態に係る検出ユニット10は、検出装置100と、検出対象空間110Aを内部に有する筐体110とを備え、筐体110の内面は、赤外光に反応しない反射率を有する。
これにより、第1実施形態に係る検出ユニット10は、筐体110の内面における赤外光の反射を抑制することができ、よって、受光部134による物体の誤検知を抑制することができる。
なお、第1実施形態に係る検出ユニット10において、筐体110は、前壁部および後壁部の各々における右側(X軸負側)に開口部111が形成されている。そこで、反射部124の右側部分の反射率を、反射部124の左側部分の反射率よりも高めるようにしてもよい。これにより、第1実施形態に係る検出ユニット10は、開口部111から検出対象空間110A内に侵入する物体を効果的に検出することが可能になる。
〔第2実施形態〕
(検出システム1000の構成)
図20は、本発明の第2実施形態に係る検出システム1000の構成の一例を示すブロック図である。図20は、検出システム1000が建物に適用される例を示す。なお、検出システム1000の適用対象は、建物に限定されない。
図20に示すように、検出システム1000は、複数の検出装置100、ゲートウェイ800A~800E、および集約装置900を備える。検出装置100は、建物の各階に配置される。建物の1階に配置される検出装置100を、検出装置100a1~100aiと表記する。建物の2階に配置される検出装置100を、検出装置100b1~100bjと表記する。建物の3階に配置される検出装置100を、検出装置100c1~100ckと表記する。建物の4階に配置される検出装置100を、検出装置100d1~100dmと表記する。なお、検出装置全体を示す場合、検出装置100と表記する。
ゲートウェイ800は、各検出装置100と集約装置900との通信を中継する。ゲートウェイ800は、建物の1~4階のそれぞれに配置される。1階のゲートウェイ800Aは、検出装置100a1~100aiと接続され、検出装置100a1~100aiから出力される情報を集積し、集約装置900へ送信する。2階のゲートウェイ800Bは、検出装置100b1~100bjと接続され、検出装置100b1~100bjから出力される情報を集積し、集約装置900へ送信する。3階のゲートウェイ800Cは、検出装置100c1~100ckと接続され、検出装置100c1~100ckから出力される情報を集積し、集約装置900へ送信する。4階のゲートウェイ800Dは、検出装置100d1~100dmと接続され、検出装置100d1~100dmから出力される情報を集積し、集約装置900へ送信する。
集約装置900は、各検出装置100から取得される検出結果を集約する装置である。本実施の形態では、集約装置900は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等のコンピュータ端末、またはサーバ装置である。また、集約装置900は、「情報処理装置」の一例である。集約装置900には、ゲートウェイ800Eが接続される。ゲートウェイ800Eは、ゲートウェイ800A~800Dの各々と、無線通信接続される。集約装置900とゲートウェイ800Eとは、通信網(インターネット、有線LAN、無線LAN等)または無線通信(LPWA(Low Power Wide Area)等)を介して接続される。なお、ゲートウェイ800は、必須ではない。例えば、集約装置900が直接的に無線通信接続される場合、集約装置900と接続されるゲートウェイ800Eは不要である。また、検出装置100が直接的に無線通信接続される場合、検出装置100と接続されるゲートウェイ800は不要である。
(ゲートウェイ800の機能構成)
図21は、本発明の第2実施形態に係るゲートウェイ800の機能構成を示すブロック図である。図21に示すように、ゲートウェイ800は、機器制御部811、入出力部812、および無線通信部813を備える。機器制御部811は、ゲートウェイ800の動作の全体を制御する。具体的には、機器制御部811は、入出力部812および無線通信部813を介した情報および指令等の送受信の中継を制御する。入出力部812は、検出装置100または集約装置900と、有線通信又は無線通信を介して、検出装置100または集約装置900に対して情報および指令等を送受信する。無線通信部813は、無線通信を介して、他のゲートウェイ800に対して情報および指令等を送受信する。
(ゲートウェイ800のハードウェア構成)
図22は、本発明の第2実施形態に係るゲートウェイ800のハードウェア構成を示すブロック図である。図22に示すように、ゲートウェイ800は、CPU801、ROM802、RAM803、第一通信インタフェース(I/F)804、および第二通信I/F805を備える。
CPU801、ROM802、およびRAM803は、機器制御部811の機能を実現する。CPU801、ROM802、およびRAM803の機能は、第1実施形態のCPU201、ROM202、およびRAM203と同様である。機器制御部811は、CPU801等のプログラム実行部によって実現されてもよく、回路によって実現されてもよく、プログラム実行部及び回路の組み合わせによって実現されてもよい。
第一通信I/F804は、入出力部812の機能を実現する。第二通信I/F805は、無線通信部813の機能を実現する。例えば、第一通信I/F804および第二通信I/F805は、通信回路で構成されてもよい。
(集約装置900の機能構成)
図23は、本発明の第2実施形態に係る集約装置900の機能的な構成の一例を示す図である。図23に示すように、集約装置900は、機器制御部910、記憶部921、入出力部922、操作部923、および表示部924を備える。
記憶部921は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部921は、機器制御部910の出力情報等を記憶する。記憶部921は、検出装置100が配置される建物に関する情報を記憶してもよい。例えば、建物に関する情報は、建物の構造等を含んでもよい。
入出力部922は、ゲートウェイ800Eと有線通信または無線通信を介して接続され、ゲートウェイ800Eに対して情報および指令等を送受信する。
操作部923は、集約装置900の使用者からの操作、情報及び指令の入力を受け付け、機器制御部910に出力する。表示部924は、各種情報(例えば、集約データ)を表示する。
機器制御部910は、情報取得部911、集約部912、寸法判定部913、時間情報出力部914、予測部915、および出力部916を有する。
情報取得部911は、各検出装置100から送信される情報を、入出力部922を介して取得する。情報取得部911によって取得される情報は、例えば、検出装置100の識別情報、検出装置100の位置情報、時間情報、物体の検出結果、物体の寸法の判定結果等を含む。
寸法判定部913は、検出装置100の寸法判定部703と同様に、各検出装置100によって検出される物体の寸法を判定する。但し、情報取得部911によって取得された情報に、物体の寸法の判定結果が含まれている場合、寸法判定部913は、当該判定結果に基づいて、物体の寸法を判定してもよい。
時間情報出力部914は、時間情報を出力する。例えば、時間情報出力部914は、検出装置100の計時部705と同様に、現在時刻を計時し、当該現在時刻を表す時間情報を出力してもよい。但し、情報取得部911によって取得された情報に、時間情報が含まれている場合、時間情報出力部914は、当該時間情報を出力してもよい。
予測部915は、各検出装置100における物体の検出結果から、物体の移動を予測する。例えば、予測部915は、物体が検出された検出装置100の周囲に、物体が検出されていない検出装置100が存在する場合、物体が検出された検出装置100から、物体が検出されていない検出装置100に向かう方向が、物体の移動方向であると予測する。但し、これに限らず、予測部915は、既知のいかなる方法を用いて、物体の移動方向を予測してもよい。
集約部912は、機器制御部910の各構成要素から取得される情報を集約した集約データを生成する。例えば、集約部912は、情報取得部911、寸法判定部913、および時間情報出力部914から出力される情報を集約して、図24に示すような集約データを生成してもよい。また、例えば、集約部912は、情報取得部911、寸法判定部913、時間情報出力部914、および予測部915から出力される情報を集約して、図25に示すような集約データを生成してもよい。
出力部916は、集約部912から出力された集約データを出力する。例えば、出力部916は、集約部912から出力された集約データを、表示部924に表示させる。また、例えば、出力部916は、集約部912から出力された集約データを、記憶部921に記憶させる。
(集約データの第1例)
図24は、本発明の第2実施形態に係る集約データの第1例を示す図である。図24では、集約データは、検出装置100の識別情報と、物体の検出の有無と、建物における検出装置100の位置と、物体の検出日時とを対応付けた情報を含む。なお、集約データは、図24の情報に加えて、検出された物体の寸法を表す情報を含んでもよい。
(集約データの第2例)
図25は、本発明の第2実施形態に係る集約データの第2例を示す図である。図25では、集約データは、建物の各階を示す図上における各検出装置100の位置と、各検出装置100における物体の検出の有無(「有」の場合は図中でドット表示)と、予測される物体の移動方向(図中で矢印表示)とを含む。
(集約装置900のハードウェア構成)
図26は、本発明の第2実施形態に係る集約装置900のハードウェア構成を示すブロック図である。図26に示すように、集約装置900は、CPU901、ROM902、RAM903、メモリ904、通信I/F905、操作I/F906、および表示装置907を備える。
CPU901、ROM902、およびRAM903は、図23に示す機器制御部910の機能を実現する。CPU901、ROM902、およびRAM903の機能は、第1実施形態のCPU201、ROM202、およびRAM203と同様である。機器制御部910は、CPU901等のプログラム実行部によって実現されてもよく、回路によって実現されてもよく、プログラム実行部及び回路の組み合わせによって実現されてもよい。
メモリ904は、図23に示す記憶部921の機能を実現する。メモリ904は、揮発性又は不揮発性の半導体メモリ、HDD又はSSD等の記憶装置で構成される。なお、メモリ904が、ROM902及び/又はRAM903を含んでもよい。
通信I/F905は、図23に示す入出力部922の機能を実現する。例えば、通信I/F905は、通信回路で構成されてもよい。操作I/F906は、操作部923の機能を実現する。操作I/F906は、ボタン、ダイヤル、キー、タッチパネル及び音声入力のためのマイク、画像入力のためのカメラ等の入力装置を含んでもよい。
表示装置907は、図23に示す表示部924の機能を実現する。表示装置907は、液晶パネル、有機EL(Electroluminescence)、無機EL及び電子ペーパーディスプレイ等のディスプレイであってもよい。表示装置907は、操作I/F906を兼ねたタッチパネルであってもよい。表示装置907はスピーカを含んでもよい。
(検出システム1000の効果)
以上説明したように、第2実施形態に係る検出システム1000は、複数の検出装置100と、集約装置900とを備え、集約装置900は、複数の検出装置100の各々から、物体の検出結果を表す検出結果情報を取得する情報取得部911と、情報取得部911によって取得された複数の検出結果情報を集約することによって集約データを生成する集約部912と、集約部912によって生成された集約データを出力する出力部916とを有する。
これにより、第2実施形態に係る検出システム1000は、様々な場所に配置された検出装置100の検出結果を集約した集約データを出力することができる。さらに、第2実施形態に係る検出システム1000は、各検出装置100の誤検出を低減することができるため、集約データの精度を向上することができる。
また、第2実施形態に係る検出システム1000において、集約装置900は、集約部912によって生成された集約データに基づいて、物体の移動を予測する予測部915をさらに有する。
これにより、第2実施形態に係る検出システム1000は、移動し得る物体の移動を予測することができる。
(集約装置900の機能構成の一変形例)
図27は、本発明の第2実施形態に係る集約装置900の機能構成の一変形例を示すブロック図である。例えば、図27に示すように、集約装置900は、コンピュータ端末900Aおよびサーバ装置900Bを含んで構成されてもよい。なお、コンピュータ端末900Aおよびサーバ装置900Bそれぞれのハードウェア構成は、第2実施形態に係る集約装置900と同様である。
コンピュータ端末900Aは、機器制御部910A、記憶部921A、入出力部922A、操作部923A、および表示部924Aを備える。機器制御部910Aは、情報取得部911A、集約部912A、寸法判定部913A、時間情報出力部914A、および出力部916Aを有する。コンピュータ端末900Aの上記の構成要素の機能は、それぞれ、第2実施形態に係る集約装置900が備える同名の構成要素と同様である。なお、入出力部922Aは、サーバ装置900Bの入出力部922Bと有線通信又は無線通信を介して接続され、サーバ装置900Bに対して情報及び指令等を送受信する。また、出力部916Aは、集約部912から取得される集約データを、表示部924及びサーバ装置900B等に出力する。
サーバ装置900Bは、機器制御部910B、記憶部921B、入出力部922B、操作部923B、および表示部924Bを備える。機器制御部910Bは、情報取得部911B、集約部912B、予測部915B、および出力部916Bを有する。サーバ装置900Bの上記の構成要素の機能は、それぞれ、第2実施形態に係る集約装置900が備える同名の構成要素と同様である。なお、予測部915Bは、コンピュータ端末900Aから取得される情報を用いて、各検出装置100における物体の移動を予測する。集約部912Bはコンピュータ端末900Aから取得される情報及び予測部915Bの予測結果を集約した集約データを生成する。出力部916Bは、集約部912Bによって生成された集約データを表示部924B等に出力する。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、検出装置100は、筐体110と組み合わされずに使用されてもよい。すなわち、検出装置100は、筐体110の検出対象空間110A内の物体を検出する目的での使用に限らず、その他の検出対象空間内(例えば、室内等)の物体を検出する目的で使用されてもよい。
また、実施形態及び変形例に係る検出ユニット10において、LED133は、LED131の赤外線の光強度を増強するために用いられたが、これに限定されず、他の用途にも用いられてもよい。例えば、検出ユニット10の初期化のチェック動作において、LED133が用いられてもよい。この場合、検出ユニット10の電源が入れられたときに、検出ユニット10は、LED133をある一定の時間点灯し、電源の状態をチェックする。次いで、検出ユニット10は、LED131のみを点灯する。さらに、検出ユニット10は、LED131の点灯中、LED133を点灯させた後に消灯させる。このとき、例えば、筐体110の検出対象空間110A内に物体が存在しないため、検出ユニット10は物体を検出しない。検出ユニット10は、このときの受光部134の検出結果を初期状態に決定する。検出ユニット10は、初期状態に対する検出結果の変化に基づき、物体の有無等を検出する。これにより、検出ユニット10は、物体の検出中、LED131及びLED133を連続して点灯させずに物体を検出することができるため、省エネルギー化を可能にする。
また、上記で用いた序数、数量等の数字は、全て本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数字に制限されない。また、構成要素間の接続関係は、本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明の機能を実現する接続関係はこれに限定されない。
また、機能ブロック図におけるブロックの分割は一例であり、複数のブロックを一つのブロックとして実現する、一つのブロックを複数に分割する、及び/又は、一部の機能を他のブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数のブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
10 検出ユニット
20 物体
100,100A 検出装置
110 筐体
110A 検出対象空間
110a 前壁部
110b 後壁部
110c 上壁部
111 開口部
112 開口部
120 検出装置
121 ベース部
121A 上壁部
122 検出部
123 ケース
123A 前壁部
123B 切り欠き部
124 反射部
130 回路基板
130A 突出部
131 LED(第1の光源)
132 プリズム
133 LED(第2の光源)
134 受光部
135,135A 制御回路(制御装置)
136 電源
137 通信モジュール
138 GPSユニット
139 温度センサ
140 通信経路
141 環境検出部
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 メモリ
205,206 駆動回路
701 発光制御部
702 物体検出部
703 寸法判定部
704 位置情報取得部
705 計時部
706,706A 出力部
707 強度調整部
800 ゲートウェイ
900 集約装置(情報処理装置)
911 情報取得部
912 集約部
913 寸法判定部
914 時間情報出力部
915 予測部
916 出力部
特許第4688331号公報

Claims (15)

  1. 検出対象空間内の物体を検出する検出装置であって、
    前記検出対象空間内に赤外光を出射する第1の光源と、
    前記赤外光と波長が異なる第2の光を、前記赤外光の出射方向と異なる方向に出射する第2の光源と、
    前記第2の光の出射方向に設けられ、前記第2の光を反射する反射部と、
    前記赤外光の反射光を受光する受光部と、
    前記受光部による前記赤外光の反射光に基づき前記物体を検出する検出部と、
    を備え、
    前記検出部は、前記受光部により、前記物体からの、前記第1の光源が出射した前記赤外光の反射光と、前記第2の光源が出射した前記第2の光の反射光から生じる赤外光とを受光することにより、前記物体を検出し
    前記検出対象空間内の温度に応じて、前記第1の光源から出射される前記赤外光と、前記第2の光源から出射される前記第2の光との相対的な強度を調整する強度調整部をさらに備える
    ことを特徴とする検出装置。
  2. 前記反射部における前記第2の光に対する反射率を変更することにより、
    前記物体の検出距離が変更可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記反射部の色および素材の少なくともいずれか一方を変更することにより、前記反射部における前記第2の光に対する反射率が変更可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記検出部による前記物体の検出結果を出力する出力部を
    有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の検出装置。
  5. 前記受光部による前記赤外光の反射光の受光結果に基づいて、前記物体の寸法を判定する寸法判定部をさらに備え、
    前記出力部は、
    前記検出部による前記物体の検出結果を、前記寸法判定部によって判定された前記物体の寸法と対応付けて出力する
    ことを特徴とする請求項4に記載の検出装置。
  6. 前記出力部は、
    前記検出部による前記物体の検出結果を、前記物体が検出された位置を表す位置情報および前記物体が検出された時刻を表す時刻情報と対応付けて出力する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の検出装置。
  7. 前記検出対象空間内の環境を検出する環境検出部をさらに備え、
    前記出力部は、
    前記検出部による前記物体の検出結果を、前記環境検出部によって検出された環境を表す環境情報と対応付けて出力する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の検出装置。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載の検出装置と、
    前記検出対象空間を内部に有する筐体と
    を備えることを特徴とする検出ユニット。
  9. 検出対象空間内の物体を検出する検出装置と、
    前記検出対象空間を内部に有する筐体と
    を備え、
    前記検出装置は、
    前記検出対象空間内に赤外光を出射する第1の光源と、
    前記赤外光と波長が異なる第2の光を、前記赤外光の出射方向と異なる方向に出射する第2の光源と、
    前記第2の光の出射方向に設けられ、前記第2の光を反射する反射部と、
    前記赤外光の反射光を受光する受光部と、
    前記受光部による前記赤外光の反射光に基づき前記物体を検出する検出部と、
    を備え、
    前記検出部は、前記受光部により、前記物体からの、前記第1の光源が出射した前記赤外光の反射光と、前記第2の光源が出射した前記第2の光の反射光から生じる赤外光とを受光することにより、前記物体を検出し、
    前記筐体の内面は、
    前記赤外光に反応しない反射率を有する
    ことを特徴とする検出ユニット。
  10. 前記筐体の内面は、
    黒色である
    ことを特徴とする請求項に記載の検出ユニット。
  11. 前記筐体は、
    前記検出対象空間内への前記物体の侵入を可能にする、少なくとも一つの開口部を有する
    ことを特徴とする請求項から10のいずれか一項に記載の検出ユニット。
  12. 複数の請求項1からのいずれか一項に記載の検出装置と、
    情報処理装置と
    を備えた検出システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の検出装置の各々から、前記物体の検出結果を表す検出結果情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された複数の前記検出結果情報を集約することによって集約データを生成する集約部と、
    前記集約部によって生成された前記集約データを出力する出力部と
    を有することを特徴とする検出システム。
  13. 前記情報処理装置は、
    前記集約データに基づいて、前記物体の移動を予測する予測部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項12に記載の検出システム。
  14. 前記寸法判定部は、前記受光部から出力される検出信号の出力レベルと、前記物体の寸法とが対応付けられたテーブルを用いて、前記物体の寸法を判断する
    ことを特徴とする請求項5に記載の検出装置。
  15. 前記環境検出部は、臭気を検出する臭気センサである
    ことを特徴とする請求項7に記載の検出装置。
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