JP7433064B2 - 本人認証システム。本人認証システムの制御方法及び本人認証システムの制御プログラム - Google Patents
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Description
このようなシステムでは、物品等の購入等を行う取引者等を特定し、確認する本人認証が極めて重要となっている。
一方、本人認証の精度を高めるために複雑な構成を有する認証方法等を採用すると、導入コスト等の負担が大となるという問題があった。
また、認証装置は、同装置が有する記号化口座関連情報に基づき口座特定情報を解析する。このため、口座特定情報を解析するための情報を金融機関等から取得するという工程を経る必要がない。
したがって、認証装置は、金融機関情報管理装置との通信において、従来と異なる特別の構成は不要であり、コスト増等を回避することができる。
また、前記構成によれば、金融機関情報管理装置から前記口座特定情報及び暗証番号が既登録情報と一致したか否かの情報を取得し、一致情報を取得したときに、前記金融機関カード取扱装置が前記確認情報を生成する。
このため、確認情報の精度を向上させることができる。
また、好ましくは、前記本人認証システムは、前記認証装置が、前記携帯端末に入力された前記口座情報及び前記確認情報が、既登録の前記口座情報及び前記確認情報と一致するか否かを判断すると共に、前記金融機関情報管理装置も、受信した前記口座情報及び前記暗証情報が、既登録の前記口座情報及び前記暗証情報と一致するか否かを判断し、さらに、前記認証装置は、前記金融機関情報管理装置から受信した利用者のカナ氏名又は法人名が、既登録の前記カナ氏名又は前記法人名と一致するか否かを判断することを特徴とする。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の認証システムの実施の形態に係る「本人認証システム1」の主な構成を示す概略説明図である。
図1に示すように、本システム1は、例えば、Xペイ等の電子通貨を使用する、または使用を希望する利用者が所持する携帯端末90、Xペイ等の電子通貨を扱う事業者の事業者サーバ30、銀行等の金融機関情報管理装置である例えば、銀行サーバ80、さらに、認証装置である例えば、管理サーバ50を有している。
銀行サーバ80は、管理サーバ50と相互に通信可能な構成となっている。
このキャッシュカード4には、図1に示すように、記号化口座関連情報である例えば、MS(マグネットストライプ)情報4aを備えている。
このMS情報は、例えば、一連の数字等の情報であり、当該キャッシュカード4の所持者の銀行口座等の口座関連情報である例えば、銀行コード、支店コード、口座番号等の情報が数字情報で含まれている。
なお、口座番号は、口座特定情報の一例である。
この「携帯側タッチパネル93」は、表示部である例えば、ディスプレイと、位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、ディスプレイ上の表示に利用者が触れることで各種情報を入力できる入力装置となっている。
図2は、図1の携帯端末90の主な構成を示す概略ブロック図である。
図2に示すように、携帯端末90は、「携帯制御部91」を有し、同制御部91は、事業者サーバ30等と通信するための「携帯側通信装置92」、上述の「携帯側タッチパネル93」及び「携帯側各種情報記憶部94」を制御する。
図3は、図1のATM10の主な構成を示す概略ブロック図である。
図3に示すように、携帯端末90は、「ATM制御部11」を有し、同制御部11は、管理サーバ50等と通信するための「ATM側通信装置12」、上述の「ATM側タッチパネル13」、ATM10の利用者を撮像する「カメラ14」、各種情報を印字して排出する「プリンタ15」、「ATM本体16」、「ATM側利用者情報記憶部17」、「確認番号生成処理部(プログラム)18」及び「ATM側各種情報記憶部19」を制御する構成となっている。
このうち、「確認番号生成処理部(プログラム)18」及び「ATM側各種情報記憶部19」の内容については、後述する。
図4は、図1の銀行サーバ80の主な構成を示す概略ブロック図である。
図4に示すように、銀行サーバ80は、「銀行サーバ制御部81」を有し、同制御部81は、管理サーバ50等と通信するための「銀行サーバ側通信装置82」、各種情報を入力し、表示することができる「銀行サーバ側タッチパネル83」、「銀行サーバ側各種情報入力装置84」及び「銀行サーバ側各種情報記憶部85」を制御する構成となっている。
図5は、図1の事業者サーバ30の主な構成を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、事業者サーバ30は、「事業者サーバ制御部31」を有し、同制御部31は、携帯端末90等と通信するための「事業者サーバ側通信装置32」、各種情報を表示するための「事業者サーバ側ディスプレイ33」、各種情報を入力するための「事業者サーバ側各種情報記憶部34」、「事業者側利用者情報記憶部35」及び「事業者サーバ側各種情報記憶部36」を制御する構成となっている。
このうち、「事業者側利用者情報記憶部35」の内容については、後述する。
図6は、図1の管理サーバ50の主な構成を示す概略ブロック図である。
図6に示すように、管理サーバ50は、「管理サーバ制御部51」を有し、同制御部51は、ATM10等と通信するための「管理サーバ側通信装置52」、各種情報を表示するための「管理サーバ側ディスプレイ53」、各種情報を入力するための「管理サーバ側各種情報記憶部54」を制御する。
また、同制御部51は、「管理サーバ側第1の各種情報記憶部60」及び「事業者サーバ側各種情報記憶部36」も制御する。
以下、本実施の形態にかかる「本人認証システム1」の動作例を説明する。
本実施の形態では、X電子通貨の利用を希望する利用者が図1に示す携帯端末90を操作し、インターネット網2等を介して、X電子通貨を取り扱う事業者の事業者サーバ30にアクセスし、利用可能な状態とするため金融機関の口座登録等の「登録手続」を行うが、その前段階として、利用者の金融機関の口座登録の本人認証のための確認情報である例えば、「確認番号」取得等も行うため、これらの工程について、以下、説明する。
このうち図9乃至図12は、利用者がATM10から「確認番号」を取得する主な工程を示す概略フローチャートである。
また、図13乃至図14は、利用者が、確認番号を用いて本人認証を行い事業者サーバ30等に利用者登録する主な工程を示す概略フローチャートである。
先ず、図9乃至図12を用いて、ATM10が利用者に確認番号を発行する主な工程を説明する。
まず、本人認証に必要な「確認番号」の取得を希望する利用者が、銀行等の金融機関の口座番号と関連付けられている自己のキャッシュカード4を、図1のATM10のキャッシュカード挿入口に挿入する。
すると、ATM10は、キャッシュカード4のMS情報(例えば、口座番号を含む12個の数字や記号等を含む情報)を読み取る。
そして、図9のステップ(以下「ST」とする。)1へ進む。ST1では、ATM10は、キャッシュカード4がIC対応又はMS対応かを判断し、「IC(integrated circuit(集積回路))情報」又は「MS情報」を読み取ると共に暗証番号等の暗証情報の入力を求め、同時にカメラが利用者の顔を撮像する。
また、カメラ14は、利用者の顔等を撮像するが、この撮像情報は、不正使用があった場合に撮影時刻と取引時刻を関連付けることによって個人特定に用いられる。、
図15は、ST2で「ATM側利用者情報記憶部17」に記憶された「ATM側利用者情報(その1)」を示す概略説明図である。
図15に示すように、「MS情報等」「暗証番号(1234)」「取引日時」が記憶される。
この「暗証番号」は、利用者にとって、外部に漏れることを極力回避すべき重要な情報であるので、消去し、漏洩等を未然に防ぐ構成となっている。
図16は、ST4で「ATM側利用者情報記憶部17」に記憶された「ATM側利用者情報(その2)」を示す概略説明図である。
図16に示すように、「暗証番号」は消去されている。
図20は、ST5で「管理側利用者情報記憶部61」に記憶された「管理側利用者情報(その1)」を示す概略説明図である。
図20に示すように、「MS情報等」「暗証番号」が記憶される。
図21は、ST6で「管理側利用者情報記憶部61」に記憶された「管理側利用者情報(その2)」を示す概略説明図である。
図21に示すように、「銀行コード(4321)」が記憶される。
図22は、ST7で「管理側利用者情報記憶部61」に記憶された「管理側利用者情報(その3)」を示す概略説明図である。
図22に示すように、「暗証番号」が消去されている。
図11は、「不一致処理工程」の主な工程を示す概略フローチャートである。
先ず、図11のST11へ進む。ST11では、管理サーバ50が「不一致」の結果を銀行サーバ80から受信し、受信した「不一致」情報を「MS情報等」と関連付けて、図7の「管理側利用者情報記憶部61」に記憶する。
図23に示すように、「不一致」の情報が記憶されている。
次いで、ST13へ進む。ST13では、ATM10は、受信した「MS情報等」の「利用者情報」に対応する図3の「ATM側利用者情報記憶部17」の「ATM側利用者情報」に「不一致」情報を記憶する。
図17は、ST13で「ATM側利用者情報記憶部17」に記憶された「ATM側利用者情報その3-1」を示す概略説明図である。
図17に示すように、「不一致」の情報が記憶される。
このように、本実施の形態では、利用者がATM10にキャッシュカード4を挿入し、「暗証番号」を入力するだけで、当該利用者に認証用の「確認番号」を発行すべきか否かを迅速且つ精度良く判断することができる。
次いで、「一致処理工程」を説明する。
図12は、「一致処理工程」の主な工程を示す概略フローチャートである。
先ず、図12のST21へ進む。ST21では、管理サーバ50は「一致」の結果を銀行サーバ80から受信し、受信した「一致」情報を「MS情報等」と関連付けて、図7の「管理側利用者情報記憶部61」に記憶する。
図24は、ST21で「管理側利用者情報記憶部61」に記憶された「管理側利用者情報(その4-2)」を示す概略説明図である。
図24に示すように、「一致」の情報が記憶されている。
次いで、ST23へ進む。ST23では、ATM10は、受信した「MS情報等」の「利用者情報」に対応する図3の「ATM側利用者情報記憶部17」の「ATM側利用者情報」に「一致」を記憶する。
図18は、ST23で「ATM側利用者情報記憶部17」に記憶された「ATM側利用者情報(その3-2)」を示す概略説明図である。
図18に示すように、「一致」の情報が記憶されている。
図19は、ST24で「ATM側利用者情報記憶部17」に記憶された「ATM側利用者情報(その4)」を示す概略説明図である。
図19に示すように、確認番号(5678)と発行時刻(20191001)の情報が記憶されている。
次いで、ST26へ進む。ST26では、管理サーバ50は、受信した「MS情報等」、「確認番号(5678)」「発行時刻情報」を図7の「管理側利用者情報記憶部61」に記憶する。
図25は、ST26で「管理側利用者情報記憶部61」に記憶された「管理側利用者情報(その5)」を示す概略説明図である。
図25に示すように、確認番号(5678)と発行時刻(20191001)の情報が記憶されている。
この「銀行毎MS情報等解析データ記憶部64」には、各銀行のMS情報等解析データか記憶されている。
このため、「管理側利用者情報記憶部61」の「銀行コード」に対応する銀行の「MS情報等解析データ」を特定する。
そして、「管理側利用者情報記憶部61」の「MS情報等」に基づいて、「支店コード」や「口座番号(1234567)を特定し、「管理側利用者情報記憶部61」に記憶する。
図26に示すように、「支店コード(123)」「口座番号(1234567)」が記憶されている。
このため、このMS情報等の解析データを銀行サーバ80に求めるための設定等を新たに形成する必要がなく、管理サーバ50と銀行サーバ80との間の通信は、従前のシステムをそのまま使用することができる。
したがって、本システム1を導入してもコスト増となることを回避することができる。
このように、本実施の形態では、利用者は、自己のキャッシュカード4をATM10に挿入し、暗証番号を入力するだけで、迅速且つ容易に、認証用の「「確認番号(5678)」を入手することができることになる。
このため、口座番号等の情報が漏洩等するのを未然に防止することができる。
次いで、この確認番号を用いて上記「登録手続」を行う工程を説明する。
図13及び図14は、確認番号を用いた本人認証と登録の主な工程を示す概略フローチャートである。
先ず、利用者は図1の自己の携帯端末90を用いで、X電子通貨の事業者サーバ30にアクセスし「電子通貨の利用登録」のための金融機関の「口座登録」を希望すると、自動的に図1の管理サーバ50に接続される。
次いで、図13のST31へ進む。ST31では、管理サーバ50が、携帯端末90の携帯側タッチパネル93に、利用者の「カナ氏名」「生年月日」「銀行名」「支店名」「口座番号」「暗証番号」「確認番号」の入力を求める画面が表示される。
そして、入力されると、同データは図7の「暫定利用者情報記憶部65」に記憶される。
そして、入力された「銀行名の銀行コード」「口座番号」「確認番号」が一致するか否かを判断すると共に、当該確認番号の有効期限内(例えば、7日間等)か否かを判断する。
図27に示すように、「カナ氏名」が記憶され、「MS情報等」は消去されている。
このとき、管理サーバ50と銀行サーバ80との通信は、特別に設定等した通信ではなく、従来の「残高照会」と同様の通信となる。
このため、特別に通信の設定等をすることなく、従来の設定で通信が可能となり、本システム1の導入コストの増加を抑えることができる。
図28は、ST36で「管理側利用者情報記憶部61」に記憶されている「管理側利用者情報(その8)」を示す概略説明図である。
図28に示すように、「暗証番号」が消去されている。
一方、ST38で「一致する」と判断されたときは、ST40へ進む。
ST40では、管理サーバ50へ「カナ氏名(又は法人名)」等の情報を送信する。
そして、ST42で、「合致しない」と判断したときは、ST43で、「本人認証と口座登録不可」が利用者の携帯端末90の携帯側タッチパネル93に表示される。
一方、ST42で「一致する」と判断されたときは、ST44へ進む。
また、利用者の携帯端末90の携帯側タッチパネル93には、「本人認証と口座登録の終了」が表示される。
したがって、X電子通貨を取り扱う事業者の事業者サーバ30は、登録された利用者の口座番号等の必要な情報を取得することができる構成となっている。
Claims (6)
- 利用者の携帯端末と、
前記利用者が電子取引を行うためにアクセスする事業者の事業者サーバと、
利用者の口座情報を含む口座関連情報が記号化された記号化口座関連情報を有する金融機関カードから前記記号化口座関連情報を取得すると共に暗証情報も取得する金融機関カード取扱装置と、
複数の異なる金融機関の情報をそれぞれ管理する複数の金融機関情報管理装置と、
前記携帯端末、前記事業者サーバ、前記金融機関カード取扱装置及び複数の前記金融機関情報管理装置と通信可能である認証装置と、を含む本人認証システムであって、
前記金融機関カード取扱装置は、取得した前記記号化口座関連情報と前記暗証情報を前記認証装置に送信すると共に、送信した前記暗証情報を記憶部から消去し、
前記認証装置は、受信した前記記号化口座関連情報に基づいて、複数の異なる前記金融機関のうち該当する前記金融機関を特定し、前記記号化口座関連情報と前記暗証情報を、特定された前記金融機関の前記金融機関情報管理装置に送信すると共に、送信した前記暗証情報を記憶部から消去し,
前記金融機関情報管理装置が、受信した前記記号化口座関連情報に基づいて前記利用者の前記口座情報を特定すると共に、既登録の前記口座情報の前記暗証情報と、受信した前記暗証情報が一致するか否かを判断し、
前記金融機関情報管理装置が前記暗証情報は一致すると判断したときに限り、前記金融機関カード取扱装置が、当該利用者の認証用の確認情報を生成すると共に、前記確認情報のみを当該利用者に提供し、
前記携帯端末は、前記事業者サーバと電子取引する際に前記確認情報を使用する構成となっていることを特徴とする本人認証システム。 - 前記確認情報に基づいて、前記確認情報の有効期間情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の本人認証システム。
- 前記認証装置が、前記記号化口座関連情報に基づいて、前記金融機関の支店コード及び前記口座情報を特定する構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の本人認証システム。
- 前記認証装置が、前記携帯端末に入力された前記口座情報及び前記確認情報が、既登録の前記口座情報及び前記確認情報と一致するか否かを判断すると共に、
前記金融機関情報管理装置も、受信した前記口座情報及び前記暗証情報が、既登録の前記口座情報及び前記暗証情報と一致するか否かを判断し、
さらに、前記認証装置は、前記金融機関情報管理装置から受信した利用者のカナ氏名又は法人名が、既登録の前記カナ氏名又は前記法人名と一致するか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の本人認証システム。 - 利用者の携帯端末と、前記利用者が電子取引を行うためにアクセスする事業者の事業者サーバと、利用者の口座情報を含む口座関連情報が記号化された記号化口座関連情報を有する金融機関カードから前記記号化口座関連情報を取得すると共に暗証情報も取得する金融機関カード取扱装置と、複数の異なる金融機関の情報をそれぞれ管理する複数の金融機関情報管理装置と、前記携帯端末、前記事業者サーバ、前記金融機関カード取扱装置及び複数の前記金融機関情報管理装置と通信可能である認証装置と、を含む本人認証システムの制御方法であって、
前記金融機関カード取扱装置は、取得した前記記号化口座関連情報と前記暗証情報を前記認証装置に送信すると共に、送信した前記暗証情報を記憶部から消去し、
前記認証装置は、受信した前記記号化口座関連情報に基づいて、複数の異なる前記金融機関のうち該当する前記金融機関を特定し、前記記号化口座関連情報と前記暗証情報を、特定された前記金融機関の前記金融機関情報管理装置に送信すると共に、送信した前記暗証情報を記憶部から消去し,
前記金融機関情報管理装置が、受信した前記記号化口座関連情報に基づいて前記利用者の前記口座情報を特定すると共に、既登録の前記口座情報の前記暗証情報と、受信した前記暗証情報が一致するか否かを判断し、
前記金融機関情報管理装置が前記暗証情報は一致すると判断したときに限り、前記金融機関カード取扱装置が、当該利用者の認証用の確認情報を生成すると共に、前記確認情報のみを当該利用者に提供し、
前記携帯端末は、前記事業者サーバと電子取引する際に前記確認情報を使用する構成となっていることを特徴とする本人認証システムの制御方法。 - 利用者の携帯端末と、前記利用者が電子取引を行うためにアクセスする事業者の事業者サーバと、利用者の口座情報を含む口座関連情報が記号化された記号化口座関連情報を有する金融機関カードから前記記号化口座関連情報を取得すると共に暗証情報も取得する金融機関カード取扱装置と、複数の異なる金融機関の情報をそれぞれ管理する複数の金融機関情報管理装置と、前記携帯端末、前記事業者サーバ、前記金融機関カード取扱装置及び複数の前記金融機関情報管理装置と通信可能である認証装置と、を含む本人認証システムにおいて、
前記金融機関カード取扱装置が、取得した前記記号化口座関連情報と前記暗証情報を前記認証装置に送信すると共に、送信した前記暗証情報を記憶部から消去する機能、
前記認証装置が、受信した前記記号化口座関連情報に基づいて、複数の異なる前記金融機関のうち該当する前記金融機関を特定し、前記記号化口座関連情報と前記暗証情報を、特定された前記金融機関の前記金融機関情報管理装置に送信すると共に、送信した前記暗証情報を記憶部から消去する機能、
前記金融機関情報管理装置が、受信した前記記号化口座関連情報に基づいて前記利用者の前記口座情報を特定すると共に、既登録の前記口座情報の前記暗証情報と、受信した前記暗証情報が一致するか否かを判断する機能、
前記金融機関情報管理装置が前記暗証情報は一致すると判断したときに限り、前記金融機関カード取扱装置が、当該利用者の認証用の確認情報を生成すると共に、前記確認情報のみを当該利用者に提供し、前記携帯端末は、前記事業者サーバと電子取引する際に前記確認情報を使用する機能、を実行させる構成となっている本人認証システムの制御プログラム。
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