JP7432527B2 - ハイブリッド歯列矯正器具 - Google Patents
ハイブリッド歯列矯正器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7432527B2 JP7432527B2 JP2020563891A JP2020563891A JP7432527B2 JP 7432527 B2 JP7432527 B2 JP 7432527B2 JP 2020563891 A JP2020563891 A JP 2020563891A JP 2020563891 A JP2020563891 A JP 2020563891A JP 7432527 B2 JP7432527 B2 JP 7432527B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orthodontic
- aligner
- hybrid
- segments
- appliance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 210000002455 dental arch Anatomy 0.000 claims description 32
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 18
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 229910001182 Mo alloy Inorganic materials 0.000 claims description 9
- ZPZCREMGFMRIRR-UHFFFAOYSA-N molybdenum titanium Chemical compound [Ti].[Mo] ZPZCREMGFMRIRR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 7
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 claims description 7
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 claims description 5
- 229910001000 nickel titanium Inorganic materials 0.000 claims 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 41
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- AFCARXCZXQIEQB-UHFFFAOYSA-N N-[3-oxo-3-(2,4,6,7-tetrahydrotriazolo[4,5-c]pyridin-5-yl)propyl]-2-[[3-(trifluoromethoxy)phenyl]methylamino]pyrimidine-5-carboxamide Chemical compound O=C(CCNC(=O)C=1C=NC(=NC=1)NCC1=CC(=CC=C1)OC(F)(F)F)N1CC2=C(CC1)NN=N2 AFCARXCZXQIEQB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 210000004763 bicuspid Anatomy 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003856 thermoforming Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C7/00—Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
- A61C7/10—Devices having means to apply outwardly directed force, e.g. expanders
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C7/00—Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
- A61C7/08—Mouthpiece-type retainers or positioners, e.g. for both the lower and upper arch
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C7/00—Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
- A61C7/12—Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
- A61C7/20—Arch wires
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C7/00—Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
- A61C7/12—Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
- A61C7/20—Arch wires
- A61C7/22—Tension adjusting means
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
本発明は、広く歯列矯正の分野に関し、特に、ハイブリッド歯列矯正器具の使用、並びにその作製および使用方法に関する。
歯の矯正移動は、固定及び／又は着脱可能な器具によって実現される。このような器具の一種として、歯列矯正用アライナー又はクリアアライナーが流行っている。このクリアアライナーは、患者が前記アライナーを１－２週間装着してから、１－２週間ごとに順次のトレーに交換していくことによる歯の移動のための着脱可能な器具である。
クリアアライナーは、熱に敏感な透明プラスチックシートを歯の歯型模型上で熱成形して製造される。前記歯型模型では、歯が位置及び方向上に小さな移動量で動かせる。その概念は、患者の口腔内に装着したら、プラスチック製のトレーが曲がったり変形することにより、歯を押して新しい位置へと移動させ、つまり、トレーの製造に使用される歯型模型と類似していることである。このプロセスは、治療を行う医師又は歯科矯正医により処方された最終位置に歯を動かすための必要なトレーの量で繰り返される。よく知られている例として、米国特許第５，９７５，８９３号（Ｃｈｉｓｈｔｉら）及び他の関連特許に基づくポリマーベースのアライナーであるＩｎｖｉｓａｌｉｇｎ（登録商標）が挙げられる。
しかし、アライナーは多くの点において欠点を有する。それらは以下のような点を含むが、これに限られない。
１）抜歯症例：抜歯による混雑解消の抜歯症例において、通常、残りの歯を整列させるのに十分な場所を確保するために、小臼歯が上下左右四半分の歯列から抜かれ、歯の移動量が抜歯しない場合よりかなり大きくなる。そのため、アライナーは抜歯症例に適応しない。一般に、歯科矯正医はブレースとアーチワイヤーを用いたエッジワイズ装置を利用して抜歯症例の歯を動かす。
２）上顎及び／又は下顎歯列弓の拡大が必要な症例は、通常、エッジワイズ装置（ブラケットとアーチワイヤー）又はアライナーを使う前に、特殊な拡大装置（クワァードへリックス、バイヘリックス、ＴＰＡ（トランスパラタルアーチ）、又はハイラックスタイプの拡大装置）を用いて治療される。場合によって、ブラケットと太いアーチワイヤーだけで拡大が完了される。
３）大臼歯の直立が必要な症例：大臼歯の直立矯正には大きな力が必要であるため、従来のアライナーでは実現されない。
４）歯根の移動は、一般にアライナーでは適切な移動を実現されない。
５）プラスチック製のアライナーは、上下顎歯列弓を拡大するのに必要な力を発揮できず、前記領域における治療には効果がない。さらに、これらの領域における治療には、特徴的な歯列を一括してまとめて（ｅｎ－ｍａｓｓ ｍｏｖｅｍｅｎｔ、通称「アンマス」）移動させる必要があるため、従来のクリアアライナーでは不可能と言わなくとも治療困難である。
６）したがって、前記クリアアライナーの課題を解決するアライナーが求められる。
７）したがって、以下に記載の実施形態は、前記問題点及びニーズを解決する。
１）抜歯症例：抜歯による混雑解消の抜歯症例において、通常、残りの歯を整列させるのに十分な場所を確保するために、小臼歯が上下左右四半分の歯列から抜かれ、歯の移動量が抜歯しない場合よりかなり大きくなる。そのため、アライナーは抜歯症例に適応しない。一般に、歯科矯正医はブレースとアーチワイヤーを用いたエッジワイズ装置を利用して抜歯症例の歯を動かす。
２）上顎及び／又は下顎歯列弓の拡大が必要な症例は、通常、エッジワイズ装置（ブラケットとアーチワイヤー）又はアライナーを使う前に、特殊な拡大装置（クワァードへリックス、バイヘリックス、ＴＰＡ（トランスパラタルアーチ）、又はハイラックスタイプの拡大装置）を用いて治療される。場合によって、ブラケットと太いアーチワイヤーだけで拡大が完了される。
３）大臼歯の直立が必要な症例：大臼歯の直立矯正には大きな力が必要であるため、従来のアライナーでは実現されない。
４）歯根の移動は、一般にアライナーでは適切な移動を実現されない。
５）プラスチック製のアライナーは、上下顎歯列弓を拡大するのに必要な力を発揮できず、前記領域における治療には効果がない。さらに、これらの領域における治療には、特徴的な歯列を一括してまとめて（ｅｎ－ｍａｓｓ ｍｏｖｅｍｅｎｔ、通称「アンマス」）移動させる必要があるため、従来のクリアアライナーでは不可能と言わなくとも治療困難である。
６）したがって、前記クリアアライナーの課題を解決するアライナーが求められる。
７）したがって、以下に記載の実施形態は、前記問題点及びニーズを解決する。
本発明の一態様により、２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントと１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーとを含むハイブリッド歯列矯正器具が提供され、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高める。
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高める。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーの特性には、強度、柔軟性と弾性、及び負荷力が含まれる。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成され、任意の生体適合性を有する合金を用いてよい。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、１つ又は複数のアーチワイヤーはアライナーセグメント同士を連結する設計で成形、配置される。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、歯及びその周囲組織と直接接触するか又はアライナーセグメント内に埋め込むことができる。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、少なくとも１つのアライナーセグメントが歯列弓の単歯に整列力を及ぼす。
本発明の第２態様により、２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントを提供することと、
１つ以上の矯正用アーチワイヤーを提供することと、
２つ以上のアライナーセグメント及び１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーを用いたハイブリッド器具を形成することと、を含む製造方法が提供され、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高める。
１つ以上の矯正用アーチワイヤーを提供することと、
２つ以上のアライナーセグメント及び１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーを用いたハイブリッド器具を形成することと、を含む製造方法が提供され、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高める。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーの特性には、強度、柔軟性と弾性、及び負荷力が含まれる。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成される。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、１つ又は複数のアーチワイヤーはアライナーセグメント同士を連結する設計で成形、配置される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、歯及びその周囲組織と直接接触するか又はアライナーセグメント内に埋め込むことができる。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、器具の柔軟性を高めるために開放ループ及び／又は閉鎖ループを含む。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、器具の弾性及び／又は柔軟性は、異なる材料を用いてワイヤーを形成し、アライナーを２つ以上のアライナーセグメントに切断することにより調節される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、より少量のトレーによる歯の移動を実現するか、又は、同量のトレーを用いて従来のアライナーでは不可能な歯の移動を実現するのに十分な力を生成するために、アライナーの各ピースは、歯列弓の異なるセグメントに適合するように、異なる形状及び材料のワイヤーを用いて連結される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、器具の柔軟性を高めるために開放ループ及び／又は閉鎖ループを含む。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、器具の弾性及び／又は柔軟性は、異なる材料を用いてワイヤーを形成し、アライナーを２つ以上のアライナーセグメントに切断することにより調節される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、より少量のトレーによる歯の移動を実現するか、又は、同量のトレーを用いて従来のアライナーでは不可能な歯の移動を実現するのに十分な力を生成するために、アライナーの各ピースは、歯列弓の異なるセグメントに適合するように、異なる形状及び材料のワイヤーを用いて連結される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、少なくとも１つのアライナーセグメントが歯列弓の単歯に整列力を及ぼす。
本発明のさらなる態様により、それを必要とする患者に歯列矯正治療の方法が提供され、その方法は、
治療医師による処方に従い、患者の１つ又は複数の歯を移動又は再整列するための２つ以上の矯正用アライナーセグメント及び１つ以上の矯正用アーチワイヤーを含むハイブリッド歯列矯正器具を提供することと、
ハイブリッド器具を患者に適用することと、を含む方法であり、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高めるために、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化する。
治療医師による処方に従い、患者の１つ又は複数の歯を移動又は再整列するための２つ以上の矯正用アライナーセグメント及び１つ以上の矯正用アーチワイヤーを含むハイブリッド歯列矯正器具を提供することと、
ハイブリッド器具を患者に適用することと、を含む方法であり、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高めるために、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化する。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーの特性には、強度、柔軟性と弾性、及び負荷力が含まれる。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、１つ又は複数のアーチワイヤーはアライナーセグメント同士を連結する設計で成形、配置される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、歯及びその周囲組織と直接接触するか又はアライナーセグメント内に埋め込むことができる。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、器具の柔軟性を高めるために開放ループ及び／又は閉鎖ループを含む。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、器具の弾性及び／又は柔軟性は、異なる材料を用いてワイヤーを形成し、アライナーを２つ以上のアライナーセグメントに切断することにより調節される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、より少量のトレーによる歯の移動を実現するか、又は、同量のトレーを用いて従来のアライナーでは不可能な歯の移動を実現するのに十分な力を生成するために、アライナーの各ピースは、歯列弓の異なるセグメントに適合するように、異なる形状及び材料のワイヤーを用いて連結される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、少なくとも１つのアライナーセグメントが歯列弓の単歯に整列力を及ぼす。
定義
本明細書で使用される場合、「アライナー」という用語は、「歯科矯正医師」又は「歯科矯正医」とも呼ばれる治療医師による処方に従い、ある一定期間において、歯を覆い、その１つ又は複数の歯を当初位置から最終位置へと移動するようにガイドする透明又は半透明なプラスチック製のトレーを指す。透明歯列矯正器具とは、一般にポリエステル材料であるプラスチック材料から作られたものを指す。このような透明器具の例として、Ｉｎｖｉｓａｌｉｇｎ（登録商標）アライナーが挙げられる。Ｉｎｖｉｓａｌｉｇｎ（登録商標）アライナー及びその作製、使用方法は、一般に、米国特許第６，４５０，８０７号及び第５，９７５，８９３号に記載されており、それらの教示全体は、参照により本明細書に組み込まれている。
本明細書で使用される場合、「アライナー」という用語は、「歯科矯正医師」又は「歯科矯正医」とも呼ばれる治療医師による処方に従い、ある一定期間において、歯を覆い、その１つ又は複数の歯を当初位置から最終位置へと移動するようにガイドする透明又は半透明なプラスチック製のトレーを指す。透明歯列矯正器具とは、一般にポリエステル材料であるプラスチック材料から作られたものを指す。このような透明器具の例として、Ｉｎｖｉｓａｌｉｇｎ（登録商標）アライナーが挙げられる。Ｉｎｖｉｓａｌｉｇｎ（登録商標）アライナー及びその作製、使用方法は、一般に、米国特許第６，４５０，８０７号及び第５，９７５，８９３号に記載されており、それらの教示全体は、参照により本明細書に組み込まれている。
本明細書で使用される場合、１つ又は複数の歯の「当初位置」という用語は、本発明の器具を利用して治療前の治療対象とする１つ又は複数の歯の位置を指す。「最終位置」という用語は、治療医師により処方された歯列矯正治療コースの終了時点での前記１つ又は複数の歯の位置を指す。また、「中間位置」という用語は、治療医師により処方された治療の１つ又は複数の標的歯の当初位置と最終位置との間の任意の位置を指す。
本明細書で使用される場合、「器具」という用語は、治療医師による処方に従い、１つ又は複数の歯を動かすための歯列矯正器具を指す。
ハイブリッド歯列矯正器具
本発明の一態様により、２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントと１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーとを含むハイブリッド歯列矯正器具が提供され、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の1つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高める。
本発明の一態様により、２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントと１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーとを含むハイブリッド歯列矯正器具が提供され、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の1つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高める。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーの特性には、強度、柔軟性と弾性、及び負荷力が含まれる。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成される。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、１つ又は複数のアーチワイヤーはアライナーセグメント同士を連結する設計で成形、配置される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、歯及びその周囲組織と直接接触するか又はアライナーセグメント内に埋め込むことができる。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、少なくとも１つのアライナーセグメントが歯列弓の単歯に整列力を及ぼす。
アーチワイヤーは、アライナーと組み合わせられ、アライナーの特性を歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化し、アーチワイヤーは以下の特性を含む。
１）強度：太さや形状の異なるワイヤーを用いて、器具を従来のアライナーより強くなり、拡大や抜歯の際に臼歯を動かすのに必要な強い力を発揮し得る。
２）柔軟性と弾性：ワイヤー上の開放・閉鎖ループを増やすことにより、器具の柔軟性を高められる。ワイヤーに異なる材料を使用し、アライナーを２つ以上のアライナーセグメントに切断することにより、器具の全体的な柔軟性と弾性を高められる。これにより、より生物学的適合性のある器具が保証できる。
３）負荷力：各アライナーセグメントは異なる形状や材料のワイヤーによりリンクされ、歯列弓の異なる部分に適合する。これにより、より少量のトレーを用いて確実な移動を実現し、また、従来のアライナーでは不可能な歯の移動を実現するのに十分な力を発揮し得る。
４）焦点：本発明の器具は、従来のプラスチック製歯列矯正が実現できない、歯列弓の選択された複数の歯（時には単歯）に整列力を集中する特性がある。本発明の器具の当該特徴は、より効率的な歯列矯正治療を可能にし、歯列矯正治療の時間と費用を低減できる。
１）強度：太さや形状の異なるワイヤーを用いて、器具を従来のアライナーより強くなり、拡大や抜歯の際に臼歯を動かすのに必要な強い力を発揮し得る。
２）柔軟性と弾性：ワイヤー上の開放・閉鎖ループを増やすことにより、器具の柔軟性を高められる。ワイヤーに異なる材料を使用し、アライナーを２つ以上のアライナーセグメントに切断することにより、器具の全体的な柔軟性と弾性を高められる。これにより、より生物学的適合性のある器具が保証できる。
３）負荷力：各アライナーセグメントは異なる形状や材料のワイヤーによりリンクされ、歯列弓の異なる部分に適合する。これにより、より少量のトレーを用いて確実な移動を実現し、また、従来のアライナーでは不可能な歯の移動を実現するのに十分な力を発揮し得る。
４）焦点：本発明の器具は、従来のプラスチック製歯列矯正が実現できない、歯列弓の選択された複数の歯（時には単歯）に整列力を集中する特性がある。本発明の器具の当該特徴は、より効率的な歯列矯正治療を可能にし、歯列矯正治療の時間と費用を低減できる。
図１、図２（Ａ）および図２（Ｂ）は、本発明のハイブリッド器具のいくつかの実施形態を示す。
図５（Ａ）は、歯列矯正治療前の患者の歯列弓を示す。
図５（Ｂ）は、歯列矯正治療後の患者の歯列弓を示す。
図５（Ｃ）は、従来のアライナー器具を用いて、図５（Ｂ）に示される結果に達するのに必要な多数のステップを示す。
図５（Ｄ）は、本発明のハイブリッド器具を用いて、図５（Ｂ）に示される結果に達するのに必要な多数のステップを示す。明らかなことに、本発明のハイブリッド器具を使用する治療は、図５（Ｂ）に示される結果を実現するのにステップの数がより少ない。つまり、本発明のハイブリッド器具が有利であることが示されている。
製作方法
本発明の第２態様により、
２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントを提供することと、１つ以上の矯正用アーチワイヤーを提供することと、
２つ以上のアライナーセグメント及び１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーを用いたハイブリッド器具を形成することと、を含む製造方法が提供され、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高める。
本発明の第２態様により、
２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントを提供することと、１つ以上の矯正用アーチワイヤーを提供することと、
２つ以上のアライナーセグメント及び１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーを用いたハイブリッド器具を形成することと、を含む製造方法が提供され、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高める。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーの特性には、強度、柔軟性、弾性、及び負荷力が含まれる。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成される。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、１つ又は複数のアーチワイヤーはアライナーセグメント同士を連結する設計で成形、配置される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、歯及びその周囲組織と直接接触するか又はアライナーセグメント内に埋め込むことができる。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、器具の柔軟性を高めるために開放ループ及び／又は閉鎖ループを含む。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、器具の弾性及び／又は柔軟性は、異なる材料を用いてワイヤーを形成し、アライナーを２つ以上のアライナーセグメントに切断することにより調節される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、より少量のトレーによる歯の移動を実現するか、又は、同量のトレーを用いて従来のアライナーでは不可能な歯の移動を実現するのに十分な力を生成するために、アライナーの各ピースは、歯列弓の異なるセグメントに適合するように、異なる形状及び材料のワイヤーを用いて連結される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、器具の柔軟性を高めるために開放ループ及び／又は閉鎖ループを含む。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成される。またはそれらの組み合わせであり得る。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、より少量のトレーによる歯の移動を実現するか、又は、同量のトレーを用いて従来のアライナーでは不可能な歯の移動を実現するのに十分な力を生成するために、アライナーの各ピースは、歯列弓の異なるセグメントに適合するように、異なる形状及び材料のワイヤーを用いて連結される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、少なくとも１つのアライナーセグメントが歯列弓の単歯に整列力を及ぼす。
プラスチック製のアライナートレーのコンピュータ支援製造方法は、当技術分野で十分に記載されている。そのような方法の例は、米国特許第６，４５０，８０７号及び第５，９７５，８９３号に記載されており、それらの教示全体は参照により本明細書に組み込まれている。
使用方法
本発明のさらなる態様により、それを必要とする患者に歯列矯正治療の方法が提供され、その方法は、
治療医師による処方に従い、患者の１つ又は複数の歯を移動又は再整列するための２つ以上の矯正用アライナーセグメント及び１つ以上の矯正用アーチワイヤーを含むハイブリッド歯列矯正器具を提供することと、
ハイブリッド器具を患者に適用することと、を含む方法であり、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高めるために、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化する。
本発明のさらなる態様により、それを必要とする患者に歯列矯正治療の方法が提供され、その方法は、
治療医師による処方に従い、患者の１つ又は複数の歯を移動又は再整列するための２つ以上の矯正用アライナーセグメント及び１つ以上の矯正用アーチワイヤーを含むハイブリッド歯列矯正器具を提供することと、
ハイブリッド器具を患者に適用することと、を含む方法であり、
前記各アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、前記１つ又は複数の歯を再整列するためのアライナーセグメントの有効性を高めるために、器具に制御性を付与し、前記アライナーの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化する。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーの特性には、強度、柔軟性、弾性、及び負荷力が含まれる。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成される。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、１つ又は複数のアーチワイヤーはアライナーセグメント同士を連結する設計で成形、配置される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、歯及びその周囲組織と直接接触するか又はアライナーセグメント内に埋め込むことができる。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、器具の柔軟性を高めるために開放ループ及び／又は閉鎖ループを含む。
本発明の器具のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成される。またはそれらの組み合わせであり得る。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、より少量のトレーによる歯の移動を実現するか、又は、同量のトレーを用いて従来のアライナーでは不可能な歯の移動を実現するのに十分な力を生成するために、アライナーの各ピースは、歯列弓の異なるセグメントに適合するように、異なる形状及び材料のワイヤーを用いて連結される。
本発明の方法のいくつかの実施形態（本明細書に開示される様々な実施形態のいずれかと組み合わせ可能）において、少なくとも１つのアライナーセグメントが歯列弓の単歯に整列力を及ぼす。
以下の実施例は、本発明の実施態様を制限するものではなく、例示するものである。
実施例１－２：ハイブリッド歯列矯正器具
実施例１
図１、図２（Ａ）～図２（Ｆ）、および図３（Ａ）～図３（Ｂ）に示されるように、複数のアライナーセグメントおよび１つのアーチワイヤーを含むハイブリッド歯列矯正器具が製造された。図１を参照として、ハイブリッド歯列矯正器具１００は、前部セグメント２１０および後部セグメント２２０という２つのアライナーセグメント、並びにアーチワイヤー３００を含む。当該前部セグメント２１０は、歯列弓の前部セグメントに整列力を及ぼすためのものであり、当該後部セグメント２２０は、歯列弓の後部セグメントに整列力を及ぼすためのものである。アーチワイヤ３００は、アライナーセグメント２１０と２２０とを連結し、フロントセグメント２１０とバックセグメント２２０の間にあるスプリング３１０（外側）と３２０（内側）、左側と右側の間にあるスプリング３３０（スプリング拡大ワイヤー）を含む。図１および図３（Ａ）に示されるように、スプリング３１０および３２０はアーチワイヤー構造の一部であり、スプリング３３０は分離されている。アーチワイヤー３００の前部およびスプリング３３０はそれぞれ図１および図３（Ａ）～図３（Ｂ）に示される、前部アライナーセグメント２１０および後部アライナーセグメント２２０（中央部分）内に埋め込まれる。
実施例１
図１、図２（Ａ）～図２（Ｆ）、および図３（Ａ）～図３（Ｂ）に示されるように、複数のアライナーセグメントおよび１つのアーチワイヤーを含むハイブリッド歯列矯正器具が製造された。図１を参照として、ハイブリッド歯列矯正器具１００は、前部セグメント２１０および後部セグメント２２０という２つのアライナーセグメント、並びにアーチワイヤー３００を含む。当該前部セグメント２１０は、歯列弓の前部セグメントに整列力を及ぼすためのものであり、当該後部セグメント２２０は、歯列弓の後部セグメントに整列力を及ぼすためのものである。アーチワイヤ３００は、アライナーセグメント２１０と２２０とを連結し、フロントセグメント２１０とバックセグメント２２０の間にあるスプリング３１０（外側）と３２０（内側）、左側と右側の間にあるスプリング３３０（スプリング拡大ワイヤー）を含む。図１および図３（Ａ）に示されるように、スプリング３１０および３２０はアーチワイヤー構造の一部であり、スプリング３３０は分離されている。アーチワイヤー３００の前部およびスプリング３３０はそれぞれ図１および図３（Ａ）～図３（Ｂ）に示される、前部アライナーセグメント２１０および後部アライナーセグメント２２０（中央部分）内に埋め込まれる。
図２（Ａ）～図２（Ｆ）は、図１に示される本発明のハイブリッド歯列矯正器具の様々なＴ字型設計ループを示す。
実施例２
図４は、本発明に係る他の装置を示す。図４を参照として、ハイブリッド歯列矯正器具１００は、前部セグメント２１０および後部セグメント２２０という２つのアライナーセグメント、並びにアーチワイヤ３００を含む。当該前部セグメント２１０は、歯列弓の前部セグメントに整列力を及ぼすためのものであり、当該後部セグメント２２０は、歯列弓の後部セグメントに整列力を及ぼすためのものである。アーチワイヤ３００は、アライナーセグメント２１０と２２０とを連結し、フロントセグメント２１０とバックセグメント２２０の間にあるスプリング３１０（外側）と３２０（内側）、左側と右側の間にあるスプリング３３０（スプリング拡大ワイヤー）を含む。スプリング３１０および３２０はアーチワイヤー構造の一部であり、スプリング３３０は分離されている。
図４は、本発明に係る他の装置を示す。図４を参照として、ハイブリッド歯列矯正器具１００は、前部セグメント２１０および後部セグメント２２０という２つのアライナーセグメント、並びにアーチワイヤ３００を含む。当該前部セグメント２１０は、歯列弓の前部セグメントに整列力を及ぼすためのものであり、当該後部セグメント２２０は、歯列弓の後部セグメントに整列力を及ぼすためのものである。アーチワイヤ３００は、アライナーセグメント２１０と２２０とを連結し、フロントセグメント２１０とバックセグメント２２０の間にあるスプリング３１０（外側）と３２０（内側）、左側と右側の間にあるスプリング３３０（スプリング拡大ワイヤー）を含む。スプリング３１０および３２０はアーチワイヤー構造の一部であり、スプリング３３０は分離されている。
本発明は本明細書の様々な実施態様の記載により示され、説明されてきたが、これらの実施態様は単なる例証的なものに過ぎず、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、様々な変形、変更、置換をもたらしてよいことが明白であろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲によってのみ限定されることが意図される。
本明細書に引用される特許及び特許関連文献を含む参考文献の教示は、本明細書の教示と矛盾しない範囲で、全て本明細書に組み込まれている。
Claims (9)
- ２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントと１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーと、を含み、
前記２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントは、プラスチック製のアライナートレーのセグメントであり、
前記各歯列矯正用アライナーセグメントは、それぞれ患者の歯列弓の１つ又は複数の歯（全部の歯の数より少ない）を囲み、前記１つ又は複数の歯に整列力を及ぼし、
前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、リンガルワイヤーとラビアルワイヤーとを有し、器具に制御性を付与し、前記歯列矯正用アライナーセグメントの特性を前記歯列矯正用アーチワイヤーの特性により強化することにより、前記１つ又は複数の歯を再整列するための前記歯列矯正用アライナーセグメントの有効性を高め、
前記リンガルワイヤー及び前記ラビアルワイヤーは、実質的に歯列弓全体を囲み、
前記歯列矯正用アーチワイヤーは、前記歯列矯正用アライナーセグメントの前部セグメントと後部セグメントとの間に設けられた外側の第１スプリングと内側の第２スプリングと、後部の左側と右側との間のスプリング拡大ワイヤーとから構成される
ハイブリッド歯列矯正器具。 - 前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーの特性は、強度、柔軟性と弾性、及び負荷力を含む請求項１に記載のハイブリッド歯列矯正器具。
- 前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、ステンレス鋼（ＳＳ）、ＴＭＡ（チタンモリブデン合金）、又はＮｉ Ｔｉを含む材料から形成される請求項１に記載のハイブリッド歯列矯正器具。
- 前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは前記歯列矯正用アライナーセグメント同士を連結する設計で成形及び配置される請求項１に記載のハイブリッド歯列矯正器具。
- 前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、前記１つ又は複数の歯及びその周囲組織と直接接触するか又は前記歯列矯正用アライナーセグメント内に埋め込むことができる請求項１に記載のハイブリッド歯列矯正器具。
- 前記１つ以上の歯列矯正用アーチワイヤーは、前記ハイブリッド歯列矯正器具の柔軟性を高めるための開放ループ及び／又は閉鎖ループを含む請求項２に記載のハイブリッド歯列矯正器具。
- 前記ハイブリッド歯列矯正器具の弾性及び／又は柔軟性は、異なる材料を用いて１つ以上のワイヤーを形成し、歯列矯正用アライナーを２つ以上の歯列矯正用アライナーセグメントに切断することにより調節される請求項２に記載のハイブリッド歯列矯正器具。
- ２つ以上の前記歯列矯正用アライナーセグメントは、歯列弓の異なるセグメントに適合するように、異なる形状及び材料のワイヤーを用いて連結される請求項４に記載のハイブリッド歯列矯正器具。
- 前記歯列矯正用アライナーセグメントのうちの少なくとも１つが前記歯列弓の単歯に前記整列力を及ぼす請求項１に記載のハイブリッド歯列矯正器具。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US201862624279P | 2018-01-31 | 2018-01-31 | |
| US62/624,279 | 2018-01-31 | ||
| US15/914,929 US10413386B2 (en) | 2018-01-31 | 2018-03-07 | Hybrid orthodontic appliance |
| US15/914,929 | 2018-03-07 | ||
| PCT/US2019/015632 WO2019152393A1 (en) | 2018-01-31 | 2019-01-29 | Hybrid orthodontic appliance |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021512763A JP2021512763A (ja) | 2021-05-20 |
| JPWO2019152393A5 JPWO2019152393A5 (ja) | 2022-02-07 |
| JP7432527B2 true JP7432527B2 (ja) | 2024-02-16 |
Family
ID=67392643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020563891A Active JP7432527B2 (ja) | 2018-01-31 | 2019-01-29 | ハイブリッド歯列矯正器具 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US10413386B2 (ja) |
| EP (1) | EP3745992B1 (ja) |
| JP (1) | JP7432527B2 (ja) |
| KR (1) | KR102554192B1 (ja) |
| CN (1) | CN112135580B (ja) |
| BR (1) | BR112020015594B1 (ja) |
| PL (1) | PL3745992T3 (ja) |
| PT (1) | PT3745992T (ja) |
| WO (1) | WO2019152393A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2914200B1 (en) | 2012-10-30 | 2019-05-22 | University of Southern California | Orthodontic appliance with snap fitted, non-sliding archwire |
| MX2018006825A (es) | 2015-12-06 | 2018-11-29 | Sylvester Wratten James Jr | Sistemas y metodos de reposicionamiento de dientes. |
| WO2018102588A1 (en) | 2016-12-02 | 2018-06-07 | Swift Health Systems Inc. | Indirect orthodontic bonding systems and methods for bracket placement |
| WO2018144634A1 (en) | 2017-01-31 | 2018-08-09 | Swift Health Systems Inc. | Hybrid orthodontic archwires |
| US11612458B1 (en) | 2017-03-31 | 2023-03-28 | Swift Health Systems Inc. | Method of tongue preconditioning in preparation for lingual orthodontic treatment |
| EP3586791B1 (en) * | 2018-06-21 | 2021-04-07 | Cheng-Hsiang Hung | Removable orthodontic device |
| EP3930622A4 (en) | 2019-03-01 | 2022-11-16 | Swift Health Systems Inc. | IMPRESSION TRAY FOR INDIRECT BONDING WITH TURBO-OCCLUSIONS AND ORTHODONTIC AUXILIARY INTEGRATION |
| USD919097S1 (en) * | 2019-04-12 | 2021-05-11 | Spartan Orthodontics Inc. | Orthodontic distalizer |
| JP2022530914A (ja) | 2019-05-02 | 2022-07-04 | ブリウス テクノロジーズ インコーポレイテッド | 歯科用器具及び関連する製造方法 |
| US20220061963A1 (en) * | 2020-09-01 | 2022-03-03 | Dean UltraThin Retainer, LLC | Patient specific dental appliances |
| US11504212B2 (en) | 2021-03-25 | 2022-11-22 | Brius Technologies, Inc. | Orthodontic treatment and associated devices, systems, and methods |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006000489A (ja) | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Daisuke Sawada | 可撤式の矯正装置 |
| US20100279245A1 (en) | 2009-05-04 | 2010-11-04 | Navarro Carlos F | Removable Orthodontic Appliance and Method of Forming the Same |
| US20180021106A1 (en) | 2014-11-07 | 2018-01-25 | Ortho Caps Gmbh | Method for producing a prestressed tooth repositioning device |
Family Cites Families (72)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1491086A1 (de) | 1965-12-02 | 1969-07-17 | Rudolf Scheu | Zahnregulierungsvorrichtung mit durch Dehnschrauben verstellbaren Dehnplattenteilen |
| DE6805141U (de) * | 1968-11-01 | 1969-02-27 | Erich Dr Fleischer | Kieferorthepaedisches behandlungsgeraet |
| US3724075A (en) | 1971-03-08 | 1973-04-03 | P Kesling | Universal tooth positioning and retaining appliance |
| US4299568A (en) | 1980-06-13 | 1981-11-10 | Crowley John A | Orthodontic appliance |
| US4413978A (en) | 1982-05-17 | 1983-11-08 | Kurz Craven H | Orthodontic retainer |
| US4468196A (en) * | 1982-05-24 | 1984-08-28 | Keller Duane C | Method of and apparatus for orthopedic and/or orthodontic treatment |
| DE3411852C2 (de) | 1984-03-30 | 1986-04-24 | Bernhard Förster GmbH, 7530 Pforzheim | Zahnregulierungsvorrichtung |
| US4553549A (en) | 1984-10-09 | 1985-11-19 | Pope Bryan M | Oral orthopedic/orthodontic appliance for treating neuromuscular imbalance |
| US5055039A (en) * | 1988-10-06 | 1991-10-08 | Great Lakes Orthodontics, Ltd. | Orthodontic positioner and methods of making and using same |
| US5037295A (en) * | 1989-11-15 | 1991-08-06 | Bergersen Earl Olaf | Muscular expansion oral shield appliance |
| US5096416A (en) * | 1990-05-01 | 1992-03-17 | Tp Orthodontics, Inc. | Orthodontic retainer |
| US5145364A (en) | 1991-05-15 | 1992-09-08 | M-B Orthodontics, Inc. | Removable orthodontic appliance |
| US5376001A (en) * | 1993-05-10 | 1994-12-27 | Tepper; Harry W. | Removable orthodontic appliance |
| US5536169A (en) * | 1995-08-07 | 1996-07-16 | Pro-Orthoappliance Corporation | Full arch spring orthodontic retainer |
| US6450807B1 (en) | 1997-06-20 | 2002-09-17 | Align Technology, Inc. | System and method for positioning teeth |
| US5975893A (en) | 1997-06-20 | 1999-11-02 | Align Technology, Inc. | Method and system for incrementally moving teeth |
| US11026768B2 (en) * | 1998-10-08 | 2021-06-08 | Align Technology, Inc. | Dental appliance reinforcement |
| US7121825B2 (en) * | 1998-11-30 | 2006-10-17 | Align Technology, Inc. | Tooth positioning appliances and systems |
| JP2002102255A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-09 | Gakushi Ito | 歯科矯正用マウスピースおよびそれを用いた歯科矯正用装置 |
| PL373600A1 (en) | 2002-05-28 | 2005-09-05 | Ortho Tain | Orthodontic appliance based on predicted sizes and shapes of unerrupted teeth, system and method |
| JP2005527320A (ja) | 2002-05-30 | 2005-09-15 | オルソ−テイン インコーポレイテッド | 複製歯領域及び／または予測歯領域を有する患者の歯並びを矯正するための歯科矯正装置及び矯正方法 |
| US7963766B2 (en) * | 2002-05-31 | 2011-06-21 | Cronauer Edward A | Orthodontic appliance with embedded wire for moving teeth |
| US7328705B2 (en) * | 2003-03-10 | 2008-02-12 | Mark Abramson | Dental appliance for improving airflow through nasal-pharyngeal airway |
| AU2004203859B2 (en) * | 2003-08-11 | 2011-09-15 | Inman, Donal P. | Orthodontic appliance and method |
| WO2005032396A1 (en) * | 2003-10-03 | 2005-04-14 | Joseph Da Cruz | Dental appliance |
| US20060185679A1 (en) | 2005-02-22 | 2006-08-24 | Costigan Sun H | Lose at the source plate (L.A.T.S.Plate) |
| US7357637B2 (en) | 2005-03-25 | 2008-04-15 | Snap On Smile Llc | Dental appliance |
| US7878803B2 (en) * | 2005-11-18 | 2011-02-01 | Mayadontics Llc | Method for correction of the form of dental alveolar arch |
| US7955075B2 (en) * | 2005-08-09 | 2011-06-07 | Mayadontics Llc | Device for correction of the form of dental alveolar arch |
| US7357633B2 (en) * | 2005-08-09 | 2008-04-15 | Mayadontics, Llc | Device for correction of the form of upper jaw |
| US7975701B2 (en) | 2006-04-18 | 2011-07-12 | Ortho-Tain, Inc | Appliance, system and method for correction habits of an oral cavity |
| CN101657168A (zh) | 2007-03-07 | 2010-02-24 | 达伦顿控股私人有限公司 | 用于错牙合畸形正畸的矫治设备和方法 |
| US20080227048A1 (en) | 2007-03-16 | 2008-09-18 | Ghani Tjikueni | Preformed teeth guard |
| DE112009000857T5 (de) | 2008-04-09 | 2011-05-05 | 3M Innovative Properties Co., Saint Paul | Linguale orthodontische Vorrichtung mit entfernbarem Teilstück |
| US8517726B2 (en) * | 2008-09-12 | 2013-08-27 | Align Technology, Inc. | Dental appliance with resilient portion |
| DK2376015T3 (da) * | 2008-10-16 | 2019-08-19 | Vivos Therapeutics Inc | Pneumopedisk-ortodontisk instrument, system og fremgangsmåde. |
| GB0821366D0 (en) | 2008-11-21 | 2008-12-31 | Ortho Pro Teknica Ltd | Orthodontic teeth positioning appliances |
| US8356993B1 (en) * | 2009-07-06 | 2013-01-22 | Marston Blake E | Orthodontic appliance system |
| US8419430B2 (en) | 2009-11-05 | 2013-04-16 | Yan Pogorelsky | System and method for incrementally moving teeth |
| US9011145B2 (en) | 2010-03-25 | 2015-04-21 | William M. Hang | Maxillary expansion and advancement orthodontic applicance |
| US8371309B2 (en) * | 2010-03-26 | 2013-02-12 | Neslon R. Diers | Intraoral apparatus for treating upper airway disorders |
| WO2011156396A2 (en) * | 2010-06-07 | 2011-12-15 | Sleepy, Inc. | Tongue retaining oral appliance |
| CN102793587B (zh) * | 2011-05-26 | 2018-09-14 | 常州高新技术产业开发区三维工业技术研究所有限公司 | 一种牙齿矫治系统 |
| US9492261B2 (en) | 2011-09-30 | 2016-11-15 | Covidien Lp | Hernia repair device and method |
| US8641414B2 (en) | 2011-10-10 | 2014-02-04 | Align Technology, Inc. | Automatic placement of precision cuts |
| US9314320B2 (en) | 2011-10-19 | 2016-04-19 | Tmj Services Llc | Device for mitigation of temporomandibular joint disorder |
| ITTO20110971A1 (it) * | 2011-10-26 | 2013-04-27 | Maria Grazia Piancino | Apparecchio per ortognatodonzia |
| US8414291B1 (en) | 2011-12-08 | 2013-04-09 | Abdolreza Jamilian | Method and system for treatment of maxillary deficiency using miniscrews |
| US20130230819A1 (en) | 2011-12-15 | 2013-09-05 | Airton Arruda | Apparatus for orthodontic aligner tray retention |
| US20140302451A1 (en) * | 2013-02-07 | 2014-10-09 | Tp Orthodontics, Inc. | Removable orthodontic retainer |
| JP5366162B1 (ja) | 2013-03-29 | 2013-12-11 | 忠輝 平久 | 矯正歯科用リテーナー |
| WO2014165726A1 (en) * | 2013-04-05 | 2014-10-09 | Cassalia Benjamin | Orthodontic wire alignment system and method |
| US9351810B2 (en) | 2013-08-26 | 2016-05-31 | Won Moon | Maxillary skeletal expander using mini-screw |
| GB201319341D0 (en) * | 2013-11-01 | 2013-12-18 | Tal Nimrod | Orthodontic device |
| US9937018B2 (en) * | 2013-12-11 | 2018-04-10 | Martin G. Martz | Tooth positioning appliance with curved interconnecting elements |
| EP3099266B1 (en) * | 2014-01-31 | 2021-07-28 | Align Technology, Inc. | Orthodontic appliances with elastics |
| US10555792B2 (en) * | 2014-01-31 | 2020-02-11 | Align Technology, Inc. | Direct fabrication of orthodontic appliances with elastics |
| US9795460B2 (en) * | 2014-03-13 | 2017-10-24 | Martin G. Martz | Tooth-positioning appliance for closing spaces |
| CN111772834B (zh) * | 2014-03-21 | 2022-07-15 | 阿莱恩技术有限公司 | 具有弹性体的分段的正畸矫正器 |
| CH709687B1 (de) | 2014-05-23 | 2018-03-29 | Digital Smile Gmbh | Kieferorthopädische Apparatur und Verfahren zur Herstellung einer kieferorthopädischen Apparatur. |
| USD777929S1 (en) * | 2014-07-26 | 2017-01-31 | Abdolrahman Showkatbakhsh | R-Appliance |
| US9610141B2 (en) * | 2014-09-19 | 2017-04-04 | Align Technology, Inc. | Arch expanding appliance |
| US20160081767A1 (en) | 2014-09-22 | 2016-03-24 | ClearRetain, LLC | Dental Retainer |
| US10111730B2 (en) * | 2014-11-12 | 2018-10-30 | Align Technology, Inc. | Orthodontic aligner with isolated segments |
| JP6886918B2 (ja) * | 2014-12-30 | 2021-06-16 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 歯科用装置のコンピュータシステム支援設計 |
| US10959810B2 (en) | 2015-07-07 | 2021-03-30 | Align Technology, Inc. | Direct fabrication of aligners for palate expansion and other applications |
| US10588717B2 (en) | 2015-10-20 | 2020-03-17 | Hankookin, Inc. | Detachable orthodontic bracket and wire system |
| CN105213044A (zh) * | 2015-10-21 | 2016-01-06 | 陈贵 | 牙齿矫正用隐形固定矫治器 |
| MX2018006825A (es) * | 2015-12-06 | 2018-11-29 | Sylvester Wratten James Jr | Sistemas y metodos de reposicionamiento de dientes. |
| CN107174355B (zh) * | 2016-03-09 | 2020-04-28 | 洪澄祥 | 可拆式齿列矫正装置 |
| BR112018071150A2 (pt) * | 2016-04-14 | 2019-02-05 | 3M Innovative Properties Co | aparelhos ortodônticos que promovem o movimento coordenado dos dentes |
| EP3445272B1 (en) | 2016-04-20 | 2021-07-14 | Advanced Facialdontics LLC | Apparatus and method for reducing bruxism and occlusal forces |
-
2018
- 2018-03-07 US US15/914,929 patent/US10413386B2/en active Active
-
2019
- 2019-01-29 WO PCT/US2019/015632 patent/WO2019152393A1/en unknown
- 2019-01-29 EP EP19746724.4A patent/EP3745992B1/en active Active
- 2019-01-29 CN CN201980022304.9A patent/CN112135580B/zh active Active
- 2019-01-29 KR KR1020207025115A patent/KR102554192B1/ko active IP Right Grant
- 2019-01-29 BR BR112020015594-2A patent/BR112020015594B1/pt active IP Right Grant
- 2019-01-29 PL PL19746724.4T patent/PL3745992T3/pl unknown
- 2019-01-29 PT PT197467244T patent/PT3745992T/pt unknown
- 2019-01-29 JP JP2020563891A patent/JP7432527B2/ja active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006000489A (ja) | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Daisuke Sawada | 可撤式の矯正装置 |
| US20100279245A1 (en) | 2009-05-04 | 2010-11-04 | Navarro Carlos F | Removable Orthodontic Appliance and Method of Forming the Same |
| US20180021106A1 (en) | 2014-11-07 | 2018-01-25 | Ortho Caps Gmbh | Method for producing a prestressed tooth repositioning device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| PT3745992T (pt) | 2024-05-15 |
| WO2019152393A1 (en) | 2019-08-08 |
| US20190231485A1 (en) | 2019-08-01 |
| EP3745992A4 (en) | 2021-11-03 |
| EP3745992A1 (en) | 2020-12-09 |
| JP2021512763A (ja) | 2021-05-20 |
| BR112020015594B1 (pt) | 2023-05-02 |
| CN112135580A (zh) | 2020-12-25 |
| CN112135580B (zh) | 2022-10-21 |
| PL3745992T3 (pl) | 2024-07-08 |
| EP3745992B1 (en) | 2024-02-28 |
| KR20210003723A (ko) | 2021-01-12 |
| KR102554192B1 (ko) | 2023-07-11 |
| US10413386B2 (en) | 2019-09-17 |
| BR112020015594A2 (pt) | 2021-01-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7432527B2 (ja) | ハイブリッド歯列矯正器具 | |
| US20240225787A1 (en) | Orthodontic appliances that accommodate incremental and continuous tooth movement, systems and methods | |
| EP3267927B1 (en) | Orthodontic appliance including arch member | |
| JP7167064B2 (ja) | 様々なサイズのアーチワイヤスロットを有する歯列矯正システム | |
| US10149738B2 (en) | Apparatus for applying corrective forces to shape palate | |
| Caldas et al. | Segmented arch or continuous arch technique? A rational approach | |
| KR20140061400A (ko) | 생체 적합적인 자기 결찰 브라켓 | |
| JPWO2019152393A5 (ja) | ||
| JP7504459B2 (ja) | 歯列矯正器具 | |
| JP2021512764A (ja) | 弾性歯列矯正器具 | |
| KR102175693B1 (ko) | 치열 교정 브래킷 | |
| JPH09154855A (ja) | 体温付近で活性化する弱力正方形断面歯科矯正用アーチワイヤー | |
| Parkhouse | Current products and practice: Tip-Edge PLUS | |
| WO2021216330A1 (en) | Passive self-ligation bracket assembly | |
| Elkolaly et al. | The MH-WIRE, a novel coil-springe wire system: A prototype design | |
| WO2015034434A1 (en) | A method of moving teeth | |
| Chaukse et al. | Torque in orthodontics | |
| Virdi et al. | Advances in orthodontic archwires | |
| Naidu et al. | EVOLUTION OF ORTHODONTIC APPLIANCES-THEN AND NOW!!! | |
| Noori et al. | Contemporary orthodontic archwires: A literature review | |
| Deguchi et al. | Clinical Outcomes with TADs and Conventional Mechanics in Adult Skeletal Open Bite and Class II Patients | |
| Sivakumar et al. | Tricks of the trade: molar distalization with double loop archwire distalizer | |
| Karad | Excellence in finishing 373 | |
| Ijaz | Comparative Study Between Two Different Molar Distalisation Appliances | |
| Nidhi et al. | INTRUSION IN ORTHODONTICS |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220128 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220128 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230214 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230515 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230829 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231129 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240110 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240205 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7432527 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |