JP7431788B2 - 情報処理装置、移動体管理システム - Google Patents

情報処理装置、移動体管理システム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、及び移動体管理システムに関する。
従来、位置情報に基づいて、移動体の管理を行う手法が知られている。例えば、特許文献1には、ETCを使用した車両管理システムが開示されている。
特開2017-134757号公報
移動体の移動パターンに応じた管理手法が求められている。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、移動体に搭載された通信装置の位置情報に基づく所在情報を取得する取得部と、複数の所在情報に基づいて、移動体の移動パターンを判定する判定部と、通信装置の識別情報と移動パターンとを対応付けて記録する記録部と、を備える。
本開示の一実施形態に係る移動体管理システムは、上記の情報処理装置と、移動体に搭載され、移動体の位置情報を取得可能な通信装置と、を備える。
図1は、一実施形態に係る移動体管理システムの構成を示す概略図である。 図2は、一実施形態に係る情報処理装置の構成図である。 図3は、一実施形態に係る通信装置の構成図である。 図4は、一実施形態に係る通信装置200が送信する所在情報レコードの一例である。 図5は、一実施形態に係る所在情報記録部131が記録する情報の一例である。 図6は、一実施形態に係る運行計画記録部132が記録する情報の一例である。 図7は、一実施形態に係る移動パターン記録部133が記録する情報の一例である。 図8は、移動パターン判定の一例を示す図である。 図9は、区域内外判定の一例を示す図である。 図10は、有効時間に基づく区域内外判定のフローチャートの一例を示す図である。 図11は、移動体の移動経路の一例を示す概略図である。 図12は、移動パターンに基づいた通信装置と運行計画との関係性判定の一例を示す図である。 図13は、外部装置の表示画面に表示される表示用データの一例である。
本開示の一実施形態に係る移動体管理システムは、移動体の位置情報に基づいて、当該移動体の移動パターンを取得することができる。一実施形態に係る移動体管理システムは、情報処理装置と、通信装置とを含んでよい。通信装置は所定の移動パターンに従って移動する自動車、ドローンなどの移動体に搭載されてよい。なお、以下の説明では、移動体の予定される移動パターンを指して「運行計画」と称する場合がある。
一実施形態に係る移動体管理システムは、例えば、通信装置から通信装置の位置情報を反復的に取得し、取得した複数の位置情報に基づいて、移動経路、移動速度、進行方向又は、所定の地点における通過などの移動パターンを判定することができる。そして、一実施形態に係る移動体管理システムは、取得した移動パターンに基づいて、移動体が駐車場などの所定の区域へ出入りしたこと、あるいは、停留所又は駅などの所定の地点を通過又は発車したことなどを判定することができる。さらに、一実施形態に係る移動体管理システムは、時刻表などの複数の移動体に関する複数の運行計画を記録しており、ある移動体が所定の区域へ出入りした情報や所定の地点を通過した情報に基づいて、移動体に割り当てられている運行計画を特定することができる。その結果、移動体の管理者は、移動体を実際の交通状況に基づいて管理することができる。
図1は、一実施形態に係る移動体管理システムの構成を示す概略図である。一実施形態に係る移動体管理システム10は、情報処理装置100と、通信装置200とを含んでよい。通信装置200は、ネットワークNを介して、情報処理装置100と通信可能であってよい。通信装置200は、移動体Vに搭載可能であってよい。通信装置200は、LTE(Long Term Evolution)(登録商標)、LTE-Advancedもしくは、5GNR(New Radio)などのセルラー基地局、又は、Wi-Fi(登録商標。無線LANとも称する。)アクセスポイント、あるいは、その他の通信経路を介してネットワークNへ接続し、情報処理装置100と通信可能であってよい。
以下、図2を参照して詳細に説明する。図2は、一実施形態に係る情報処理装置100の構成図である。一実施形態に係る情報処理装置100は、制御部110と、通信部120と、記録部130と、入出力部140とを備えてよい。なお、情報処理装置100は、図示しないが、一般的なサーバが備える構成を適宜備えてもよい。
制御部110は、情報処理装置100全体を司る処理部である。制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などである。制御部110は、記録部130に記録されている各種プログラム(例えば、本願に係る移動体管理プログラム)を、作業領域となるRAM(Random Access Memory)に展開して実行する。
通信部120は、情報処理装置100と他の装置との通信を司る処理部である。通信部120は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現されてよい。通信部120は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、通信装置200との間で情報の送受信を行う。
記録部130は、各種データを記録する処理部である。記録部130は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスクなどの従来周知の記憶装置によって実現されてよい。
入出力部140は、各種データの入出力を司る機能部である。入出力部140は、任意の入力装置と出力装置とによって実現されてよい。入力装置は、例えば、マウス、タッチパネル、キーボード、スキャナ、マイク、カメラなどであってよい。出力装置は、例えば、ディスプレイ、スピーカー、プリンタなどであってよい。
以下、図3を参照して詳細に説明する。図3は、一実施形態に係る通信装置200の構成図である。一実施形態に係る通信装置200は、制御部210と、通信部220と、記録部230とを備えてよい。なお、通信装置200は、図示しないが、一般的な通信装置が備える構成を適宜備えてもよい。
制御部210は、通信装置200全体を司る処理部である。制御部210は、例えば、CPUやMPUなどである。制御部210は、記録部230に記録されている各種プログラム(例えば、セルラー通信に用いられる通信プログラム)を、作業領域となるRAMに展開して実行する。
制御部210は、通信装置200の所在を示す情報(以下、「所在情報」ともいう。)を取得してよい。制御部210は、所在情報として、衛星測位により通信装置200の位置情報を取得してよい。また、例えば、制御部210は、所在情報として、通信装置200を搭載した移動体の移動経路沿いに設置された路側装置から短距離無線通信によって、路側装置の位置情報を取得してよい。なお、所在情報は、通信装置200の位置を直接的又は間接的に示すことが可能な情報であればよく、上記の例に限定されない。例えば、所在情報は、路側装置の設置場所を示す名称であってもよい。また、例えば、所在情報は、緯度及び経度、高度などの座標系によって示される情報であってよい。
制御部210は、取得した所在情報を記録部230に記録してよい。例えば、記録部230は、取得した所在情報と、所在時刻とを関連付けて記録してよい。
通信部220は、通信装置200と他の装置との通信を司る処理部である。通信部220は、例えば、NICなどによって実現されてよい。通信部220は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置100との間で情報の送受信を行う。
記録部230は、各種データを記録する処理部である。記録部230は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現されてよい。
制御部210は、通信部220を介してネットワークNに接続し、所在情報と、通信装置200を一意に識別可能な情報(以下、「識別情報」ともいう。)と、所在情報を制御部210が取得又は送信したときの時刻(以下、「所在時刻」ともいう。)とを関連付けて、情報処理装置100に対して送信してよい。識別情報は、例えば、通信装置200のIPアドレスやMACアドレス、管理者によって予め付与された管理番号などであってよい。以降、識別情報と、所在情報と、所在時刻とが関連付けられた情報を「所在情報レコード」と呼称する場合がある。
制御部210は、所定の条件に基づいて、所在情報レコードの送信処理を実行してよい。例えば、制御部210は、未送信の所在情報レコードが所定の件数を超えた場合に送信処理を実行してよい。また、例えば、制御部210は、情報処理装置100から送信された所在情報レコード送信要求を受信した場合に送信処理を実行してもよい。また、例えば、制御部210は、予め設定された時間間隔に応じて送信処理を繰り返し実行してよい。具体的には、例えば、制御部210は、毎秒、毎分、毎時などの予め設定された任意の間隔で送信処理を実行してよい。その他、例えば、制御部210は、通信装置200の再起動のような所定のイベントが発生したことに応じて送信処理を実行してよい。なお、所定の条件は、通信装置200ごとに予め設定されていても良いし、情報処理装置100などの外部の装置からネットワークNを介して通信装置200ごとに設定されても良い。
図4を参照して制御部210が情報処理装置100に対して送信する所在情報レコードについて説明する。図4は、制御部210が情報処理装置100に対して送信する所在情報レコードの一例である。図4において、識別情報が「0001」と定義された通信装置200の制御部210は、2021年10月19日17時00分00秒に取得した緯度・経度で示される所在情報を含む所在情報レコードを情報処理装置100に送信することを試みている。なお、制御部210は、所在情報レコードを1レコードずつ送信してもよいし、複数のレコードを一度に送信してもよい。また、図4において、所在情報レコードは、表形式で表現されているが、これに限定されない。具体的には、例えば、所在情報レコードは、CSV(Comma-Separated Values)形式、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)形式、テキスト形式、XML(Extensible Markup Language)形式、その他従来周知のデータ形式で構成されてよい。
ここで、従来、移動体の位置情報を用いてその運行を管理する手法が知られている。例えば、国土交通省により提供される「ETC2.0」等の単距離無線通信を用いて車両の運行を管理する手法が知られている(特開2017-134757号公報)。しかし、ETCの路側装置であれば設置場所が高速道路の料金所等に限られるように、固定設置された路側装置によれば当該設置場所以外の場所において移動体の位置情報を取得することができず、移動体の運行全体を把握し管理することが困難であった。
これに対し、一実施形態に係る情報処理装置100は、移動体に搭載された通信装置200の所在情報レコードを取得し、取得した複数の所在情報レコードに基づいて、移動体の移動パターンを判定し、通信装置200の識別情報と、移動体の移動パターンとを対応付けて記録することができる。これによれば、管理対象の移動体に搭載した通信装置200から取得した複数の所在情報レコードに基づいて、移動体の移動パターンを判定し、移動体の移動状況を記録することができる。その結果、管理者は、任意の場所において取得された移動体の所在情報レコードから、移動体の過去から現在までの位置とその推移を知ることができるので、移動体の運行全体を把握し管理することができる。
再び図2を参照して情報処理装置100の説明をする。一実施形態に係る情報処理装置100の制御部110は、機能部として、取得部111と、判定部112と、通知部113と、表示部114とを有してよい。
取得部111は、通信部120を介して、通信装置200から通信装置200の所在情報、所在情報を取得した通信装置200の識別情報、所在時刻を関連付けた所在情報レコード取得してよい。取得部111は、所在情報レコードを所在情報記録部131に記録してよい。なお、取得部111は、管理者が任意のタイミングで所在情報レコードを要求したときに、通信装置200から所在情報レコードを取得してもよい。例えば、取得部111は、管理者の操作を受け付けたときに通信装置200に対して所在情報レコードを送信するよう要求してもよい。
判定部112は、複数の所在情報レコードに基づいて、通信装置200の移動パターンを判定する。具体的には、例えば、判定部112は、通信装置200から取得した複数の所在情報レコードに基づいて、移動パターンを判定してよい。
通知部113は、所定の条件に応じて、移動体の管理者に対して通知を行う。具体的には、例えば、通知部113は、判定部112の判定結果に応じて、通知を送信してよい。
表示部114は、移動体の管理に関する情報の表示を司る機能部である。表示部114は、外部装置の表示画面に表示にされる表示用データを生成してよい。例えば、表示部114は、取得部111が通信装置200から取得した所在情報レコードに含まれる所在情報に示される位置を意味する図形、シンボルなどを地図データ上に重畳して表示する表示用データを生成してよい。表示用データは、例えば、画像データであってよい。これによれば、移動体の管理者は、移動体の管理状況、運行状況などを視覚的に認識することができる。なお、外部装置は、例えば、ディスプレイ、タブレット端末、スマートホン等の表示画面を有する任意の装置であってよい。また、表示部114は、入出力部140を介して、外部装置に表示用データを出力してよい。
引き続き図2を参照して、情報処理装置100の説明をする。一実施形態に係る移動体管理システム10の記録部130は、機能部として、所在情報記録部131と、運行計画記録部132と、移動パターン記録部133と、区域情報記録部134とを有してよい。
所在情報記録部131は、取得部111が取得した所在情報レコードを記録する。具体的には、例えば、所在情報記録部131は、取得部111が取得した所在情報レコードを記録するデータベースを記録する記録装置であってよい。
運行計画記録部132は、移動体の運行を管理するための運行計画を記録する。運行計画は、移動体の予定される移動パターンを示す情報であってよい。具体的には、例えば、運行計画は、時刻表、移動体の移動予定経路、移動予定経路上に設定された1以上の地点を発進又は通過する予定時刻などの移動体の移動予定に関する情報であってよい。また、運行計画記録部132は、例えば、データベースを記録する記録装置であってよい。すなわち、運行計画記録部132は、複数の運行計画を記録してよい。
移動パターン記録部133は、判定部112が判定した移動パターンを記録する。移動パターン記録部133は、例えば、データベースであってよい。
区域情報記録部134は、予め指定された複数の座標情報に基づいて定義される区域の情報を記録する。具体的には、例えば、区域情報記録部134は、複数の座標情報を互いに関連付けて記録する。
区域情報記録部134は、各区域の有効時間の情報を記憶してよい。区域情報記録部134は、各区域の情報と各区域の有効時間の情報とを関連付けて記憶してよい。
図5は、所在情報記録部131が記録する所在情報レコードの一例である。所在情報記録部131は、取得部111が取得した所在情報レコードを記録する。
なお、所在情報レコードに含まれる所在時刻は、上記の例に限定されない。例えば、所在時刻は、取得部111が所在情報レコードを取得した時刻であってよい。すなわち、例えば、所在情報記録部131は、取得部111が通信装置200から取得した所在情報と、識別情報と、取得部111が所在情報を取得した時刻とを所在情報レコードとして記録してもよい。
図6は、運行計画記録部132が記録する運行計画の一例である。運行計画記録部132は、複数の運行計画を記録してよい。運行計画記録部132は、各運行計画における各地点の通過予定時刻の一覧を記録してよい。
図7を参照して、移動パターン記録部133が記録する情報の一例を説明する。例えば、移動パターン記録部133は、判定部112が判定した移動パターンと、通信装置200を一意に識別する識別情報と、移動パターンの時刻情報とを関連付けて記録してよい。
<進行方向の判定>
判定部112は、移動パターンとして、通信装置200の進行方向を判定してもよい。例えば、判定部112は、通信装置200から取得した複数の所在情報レコードそれぞれに含まれる所在時刻に基づいて特定した所在情報レコードの順序により、当該通信装置200の進行方向を判定してよい。
図8を参照して、判定部112による進行方向の判定方法の一例を説明する。図8は、判定部112による移動パターン判定の例を示した図である。
図8の例において、通信装置200は経路R1上を移動する移動体Vに搭載されている。また、図8において、矢印A1は経路R1における移動体Vの進行方向を示し、経路R1上の地点P1及び地点P2は通信装置200が所在情報を取得した地点を示している。時刻は、それぞれ、地点P1及びP2における所在時刻を示す。また、地点L1は、経路R1上の任意の地点である。地点L1は、例えば、緯度と経度によって示される地点であってよい。具体的には、例えば、地点L1は、管理者によって、指定された緯度と経度によって定義される。また、地点L1は、例えば、経路R1上にある特定の地点を示す名称であってもよい。具体的には、例えば、地点L1は、経路R1上にある停留所、交差点などの名称であってよい。
判定部112は、地点P1及びP2においてそれぞれ取得した所在情報を参照して、通信装置200の進行方向を判定してよい。具体的には、例えば、判定部112は、所在時刻に基づいて地点P1及びP2における所在情報の順序を判定し、先の所在情報が示す地点から後の所在情報が示す地点の方向に通信装置200が進行していると判定してよい。例えば、図8において、地点P1での所在時刻が地点P2での所在時刻と比べて早い。この場合、判定部112は、通信装置200が、矢印A1で示した方向に移動していると判定してよい。これによれば、同一の経路上を異なる方向で移動している通信装置200がある場合に、それらを区別して管理することができる。すなわち、本発明の一実施形態によれば複数の運行計画によって管理される移動体Vを一の運行管理システム上で管理することができ、管理対象の移動体Vを統一的に管理することができる。なお、判定部112は、P1での所在時刻がP2での所在時刻と比べて遅い場合、通信装置200は、矢印A1で示した方向と逆方向に移動していると判定してもよい。
<通過の判定>
また、判定部112は、移動パターンとして、所定の地点における通信装置200の通過を判定してよい。例えば、判定部112は、通信装置200から取得した複数の所在情報レコードに基づいて、当該通信装置200を搭載した移動体の移動経路上にある所定の地点における通信装置200の通過及び通信装置200が所定の地点を通過したときの時刻(以下、「通過時刻」ともいう。)を判定してよい。
再び図8を参照して、判定部112による通過の判定方法の一例を説明する。判定部112は、地点P1及びP2においてそれぞれ取得した所在情報を参照して、地点L1を通過したことを判定してよい。例えば、判定部112は、地点P1及びP2と地点L1との位置関係に基づいて、通信装置200が地点L1を通過したと判定してよい。具体的には、例えば、判定部112は、地点P1及びP2における所在時刻の順序に基づいて、通信装置200の進行方向を判定し、地点P1から見た進行方向に地点L1が存在し、地点P2から見た進行方向に地点L1が存在しない場合に、通信装置200が地点L1を通過したと判定してよい。また、地点L1の通過時刻には、地点P1及びP2における所在時刻のどちらか一方を用いてもよい。例えば、地点P1における所在時刻が10:00:00で、地点P2における所在時刻が10:01:00であった場合、地点L1の通過時刻として10:00:00又は10:01:00を用いてよい。また、地点L1の通過時刻には、地点P1及びP2における所在時刻の中央時刻を用いてもよい。例えば、地点P1における所在時刻が10:00:00であり、地点P2における所在時刻が10:01:00であった場合、10:00:30を地点L1の通過時刻として用いてよい。これによれば、例えば、通信装置200が、所定の地点に到達した時刻を運行管理システムに反映することができ、異なる時間帯に同一の経路を移動する移動体Vを管理する場合に、時間帯ごとの所要時間の違いを把握することができる。すなわち、通信装置200を搭載した移動体Vの周辺の交通状況を管理システムに反映できる。
<移動体が区域内に所在するか否かの判定>
また、判定部112は、移動パターンとして、通信装置200が所定の区域の内側に存在するか外側に存在するかを判定してもよい。例えば、通信装置200から取得した所在情報レコードにより示される地点が、所定の区域の内側に位置するか外側に位置するかを判定してよい。
図9を参照して、判定部112による通信装置200の位置が、所定の区域の内外どちらに位置するか判定する方法の一例を説明する。図9において、地点P1~P3は、取得部111が一の通信装置200から取得した複数の所在情報が示す位置である。区域AR1は、位置が既知である複数の地点を頂点とし、各頂点を結ぶ線分によって区切られた区域である。各頂点は、緯度と経度によって指定される座標情報によって定義されてよい。座標情報は、後述する区域情報記録部134に記録されてよい。例えば、図9において、区域AR1は、既知の座標情報により示される座標C1、座標C2、座標C3、座標C4を頂点とする四角形の区域として示されている。なお、区域AR1は、3以上の座標情報によって定義されればよく、区域AR1の定義の仕方は特に限定されない。また、区域AR1は住所によって定義されてもよい。また、図9の例では、一つの区域AR1が定義されているが、一の移動体管理システム10において区域AR1は複数定義されてよい。
また、図9において、仮想的に、地点P1及び地点P3をそれぞれ始点として、地図平面に向かって水平左方向に延びる2本の破線(以下、水平線ともいう。)と、2本の水平線にそれぞれ直行し、地図平面に向かって垂直下方向に延びる2本の一点鎖線(以下、垂直線ともいう)が示されている。
判定部112は、水平線及び垂直線と区域AR1を構成する辺との交差回数に基づいて、通信装置200の位置が区域AR1の内外どちらに位置するかを判定してよい。
ここで、所定の区域の内側に位置する地点を始点として一方向(図9の例では、地図に向かって左方向)に水平線を引いたとき、水平線と所定の区域を構成する辺とは、必ず奇数回のみ交差する。また、所定の区域の外側に位置する地点を始点として一方向(図9の例では、地図に向かって左方向)に水平線を引いたとき、水平線と所定の区域を構成する辺とは、一度も交差しないか、あるいは偶数回交差する。同様に、所定の区域の内側に位置する地点を始点として、水平線に直行する一方向(図9の例では、地図に向かって下方向)に垂直線を引いたとき、垂直線と所定の区域を構成する辺とは、必ず奇数回のみ交差する。また、所定の区域の外側に位置する地点を始点として水平線に直行する一方向(図9の例では、地図に向かって下方向)に垂直線を引いたとき、垂直線と所定の区域を構成する辺とは、一度も交差しないか、あるいは偶数回交差する。このことから、区域を構成する辺と、ある地点を始点とする水平線及び垂直線とが、それぞれ奇数回ずつ交差する場合には、当該地点は、区域の内側に位置すると判定することができる。また、区域を構成する辺と、ある地点を始点とする水平線もしくは垂直線の少なくとも一方とが、一度も交差しない、もしくは偶数回交差する場合には、当該地点は、区域の外側に位置すると判定することができる。
図9の例において、判定部112は、地点P1を、区域AR1の内側に位置すると判定してよい。具体的には、図9の例では、地点P1を始点とする水平線が、区域AR1を構成する辺と奇数回交差し、地点P1を始点とする垂直線が、区域AR1を構成する辺と奇数回交差することから、判定部112は、地点P1が区域AR1の内側に位置すると判定してよい。また、図9の例において、判定部112は、地点P3を、区域AR1の外側に位置すると判定してよい。具体的には、図9の例では、地点P3を始点とする水平線が、区域AR1を構成する辺と偶数回交差し、地点P3を始点とする垂直線が区域AR1を構成する辺と交差しないもしくは偶数回交差することから、判定部112は、地点P3が区域AR1の外側に位置すると判定してよい。これによれば、管理者は、移動体が所定の区域の内側にあるか外側にあるかを把握することができる。すなわち、本発明の一実施形態によれば、例えば、移動体として、バスやタクシーなどの車両を管理し、所定の区域として、駐車場を設定した場合に、管理対象の車両が、運行を開始したことあるいは、盗難されたことなどを把握することができる。なお、上記の例では説明の便宜上、水平線及び垂直線用いて説明したが、上記のとおり交差回数が求まればよく、ある地点を始点として互いに直行する2つの半直線(あるいは線分)を用いれば実現可能であることはいうまでもない。すなわち、上記の交差回数は必ずしも水平線及び垂直線でなくとも求められることに留意されたい。
なお、上記の交差回数を用いた区域内外の判定方法は一例であり、この例に限定されない。例えば、所在情報レコードが示す地点を始点として、区域を構成する辺の任意の点を終点とする直線を引き、区域を構成する辺上で終点を1周移動させたときに、直線が始点の周りを何周回ったかに基づいて、区域内外を判定してもよい。
<移動体が区域からの退場したことの判定>
さらに、判定部112は、複数の所在情報レコードに基づいて、通信装置200が所定の区域に出入りしたことを判定してもよい。例えば、判定部112は、一の通信装置200から取得した複数の所在情報レコードのそれぞれについて、区域の内側か外側かを判定することで、当該通信装置200が当該区域に出入りしたことを判定してよい。具体的には、例えば、判定部112は、複数の所在情報レコードに基づいて進行方向を判定するとともに、各所在情報レコードによって示される地点が区域の内側か外側かを判定してよい。複数の所在情報レコードの内、所在時刻が最も早い所在情報レコードが区域の内側で、複数の所在情報レコードの内、所在時刻が最も遅い所在情報レコードが区域の外側だった場合、判定部112は、通信装置200が、区域の内側から外側に移動した(退場)と判定してよい。また、複数の所在情報レコードの内、所在時刻が最も早い所在情報レコードが区域の外側で、複数の所在情報レコードの内、所在時刻が最も遅い所在情報レコードが区域の内側だった場合、判定部112は、通信装置200が区域の外側から内側に移動した(入場)と判定してよい。これによれば、通信装置200を搭載した移動体が、ある区域に出入りしたことを判定することができるようになり、例えば、移動体を保管場所から移動した時刻、保管場所に戻した時刻などを、管理者がシステム上で管理することができるようになる。すなわち、本発明の一実施形態によれば、移動体の管理者は、移動体が運行計画で定められた運行に従事しているか否かを把握することができる。
図9の例において、判定部112は、地点P1での所在時刻が最も早く、地点P3での所在時刻が最も遅い場合、当該通信装置200は、区域AR1の内側から外側に移動した、すなわち、当該通信装置200は区域AR1から退場したと判定してよい。
<所在時刻に応じた区域判定>
区域は、予め定義された有効時間を有してもよい。例えば、有効時間は、移動パターンの判定に区域を使用する期間の開始日時と終了日時によって定義されてよい。具体的には、例えば、ある区域が2021年10月1日09:00:00から2021年10月31日18:00:00までの期間で移動パターンの判定に使用される場合は、この期間が当該区域の有効時間として指定されてよい。なお、有効時間は、管理者によって任意に定義されてよく、有効時間の定義は上記の例に限定されない。有効時間は、例えば、特定の日時からの経過時間によって定義されてもよい。また、有効時間は、例えば、区域を移動パターンの判定に使用しない時間によって定義されてもよい。有効時間の情報は、後述する区域情報記録部134に記録されてよい。
判定部112は、所在情報が、区域の内側であるという判定結果であった場合に、所在時刻が当該区域の有効時間の範囲に含まれるかをさらに判定してもよい。具体的には、例えば、有効時間が2021年10月1日09:00:00から2021年10月31日18:00:00までと定義された区域がある場合に、当該区域の内側の地点において検出された所在情報レコードの所在時刻が、2021年10月1日08:59:00であれば、判定部112は、当該所在情報を区域の外であると判定してよい。
図10を参照して、区域の有効時間に基づく、区域内外判定の一例を説明する。図10は、一実施形態に係る有効時間に基づく区域内外判定のフローチャートである。
判定部112は、後述する区域情報記録部134から、区域情報を取得する(ステップS1)。また、判定部112は、所在情報レコードを通信装置200もしくは、所在情報記録部131から取得する(ステップS2)。
判定部112は、所在情報レコードが、区域情報が示す区域の内側か判定する(ステップS3)。判定部112は、所在情報レコードが、区域の内側でないと判定した場合(ステップS3のNo)は、ステップS7に移行する。
判定部112は、所在情報レコードが、区域の内側であると判定した場合(ステップS3のYes)、区域情報記録部134から、区域の有効時間を取得する(ステップS4)。
判定部112は、検出時間が、区域の有効時間内であるかを判定する(ステップS5)。判定部112は、検出時間が、区域の有効時間内であると判定した場合(ステップS5のYes)、所在情報が区域の内側であると判定する(ステップS6)。判定部112は、検出時間が、区域の有効時間内でないと判定した場合(ステップS5のNo)は、所在情報は、区域の外側であると判定する(ステップS7)。
これによれば、例えば、移動体の管理者は、営業時間中に管理区域へ出入りした移動体を管理することができる。
なお、移動パターンは、通信装置200の所在情報に基づいて判定できる通信装置200の移動や位置に関する情報であればよく、上記の例に限定されない。例えば、移動パターンは、通信装置200が移動する移動速度、通信装置200が移動した移動経路などであってもよい。
また、他の実施形態に係る情報処理装置は、高さ方向に移動する移動体の運行を管理可能であってよい。他の実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、高度の情報を含む位置情報に基づいて移動パターンを判定してもよい。例えば、高度の情報に基づいて、縦方向の移動パターンを判定し、所定の高度を通過したことを判定してよい。また、区域を定義する座標情報に、緯度・経度に加えて高度を加え、区域を空間として定義してもよい。これによれば、他の実施形態に係る情報処理装置100は、ドローン、UAV(unmanned aerial vehicle)、航空機などの飛行体についても運行管理が可能となる。
ここで、複数の移動体がそれぞれ別の運行計画に従って運行する場合、移動体管理システム10上には複数の運行計画が存在することになる。この場合に、各通信装置200と運行計画とを関連付けて管理するためには、どの通信装置200にどの運行計画が割り当てられているのかを把握する手段が必要である。すなわち、通信装置200と運行計画との関係性を把握する手段が必要である。
これに対し、一実施形態に係る移動体管理システム10は、予め記憶された複数の移動体の運行計画と判定した通信装置200の移動パターンとに基づいて、両者の関係性を判定することができる。なお、一実施形態に係る移動体管理システム10において情報処理装置100は、運行計画記録部132に運行計画を予め記憶してよい。
図11を参照して、通信装置200の移動パターンに基づいて、運行計画との関係性を判定する方法の一例を説明する。図11において、地点P1から地点P6に至る破線矢印は運行計画Aによって定められている通信装置200が移動する予定の経路R1を示している。また、地点P1、地点P2、地点P3、地点P4、地点P5、地点P6は、それぞれ一の通信装置200が所在情報を取得した位置を示している。
判定部112は、経路R1上にある地点の通過順序と、所在情報レコードに基づいて判定された通信装置200が通過した地点の順序とを対比することにより、通信装置200に割り当てられた運行計画を判定してよい。例えば、所在時刻から判定された所在情報レコードの順序が、地点P1、地点P2、地点P3、地点P4、地点P5、地点P6の順であった場合、判定部112は、通信装置200が経路R1上を運行していると判定してよい。すなわち、この場合、判定部112は、通信装置200が運行計画Aに基づいて運行していると判定してよい。なお、通信装置200と運行計画との関係性は、通信装置200と運行計画との関係性を一意に判定するのに必要な最少の所在情報レコードに基づいて判定されればよく、上記の例に限定されない。例えば、各運行計画それぞれに特有の通過地点があれば、図8を用いて説明した方法を用いて、当該特有の通過地点を通過したことを判定し、通過の判定結果に基づいて、通信装置200と運行計画との関係性を判定してよい。具体的には、例えば、移動予定経路のうち、運行計画Aに基づく経路R1においては、特有の通過地点として地点L1を通過し、運行計画Bに基づく経路R2においては、特有の通過地点として地点L2を通過する場合、判定部112は、取得部111が取得した所在情報レコードに基づいて、地点L1を通過したと判定した場合、当該通信装置200は、運行経路Aに割り当てられていると判定してよい。
また、判定部112は、判定した移動パターンと、運行計画に基づいて、通信装置200と運行計画との関係性を判定してよい。例えば、判定部112は、通信装置200が所定の地点を通過した通過時刻と、通信装置200が当該所定の地点を通過する予定の時刻(以下、「通過予定時刻」ともいう。)とに基づいて、複数の運行計画のうち当該所定の地点を通過した通信装置200に対応する運行計画を判定してよい。これによれば、移動体と運行計画との関係を、移動体の移動状況に基づいて自動的に判定し、管理システムに反映することができるため、同一の移動予定経路を通る運行計画が複数ある場合に、通信装置200と運行計画との関係性を判定することができる。
以下では、図12を参照して、通過時刻に基づいて、通信装置200と運行計画との関係性を判定する方法の一例を説明する。図12の例では、経路R1を通る運行計画として、運行計画A及び運行計画Bの2つが存在している。また、経路R1上には、地点P0(始点)、地点P1(中間点)、地点P2(終点)の3点が存在する。地点P0~2は、経路R1上にあって、例えば、停留所又は駅のように、運行計画において通信装置200の通過時間が定められている地点である。
図12の例では、運行計画Aにおいて、地点P1における通信装置200の通過予定時刻が、10時05分00秒(以降「10:05:00」と記載)と定められており、運行計画Bにおいて、地点P1における通信装置200の通過予定時刻が、10:35:00と定められているとする。そして、所在情報レコードに基づいて判定部112が判定した、ある通信装置200の地点P1における通過時刻が10:05:00であったとする。この場合、通過時刻が運行計画Aの通過予定時刻と一致するため、判定部112は、当該通信装置200が、運行計画Aに基づいて運行していると判定してよい。すなわち、判定部112は、運行計画Aを通信装置200の運行計画として判定してよい。
一方、通過時刻と通過予定時刻とは必ずしも一致するとは限らない。例えば、交通量、道路工事などの交通状況の影響を受けて、移動体が停留所又は駅を予め定められた時刻よりも早く出発(早発)したり、遅れて出発(遅発)したりすることがある。例えば、地点P1の通過予定時刻が、運行計画Aにおいて10:05:00(通過予定時刻A)であって、運行計画Bにおいて10:35:00(通過予定時刻B)であるときに、判定部112が判定した通信装置200の地点P1における通過時刻が10:30:00であれば、運行計画Aについて25分(1500秒)の遅発が発生した可能性と、運行計画Bについて5分(300秒)の早発が発生した可能性の2通りが考えられる。この点、日本においては、バス及び電車などの運行計画に基づいて運行する移動体について、早発を禁じる省令(例えば、昭和十七年鉄道省令第三号)があり、運行会社は、早発が発生しないように種々の対策を講じている。そのため、移動体は早発するよりも遅発する場合の方が多い。すなわち、上記の例においては、早発である運行計画Bよりも、遅発である運行計画Aの方が、通信装置200の運行計画である可能性が高い。つまり、運行計画の判定に当たっては、遅発の可能性を考慮することが求められる。また、上述のとおり運行会社は早発が発生しないように対策を講じているものの、例えば、次発のバスが予定よりも早く到着してしまった場合など、早発せざるを得ない場合も生じ得る。つまり、運行計画の判定に当たっては、早発の可能性を考慮することも求められる。したがって、運行計画を判定するに当たっては、交通状況による早発、遅発が発生する可能性を考慮することが求められる場合がある。
一実施形態において、判定部112は、地点P1における通過時刻と通過予定時刻との差に対して所定の重みづけをして求められる距離秒に基づいて、通信装置200と運行計画との関係性を判定してよい。
距離秒は、次式により求められてよい。
Figure 0007431788000001
上記式において、通過時刻と通過予定時刻との差は秒数として求められてよい。例えば、通過時刻が10:00:00であって、通過予定時刻が10:01:00であれば、差は60秒として求められてよい。なお、通過時刻と通過予定時刻との差は、任意の単位で求められてよく、分又は時間として求められてもよい。
上記式において、kは、通過時刻を測定する地点の経路上における順序を示す。また、nは、kが取りうる最大の数、すなわち、経路上における最後の地点、つまり終点の順序である。
上記式において、ωは、移動体が通過する地点ごとに定められた重みを示す定数項である。具体的には、ωは、移動体が通過する地点ごとに設定される定数項であって、移動体が所定の地点に到達するまでに発生し得る運行計画に対する遅発の許容度を示すものであってよい。ここで、経路の始点においては、交通状況による運行への影響が出にくいため、始点において、運行計画からの遅発は起こりにくい。一方、終点に近づくにつれて、経路上の交通状況によって運行に影響が出やすいため、終点に近い地点ほど遅発が起こりやすい。そのため、ωは、始点からの移動距離が短い地点ほど大きい値として設定され、始点からの移動距離が長い地点ほど小さい値として設定されてよい。例えば、ωは、各地点以降の経路上に存在する地点の数であってよい。また、例えば、ωは、通過した地点の数の逆数であってよい。これによれば、運行計画の判定において、始点から終点までの各地点において遅発が生じる可能性が加味される。すなわち、本発明の一実施形態によれば、交通状況による遅発を考慮して運行計画を判定することができる。
上記式において、pは、移動体が通過する地点ごとに定められた重みを示す変数項である。具体的には、pは、所定の地点における移動体の通過時刻と通過予定時刻の差に応じて変化する変数項であって、移動体が所定の地点を出発する際に生じ得る運行計画に対する早発の許容度を示す変数項である。
上述のとおり、運行計画の判定においては早発が発生する可能性を考慮することが求められる。そのため、上記式において、通過時刻から通過予定時刻を減じた値が0未満となる場合(早発である場合)は、通過時刻から通過予定時刻を減じた値が0以上となる場合(早発でない場合)に比べて、距離秒の値が大きくなることが望ましい。したがって、早発でない場合は、上記式において、pを0とし、早発である場合は、上記式において、pを0より大きな値としてよい。これによれば、運行計画の判定において、始点から終点までの各地点において早発が生じる可能性が加味される。すなわち、本発明の一実施形態によれば、交通状況による早発を考慮して運行計画を判定することができる。
さらに図12を参照して、距離秒を用いた通信装置200と運行計画との関係性の判定について説明する。まず、一実施形態に係る情報処理装置100の判定部112は、上述の式を用いて、距離秒(距離秒A)と、通過時刻と運行計画Bの通過予定時刻との距離秒(距離秒B)とを算出してよい。ここで、地点P1は、運行計画Aおよび運行計画Bにおいて、2番目の地点であるからωは仮に2とする。また、運行計画Aについては遅発となるためpは0とし、運行計画Bについては、早発となるためpを仮に100とする。したがって、この例において、距離秒Aは、「3000」、距離秒Bは、「30600」となる。この場合、距離秒Aと距離秒Bとを比較すると、距離秒Aの方が小さいため、判定部112は、運行計画Aを通信装置200Aに対応する運行計画として特定することができる。このように、本発明の一実施形態によれば、交通状況を考慮して適切な運行計画を判定することができる。なお、上記の例において、ωおよびpの値は、一例でありこれらに限定されるものではない。
判定部112は、通信装置200と運行計画の関係性を判定した結果に基づいて、通信装置200の識別情報と運行計画とを、後述する運行計画記録部132に記録してよい。
さらに、判定部112は、所定の条件に基づいて、通信装置200が、割り当てられた運行を終了したと判定してよい。所定の条件は、例えば、緯度と経度によって定義される地点を通信装置200が通過したことであってよい。具体的には、例えば、判定部112は、図8を用いて説明した方法を用いて、運行計画によって定められた運行経路上にある所定の地点を通信装置200が通過したと判定した場合は、当該運行計画に基づく運行を終了したと判定してよい。また、所定の条件は、時刻の情報であってもよい。具体的には、例えば、判定部112は、現在時刻が、運行計画によって定められた運行終了時刻を過ぎた場合に、通信装置200が割り当てられた運行計画に基づく運行を終了したと判定してよい。なお、所定の条件は、運行計画に含まれる形で、後述する運行計画記録部132に予め記録されてよい。これによれば、例えば、各通信装置200が運行計画に基づいた運行を行っているか否かを示す運行状況を管理することができる。
ここで、多くの移動体を管理する管理者にあっては、全ての移動体の状況を把握し、状況に応じて適切な管理を行うことが難しい場合がある。例えば、通信装置200が故障した場合は、それが取り付けられた移動体の運行を管理することができなくなるため、管理に不都合が生じる。従来は、このような不都合を防止するため、管理者によって、通信装置200の定期点検が行われていた。しかし、例えば、多数の通信装置200を用いて、多数の移動体を管理している管理者にとって、全ての通信装置200を点検することは非効率である場合がある。そこで、多数の通信装置200の中に、所定の状況になった通信装置200が存在する場合、管理者に通知する手段が求められる。
一実施形態に係る情報処理装置100の通知部113は、判定部112が、判定した移動パターンが予め設定された所定の条件に合致した場合、管理者に対して通知を行ってよい。例えば、通知部113は、移動体が運行計画で定められた所定の地点を通過しなかった場合に、通信装置200が所在情報レコードを送信できなかったものとして、通信装置200が故障した可能性を管理者に通知してよい。具体的には、例えば、通知部113は、所定の地点における通過予定時刻から所定時間以内に、通信装置200が当該所定の地点を通過したことを判定部112が判定しなかった場合に通知を行ってよい。これによれば、例えば、通信装置200の故障によって、情報処理装置100に対して、位置情報を正常に送信できない状況が発生した場合に、管理者は異常を認識し、通信装置200の修理、交換などの保守対応を行うことができる。
また、他の実施例においては、通知部113は、判定部112が、所定の区域に入場もしくは所定の区域から退場した通信装置200があると判定した場合に、移動体の管理者に通知を行ってよい。例えば、所定の区域は、移動体の待機場所であってよい。具体的には、図9を用いて説明した方法を用いて、判定部112が、所定の区域として予め設定された待機場所に通信装置200が入場したと判定した場合に、管理者に対して通知を行ってよい。このようにすることで、待機場所に移動体が存在するか否かを管理者が把握することができ、移動体の管理を簡便に行うことができる。なお、上述の通知部113が管理者に通知を送信する条件は、一例であり、判定部112が判定した移動パターンに基づくものであれば、任意の条件を設定することができる。
表示部114は、一の通信装置200から取得した所在情報レコードと他の通信装置200から取得した所在情報レコードとを区別して地図データ上に重畳して表示するための表示用データを生成してよい。具体的には、例えば、所在情報レコードに含まれる識別情報に基づいて、通信装置200ごとに異なる色、形状、模様など共通の方法を割り当て、共通の方法によって各通信装置200から取得した所在情報レコードを区別して表示するための表示用データを生成してよい。すなわち、一の通信装置200から取得した所在情報レコードが示す地点を地図データ上に共通の方法でプロットすることで、所在情報レコードの取得元となる通信装置200を他の通信装置200と区別した表示用データを生成してよい。
表示部114は、所在情報レコードと併せて、所定の区域を示す図形を地図データ上に重畳した表示用データを生成してよい。これによれば、移動体の管理者は、移動体の管理に用いる区域の情報を視覚的に確認することができる。
表示部114は、区域の有効時間の情報に基づいて、有効時間内の区域か有効時間内でない区域かを区別して表示するための表示用データを生成してよい。具体的には、例えば、表示部114は、現在の時刻と、区域の通行時間の情報とを比較し、現在の時刻が有効時間内の区域を示す図形と、現在の時刻が有効時間内でない区域を示す図形とを、異なる態様(例えば、色、模様、形状など)によって区別して、地図データ上に重畳して表示するための表示用データを生成してよい。すなわち、表示部114は、区域の有効時間と現在の時刻とに基づいて、それぞれの区域を示す図形を異なる態様に変更してよい。これによれば、移動体の管理者は、各区域について、当該区域が有効時間内なのか否かを視覚的に確認することができる。
図13を参照して、表示部114による表示用データの生成処理の一例を説明する。図13は、外部装置の表示画面に表示される表示用データの一例である。図13において、地点P1、地点P2、地点P3は通信装置200Aから取得された所在情報レコードに基づく地点である。また、地点P1´は通信装置200Bから取得された所在情報レコードに基づく地点である。区域AR1及びAR1´はそれぞれ有効時間が異なる区域である。区域AR1は、現在の時刻が有効時間内である区域である。また、区域AR1´は、現在の時刻が、区域AR1´の有効時間内でない区域である。
表示部114は、所在情報レコードに含まれる識別情報に基づき、各所在情報レコードをそれぞれ異なる態様にて表示するための表示用データを生成してよい。例えば、ある通信装置200から取得した所在情報レコードは青とし、他の通信装置200から取得した所在情報レコードは赤として、地図データ上に重畳して表示するための表示用データを生成してよい。このようにすることで、移動体の管理者は、例えば、地点P1、地点P2、地点P3は通信装置200Aから取得した所在情報レコードであり、地点P1´は通信装置200Bから取得した所在情報レコードであることを視覚的に認識することができ、地図データ上に複数の通信装置200から取得した所在情報レコードが混在して表示される場合においても、各移動体の管理を簡便に行うことができる。
表示部114は、区域AR1及びAR1´の有効時間に基づいて、異なる態様にて、例えば異なる色、あるいは、異なる模様などを用いて、各区域を区別してよい。例えば、有効時間内の区域は青とし、有効時間外の区域は赤として、地図データ上に重畳して表示するための表示用データを生成してよい。このようにすることで、移動体の管理者は、例えば、区域AR1は、有効時間内の区域であり、区域AR1´は有効時間内ではない区域であることを視覚的に認識することができ、地図データ上に複数の区域が混在して表示される場合においても、各区域の状態を簡便に確認することができる。
表示部114は、区域情報を定義するための複数の座標情報を取得し、区域情報記録部134に記録することができる。例えば、表示部114は、地図データに基づく画像上で、管理者が描画した任意の図形に基づいて、当該図形の各頂点の座標情報を取得し、区域情報記録部134に記録することができる。これによれば、管理者は、地図データを参照しながら管理する区域を定義することができることから、ユーザビリティを向上可能である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 運行管理システム
100 情報処理装置
110 制御部
111 取得部
112 判定部
113 通知部
114 表示部
120 通信部
130 記録部
131 所在情報記録部
132 運行計画記録部
133 移動パターン記録部
134 区域情報記録部
200 通信装置
210 制御部
220 通信部
230 記録部

Claims (16)

  1. 移動体に搭載された通信装置の所在を示す所在情報を取得する取得部と、
    前記通信装置から反復的に取得された複数の前記所在情報に基づいて、前記移動体の過去から現在までの位置の推移から前記移動体の移動パターンを判定する判定部と、
    前記通信装置が所定の地点を通過する予定の時刻を示す通過予定時刻を含む運行計画であって、移動体の複数の運行計画を予め記憶するとともに、前記通信装置の識別情報と前記移動パターンとを対応付けて記録する記録部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記移動体が前記所定の地点を通過したと判定された場合の通過時刻と、前記通過予定時刻とに基づいて、複数の前記運行計画のうち、前記所定の地点を通過した前記移動体に対応する運行計画を判定する、情報処理装置。
  2. 前記判定部は、前記通過時刻と前記通過予定時刻との差に対して、前記移動体が通過する地点ごとに定められる第一の値と、前記所定の地点における前記通過時刻と前記通過予定時刻との差に応じて変化する第二の値との和により求められる重みを乗じて求められる値である距離秒に基づいて、前記移動体に対応する前記運行計画を判定する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記第一の値は、
    前記移動体が前記所定の地点に到達するまでに発生し得る前記運行計画に対する遅発の許容度に応じて設定される、
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記第二の値は、
    前記移動体が前記所定の地点を出発する際に生じ得る運行計画に対する早発の許容度に応じて設定される、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第二の値は、
    前記所定の地点における前記通過時刻から前記通過予定時刻を減じた値が0以上となる場合は0となり、前記所定の地点における前記通過時刻から前記通過予定時刻を減じた値が0未満となる場合は0より大きな値となる、
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、判定した前記運行計画と前記移動パターンとに基づいて、前記移動体が前記運行計画に基づいた運行を終了したことをさらに判定する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部の判定結果に基づいて、通知を行う通知部をさらに備え、
    前記通知部は、前記判定部が判定した前記移動パターンが、予め設定された通知条件に合致した場合に、前記移動体の管理者へ通知を行う、
    請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記判定部は、複数の前記所在情報に基づいて、前記移動体が所定の地点を通過したときの進行方向を判定する、
    請求項1~のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 移動体に搭載された通信装置の所在を示す所在情報を取得する取得部と、
    前記通信装置から反復的に取得された複数の前記所在情報に基づいて、前記移動体の移動パターンとして、前記移動体の過去から現在までの位置の推移を判定する判定部と、
    前記通信装置の識別情報と前記移動パターンとを対応付けて記録する記録部と、
    を備え、
    前記判定部は、
    前記所在情報に基づいて、前記移動体が所定の区域の内側に位置するか外側に位置するかを判定し、
    前記所定の区域の内側に位置していた移動体が前記所定の区域の外側に位置すると判定した場合に、前記移動体が前記所定の区域から退場したと判定し、
    前記所定の区域の外側に位置していた移動体が前記所定の区域の内側に位置すると判定した場合に、前記移動体が前記所定の区域に対して入場したと判定する、報処理装置。
  10. 前記所定の区域を地図データ上に重畳させて表示する表示部、
    をさらに備える、
    請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示部は、前記所定の区域を定義する複数の座標情報が示す地点を頂点とする図形を描画し、前記図形を前記地図データ上に重畳させて得られる合成画像を表示する、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記記録部は、前記所定の区域の情報を、前記所定の区域を前記移動パターンの判定に使用する期間として予め定義された有効時間と関連付けて記録し、
    前記表示部は、前記所定の区域の有効時間と現在時刻とに基づいて、前記図形の態様を変更する、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記取得部は、前記通信装置から衛星測位による測位結果を前記移動体の位置情報とし
    て取得する、
    請求項1~12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記取得部は、前記通信装置から前記通信装置が前記移動体の移動経路上に設置された路側装置から短距離無線通信規格を用いて受信した信号を前記移動体の位置情報をとして取得する、
    請求項1~13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. 前記所在情報には、当該所在情報を前記通信装置が取得した時刻の情報を示す所在時刻が関連付けられ、
    前記判定部は、前記所在時刻に基づいて特定した前記所在情報の順序に基づいて前記移動体の進行方向を判定する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  16. 請求項1~15のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    前記移動体に搭載され、前記移動体の所在に関する所在情報を取得可能な通信装置と、
    を備える、移動体管理システム。
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