JP7430115B2 - 積鉄心静止誘導機器およびその製造方法 - Google Patents

積鉄心静止誘導機器およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、積鉄心静止誘導機器およびその製造方法に関する。
変圧器などの静止誘導機器として、アモルファス薄帯を積層したブロック体や電磁鋼板を積み重ねて脚部およびヨーク部から成る鉄心を構成した積鉄心静止誘導機器がある。また、積鉄心誘導機器の鉄心構造として、額縁型と短冊型がある。額縁型は、脚部とヨーク部の磁性体として、台形形状などの斜めの端面形状を有するものを用いて、それぞれ斜めの端面同士をつないで積鉄心を構成するものである。額縁型は、組み立て後の静止誘導機器が短冊型に比べて高効率であるが、磁性体を斜めに切断する必要があり、切断や組み立てが複雑で製造工程が増加する。これに対して、短冊型は、脚部とヨーク部の磁性体として、直方体形状である短冊状のものを用いて、積鉄心を構成するものである。短冊型は、額縁型の製造工程に比べて、磁性体の切断が容易で製造工程が少なくなる。
例えば、特許文献1には、「複数のアモルファス磁性合金箔のストリップを重ね合わせたものからなるストリップ重合体を所定の長さに切断することにより単位重合体を形成する。順次形成される単位重合体を長さ方向に位置をずらして段積みすることにより単位重合体の積層ブロックを形成する。積層ブロックを構成している単位重合体を上から順に取って作業台上に積層することにより積鉄心の脚部及び継鉄部を形成する。」(要約参照)と記載されている。
特開平11-186082号公報
特許文献1には、アモルファス磁性合金箔のリボンの重合体からなる単位重合体を容易に形成できるようにして作業能率を向上させたアモルファス積鉄心の製造方法が開示されている。しかし、製造方法の効率化についてのみ考慮されており、組み立て後の変圧器または静止誘導機器の効率を向上させることについては考慮されていない。
本発明の目的は、製造容易な短冊型で効率の良い積鉄心静止誘導機器およびその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、巻線を有する脚部および巻線を有さないヨーク部が、短冊状の磁性体部材で形成され、互いに突き合わされた積鉄心を構成する積鉄心静止誘導機器であって、前記脚部およびヨーク部は、複数の前記磁性体部材が短辺方向に並べられた鉄心ブロック体を複数積層して形成され、前記脚部および前記ヨーク部は、前記磁性体部材の端部が長辺方向にずれた前記鉄心ブロック体の層を含んでおり、前記脚部と前記ヨーク部との突き合わせ部分のうち、中央の前記脚部の端部に対して一方側および他方側から前記ヨーク部の端部が突き合わされる中央3交差部分において、前記脚部における前記磁性体部材がずれて生じる領域に、前記ヨーク部の一部が位置し、前記ヨーク部における前記磁性体部材がずれて生じる領域に、前記脚部の一部が位置する。
また、巻線を有する脚部および巻線を有さないヨーク部を、短冊状の磁性体部材で形成し、互いに突き合わせて積鉄心を構成する積鉄心静止誘導機器の製造方法であって、前記脚部およびヨーク部を、複数の前記磁性体部材を短辺方向に並べられた鉄心ブロック体を複数積層して形成するステップと、前記脚部と前記ヨーク部との突き合わせ部分のうち、中央の前記脚部の端部に対して一方側および他方側から前記ヨーク部の端部が突き合わされる中央3交差部分において、前記脚部における前記磁性体部材がずれて生じる領域に、前記ヨーク部の一部を位置させ、前記ヨーク部における前記磁性体部材がずれて生じる領域に、前記脚部の一部が位置させるステップと、を備える。
本発明によれば、製造容易な短冊型で効率の良い積鉄心静止誘導機器およびその製造方法を提供できる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
実施例1の積鉄心静止誘導機器に用いられる積鉄心の1層目の正面図である。 6種類のブロックの構成を示す図である。 実施例1の積鉄心の2層目以降の正面図である。 側方2交差点部分における、直流励磁した磁束密度の計算結果を示した図である。 実施例1の積鉄心の側方2交差部分の構造を示した図である。 実施例1の側方2交差部分に励磁した計算結果を示す図である。 中央3交差部分における設計方法を示す図である。 図7の額縁構造で、ケース1とケース2の計算結果を示す図である。 短冊形構造の中央3交差部分の例を示す図である。 中央3交差部分の脚部について、第1層と第2層を左右非対称とした場合に励磁した計算結果を示す図である。 中央3交差部分の脚部について、第1層と第2層を左右対称とした場合に励磁した計算結果を示す図である。 中央3交差部分を第1,第2,第3の三層構造とした場合に励磁した計算結果を示す図である。 従来の積鉄心形式を示す図である。 幅広のアモルファス薄帯の製造を説明する図である。 実施例2の積鉄心の側方2交差部分の構成を示す図である。 実施例2の積鉄心の構成を示す図である。 第1脚部材が50の場合に、第2脚部材の長さを変えたときの状態を示す図である。 第1脚部材が51の場合に、第2脚部材の長さを変えたときの状態を示す図である。 第1脚部材が51sの場合に、第2脚部材の長さを変えたときの状態を示す図である。 第1脚部材が52の場合に、第2脚部材の長さを変えたときの状態を示す図である。 第1脚部材が52sの場合に、第2脚部材の長さを変えたときの状態を示す図である。 第1脚部材が53および53sの場合に、第2脚部材の状態を示す図である。 第1脚部材が54および55の場合に、第2脚部材の状態を示す図である。 第1脚部材および第2脚部材の長さと配置の各組合せについて、構成の適否の判定結果を整理した表である。
本発明の実施例の説明の前に、従来の3相の積鉄心変圧器を説明する。図13は、従来の積鉄心形式を示す図であり、図13(a)は額縁型鉄心の一例、図13(b)は短冊型鉄心の一例である。
図13(a)に示す額縁型積鉄心40は、台形,六角形などの端面形状を有する磁性体部材を脚部5に、切り欠き付き台形形状を有する磁性体部材をヨーク部6に用いて、それぞれ斜めの端面同士をつないで、額縁形状の積鉄心を構成する。図には明示されていないが、脚部5とヨーク部6の突合せ部であるギャップの位置を、積層した上層と下層とでずらして設けることにより、上下層間で磁束の流れを良好にして高効率化を図る場合がある。なお、脚部5には明示しないが1次及び2次コイル7が巻回されている。額縁型は短冊型に比べて、鉄心特性が高効率であるが、磁性体部材を斜めに切断する必要があり、また部材形状が多数となるため磁性体の切断や積鉄心の組み立てが複雑である。なお、脚部5は、コイルを巻回す領域を有する鉄心部材を意味し、ヨーク部6は、コイルを巻き回す領域を有さない鉄心部材を意味する。
図13(b)に示す短冊型積鉄心50は、直方体形状である短冊状の磁性体部材を脚部5およびヨーク部6に用いて、それぞれ短冊の端部を他の短冊の側部に突き合わせて配置し、3脚の積鉄心を構成する。図には明示されていないが、表示した鉄心組み合わせを1層とし、この層を1層または2層を単位として上下逆転に積層して、ギャップ位置を集中させないようにし、上下層間で磁束の流れを良好にして高効率化を図っている。短冊型は、短冊状の磁性体部材を用いるため製造・組立が容易であるが、部材端面が磁路に垂直であり、磁極発生が多く反磁界が大きい。このため額縁型に比べて効率が低い。
変圧器等の鉄心材料としては、電磁鋼板に代えて、特性の良く厚みが小さいアモルファス薄帯を用いることが行われている。厚みが小さいため渦電流も小さくなるため好適である。現状の市場におけるアモルファス薄帯を用いた変圧器は巻鉄心型であり、一方、大型の変圧器に用いるためには、積鉄心型とすることが必要である。図14(a)に示すように、アモルファス薄帯の幅は規格で決められているが、電磁鋼板に比べて、大型の変圧器に適した広幅のものはない。また、アモルファス薄帯は、熱して溶融した部材を低温のローラに注ぎ広げて製造するものであり、その製造原理の都合、幅が広いアモルファス薄帯を製造することは一般に困難である。このため、幅広にするためには、図14(b)に示すように、2枚のアモルファス薄帯を一部で重ねて接合部で接合する必要がある。また図14(c)に示すように、幅広としたアモルファス薄帯を額縁型鉄心に用いるためには、アモルファス薄帯を斜めに切断する必要がある。しかし、斜め切断には、対応する幅広の切断刃が必要であり、アモルファス薄帯が幅広化するほど切断刃も大きくする必要が生じ高コストとなる。また、特にアモルファス薄帯は電磁鋼板に比べて堅いために、幅広のアモルファス材料の切断は困難である。なお、アモルファス薄帯を用いる変圧器に限らず、電磁鋼板を用いる場合にも、同様の課題がある。
本発明は、製造容易な短冊型で、かつ、効率の良い3相の積鉄心変圧器を提供するものである。以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。なお、実施例を説明するための各図において、同一の構成要素にはなるべく同一の名称、符号を付して、その繰り返しの説明を省略する。
本発明の実施例1に関し、図1から図12を用いて説明する。実施例1に係る積鉄心静止誘導器は、脚部およびヨーク部が、2枚の短冊状の磁性体部材を短辺方向に並べた鉄心ブロック体を複数枚積層して形成されている。図1は、本実施例の3相の積鉄心静止誘導機器に用いられる積鉄心の1層目を示す図である。図1に示すように、本実施例の脚部5およびヨーク部6は、a,b,c,d,eの5種類の鉄心ブロックのいずれかで形成され、これらを互いに突き合わせて積鉄心を構成している。また、脚部とヨーク部の突き合わせ部分としては、中央3交差部分(図1のアで示された部分)と、側方2交差部分(図1のイで示された部分)と、を有している。ここで、中央3交差部分は、中央脚部5’の端部に対して一方側(右側)および他方側(左側)からヨーク部6の端部が突き合わされる部分であり、側方2交差部分は、側方(右側または左側)の脚部5に対してヨーク部6の端部が突き合わされる部分である。なお、本実施例では、鉄心開口部は長さLの正方形である。
図2は、基本となるaからfの6種類のブロックの構成を示す図である。各ブロックは素材幅wの箔である磁性体部材11,12を中央で接合したもので、aからfはそれぞれ長さの組合せが異なる。ブロックaは、幅wで長さがLの長方形の第1磁性体部材11と、幅wで長さL+2wの長方形の第2磁性体部材12と、を両端がwとなるようシフトさせ、隣接する対向面の中央の接合部13で接合したものである。以下、同様にbからeは、幅wの素材の磁性体部材を2枚ずつシフト幅wとなるよう組み合わせ接合したブロックである。fは、L+wの長方形の磁性体部材を2枚接合したブロックである。接合方法は問わないが、接合部に厚みが生じないスポット溶接などの接合方法であれば、接合部に厚みが出ないため鉄心の占積率を向上させることができる。また、接合部に厚みが出ないことにより、鉄心ブロック体を積み重ねる工程において、位置ずれが起こりにくく生産性が向上する。これらを用い、以下積層体を構成した。
図3は、本実施例の積鉄心の2層目以降を示す図である。図3に示すように、2層目と3層目は、図1に示す1層目とは異なる配置となっている。そして、4層目は2層目と同じ、5層目は1層目と同じ、6層目は3層目と同じ配置とし、3種類の層を繰り返して積層したこの6層が構成単位となる。
まず、本実施例の積鉄心の側方2交差部分においては、図1および図3に示すように、脚部およびヨーク部が、第1磁性体部材と、第1磁性体部材より長い第2磁性体部材と、を有している。そして、脚部またはヨーク部の一方の第1磁性体部材および第2磁性体部材の端面に、脚部またはヨーク部の他方の第1磁性体部材および第2磁性体部材の側面が、階段状に付き合わされている。
次に、本実施例の積鉄心の中央3交差部分においては、図1および図3に示すように、脚部およびヨーク部は、磁性体部材の端部が長辺方向にずれたブロック体の層を含んでいる。そして、脚部における磁性体部材がずれて生じる領域に、ヨーク部の一部が位置し、ヨーク部における磁性体部材がずれて生じる領域に、脚部の一部が位置する。
磁性体部材11,12の材料は、アモルファス合金箔片でも良いし、電磁鋼板でも実施できる。本明細書において、アモルファス薄帯、アモルファス合金箔片またはアモルファス合金薄帯等の呼び方をするがいずれもアモルファス薄帯を指すものである。また、磁性体部材は、アモルファス箔片と電磁鋼板やナノ結晶箔を積層したクラッド材でも良いし、ナノ結晶箔単体の薄帯であっても良い。アモルファス箔片は、電磁鋼板の板厚に比べて薄く、凡そ電磁鋼板の十分の一の厚さである。そのため、2つのアモルファス箔片を幅方向に接合したものを、複数重ねて鉄心ブロック体とすることにより、電磁鋼板と同様に取り扱うことができる。アモルファス薄帯の2枚の磁性体部材11,12を接合したものを鉄心ブロック体として、互い違いに積層することで、鉄心の特性を向上させることができる。また、接合したものを10枚から20枚程度重ね合わせ鉄心ブロック体とした場合には、製造の際に鉄心ブロック体ごとに組み合わせできるため、生産性が向上する。以下このような構成とする理由を述べる。
図4は、側方2交差点部分における、直流励磁した磁束密度の計算結果を示した図である。鉄心は幅170mmのアモルファス箔10枚を一層として束ね、上下2層に重ねたもので、(a)が額縁、(b)が短冊構成である。励磁コイルは20ターン、電流は4Aとした。交差点の反対側の箔どうしは厚さ20mmの鉄板で磁束を還流させた。励磁コイルから55mm位置の断面を計算位置とした磁束密度平均値を比較した。結果(a)額縁型では箔全面に磁束密度が高く、計算位置での平均磁束密度は1.5Tであった。これに対し(b)短冊型では、重ね部分に磁束密度が低い領域が大きく、この結果、磁束がうまく還流せず、計算位置での平均磁束密度は1.2Tと低く、励磁効率が悪いことがわかる。
図5は、本実施例の積鉄心1の側方2交差部分の構造を示した図である。図5(a)では、第1の鉄心ブロック体30で構成されるヨーク部における第1磁性体部材31および第2磁性体部材32の端面に、第2の鉄心ブロック体35で構成される脚部における第1磁性体部材36および第2磁性体部材37の側面が、階段39状に付き合わされている。図5(b)では、第2の鉄心ブロック体35で構成される脚部における第1磁性体部材36および第2磁性体部材37の端面に、第1の鉄心ブロック体30で構成されるヨーク部における第1磁性体部材31および第2磁性体部材32の側面が、階段39状に付き合わされている。ここでは、単一の幅が図4の箔の幅170mmの1/2の85mmとした箔を、長さ85mmシフトさせて接合したブロックを互い違いに並べたもので、図5(a)を上層、図5(b)を下層とし、図4と同様に励磁した計算を行った。
図6は、本実施例の側方2交差部分に励磁した計算結果を示す図である。図4(b)の短冊型と比較すると、磁束密度の低い領域は上層及び下層に矢印で示した部分に存在するが、その領域は図4(b)の短冊型より小さい。また、図6(c)の2層での結果から、側方2交差部分では、図5(a)(b)の2層を基本に積み上げていけば良いことがわかった。
図7は、中央3交差部分における設計方法を示す図である。図7(a)は幅170mmのアモルファス箔をT字型に交差させ、交差点の反対側を厚さ100mm、幅65mmの鉄ブロックで還流させた構造としている。また、箔の交差点中心から左右に300mmずつの位置および下に150mmの位置にコイルを置き、同じく交差点中心から右に200mm(図7のp1,以下「計算位置1」)と下に100mm(図7のp2,以下「計算位置2」)で平均磁束密度の計測を行った。コイルは20ターンで電流条件は次のように決めた。
図7(b)は、3相交流のu,v,w波形を示す。波形は位相が120°ずれている。縦軸強度は相対値である。ここで、case1とcase2の位置で1相の電流が0となる。この条件を仮定して(a)構造の2つのコイルに直流通電し、磁束が横に流れるヨーク部のみとなるケース1と、下から右に流れ脚部からヨーク部へ流れるケース2と、をそれぞれ計算することで励磁効率を比較した。計測位置はケースにかかわらず励磁コイルから50mm交差点側とした。なお、図7は額縁構造の例である。
図8は、図7の額縁構造で、ケース1とケース2の計算結果を示す図である。ケース1では、図8(a)に示すように、磁束はヨーク全体に流れ、計算位置1および2の平均磁束密度はそれぞれ1.45Tおよび0.04Tとなった。一方、ケース2でも、図8(b)に示すように、脚からヨーク片側に効率よく流れ、計算位置1および2の平均磁束密度はそれぞれ1.48Tおよび1.51Tとなった。
図9は、短冊形構造の中央3交差部分の例を示す図であり、第1層はヨーク側を単一ブロック、これに垂直に接する脚ブロックとし、第2層はヨーク側のブロックを2分割し、脚ブロックをその分突き出させ、これら2層を組み合わせて構成したものである。図8と同じ励磁条件での計算位置1および2の平均磁束密度は、ケース1が(1.24T,0.03T)、ケース2が(1.23T,1.34T)で、どのケースでも15%程度磁束密度が小さい。
図10は、中央3交差部分の脚部について、第1層と第2層を左右非対称とした場合に励磁した計算結果を示す図である。なお、脚部及びヨーク部は、幅85mmの2枚の磁性体部材を接合して構成したブロックを組み合わせたものであり、上下の2層で脚部の端部のシフト位置が85mm変えてある。図10(a)は、ヨーク部の端面のうち、脚部から遠い側にある磁性体部材の端面が、脚部の端部のシフト位置にて、ヨーク部どうしが突き合わされた構造を示す。図10(b)は、ヨーク部の端面のうち、脚部から遠い側にある磁性体部材の端面が、中央3交差部分の中心にて、ヨーク部どうしが突き合わされた構造を示す。図10(c)は、図10(a)と図10(b)との中間的な構造を示す。励磁した結果、ケース1,2とも、(b)の構造が高い平均磁束密度となった。これより脚を左右非対称とした場合、ヨーク接点は中心が良いことが分かる。
図11は、中央3交差部分の脚部について、第1層と第2層を左右対称とした場合に励磁した計算結果を示す図である。図11(a)は、ヨーク部の端面のうち、脚部から遠い側にある磁性体部材の端面が、中央3交差部分の中心から85mmはずした位置にて、ヨーク部どうしが突き合わされた構造を示す。図11(b)は、ヨーク部の端面のうち、脚部から遠い側にある磁性体部材の端面が、中央3交差部分の中心にて、ヨーク部どうしが突き合わされた構造を示す。励磁した結果、ケース1,2とも、(b)の構造が高い平均磁束密度となった。これにより、脚を左右対称とした場合でも、ヨーク接点は中心が良いことが分かる。
図12は、図10および図11の結果から、中央3交差部分を第1,第2,第3の三層構造とした場合に励磁した計算結果を示す図である。図12に示すように、いずれもヨーク接点は中心に置き、第1,第2層は脚部を左右非対称に、第3層は脚部を左右対称としたものである。励磁した結果、ケース1,2とも、額縁型から5%の磁束密度低下となり、効率が良いことがわかった。
以上から、2枚の短冊状の磁性体部材を短辺方向に並べた鉄心ブロック体で脚部とヨーク部を構成する場合の3相鉄心の最適構造は、側方2交差部分では2層、中央3交差部分では3層の組み合わせが良い。従って、図2に示すような、2と3の最小公倍数である6種類のブロックを用いれば、できるだけ少ない種類で鉄心を構成できる。また、図1および図3で示した6層を繰り返すことで、所望の積鉄心を実現できることが分かる。
本実施例によれば、製造容易な短冊型で、効率の良い積鉄心変圧器を提供することができる。また、上下の層で、鉄心ブロック体の突合せ部の位置を変えた6層構成とすることにより、磁束の流れを良好にし、効率化を図ることができる。さらに、本実施例では、2枚の磁性体部材を接合した鉄心ブロック体を組み合わせて積鉄心を構成したので、製造が容易となる。
以下、本実施例の鉄心を実際に製作して確認した効果について説明する。初めに、厚さ25マイクロメートルで幅85mmのアモルファス箔ロールを2つ用意し、左右に並べて引き出し、中心をスポット接合して幅170mmのアモルファスロールを作製した。次に、85mm幅の切断刃2枚をそれぞれが接合箔の左右となるよう配置し、送りと切断タイミングを調整して図2のブロック体に切り出した。鉄心開口部Lは300mmとした。次に、同じブロックを1枚ずつ重ね、再びスポット接合して厚さ250マイクロメートルとなるブロック体を形成した。次に、図1と図3に示すブロック体を組み合わせた6層を単位として40単位を積み上げ、総厚60mmの鉄心A(本実施例)を製作した。
比較のため、別途幅170mmのアモルファス箔を短冊に切断し、10枚を単位として接合し短冊鉄心箔を準備した。開口部170mmとして短冊鉄心を積厚60mmとなるよう鉄心B(比較例)を製作した。鉄心AおよびBの3つの脚部に直径0.7mmエナメル線を200ターンずつ巻き、別途検知線をヨーク部に20ターン巻き、何れもピーク値1Aとなるよう50Hzで3相交流励磁し、検知巻き線出力からヨーク部のピーク磁束密度を比較した。その結果、鉄心Aは鉄心Bより20%ピーク磁束密度が大きく、本実施例の短冊型鉄心が高効率であることがわかった。
本発明の実施例2に関し、図15から図24を用いて実施例2について説明する。実施例2に係る積鉄心静止誘導器は、脚部およびヨーク部が、4枚の短冊状の磁性体部材を短辺方向に並べた鉄心ブロック体を複数枚積層して形成されている。
本実施例では、厚さ25マイクロメートルで、幅170mmの5層巻きアモルファスロール4つを並べ、ロール端部間を接合して合計幅680mmの広幅ロールを作製した。さらに、170mm幅用の切断刃4枚を680mm間に2列に並べ、接合されたアモルファスロールを切り離し、短冊に形成できるようにした。4枚接合の場合、端部構成は複雑化するが、以下のように組み合わせた。
図15は、4分割鉄心の場合における側方2交差部分の構成を示す図である。4分割鉄心の側方2交差部分では、4枚のアモルファスをその1枚の幅分後退させて切断し、4分割端部Aではギャップが脚部5側に、4分割端部Bではギャップがヨーク部6側に出るよう組み合わせる。この4分割端部Aおよび4分割端部Bを1層または複層ごとに組み合わせて重ねて鉄心を構成する。後退幅aは、接合前1枚分の幅aで揃えるのが良く、これにより端部での反磁界を低下させ、効率が向上する。
図16は、本実施例の3相の積鉄心の構成を示す図である。鉄心を構成する部材の最小化を図るため、点Pに示す鉄心の中心点に対し点対称に配置するのが良い。したがって、以下では、右半分の鉄心構成を例に挙げて、中央3交差部分の構成を説明する。
図17は、中央脚部5’のうち、鉄心開口部側の磁性体部材(以下、第1脚部材)の長さbがL+a(符号50)の場合に、反鉄心開口部側の磁性体部材(以下、第2脚部材)の長さを変えて行ったときの状態を示す図である。なお、Lは開口幅、aは元素材幅(本実施例では170mm)である。
ここで、第2脚部材の長さは、第1脚部材の長さ以上となる必要がある。また、第2脚部材の長さは、L+a(長さ50)の場合、ヨーク部6の端面が4つ並んでしまい、ギャップ長が4aになるため、L+2a(長さ51)以上とする必要がある。さらに、第2脚部材が長さ51の場合は、ヨーク部6の端面が3つ並ぶため、ギャップ長が3aになる。しかし、ギャップ長が3aになると、素材端部が磁路に対し長くなるため損失が増加してしまう。そこで、以下では、ギャップ長が3a以上になるのを避ける条件で、第2脚部材の長さや位置の適否を判定することにする。
図17に示すように、第2脚部材の長さがL+3a(長さ52)の場合、第2脚部材の配置としては3通りが考えられる。しかし、いずれの配置であっても、第2脚部材の上方または下方において、ギャップ長が3a以上になってしまうため、不適となり(△と表記)、可能な構成は0となる。
次に、第2脚部材の長さがL+4a(長さ53)の場合、第2脚部材の配置としては3通りが考えられる。このうち、第2脚部材の上端面が第1脚部材の上端面から長さ2aだけ出張った配置であれば、条件を満たすため構成することが可能である。しかも、この配置は、上下非対称であるため、上下を入れ替えた2パターンが実現できる。したがって、1×2の2種類の構成が可能となっている。なお、他の2通りについては、いずれも第2脚部材の上方または下方において、ギャップ長が3a以上になってしまうため、不適となる。
次に、第2脚部材の長さがL+5a(長さ54)の場合、第2脚部材の配置としては2通りが考えられる。このうち、第2脚部材の上端面が第1脚部材の上端面から長さ2aだけ出張った配置であれば、条件を満たすため構成することが可能である。しかも、この配置は、上下非対称であるため、上下を入れ替えた2パターンが実現できる。したがって、1×2の2種類の構成が可能となっている。なお、第2脚部材の上端面が第1脚部材の上端面から長さ3a出張った配置では、第2脚部材の側方において、ギャップ長が3aになってしまうため、不適となる。
次に、第2脚部材の長さがL+6a(長さ55)の場合、第2脚部材の側方において、ギャップ長が3aになってしまうため、不適となる。なお、第2脚部材がさらに長い場合、ヨーク部を脚部が切断する形となり、効率が低下する。
以上述べたように、第1脚部材の長さがL+a(長さ50)の場合に可能な構成の合計は4となる。
図18は、第1脚部材の長さがL+2a(符号51)の場合に、第2脚部材の長さを変えて行ったときの状態を示す図である。図18に示すように、第2脚部材の長さがL+3a(長さ52)の場合、第2脚部材の配置としては2通りが考えられるが、いずれも、第2脚部材の上方または下方において、ギャップ長が3a以上になってしまうため、不適となり、可能な構成は0となる。次に、第2脚部材の長さがL+4a(長さ53)の場合、第2脚部材の配置としては3通りあるが、このうち、第2脚部材の上端面が第1脚部材の上端面から長さaだけ出張った配置であれば、構成することが可能である。次に、第2脚部材の長さがL+5a(長さ54)の場合も条件を満たすが、この配置は上下非対称であるため、2パターンの構成が可能である。次に、第2脚部材の長さがL+6a(長さ55)の場合も条件を満たすが、この配置は上下対象であるため、1パターンの構成が可能である。以上述べたように、第1脚部材の長さがL+2a(長さ51)の場合に可能な構成の合計は4となる。
図19は、第1脚部材の長さがL+2a(符号51s)の場合に、第2脚部材の長さを変えて行ったときの状態を示す図である。図19では、図18の場合と同様に第1脚部材の長さはL+2aであるが、図18の場合と異なり第1脚部材の配置が下方へ長さaだけずれている。図19に関する説明は省略するが、この場合に可能な構成は4となる。
図20は、第1脚部材の長さがL+3a(符号52)の場合に、第2脚部材の長さを変えて行ったときの状態を示す図である。図20に関する説明も省略するが、この場合に可能な構成は8となる。
図21は、第1脚部材の長さがL+3a(符号52s)の場合に、第2脚部材の長さを変えて行ったときの状態を示す図である。図21では、図20の場合と同様に第1脚部材の長さはL+3aであるが、図20の場合と異なり第1脚部材の配置が下方へ長さaだけずれている。図21に関する説明も省略するが、この場合に可能な構成は0である。
図22は、第1脚部材の長さがL+4a(符号53,53s)の場合に、第2脚部材の長さを変えて行ったときの状態を示す図である。図22のうち、第1脚部材が符号53に示す配置のときに可能な構成は4であり、第1脚部材が符号53sに示す配置(符号53より下方へ長さaだけずれた配置)のときに可能な構成は0である。
図23は、第1脚部材の長さがL+5a(符号54)の場合とL+6a(符号55)の場合における第2脚部材の状態を示す図である。図23に示す通り、第1脚部材が符号54に示す配置のときも符号555に示す配置のときも、可能な構成は0である。
図24は、上述の図17から図23で説明した、第1脚部材および第2脚部材の長さと配置の各組合せについて、構成の適否の判定結果を整理した表である。この表に示すように、中央3交差部分における可能な構成の合計は24となる。ここで、側方2交差部分においては2種類のパターンが存在する。したがって、中央3交差部分と側方2交差部分を合わせた合計の組合せとしては、24と2の最小公倍数である24となり、24層を単位として鉄心を構成するのが望ましいことが分かる。また、本実施例により構成した積厚200mmのアモルファス積鉄心によれば、幅550mmで同じ200mm厚で構成した電磁鋼板鉄心より、定格電力で比較して騒音が3dB低下し、本実施例のアモルファス鉄心の効果が確認できた。
1 積鉄心
5 脚部
6 ヨーク部
7 コイル
11 第1磁性体部材
12 第2磁性体部材
13 接合部
30 第1の鉄心ブロック体
31 第1磁性体部材
32 第2磁性体部材
35 第2の鉄心ブロック体
36 第1磁性体部材
37 第2磁性体部材
39 階段
40 額縁型積鉄心
50 短冊型積鉄心

Claims (7)

  1. 巻線を有する脚部および巻線を有さないヨーク部が、短冊状の磁性体部材で形成され、互いに突き合わされた積鉄心を構成する積鉄心静止誘導機器であって、
    前記脚部およびヨーク部は、複数の前記磁性体部材が短辺方向に並べられた鉄心ブロック体を複数積層して形成され、
    前記脚部および前記ヨーク部は、前記磁性体部材の端部が長辺方向にずれた前記鉄心ブロック体の層を含んでおり、
    前記脚部と前記ヨーク部との突き合わせ部分のうち、中央の前記脚部の端部に対して側および側から前記ヨーク部の端部が突き合わされる中央3交差部分において、
    前記脚部における前記磁性体部材がずれて生じる領域に、前記ヨーク部の一部が位置し、前記ヨーク部における前記磁性体部材がずれて生じる領域に、前記脚部の一部が位置し、
    前記ヨーク部を形成する前記磁性体部材のうち、前記脚部から最も遠い側にある前記磁性体部材は、その端面どうしが、前記中央3交差部分の中心で突き合わされており、
    積層される複数の層には、
    前記中央3交差部分の前記脚部が左右非対称となる少なくとも2層と、
    前記中央3交差部分の前記脚部が左右対称となる少なくとも1層と、が含まれることを特徴とする積鉄心静止誘導機器。
  2. 請求項1に記載の積鉄心静止誘導機器において、
    短辺方向に並べられた複数の前記磁性体部材は、隣接する対向面が接合されていることを特徴とする積鉄心静止誘導機器。
  3. 請求項1に記載の積鉄心静止誘導機器において、
    前記脚部および前記ヨーク部は、第1磁性体部材と、前記第1磁性体部材より長い第2磁性体部材と、を有しており、
    前記脚部と前記ヨーク部との突き合わせ部分のうち、側方の前記脚部の端部に対して前記ヨーク部の端部が突き合わされる側方2交差部分において、
    前記脚部または前記ヨーク部のの前記第1磁性体部材および前記第2磁性体部材の端面に、前記脚部または前記ヨーク部のの前記第1磁性体部材および前記第2磁性体部材の側面が、階段状に突き合わされていることを特徴とする積鉄心静止誘導機器。
  4. 請求項1に記載の積鉄心静止誘導機器において、
    前記磁性体部材は、アモルファス磁性部材であることを特徴とする積鉄心静止誘導機器。
  5. 請求項1に記載の積鉄心静止誘導機器において、
    前記磁性体部材は、電磁鋼板であることを特徴とする積鉄心静止誘導機器。
  6. 請求項1に記載の積鉄心静止誘導機器において、
    前記磁性体部材は、アモルファス磁性部材を含むクラッド材であることを特徴とする積鉄心静止誘導機器。
  7. 請求項1に記載の積鉄心静止誘導機器において、
    前記積鉄心は、3つの脚部を有する3相3脚型であることを特徴とする積鉄心静止誘導機器。
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