JPH03165505A - 空隙付きリアクトル鉄心 - Google Patents

空隙付きリアクトル鉄心

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JPH03165505A
JPH03165505A JP30631289A JP30631289A JPH03165505A JP H03165505 A JPH03165505 A JP H03165505A JP 30631289 A JP30631289 A JP 30631289A JP 30631289 A JP30631289 A JP 30631289A JP H03165505 A JPH03165505 A JP H03165505A
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JP
Japan
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magnetic steel
core
steel plates
core block
laminated
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Pending
Application number
JP30631289A
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English (en)
Inventor
Hironobu Naito
内藤 裕宣
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、空隙付きリアクトル鉄心、特にその主層の
磁性鋼板の積層構造に関する。
〔従来の技術〕
第3図は空隙付きリアクトル鉄心の構成例を示す正面図
であり、磁性鋼板を積層して形成する鉄心ブロック1と
絶縁体よりなる空隙構成材2とを交互に積み重ねてなる
主113と、この主脚3の端部に接合される継鉄4と、
この継鉄を磁気的に結合する帰路115よりリアクトル
鉄心が構成され、主脚3に巻線を巻回することによりて
リアクトルが形成される。主脚3の空隙は、リアクトル
のりアクタンス値を電流の大小にかかわらず一定に保つ
ためのものであり、磁性鋼板材料の磁気的非直線性を空
隙の介在によって直線性を持たせるようにしている。な
お、第3図は単相リアクトルの鉄心構造であるが、3相
リアクトルの場合は帰路脚5を必要とせず、3本の主脚
とこれらを接合する継鉄だけで構成される。
第4図は第3図のA−A位置における従来のリアクトル
鉄心の断面図であり、長さの異なる複数枚の磁性鋼板6
を外形が扇状になるように積層して形成した積層群7を
全体が円形断面となるように放射状に配置して鉄心ブロ
ック10を構成している。第4図のように配置された鉄
心ブロック10はラジアル鉄心と呼ばれ、空隙付きリア
クトル鉄心におけろうず電流積を低減するために考案さ
れたもので、磁性鋼板6が主脚3の半径方向になるよう
に配置されている。
第5図は鉄心ブロック1に介在する空隙l^近辺の磁束
分布図であり、磁束8が空隙l^の存在によって外側に
飛び出すフリンジング現象が現われているのが分かる。
このフリンジング現象が鉄心にうず電流積を発生させ、
鉄心の局部通熱の要因になるが、この理由を以下に述べ
る。
第6図は一方向積層鉄心ブロックの斜視図であり、磁性
鋼板60を積層した方向が同一である積層群70より構
成されている。この場合、フリンジング現象によって空
隙の外側に飛び出したフリンジング磁束8^が磁性鋼板
60の積層面に直角に侵入し、磁性鋼板60にうず電流
が発生するために磁性鋼板60が局部過熱を起こす要因
となっている。
第7図は第4図で示したラジアル鉄心ブロックlOの斜
視図であり、磁性鋼板6を放射状に積層した積層群7よ
り構成されている。この場合のフリンジング磁束8Aは
すべて磁性鋼板6の厚さ方向から出入りするのでうず電
流の発生を防止することができる。
従って、一般に空隙付きリアクトル鉄心は局部過熱の抑
制のために、第6図のような一方向積層鉄心ブロックは
使用されず、第7図のようなラジアル鉄心ブロックが採
用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した従来の装置は鉄心ブロック内に
おける磁性鋼板の面積が占める割合、すなわち鉄心の占
積率が悪いという欠点があった。
すなわち、第4図において、磁性鋼板6を放射状に配置
するために鉄心ブロック10の中央にどうしても直径数
士鶴の穴9^が明くと共に、積層群7が互いに斜めに突
き合わされて構成されるのでこの突き合わせ部に多数の
三角溝9Bができる。従って、円形の断面積に対してラ
ジアル鉄心ブロックの占積率は外径によって多少異なる
が、外径が500鶴前後の鉄心ブロックlOの場合約9
5%程度になる。鉄心ブロック10の占積率は、できる
だけ高い方が鉄心ブロック10の外径が小さくて済むの
でリアクトル鉄心のコンパクト化に有利である。
この発明の目的は、磁性鋼板の積層構造の工夫により鉄
心ブロックの占積率の高いリアクトル鉄心を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明によれば、磁性鋼
板を積層して形成する鉄心ブロックと空隙構成材とを交
互に積み重ねてなる主脚を備えた空隙付きリアクトル鉄
心において、前記鉄心ブロックが磁性鋼板の積層方向の
互いに90度異なる2種類の積層群より構成されたもの
とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、鉄心ブロックが磁性鋼板を積
層した方向の互いに90度異なる2!l!Iの積層群よ
り構成したことにより、積層群どうしの突き合わせ部に
三角溝状の隙間がなくなると共にラジアル鉄心の中央に
見られる穴もな(なるので、円形の断面積に対して鉄心
ブロックの内部を磁性鋼板で隙間なく充填することがで
き高い占積率の鉄心ブロックが得られる。
〔実施例〕
以下この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施例にかかるリアクトル鉄心の断
面図であり、鉄心ブロック41が磁性鋼板61を積層し
た方向の互いに90度異なる2種類の積層群71.72
より構成され、それぞれの磁性鋼板61を鉄心ブロック
11の断面が円形を形成するような長さに切断して積層
し、積層群71を中間に配置し、この積層群71の両側
には積層方向が積層群71とは直角になるように積層群
72を配置する。このように磁性鋼板61を積層するこ
とによって、前述したフリンジング磁束8^はすべて磁
性鋼板61の軍さ方向から出入りするので、第4図の従
来におけるラジアル鉄心と同様にうず電流の発生を防止
することができる。第4図におけるラジアル鉄心ブロッ
クの構造と比べると、磁性鋼板61は直交しているので
鉄心ブロック11の中央部の穴はなくなると共に、積層
群71.72間の三角溝状隙間もまったくなくなり、内
部が磁性鋼板61で隙間なく充填された鉄心ブロック1
1を得ることができる。
しかし、鉄心ブロック11の外径側の全周にできる凹凸
部9Cは、従来におけるラジアル鉄心ブロックと同様に
どうしても避けることはできず、この凹凸部9Cが鉄心
の占積率を決めている。第1図は、磁性鋼板の配列を実
際の寸法の比率を考慮しないで模式的に書かれた図であ
って、例えば鉄心ブロック11の外径が500 W前後
、磁性鋼板61の厚さが0.35fiの場合は数十枚の
磁性鋼板61より構成されるので、1つの凹凸部9Cは
実際には非常に小さい。
鉄心ブロック11の外径によっても多少異なるが、第1
図における鉄心の占積率は非常に高く約98%程度にな
り、第4図における従来のラジアル鉄心ブロックのそれ
と比べると約3%も向上している。
第2図はこの発明の異なる実施例にかかるリアクトル鉄
心の断面図であり、鉄心ブロック12が磁性鋼板62を
積層した方向の互いに90度異なる2種類の矩形断面を
有す積層群73.74より構成され、そのうち、積層群
74はそれぞれ長さの異なる3種類の積層群74A、 
74B、 74Cより構成され、鉄心ブロック12の断
面がほぼ円形となるように配置されている。
第2図の実施例は、第1図の実施例と比べると凹凸部9
Dがかなり大きくなるので、うず電流積の発生は多少増
加する。しかし、僅か4種類の長さの磁性鋼板62を製
作すればよいので、15乃至20種類も必要であった従
来のラジアル鉄心と比べて磁性鋼板62の切断工程が大
幅に簡素化され、リアクトル鉄心の製作時間を低減する
ことができる。しかも、第2図の実施例は第6図におけ
る一方向積層鉄心と比べると、うず電流積が格段に小さ
くなるので、定格容量の小さいリアクトル鉄心に非常に
有効である。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように、鉄心ブロックが磁性鋼板を積
層した方向の互いに90度異なる2種類の積層群より構
成され、鉄心ブロックの断面が円形を形成するような長
さに切断して構成されたことにより、占積率が従来のラ
ジアル鉄心では95%程度であったのを98%程度にま
で高めることができコンパクトなリアクトル鉄心を提供
することができる。
また、容量の小さいリアクトルの鉄心ブロックについて
、長さの異なる数種類の積層群を90度異なる2種類の
方向に配置して構成したことにより、15乃至20種類
も必要であった従来のラジアル鉄心と比べて磁性鋼板の
切断工程が大幅に簡素化され、リアクトル鉄心製作時間
が低減されるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の実施例を示すリアクト
ル鉄心の断面図、第3図はリアクトル鉄心の構成例を示
す正面図、第4図は第3図のA−A位置における従来の
リアクトル鉄心の断面図、第5図は鉄心ブロックに介在
する空隙近辺の磁束分布図、第6図は一方向積層鉄心ブ
ロックの斜視図、第7図はラジアル鉄心ブロックの斜視
図である。 1.10,11.12  :鉄心ブロック、2:空隙構
成材、2^:空隙、3:主脚、4:継鉄、5:帰路肩、
6゜60.61,62 :磁性鋼板、7.70,71,
72.73.74.74^。 748.74C:積層群、8:磁束、8A:フリンジン
グ磁束、9^;穴、9B:三角溝、9C,9D:凹凸部
。 第 図 第 図 第 3 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)磁性鋼板を積層して形成する鉄心ブロックと空隙構
    成材とを交互に積み重ねてなる主脚を備えた空隙付きリ
    アクトル鉄心において、前記鉄心ブロックが磁性鋼板の
    積層方向の互いに90度異なる2種類の積層群より構成
    されたことを特徴とする空隙付きリアクトル鉄心。
JP30631289A 1989-11-24 1989-11-24 空隙付きリアクトル鉄心 Pending JPH03165505A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0716436A1 (en) 1994-12-06 1996-06-12 Nippondenso Co., Ltd. Ignition coil for an internal combustion engine
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