JP7429781B2 - 清掃工具 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃工具に関する。
光コネクタにゴミ等が付着していると、光信号の損失増大等の原因になるため、光コネクタの清掃が必要になる。特許文献1には、光コネクタを清掃する清掃工具が記載されている。特許文献1に記載の清掃工具は、工具本体と、ヘッドを有する延出部とを備えており、ヘッドの押圧面で清掃体を光コネクタに押し付けた状態で工具本体を延出部に対して移動させ、光コネクタを清掃体で清掃するとともに、工具本体と延出部との相対移動を利用して清掃体を供給・回収する。
特許第5439557号公報
特許文献1に記載の清掃工具では、清掃体が供給・回収される際、清掃体がヘッドの押圧面に接触した状態でヘッドの押圧面に対して移動する。このとき、静電気の発生によりヘッドの押圧面と清掃体とが帯電することがある。ヘッドの押圧面と清掃体とが帯電した状態が維持されると、帯電したヘッド及び清掃体にゴミが吸着すると共に、光コネクタにもゴミが吸着してしまうことがある。
本発明の幾つかの実施形態は、清掃体とヘッドの押圧面とが帯電した状態が維持されることを抑制することを目的とする。
本発明の幾つかの実施形態は、工具本体と、清掃対象に清掃体を押し付けるヘッドを有し、工具本体から延び出た延出部とを備え、前記ヘッドの少なくとも一部が導電体で形成されることを特徴とする清掃工具である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明の幾つかの実施形態によれば、清掃体とヘッドの押圧面とが帯電した状態が維持されることを抑制することができる。
図1Aは、第1実施形態の清掃工具10の斜視図である。図1Bは、工具本体20の内部構成の概略説明図である。 図2Aは、通常時の清掃工具10の側面図である。図2Bは、プッシュ状態の清掃工具10の側面図である。図2Cは、清掃動作の説明図である。 図3A~図3Dは、比較例の清掃工具10の清掃の様子を示す説明図である。 図4A~図4Dは、第1実施形態の清掃工具10の清掃の様子を示す説明図である。 図5A及び図5Bは、第1実施形態の清掃工具10のヘッド40近傍の斜視図である。 図6A及び図6Bは、第1実施形態の清掃工具10のヘッド40の正面図である。 図7A及び図7Bは、清掃工具10からの除電の第1の例を示す説明図である。 図8A及び図8Bは、清掃工具10からの除電の第2の例を示す説明図である。 図9A及び図9Bは、第2実施形態の清掃工具10のヘッド40近傍の斜視図である。 図10は、第3実施形態の清掃工具10の斜視図である。 図11は、第4実施形態の清掃工具10の斜視図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
工具本体と、清掃対象に清掃体を押し付けるヘッドを有し、工具本体から延び出た延出部とを備え、前記ヘッドの少なくとも一部が導電体で形成されることを特徴とする清掃工具が明らかとなる。このような清掃工具によれば、清掃体とヘッドの押圧面とが帯電した状態が維持されることを抑制することができる。
前記ヘッドは、前記導電体で形成される導電部を有し、前記導電部は、前記清掃対象に前記清掃体を押し付ける前記ヘッドの押圧面に配置されることが望ましい。これにより、清掃体とヘッドの押圧面から電荷を除去しやすくなる。
前記清掃体は、前記押圧面に架け渡されており、前記ヘッドが前記清掃体を前記清掃対象に押し付ける方向に見たときに、前記導電部は、前記清掃体が架け渡される前記押圧面の領域に配置されることが望ましい。これにより、ヘッドが清掃体を清掃対象に押し付けるときに、導電部が清掃対象に接触することを抑制することができる。
前記ヘッドは、前記清掃体が前記押圧面に供給される供給口と、前記清掃体が前記押圧面から回収される回収口とを有し、前記導電部は、前記供給口と前記回収口との間に配置されることが望ましい。これにより、ヘッドが清掃体を清掃対象に押し付けるときに、導電部が清掃対象に接触することを抑制することができる。
前記清掃体は、紐状に形成されており、前記ヘッドは、樹脂で形成されるヘッド本体をさらに有することが望ましい。これにより、ヘッドが紐状の清掃体を清掃対象に押し付けるときに、導電部が清掃対象に接触することを抑制しつつ、ヘッド本体の清掃対象への接触により清掃対象が破損することを抑制することができる。
前記清掃体は、テープ状に形成されており、前記ヘッドが導電体で形成されることが望ましい。これにより、ヘッドがテープ状の清掃体を清掃対象に押し付けるときに、清掃体とヘッドの押圧面から電荷をより除去しやすくなる。
工具本体は、作業者が操作する操作部を有し、前記ヘッドの前記導電体は、前記操作部の少なくとも一部に導通されることが望ましい。これにより、清掃工具から除電することができる。
工具本体は、アース用端子を有し、前記ヘッドの前記導電体は、前記アース用端子を介して接地可能であることが望ましい。これにより、清掃工具から除電することができる。
前記ヘッドが前記清掃対象に前記清掃体を押し付けた状態で前記ヘッドに前記清掃体を供給する送り機構を有することが望ましい。これにより、清掃体がヘッドの押圧面に接触した状態でヘッドの押圧面に対して移動することができる。
===第1実施形態===
<清掃工具10の全体構成>
図1Aは、第1実施形態の清掃工具10の斜視図である。図1Bは、工具本体20の内部構成の概略説明図である。図2Aは、通常時の清掃工具10の側面図である。図2Bは、プッシュ状態の清掃工具10の側面図である。図2Cは、清掃動作の説明図である。
以下では、図1A及び図1Bに示す方向に従って説明を行うことがある。すなわち、工具本体20から延出部30が延び出る方向を「前後方向」とし、工具本体20から見て延出部30の側を「前」とし、逆側を「後」とする。なお、前後方向は、工具本体20と延出部30とが相対移動する方向でもある。工具本体20の供給リール24(又は巻取リール25)の回転軸の軸方向を「上下方向」とする。また、「前後方向」及び「上下方向」と直交する方向を「左右方向」とし、後から前を見た時の右側を「右」とし、後から前を見た時の左側を「左」とする。
清掃工具10は、光コネクタ100の清掃に用いられる工具である。具体的には、清掃工具10は、光コネクタ100のフェルールの接続端面、及びフェルールに保持された光ファイバの端部を清掃するための工具である。但し、清掃工具10は、フェルールの接続端面や光ファイバの端部以外の部位を清掃するための工具であっても良い。第1実施形態の清掃工具10は、単心タイプの光コネクタ100を清掃対象としている。また、第1実施形態の清掃工具10では、図5A及び図6Aに示すような紐状の清掃体1が使用される。清掃工具10は、工具本体20と、延出部30とを備えている。
本実施形態の清掃工具10の各構成の詳細について説明する前に、清掃工具10を用いて光コネクタ100を清掃する際の清掃動作について説明する。本実施形態では、工具本体20と延出部30とは前後方向に相対移動が可能である。そして、清掃工具10は、工具本体20と延出部30との相対移動を利用して、前後方向を軸とする回転方向にヘッド40を回転させる回転機構を有している。また、清掃工具10は、工具本体20と延出部30との相対移動を利用して、図1Aに示す延出部30のヘッド40の押圧面40Aに未使用の清掃体1を供給する共に、使用済みの清掃体1を回収する送り機構を有している。以下では、このような回転機構と送り機構とを構成する清掃工具10の各構成の詳細について説明する。
工具本体20は、清掃工具10の本体を構成する部材である。図1Bに示すように、工具本体20は、本体ハウジング21と、回転体22と、移動体23と、供給リール24と、巻取リール25と、コイルスプリング26とを有する。
本体ハウジング21は、移動体23を後退可能に収容する部材である。本体ハウジング21の前側には開口が形成されており、開口から延出部30が前側に延び出ている。延出部30の一部(後部)は本体ハウジング21内に収容されている。
回転体22は、前後方向を軸に揺動回転(往復回転)する部材である。以下では、揺動回転(往復回転)を単に「回転」と呼ぶことがある。回転体22は、前側において延出部30のヘッド40に接続されている。これにより、回転体22が前後方向を軸に回転すると、ヘッド40も回転体22と共に回転する。また、回転体22は、移動体23に前後方向を軸に回転可能に支持されつつ、移動体23に対する前後方向の移動が規制されている。これにより、回転体22(及び延出部30のヘッド40)が本体ハウジング21に対して前後方向に相対移動すると、移動体23も本体ハウジング21に対して前後方向に相対移動する。図1Bに示すように、回転体22の外周面には、螺旋状のカム溝22Aが形成されており、本体ハウジング21の内壁面に設けられた挿入凸部27がカム溝22Aに嵌合している。本体ハウジング21(工具本体20)と延出部30とが前後方向に相対移動することにより、螺旋状のカム溝22Aに沿って挿入凸部27が移動する。回転体22から見ると、本体ハウジング21(工具本体20)と延出部30とが前後方向に相対移動することにより、回転体22が本体ハウジング21に対して前後方向を軸に回転する。これにより、回転体22に接続されたヘッド40を、前後方向を軸とする回転方向に回転させている。本実施形態では、本体ハウジング21の挿入凸部27と、回転体22のカム溝22Aとが、回転機構を構成している。但し、清掃工具10が回転機構を有さず、ヘッド40が回転しなくても良い。
移動体23は、延出部30及び回転体22と共に本体ハウジング21に対して前後方向に相対移動する部材である。移動体23は、供給リール24と、巻取リール25とをそれぞれ回転可能に支持している。また、移動体23は、前後方向を軸に回転可能に回転体22を支持している。移動体23の後側の端部には、バネ受け部が設けられ、コイルスプリング26の一端を保持している。
供給リール24は、未使用の清掃体1を供給するリールである。供給リール24には、未使用の清掃体1が巻き回されている。
巻取リール25は、使用済みの清掃体1を巻き取って回収するリールである。
コイルスプリング26は、工具本体20と延出部30との位置関係を復元させるための弾性部材である。コイルスプリング26は、本体ハウジング21と移動体23との間に配置されている。具体的には、コイルスプリング26の前側の端部は移動体23のバネ受け部に保持されており、コイルスプリング26の後側の端部は本体ハウジング21のバネ受け部に保持されている。光コネクタ100の清掃時に延出部30が工具本体20に対して後側に移動すると、本体ハウジング21の内部において移動体23が本体ハウジング21に対して後側に移動し、これにより、コイルスプリング26が圧縮変形する。圧縮変形したコイルスプリング26が復元すると、本体ハウジング21の内部において移動体23が本体ハウジング21に対して前側に移動して元の位置に戻り、これにより、延出部30が工具本体20に対して前側に移動して元の位置に戻ることになる。
本実施形態の清掃工具10の送り機構は、本体ハウジング21に固定されたラック(不図示)と、巻取リール25に回転運動を伝達するピニオン(不図示)とで構成されるラックアンドピニオン機構を有している。これにより、工具本体20と延出部30との前後方向の相対直線運動を回転運動に変換している。清掃時に工具本体20と延出部30とが前後方向に相対移動すると、移動体23と本体ハウジング21とが前後方向に相対移動し、この相対移動によりピニオンが回転する。これにより、巻取リール25が巻取方向に回転して清掃体1を回収するとともに、巻取リール25の回収量に相当する未使用の清掃体1が供給リール24から供給されることになる。
延出部30は、工具本体20から延び出た部材である。延出部30は、前側ハウジング31と、ヘッド40とを有する。
前側ハウジング31は、ヘッド40を収容する筒状の部材である。前側ハウジング31は、突当部31Aを有する。突当部31Aは、清掃時に光コネクタ100(詳しくは、コネクタハウジング101)に突き当たる部位である。前側ハウジング31の前側の開口からヘッド40が露出している。
ヘッド40は、光コネクタ100の端面に清掃体1を押し付ける部材である。ヘッド40は、延出部30の端部(前側の端部)に位置している。図5A及び図6Aに示すように、ヘッド40の押圧面41Aには清掃体1が掛け回されており、清掃体1を光コネクタ100に押し付けられるように清掃体1が外部に露出している。ヘッド40は、前側に付勢された状態で後退可能に前側ハウジング31に収容されている。ヘッド40の詳しい構成については、後述する。
図2A及び図2Bに示すように、延出部30は、工具本体20に対して前後方向に移動可能である。図2Bに示すプッシュ状態では、図2Aに示す通常状態よりも延出部30が工具本体20の内側へ引っ込んでいる。
光コネクタ100を清掃するとき、図2Cに示すように、光コネクタ100(詳しくは、光コネクタ100のフェルールの端面)にヘッド40の清掃体1を押し付けるとともに、光コネクタ100(詳しくは、コネクタハウジング101)に延出部30の突当部31Aを突き当てた状態で、工具本体20を前側に向かって移動させる(プッシュ動作)。これにより、清掃工具10は、図2Aに示す通常状態から図2Bや図2Cに示すプッシュ状態になる。プッシュ動作の後、光コネクタ100から清掃工具10を抜去させるとき、工具本体20を後側に向かって移動させる(プル動作)。これにより、清掃工具10は、図2Bや図2Cに示すプッシュ状態から図2Aに示す通常状態になる。
1回の清掃動作の中で、プッシュ動作とプル動作が行われる。プッシュ動作及びプル動作によって工具本体20と延出部30とが前後方向に相対移動する。そして、清掃工具10は、工具本体20と延出部30との直線運動をラックアンドピニオン機構によって回転運動に変換し、この回転力を利用して清掃体1の供給と、使用済みの清掃体1の巻き取り(回収)とを行う。
<比較例のヘッド40>
図3A~図3Dは、比較例の清掃工具10の清掃の様子を示す説明図である。
以下では、本実施形態の清掃工具10のヘッド40について説明する前に、比較例の清掃工具10のヘッド40を使用した場合の清掃の様子を説明する。なお、説明を容易にするために、図3A~図3Dでは、ヘッド40の前後方向を軸とする回転については図示を省略し、ヘッド40の押圧面40Aにおける清掃体1の供給・回収のみを図示している。
比較例の清掃工具10は、ヘッド40の全体が樹脂で形成されている。まず、作業者は、図3Aに示すように、清掃工具10のヘッド40を清掃対象となる光コネクタ100に向けて移動させる。なお、押圧面40Aで清掃体1を光コネクタ100に押し付ける前では、清掃体1と押圧面40Aとが互いに接触しておらず、互いに離れた状態である。そして、押圧面40Aで清掃体1を光コネクタ100に押し付けることにより(プッシュ動作)、ヘッド40(延出部30)が工具本体20に対して後方向に移動する。これにより、清掃体1の供給と、使用済みの清掃体1の巻き取り(回収)とが行われる。
清掃体1の供給と回収とが行われる間は、ヘッド40の押圧面40Aで清掃体1が光コネクタ100に押し付けられているので、清掃体1と押圧面40Aとが互いに接触した状態である。このため、清掃体1が押圧面40Aに接触した状態で押圧面40Aに対して図3Bの矢印の方向に移動することになる。また、ヘッド40の押圧面40Aで清掃体1が光コネクタ100に押し付けられているので、清掃体1と光コネクタ100とが互いに接触した状態でもある。このため、清掃体1が光コネクタ100に接触した状態で光コネクタ100に対して図3Bの矢印の方向に移動することになる。これにより、光コネクタ100が清掃されることになる。したがって、図3Bの段階では、清掃体1と押圧面40Aとが互いに接触していると共に、清掃体1と光コネクタ100とが互いに接触している。
図3Cに示すように、清掃体1がヘッド40の押圧面40Aに接触したまま擦り付けるように移動することにより、静電気が発生し、清掃体1と押圧面40Aとの間で電荷50が偏った状態が形成される。具体的には、清掃体1側に正の電荷50が偏り、押圧面40A側に負の電荷50が偏った状態が形成される。但し、清掃体1の材料とヘッド40の材料との関係によっては、清掃体1側に負の電荷50が偏り、押圧面40A側に正の電荷50が偏った状態が形成されることもある。以下では、清掃体1側に正の電荷50が偏り、押圧面40A側に負の電荷50が偏った状態が形成されるものとして説明する。
図3Dに示すように、光コネクタ100から清掃工具10を抜去させると(プル動作)、ヘッド40の押圧面40Aで清掃体1が光コネクタ100に押し付けられる状態が解除され、再び清掃体1と押圧面40Aとが互いに接触しておらず、互いに離れた状態となる。このとき、清掃体1側が正に帯電し、押圧面40A側が負に帯電する。比較例の清掃工具10では、ヘッド40全体が樹脂で形成されているため、ヘッド40において電荷50の逃げ道がなく、清掃体1と押圧面40Aとが帯電した状態が維持されてしまう。清掃体1と押圧面40Aとが帯電した状態が維持されると、図3Dに示すように、帯電した清掃体1及び押圧面40AにゴミDが吸着されやすくなる。また、光コネクタ100から清掃工具10を抜去させた直後では清掃体1及び押圧面40Aと光コネクタ100とが近接しているため、光コネクタ100にもゴミDが付着してしまうことがあり、光コネクタ100を接続したときに光信号の損失増大等の原因になることがある。
<本実施形態のヘッド40>
図4A~図4Dは、第1実施形態の清掃工具10の清掃の様子を示す説明図である。なお、説明を容易にするために、図4A~図4Dでも、ヘッド40の前後方向を軸とする回転については図示を省略し、ヘッド40の押圧面40Aにおける清掃体1の供給・回収のみを図示している。
本実施形態の清掃工具10では、ヘッド40の全体が樹脂で形成されておらず、一部が導電体で形成されている。図4Aに示すように、ヘッド40は、導電体で形成されている導電部42を有する。
比較例の清掃工具10と同様に、まず、作業者は、図4Aに示すように、清掃工具10のヘッド40を清掃対象となる光コネクタ100に向けて移動させる。そして、押圧面40Aで清掃体1を光コネクタ100に押し付けることにより(プッシュ動作)、ヘッド40(延出部30)が工具本体20に対して後方向に移動する。これにより、本実施形態の清掃工具10でも、清掃体1の供給と、使用済みの清掃体1の巻き取り(回収)とが行われる。
また、本実施形態の清掃工具10でも、清掃体1が押圧面40Aに接触した状態で押圧面40Aに対して図4Bの矢印の方向に移動することになる。さらに、清掃体1が光コネクタ100に接触した状態で光コネクタ100に対して図4Bの矢印の方向に移動することになる。これにより、光コネクタ100が清掃されることになる。したがって、図4Bの段階では、清掃体1と押圧面40A(及び導電体42)とが互いに接触していると共に、清掃体1と光コネクタ100とが互いに接触している。
また、本実施形態の清掃工具10でも、図4Cに示すように、清掃体1がヘッド40の押圧面40Aに接触したまま擦り付けるように移動することにより、清掃体1側に正の電荷50が偏り、押圧面40A側に負の電荷50が偏った状態が形成される。そして、図4Dに示すように、光コネクタ100から清掃工具10を抜去させると(プル動作)、清掃体1側が一時的に正に帯電し、押圧面40A側が一時的に負に帯電する。本実施形態の清掃工具10では、ヘッド40の一部が導電体で形成されているので、導電部42に沿って電荷50の逃げ道が形成される。これにより、図4Dに示すように、導電部42に沿って電荷50が流れることで、清掃体1とヘッド40の押圧面40Aとが帯電した状態が維持されることを抑制することができる。そして、清掃体1、押圧面40A及び光コネクタ100にゴミDが付着してしまうことを抑制し、光コネクタ100を接続したときに光信号の損失増大を抑制することができる。
なお、図4Dでは、導電部42に沿って負の電荷50が流れる場合を示しているが、清掃体1に蓄積した正の電荷50も同様に導電部42に沿って流れることになる。この場合、図4Dの段階では、清掃体1と押圧面40A(及び導電体42)とが互いに接触しておらず、互いに離れた状態となっているが、清掃体1と導電体42とは非常に近接した状態となっているため、清掃体1に蓄積した正の電荷50が導電部42側に移動することが可能である。
図5A及び図5Bは、第1実施形態の清掃工具10のヘッド40近傍の斜視図である。図6A及び図6Bは、第1実施形態の清掃工具10のヘッド40の正面図である。なお、図5Bは、図5Aから清掃体1を取り除いた状態を示している。また、図6Bは、図6Aから清掃体1を取り除いた状態を示している。
前述したように、ヘッド40は、光コネクタ100の端面に清掃体1を押し付ける部材である。ヘッド40は、ヘッド本体41と、導電部42とを有する。
ヘッド本体41は、ヘッド40の本体を構成する部材である。ヘッド本体41は、樹脂で形成されている。
導電部42は、導電体で形成される部位である。導電体は、電気伝導体とも言い、単に「導体」とも言う。具体的には、導電部42は、金属で形成される。但し、導電部42は、金属以外の導電体で形成されても良い。図5A及び図5Bに示すように、導電部42は、前後方向に延びるように形成されており、図6A及び図6Bに示すように、導電部42は、前後方向に見たときにヘッド40の中央部分に位置している。
図5B及び図6Bに示す清掃体1を取り除いた状態で見たとき、導電部42は、ヘッド40の前側の端面において露出している。すなわち、導電部42は、ヘッド40の押圧面40Aに配置されている。なお、押圧面40Aは、ヘッド40において、光コネクタ100に清掃体1を押し付ける部位である。光コネクタ100に清掃体1を押し付ける押圧面40Aに導電部42を配置することにより、清掃体1とヘッド40の押圧面40Aとに蓄積した電荷50を除去しやすくなる。但し、導電部42は、ヘッド40の押圧面40Aに配置されなくても良い。
本実施形態では、導電部42の前側の端面とヘッド本体41の前側の端面とは、前後方向の位置が一致している。但し、導電部42の前側の端面は、ヘッド本体41の前側の端面よりも後退していても良い。これにより、金属で形成される導電部42が光コネクタ100に接触し、光コネクタ100が破損することを抑制することができる。また、通常時においては導電部42の前側の端面がヘッド本体41の前側の端面よりも後退しており、清掃体1を光コネクタ100に押し付ける時に導電部42の前側の端面とヘッド本体41の前側の端面との前後方向の位置が一致するように構成されていても良い。これにより、金属で形成される導電部42が光コネクタ100に接触し、光コネクタ100が破損することを抑制すると共に、清掃体1とヘッド40の押圧面40Aとに蓄積した電荷50を除去しやすくなる。
図5A及び図6Aに示すように、清掃体1は、押圧面40Aに架け渡されている。図6A及び図6Bに示す前後方向(ヘッド40が清掃体1を光コネクタ100に押し付ける方向)に見たときに、導電部42は、清掃体1が架け渡される押圧面40Aの領域に配置される。これにより、ヘッド40が清掃体1を光コネクタ100に押し付けるときに、金属で形成される導電部42が光コネクタ100に接触し、光コネクタ100が破損することを抑制することができる。但し、導電部42は、前後方向に見たときに清掃体1が架け渡される押圧面40Aの領域に配置されなくても良い。
図5A~図6Bに示すように、ヘッド40には、清掃体1が押圧面40Aに供給される供給口45と、清掃体1が押圧面40Aから回収される回収口46とが設けられている。そして、図6A及び図6Bに示すように、導電部42は、供給口45と回収口46との間に配置される。これにより、ヘッド40が清掃体1を光コネクタ100に押し付けるときに、導電部42が光コネクタ100に接触し、光コネクタ100が破損することを抑制することができる。但し、導電部42は、供給口45と回収口46との間に配置されなくても良い。
前述したように、本実施形態の清掃工具10で使用される清掃体1は、紐状に形成されている。また、ヘッド本体41が樹脂で形成されている。これにより、ヘッド40が紐状の清掃体1を清掃対象に押し付けるときに、金属で形成される導電部42が光コネクタ100に接触することを抑制しつつ、ヘッド本体41の光コネクタ100への接触により光コネクタ100が破損することも抑制することができる。
<清掃工具10からの除電>
・第1の例
図7A及び図7Bは、清掃工具10からの除電の第1の例を示す説明図である。
図7Aに示すように、本実施形態では、工具本体20は、清掃作業の時に作業者が操作する操作部60を有する。また、操作部60の一部には、接触部61が設けられている。接触部61は、導電部42に導通されている部位である。図7Bに示すように、作業者が接触部61に接触しながら清掃作業を行うことで、導電部42に沿って流れる電荷50を、人体を介して清掃工具10から除電することができる。但し、接触部61は、操作部60の一部ではなく、操作部60の全体に設けられても良い。また、接触部61が設けられなくても良い。
・第2の例
図8A及び図8Bは、清掃工具10からの除電の第2の例を示す説明図である。
図8Aに示すように、本実施形態では、工具本体20は、アース用端子62を有する。アース用端子62は、アース線63を接続可能な端子である。そして、図8Bに示すように、アース線63をアース用端子62に接続することで、導電部42はアース用端子62を介して接地可能である。アース用端子62にアース線63を接続しながら清掃作業を行うことで、導電部42に沿って流れる電荷50を清掃工具10から除電することができる。また、アース用端子62が設けられず(アース線63が接続可能でなく)、導電部42が接地可能でなくても良い。
===第2実施形態===
図9A及び図9Bは、第2実施形態の清掃工具10のヘッド40近傍の斜視図である。
前述の第1実施形態の清掃工具10では、単心タイプの光コネクタ100を清掃対象としており、紐状の清掃体1が使用されていた。図9A及び図9Bに示すように、第2実施形態の清掃工具では、テープ状の清掃体1が使用されても良い。
本実施形態の清掃工具10では、ヘッド40の全体が導電部42で形成されている。紐状の清掃体1と異なり、テープ状の清掃体1の場合、ヘッド40の押圧面40Aの全面に清掃体1が巻き掛けられるため、ヘッド40が清掃体1を光コネクタ100に押し付けるときに、金属で形成される導電部42が光コネクタ100に接触する可能性が低いためである。前述の第1実施形態の清掃工具10と同様に、本実施形態の清掃工具10でも、導電部42に沿って電荷50の逃げ道が形成される。これにより、清掃体1とヘッド40の押圧面40Aとが帯電した状態が維持されることを抑制することができる。そして、清掃体1、押圧面40A及び光コネクタ100にゴミDが付着してしまうことを抑制し、光コネクタ100を接続したときに光信号の損失増大を抑制することができる。但し、本実施形態の清掃工具10では、樹脂製のヘッド40の押圧面40Aに金属メッキを施して導電部42を形成しても良い。つまり、ヘッド40の全体が導電部42で形成されていなくても良い。
===第3実施形態===
図10は、第3実施形態の清掃工具10の斜視図である。なお、図10では、カバー21A及び前側ハウジング31の図示を省略し、外形のみを破線で示している。また、第3実施形態の清掃工具10の構成のうち、図1A及び図1Bに示される第1実施形態の清掃工具10と同一又は同等の構成、部材等には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
第3実施形態では、第1実施形態と比較すると、清掃工具10の構成の一部が変更されている。具体的には、第3実施形態では、ヘッド40が、樹脂製のヘッド本体41と、金属製の導電部42とを有する代わりに、樹脂製のヘッド40に金属メッキが形成されている。なお、金属メッキは、ヘッド40の全体に形成されても良いし、例えば、押圧面40Aのみなど、ヘッド40の一部のみに形成されても良い。このように、第3実施形態では、ヘッド40に金属メッキが形成されることにより、ヘッド40が導電化される。これにより、第3実施形態では、第1実施形態と同様に、清掃体1とヘッド40の押圧面40Aとが帯電した状態が維持されることを抑制することができる。
なお、ヘッド40を導電化するには、ヘッド40に金属メッキが形成される場合に限られない。例えば、金属メッキが形成される代わりに、ヘッド40の全体が導電樹脂で形成されても良い。これによっても、第1実施形態と同様に、清掃体1とヘッド40の押圧面40Aとが帯電した状態が維持されることを抑制することができる。
さらに、第3実施形態では、ヘッド40のみに限られず、ヘッド40以外の清掃工具10の構成が導電化されても良い。清掃工具10は、図1A及び図1Bでは不図示であった構成として、ヘッド用スプリング44と、シャフト43と、固定体21Bとを有する。ヘッド用スプリング44は、ヘッド40を前側に押圧するための弾性部材である。シャフト43は、ヘッド40の後側に設けられた延出部30の部材である。固定体21Bは、ヘッド40の回転機構を構成する挿入凸部27(図1B参照)が設けられる部材である。第3実施形態では、ヘッド用スプリング44、シャフト43、固定体21Bは、ヘッド40と導通するように、少なくとも一つ以上が導電化されても良い。これにより、清掃体1とヘッド40の押圧面40Aとが帯電した状態が維持されることをさらに抑制することができる。
また、ヘッド用スプリング44、シャフト43及び固定体21B以外の部材が導電化されても良い。そして、導電化された部材にアース用端子が設けられ、接地可能であっても良い。これにより、電荷を清掃工具10から除電することができる。また、作業者が接触するカバー21Aも導電化されることで、人体を介して清掃工具10から除電することができる。
===第4実施形態===
図11は、第4実施形態の清掃工具10の斜視図である。第4実施形態では、図9A及び図9Bに示される第2実施形態と比較すると、構成の一部が変更されている。なお、図9A及び図9Bでは、清掃工具10のヘッド40付近のみを図示していたが、図11では、清掃工具10の全体を図示している。但し、図11では、カバー21A及び前側ハウジング31の図示を省略し、外形のみを破線で示している。また、第4実施形態の清掃工具10の構成のうち、第1実施形態~第3実施形態の清掃工具10と同一又は同等の構成、部材等には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
第4実施形態の清掃工具10は、図9A及び図9Bでは不図示であった構成として、ヘッド用スプリング44と、シャフト43と、ラック47と、ピニオン48とを有する。ヘッド用スプリング44と、シャフト43とは、前述の第3実施形態と同様の構成である。また、ラック47と、ピニオン48とは、工具本体20と延出部30との前後方向の相対直線運動を巻取リール25の回転運動に変換するラックアンドピニオン機構を構成する部材である。第4実施形態では、ヘッド用スプリング44と、シャフト43と、ラック47とは、ヘッド40と導通するように、少なくとも一つ以上が導電化されても良い。これにより、清掃体1とヘッド40の押圧面40Aとが帯電した状態が維持されることをさらに抑制することができる。なお、第3実施形態と同様に、ヘッド用スプリング44と、シャフト43及びラック47以外の部材が導電化されても良い。
===その他===
前述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 清掃体、10 清掃工具、20 工具本体、21 本体ハウジング、
21A カバー、21B 固定体、22 回転体、22A カム溝、
23 移動体、24 供給リール、25 巻取リール、
26 コイルスプリング、27 挿入凸部、
30 延出部、31 前側ハウジング、31A 突当部、
40 ヘッド、40A 押圧面、41 ヘッド本体、42 導電部、
43 シャフト、44 ヘッド用スプリング、45 供給口、
46 回収口、47 ラック、48 ピニオン、50 電荷、
60 操作部、61 接触部、62 アース用端子、63 アース線、
100 光コネクタ、101 コネクタハウジング

Claims (8)

  1. 工具本体と、
    清掃対象に清掃体を押し付けるヘッドを有し、工具本体から延び出た延出部と
    を備え、
    前記ヘッドは、導電体で形成される導電部を有し、
    前記導電部は、前記清掃対象に前記清掃体を押し付ける前記ヘッドの押圧面に露出するように配置され、
    前記導電部の前側の端面は、前記ヘッドの押圧面よりも後退している
    ことを特徴とする清掃工具。
  2. 請求項1に記載の清掃工具であって、
    通常時には、前記導電部の前側の端面は、前記ヘッドの押圧面よりも後退しており、
    前記清掃対象に前記清掃体を押し付ける時には、前記導電部の前側の端面と前記ヘッドの前記押圧面との前後方向の位置が一致する、
    ことを特徴とする清掃工具。
  3. 請求項1又は2に記載の清掃工具であって、
    前記清掃体は、前記押圧面に架け渡されており、
    前記ヘッドが前記清掃体を前記清掃対象に押し付ける方向に見たときに、前記導電部は、前記清掃体が架け渡される前記押圧面の領域に配置される
    ことを特徴とする清掃工具。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の清掃工具であって、
    前記ヘッドは、前記清掃体が前記押圧面に供給される供給口と、前記清掃体が前記押圧面から回収される回収口とを有し、
    前記導電部は、前記供給口と前記回収口との間に配置される
    ことを特徴とする清掃工具。
  5. 請求項1~4のいずれかに記載の清掃工具であって、
    前記清掃体は、紐状に形成されており、
    前記ヘッドは、樹脂で形成されるヘッド本体をさらに有する
    ことを特徴とする清掃工具。
  6. 請求項1~5のいずれかに記載の清掃工具であって、
    工具本体は、作業者が操作する操作部を有し、
    前記ヘッドの前記導電体は、前記操作部の少なくとも一部に導通される
    ことを特徴とする清掃工具。
  7. 請求項1~5のいずれかに記載の清掃工具であって、
    工具本体は、アース用端子を有し、
    前記ヘッドの前記導電体は、前記アース用端子を介して接地可能である
    ことを特徴とする清掃工具。
  8. 請求項1~7のいずれかに記載の清掃工具であって、
    前記ヘッドが前記清掃対象に前記清掃体を押し付けた状態で前記ヘッドに前記清掃体を供給する送り機構を有する
    ことを特徴とする清掃工具。
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