JP7427644B2 - センサネットワークシステム、センサ電力供給装置、センサ電力供給方法 - Google Patents

センサネットワークシステム、センサ電力供給装置、センサ電力供給方法 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、センサネットワークシステム、センサ電力供給装置、通信装置、センサ電力供給方法、及び、通信方法に関する。
特許文献1には、スレーブ機器と、スレーブ機器の上位に接続されるマスタ機器と、スレーブ機器の下位に接続される少なくとも1つの下位スレーブ機器と、を有する通信システムが記載されている。スレーブ機器は、第1コネクタと、第2コネクタと、第1コネクタ及び第2コネクタのいずれか一方に接続される切替部と、第1コネクタ及び切替部に接続される通信部と、を有し、通信部は、第1コネクタとの間で第1通信信号を送受信し、切替部との間で第2通信信号を送受信し、切替部は、マスタ機器及び下位スレーブ機器との接続形態に応じて、第1コネクタと第2コネクタとの間で接続先を切り替える。
特許第6731602号公報
近年の産業機械における小型化の要求の高まりを受け、センサネットワークシステムにおいて更なる省配線化が要望されていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、省配線化を進めることが可能なセンサネットワークシステム、センサ電力供給装置、通信装置、センサ電力供給方法、及び、通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間に配置され、前記センサを動作するための電力を前記インターフェース装置を介して前記センサに供給するセンサ電力供給装置と、を有する、センサネットワークシステムが適用される。
また、本発明の別の観点によれば、制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間に配置された通信装置と、を有し、前記通信装置は、前記制御装置と通信するための第1通信回路と、前記インターフェース装置を介して前記センサと通信するための第2通信回路と、前記第1通信回路と前記第2通信回路とを絶縁する絶縁回路と、を有する、センサネットワークシステムが適用される。
また、本発明の別の観点によれば、制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、を有するセンサネットワークシステムのセンサ電力供給装置であって、前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間に配置されており、前記センサを動作するための電力を前記インターフェース装置を介して前記センサに供給する、センサ電力供給装置が適用される。
また、本発明の別の観点によれば、制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、を有するセンサネットワークシステムの通信装置であって、前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間に配置されており、前記制御装置と通信するための第1通信回路と、前記インターフェース装置を介して前記センサと通信するための第2通信回路と、前記第1通信回路と前記第2通信回路とを絶縁する絶縁回路と、を有する、通信装置が適用される。
また、本発明の別の観点によれば、制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、を有するセンサネットワークシステムのセンサ電力供給方法であって、前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間において、前記センサを動作するための電力を前記インターフェース装置を介して前記センサに供給すること、を有する、センサ電力供給方法が適用される。
また、本発明の別の観点によれば、制御装置と、前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、を有するセンサネットワークシステムの通信方法であって、前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間において、前記制御装置と通信するための第1通信回路と、前記インターフェース装置を介して前記センサと通信するための第2通信回路と、を絶縁すること、を有する、通信方法が適用される。
本発明のセンサネットワークシステム等によれば、省配線化を進めることができる。
実施形態に係るセンサネットワークシステムの全体構成の一例を表す図である。 センサ電力供給装置の回路構成の一例を表す図である。 センサネットワークシステムで使用されるケーブルの内部構成の一例を表す、図1中III-III断面に相当する断面図である。 外部電源の電力をインターフェース装置又はセンサに個別に供給する場合の比較例1のセンサネットワークシステムの全体構成の一例を表す図である。 センサを直列に接続する変形例に係るセンサネットワークシステムの全体構成の一例を表す図である。 センサを直列に接続する変形例において、外部電源の電力をインターフェース装置又はセンサに個別に供給する場合の比較例2のセンサネットワークシステムの全体構成の一例を表す図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<1.センサネットワークシステムの全体構成>
図1を参照しつつ、実施形態に係るセンサネットワークシステム1の全体構成の一例について説明する。なお、図1ではモータ駆動用の電力を供給する電源系統については図示を省略している。
図1に示すように、センサネットワークシステム1は、制御装置3と、センサ電力供給装置5と、ノイズフィルタ7と、AC/DC電源装置9と、分岐装置11と、インターフェース装置13,15と、センサ17,19,21等を有する。
制御装置3は、駆動装置23を制御する。駆動装置23は、例えばロボットや産業機械等のモータ駆動による機構系装置である。制御装置3は、例えばサーボアンプ等のモータ制御装置、多軸コントローラ、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)、モーションコントローラ等である。制御装置3は、ケーブル25が接続されるコネクタ3aを有する。ケーブル25は、制御装置3からセンサ電力供給装置5に制御電源を供給するための電源線(図示省略)と、制御装置3とセンサ電力供給装置5との間で通信を行うための信号線(図示省略)を内部に有する。
センサ電力供給装置5(通信装置の一例)は、センサ17,19,21を動作するための電力をセンサ17,19,21に対して供給する。センサ電力供給装置5は、センサ17,19についてはインターフェース装置13,15を介して電力を供給する。センサ電力供給装置5は、インターフェース装置13,15と制御装置3との通信経路間に配置されている。センサ電力供給装置5は、電源保護回路27を有しており、外部電源29から供給されて電源保護回路27を経由した電力をセンサ17,19,21へ供給する。センサ電力供給装置5は、制御装置3と通信するための通信回路等を含む上位側内部回路55(後述の図2参照)と、センサ17,19,21に電力を供給するための下位側内部回路57(後述の図2参照)とを絶縁する絶縁部31を有する。センサ電力供給装置5は、ケーブル25が接続されるコネクタ5a、ケーブル33が接続されるコネクタ5b、ケーブル35が接続されるコネクタ5cを有する。
ノイズフィルタ7は、外部電源29(例えば単相AC100V又は200V等)から供給される電力の規定の周波数以外の成分を除去する。AC/DC電源装置9は、外部電源29から供給される交流電力を所定の電圧(例えば24V)の直流電力に変換する。AC/DC電源装置9により変換された直流電力は、ケーブル33を介してセンサ電力供給装置5に供給される。ノイズフィルタ7及びAC/DC電源装置9が、外部電源装置の一例に相当する。なお、ノイズフィルタ7は、例えば電源環境や使用環境等に応じて配置すればよい。
分岐装置11は、センサ電力供給装置5の下位側(制御装置3とは反対側)にケーブル35を介して接続されている。ケーブル35は、センサ電力供給装置5からセンサ17,19,21に電力を供給するための電源線77a,77b(後述の図3参照)と、センサ電力供給装置5とセンサ17,19,21との間で通信を行うための信号線79(後述の図3参照)を内部に有する。ケーブル35は、分岐装置11のコネクタ11aに接続される。分岐装置11は、上記電源線及び信号線を複数に分岐する。図1に示す例では、分岐装置11は、ケーブル37が接続されるコネクタ11b、ケーブル39が接続されるコネクタ11c、及び、ケーブル41が接続されるコネクタ11dを有しており、電源線及び信号線を例えば3つに分岐する。なお、分岐数は3以外(2又は4以上)でもよい。
インターフェース装置13は、分岐装置11の下位側にケーブル37を介して接続されている。ケーブル37は、センサ電力供給装置5から分岐装置11を介してセンサ17に電力を供給するための電源線(図示省略)と、センサ電力供給装置5とセンサ17との間で通信を行うための信号線(図示省略)を内部に有する。ケーブル37は、インターフェース装置13のコネクタ13aに接続される。インターフェース装置13は、外部機器であるセンサ17に対してデジタル信号の入出力を行う。インターフェース装置13は、制御装置3と通信するための通信回路等を含む電気回路(図示省略)と、センサ17に電力を供給するための電気回路(図示省略)とを絶縁する絶縁部43を有する。インターフェース装置13は、センサ電力供給装置5から供給される電力を、絶縁部43をバイパスして各センサ17に供給するためのバイパス回路45を有する。バイパス回路45は、例えばコネクタ13bとコネクタ13cとを接続する外部配線である。なお、バイパス回路45をインターフェース装置13の内部回路として配設してもよい。
インターフェース装置13のコネクタ13cには、一又は複数(図1では例えば4つ)のセンサ17が通信可能に接続されている。センサ17は、各種の情報を検出してデジタル信号を出力するデジタル型のセンサ(例えば圧力センサ等)の他、例えばデジタル信号に対応した各種スイッチ、リレー、ソレノイド等でもよい。すなわち、センサ17はインターフェース装置13との間でデジタル信号の入出力を行うデジタル入出力機器であればよい。
インターフェース装置13は、センサ17から受信した信号を、分岐装置11及びセンサ電力供給装置5を介して制御装置3に送信する。またインターフェース装置13は、センサ電力供給装置5から分岐装置11を介して供給された電力を、バイパス回路45及びコネクタ13cを介して各センサ17に供給する。
インターフェース装置15は、分岐装置11の下位側にケーブル39を介して接続されている。ケーブル39は、センサ電力供給装置5から分岐装置11を介してセンサ19に電力を供給するための電源線(図示省略)と、センサ電力供給装置5とセンサ19との間で通信を行うための信号線(図示省略)を内部に有する。ケーブル39は、インターフェース装置15のコネクタ15aに接続される。インターフェース装置15は、外部機器であるセンサ19に対してアナログ信号の入出力を行う。インターフェース装置15は、制御装置3と通信するための通信回路等を含む電気回路(図示省略)と、センサ19に電力を供給するための電気回路(図示省略)とを絶縁する絶縁部47を有する。インターフェース装置15は、センサ電力供給装置5から供給される電力を、絶縁部47をバイパスして各センサ19に供給するためのバイパス回路49を有する。バイパス回路49は、例えばコネクタ15bと各センサ19とを接続する外部配線である。
インターフェース装置15のコネクタ15cには、一又は複数(図1では例えば4つ)のセンサ19が通信可能に接続されている。センサ19は、各種の情報を検出してアナログ信号を出力するアナログ型のセンサ(例えば圧力センサ等)の他、例えばアナログ信号に対応した各種スイッチ、リレー、ソレノイド等でもよい。すなわち、センサ19はインターフェース装置15との間でアナログ信号の入出力を行うアナログ入出力機器であればよい。
インターフェース装置15は、センサ19から受信した信号を、分岐装置11及びセンサ電力供給装置5を介して制御装置3に送信する。またインターフェース装置15は、センサ電力供給装置5から分岐装置11を介して供給された電力を、バイパス回路49を介して各センサ19に供給する。
センサ21は、分岐装置11の下位側にケーブル41を介して接続されている。ケーブル41は、センサ電力供給装置5から分岐装置11を介してセンサ21に電力を供給するための電源線(図示省略)と、センサ電力供給装置5とセンサ21との間で通信を行うための信号線(図示省略)を内部に有する。センサ21は、例えばモータ51の回転位置又は回転速度を検出するエンコーダである。センサ21は、センサ電力供給装置5から分岐装置11を介して供給された電力により動作する。センサ21は、検出したモータ51の回転位置又は回転速度を、分岐装置11及びセンサ電力供給装置5を介して制御装置3に送信する。
制御装置3、センサ電力供給装置5、ノイズフィルタ7、及び、AC/DC電源装置9等は、制御盤53内に配置されている。分岐装置11、インターフェース装置13,15、センサ17,19,21、及び、モータ51等は、駆動装置23の内部若しくは外部、又は、その近傍に配置されている。
なお、以上説明したセンサネットワークシステム1の構成は一例であり、上述の内容に限定されるものではない。例えば、分岐装置11は必ずしも設置される必要はなく、例えばインターフェース装置13,15又はセンサ21のいずれか1つがセンサ電力供給装置5に接続される構成の場合には、省略してもよい。また、分岐装置11とセンサ21との間にインターフェース装置を設置してもよいし、センサ21をインターフェース装置13,15に対して接続してもよい。
<2.センサ電力供給装置の回路構成>
図2を参照しつつ、センサ電力供給装置5の回路構成の一例について説明する。
図2に示すように、センサ電力供給装置5は、上位側内部回路55と、下位側内部回路57と、前述の絶縁部31とを有する。
上位側内部回路55(第1電気回路の一例)は、制御装置3と通信するための電気回路を含む。下位側内部回路57(第2電気回路の一例)は、センサ17,19,21に電力を供給するための電気回路を含む。上位側内部回路55と下位側内部回路57とは、絶縁部31により絶縁されている。絶縁部31は、後述の絶縁回路73を有する。絶縁部31は、例えば絶縁製の仕切り等で構成されてもよい。
上位側内部回路55は、上位側内部電源回路59と、上位側通信回路61と、接地回路63とを有する。上位側内部電源回路59(第1内部電源回路の一例)は、制御装置3からケーブル25内の電源線を介して供給される電力に基づいて、上位側内部回路55に使用される電力を生成する。上位側通信回路61(第1通信回路の一例)は、上位側内部電源回路59により生成された電力を使用して、制御装置3との間でケーブル25内の信号線を介して通信を行う。
下位側内部回路57は、前述の電源保護回路27と、下位側内部電源回路65と、センサ電源回路67と、下位側通信回路69と、通信制御回路71と、接地回路74,75とを有する。電源保護回路27は、下位側内部電源回路65及びセンサ電源回路67の上流側(外部電源29側)に設けられ、電気回路を過電流(短絡含む)又は過電圧、逆電圧等から保護する。電源保護回路27は、例えば電子ヒューズ等で構成される。下位側内部電源回路65(第2内部電源回路の一例)は、AC/DC電源装置9から供給される電力に基づいて、下位側内部回路57に使用される電力を生成する。センサ電源回路67は、AC/DC電源装置9から供給される電力に基づいて、センサ17,19,21を動作するための電力をセンサ17,19,21へ供給する。センサ電源回路67は、例えば電源保護回路27と下位側内部電源回路65の間から分岐してコネクタ5cに接続される配線として構成される。
下位側通信回路69(第2通信回路の一例)は、下位側内部電源回路65により生成された電力を使用して、センサ17,19,21との間で通信を行う。下位側通信回路69は、分岐装置11及びインターフェース装置13,15を介してセンサ17,19と通信を行うと共に、分岐装置11を介してセンサ21と通信を行う。
通信制御回路71は、例えば絶縁回路73の下位側通信回路69側に接続されている。通信制御回路71は、上位側通信回路61及び下位側通信回路69を介して、制御装置3とインターフェース装置13,15又はセンサ17,19,21との間の通信を制御する。
絶縁回路73は、上位側通信回路61と下位側通信回路69の間に接続され、上位側通信回路61と下位側通信回路69を絶縁しつつ通信可能に接続する。
以上説明したセンサ電力供給装置5の回路構成は一例であり、上述の内容に限定されるものではない。例えば、通信制御回路71は、絶縁回路73の上位側通信回路61側に接続されてもよい。
なお、上述した各電気回路は、これらの電気回路の分担の例に限定されるものではない。例えば、更に少ない数の電気回路で構成されてもよく、更に細分化された電気回路により構成されてもよい。また、センサ電力供給装置5は、上述した電気回路の全部が実際のハードウェアにより実装されてもよいし、その機能の一部がCPUが実行するプログラムにより実装されてもよい。
<3.ケーブルの内部構成>
図3を参照しつつ、センサネットワークシステム1で使用されるケーブルの内部構成の一例について説明する。ここでは、センサ電力供給装置5と分岐装置11とを接続するケーブル35を例にとって説明する。図3は、図1中III-III断面に相当する断面図である。
図3に示すように、ケーブル35は、一対の電源線77a,77bと、信号線79とを内部に有する。電源線77aは、コネクタ5cを介してセンサ電源回路67に接続され、電源線77bは、コネクタ5cを介して接地回路75に接続される。信号線79は、コネクタ5cを介して下位側通信回路69に接続される。なお、ケーブル35は、上記3本の配線の他に使用されていない配線を有してもよい。他のケーブル25,37,39,41もケーブル35と同様に、一対の電源線と1本の信号線を有する構成としてもよい。
<4.実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態のセンサネットワークシステム1は、制御装置3と、制御装置3と通信可能に接続されたインターフェース装置13,15と、インターフェース装置13,15と通信可能に接続されるセンサ17,19と、インターフェース装置13,15と制御装置3との通信経路間に配置され、センサ17,19等を動作するための電力をインターフェース装置13,15を介してセンサ17,19に供給するセンサ電力供給装置5と、を有する。
制御装置3とセンサ17,19とがインターフェース装置13,15を介して通信可能に接続されたセンサネットワークシステム1では、通信回路等の内部回路に使用される内部電源と、センサ17,19を動作するための外部電源の2種類の電源系統が必要となる。例えば、図4に示す比較例1のセンサネットワークシステム1Aのように、外部電源29の電力をインターフェース装置13又はセンサ19に個別に供給する構成とした場合、インターフェース装置13やセンサ19周辺の配線数が多くなると共に、駆動装置23側にノイズフィルタ7やAC/DC電源装置9等の外部電源装置が必要となる。
本実施形態のセンサネットワークシステム1では、インターフェース装置13,15と制御装置3との通信経路間にセンサ電力供給装置5を配置し、センサ17,19等を動作するための電力をインターフェース装置13,15を介して供給する。これにより、通信回路等の内部回路に使用する電力と、センサ17,19等を動作するための電力とを共用することが可能となり、電源系統を1系統に集約することができる。したがって、インターフェース装置13,15やセンサ17,19周辺の省配線化を進めることができる。また、省配線化に加えて、駆動装置23側の外部電源装置が不要となるので、駆動装置23を小型化でき、例えば駆動装置23が使用される工場ラインや生産ライン等の高密度化・集積化に寄与することができる。
また、ケーブル35,37,39,41内の電源線が一対に減ることでケーブルの外径を細くすることができ、ケーブルの取り回し性及び施工性を向上できる。さらに、内部の配線を太くすることが可能となるので、供給可能な電源容量の制限を緩和できる。
また本実施形態において、センサ電力供給装置5は、制御装置3と通信するための電気回路を含む上位側内部回路55と、インターフェース装置13,15を介してセンサ17,19に電力を供給するための電気回路を含む下位側内部回路57と、上位側内部回路55と下位側内部回路57を絶縁する絶縁部31と、を有してもよい。
上位側内部回路55は制御装置3から供給される電力により動作する一方で、下位側内部回路57は外部電源29から供給された電力により動作する。これらの電気回路は電源系統が異なるため、絶縁するのが好ましい。
前述した比較例1のように外部電源29の電力をインターフェース装置13又はセンサ19に個別に供給する構成では、インターフェース装置13,15が上記絶縁構成(絶縁部43,47)を備えることにより、システムの機能絶縁を確保する。本実施形態では、センサ電力供給装置5が上記絶縁構成を備えることで、電源系統を1系統にして省配線化しつつ機能絶縁を確保したシステムを実現できる。したがって、センサネットワークシステム1を構成する各機器を適正に動作させることができる。
また本実施形態において、下位側内部回路57は、外部電源29からノイズフィルタ7及びAC/DC電源装置9を経て供給される電力に基づいて、センサ17,19,21を動作するための電力をセンサ17,19,21へ供給するセンサ電源回路67を有してもよい。この場合、ノイズフィルタ7やAC/DC電源装置9等の外部電源装置がセンサ電力供給装置5の近傍(例えば制御盤53内)に配置されることで、駆動装置23側の外部電源装置が不要となるので、駆動装置23を小型化できる。
また本実施形態において、上位側内部回路55は、制御装置3から供給される電力に基づいて、上位側内部回路55に使用される電力を生成する上位側内部電源回路59を有してもよく、下位側内部回路57は、外部電源29から供給される電力に基づいて、下位側内部回路57に使用される電力を生成する下位側内部電源回路65を有してもよく、絶縁部31は、上位側内部電源回路59と下位側内部電源回路65を絶縁してもよい。
上位側内部電源回路59は制御装置3から供給される電力に基づいて上位側内部回路55に使用される電力を生成する一方で、下位側内部電源回路65は外部電源29から供給される電力に基づいて下位側内部回路57に使用される電力を生成する。これらの電源回路は電源系統が異なるため、絶縁するのが好ましい。
本実施形態では、センサ電力供給装置5において上位側内部電源回路59と下位側内部電源回路65とが絶縁されるので、駆動装置23側を省配線化しつつ機能絶縁を確保でき、センサネットワークシステム1を構成する各機器を適正に動作させることができる。また、外部電源29からセンサ電力供給装置5に供給される電力を、下位側内部回路57に使用する電力と、センサ17,19,21を動作するための電力とに共用することができ、電源系統を1系統に集約することができる。
また本実施形態において、上位側内部回路55は、上位側内部電源回路59により生成された電力を使用して制御装置3と通信する上位側通信回路61を有してもよく、下位側内部回路57は、下位側内部電源回路65により生成された電力を使用してセンサ17,19,21と通信する下位側通信回路69を有してもよく、絶縁部31は、上位側通信回路61と下位側通信回路69の間に接続され、上位側通信回路61と下位側通信回路69を絶縁しつつ通信可能に接続する絶縁回路73を有してもよい。
制御装置3と通信する上位側通信回路61は、制御装置3から供給される電力に基づいて動作する一方で、センサ17,19,21と通信する下位側通信回路69は、外部電源29から供給される電力に基づいて動作する。これらの通信回路は電源系統が異なるため、絶縁するのが好ましい。
本実施形態では、センサ電力供給装置5において上位側通信回路61と下位側通信回路69とが絶縁されるので、駆動装置23側を省配線化しつつ機能絶縁を確保でき、センサネットワークシステム1を構成する各機器を適正に動作させることができる。
また本実施形態において、センサ電力供給装置5は、絶縁回路73の上位側(上位側通信回路61側)又は下位側(下位側通信回路69側)に接続され、制御装置3とインターフェース装置13,15又はセンサ17,19,21との間の通信を制御する通信制御回路71を有してもよい。
この場合、上位側通信回路61と下位側通信回路69との機能絶縁を確保しつつ、制御装置3とセンサ17,19,21との間の通信を行うことができる。また、通信制御回路71は絶縁回路73の上位側又は下位側のいずれに設置してもよいので、設計の自由度を向上できる。
また本実施形態において、下位側内部回路57は、下位側内部電源回路65及びセンサ電源回路67の上流側に設けられ、電気回路を保護する電源保護回路27を有してもよい。
前述した比較例1のように外部電源29の電力をインターフェース装置13又はセンサ19に個別に供給する構成とした場合、外部電源装置とインターフェース装置13又はセンサ19との間に電源保護回路を設ける必要があり、インターフェース装置13,15やセンサ17,19周辺の配線が煩雑となる。本実施形態では、センサ電力供給装置5が電源保護回路27を有するので、インターフェース装置13,15やセンサ17,19周辺を省配線化しつつ、センサ電力供給装置5の内部回路やインターフェース装置13,15の内部回路等を過電流(短絡含む)又は過電圧、逆電圧等から保護することができる。
また本実施形態において、インターフェース装置13,15は、センサ電力供給装置5から供給される電力を、絶縁部43,47をバイパスしてセンサ17,19に供給するためのバイパス回路45,49を有してもよい。
前述した比較例1のように外部電源29の電力をインターフェース装置13又はセンサ19に個別に供給する従来の構成では、インターフェース装置13,15に、制御装置3と通信するための回路と、外部電源装置から供給された電力をセンサ17,19へ供給するための回路と、それらの回路を絶縁する絶縁部43,47と、を設けることにより、機能絶縁を確保する。
本実施形態では、絶縁部43,47をバイパスするバイパス回路45,49を設けることにより、センサ17,19を動作するための電力をセンサ電力供給装置5からインターフェース装置13,15を介してセンサ17,19に供給することができる。これにより、絶縁部43,47を有する既存のインターフェース装置を流用しつつ、電源系統を1系統に集約して省配線化したシステムを実現できる。
また本実施形態において、制御装置3とセンサ電力供給装置5は、制御盤53内に配置されてもよく、インターフェース装置13,15とセンサ17,19,21は、制御装置3により制御される駆動装置23に配置されてもよい。
この場合、センサ電力供給装置5が制御盤53内に配置されることで、駆動装置23側の外部電源装置が不要となることに加えて、インターフェース装置13,15やセンサ17,19周辺の省配線化により、駆動装置23を小型化できる。
また、本実施形態のセンサネットワークシステム1は、制御装置3と、制御装置3と通信可能に接続されたインターフェース装置13,15と、インターフェース装置13,15と通信可能に接続されるセンサ17,19と、インターフェース装置13,15と制御装置3との通信経路間に配置されたセンサ電力供給装置5と、を有し、センサ電力供給装置5は、制御装置3と通信するための上位側通信回路61と、インターフェース装置13,15を介してセンサ17,19と通信するための下位側通信回路69と、上位側通信回路61と下位側通信回路69とを絶縁する絶縁回路73と、を有する。
制御装置3とセンサ17,19とが、インターフェース装置13,15を介して通信可能に接続されたセンサネットワークシステム1では、インターフェース装置13,15等のノードにおいて、制御装置3と通信するための上位側通信回路と、センサ17,19と通信するための下位側通信回路とが必要となる。上位側通信回路は、制御装置3から供給される電力により動作する一方で、下位側通信回路は、外部電源29から供給される電力により動作する。これらの電気回路は電源系統が異なるため、絶縁するのが好ましい。
仮に、前述の比較例1のように外部電源29の電力をインターフェース装置13又はセンサ19に個別に供給する構成とした場合、インターフェース装置13,15が上記絶縁構成を備えることにより、システムの機能絶縁を確保することができる。しかしながら、インターフェース装置13,15やセンサ17,19周辺の配線数が多くなると共に、駆動装置23側に外部電源装置が必要となる。
本実施形態では、インターフェース装置13,15と制御装置3との通信経路間に通信装置としてのセンサ電力供給装置5を配置し、当該センサ電力供給装置5が上記絶縁構成を備える。これにより、下位側通信回路69に使用する電力と、センサ17,19等を動作するための電力とを共用することが可能となり、電源系統を1系統に集約することができる。したがって、インターフェース装置13,15やセンサ17,19周辺の省配線化を進めることができる。また、省配線化に加えて、駆動装置23側の外部電源装置が不要となるので、駆動装置23を小型化できる。
<5.変形例>
開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(5-1.センサを直接に接続する場合)
前述の実施形態では、センサ電力供給装置5に対して複数のセンサを分岐させて接続する場合(スター型接続、T分岐接続ともいう)について説明したが、センサの接続形態は上記に限定されるものではない。例えば、センサ電力供給装置5に対して複数のセンサを直列に接続(ディジーチェーン接続、カスケード接続ともいう)させてもよい。
図5に、本変形例に係るセンサネットワークシステム100の構成の一例を示す。なお、図5において、前述の図1と同様の構成には同符号を付し、適宜説明を省略する。
図5に示すように、センサネットワークシステム100は、制御装置3と、センサ電力供給装置5と、ノイズフィルタ7と、AC/DC電源装置9と、複数(例えば2つ)のセンサ21と、インターフェース装置13と、センサ17等を有する。センサ電力供給装置5は、インターフェース装置13と制御装置3との通信経路間に配置されている。2つのセンサ21とインターフェース装置13とは、センサ電力供給装置5に対してケーブル83,85,87を介して直列に接続されている。ケーブル83,85,87のそれぞれは、センサ電力供給装置5からセンサ21,17に電力を供給するための電源線(図示省略)と、センサ電力供給装置5とセンサ21,17との間で通信を行うための信号線(図示省略)を内部に有する。センサ電力供給装置5は、センサ21,17を動作するための電力を、ケーブル83,85,87又はインターフェース装置13を介して供給する。なお、ノイズフィルタ7は、例えば電源環境や使用環境等に応じて配置すればよい。センサネットワークシステム100のノードを構成する各装置の機能及び構成については、前述の実施形態と同様であるため説明を省略する。
制御装置3とセンサ17とがインターフェース装置13を介して通信可能に接続されたセンサネットワークシステム100では、通信回路等の内部回路に使用される内部電源と、センサ17を動作するための外部電源の2種類の電源系統が必要となる。例えば、図6に示す比較例2のセンサネットワークシステム100Aのように、外部電源29の電力をインターフェース装置13に直接供給する構成とした場合、インターフェース装置13周辺の配線数が多くなると共に、駆動装置23側にノイズフィルタ7やAC/DC電源装置9等の外部電源装置が必要となる。
本変形例のセンサネットワークシステム100では、通信回路等の内部回路に使用する電力と、センサ21,17を動作するための電力とを共用することが可能となり、電源系統を1系統に集約することができる。したがって、インターフェース装置13やセンサ17周辺の省配線化を進めることができる。また、省配線化に加えて、駆動装置23側の外部電源装置が不要となるので、駆動装置23を小型化でき、例えば駆動装置23が使用される工場ラインや生産ライン等の高密度化・集積化に寄与することができる。
なお、以上説明したセンサネットワークシステム100の構成は一例であり、上述の内容に限定されるものではない。例えば、センサ21の数は2以外でもよいし、設置されなくてもよい。また、複数のインターフェース装置13を直列に接続してもよいし、インターフェース装置13に代えて又は加えて、1又は複数のインターフェース装置15を直列に接続してもよい。
(5-2.その他)
以上説明したセンサネットワークシステム1,100において、例えば分岐装置11による分岐機能、又は、インターフェース装置13,15によるインターフェース機能の少なくともいずれかを、センサ電力供給装置5が備えてもよい。その場合には、センサ電力供給装置5が備えた機能に相当する装置を省略でき、システム構成を簡素化できる。また、センサ17,19,21へ供給する電力は、AC/DC電源装置9から供給される電力と同じ値である必要はない。例えば、センサ電力供給装置5とセンサ17,19,21との間に変圧器を設置し、変圧して供給してもよい。
以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
以上説明した実施形態や変形例等が解決しようとする課題や効果は、上述した内容に限定されるものではない。実施形態や変形例等によって、上述されていない課題を解決したり、上述されていない効果を奏することもでき、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
1 センサネットワークシステム
3 制御装置
5 センサ電力供給装置(通信装置)
7 ノイズフィルタ(外部電源装置)
9 AC/DC電源装置(外部電源装置)
13 インターフェース装置
15 インターフェース装置
17 センサ
19 センサ
21 センサ
23 駆動装置
27 電源保護回路
31 絶縁部
45 バイパス回路
49 バイパス回路
53 制御盤
55 上位側内部回路(第1電気回路)
57 下位側内部回路(第2電気回路)
59 上位側内部電源回路(第1内部電源回路)
61 上位側通信回路(第1通信回路)
65 下位側内部電源回路(第2内部電源回路)
67 センサ電源回路
69 下位側通信回路(第2通信回路)
71 通信制御回路
73 絶縁回路
100 センサネットワークシステム

Claims (10)

  1. 制御装置と、
    前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、
    前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、
    前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間に配置され、前記センサを動作するための電力を前記インターフェース装置を介して前記センサに供給するセンサ電力供給装置と、
    を有し、
    前記センサ電力供給装置は、
    前記制御装置と通信するための第1電気回路と、
    前記インターフェース装置を介して前記センサに電力を供給するための第2電気回路と、
    前記第1電気回路と前記第2電気回路を絶縁する絶縁部と、を有する、
    センサネットワークシステム。
  2. 前記第2電気回路は、
    外部電源装置から供給される電力に基づいて、前記センサを動作するための電力を前記センサへ供給するセンサ電源回路を有する、
    請求項1に記載のセンサネットワークシステム。
  3. 前記第1電気回路は、
    前記制御装置から供給される電力に基づいて、前記第1電気回路に使用される電力を生成する第1内部電源回路を有し、
    前記第2電気回路は、
    前記外部電源装置から供給される電力に基づいて、前記第2電気回路に使用される電力を生成する第2内部電源回路を有し、
    前記絶縁部は、
    前記第1内部電源回路と前記第2内部電源回路を絶縁する、
    請求項2に記載のセンサネットワークシステム。
  4. 前記第1電気回路は、
    前記第1内部電源回路により生成された電力を使用して前記制御装置と通信する第1通信回路を有し、
    前記第2電気回路は、
    前記第2内部電源回路により生成された電力を使用して前記インターフェース装置を介して前記センサと通信する第2通信回路を有し、
    前記絶縁部は、
    前記第1通信回路と前記第2通信回路の間に接続され、前記第1通信回路と前記第2通信回路を絶縁しつつ通信可能に接続する絶縁回路を有する、
    請求項3に記載のセンサネットワークシステム。
  5. 前記センサ電力供給装置は、
    前記絶縁回路の前記第1通信回路側又は前記第2通信回路側に接続され、前記制御装置と前記インターフェース装置との間の通信を制御する通信制御回路を有する、
    請求項4に記載のセンサネットワークシステム。
  6. 前記第2電気回路は、
    前記第2内部電源回路及び前記センサ電源回路の上流側に設けられ、電気回路を保護する電源保護回路を有する、
    請求項3乃至5のいずれか1項に記載のセンサネットワークシステム。
  7. 制御装置と、
    前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、
    前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、
    前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間に配置され、前記センサを動作するための電力を前記インターフェース装置を介して前記センサに供給するセンサ電力供給装置と、
    を有し、
    前記インターフェース装置は、
    前記センサ電力供給装置から供給される前記電力を、絶縁部をバイパスして前記センサに供給するためのバイパス回路を有する、
    センサネットワークシステム。
  8. 前記制御装置と前記センサ電力供給装置は、
    制御盤内に配置され、
    前記インターフェース装置と前記センサは、
    前記制御装置により制御される駆動装置に配置されている、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のセンサネットワークシステム。
  9. 制御装置と、
    前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、
    前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、
    を有するセンサネットワークシステムのセンサ電力供給装置であって、
    前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間に配置されており、前記センサを動作するための電力を前記インターフェース装置を介して前記センサに供給し、
    前記制御装置と通信するための第1電気回路と、
    前記インターフェース装置を介して前記センサに電力を供給するための第2電気回路と、
    前記第1電気回路と前記第2電気回路を絶縁する絶縁部と、を有する、
    センサ電力供給装置。
  10. 制御装置と、
    前記制御装置と通信可能に接続されたインターフェース装置と、
    前記インターフェース装置と通信可能に接続されるセンサと、
    を有するセンサネットワークシステムのセンサ電力供給方法であって、
    前記インターフェース装置と前記制御装置との通信経路間において、前記制御装置と通信するための第1電気回路と、前記インターフェース装置を介して前記センサに電力を供給するための第2電気回路と、前記第1電気回路と前記第2電気回路を絶縁する絶縁部と、を有するセンサ電力供給装置により、前記センサを動作するための電力を前記インターフェース装置を介して前記センサに供給すること、
    を有する、センサ電力供給方法。
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