JP5772036B2 - 機械設備の制御装置 - Google Patents

機械設備の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5772036B2
JP5772036B2 JP2011027330A JP2011027330A JP5772036B2 JP 5772036 B2 JP5772036 B2 JP 5772036B2 JP 2011027330 A JP2011027330 A JP 2011027330A JP 2011027330 A JP2011027330 A JP 2011027330A JP 5772036 B2 JP5772036 B2 JP 5772036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
input
signal
communication network
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011027330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012168628A (ja
Inventor
智教 田口
智教 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2011027330A priority Critical patent/JP5772036B2/ja
Publication of JP2012168628A publication Critical patent/JP2012168628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5772036B2 publication Critical patent/JP5772036B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Description

この発明は、機械設備の制御装置に関するものである。
従来における機械設備の制御装置においては、工場例えば製鉄所の圧延ライン等の機械設備の動作を電気的に制御する装置として、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC:Programmable Logic Controller)を利用して構成されたPLCシステムが用いられている。そして、昨今の情報技術の進歩に伴ってPLCシステムも高速化・大容量化という方向に発展している。
このPLCシステムの発展に伴って、以前は複数のPLCによって実装されていた制御機能を1台のPLCへと集約することが可能となった。すなわち、以前においては1つの機能を担う機械設備に対しては1台のPLCが割り当てられていたものが、1台のPLCで複数の機械設備を制御することが可能となった。
ところで、機械設備の保守点検作業時には、安全性を確保するため、保守の対象となる機械設備の制御を司るPLCにおける制御プログラムの実行を停止するとともに、機械設備の動力源となる駆動電源を遮断し、さらにPLCから当該保守対象の機械設備への制御信号伝達に必要となる制御電源を開放する(切断する)必要がある。
一般に、保守作業の対象範囲は機械設備の機能単位毎に区分される。以前においては1台のPLCは1つの機能を担う機械設備を制御していたため、保守作業区分すなわち機械設備の機能単位は、PLC単位と等しくなっていた。従って、保守作業時には、保守作業の対象となる機械設備を制御しているPLCの動作を停止するとともに当該機械設備の駆動電源及び当該PLCに係る制御電源を切断することで、保守作業に必要十分な範囲のPLCの停止及び制御電源切断を実施することができていた。
なお、情報処理の分野においては、プログラムによって装置の動作を制御し、制御プログラムの終了と当該制御プログラムの制御対象である装置への電源供給を連動させることを目的とするものとして、情報処理システムで動作する複数のプログラム毎の起動前に、予め当該プログラムで使用する装置の情報を得て、当該使用する装置の電源を投入するとともに、プログラムの終了時に、当該プログラムで使用していた装置のうち、他のプログラムで使用しない装置の電源を切断するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、情報処理装置(コンピュータ)において実行される制御プログラムにより制御される外部拡張機器において、制御プログラムの起動及び終了時に当該制御プログラムから外部拡張機器へと所定の信号を送信することにより、当該外部拡張機器への電源供給を同期させるものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−053622号公報 特開2007−323410号公報
しかしながら、1台のPLCに複数の機械設備に対する制御機能を集約した従来の機械設備の制御装置においては、ある機能を担う機械設備の制御を司るPLCは、他の機能の機械設備をも制御している。従って、保守作業区分すなわち機械設備の機能単位と、PLC単位とに食い違いが発生している。そして、このため、保守作業時に保守作業の対象となる機械設備を制御しているPLCの動作を停止するとともに当該PLCに係る制御電源を切断すると、当該PLCが制御している保守作業の対象外の機械設備に対する制御まで停止されてしまう。
すなわち、保守作業の対象となる機械設備の範囲よりも広大な範囲の設備に対して制御電源の切断作業(保守作業の終了時には復帰させるための電源投入作業)が必要となってしまい保守作業の煩雑化、非効率化を招いてしまうという課題がある。また、保守作業範囲外の機械設備に対する制御電源の切断/投入作業を実施することにより、想定外の設備に対する制御電源が切断/投入されてしまう可能性が高まり、安全面で問題が発生してしまう恐れがあるという課題もある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、機械設備の保守点検作業の効率化を図り保守点検作業にかかる時間の短縮に貢献するとともに、保守点検作業の安全性を向上させることができる機械設備の制御装置を得るものである。
この発明に係る機械設備の制御装置においては、複数の機能単位毎に複数設けられた機械設備の動作を制御する機械設備の制御装置であって、各前記機能単位に対応する前記機械設備の動作をそれぞれ制御する複数の制御手段を有する制御装置本体と、複数の前記機械設備毎に設けられ、前記制御手段からの制御信号を前記機械設備へと出力あるいは前記機械設備からの動作状態信号を前記制御装置本体に入力するための複数の信号入出力手段と、前記制御装置本体と複数の前記信号入出力手段とを通信可能に接続する通信ネットワークと、前記信号入出力手段の内部又は外部に設けられ、それぞれの前記信号入出力手段と前記機械設備との間の信号伝送を仲介するインターフェース回路への電力を供給する制御電源の投入/切断を切り替える制御電源スイッチと、を備え、前記制御装置本体は、各前記制御手段への起動/停止信号が対象とする前記制御手段の制御対象である前記機械設備を判別して、この判別した前記機械設備に係る前記制御電源スイッチの投入/切断指令信号を前記通信ネットワークへと出力し、前記信号入出力手段は、前記通信ネットワークを介して伝送された前記投入/切断指令信号の指示する前記制御電源スイッチの投入/切断を切り替える構成とする。
この発明に係る機械設備の制御装置においては、機械設備の保守点検作業の効率化を図り保守点検作業にかかる時間の短縮に貢献するとともに、保守点検作業の安全性を向上させることができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る機械設備の制御装置におけるタスクの実行処理及び停止中処理を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態2に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。 この発明の実施の形態4に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。 この発明の実施の形態5に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。 この発明の実施の形態6に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は機械設備の制御装置の全体構成を説明する図、図2は機械設備の制御装置におけるタスクの実行処理及び停止中処理を説明するフロー図である。
図1において、1a〜1cは、機能単位毎に複数設けられた機械設備群である。ここでは、第1の機械設備群1a、第2の機械設備群1b及び第3の機械設備群1cの3つであるとする。これらの第1の機械設備群1a、第2の機械設備群1b及び第3の機械設備群1cの動作は、PLC2によって電気的に制御されている。
PLC2は、図示しない演算部、記憶部及び入出力部を有している。演算部は、記憶部から読み出した制御プログラムに従って演算処理を実行する。記憶部は、各機械設備の制御を行うための制御プログラムを予め記憶するとともに、制御プログラムの実行中に一時的に保管が必要となったデータの一時記憶等を行う。入出力部は、PLC2と第1の通信ネットワーク3aや第2の通信ネットワーク3bとの接続部であり、PLC2は、この入出力部を介して第1の通信ネットワーク3aへと演算部によって演算された制御信号を出力したり、各機械設備1a〜1cに取り付けられたセンサ等から出力された信号の入力を、第1の通信ネットワーク3aから受けたりする。
PLC2と、このPLC2の制御対象である第1の機械設備群1a、第2の機械設備群1b及び第3の機械設備群1cとは、第1の通信ネットワーク3aにより電気的に通信可能に接続されている。この第1の通信ネットワーク3aは、PLC2及び各制御対象の機械設備群1a〜1cが設置された工場等の敷地内に敷設された、例えば、LAN(Local Area Network)等により構成された、入出力信号通信用ネットワーク(IO−LAN:Input/Output−LAN)である。
第1の通信ネットワーク3aと各機械設備群1a〜1cとは、直接に接続されているのではなく、入出力機器4a〜4cを介して接続されている。これらの入出力機器4a〜4cは、各機械設備群1a〜1cにおいて制御すべき機能等に応じてそれぞれが複数のIOを有している。そして、これら複数のIOと第1の通信ネットワーク3aとの間には、インターフェース機器5a〜5cがそれぞれ設けられており、複数のIOからなる各入出力機器4a〜4cと第1の通信ネットワーク3aとは、これらのインターフェース機器5a〜5cを介して信号をやり取りする。
すなわち、第1の機械設備群1aは第1の通信ネットワーク3aと第1のインターフェース機器5a及び第1の入出力機器4a(IO A1、IO A2、…)を介して接続されており、第2の機械設備群1bは第1の通信ネットワーク3aと第2のインターフェース機器5b及び第2の入出力機器4b(IO B1、IO B2、…)を介して接続されており、第3の機械設備群1cは第1の通信ネットワーク3aと第3のインターフェース機器5c及び第3の入出力機器4c(IO C1、IO C2、…)を介して接続されている。
ここで、各入出力機器4a〜4c(及び各インターフェース機器5a〜5c)を介したPLC2側と各機械設備群1a〜1c側との間の信号のやり取りに係る構成について説明する。この入出力機器4a〜4cを介した信号のやり取りは、入出力機器4a〜4cの基板回路、機械設備群1a〜1cの入出力回路、及び、これら入出力機器4a〜4cの基板回路と機械設備群1a〜1cの入出力回路との間にそれぞれ設けられたインターフェース回路を介して行われる。
そして、入出力機器4a〜4cの基板回路とインターフェース回路との間での信号伝達は、例えばリレーやフォトカプラ等を用いて行われ、これらの回路は電気的に切り離されている。また、インターフェース回路と機械設備群1a〜1cの入出力回路との間での信号伝達(特に機械設備群1a〜1cのアクチュエータの動作制御信号等の伝達)も、例えばリレー等を用いて行われ、これらの回路は電気的に切り離されることが多い。
このように、入出力機器4a〜4c側及び機械設備群1a〜1c側の回路とインターフェース回路とは、電気的に切り離された状態でリレーやフォトカプラ等を介して各種の制御信号やセンサ検出信号をやり取りするように構成されている。これは、ノイズによって回路上の電子デバイスが誤動作してしまうことを未然に防止するためである。
そして、以上のように、入出力機器4a〜4cの基板回路、機械設備群1a〜1cの入出力回路及びインターフェース回路は電気的に切り離されているため、それぞれの回路へと電力を供給する電源はそれぞれ別個に用意されている。すなわち、各入出力機器4a〜4cの基板回路には基板電源6aから、機械設備群1a〜1cの入出力回路には駆動電源6bから、インターフェース回路には制御電源6cから、それぞれ電力が供給される。
基板電源6aは、各入出力機器4a〜4cの基板回路、すなわち、入出力機器4a〜4c内部の半導体デバイスや電子部品の動作用電源である。これらの部品は低電力動作型のものが用いられることが多く、基板電源6aは比較的低電圧のものが用いられる。具体的には直流安定化電源からDC5V程度の電圧として入出力機器4a〜4cの基板回路に供給される。基板回路上に設けられた電圧レギュレータでさらに低い電圧を生成して利用する場合もある。
駆動電源6bは、各機械設備群1a〜1cが備えるソレノイド等のアクチュエータやモーターといった動力源を駆動するための電力を供給する電源である。この駆動電源6bから供給される電力を各機械設備群1a〜1cの動力源を駆動するパワーとして用いるため、この駆動電源6bは比較的に高電圧の三相交流(例えば、AC200V〜数千V程度)が用いられることが多い。
制御電源6cは、インターフェース回路にあるリレーやフォトカプラをオン/オフ駆動するための電力を供給する電源である。インターフェース回路においてやり取りされる信号がアナログ信号である場合(インターフェース回路がアナログ回路である場合)、この制御電源6cはアナログ信号の伝送に必要な電圧源・電流源となる。この制御電源6cは、ノイズ耐性を高めるため、DC12V〜48V・100VやAC12〜24V・100V〜240Vといった比較的高い電圧が使用される。直流電源を用いる場合には絶縁型が使用される。
なお、PLC2にはPLC電源によって電力が供給されている。また、基板電源6aは、PLC2のPLC電源と共通化され、通信ネットワーク3aの配線に包含された電源線を介して供給される構成をとる場合もある。
各入出力機器4a〜4cのそれぞれのインターフェース回路には、制御電源6cからそれぞれのインターフェース回路への電力供給を投入/切断するための制御電源スイッチ7a〜7cが設けられている。具体的には、第1の入出力機器4aと第1の機械設備群1aとの間のインターフェース回路には第1の制御電源スイッチ7aが、第2の入出力機器4bと第2の機械設備群1bとの間のインターフェース回路には第2の制御電源スイッチ7bが、第3の入出力機器4cと第3の機械設備群1cとの間のインターフェース回路には第3の制御電源スイッチ7cが、それぞれ設けられている。
ここでは、これらの各制御電源スイッチ7a〜7cは、それぞれの入出力機器4a〜4cに内蔵されている。そして、これらの制御電源スイッチ7a〜7cの動作は、各入出力機器4a〜4cに対して第1の通信ネットワーク3aから各インターフェース機器5a〜5cを介して制御電源投入/切断指令信号を与えることによって制御することができる。換言すると、各入出力機器4a〜4cは第1の通信ネットワーク3aからの制御電源投入/切断指令信号に応じて、自身が内蔵する制御電源スイッチ7a〜7cを動作させることができるように構成されている。
PLC2においては、第1の機械設備群1aの動作を制御するための第1の制御プログラムがPLC2の演算部で第1のタスク8aとして実行されることにより、第1の機械設備群1aの動作を制御する第1の制御手段が構成されている。また同様に、第2の機械設備群1bの動作を制御するための第2の制御プログラムがPLC2の演算部で第2のタスク8bとして実行されることにより、第2の機械設備群1bの動作を制御する第2の制御手段が構成され、第3の機械設備群1cの動作を制御するための第3の制御プログラムがPLC2の演算部で第3のタスク8cとして実行されることにより、第3の機械設備群1cの動作を制御する第3の制御手段が構成されている。
これらの第1のタスク8a、第2のタスク8b及び第3のタスク8cはPLC2において、それぞれが独立して並行的に実行されている。すなわち、これらのタスク8a〜8cにおいて、ある1のタスクの実行状態が他のタスクの実行状態に影響を及ぼすことは、複数の機械設備の動作を連係させる等の特別な事情がない限り基本的にはない。従って、それぞれのタスクを個別に起動/停止させることができる。
図2は、PLC2における各タスク8a〜8cの実行処理及び停止中処理を示すものである。
まず、ステップS1において、PLC2は各タスクについての共通処理を行う。そして、続くステップS2において、PLC2は各タスクのうち1のタスクに注目して、当該タスクに対して実行が許可されているか否か(当該タスクは起動中であるか否か)を確認する。当該タスクの実行が許可されている場合には、ステップS3へと進み当該タスクの通常処理を行う。そして、ステップS4へと進んで共通処理を行った後、ステップS6へと進み次のタスクの処理に移る。一方、ステップS2において、当該タスクの実行が許可されていない場合には、ステップS5へと進む。このステップS5においては、PLC2は当該タスクについて停止中処理を行う。そして、ステップS4へと進んで共通処理を行った後、ステップS6へと進み次のタスクの処理に移る。
PLC2の各タスク8a〜8c(制御手段)を起動/停止させるための起動/停止指令信号は、タスク起動/停止スイッチ9a〜9cが動作することによって入力される。これらのタスク起動/停止スイッチ9a〜9cからの信号は、まず、入力装置10へと入力される。そして、この入力装置10は第4のインターフェース機器5dを介して第1の通信ネットワーク3aに接続されている。従って、入力装置10に入力されたタスク起動/停止スイッチ9a〜9cからの信号は、第4のインターフェース機器5dを経由して第1の通信ネットワーク3aへと出力される。
そして、第1の通信ネットワーク3aに出力されたタスク起動/停止スイッチ9a〜9cからの起動/停止信号は、PLC2へと入力される。PLC2は、この起動/停止指令信号に従って、タスク8a〜8cのうち該当するタスク(制御手段)を起動/停止させる。具体的には、第1のタスク起動/停止スイッチ9aを操作して出力された起動/停止信号によってPLC2の第1のタスク8aが起動/停止され、第2のタスク起動/停止スイッチ9bを操作して出力された起動/停止信号によってPLC2の第2のタスク8bが起動/停止され、第3のタスク起動/停止スイッチ9cを操作して出力された起動/停止信号によってPLC2の第3のタスク8cが起動/停止される。
また、この際、PLC2は、入力された起動/停止指令信号の対象であって起動/停止させたタスク(制御手段)の制御対象である機械設備群を、制御信号用の対応テーブルを参照して判別する。この制御信号用の対応テーブルは、PLC2が複数のタスク(制御手段)によって複数の機械設備をそれぞれ制御していることから、各制御手段からの制御信号送信先を決定するために当然備えているものである。
そして、PLC2は、こうして判別された起動/停止操作がなされたタスク(制御手段)の制御対象である機械設備群(の入出力機器)に対して、制御電源投入/切断指令信号を出力する。そして、この制御電源投入/切断指令信号は、第1の通信ネットワーク3aからインターフェース機器5a〜5cを経由して対象とする入出力機器4a〜4cへと入力される。この制御電源投入/切断指令信号を受け取った入出力機器4a〜4cは、自身に内蔵された制御電源スイッチ7a〜7cを投入/切断して、入出力機器4a〜4cと機械設備群1a〜1cとの信号伝送を仲介するインターフェース回路を駆動する制御電源6cを投入/切断する。
このように構成された機械設備の制御装置において、保守作業の開始時には、まず、作業員が、保守作業の対象となっている機械設備群1a〜1cを制御するタスク8a〜8c(制御手段)を停止するようにタスク起動/停止スイッチ9a〜9cを操作する。すると、操作されたタスク起動/停止スイッチ9a〜9cから、入力装置10、第4のインターフェース機器5d及び第1の通信ネットワーク3aを経由してPLC2へと該当するタスク(制御手段)への停止指令信号が入力され、PLC2は、この停止指令信号に従って、タスク8a〜8cのうち該当するタスク(制御手段)を停止させる。
そして、PLC2は、当該停止指令信号の対象のタスク8a〜8c(制御手段)の制御対象である機械設備群1a〜1cの入出力機器4a〜4cに対して、制御電源切断指令信号を送信する。この制御電源切断指令信号は、第1の通信ネットワーク3a及びインターフェース機器5a〜5cを介して入出力機器4a〜4cに送信される。制御電源切断指令信号を受け取った入出力機器4a〜4cは、自身に内蔵された制御電源スイッチ7a〜7cを切断して、入出力機器4a〜4cと機械設備群1a〜1cとの信号伝送を仲介するインターフェース回路を駆動する制御電源6cを切断する。
以上のようにして、複数の機械設備群1a〜1cをそれぞれ制御する複数のタスク8a〜8c(制御手段)を有するPLC2において、タスク起動/停止スイッチ9a〜9cへの操作で保守作業の対象となる機械設備を制御するタスク(制御手段)を選択的に停止させることができる。そして、その際、当該タスク(制御手段)の制御対象すなわち保守作業対象となる機械設備群における制御電源6cを併せて切断することができる。なお、保守作業の終了時には、先程とは逆に、タスク起動/停止スイッチ9a〜9cに対してタスク(制御手段)の起動操作を行うことにより、対応する機械設備群における制御電源6cを投入することができる。
以上のように構成された機械設備の制御装置は、各機能単位に対応する複数の機械設備の動作をそれぞれ制御する複数の制御手段となるタスクを有する制御装置本体であるPLCと、複数の機械設備毎に設けられ、制御手段からの制御信号を機械設備へと出力あるいは機械設備からの動作状態信号を制御装置本体に入力するための複数の信号入出力手段である入出力機器と、制御装置本体と複数の信号入出力手段とを通信可能に接続する第1の通信ネットワークと、それぞれの信号入出力手段と機械設備との間の信号伝送を仲介するインターフェース回路への電力を供給する制御電源の投入/切断を切り替える制御電源スイッチと、各制御手段への起動/停止信号が対象とする制御手段の制御対象である機械設備を判別する判別手段と、この判別手段が判別した機械設備に係る制御電源スイッチの投入/切断指令信号を第1の通信ネットワークへと出力する電源制御指令手段と、を備え、信号入出力手段は、第1の通信ネットワークから入力された投入/切断指令信号の指示する制御電源スイッチの投入/切断を切り替えるものである。
このため、機械設備の保守点検作業の効率化を図り保守点検作業にかかる時間の短縮に貢献するとともに、保守点検作業の安全性を向上させることができる。また、制御電源スイッチの投入/切断の切り替えを、制御信号を伝送する通信ネットワークを介して行うことができるため、配線自由度が大きく、かつ、製造コストの削減を図ることができる。
さらに、各制御手段への起動/停止信号を起動/停止スイッチの操作によって通信ネットワークを介して制御装置本体であるPLCに入力するようにしたため、この起動/停止スイッチを機械設備群が設置される現場に配置することで、現場作業者が各制御手段(タスク)の停止及び制御機源の開放を行うことができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1において、メンテナンス区分テーブルを備えたメンテナンスツールを設け、このメンテナンスツールからタスク(制御手段)の起動/停止操作を行うようにしたものである。
すなわち、図3において、PLC2には、第2の通信ネットワーク3b、例えばLANを介してメンテナンスツール11が接続されている。そして、このメンテナンスツール11には、メンテナンス区分テーブル12が備えられている。このメンテナンス区分テーブル12には、メンテナンス区分と停止すべきタスク8a〜8c(制御手段)との対応が予め設定されている。保守作業時に作業員は、当該保守作業のメンテナンス区分をメンテナンスツール11から指定する。すると、メンテナンスツール11は、メンテナンス区分テーブル12を参照して指定されたメンテナンス区分に対して停止すべきタスク(制御手段)を決定し、PLC2に当該タスク(制御手段)に対する停止指令信号を送信する。PLC2は、この停止指令信号が対象とするタスク(制御手段)を停止させる。
そして、この際、PLC2は、実施の形態1と同様にして、当該停止させたタスク(制御手段)の制御対象である機械設備群を、制御信号用の対応テーブルを参照して判別する。PLC2は、こうして判別された停止されたタスク(制御手段)の制御対象である機械設備群(の入出力機器)に対して、制御電源切断指令信号を出力する。この制御電源切断指令信号は、第1の通信ネットワーク3aからインターフェース機器5a〜5cを介して対象とする入出力機器4a〜4cへと入力される。この制御電源切断指令信号を受け取った入出力機器4a〜4cは、自身に内蔵された制御電源スイッチ7a〜7cを切断して、入出力機器4a〜4cと機械設備群1a〜1cとの信号伝送を仲介するインターフェース回路を駆動する制御電源6cを切断する。
なお、その他の構成や動作については、実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された機械設備の制御装置は、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、メンテナンス区分を指定するだけで必要なタスクの停止や制御電源の切断等を行うことができる。保守操作手段であるメンテナンスツールにおいてタスクや制御電源の状態を一元的に管理することができる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。
前述した実施の形態1においては、通信ネットワークから各機械設備への信号を仲介する入出力機器のそれぞれに、制御電源からインターフェース回路への電力供給をオン/オフする制御電源スイッチが内蔵されていた。そして、各入出力機器は、自身が内蔵する制御電源スイッチを、通信ネットワークから各入出力機器に対して指令信号を与えることによりオン/オフさせることができるように構成されているものであった。
これに対し、ここで説明する実施の形態は、入出力機器に制御電源スイッチが内蔵されておらず、入出力機器自体には通信ネットワークからの指令信号による制御電源の切断/投入の制御を行う機能がない構成において、ビット信号出力装置を用いることによって通信ネットワークからの指令信号による制御電源の切断/投入を制御することができるようにしたものである。
すなわち、図4において、まず、実施の形態1と同様に、各入出力機器4a〜4cのそれぞれのインターフェース回路には、制御電源からそれぞれのインターフェース回路への電力供給を投入/切断するための制御電源スイッチ7a〜7cが設けられている。しかし、この実施の形態3においては、各制御電源スイッチ7a〜7cは、それぞれの入出力機器4a〜4cに内蔵されておらず、入出力機器4a〜4cの外部に設けられている。
この実施の形態3においては、各入出力機器4a〜4c自体には、これらの制御電源スイッチ7a〜7cの動作を、第1の通信ネットワーク3aからの制御電源投入/切断指令信号によって制御する機能は備わっていない。そこで、この実施の形態2においては、第1の通信ネットワーク3aに接続された各インターフェース機器5a〜5cには、入出力機器4a〜4cに加えてビット信号出力装置13a〜13cが接続されている。そして、これらのビット信号出力装置13a〜13cは、第1の通信ネットワーク3aからインターフェース機器5a〜5cを介して制御電源起動/切断指令信号が入力されると、制御電源スイッチ7a〜7cに対してビット信号(電源切替信号)を出力して制御電源スイッチ7a〜7cのオン/オフを切り替える。
具体的には、第1の機械設備群1aに対する制御電源起動/切断指令信号が、第1の通信ネットワーク3aから第1のインターフェース機器5aを介して入力されると、第1のビット信号出力装置13aは、ビット信号を第1の制御電源スイッチ7aに対して出力する。そして、このビット信号によって第1の制御電源スイッチ7aのオン/オフが切り替えられ、第1の入出力機器4aと第1の機械設備群1aとの信号伝送を仲介するインターフェース回路に対する制御電源6cからの電力供給がオン/オフされる。
また、同様に、第2の機械設備群1bに対する制御電源起動/切断指令信号が、第1の通信ネットワーク3aから第2のインターフェース機器5bを介して入力されると、第2のビット信号出力装置13bは、ビット信号を第2の制御電源スイッチ7bに対して出力する。そして、このビット信号によって第2の制御電源スイッチ7bのオン/オフが切り替えられ、第2の入出力機器4bと第2の機械設備群1bとの信号伝送を仲介するインターフェース回路に対する制御電源6cからの電力供給がオン/オフされる。
そして、第3の機械設備群1cに対する制御電源起動/切断指令信号が、第1の通信ネットワーク3aから第3のインターフェース機器5cを介して入力されると、第3のビット信号出力装置13cは、ビット信号を第3の制御電源スイッチ7cに対して出力する。そして、このビット信号によって第3の制御電源スイッチ7cのオン/オフが切り替えられ、第3の入出力機器4cと第3の機械設備群1cとの信号伝送を仲介するインターフェース回路に対する制御電源6cからの電力供給がオン/オフされる。
なお、その他の構成や動作については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された機械設備の制御装置は、制御電源スイッチを内蔵しておらず、インターフェース回路に対する制御電源の投入/切断機能を有さない入出力機器を用いた場合であっても、電源切替信号出力手段であるビット信号出力装置を備えることにより、通信ネットワークから入力される投入/切断指令信号によって、制御電源の投入/切断を行うことができる。従って、制御電源の投入/切断機能を有さない既存の入出力機器を用いて、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。
ここで説明する実施の形態4は、前述した実施の形態2において、制御電源スイッチが内蔵されておらず入出力機器自体には通信ネットワークからの指令信号による制御電源の切断/投入の制御を行う機能がない入出力機器を使用した場合に、ビット信号出力装置を用いることによって通信ネットワークからの指令信号による制御電源の切断/投入を制御することができるようにしたものである。
すなわち、図5において、まず、実施の形態1と同様に、各入出力機器4a〜4cのそれぞれのインターフェース回路には、制御電源からそれぞれのインターフェース回路への電力供給を投入/切断するための制御電源スイッチ7a〜7cが設けられている。しかし、この実施の形態4においては、各制御電源スイッチ7a〜7cは、それぞれの入出力機器4a〜4cに内蔵されておらず、入出力機器4a〜4cの外部に設けられている。
そして、実施の形態3と同様に、各入出力機器4a〜4c自体には、これらの制御電源スイッチ7a〜7cの動作を、第1の通信ネットワーク3aからの制御電源投入/切断指令信号によって制御する機能は備わっていない。そこで、第1の通信ネットワーク3aに接続された各インターフェース機器5a〜5cには、入出力機器4a〜4cに加えてビット信号出力装置13a〜13cが接続されている。そして、これらのビット信号出力装置13a〜13cは、第1の通信ネットワーク3aからインターフェース機器5a〜5cを介して制御電源起動/切断指令信号が入力されると、制御電源スイッチ7a〜7cに対してビット信号を出力して制御電源スイッチ7a〜7cのオン/オフを切り替える。
また、実施の形態2と同様に、PLC2には、第2の通信ネットワーク3b、例えばLANを介してメンテナンスツール11が接続されている。そして、このメンテナンスツール11には、メンテナンス区分テーブル12が備えられている。このメンテナンス区分テーブル12には、メンテナンス区分と停止すべきタスク8a〜8c(制御手段)との対応が予め設定されている。保守作業時に作業員は、当該保守作業のメンテナンス区分をメンテナンスツール11から指定する。すると、メンテナンスツール11は、メンテナンス区分テーブル12を参照して指定されたメンテナンス区分に対して停止すべきタスク(制御手段)を決定し、PLC2に当該タスク(制御手段)に対する停止指令信号を送信する。PLC2は、この停止指令信号が対象とするタスク(制御手段)を停止させる。
そして、この際、PLC2は、実施の形態1と同様にして、当該停止させたタスク(制御手段)の制御対象である機械設備群を、制御信号用の対応テーブルを参照して判別する。PLC2は、こうして判別された停止されたタスク(制御手段)の制御対象である機械設備群(の入出力機器)に対して、制御電源切断指令信号を出力する。この制御電源切断指令信号は、第1の通信ネットワーク3aからインターフェース機器5a〜5cを介してビット信号出力装置13a〜13cに入力される。
この制御電源切断指令信号を受け取ったビット信号出力装置13a〜13cは、対象とする制御電源スイッチ7a〜7cへとビット信号を出力して、当該制御電源スイッチを切断する。制御電源スイッチ7a〜7cが切断されると、入出力機器4a〜4cと機械設備群1a〜1cとの信号伝送を仲介するインターフェース回路を駆動する制御電源6cが切断される。
なお、その他の構成や動作については、実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された機械設備の制御装置は、制御電源スイッチを内蔵しておらず、インターフェース回路に対する制御電源の投入/切断機能を有さない入出力機器を用いた場合であっても、ビット信号出力装置を備えることにより、実施の形態2と同様の効果を奏することができる。
実施の形態5.
図6は、この発明の実施の形態5に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。
ここで説明する実施の形態5は、前述した実施の形態1の構成において、タスク起動/停止スイッチの操作によって、直接制御電源スイッチを動作させるようにしたものである。そして、制御電源スイッチが動作すると入出力機器からPLCへと対応するタスクへの起動/停止指令信号が送信され、この起動/停止指令信号に従ってPLC上のタスクが起動/停止される。
すなわち、各タスク起動/停止スイッチ9a〜9cからの信号線は、各入出力機器4a〜4cに内蔵された各制御電源スイッチ7a〜7cにそれぞれ直接に接続されている。各タスク起動/停止スイッチ9a〜9cに対してタスク起動/停止操作がなされると、操作がなされたタスク起動/停止スイッチに接続された制御電源スイッチ7a〜7cが動作して投入/切断される。そして、制御電源スイッチ7a〜7cが動作して投入/切断されると、対応するタスク8a〜8c(制御手段)を起動/停止させるための起動/停止指令信号が、制御電源スイッチが動作した入出力機器4a〜4cから出力される。
入出力機器4a〜4cから出力された起動/停止指令信号は、インターフェース機器5a〜5cを介して第1の通信ネットワーク3aに出力され、この第1の通信ネットワーク3aからPLC2へと入力される。PLC2は、この起動/停止指令信号に従って、タスク8a〜8cのうち該当するタスク(制御手段)を起動/停止させる。
なお、その他の構成や動作については、実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された機械設備の制御装置は、タスク起動/停止スイッチの操作によって直接制御電源スイッチを動作させるようにしたため、制御電源の投入/切断動作において、信頼性が高く、動作遅延が少ない
実施の形態6.
図7は、この発明の実施の形態6に係る機械設備の制御装置の全体構成を説明する図である。
ここで説明する実施の形態6は、前述した実施の形態1、3、5のようなタスク起動/停止スイッチを用いた構成と、前述した実施の形態2、4のようなメンテナンスツールを用いた構成とを、適宜、組み合わせたものである。
ここでは、実施の形態1の構成と実施の形態2の構成とを組み合わせた例を、図7に示す。このように、タスク起動/停止スイッチ9a〜9cとメンテナンスツール11との双方を設けることにより、利用者のニーズに応じた柔軟なシステム設計が可能である。
例えば、これら双方のどちらからでもタスク(制御手段)の停止及び制御電源の切断を行うことができるようにして利便性を向上させるとともに、タスク(制御手段)及び制御電源の復元は、これら双方ともが復元操作された状態でなければなされないようにすることで、安全性も向上させることができる。
あるいは、タスク起動/停止スイッチによって制御停止及び制御電源切断が可能である機械設備群を、予めメンテナンスツールで設定しておき、このメンテナンスツール上の設定では許可されていない機械設備群に対する制御停止及び制御電源切断は、タスク起動/停止スイッチによってはできないようにすることもできる。この場合、復元時には、タスク起動/停止スイッチが復元側に操作された上で、メンテナンスツールによって、さらに復元操作を行うことで対象となる機械設備群の復元がなされるようにし、タスク起動/停止スイッチが復元側に操作されない限り、メンテナンスツールによる復元もできないようにすることで、安全性を大きく向上させることができる。
1a 第1の機械設備群
1b 第2の機械設備群
1c 第3の機械設備群
2 PLC
3a 第1の通信ネットワーク
3b 第2の通信ネットワーク
4a 第1の入出力機器
4b 第2の入出力機器
4c 第3の入出力機器
5a 第1のインターフェース機器
5b 第2のインターフェース機器
5c 第3のインターフェース機器
5d 第4のインターフェース機器
6a 基板電源
6b 駆動電源
6c 制御電源
7a 第1の制御電源スイッチ
7b 第2の制御電源スイッチ
7c 第3の制御電源スイッチ
8a 第1のタスク
8b 第2のタスク
8c 第3のタスク
9a 第1のタスク起動/停止スイッチ
9b 第2のタスク起動/停止スイッチ
9c 第3のタスク起動/停止スイッチ
10 入力装置
11 メンテナンスツール
12 メンテナンス区分テーブル
13a 第1のビット信号出力装置
13b 第2のビット信号出力装置
13c 第3のビット信号出力装置

Claims (4)

  1. 複数の機能単位毎に複数設けられた機械設備の動作を制御する機械設備の制御装置であって、
    各前記機能単位に対応する前記機械設備の動作をそれぞれ制御する複数の制御手段を有する制御装置本体と、
    複数の前記機械設備毎に設けられ、前記制御手段からの制御信号を前記機械設備へと出力あるいは前記機械設備からの動作状態信号を前記制御装置本体に入力するための複数の信号入出力手段と、
    前記制御装置本体と複数の前記信号入出力手段とを通信可能に接続する通信ネットワークと、
    前記信号入出力手段の内部又は外部に設けられ、それぞれの前記信号入出力手段と前記機械設備との間の信号伝送を仲介するインターフェース回路への電力を供給する制御電源の投入/切断を切り替える制御電源スイッチと、を備え、
    前記制御装置本体は、各前記制御手段への起動/停止信号が対象とする前記制御手段の制御対象である前記機械設備を判別して、この判別した前記機械設備に係る前記制御電源スイッチの投入/切断指令信号を前記通信ネットワークへと出力し、
    前記信号入出力手段は、前記通信ネットワークを介して伝送された前記投入/切断指令信号の指示する前記制御電源スイッチの投入/切断を切り替えることを特徴とする機械設備の制御装置。
  2. 各前記制御電源スイッチは、それぞれの前記信号入出力手段の外部に設けられており、
    前記信号入出力手段のそれぞれは、前記通信ネットワークに接続され、前記通信ネットワークを介して伝送された前記投入/切断指令信号が指示する前記制御電源スイッチの投入/切断を切り替える電源切替信号出力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の機械設備の制御装置。
  3. 前記通信ネットワークに信号入力手段を介して接続され、操作されることにより各前記制御手段への前記起動/停止信号を前記通信ネットワークに出力する起動/停止スイッチを備え、
    前記制御装置本体は、前記通信ネットワークから入力された前記起動/停止信号が指示する前記制御手段を起動/停止させることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の機械設備の制御装置。
  4. 前記制御装置本体の外部に設けられ、各前記制御手段に対する前記起動/停止信号を、前記制御装置本体へと出力する保守操作手段と、
    前記保守操作手段に設けられ、メンテナンス区分と前記制御手段との対応を予め記憶するメンテナンス区分テーブルと、を備え、
    前記保守操作手段は、指定された前記メンテナンス区分に対応する前記制御手段に対する前記起動/停止信号を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の機械設備の制御装置。
JP2011027330A 2011-02-10 2011-02-10 機械設備の制御装置 Expired - Fee Related JP5772036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027330A JP5772036B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 機械設備の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027330A JP5772036B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 機械設備の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012168628A JP2012168628A (ja) 2012-09-06
JP5772036B2 true JP5772036B2 (ja) 2015-09-02

Family

ID=46972753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011027330A Expired - Fee Related JP5772036B2 (ja) 2011-02-10 2011-02-10 機械設備の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5772036B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019068677A (ja) * 2017-10-04 2019-04-25 東芝三菱電機産業システム株式会社 インターフェース装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6353622A (ja) * 1986-08-22 1988-03-07 Nec Corp 省力化運転方式
JP2007323410A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Buffalo Inc 外部拡張機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012168628A (ja) 2012-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100720273B1 (ko) 세이프티 컨트롤러 및 그것을 이용한 시스템
CN109478858A (zh) 马达控制装置和电动助力转向装置
GB2468652A (en) Safety-critical electrical power distribution
KR101370836B1 (ko) Mes와 plc 간 데이터 전송용 인터페이스 모듈
CN102854871A (zh) 总线控制系统和工程机械
US10328585B2 (en) Robot control device and robot system
KR100964070B1 (ko) 제어기의 이중화 장치
JP4196757B2 (ja) セーフティコントローラ
JP2018536376A (ja) 産業用ロボットのための電気駆動装置
CN101351753A (zh) 用于控制至少一台机器的装置
CN104714439A (zh) 安全继电器箱系统
JP5772036B2 (ja) 機械設備の制御装置
KR101457733B1 (ko) Hmi 이중화 장치
WO2018155511A1 (ja) モータ制御装置
JP2005157665A (ja) セーフティコントローラ、それを用いたシステムおよび増設ユニット
JP5025255B2 (ja) 電力変換装置
JPH11184507A (ja) コントローラシステム
JP5630305B2 (ja) 機械設備の制御装置
KR102014691B1 (ko) 이중화된 전원 및 커플러 모듈을 가진 산업용제어기의 원격 입출력 장치
JP4238687B2 (ja) セーフティコントローラおよびそれを用いたシステム
JP3906864B2 (ja) 無停電電源システム
JP5940406B2 (ja) ロボット制御装置
JP5659840B2 (ja) 機械設備の制御装置
EP1837131A1 (en) Manipulator, for example an industrial robot, and drive device for a manipulator
KR102538920B1 (ko) 라인 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5772036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees