JP7426095B2 - 給水装置 - Google Patents
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Description
<1.給水装置の概要>
本実施形態は、例えば、マンションや商業ビル等の建物に適用される給水装置に本開示に係る給水装置の一例が適用されたものである。図1に示されるように、本実施形態に係る給水装置1は、複数(例えば、4つ)の電動ポンプP1~P4及び制御部CTL等を少なくとも備える。
<2.1制御の概要>
制御部CTLは、各電動ポンプPの停止及び稼働を制御する。つまり制御部CTLは、各駆動回路DRV1~DRV4の出力を制御する。制御部CTLは、例えば、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピュータ等にて構成されている。当該制御部CTLは、ROM等の不揮発性記憶部(図示せず。)に予め記憶されたプログラムに従って各電動ポンプPを制御する。
小水量停止制御は、流量センサFs1~Fs4の検出流量が予め決められた流量(以下、停止流量という。)まで低下したときに、検出した流量が停止流量となった流量センサに対応する電動ポンプPを停止させる制御である。
目標圧力制御は、圧力センサPsの検出圧力が目標とする圧力(以下、目標圧力という。)となるように稼働している1つ又は複数の電動ポンプPを調整する制御である。つまり、制御部CTLは、検出圧力が目標圧力に近づくように指令周波数を変化させる。
増台制御は、稼働している電動ポンプPのみで十分な給水量を確保できなくなったときに、停止している電動ポンプPを稼働させる制御である。減台制御は、増台制御と逆に、稼働している電動ポンプPの台数を漸次減らしていく制御である。
ローテーション制御とは、全ての電動ポンプPが停止している状態から最初に起動させる電動ポンプP(以下、先発ポンプという。)を予め決められた規則に従って順次変更する制御をいう。
<制御の概要>
平均化制御とは、複数の電動ポンプPのうちいずれかの電動ポンプPの積算稼働時間が他の電動ポンプPの積算稼働時間に比べて過度に大きくなることを抑制するための制御である。
<用語の定義について>
「第1稼働時間T1」とは、記憶部Meに記憶された複数の積算稼働時間のうち最も大きい積算稼働時間をいう。「休止対象ポンプ」とは、複数の電動ポンプPのうち第1稼働時間T1に対応するポンプをいう。
第1停止時間Ts1は、第2稼働時間T2に第1係数K1が乗算された稼働時間である。第2稼働時間Tとは、第1稼働時間T1の次に大きい積算稼働時間をいう。第1係数K1は、1より大きい数であって、予め決められた数(例えば、1.2)をいう。
第2停止時間Ts2は、第2稼働時間T2に予め決められた時間(以下、第1時間という。)が加算された時間である。因みに、本実施形態に係る第1時間は、500時間である。このため、本実施形態では、第1稼働時間T1が比較的小さい間は、第2停止稼働時間Tsが第1停止稼働時間Ts1より大きくなる。
制御部CTLは、第1稼働時間T1が停止稼働時間Ts以上となったときに、休止条件が満たされたと判断する。なお、本実施形態では、第1稼働時間T1が予め決められた積算時間(例えば、1000時間)を越えたときに、休止条件を満たしているか否かの判断を実行する。
復帰条件とは、休止状態にある休止対象ポンプを制御対象、つまり運転可能なポンプに復帰させるための要件の1つである。そして、復帰条件が満たされたときに、制御部CTLは、休止対象ポンプを運転可能テーブルに復帰させて、平均化制御を停止して休止対象ポンプを運転可能ポンプと共に制御する。
制御部CTLは、運転可能ポンプの最大積算稼働時間に第2係数K2が乗算された稼働時間(以下、第1復帰稼働時間Tr1という。)が第1稼働時間T1以上となったときに、第1復帰条件が満たされたと判断する。
制御部CTLは、運転可能ポンプの最大積算稼働時間に第2時間が加算された稼働時間(以下、第2復帰稼働時間Tr2という。)が第1稼働時間T1以上となったときに、第2復帰条件が満たされたと判断する。
制御部CTLは、第1稼働時間T1から運転可能ポンプの最大積算稼働時間が減算された値が0以下となったときに、第3復帰条件が満たされたと判断する。つまり、運転可能ポンプの最大積算稼働時間が第1稼働時間T1以上となったときに、第3復帰条件が満たされたと判断する。
制御部CTLは、運転可能ポンプの全てが稼働したとき、つまり、給水装置1が備える全ての電動ポンプPの台数から休止状態にある電動ポンプP(本実施形態では、1)を減算した値と現実に稼働している電動ポンプPの台数が一致したときに、第4復帰条件が満たされたと判断する。
制御部CTLは、平均化制御機能が実行されている場合において、複数のポンプPのいずれかを稼働させることができない状態が発生したときに、第5復帰条件が満たされたと判断する。
図2及び図3は、平均化制御を示すフローチャートの一例である。当該フローチャートは、給水装置1の電源スイッチ(図示せず。)の投入とともに起動し、当該電源スイッチの遮断とともに停止する。
本実施形態に係る給水装置1は、積算稼働時間が最大となる電動ポンプPを休止状態とする。したがって、複数の電動ポンプPそれぞれの積算稼働時間を平均化することが可能となる。
上述の実施形態に係る目標圧力は固定値及び変動値のいずれでもよい。すなわち、当該開示は、例えば、目標圧力が固定値として予め設定された構成、又は目標流量が吐出し流量等の関数値として設定された構成等であってもよい。
P… 電動ポンプ
CTL… 制御部
Fs… 流量センサ
Ps… 圧力センサ
Claims (9)
- 給水に用いられる複数のポンプと、
前記複数のポンプそれぞれの停止及び稼働を制御する制御部と、
前記複数のポンプそれぞれの積算稼働時間を記憶する記憶部とを備え、
前記記憶部に記憶された複数の積算稼働時間のうち、最も大きい積算稼働時間を第1稼働時間とし、当該第1稼働時間の次に大きい積算稼働時間を第2稼働時間とし、前記複数のポンプのうち前記第1稼働時間に対応するポンプを休止対象ポンプとし、前記複数のポンプのうち前記休止対象ポンプ以外のポンプを運転可能ポンプとし、1より大きい予め決められた値を係数とし、
前記第2稼働時間に前記係数が乗算された稼働時間、又は前記第2稼働時間に予め決められた時間が加算された稼働時間を停止稼働時間としたとき、
前記制御部は、
前記休止対象ポンプが予め決められた条件(以下、休止条件という。)を満たしているか否かを判断する機能、及び
前記休止条件が満たされたときに、前記運転可能ポンプのみを制御対象とする平均化制御機能を実行可能であり、
前記制御部は、前記第1稼働時間が前記停止稼働時間以上となったときに、前記休止条件が満たされたと判断する
給水装置。 - 前記制御部は、
予め決められた条件(以下、復帰条件という。)を満たしているか否かを判断する機能、及び
前記復帰条件が満たされたときに、前記平均化制御を停止して前記休止対象ポンプを前記運転可能ポンプと共に制御する機能を実行可能であり、
前記係数より小さい予め決められた値であって、1以上の値を第2の係数とし、予め決められた時間であって、請求項1に係る予め決められた時間より小さい時間を第2時間とし、
前記運転可能ポンプの最大積算稼働時間に前記第2の係数が乗算された稼働時間、又は前記運転可能ポンプの最大積算稼働時間に前記第2時間が加算された稼働時間を復帰稼働時間としたとき、
前記制御部は、前記復帰稼働時間が前記第1稼働時間以上となったときに、前記復帰条件が満たされたと判断する
請求項1に記載の給水装置。 - 前記制御部は、
予め決められた条件(以下、復帰条件という。)を満たしているか否かを判断する機能、及び
前記復帰条件が満たされたときに、前記平均化制御を停止して前記休止対象ポンプを前記運転可能ポンプと共に制御する機能を実行可能であり、
前記制御部は、前記第1稼働時間から前記運転可能ポンプの最大積算稼働時間が減算された値が0以下となったときに、前記復帰条件が満たされたと判断する
請求項1に記載の給水装置。 - 前記運転可能ポンプが2台以上となる場合において、
前記制御部は、前記運転可能ポンプの全てが稼働したときに、前記平均化制御を停止して前記休止対象ポンプを前記運転可能ポンプと共に制御する請求項1に記載の給水装置。 - 前記制御部は、前記第1稼働時間が予め決められた積算時間を越えたときに、前記休止条件を満たしているか否かの判断を実行する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の給水装置。
- 前記制御部は、前記複数のポンプのいずれかを稼働させることができない状態が発生しているときには、前記休止条件を満たしているか否かの判断を実行しない請求項1ないし5のいずれか1項に記載の給水装置。
- 前記制御部は、前記平均化制御機能が実行されている場合において、前記複数のポンプのいずれかを稼働させることができない状態が発生したときに、前記休止対象ポンプを前記運転可能ポンプと共に制御する機能を実行可能である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の給水装置。
- 給水量を検出する流量センサを備え、
前記制御部は、前記流量センサが検出した流量が予め決められた流量以下となったときに、前記複数のポンプ全てを停止させる停止制御機能を実行可能であり、
さらに、前記制御部は、前記休止条件が満たされた後、前記停止制御が実行された以降に前記平均化制御を実行する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の給水装置。 - 給水に用いられる複数のポンプと、
前記複数のポンプそれぞれの停止及び稼働を制御する制御部と、
前記複数のポンプそれぞれの積算稼働時間を記憶する記憶部とを備え、
前記記憶部に記憶された複数の積算稼働時間のうち、最も大きい積算稼働時間を第1稼働時間とし、前記複数のポンプのうち前記第1稼働時間に対応するポンプを休止対象ポンプとし、前記複数のポンプのうち前記休止対象ポンプ以外のポンプを運転可能ポンプとし、
前記運転可能ポンプの積算稼働時間を利用して予め決められた規則に従って決定される稼働時間を停止稼働時間としたとき、
前記制御部は、
前記休止対象ポンプが予め決められた条件(以下、休止条件という。)を満たしているか否かを判断する機能、及び
前記休止条件が満たされたときに、前記運転可能ポンプのみを制御対象とする平均化制御機能を実行可能であり、
前記制御部は、前記第1稼働時間が前記停止稼働時間以上となったときに、前記休止条件が満たされたと判断する
給水装置。
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JP2008115822A (ja) | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | 給水装置のポンプ運転制御方法およびその装置 |
JP2009133253A (ja) | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Mitsubishi Electric Corp | ポンプ運転制御システム |
JP2018112162A (ja) | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 株式会社川本製作所 | 給水装置及び給水装置の制御方法 |
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