JP7424655B2 - 粒子および粉塵の収集部を備えるブレーキパッド - Google Patents

粒子および粉塵の収集部を備えるブレーキパッド Download PDF

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Description

本発明は、例えば、道路車両、鉄道車両、風力タービンなどの、回転が減速される回転要素を備える機械での使用を意図された非汚染ブレーキシステムに関する。
そうしたブレーキシステムにおいて、摩擦ブレーキは、回転部材に接するブレーキパッドの摩耗が原因となって発生する粒子および粉塵を放つ。この回転部材は、例えば、車両のホイール、または車両のホイールによって駆動されるディスクである。周囲環境に放出されたこれら粒子は、人の健康に有害であることが知られている。加えて、自動車に関する電気自動車化における改善により、摩擦ブレーキシステムの摩耗が原因となって発生する粒子および粉塵を処理する必要性が高まっている。
そのため、これら粒子および粉塵を周囲環境に放出する前に捕捉する必要がある。
それゆえ、ディスクブレーキにおけるブレーキパッド10を開示する特許文献1が知られており、当該パッドは、ソールプレート1と、摩擦材料で作られるライニング2と、を備えており、ライニングは、摩擦面26と、取り付け面20と、内側縁部23と、外側縁部24と、後方縁部21と、前方縁部22と、によって境界を定められている。ライニング2には収集溝3が設けられており、収集溝3は、摩擦面26で開口しかつ後方縁部21の付近に配置されており、ソールプレート1は、収集溝3と流体連通する吸引孔17を備える。吸引孔17は、連通手段(図示せず)を介して負圧源に接続されている。収集溝3は、内側縁部23まで延在し、かつスロット33の形態で内側縁部23で開口している。
そうしたブレーキパッドは図12および図13に例示されており、かつ先行技術を表す。
しかしながら、このパッドには欠点がある。
実際に、本発明者らは、ライニングが摩耗するにつれて吸引能力が低下することを見出した。事実、摩耗は圧力降下の線形的な増加につながり、圧力降下はタービンの流れを余儀なく減少させる。したがって、収集溝によって粒子および粉塵を捕捉する能力の低下が引き起こされ、それゆえ、これら粒子および粉塵が大気中により多く放出されるが、これは望ましくない。
仏国特許出願公開第3057040号明細書
本発明は、これら欠点を改善することを目的としている。
本発明は、外面および内面を備えるソールプレートと、内面に固定される摩擦材料で作られるライニングと、を備えるブレーキパッドに関し、ライニングは、摩擦面と、取り付け面と、内側縁部と、外側縁部と、後方縁部と、前方縁部と、によって境界を定められており、ライニングには、摩擦面で開口しておりかつ少なくとも部分的に後方縁部の付近に配置される少なくとも1つの収集溝が設けられており、ソールプレートは、少なくとも1つの収集溝と流体連通する少なくとも1つの吸引孔を備えており、少なくとも1つの吸引孔は、連通手段を介して負圧源に接続されている。
本発明は、収集溝が設けられており、そのためパッドのライニングが摩耗しながらも吸引能力は実質的に一定のままであるブレーキパッドを提供することを目的としている。
この目的は、収集溝がその端部の少なくとも1つにおいてダクトによって延長され、当該ダクトは、動作中にダクトの各側に配置されるダクトの入口と少なくとも1つの収集溝との間に負圧が存在するように、ダクトの外側端部が入口を介して摩擦面から離れて開口しており、かつダクトの内側端部が、少なくとも1つの溝との断面急増部を形成する出口を介して少なくとも1つの収集溝に開口している、という事実のおかげで達成される。
これら構成を用いることで収集溝による吸引能力は実質的に一定のままとなる、言い換えると本発明者らによって実施された試験で示されたようにパッドのライニングが摩耗してもほとんど変化しない。
有利なことに、外側端部は少なくとも、これら縁部のうちの1つの縁部の近くで開口している。
例えば、外側端部は、ソールプレートに最も近接しかつパッドの通常の動作寿命の終わりでも消費されない縁部の少なくとも1つの領域に開口している。
そのため、ダクトの断面積は、パッドの寿命を通じて一定に保たれる。
有利なことに、ダクトはソールプレートを貫通しており、外側端部はソールプレートの外面に開口している。
そのため、パッドの製造が簡略化される。
有利なことに、収集溝は、後方縁部に沿って延びる単一の溝からなる。
有利なことに、収集溝はまた、前方縁部に沿って延びる。
そのため、粒子および粉塵の収集は、車両の移動方向の両方において達成できる。
有利なことに、収集溝は、C字形状またはE字形状であり、かつ外側縁部または内側縁部に沿って延びる。
そのため、粒子および粉塵の収集はより効率的となる。
有利なことに、少なくとも1つの収集溝は、後方縁部に沿って延びる第1の溝を含む複数の別々の溝からなる。
そのため、粒子および粉塵の収集はより効率的となる。
例えば複数の溝は全部で2つある。
有利なことに、少なくとも1つのダクトの1つは、複数の溝のうちの1つの溝の一端と別の溝の一端との間に延在する。
そのため、粒子および粉塵の収集はより効率的となる。
本発明は十分に理解され、その利点は、非限定的な例示として示される実施形態の以下の詳細な説明を読むことでより明らかになるであろう。説明は、添付の図面を参照する。
本発明に基づくブレーキパッドの上面図である。 本発明に基づくブレーキパッドの斜視図である。 図2の線III-IIIに沿う、本発明に基づくブレーキパッドの収集溝に沿う断面図である。 本発明の別の実施形態に基づく収集溝に沿う断面図である。 本発明に基づくブレーキパッドを備えるブレーキシステムの斜視図である。 本発明の別の実施形態に基づくブレーキパッドの斜視図である。 本発明のさらに別の実施形態に基づくブレーキパッドの斜視図である。 本発明のさらに別の実施形態に基づくブレーキパッドの上面図である。 本発明のさらに別の実施形態に基づくブレーキパッドの上面図である。 本発明のさらに別の実施形態に基づくブレーキパッドの上面図である。 本発明のさらに別の実施形態に基づくブレーキパッドの上面図である。 すでに説明した、先行技術に基づくパッドを示す上面図である。 すでに説明した、従来技術に基づくパッドを示す斜視図である。
本発明は、機械の回転要素9のブレーキデバイスにおけるブレーキのブレーキパッド10に関する。本発明に関し、当該機械が、ブレーキがディスクブレーキである道路車両である場合について以下に説明する。なお本発明は、レール上の車両(列車)で使用されるホイールを擦るブレーキシューにおけるブレーキパッドの場合または他の産業機械で使用されるブレーキパッドの場合(風力タービンの場合)にも十分に同等に適用される。すべての場合において、機械の回転要素のブレーキングは、その回転中に、この回転要素上でのブレーキパッドの摩擦によって達成される。
ディスクブレーキでは、ブレーキングは、車両のホイールと一体化されたディスク(回転要素9である)と、ディスク9を挟むために各側に1つずつ配置されてこのディスク9を圧迫する2つのブレーキパッド10と、の間の摩擦によって引き起こされる。ディスク9は、主平面内に延在しており、かつその回転軸線として当該主平面に垂直な軸線Aを有する。
パッド10の各々は、パッド10の厚さが回転軸線Aに沿って延在するように、この主平面内に延在する。
ディスク9は、回転方向FWにおいて回転軸線A周りで回転し、それによって、ディスク9の円周に接しかつ回転方向FWに向けられた接線方向Tと、ディスク9の主平面内で回転軸線Aに直交する半径方向Rとが規定される。
これら要素は、ディスク9に取り付けられたブレーキデバイスを示す図5に示されている。
以下の説明において、「内側」および「外側」との用語は、それぞれ回転軸線Aに最も近接しかつ回転軸線Aから最も離れて配置されるブレーキパッド10(またはその構成要素)の縁部または領域を示しており、「前方」および「後方」との用語は、(以下で説明される)ライニング2によって放たれる粒子28の流れ方向(回転方向FWでもある)に対してそれぞれ上流および下流に配置されるブレーキパッド10(またはその構成要素)の縁部または領域を示している。
図1および図2に示されるように、ブレーキパッド10は、ベースとも称されるソールプレート1を備える。ソールプレート1は、例えば金属で作られる。ソールプレート1は、(例えば3mmから5mmの)実質的に一定の厚さの平板であり、その主平面内でのソールプレート1の概略的な形状は、直線状のまたは湾曲した縁部を有する台形である。
ソールプレート1は、ライニング2が固定される第1の面13と、第1の面13の反対側にある第2の面14と、を備える。
ソールプレート1はまた、2つの舌状部(11、12)を備えており、これら舌状部は、プレートの2つの側方端部においてソールプレート1の平面内に延在しており、かつパッド10を保持しかつ案内するのに役立つ。
ブレーキパッド10はさらに、摩擦材料で作られるライニング2を備える。例えばこの材料は「フェロード」と称される材料である。
ライニング2は、摩擦面26(「擦り付け」面)と、摩擦面26の反対側にありかつソールプレート1に固定される取り付け面20と、内側縁部23と、外側縁部24と、後方縁部21と、前方縁部22と、によって境界が定められ、摩擦面26および取り付け面20は平行である。外側縁部24と後方縁部21と前方縁部22とは、凸状または直線状であり;内側縁部23は凹状または直線状である。
摩擦面26は、ライニング2が摩耗するにつれて徐々にソールプレート1に近づく。そのため、(回転軸線Aに沿って測定された)ライニング2の厚さは、その摩耗とともに減少する。
動作中、ライニング2(および回転部材9)は、ライニング2とディスク9との間の摩擦が原因となって粒子28を放出する。摩擦面26に沿う粒子28の経路が図1および図2では点線で表されている。
ライニング2には、摩擦面26で開口しておりかつ後方縁部21の付近に配置される少なくとも1つの収集溝3が設けられている。
例えば、摩擦面26のうち後方縁部21と溝3との間に配置される部分の表面積は、摩擦面26の総表面積の10%未満である。
1つ以上の溝3の深さは、ライニング2の高さに等しく、言い換えると1つ以上の溝3の底は、ソールプレート1の第1の面13と一致する。
収集溝3の少なくとも1つは、少なくとも部分的に後方縁部21に沿って延在し、かつ直線状であるかまたは後方縁部21の曲率に従う。溝3の最小寸法は、実質的に接線方向Tにおいてパッド10の主平面内で測定されたその厚さである。
例えば、1つ以上の収集溝3は、その上流端部からその下流端部まで一定の長方形断面を有しており、そのため一定の厚さを有する。
ライニング2には、例えば、略直線状である単一の連続した溝、または2つ以上の略直線状部分の間に1つ以上のエルボを有する単一の連続した溝が設けられている。
代替的には、ライニング2には、互いから分離された複数の収集溝3が設けられている。別々の溝は、以下で説明されるように、おそらくダクト90を介する場合を除いて、これら溝が互いに連通しないことを意味すると理解される。
そのため、本発明では、ライニング2は単一の収集溝3(唯一の溝)を有するか、またはライニング2は複数の別々の収集溝3を有する。
要約すると、本発明によれば、ライニング2は少なくとも1つの収集溝3が設けられおり(提供し)、この少なくとも1つの収集溝3は、少なくとも一部が後方縁部21に沿って延びる単一の溝からなるか、あるいは後方縁部21に沿って延びる第1の溝3aを含む複数の別々の溝からなる。
単一の収集溝3の場合、この溝は、単一の直線部分または曲線部分を備えており、あるいは結合された溝の一部のネットワークを形成するようエルボによって接続されるいくつかの直線部分または曲線部分を備える。その結果、収集溝3は接続される。
以下で説明されるように、1つ以上の収集溝3内に、負圧源(吸引システム)によって生成される空気流が作り出される。
図1から図4を参照する以下の説明の一部では単一の収集溝3が存在する場合が説明されており、当該収集溝3は、その端部の1つにおいて内側縁部23の近くに開口しているダクト90(以下を参照)によって延長される。本発明は、収集溝3が外側縁部24の近くに開口している場合にも同様に適用される。
「ダクト90が縁部の近くに開口している」とは、ダクト90が、縁部の付近にあるダクト90の端部の1つにおいて開口している、言い換えるとソールプレート1を通ってあるいはこの縁部上に直接開口していることを意味すると理解される。
すべての場合において、ダクト90の端部の1つは、摩擦面26から離れて開口している。そのため、ダクト90は、縁部(21、22、23、24)に通じているか、またはソールプレート1を貫通して、あるいは別の溝へ通じている。
図1に示されかつ図2から図4に示されるように、収集溝3は、例えば、第1の端部および第2の端部を有する、後方縁部21に沿って延びる単一の溝である。
外側縁部24の付近では、溝3は、その第2の端部において、外側縁部24に対して開口していない止まり端部31で終端している。
この止まり端部31において、ソールプレート1は、溝3に通じる吸引貫通孔17を備える。この吸引孔17は、図3で見ることができる。そのため、溝3に吸引された粒子28は、吸引孔17に移動し、続いて吸引システムの一部であるパイプ40に移動する。パイプ40は、その端部のうち一端において吸引孔17に接続されている。これら要素は図3で見ることができる。
パイプ40は、吸引システムの一部でありかつ粒子28を溝3からパイプ40を通して吸引できる吸引機構(図示せず)に接続されている。
収集溝3は、その第1の端部においてダクト90によって延長されている。
ダクト90は、2つの端部を接続する連続的な側壁で構成され、かつこれら2つの端部でのみ開口している。そのためダクト90はトンネルを形成する。
ダクト90の外側端部91は、入口911を介して内側縁部23の近くで開口している。ダクト90の内側端部92は、出口922を介して収集溝3に開口している。出口922は、溝3との断面急増部を形成し、これは、断面積がダクト90から溝3にかけて急激に(段階的に)増加することを意味する。
断面積のこの増加は図3で見ることができ、図3は、図2の線III-IIIに沿う断面、言い換えると内側縁部23から外側縁部24にかけて収集溝3およびダクト90に沿う断面を示す。
断面積のこの突然の増加に起因して、動作中、ダクト90の両側にある入口911と収集溝3との間に、言い換えるとダクト90にわたって、負圧が存在する。
図1から図3に示されるように、ダクト90は、その入口911を介して内側縁部23に開口している。
そのため、動作中、空気は、入口911からダクト90を通って出口922へ向けて、次に溝3内を吸引孔17へ向けて、続いてパイプ40へ向けて流れ、それによって空気中に存在する粒子および粉塵28の除去が可能となる。この空気の流れは図1から図3に示される場合に特有である。一般的に、「入口」および「出口」との用語は、必ずしもダクト90内の空気流の方向に関連しているわけではない。
ダクト90は一定の円形断面を有する。
代替的には、ダクト90は、非円形断面を有しかつ/または可変断面を有する。
有利なことに、入口911の開口部は、ソールプレート1に最も近接する内側縁部23(または一般的な場合はライニング2の縁部(21、22、23、24)の1つ)の領域内にあり、かつ、そうした縁部はパッド10の通常の動作寿命(耐用期間)の終わりまでに消費されない。
そのため、パッド10の寿命を通して、ダクト90の断面積は一定のままであり、かつ収集溝を介して粒子28を吸引する能力は維持される。
パッド10の耐用期間の終わりでも消費されないライニング2のこの領域は、ソールプレート1から測定されたライニング2の特定の割合の高さにわたって延在する。
例えば、この割合は、ライニング2の初期高さ(摩耗前の高さ)の3分の1に等しい。
ダクト90がライニング2の初期高さのこの割合に等しい高さに配置される場合、ダクト90は視覚的な摩耗インジケータとして機能する。事実上、ライニング2の摩耗がダクト90に到達すると、これはパッド10の所定の耐用期間に達したことを示す。
別の実施形態によれば、ダクト90は、内側縁部23に通じていない。反対に、ダクト90は、入口911がソールプレート1の第2の面14に開口するように、収集溝3からソールプレート1を貫通する。出口922は、ソールプレート1の第1の面13に配置されている。この実施形態は図4に示されている。図4は、ダクト90のポジションを除いて、図3と同一である。
この解決策は、プレートの製造中にダクト90をソールプレート1にドリル加工できるようにし、かつライニング2にダクト90を形成する必要がないという利点を提供する。そのため、プレート10の製造が簡略化され、かつそのコストが削減される。
加えて、ダクト90の断面積は、パッド10の耐用期間を通して一定のままであり、かつ収集溝を通して粒子28を吸引する能力が維持される。
実施形態に関係なく、出口922および収集溝3で作り出される負圧と、ダクト90の断面積がライニング2の耐用期間の大部分の間一定のままであるという事実とによって、収集溝3内に一定の流速を維持し、ひいては一定の吸引流量を維持することができる。そのため、収集溝を通して粒子28を吸引する能力は、ライニング2が摩耗しても維持される。
図1に示される例では、ダクト90の外側端部91は、入口911を介して、内側縁部23の近くに開口している。
より一般的には、単一の収集溝3の場合、ダクト90の外側端部91は、少なくとも後方縁部21、前方縁部22、内側縁部23および外側縁部24のうちの1つの縁部の近くに開口している。
ここでは本発明の別の実施形態について図6を参照して説明する。図6は、鉄道部門におけるブレーキパッドを示している。
収集溝3は、後方縁部21および前方縁部22に沿って延びる単一のC字形状溝である。収集溝3の中央部分は、外側縁部24に沿って延びており、かつ収集溝3の前方部分と後方部分とを接続する。
収集溝3の(後方縁部21に沿って延びる)後方部分は、その第1の端部において、内側縁部23の近くに開口しているダクト90によって延長される。
収集溝3の(前方縁部22に沿って延びる)前方部分は、その第2の端部において、内側縁部23の近くに開口している別のダクト90によって延長される。
これらダクト90の各々は、図1から図4を参照して説明されたダクト90と同様である。
代替的には、これら2つのダクト90の各々は、例えば、流量のバランスをとるために異なる断面の異なる形状を有する。
ソールプレート1は、図6に示されるように、溝3の後方部分に通じる吸引貫通孔17を有する。溝3はそこで拡張される(溝3はこの位置で拡張されなくてもよい)。
代替的には、吸引孔17は、溝3の前方部分または中央部に通じている。
すべての場合において、吸引孔17は、収集溝3の端部から所定の距離をおいて配置される。
ここでは本発明の別の実施形態について図7を参照して説明する。図7は、鉄道部門におけるブレーキパッドを示している。
ライニング2は、2つの別々の溝、すなわち後方縁部21に沿って延びる第1の溝3aと、前方縁部22に沿って延びる第2の溝3bとを有する。
第1の収集溝3aは、その第1の端部において、内側縁部23の近くに開口している第1のダクト90によって延長される。
第2の収集溝3bは、その第1の端部において、内側縁部23の近くに開口している第2のダクト90によって延長される。
これらダクト90の各々は、図1から図4を参照して説明されたダクト90と同様である。
代替的には、これら2つのダクト90の各々は、異なる形状を有する。
第1の溝3aは、その第2の端において、外側縁部24で開口していない止まり端部31で終端している。
第2の溝3bは、その第2の端において、外側縁部24に開口していない止まり端部31で終端している。
第1の溝3aおよび第2の溝3bの場合、ソールプレート1は、この止まり端部31において、これら溝の各々に通じる(見えない)吸引貫通孔17を備える。
そのため、第1の溝3aおよび第2の溝3bの各々は、図1から図4で説明された単一の溝3と同様である。
図6の実施形態および図7の実施形態では、吸引孔17の各々は、粒子28をこれら吸引孔17によって吸引できるように、吸引システムの一部であるパイプ40の一端に接続されている。ライニング2が後方縁部21の付近および前方縁部22の付近に1つ以上の収集溝3を有する例を示す図6および図7の実施形態は、車両の移動方向(ライニング2に対する回転部材9の2つの回転方向)の両方における粒子の収集を最適化することができる。
図8に例示されたブレーキパッドは、図1に例示されたブレーキパッドの変形例である。以下で説明される違いを除けば2つのブレーキパッドは同じである。
図8のパッドでは、収集溝3は、その第1の端部において内側縁部23の近くでダクト90によって延長されており、加えてその第2の端部において外側縁部24の近くで別のダクト90によって延長される。
ダクト90は、その外側端部91において入口911を介して外側縁部24の近くで開口している。ダクト90は、その内側端部92において出口922を介して収集溝3へ開口している。出口922は、溝3との断面急増部を形成する。
ソールプレート1は、図8に示されるように収集溝3に通じる吸引貫通孔17を有する。
吸引孔17は、例えば図8に示されるように収集溝3の中央において、収集溝3の端部から所定の距離を置いて配置されている。2つのダクトは、吸引孔17のポジションに応じて異なる断面を有してもよい。
そのため、動作中、空気は、入口911から、溝3の第1の端部および第2の端部に配置される2つのダクト90を通り、次に吸引孔17へ向けて溝3内を通り、続いてパイプ40内へ流れ、これによって空気中に存在する粒子および粉塵28の排出が可能となる。
ここでは本発明の別の実施形態について図9を参照して説明する。
図9に示されるブレーキパッドは、図8に示されるブレーキパッドの変形例である。以下に説明する違いを除けば、これら2つのパッドは同じである。
図9に示される溝3は、図8に示されかつすでに説明された溝と同一の第1の溝3aを備える。溝3はさらに第2の溝3bを備えており、第2の溝3bは、第1の部分では前方縁部22に沿って、第2の部分では内側縁部23に沿って延びており、これら2つの部分はエルボによって接続されている。そのため、エルボは前方縁部22と内側縁部23との交差部分に配置される。
第2の溝3bの第1の部分は、外側縁部24の付近に配置される第1の端部で終端している。第1の部分は、この第1の端部においてダクト90によって延長されている。ダクト90は、その外側端部91において、外側縁部24の近くで入口911を介して開口している(図面の視認性のために、この参照はここでは省略される)。
ダクト90は、その内側端部92において、第2の溝3bのこの第1の部分に出口922を介して開口している(図面の視認性のために、この参照はここでは省略される)。出口922は、第2の溝3bとの断面急増部を形成する。
第2の溝3bの第2の部分は、内側縁部23の近くに配置される第2の端部で終端する。第1の部分は、この第2の端部においてダクト90によって延長されている。ダクト90は、その外側端部91において、入口911を介して内側縁部23の近くで開口している(図面の視認性のために、この参照はここでは省略される)。
ダクト90は、その内側端部92において、出口922を介して第2の溝3bのこの第2の部分に開口している。出口922は、第2の溝3bとの断面急増部を形成する。
ソールプレート1は、図8を参照して説明されるように、第1の溝3aに通じる吸引貫通孔17を備える。ソールプレート1は、この第2の溝3bのエルボにおいて第2の溝3bに通じる別の吸引貫通孔17を備える。
上記または下記のすべての実施形態において、外側縁部24または内側縁部23の付近にありかつ後方縁部21または前方縁部22に近接する入口911を介して、ダクト90がその外側端部91において開口している場合、ダクト90は、代替的に、外側縁部24または内側縁部23と後方縁部21または前方縁部22との交差部分に配置された入口911を介して、その外側端部91において開口していてもよい。
代替的に、ダクト90は、ソールプレート1の第2の面14に開口する入口911を介してその外側端部91において開口されるように、ソールプレート1を貫通してもよい。
上述の図7から図9に例示される複数の別々の収集溝3の場合、これら収集溝3は各々、それらの端部の少なくとも1つにおいて、ライニング2の縁部(21、22、23、24)の1つの縁部の近くで開口しているダクト90によって延長されている。
付加的にまたは代替的に、ライニング2には複数の別々の収集溝3が設けられており、ダクト90の少なくとも1つは、これら溝3のうちの1つの溝の端部とこれら溝3のうち別の溝の端部との間に延在している。
そのため、複数の収集溝3の場合、以下の構成が実現可能である。
(a)少なくとも1つのダクト90は、その内側端部92において、溝3の端部に開口しており、かつその外側端部91において、ライニング2の縁部(21、22、23、24)の1つの縁部の近くに開口している。
(b)少なくとも1つのダクト90は、その内側端部92において溝3の端部に開口しており、かつその外側端部91において別の溝3の端部に開口している。
(c)少なくとも1つのダクト90は、その内側端部92において、溝3の端部に開口しており、かつその外側端部91においてライニングの縁部(21、22、23、24)の1つの縁部の近くで開口しており、かつ少なくとも1つの他のダクト90は、その内側端部92において溝3の一端に開口しており、かつその外側端部91において別の溝3の一端に開口している。
単一の収集溝3の場合、それは、溝3の一端で開口している単一のダクト90または溝3の2つの端部のうちの一端で各々が開口している2つのダクト90のいずれかを備えて存在する構成(a)である。
図7および図9は各々、2つの溝3の場合の構成(a)の例を示している。
以下で説明される図10は、ライニング2に2つの別々の収集溝3すなわち第1の溝3aおよび第2の溝3bのみが設けられている場合の構成(b)の例を示している。第1の溝3aおよび第2の溝3bは、互いの延長部分であり、かつ後方縁部21に沿って延在している。単一のダクト90が、第1の溝3aの第1の端部と第2の溝3bの第1の端部との間に延在する。
そのため、ダクト90は、その外側端部91において、入口911を介して、収集溝3bに開口している。入口911は、溝3bとの断面急増部を形成する。ダクト90は、その内側端部92において、出口922を介して収集溝3aに開口している。出口922は、溝3aとの断面急増部を形成する。
第1の溝3aの第2の端部は、外側縁部24に開口していない止まり端部31である。
この止まり端部31において、ソールプレート1は、溝3に通じる吸引貫通孔17を有する。
第2の溝3bの第2の端部は、内側縁部23に開口している。
以下で説明される図11は、ライニング2に2つの別々の収集溝3すなわち第1の溝3aおよび第2の溝3bのみが設けられている場合の構成(c)の例を示している。
第1の溝3aはL字形状であり、かつ前方縁部22に沿って延びる短い部分3a-Cと、外側縁部24に沿って延びる長い部分3a-Lと、を有する。
短い部分3a-Cは、前方縁部22および外側縁部24の角から、短い部分3a-Cがその端部において終端する内側縁部23の付近まで、延在する。短い部分3a-Cは、この端部においてダクト90によって延長されている。ダクト90は、その外側端部91において入口911を介して内側縁部23の付近で開口しており、かつその内側端部92において出口922を介して第1の溝3aに開口している。
長い部分3a-Lは短い部分3a-Cから延在しており、長い部分3a-Lは短い部分3a-Cに対してエルボによって接続される。そのため、このエルボは、前方縁部22と外側縁部24との交差部分に配置される。
ソールプレート1は、この第1の溝3aのエルボにおいて第1の溝3aに通じる吸引貫通孔17を有する。
長い部分3a-Lは、後方縁部21および外側縁部24の角まで延在し、そこで長い部分3a-Lは、端部まで後方縁部21に向かって湾曲している。この端部は、第2の溝3bの端部に面して配置される。
第2の溝3bは、後方縁部21に沿って、第1の溝3aの長い部分3a-Lの端部に面するこの端部から、内側縁部23で開口している別の端部まで延在する。
ダクト90は、互いに向き合う第1の溝3aの端部と第2の溝3bの端部との間に延在する。
そのため、ダクト90は、その外側端部91において、入口911を介して、第2の溝3bに開口している。入口911は、第2の溝3bとの断面急増部を形成する。ダクト90は、その内側端部92において、出口922を介して収集溝3aに開口している。出口922は、溝3aとの断面急増部を形成する。
溝3の他の構成、例えば、ライニング2のほぼ周縁部全体に沿って延在する単一の溝3、または互いに接合されておらずかつ少なくとも1つのダクト90を介して互いに連通しかつライニング2のほぼ周縁部全体に沿ってともに延在する複数の溝3が利用可能である。
1 ソールプレート
2 ライニング
3 収集溝
3a 第1の収集溝
3b 第2の収集溝
9 回転要素
10 ブレーキパッド
11、12 舌状部
13 第1の面
14 第2の面
17 吸引孔
20 取り付け面
21 後方縁部
22 前方縁部
23 内側縁部
24 外側縁部
26 摩擦面
28 粒子、粉塵
31 止まり端部
33 スロット
40 パイプ
90 ダクト
91 外側端部
92 内側端部
911 入口
922 出口

Claims (7)

  1. ブレーキパッド(10)であって
    前記ブレーキパッド(10)は、外面(14)と内面(13)とを備えるソールプレート(1)と、前記内面(13)に固定される摩擦材料で作られるライニング(2)と、を備えており、
    前記ライニングは、摩擦面(26)と、取り付け面(20)と、内側縁部(23)と、外側縁部(24)と、後方縁部(21)と、前方縁部(22)とによって境界を定められており、
    前記ライニングには、前記摩擦面(26)で開口しかつ少なくとも部分的に前記後方縁部(21)の付近に配置される少なくとも1つの収集溝(3)が設けられており、
    前記ソールプレートは、少なくとも1つの前記収集溝(3)と流体連通する少なくとも1つの吸引孔(17)を備えており、
    少なくとも1つの前記吸引孔(17)は、連通手段を介して負圧源に接続されており、
    少なくとも1つの前記収集溝(3)は、その端部の少なくとも1つにおいてダクト(90)によって延長されており、前記ダクト(90)の外側端部(91)は前記摩擦面(26)から離れて入口(911)を介して開口しており、前記ダクト(90)の内側端部(92)は、少なくとも1つの前記収集溝(3)との断面急増部を形成する出口(922)を介して、少なくとも1つの前記収集溝(3)に開口しており、それによって、動作中に前記ダクト(90)の前記入口(911)と少なくとも1つの前記収集溝(3)との間に、前記ダクト(90)にわたって負圧が存在し、
    前記外側端部(91)は、前記ソールプレート(1)に最も近接しかつ前記ブレーキパッド(10)の通常の動作寿命の終わりでも消費されない縁部(21、22、23、24)のうちの少なくとも1つの領域に開口しており、
    前記領域は、前記ソールプレート(1)から測定された前記ライニング(2)の高さの特定の割合にわたって延在することを特徴とするブレーキパッド(10)。
  2. 少なくとも1つの前記収集溝(3)は、前記後方縁部(21)に沿って延びる単一の溝からなることを特徴とする請求項1に記載のブレーキパッド(10)。
  3. 少なくとも1つの前記収集溝(3)はまた、前記前方縁部(22)に沿って延びることを特徴とする請求項2に記載のブレーキパッド(10)。
  4. 前記収集溝(3)は、C字形状またはE字形状であり、かつ前記外側縁部(24)または前記内側縁部(23)に沿って延びることを特徴とする請求項1に記載のブレーキパッド(10)。
  5. 少なくとも1つの前記収集溝(3)は、前記後方縁部(21)に沿って延びる第1の溝(3a)を含む複数の別々の溝からなることを特徴とする請求項1に記載のブレーキパッド(10)。
  6. 前記複数の溝は全部で2つであることを特徴とする請求項5に記載のブレーキパッド(10)。
  7. 少なくとも1つの前記ダクト(90)の1つは、複数の前記溝のうち1つの溝の一端と、別の溝の一端との間に延在することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のブレーキパッド(10)。
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