JP7422461B2 - カートリッジの再生産方法およびカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ等の電子写真画像形成装置に用いられるカートリッジ、およびカートリッジの再生産方法に関するものである。
電子写真画像形成装置(画像形成装置)とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する装置である。画像形成装置の例としては、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が挙げられる。
現像装置とは、電子写真感光体(感光体)に作用する現像手段を備えるものである。現像装置は、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なカートリッジとして構成されることもある。
カートリッジは画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成される。カートリッジの例としては、プロセスカートリッジが挙げられる。プロセスカートリッジとは、感光体と、感光体に作用するプロセス手段と有するカートリッジである。プロセス手段の例としては、現像手段、帯電手段、クリーニング手段などが挙げられる。カートリッジの他の例としては、現像手段を備えるカートリッジ(現像カートリッジ)が挙げられる。これらカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスを、カートリッジを交換することで行うことができる。
上記のようなカートリッジに、サービス情報やプロセス情報を記憶する記憶素子を備えたメモリチップなどの記憶部材が搭載される場合がある。画像形成装置は、記憶素子に記憶された情報を活用することにより、画質やカートリッジのメンテナンス性をより一層向上させている。
商品価値を喪失したカートリッジは、部品が交換され、再び商品化される場合がある。特許文献1では、カートリッジの枠体に取り付けられた記憶部材を取り外し、新品の記憶部材を取り付ける再生産方法が開示されている。
一方、特許文献2では、記憶部材が記憶素子と電極を有する。また、記憶部材が取り付けられるスリット部が、カートリッジを装着する際に画像形成装置の装置本体のガイド部材にガイドされる部分に配置されている。
特開2004-47397号公報 特開2017-142490号公報
カートリッジが装置本体のガイド部材に係合する部分に配置された記憶部材を有する場合、記憶部材の形状や大きさは、ガイド部材との衝突を防止するための要件を満たしている必要がある。
本発明の目的の一つは、ガイド部材に係合する部分に配置された記憶部材を交換してカートリッジを再生産する場合に、新たな記憶部材(新たな記憶素子と電極を有する部材)に求められる、形状や大きさに関する要件を緩和することである。
上記課題を解決するため、本出願に係る発明の一つは以下のようなものである。
素材カートリッジからカートリッジを再生産する再生産方法であって、前記素材カートリッジは画像形成装置の装置本体に着脱可能であり、前記装置本体は、本体電極と、前記素材カートリッジを着脱するときに前記素材カートリッジをガイドするように構成されたガイド部材と、を有し、
前記素材カートリッジは、
前記ガイド部材に係合するように構成された係合部と、前記係合部に備えられた第一の取り付け部と、を備える枠体と、
情報を記憶するための第一の記憶素子と、前記第一の記憶素子と電気的に接続される第一の電極と、前記第一の記憶素子と前記第一の電極とを保持する第一の保持部と、を有する第一の記憶部材であって、前記第一の保持部は前記第一の取り付け部に取り付けられ、前記第一の電極が前記本体電極と接触可能である第一の記憶部材と、
を有し、
前記再生産方法は、
前記第一の取り付け部から前記第一の保持部を取り外す取り外し工程と、
第二の電極を前記枠体に取り付ける電極取り付け工程と、
情報を記憶するための第二の記憶素子を前記枠体に取り付ける素子取り付け工程であって、前記第二の記憶素子を、前記第一の取り付け部と異なる位置に位置する第二の取り付け部に取り付ける素子取り付け工程と、
を有し、
前記第二の記憶素子と前記第二の電極は、接続部材によって電気的に接続され、
前記第二の電極は、前記本体電極と接触可能であり、かつ前記係合部に配置され
前記ガイド部材は、第一のガイド面と、前記第一のガイド面に対向する第二のガイド面と、を有し、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面は、前記素材カートリッジの装着方向に交差する第一の交差方向に前記素材カートリッジが移動することを規制するように構成され、前記ガイド部材は、前記装着方向と前記第一の交差方向とに交差する第二の交差方向に前記素材カートリッジが移動することを規制するための第三のガイド面を有し、
前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に、前記第一の取り付け部と前記第一の電極は、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面との間に位置し、
前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に、前記第二の電極は、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面との間に位置され、
前記枠体は第一の先端を有する第一の突出部と、第二の先端を有する第二の突出部とを有し、前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に前記第一の先端と前記第二の先端が前記第一のガイド面に対向し、
前記第一の先端と前記第二の先端は、前記第二の記憶素子よりも前記第一のガイド面に近い位置に位置され、
前記第二の記憶素子は前記第二の交差方向について前記第一の突出部と前記第二の突出部の間に配置されることを特徴とするカートリッジの再生産方法。
上記課題を解決するため、本出願に係る発明の一つは以下のようなものである。
画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、前記装置本体は、本体電極と、前記カートリッジを着脱するときに前記カートリッジをガイドするように構成されたガイド部材と、を有し、
前記カートリッジは、
前記ガイド部材に係合するように構成された係合部を備える枠体と、
前記本体電極と接触可能なカートリッジ電極と、
前記カートリッジ電極を保持する電極保持部であって、前記枠体に取り付けられる電極保持部と、
情報を記憶するための記憶素子と、
前記記憶素子を保持する素子保持部であって、前記枠体に取り付けられる素子保持部と、
前記カートリッジ電極と前記記憶素子とを電気的に接続する接続部材と、
を有し、
前記カートリッジ電極と前記電極保持部は、前記係合部に配置され、前記素子保持部は、前記電極保持部から離れた位置において、前記枠体に取り付けられ
前記ガイド部材は、第一のガイド面と、前記第一のガイド面に対向する第二のガイド面と、を有し、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面は、前記カートリッジの装着方向に交差する第一の交差方向に前記カートリッジが移動することを規制するように構成され、前記ガイド部材は、前記装着方向と前記第一の交差方向とに交差する第二の交差方向に前記カートリッジが移動することを規制するための第三のガイド面を有し、
前記カートリッジ電極は、前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面との間に位置し、
前記枠体は第一の先端を有する第一の突出部と、第二の先端を有する第二の突出部とを有し、前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に前記第一の先端と前記第二の先端が前記第一のガイド面に対向し、
前記第一の先端と前記第二の先端は、前記記憶素子よりも前記第一のガイド面に近い位置に位置され、
前記記憶素子は前記第二の交差方向について前記第一の突出部と前記第二の突出部の間に配置されることを特徴とするカートリッジ。
以上説明したように、本発明によれば、ガイド部材に係合する部分に配置された記憶部材を交換してカートリッジを再生産する場合に、新たな記憶部材(新たな記憶素子と電極を有する部材)に求められる、形状や大きさに関する要件を緩和することができる。
記憶ユニットの取り付け工程を説明する図 電子写真画像形成装置の概略断面図 ドラムカートリッジの概略斜視図 ドラムカートリッジの断面図 現像カートリッジの断面図 ドラムカートリッジ及び現像カートリッジの装着を説明する図 ドラムカートリッジの装着を説明する図 ガイド部材の構成を説明する断面図 記憶部材と第一の取り付け部の配置について説明する図 記憶部材について説明する図 記憶部材の取り付けを説明する図 記憶部材の取り外し工程を説明する図 記憶ユニットを説明する図 ガイド部材とドラムカートリッジの断面図 導電経路部材の配置を説明する図
[実施例1]
(画像形成装置の全体構成)
まず電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)100の全体構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置の概略断面図である。
図2に示すように、画像形成装置100の装置本体10には、感光体ユニットとしてのドラムカートリッジ(カートリッジ)9と、現像装置としての現像カートリッジ4とが装着されている。本実施例において、装置本体10には、4個のドラムカートリッジ9(9Y、9M、9C、9K)と4個の現像カートリッジ4(4Y、4M、4C、4K)が装着されている。ドラムカートリッジ9と、現像カートリッジ4は、装置本体10に対して着脱可能に構成されている。
図2に示すように、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4は、装置本体10に装着された状態で、水平方向に対して傾斜して配列されている。
各ドラムカートリッジ9(9Y、9M、9C、9K)は、静電潜像を担持する像担持体としての電子写真感光体(以下、感光ドラム)1(1a、1b、1c、1d)を備える。また、感光ドラム1の周囲に、帯電部材としての帯電ローラ2(2a、2b、2c、2d)、清掃部材としてのクリーニング部材6(6a、6b、6c、6d)等のプロセス手段が備えられる。帯電ローラ2(2a、2b、2c、2d)は、感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)の表面を帯電する。後述するように、感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に形成された静電潜像が、現像剤としてのトナーによって現像され、感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)にトナー像が形成される。クリーニング部材6(6a、6b、6c、6d)は、感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に形成されたトナー像が記録媒体Sに転写された後、感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に残留したトナーを除去する。
また、各現像カートリッジ4(4Y、4M、4C、4K)は、トナーを担持するための現像剤担持体としての現像ローラ25(25a、25b、25c、25d)を備える。各現像カートリッジ4(4Y、4M、4C、4K)は、規制部材としての現像ブレード35(35Y、35M、35C、35K)を備える。感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に形成された静電潜像は、現像ローラ25(25a、25b、25c、25d)によって現像される。これによって、各感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に各色のトナー像が形成される。
本実施例において、各ドラムカートリッジ9(9Y、9M、9C、9K)は、感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)の軸線方向に沿って、装置本体10に対して着脱可能に構成される。各現像カートリッジ4(4Y、4M、4C、4K)は、現像ローラ25(25a、25b、25c、25d)の軸線方向に沿って、装置本体10に対して着脱可能に構成される。ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の装着方向において、上流側を前側面側、装着方向下流側を奥側面側と定義する。
また、装置本体10は、露光装置としてのスキャナユニット3を備える。スキャナユニット3は、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の下方に配置される。帯電ローラ2(2a、2b、2c、2d)によって帯電された感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)は、スキャナユニット3によって露光される。これにより、画像情報に対応した静電潜像が、感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に形成される。
紙などの記録媒体Sを収納したカセット17が、装置本体10に装着されている。カセット17は、スキャナユニット3の下部に配置される。
装置本体10は、給送ローラ54、搬送ローラ対76、レジストローラ対55を備える。給送ローラ54は、カセット17内の記録媒体Sを1枚ずつ分離して給送する。搬送ローラ対76は、給送された記録媒体Sを搬送する。レジストローラ対55は、感光ドラム1に形成された静電潜像と記録媒体Sとを同期させる。
また、中間転写手段としての中間転写ユニット5が、装置本体10に装着されている。中間転写ユニット5は、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の上方に配置される。各感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)上に形成されたトナー像は、中間転写ユニット5に転写される。中間転写ユニット5は駆動ローラ56、従動ローラ57、1次転写ローラ58(58a、58b、58c、58d)、対向ローラ59を備える。中間転写ユニット5は、さらに転写ベルト14を備える。
各1次転写ローラ58(58a、58b、58c、58d)は各感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に対応する位置に配置される。対向ローラ59は、後述する2次転写ローラ69に対向する位置に配置される。画像形成動作中において、転写ベルト14は感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に対向し、且つ接した状態で、図中矢印N方向に循環移動する。
1次転写ローラ58(58a、58b、58c、58d)に電圧が印加されることにより、トナー像は感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)から転写ベルト14に転写される。対向ローラ59と2次転写ローラ69に電圧が印加されることにより、トナー像は転写ベルト14から記録媒体Sに転写される。
装置本体10は、定着部74を備える。トナー像が形成された記録媒体Sは、上方に搬送され、定着部74によって加熱、加圧される。そして、記録媒体Sにトナー像が定着される。その後、記録媒体Sは、排出ローラ72によって排出部75に排出される。
(ドラムカートリッジ)
ドラムカートリッジ9(9Y、9M、9C、9K)について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、本実施例に係るドラムカートリッジ9の概略斜視図である。また図4は、本実施例に係るドラムカートリッジ9の断面図である。より具体的には、図4は感光ドラム1の回転軸線方向に直交する方向についての断面図である。つまり、感光ドラム1の回転軸線方向に直交する方向に切断したドラムカートリッジ9を、感光ドラム1の回転軸線方向に沿って見た図である。尚、本実施例において、ドラムカートリッジ9Y、9M、9C、9Kは同一構成である。したがって、以下の説明では、一つのドラムカートリッジ9について説明する。本実施例では、後述するドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の挿入方向において、挿入方向の上流側を手前側、下流側を奥側と定義する。
図3に示すように、ドラムカートリッジ9はドラム枠体27を備える。感光ドラム1は、第一のドラム軸受11bと第二のドラム軸受11aを介して、ドラム枠体27に回転可能に支持されている。感光ドラム1は、破線で示された回転軸線の周りに回転可能である。
ドラムカートリッジ9は、装置本体10から駆動を受ける駆動受け部材としてのドラムカップリング16を備える。第一のドラム軸受11bとドラムカップリング16は、感光ドラム1の回転軸線方向(ドラムカートリッジ9の長手方向)において、ドラム枠体27の一端側に配置されている。ドラム枠体27の他端側に、第二のドラム軸受11aが配置されている。ドラム枠体27は、後述する被ガイド部27bと、第一の取り付け部27cを有する。
図4に示すように、感光ドラム1の周囲には、帯電ローラ2、クリーニング部材6が配置されている。クリーニング部材6は、ゴムブレードで形成された弾性部材7とクリーニング支持部材8を含む。画像形成動作において、感光ドラム1は図4中の矢印方向に回転する。弾性部材7は感光ドラム1の回転方向に対してカウンター方向に当接する。クリーニング部材6によって感光ドラム1から除去された残留トナーは、ドラム枠体27の残留トナー室27aに落下する。
図4に示すように、封止シート21がドラム枠体27に取り付けられ、感光ドラム1に当接している。封止シート21は、ドラム枠体27と感光ドラム1の間の隙間から残留トナー室27aの残留トナーが漏れることを防止する。
ドラムカートリッジ9のドラムカップリング16に、駆動源である本体駆動モータ(不図示)の駆動力が伝達されることにより、感光ドラム1は画像形成動作に応じて回転する。図4に示すように、帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受28を介し、ドラム枠体27に回転可能に支持されている。帯電ローラ2は、押圧部材46により感光ドラム1に向かって押圧され、感光ドラム1によって回転させられる(図中矢印方向)。
(現像カートリッジ)
次に現像カートリッジ4(4Y、4M、4C、4K)について、図5を用いて説明する。図5は、本実施例に係る現像カートリッジ4の断面図である。より具体的には、図5は現像ローラ25の回転軸線方向に直交する方向(直交方向)についての断面図である。
尚、イエロー色のトナーを収納した現像カートリッジ4Y、マゼンタ色のトナーを収納した現像カートリッジ4M、シアン色のトナーを収納した現像カートリッジ4C、ブラック色のトナーを収納した現像カートリッジ4Kは同一構成である。したがって、以下の説明では、一つの現像カートリッジ4について説明する。また、以下の説明では、色によってトナーを区別せず、単にトナーTと呼ぶ。
現像カートリッジ4は、枠体としての現像枠体31、現像ローラ25、現像ローラ25に接触して回転するトナー供給ローラ34、現像ローラ25上のトナー層を規制する現像ブレード35、トナー搬送部材36を備える。現像枠体31にはトナーTが収納される。現像ローラ25、トナー供給ローラ34、現像ブレード35、トナー搬送部材36は、現像枠体31に回転可能に支持される。現像ブレード35は、現像枠体31に固定されている。画像形成動作において、現像ローラ25は図中矢印V方向に回転する。トナー供給ローラ34は、現像ローラ25と接触した状態で回転する。現像ローラ25が感光ドラム1と接触した状態で、現像ローラ25は矢印V方向に回転し、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像をトナーで現像する。
現像枠体31は、現像室31cと、現像室31cの下方に位置するトナー収容室31aとを備える。現像ローラ25とトナー供給ローラ34は、現像室31cに配置されている。現像室31cとトナー収容室31aとは、隔壁31dによって仕切られている。また、隔壁31dにはトナー収容室31aから現像室31cへ搬送されるトナーが通過するトナー開口31bが設けられている。
さらに、現像枠体31は付勢部31eを有する。付勢部31eは、装置本体10に設けられた付勢部材(不図示)によって付勢される。これにより、現像枠体31は、感光ドラム1に現像ローラ25が当接する位置と、感光ドラム1から現像ローラ25が離れた位置との間を移動できる。
現像枠体31は、現像ローラ25を支持する現像軸受(不図示)を含んでいる。現像軸受は、現像ローラ25の回転軸線方向において、現像枠体31の両端に配置されている。
図5に示すように、現像ブレード35は、現像ローラ25に当接して、現像ローラ25に担持されたトナーTを規制する。これにより、現像ローラ25の表面に均一な厚みのトナー層が形成される。
現像枠体31のトナー収容室31aには、収納されたトナーを撹拌すると共に、トナー開口31bを介して現像室31cへトナーを搬送するためのトナー搬送部材36が設けられている。
(ドラムカートリッジ及び現像カートリッジの装着)
次に図6を用いて、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4を画像形成装置100の装置本体10に挿入する構成について説明する。図6は、本実施例に係るドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4の装着を説明する図である。
ドラムカートリッジ9(9Y、9M、9C、9K)及び現像カートリッジ4(4Y、4M、4C、4K)は、装置本体10の開口部101(101a、101b、101c、101d)に挿入される。
ドラムカートリッジ9は、感光ドラム1の回転軸線方向に沿って着脱される(図中矢印F方向)。また、現像カートリッジ4は、現像ローラ25の回転軸線方向に沿って着脱される(図中矢印J方向)。つまり、ドラムカートリッジ9の装着方向は、感光ドラム1の回転軸線方向である。また、現像カートリッジ4の装着方向は、現像ローラ25の回転軸線方向である。ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4を取り外すときは、ドラムカートリッジ9及び現像カートリッジ4は、装着方向とは逆方向に移動される。本実施例では、現像カートリッジ4の着脱方向と、ドラムカートリッジ9の着脱方向は平行である。
本実施例において、現像カートリッジ4とドラムカートリッジ9は、互いに独立して装置本体10に着脱できる。また、現像カートリッジ4とドラムカートリッジ9が、装置本体10に装着された状態においては、現像ローラ25の回転軸線方向と、感光ドラム1の回転軸線方向は、互いに平行である。
ここで、装置本体10は、現像カートリッジ4を着脱するときに現像カートリッジ4をガイドするように構成された部材を備える。また、装置本体10は、ドラムカートリッジ9を着脱するときにドラムカートリッジ9をガイドするように構成された部材として、ガイド部材84(84Y、84M、84C、84K)を備える。さらに、装置本体10は、ガイド部材84(84Y、84M、84C、84K)と共にドラムカートリジ9をガイドする上ガイド部材85(85Y、85M、85C、85K)を備える。
ガイド部材84(84Y、84M、84C、84K)はドラム枠体27をガイドするように構成される。ガイド部材84(84Y、84M、84C、84K)は、装置本体10の下方に備えられる。ガイド部材84(84Y、84M、84C、84K)は同一構成である。したがって、以下の説明では、一つのガイド部材84について説明する。
(ドラムカートリッジとガイド部材の関係)
ドラムカートリッジ9とガイド部材84の関係について、図7(a)、図(7b)、図8(a)、図8(b)を用いてさらに詳しく説明する。
図7は、本実施例に係るドラムカートリッジ9の装着を説明する図である。図7(a)は、ドラムカートリッジ9が装着される途中の状態を説明する図である。図7(b)は、ドラムカートリッジ9の装着が完了した状態を説明する図である。図8は、本実施例に係るガイド部材84の構成を説明する断面図である。図8(a)は、ガイド部材84の断面図である。図8(b)は、ガイド部材84とドラムカートリッジ9の断面図である。図8(a)、図8(b)は、感光ドラム1の回転軸線方向に直交する方向についての断面図である。つまり、感光ドラム1の回転軸線方向に直交する方向に切断したガイド部材84を、感光ドラム1の回転軸線方向に沿って見た図である。言い換えれば、図8(a)、図8(b)の紙面に垂直な方向は、ドラムカートリッジ9の着脱方向である。
図7(a)に示すように、ドラムカートリッジ9は、感光ドラム1の回転軸線の方向に沿って、矢印F方向に装着される。このとき、ドラムカートリッジ9の装着方向で、第二のドラム軸受11aは第一のドラム軸受11bの上流側に位置する。また、ドラム枠体27は、被ガイド部27bを備える。ドラムカートリッジ9が装置本体10に装着されるとき、被ガイド部27bはガイド部材84にガイドされるように構成されている。なお、図7(a)の状態では、ドラムカートリッジ9の一部が装置本体10の外側に露出している。
図7(b)に示すように、ドラムカートリッジ9が装置本体に装着された状態で、被ガイド部27bは、ガイド部材84に係合している。なお、図7(b)の状態では、ドラムカートリッジ9の全体が、装置本体10の内部に収納されている。つまり、ドラムカートリッジ9は、ガイド部材84にガイドされることで、ドラムカートリッジ9の少なくとも一部が装置本体10の外部に露出された位置から、ドラムカートリッジ9の全体が装置本体の内部に収納された位置に移動する。
図8(a)に示すように、ガイド部材84は、第一のガイド面84aと、第一のガイド面84aに対向する第二のガイド面84bとを有している。ガイド部材84は、第三のガイド面84cを有している。
ここで、ドラムカートリッジ9の装着方向に交差する方向(本実施例では直交する方向)を、第一の交差方向Fp1と呼ぶ。図8(b)に示すように、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとは、第一の交差方向Fp1にドラムカートリッジ9が移動することを規制する。より具体的には、ドラムカートリッジ9が、第一の交差方向Fp1に沿って第一の方向に移動したとき、第一のガイド面84aが被ガイド部27bに当接し、ドラムカートリッジ9の移動が規制される。ドラムカートリッジ9が、第一の交差方向Fp1に沿って第一の方向と逆方向(第二の方向)に移動したとき、第二のガイド面84bが被ガイド部27bに当接し、ドラムカートリッジ9の移動が規制される。
また、ドラムカートリッジ9の装着方向に交差する方向と第一の交差方向Fp1とに交差する方向(本実施例では直交する方向)を、第二の交差方向Fp2と呼ぶ。図8(b)に示すように、第三のガイド面84cは、第二の交差方向Fp2にドラムカートリッジ9が移動することを規制する。より具体的には、第三のガイド面84cが被ガイド部27bに当接し、ドラムカートリッジ9の移動が規制される。
ここで、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとの間の空間を、ガイド部材84のガイド溝と呼ぶこともできる。言い換えれば、第一のガイド面84a、第二のガイド面84bは、ガイド溝を形成する部分である。また、被ガイド部27bは、ガイド溝に係合する部分である。つまり、被ガイド部27bは、ガイド部材84に係合する係合部と呼ぶこともできる。
一方、図8(b)に示すように、ドラムカートリッジ9が装置本体10に装着された状態で、後述する第一の取り付け部27cと記憶部材60が、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとの間に位置している。本実施例では、被ガイド部27bがガイド部材84にガイドされた状態(係合した状態)で、第一の取り付け部27cと記憶部材60が、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとの間に位置している。本実施例において、被ガイド部27bがガイド部材84にガイドされた状態とは、ドラムカートリッジ9が装置本体10に装着される途中の状態を含む。
言い換えれば、第一の取り付け部27cと記憶部材60は、被ガイド部27bに配置されている。また、図8(b)に示すように、感光ドラム1の回転軸線方向で見て、第一の取り付け部27cと記憶部材60は、被ガイド部27bと重なっている。ただし、第一の取り付け部27cと記憶部材60は、ガイド部材84とは接触しない。
(記憶部材)
記憶部材(第一の記憶部材)60について、図9(a)、図9(b)、図10(a)、図10(b)、図11(a)、図11(b)を用いて説明する。
図9は、記憶部材60と第一の取り付け部27cの配置について説明する図である。図9(a)は、ドラムカートリッジ9の全体図である。図9(b)は、第一の取り付け部27cの拡大図である。なお、図9(a)、図9(b)の紙面に垂直な方向は、第一の交差方向Fp1である。図10は、記憶部材60について説明する図である。図10(a)は記憶部材60の斜視図である。図10(b)は、記憶部材60の斜視図であり、図10(a)の裏側に相当する。図11は、記憶部材60の取り付けを説明する図である。図11(a)は、記憶部材60が取り付けられる前の状態を説明する図である。図11(b)は、記憶部材60が取り付けられた状態を説明する図である。
図9(a)に示すように、ドラムカートリッジ9には、記憶部材60が取り付けられている。ドラム枠体27は、第一の取り付け部27cを備える。第一の取り付け部27cは、被ガイド部27bに備えられている。
図9(a)、図9(b)に示すように、第一の取り付け部27cは、ドラム枠体27の下面に備えられる。第一の取り付け部27cには、記憶部材60が取り付けられている。したがって、記憶部材60も、ドラム枠体27の下面に配置される。より具体的には、第一の電極62は、被ガイド部27bがガイド部材84に係合した状態で、第三のガイド面84cに対向するように配置されている。
上述したように、第一の取り付け部27cと記憶部材60は、ドラムカートリッジ9が装置本体10に装着された状態で、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとの間に位置するように配置されている。本実施例では、被ガイド部27bがガイド部材84に係合した状態で、第一の取り付け部27cと記憶部材60が、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとの間に位置するように、第一の取り付け部27cと記憶部材60は配置されている。
図10(a)、図10(b)に示すように、記憶部材60は、情報を記憶するための第一の記憶素子63と、第一の電極62と、第一の記憶素子63と第一の電極62を保持する第一の基板(第一の保持部)61とを有する。第一の電極62は、第一の基板61の内部において、第一の記憶素子63と電気的に接続されている。
第一の記憶素子63としては、いわゆるRAM(ランダムアクセスメモリ)やROM(リードオンリーメモリ)等が用いられる。第一の記憶素子63が記憶する情報としては、ドラムカートリッジ9に関する情報、例えば、感光ドラム1の累積回転時間など、ドラムカートリッジ9の寿命に関する情報等が記憶されている。なお、第一の記憶素子63は、装置本体10に関する情報、例えば画像形成動作における、装置本体10の制御に関する情報を記憶する場合もある。
第一の電極62は、第一の基板61の一面側に配置される。第一の記憶素子63は、基板61の他面側(本実施例では、第一の電極62の裏側)に配置される。
記憶部材60は、第一の基板61が第一の取り付け部27cに取り付けられることで、ドラム枠体27に取り付けられる。
装置本体10は、第一の電極62と接触する本体電極65を備える。図9(b)に示すように、ドラムカートリッジ9が装置本体10に装着された状態で、第一の電極62は本体電極65と接触可能な位置に位置する。図10(b)に示すように、本実施例では、複数の第一の電極62と、複数の本体電極65が設けられる。
本実施例では、本体電極65と第一の電極62が当接することで、第一の記憶素子63と装置本体10の制御部の通信が行われる。なお、制御部は、本体電極65と電気的に連通している。
本実施例では、本体電極65は、装置本体に備えられたドア(不図示)の動きと連動して移動する。ドアが閉じられるとき、開口部101がドアで覆われ、本体電極65は第一の電極62に近づく方向(本実施例では鉛直方向で上方)に移動する(図9(b)参照)。そして、本体電極65は第一の電極62と接触し、第一の電極62を押圧する。ドアが開かれる時、開口部101が露出され、本体電極65は第一の電極62から離れる方向(本実施例では鉛直方向で下方)に移動する。そして、本体電極65は第一の電極62から離れる(図9(b)参照)。
ドラムカートリッジ9に対する記憶部材60の装着方法について説明する。図11(a)、11(b)に示すように、第一の取り付け部27cはスリット41を有している。記憶部材60は、第一の電極62が外向きになるように、第一の取り付け部27cのスリット41に矢印H1の方向に挿入される。なお、本実施例において、矢印H1の方向は、感光ドラム1の回転軸線に交差する方向と同じである。
第一の取り付け部27cは、スリット41の奥側に規制壁42を有する。また、第一の取り付け部は、受けリブ43と、抜け止め部44と、スナップフィット45とを有する。これらの部分は、第一の基板61と当接することで、記憶部材60の位置を規制する。
受けリブ43と抜け止め部44によって、第一の基板61の厚み方向に対する第一の記憶部材の移動が規制される。規制壁42、スナップフィット45、スリットの側面部41a、41bによって、第一の基板61の厚み方向と交差する方向に対する第一の記憶部材の移動が規制される。より具体的には、規制壁42によって、第一の記憶部材の挿入方向に対する第一の記憶部材の移動が規制される。スナップフィット45によって、第一の記憶部材の挿入方向と逆方向に対する第一の記憶部材の移動が規制される。側面部41a、41bによって、ドラムカートリッジ9の長手方向(感光ドラム1の回転軸線方向と同じ)に対する記憶部材60の移動が規制される。
なお、受けリブ43の先端を溶融した後に冷却して、記憶部材60がスリット41から抜けることを防止する溶融部を形成してもよい。なお、受けリブ43の溶融には、超音波溶着等が用いられる。
また、本実施例では第一の取り付け部27cはドラム枠体27と一体的に成形されているが、第一の取り付け部27cを有する別の部材を、ドラム枠体27に取り付けるように構成してもよい。
(ドラムカートリッジの再生産方法)
ドラムカートリッジ9の分解方法及び再生産方法について、図1(a)、図1(b)、図12、図13、図14を用いて説明する。
図1は、記憶ユニット80の取り付け工程を説明する図である。図1(a)は、記憶ユニット80が取り付けられる前の状態を説明する図である。図1(b)は、記憶ユニット80が取り付けられた状態を説明する図である。図12は、記憶部材の取り外し工程を説明する図である。図13は、記憶ユニット80を説明する図である。図14は、ガイド部材84とドラムカートリッジ9の断面図である。
例えば回収したドラムカートリッジ9の記憶部材60が損傷している場合に、ドラムカートリッジ9を再生産するときに記憶部材60が新たな記憶部材(新たな記憶素子と電極を有する部材)に交換される場合がある。一方で、上述のように、第一の取り付け部27cと記憶部材60は、ドラムカートリッジ9が装置本体10に装着された状態で、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとの間に位置するように配置されている。言い換えれば、第一の取り付け部27cと記憶部材60は、被ガイド部27bに配置されている。したがって、記憶部材60は、ドラムカートリッジ9が着脱されるときにガイド部材84に衝突しないような形状、大きさを有している。
新たな記憶部材を記憶部材60と同じように取り付ける場合には、ガイド部材84への衝突を防止するために新たな記憶部材の形状や大きさに求められる要件は、記憶部材60に求められる要件と同じである。そこで本実施例では、新たな電極を第一の電極62が配置されていた位置に配置しつつ、新たな記憶素子は、新たな電極とは異なる位置に取り付ける。こうすることで、新たな記憶部材の形状や大きさに求められる要件を、記憶部材60に求められる要件よりも緩和することができる。
本実施例のドラムカートリッジ9の分解方法は、記憶部材60の取り外し工程を含んでいる。本実施例のドラムカートリッジ9の再生産方法は、記憶部材60の取り外し工程と、記憶部材60と異なる新たな記憶ユニット80を取り付ける取り付け工程を含んでいる。言い換えれば、以下で説明するドラムカートリッジ9の再生産方法は、記憶部材60を、記憶ユニット80に交換する交換方法と呼ぶこともできる。
以下、記憶部材60の取り外し工程と、新たな記憶ユニット80の取り付け工程について説明する。
<記憶部材の取り外し工程>
まず、使用済みのドラムカートリッジ(第一のカートリッジ、素材カートリッジ)9を準備する。
そして、図12に示すように、記憶部材60を挿入方向と反対方向に押圧することで、第一の基板61が、第一の取り付け部27cから取り外される。このとき、スナップフィット45は、第一の基板61の取り外しが許容されるように移動させられている。これにより、第一の取り付け部27cから記憶部材60を取り外すことができる。なお、スナップフィット45を除去して、第一の取り付け部27cから記憶部材60を取り外してもよい。
また、受けリブ43の先端に溶融部が形成されている場合は、溶融部を除去することで、第一の取り付け部27cから記憶部材60を取り外すことができる。第一の基板61で溶融部を押して、溶融部を破壊してもよい。
<情報記憶ユニットの構成>
記憶部材60に替えて、ドラム枠体27に取り付けられる記憶ユニット80について説明する。
図13に示すように、記憶ユニット80は、電極ユニット81と、素子ユニット82を有する。電極ユニット82は、第二の電極(カートリッジ電極または新たな電極)81aと、第二の電極81aを保持する第二の基板(電極保持部または第二の保持部)81bを有する。素子ユニット82は、情報を記憶するための第二の記憶素子(記憶素子または新たな記憶素子)82aと、第二の記憶素子82aを保持する第三の基板(素子保持部または第三の保持部)82bを有する。本実施例においては、第三の基板82bはスリット41より大きい。つまり、第三の基板82bは、スリット41に挿入することはできない。
本実施例において、第二の記憶素子82aと第二の電極81aは、導通経路部材(接続部材)83によって、電気的に接続されている。導通経路部材83は、ドラムカートリッジ9を再生産する過程で、第二の記憶素子82aと第二の電極81aに取り付けてもよい。また、第二の記憶素子82aと第二の電極81aの一方に接続された導通経路部材83を、ドラムカートリッジ9を再生産する過程で、導通経路部材83を第二の記憶素子82aと第二の電極81aの他方に取り付けてもよい。これらの場合、ドラムカートリッジ9の再生産方法が、第二の記憶素子82aと第二の電極81aを導通経路部材83によって電気的に接続する接続工程を有する、ということができる。例えば、第二の記憶素子82aと第二の電極81aの少なくとも一方がドラム枠体27に取り付けられた後に、接続工程を実施して、導電経路部材83によって第二の記憶素子82aと第二の電極81aを電気的に接続してもよい。また、導通経路部材83は、あらかじめ第二の記憶素子82aと第二の電極81aに接続されていてもよい。つまり、第二の記憶素子82aと第二の電極81aが導電経路部材83によって電気的に接続された状態で、第二の記憶素子82aと第二の電極81aをドラム枠体27に取り付けてもよい。いずれの場合であっても、ドラムカートリッジ9の再生産が完了した状態では、第二の記憶素子82aと第二の電極81aが、導通経路部材83によって、電気的に接続されている。
本実施例において、導通経路部材83は、第二の電極81aに対して半田等で固定される。また、同様に導通経路部材83は、第二の記憶素子82aと半田等で固定される。また、導通経路部材83は可撓性を有しており、自在に変形することが可能である。これにより、電極ユニット81と、素子ユニット82とが離れた位置に配置された場合でも、導通経路部材83は、電極ユニット81と、素子ユニット82とを容易に繋ぐことができる。
なお、第二の電極81aの機能および本体電極65との関係は、第一の電極62の機能および本体電極65との関係と同じであるので、詳しい説明を省略する。また、本実施例では第二の電極81aの形状、数は、第一の電極62の形状、数と同じである。
第二の記憶素子82aとしては、いわゆるRAMやROM等が用いられる。第二の記憶素子82aは、第一の記憶素子63と同様の情報を記憶する。
ここで、第二の基板81bと、第三の基板82bの大きさの合計は、スリット41よりも大きい。より具体的には、第二の基板81bと第三の基板82bの厚み方向についての大きさの合計と、厚み方向に交差する方向についての大きさの合計の少なくともいずれか一方が、対応するスリット41の大きさよりも大きい。つまり、第二の基板81bと第三の基板82bとを、同時にスリット41に入れることはできない。
本実施例においては、第三の基板82bの厚み方向に交差する方向についての大きさが、対応する方向についてのスリット41の大きさ(側面部41a、41b、規制壁42、スナップフィット45で規定される空間の大きさ)よりも大きい。
なお、第三の基板82bの厚み方向についての大きさが、対応する方向についてのスリット41の大きさ(受けリブ43と、抜け止め部44の間の隙間の大きさ)よりも大きい場合もある。
このような電極ユニット81と素子ユニット82を使用する場合でも、後述の方法によれば、ドラム枠体27に電極ユニット81と素子ユニット82を取り付けることができる。
次に、ドラムカートリッジ9に対する電極ユニット81の取り付け工程と、素子ユニット82の取り付け工程方法について説明する。
<電極ユニットの取り付け工程>
第二の電極81aを、ドラム枠体27に取り付ける(電極取り付け工程)。第二の電極81aは、ドラムカートリッジ9が装置本体10に装着された時に、本体電極65と接触可能な位置に配置される。
つまり、第一の電極62が配置されていた位置に、第二の電極81aが配置される。ドラムカートリッジ9が装置本体10に装着された状態で、第二の電極81aは、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとの間に位置している。本実施例では、被ガイド部27bがガイド部材84に係合した状態で、第二の電極81aは、第一のガイド面84aと第二のガイド面84bとの間に位置している。また、第二の電極81aは、被ガイド部27bがガイド部材84に係合した状態で第三のガイド面84cに対向するように配置されている。言い換えれば、第二の電極81aは、被ガイド部27bに配置される。また、本実施例では、第二の基板81bも、被ガイド部27bに配置される。なお、第二の電極81aと第二の基板81bは、ガイド部材84とは接触しない。
図1(a)、図1(b)に示すように、本実施例では、第二の電極81aは、第二の基板81bを介して、ドラム枠体27に取り付けられる。より具体的には、第一の取り付け部27cのスリット41に第二の基板81bが挿入されることで、第二の電極81aがドラム枠体27に取り付けられる。第二の基板81bは、ドラム枠体27に対して、接着剤等により接着してもよい。
なお、第二の電極81aをドラム枠体27に対して、接着剤やテープ等により接着してもよい。この場合は、接着剤やテープ等が、第二の保持部に相当する。
なお、第一の記憶素子63を除去するなどしたうえで、記憶部材60を、電極ユニット81として使用してもよい。この場合、第一の基板61が第二の基板81bとして機能し、第一の電極62が第二の電極81aとして機能する。この方法によれば、電極ユニット81を、記憶部材60と同等の精度で、ドラム枠体27に取り付けることができる。
<素子ユニットの取り付け工程>
第二の記憶素子82aを、ドラム枠体27に取り付ける(素子取り付け工程)。本実施例では、第二の記憶素子82aは、第三の基板82bを介してドラム枠体27に取り付けられる。第三の基板82bの取り付けには、接着剤等が用いられる。
第二の記憶素子82aを取り付ける位置について説明する。図7に示したように、ドラムカートリッジ9を着脱する際、ドラム枠体27の下部に設けられた被ガイド部27bは、画像形成装置本体に設けたガイド部材84にガイドされる。第二の記憶素子82aは、ドラムカートリッジ9を着脱する際、ガイド部材84に当接しない位置に配置される。
図1(a)、図14に示すように、第二の記憶素子82aと第三の基板82bは、ドラム枠体27の第一の凹部27dや第二の凹部27eに取り付けることができる。第一の凹部27dや第二の凹部27eは、第二の記憶素子82aを取り付けるための第二の取り付け部である。第一の凹部27dや第二の凹部27eは第一の取り付け部27cと異なる位置に位置する。
本実施例では、第一の凹部27dや第二の凹部27eは第一の取り付け部27cから離れた位置に位置する。本実施例では、感光ドラム1の回転軸線方向(ドラムカートリッジ9の長手方向)において、第一の凹部27dや第二の凹部27eの位置は、第一の取り付け部27cの位置から離れている。言い換えれば、第一の凹部27dや第二の凹部27eの位置と、第一の取り付け部27cの位置が重ならない。したがって、第二の基板81bと、第三の基板82bとは、互いに離れた位置に位置する。
また、本実施例では、第一の凹部27dや第二の凹部27eは、第一の取り付け部27cに対してねじれた位置に位置する。つまり、第三の基板82bが広がる方向と、第一の基板61の広がる方向が、交差(本実施例では直交)する。また、第三の基板82bが広がる方向と、第二の基板81bの広がる方向が、交差(本実施例では直交)する。言い換えれば、第二の基板81bが取り付けられる面が広がる方向と、第三の基板82bが取り付けられる面が広がる方向は、交差(本実施例では直交)する。
図14に示すように、被ガイド部27bがガイド部材84にガイドされている状態で、第二の凹部27eは、ガイド部材84と係合しない位置にある。つまり、第二の交差方向Fp2において、第二の凹部27eは、第一のガイド面84aから離れた位置に位置する。言い換えれば、第二の交差方向Fp2において、第二の凹部27eの位置は、第一のガイド面84aの位置と重ならない。こうすることで、ドラムカートリッジ9を着脱する際、第二の記憶素子82aがガイド部材84と当接することを防止できる。
被ガイド部27bがガイド部材84に係合した状態(ガイドされている)状態で、第一の凹部27dは、ガイド部材84と対向する位置にある。
一方、図1(a)、図1(b)、図14に示すように、ドラム枠体27は、第一の凹部27dの周りに、突出部27fを有する。突出部27fは、第一の凹部27dに対して第一の交差方向Fp1に突出している。図14に示すように、本実施例では、被ガイド部27bがガイド部材84にガイドされている状態で、突出部27fの先端27faは第一のガイド面84aに対向する。本実施例では、突出部27fの先端27faが第一のガイド面84aにガイドされる。言い換えれば、先端27faは被ガイド部27bの一部であるということもできる。
ここで、図14に示されるように、第一の交差方向Fp1において、突出部27fの先端27faは、素子ユニット82(第二の記憶素子82aと第三の基板82b)よりも、第一のガイド面84aに近い位置に位置する。この構成により、ドラムカートリッジ9を装置本体10に着脱する際に、記憶ユニット82と下レール(ガイド部材84)の接触を避けることができ、記憶ユニット82が破損することを防止できる。したがって、再生産されたカートリッジの信頼性を高めることができる。
本実施例では、第二の記憶素子82aと第三の基板82bは、第一の凹部27dに取り付けられる。また、上述のように、第二の記憶素子82aと第三の基板82bは、第二の凹部27eに取り付けられてもよい。
なお、記憶ユニット80の取り付け位置は、本実施例で述べた位置に限定されない。つまり、記憶ユニット80は、ガイド部材84と当接しない位置であれば、自由に配置することができる。例えば、第一の凹部27dの裏側に配置するなどしてもよい。
ここで、図15を用いて、導電経路部材83の配置について説明する。図15(図15(a)~(d))は、導電経路部材83の配置を説明する図である。また、図15(a)は、第二の記憶素子82aの近傍を、第二の交差方向Fp2に見た図である。図15(b)~(d)は、導電経路部材83が伸びる方向に直交する断面図である。
導電経路部材83の破損を防ぐため、導電経路部材83はガイド部材84と直接接触しないように配置されることが好ましい。導電経路部材83がガイド部材84に接触するのを防ぐために、導電経路部材83をドラム枠体27に接触するように配置することが好ましい。例えば、ドラム枠体27がガイド部材84に向けて突出する壁27gを有し、壁27gが第二の記憶素子82aと第二の電極81aの間や、第二の記憶素子82aの周囲に配置される場合がある。この場合、壁27gの先端に、導電経路部材83を接触させてもよい(図15(a)参照)。
また、第二の取付け部(第一の凹部27dの底部や第二の凹部27eの底部)に導電経路部材83を接触させてもよい。
また、ドラム枠体27の一部を除去して、導電経路部材83が通る通路を形成してもよい(通路形成工程)。例えば、壁27gの先端にノッチ27g1を形成して、導電経路部材83を通してもよい(図15(b)参照)。このとき、ノッチ27g1の深さは、壁27gの先端から導電経路部材83が突出しない程度の深さであることが好ましい。また、ノッチ27g1を覆う被覆部材27hをドラム枠体27に取り付けて、ノッチ27g1から導電経路部材83が外れるのを防止してもよい。また、壁27gに、穴27g2を形成して、導電経路部材83を通してもよい(図15(c)参照)。導電経路部材83は、ノッチ27g1や穴27g2を形成する面に接触するように配置することが好ましい。
また、導電経路部材83がガイド部材84に接触するのを防ぐために、第二の記憶素子82aと第二の電極81aの間で、導電経路部材83の少なくとも一部を被覆部材86で覆ってもよい(図15(d)参照)。ここで、被覆部材86の少なくとも一部は、導電経路部材83とガイド部材84の間に位置される。被覆部材86によって、導電経路部材83がガイド部材84に向けて変形することが抑制される。さらに、被覆部材86によって、導電経路部材83がドラム枠体27に接触した状態を維持しやすくなる。なお、被覆部材86としては、シート部材、テープ、常温で硬化する物質(例えばエポキシ樹脂や接着剤)などを用いることができる。
以上のように、記憶部材60を、記憶ユニット80に交換することができる。ドラムカートリッジ9を再生産することができる。つまり、使用済みのドラムカートリッジ(第一のカートリッジ、素材カートリッジ)9から、新たなドラムカートリッジ(第二のカートリッジ、カートリッジ)109を製造することができる(図1(b)参照)。新たなドラムカートリッジ109は、記憶部材60が記憶ユニット80に交換されている点を除き、ドラムカートリッジ9と同様の構成であり、装置本体10に着脱可能である。言い換えれば、新たなドラムカートリッジ109は、記憶部材60が記憶ユニット80に交換されたドラムカートリッジ9である。
なお、ドラムカートリッジ9を再生産する過程においては、感光ドラム1、クリーニング部材6、帯電ローラ2等の部品の交換、残留トナー室27aの清掃が行われることもある。つまり、新たなドラムカートリッジ109は、別の感光ドラム、別のクリーニング部材、別の帯電ローラ2の少なくとも一つをさらに有する場合もある。
本実施例では、第二の電極81aを第一の電極62が配置されていた位置に配置しつつ、第二の記憶素子82aは、第二の電極81aとは異なる位置に取り付けた。こうすることで、記憶部材60が取り付けられていた位置に、第二の電極81aと第二の記憶素子82aの両方を配置するスペースを確保する必要がない。つまり、第二の電極81aを配置するスペースが確保できれば、第二の記憶素子82aを配置するスペースは確保する必要がない。言い換えれば、第二の電極81aが第一の電極62と同様に配置できれば、第二の記憶素子82aは、第二の電極81aと共に第一の取付け部27cに取り付けることができる形状や大きさを有する必要がない。
つまり、新たな電極と新たな記憶素子の両方が保持された記憶部材を、記憶部材60と同じように第一の取付け部27cに取り付ける場合と比較して、第二の記憶素子82aの大きさや形状に求められる要件を緩和することができる。同様に、第二の記憶素子82aを保持する第三の基板82bの大きさや形状に求められる要件を緩和することができる。例えば、第三の基板82bがスリット41より大きい場合であっても、ドラム枠体27に素子ユニット82を取り付けることができる。
したがって、ドラムカートリッジ9を再生産する場合に、新たな記憶部材(第二の電極81aと第二の記憶素子82aを有する部材)に求められる、形状や大きさに関する要件を緩和することができる。
上述の説明では、ドラムカートリッジ9の記憶部材を交換する方法を説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明は、例えば、現像カートリッジ4、トナーを収納するトナーカートリッジ、またはその他のカートリッジ(装置本体10に対して着脱可能に構成された交換部品)に対しても適用することができる。
1(1a~1d) 感光ドラム
9 ドラムカートリッジ
27 クリーニング枠体
27a 残留トナー室
27b 被ガイド部
27c 第一の取り付け部
27d 第一の凹部(第二の取り付け部)
27e 第二の凹部(第二の取り付け部)
27f 突出部
27fa 先端
41 スリット
60 記憶部材(第一の記憶部材)
61 基板(第一の保持部)
62 第一の電極
63 記憶素子
65 本体電極
80 記憶ユニット
81 電極ユニット
81a 第二の電極(カートリッジ電極)
81b 第二の基板(電極保持部)
82 素子ユニット
82a 第二の記憶素子
82b 第三の基板(素子保持部)
83 接続部材
84 ガイド部材
84a 第一のガイド面
84b 第二のガイド面
84c 第三のガイド面
100 電子写真画像形成装置
101(101a、101b、101c、101d) 開口部
109 新たなドラムカートリッジ(第二のカートリッジ、カートリッジ)

Claims (18)

  1. 素材カートリッジからカートリッジを再生産する再生産方法であって、前記素材カートリッジは画像形成装置の装置本体に着脱可能であり、前記装置本体は、本体電極と、前記素材カートリッジを着脱するときに前記素材カートリッジをガイドするように構成されたガイド部材と、を有し、
    前記素材カートリッジは、
    前記ガイド部材に係合するように構成された係合部と、前記係合部に備えられた第一の取り付け部と、を備える枠体と、
    情報を記憶するための第一の記憶素子と、前記第一の記憶素子と電気的に接続される第一の電極と、前記第一の記憶素子と前記第一の電極とを保持する第一の保持部と、を有する第一の記憶部材であって、前記第一の保持部は前記第一の取り付け部に取り付けられ、前記第一の電極が前記本体電極と接触可能である第一の記憶部材と、
    を有し、
    前記再生産方法は、
    前記第一の取り付け部から前記第一の保持部を取り外す取り外し工程と、
    第二の電極を前記枠体に取り付ける電極取り付け工程と、
    情報を記憶するための第二の記憶素子を前記枠体に取り付ける素子取り付け工程であって、前記第二の記憶素子を、前記第一の取り付け部と異なる位置に位置する第二の取り付け部に取り付ける素子取り付け工程と、
    を有し、
    前記第二の記憶素子と前記第二の電極は、接続部材によって電気的に接続され、
    前記第二の電極は、前記本体電極と接触可能であり、かつ前記係合部に配置され
    前記ガイド部材は、第一のガイド面と、前記第一のガイド面に対向する第二のガイド面と、を有し、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面は、前記素材カートリッジの装着方向に交差する第一の交差方向に前記素材カートリッジが移動することを規制するように構成され、前記ガイド部材は、前記装着方向と前記第一の交差方向とに交差する第二の交差方向に前記素材カートリッジが移動することを規制するための第三のガイド面を有し、
    前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に、前記第一の取り付け部と前記第一の電極は、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面との間に位置し、
    前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に、前記第二の電極は、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面との間に位置され、
    前記枠体は第一の先端を有する第一の突出部と、第二の先端を有する第二の突出部とを有し、前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に前記第一の先端と前記第二の先端が前記第一のガイド面に対向し、
    前記第一の先端と前記第二の先端は、前記第二の記憶素子よりも前記第一のガイド面に近い位置に位置され、
    前記第二の記憶素子は前記第二の交差方向について前記第一の突出部と前記第二の突出部の間に配置されることを特徴とするカートリッジの再生産方法。
  2. 前記再生産方法は、前記第二の記憶素子と前記第二の電極を、前記接続部材によって電気的に接続する接続工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジの再生産方法。
  3. 前記接続工程は、第二の電極と前記第二の記憶素子の少なくとも一方が前記枠体に取り付けられた後に行われることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジの再生産方法。
  4. 前記第二の記憶素子と前記第二の電極が前記接続部材によって電気的に接続された状態で、前記第二の電極と前記第二の記憶素子は前記枠体に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジの再生産方法。
  5. 前記第二の電極は、前記係合部が前記ガイド部材にガイドされた場合に前記第三のガイドに対向するように配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のカートリッジの再生産方法。
  6. 前記第二の電極は、第二の保持部を介して前記第一の取り付け部に取り付けられ、
    前記第二の記憶素子は、第三の保持部を介して前記第二の取り付け部に取り付けられることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のカートリッジの再生産方法。
  7. 前記素材カートリッジは、
    静電潜像を担持するように構成された像担持体であって、前記枠体に回転可能に支持された像担持体を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のカートリッジの再生産方法。
  8. 前記枠体は、前記第一の突出部と前記第二の突出部とに連結される壁を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のカートリッジの生産方法。
  9. 前記壁は、前記第一の取り付け部と前記第二の取り付け部の間に配置されていることを特徴とする請求項8に記載のカートリッジの生産方法。
  10. 前記装着方向について、前記第一の取り付け部の位置と、前記第二の取り付け部の位置が異なることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のカートリッジの生産方法。
  11. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、前記装置本体は、本体電極と、前記カートリッジを着脱するときに前記カートリッジをガイドするように構成されたガイド部材と、を有し、
    前記カートリッジは、
    前記ガイド部材に係合するように構成された係合部を備える枠体と、
    前記本体電極と接触可能なカートリッジ電極と、
    前記カートリッジ電極を保持する電極保持部であって、前記枠体に取り付けられる電極保持部と、
    情報を記憶するための記憶素子と、
    前記記憶素子を保持する素子保持部であって、前記枠体に取り付けられる素子保持部と、
    前記カートリッジ電極と前記記憶素子とを電気的に接続する接続部材と、
    を有し、
    前記カートリッジ電極と前記電極保持部は、前記係合部に配置され、前記素子保持部は、前記電極保持部から離れた位置において、前記枠体に取り付けられ
    前記ガイド部材は、第一のガイド面と、前記第一のガイド面に対向する第二のガイド面と、を有し、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面は、前記カートリッジの装着方向に交差する第一の交差方向に前記カートリッジが移動することを規制するように構成され、前記ガイド部材は、前記装着方向と前記第一の交差方向とに交差する第二の交差方向に前記カートリッジが移動することを規制するための第三のガイド面を有し、
    前記カートリッジ電極は、前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に、前記第一のガイド面と前記第二のガイド面との間に位置し、
    前記枠体は第一の先端を有する第一の突出部と、第二の先端を有する第二の突出部とを有し、前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に前記第一の先端と前記第二の先端が前記第一のガイド面に対向し、
    前記第一の先端と前記第二の先端は、前記記憶素子よりも前記第一のガイド面に近い位置に位置され、
    前記記憶素子は前記第二の交差方向について前記第一の突出部と前記第二の突出部の間に配置されることを特徴とするカートリッジ。
  12. 前記カートリッジ電極は、前記係合部が前記ガイド部材に係合した場合に前記第三のガイドに対向するように配置されることを特徴とする請求項11に記載のカートリッジ。
  13. 前記枠体は、前記電極保持部が挿入されるスリットを有し、
    前記素子保持部は、前記スリットよりも大きいことを特徴とする請求項11または12に記載のカートリッジ。
  14. 前記接続部材は、可撓性を有することを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  15. 前記カートリッジは、
    静電潜像を担持するように構成された像担持体であって、前記枠体に回転可能に支持された像担持体を有することを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  16. 前記枠体は、前記第一の突出部と前記第二の突出部とに連結される壁を有することを特徴とする請求項11から15のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  17. 前記壁は、前記電極保持部と前記素子保持部の間に配置されていることを特徴とする請求項16に記載のカートリッジ。
  18. 前記装着方向について、前記電極保持部の位置と、前記素子保持部の位置が異なることを特徴とする請求項11から17のいずれか一項に記載のカートリッジ。
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