JP7421094B2 - デスケーリング装置 - Google Patents

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本発明は、デスケーリング装置に関する。
鋼材(スラブ)を圧延機で圧延する熱間圧延ラインでは、圧延機の直前や直後にデスケーリング装置が設置される。デスケーリング装置は、鋼材の表面に加圧水を吹き付けてデスケーリング(スケールの除去)を行う。近年では、デスケーリングに十数MPa程度の高圧水を使用することが多く、デスケーリング装置の疲労破壊を防ぐ必要がある。
図5、図6に、従来のデスケーリング装置100の一例を示す。デスケーリング装置100は、ヘッダパイプ101を備える。熱間圧延ラインでは鋼材がその長手方向に搬送され、ヘッダパイプ101は、鋼材の上方で鋼材の幅方向に延伸するように配置される。ヘッダパイプ101は、パイプ材102と、プレート材103とにより構成される。パイプ材102は、その外周面の一部に、長手方向にわたって開口する開口部104を有する。プレート材103が、開口部104を塞ぐようにパイプ材102に溶接される。プレート材103には、パイプ材102の内部の水供給用通路105に連通する、複数のデスケーリングノズル取付用孔106が形成される。図5に示すように、各デスケーリングノズル取付用孔106にはアダプタ107が挿入されて溶接され、各アダプタ107に、鋼材の表面に加圧水を吹き付けるための不図示のデスケーリングノズルが装着される。
また、特許文献1には、デスケーリング装置において、デスケーリング用ヘッダーに形成される各ノズル用連通孔が、デスケーリング用ヘッダーの内径側から外壁側に向けて、楕円形状から真円形状に連続的に変化する形状で形成される構成が開示されている。これにより、ノズル用連通孔のデスケーリング用ヘッダーの内径側において短径側の応力集中係数が小さくなる。
特許第5857653号公報
図5、図6に示したようなデスケーリング装置では、ヘッダパイプ101を構成するパイプ材102とプレート材103との溶接部108に、亀裂が発生しやすいことが確認されている。溶接部108が応力集中部になるとともに、溶接部108は母材(パイプ材102やプレート材103)と比べて機械的強度が弱くなるためである。また、溶接部108に溶接不良が生じている場合には、さらに機械的強度が弱くなるおそれがある。
また、ヘッダパイプ101の内径側において、デスケーリングノズル取付用孔106の近傍(特に隣り合うデスケーリングノズル取付用孔106間の領域)で亀裂が発生しやすいことが確認されている。デスケーリングノズル取付用孔106の近傍で大きな応力が発生するためである。これに鑑みて、特許文献1では、各ノズル用連通孔(デスケーリングノズル取付用孔に相当)が、デスケーリング用ヘッダーの内径側から外壁側に向けて、楕円形状から真円形状に連続的に変化する形状で形成されるようにしているが、このような加工は難しく、加工コストがかかってしまう。また、楕円形状の短径側の応力集中係数は小さくなるが、逆に長径側の応力集中係数が大きくなることが懸念される。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、高圧水の使用に適したデスケーリング装置を提供することを目的とする。
本発明のデスケーリング装置は、ヘッダパイプを備えたデスケーリング装置であって、前記ヘッダパイプを構成する柱状部材の内部に、前記柱状部材の軸方向に延びる水供給用通路が形成され、前記柱状部材の外周面に形成された平面部に、前記柱状部材の軸方向に配置され、前記水供給用通路に連通する複数のデスケーリングノズル取付用孔が、並んで形成されており、前記ヘッダパイプとして、両端で開口するように貫通する水供給用通路が形成されたメインヘッダパイプと、一端で開口する有底の一端側水供給用通路及び他端で開口する有底の他端側水供給用通路が形成された一対のサイドヘッダパイプとを備え、前記メインヘッダパイプの両側に前記サイドヘッダパイプをそれぞれ同軸上に配置し、前記メインヘッダパイプの各端部に前記サイドヘッダパイプの前記一端を接続して、前記メインヘッダパイプの前記水供給用通路と前記一対のサイドヘッダパイプの前記一端側水供給用通路とが相まって第1の水供給用通路を構成し、前記一対のサイドヘッダパイプのうち一方の前記他端側水供給用通路が第2の水供給用通路を構成し、他方の前記他端側水供給用通路が第3の水供給用通路を構成することを特徴とする。
本発明によれば、高圧水の使用に適したデスケーリング装置を提供することができる。
実施形態に係るデスケーリング装置の構成を示す図であり、(a)が底面図、(b)が背面図である。 実施形態に係るデスケーリング装置の断面図であり、(a)がA線断面図、(b)がB線断面図である。 隔壁まわりの拡大図である。 メインヘッダパイプとサイドヘッダパイプとの接続部を示す図である。 従来のデスケーリング装置の一部構成を示す図である。 従来のデスケーリング装置の断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1乃至図4を参照して、実施形態に係るデスケーリング装置1を説明する。図1は、デスケーリング装置1の構成を示す図であり、(a)が底面図、(b)が背面図である。図2は、デスケーリング装置1の断面図であり、(a)がA線断面図、(b)がB線断面図である(アダプタ9は省略)。図3は、隔壁13まわりの拡大図である。図4は、メインヘッダパイプ2とサイドヘッダパイプ3Rとの接続部を示す図である。
熱間圧延ラインで圧延する鋼材は様々な幅を有しており、その幅に合わせてデスケーリングを行うことが、省エネの観点からも効率的である。本実施形態に係るデスケーリング装置1は、デスケーリング範囲を可変にするタイプであり、メインヘッダパイプ2と、一対のサイドヘッダパイプ3L、3Rとを備える。メインヘッダパイプ2の両側に、サイドヘッダパイプ3L、3Rがそれぞれ同軸上に配置される。熱間圧延ラインでは鋼材がその長手方向に搬送され、これらメインヘッダパイプ2及び一対のサイドヘッダパイプ3L、3Rは、鋼材の上方で鋼材の幅方向に延伸するように配置される。本実施形態では、鋼材に向く面(図1(a)の面)を底面とし、図1に矢印で示すように鋼材の幅方向を左右と呼ぶ。
メインヘッダパイプ2は、ステンレス鋼製の柱状部材4により構成される。柱状部材4の内部には、柱状部材4の軸方向に延びる水供給用通路5が形成される。水供給用通路5は、断面が真円形の通路である。メインヘッダパイプ2では、両端で開口するように貫通する水供給用通路5が形成される。
柱状部材4の両端には、水供給用通路5と同軸上に配置された円筒形状の突出部6が一体成形される。突出部6は、サイドヘッダパイプ3L、3Rとの接続部になるものである。
また、図2(a)に示すように、柱状部材4は、横断面が五角形の角柱状であり、柱状部材4の外周面に形成された平面部7に、水供給用通路5に連通する複数(本例では14個)のデスケーリングノズル取付用孔8が形成される。複数のデスケーリングノズル取付用孔8は、柱状部材4の軸方向に配置され、所定のピッチで並んで形成される。各デスケーリングノズル取付用孔8は、水供給用通路5に対して直交するように配置され、開口側が大径、水供給用通路5側が小径の段差付きの真円孔として構成される。各デスケーリングノズル取付用孔8には、図2では不図示のアダプタ9が挿入されて溶接され、各アダプタ9に、鋼材の表面に加圧水を吹き付けるための不図示のデスケーリングノズルが装着される。なお、図1では、デスケーリングノズル取付用孔8及びアダプタ9の符号は一部にのみ記載する。
このように柱状部材4に水供給用通路5及びデスケーリングノズル取付用孔8を形成することにより構成されるメインヘッダパイプ2は、削り出し等の機械加工により形成される。
右側用のサイドヘッダパイプ3Rは、ステンレス鋼製の柱状部材10により構成される。柱状部材10の内部には、柱状部材10の軸方向に延びる有底の水供給用通路11、12が形成され、その間に隔壁13が形成される。水供給用通路11は、柱状部材10の一端で開口する有底の水供給用通路(一端側水供給用通路とも呼ぶ)であり、水供給用通路12は、柱状部材10の他端で開口する有底の水供給用通路(他端側水供給用通路とも呼ぶ)である。なお、メインヘッダパイプ2の端部に接続する側の端部を一端と呼ぶものとし、右側用のサイドヘッダパイプ3Rでは左端が一端になる。水供給用通路11、12は、断面が真円形の通路であり、メインヘッダパイプ2の水供給用通路5と同径である。図3に示すように、隔壁13を構成する水供給用通路11、12の底部は、その周縁部が所定の曲率(例えばR15(半径で15mm)程度)を有する曲面形状を有する。
柱状部材10の両端には、水供給用通路11、12と同軸上に配置された円筒形状の突出部14、15が一体成形される。一端の突出部14は、メインヘッダパイプ2との接続部になるものであり、メインヘッダパイプ2の突出部6と同径である。
また、図2(b)に示すように、柱状部材10は、横断面が五角形の角柱状であり、柱状部材10の外周面に形成された平面部16に、水供給用通路11、12に連通する複数(本例では5個)のデスケーリングノズル取付用孔17が形成される。なお、デスケーリングノズル取付用孔17は、メインヘッダパイプ2のデスケーリングノズル取付用孔8と同様であり、ここではその説明を省略する。サイドヘッダパイプ3Rでは、サイドヘッダパイプ3Rの複数のデスケーリングノズル取付用孔17のうちの一つが、一端側水供給用通路11に連通し、残りが他端側水供給用通路12に連通する配置になっている。なお、図1では、デスケーリングノズル取付用孔17及びアダプタ9の符号は一部にのみ記載する。
このように柱状部材10に水供給用通路11、12及びデスケーリングノズル取付用孔17を形成することにより構成されるサイドヘッダパイプ3Rは、削り出し等の機械加工により形成される。
なお、左側用のサイドヘッダパイプ3Lは、右側用のサイドヘッダパイプ3Rと同様の構成を左右反転させたものであり、同じ構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
メインヘッダパイプ2の右側に、右側用のサイドヘッダパイプ3Rが同軸上に配置される。このとき、平面部7、16が同方向を向き、同じ高さ位置になるように配置される。この状態で、図4に示すように、メインヘッダパイプ2の右端の突出部6と、サイドヘッダパイプ3Rの一端(左端)の突出部14とが突き合わされて、その周囲が溶接される。このような円筒形状の突出部6、14の溶接は、周方向の溶接で済み、溶接難易度は低い。同様に、メインヘッダパイプ2の左側に、左側用のサイドヘッダパイプ3Lが同軸上に配置され。このとき、平面部7、16が同方向を向き、同じ高さ位置になるように配置される。この状態で、メインヘッダパイプ2の左端の突出部6と、サイドヘッダパイプ3Lの一端(右端)の突出部14とが突き合わされて、その周囲が溶接される。このような円筒形状の突出部6、14の溶接は、周方向の溶接で済み、溶接難易度は低い。
これにより、メインヘッダパイプ2の水供給用通路5と一対のサイドヘッダパイプ3L、3Rの一端側水供給用通路11とが相まって第1の水供給用通路18を構成する。また、右側用のサイドヘッダパイプ3Rの他端側水供給用通路12が第2の水供給用通路19を構成し、左側用のサイドヘッダパイプ3Lの他端側水供給用通路12が第3の水供給用通路20を構成する。
メインヘッダパイプ2の中央部では、柱状部材4の外周面に、第1の水供給用通路18に連通する連通孔部21が設けられる。連通孔部21から第1の水供給用通路18に送水される。
右側のサイドヘッダパイプ3Rの他端(右端)の突出部15には、供給管22が溶接される。第2の水供給用通路19には、供給管22から送水される。また、右側のサイドヘッダパイプ3Rの柱状部材10の外周面に、第2の水供給用通路19に連通する連通孔部23が設けられる。
左側のサイドヘッダパイプ3Lの他端(左端)の突出部15には、第3の水供給用通路20を閉塞するキャップ部材24が溶接される。キャップ部材24は、鋼管と鏡板を溶接したもので、キャップ部材24の先端は、半円状(鏡板形状)になっている。また、左側のサイドヘッダパイプ3Lの柱状部材10の外周面に、第3の水供給用通路20に連通する連通孔部25が設けられる。連通孔部25は、右側のサイドヘッダパイプ3Rの連通孔部23と不図示のパイプを介して接続する。これにより、第2の水供給用通路19と第3の水供給用通路20は連通される。
このようにしたデスケーリング装置1では、幅狭の鋼材に対してデスケーリングを行うときは、第1の水供給用通路18だけを使用する。すなわち、連通孔部21から第1の水供給用通路18に送水することにより、第1の水供給用通路18に連通するデスケーリングノズル取付用孔8、17のデスケーリングノズルから水を噴射し、鋼材の表面に加圧水を吹き付ける。
そして、幅広の鋼材に対してデスケーリングを行うときは、第1の水供給用通路18と、第2及び第3の水供給用通路19、20とを使用する。すなわち、連通孔部21から第1の水供給用通路18に送水することにより、第1の水供給用通路18に連通するデスケーリングノズル取付用孔8、17のデスケーリングノズルから水を噴射し、鋼材の表面に加圧水を吹き付ける。また、供給管22から第2の水供給用通路19に送水することにより、連通孔部23、不図示のパイプ、連通孔部25を介して第3の水供給用通路20にも送水される。このようにして、第2及び第3の水供給用通路19、20に連通するデスケーリングノズル取付用孔17のデスケーリングノズルから水を噴射し、鋼材の表面に加圧水を吹き付ける。
以上述べたように、メインヘッダパイプ2において、機械加工により、柱状部材4の内部に水供給用通路5が形成され、柱状部材4の外周面に形成された平面部7に、複数のデスケーリングノズル取付用孔8が形成される構成にしたので、図5、図6に示したようなパイプ材102とプレート材103との溶接部108をなくし、亀裂が発生しにくい構造にすることができる。
同様に、サイドヘッダパイプ3L、3Rにおいて、機械加工により、柱状部材10の内部に水供給用通路11、12が形成され、柱状部材10の外周面に形成された平面部16に、複数のデスケーリングノズル取付用孔17が形成される構成にしたので、図5、図6に示したようなパイプ材102とプレート材103との溶接部108をなくし、亀裂が発生しにくい構造にすることができる。
また、メインヘッダパイプ2において、柱状部材4の外周面に形成された平面部7に、複数のデスケーリングノズル取付用孔8が形成される構成にしたので、図2(a)に示すように、デスケーリングノズル取付用孔8を含む断面面積を増やし、デスケーリングノズル取付用孔8の周囲を肉厚にして、デスケーリングノズル取付用孔8の近傍で発生する応力を小さくすることができる。この場合に、図5、図6に示したようにプレート材103に、デスケーリングノズル取付用孔106を形成するのと比べて、柱状部材4の外周面に形成された平面部7に、デスケーリングノズル取付用孔8を形成する場合、平面部7の大きさや平面部7の部分の肉厚に自由度を持たせることができ、適度な大きさや肉厚を設定することにより、デスケーリングノズル取付用孔8の近傍で亀裂が発生しないようにすることができる。
同様に、サイドヘッダパイプ3L、3Rにおいて、柱状部材10の外周面に形成された平面部16に、複数のデスケーリングノズル取付用孔17が形成される構成にしたので、図2(b)に示すように、デスケーリングノズル取付用孔17を含む断面面積を増やし、デスケーリングノズル取付用孔17の周囲を肉厚にして、デスケーリングノズル取付用孔17の近傍で発生する応力を小さくすることができる。この場合に、図5、図6に示したようにプレート材103に、デスケーリングノズル取付用孔106を形成するのと比べて、柱状部材10の外周面に形成された平面部16に、デスケーリングノズル取付用孔17を形成する場合、平面部16の大きさや平面部16の部分の肉厚に自由度を持たせることができ、適度な大きさや肉厚を設定することにより、デスケーリングノズル取付用孔17の近傍で亀裂が発生しないようにすることができる。
また、サイドヘッダパイプ3L、3Rにおいて、柱状部材10の内部に隔壁13が一体的に形成されるので、第1の水供給用通路18と第2及び第3の水供給用通路19、20とを分離する構造の機械的強度を高めることができる。しかも、隔壁13を構成する水供給用通路11、12の底部が曲面形状を有するようにしたので、応力集中を避けることができる。
さらに、サイドヘッダパイプ3L、3Rのデスケーリングノズル取付用孔17が、一端側水供給用通路11に少なくとも一つ連通するようにしたので、サイドヘッダパイプ3L、3Rがメインヘッダパイプ2に接続する接続部に対して、隔壁13をデスケーリングノズルの1スパン以上離すことができる。サイドヘッダパイプ3L、3Rがメインヘッダパイプ2に接続する接続部は溶接部であり、母材(サイドヘッダパイプ3L、3Rやメインヘッダパイプ2)と比べて機械的強度が弱い。この溶接部を、応力集中しやすい隔壁13から離して配置することができ、溶接部で発生する応力を低減させることができる。
以上のように、高圧水の使用に適したデスケーリング装置を提供することができる。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述した実施形態では、横断面が五角形の角柱状の柱状部材4、10を説明したが、柱状部材の横断面形状は限定されるものではなく、柱状部材4、10の外周面のうち、デスケーリングノズル取付用孔8、17が形成される面が平面部であれば、どのような横断面形状でもよい。
1:デスケーリング装置
2:メインヘッダパイプ
3L:サイドヘッダパイプ(左側)
3R:サイドヘッダパイプ(右側)
4:柱状部材(メインヘッダパイプ)
5:水供給用通路(メインヘッダパイプ)
6:突出部(メインヘッダパイプ)
7:平面部(メインヘッダパイプ)
8:デスケーリングノズル取付用孔(メインヘッダパイプ)
9:アダプタ
10:柱状部材(サイドヘッダパイプ)
11:水供給用通路(サイドヘッダパイプ)一端側
12:水供給用通路(サイドヘッダパイプ)他端側
13:隔壁
14:突出部(サイドヘッダパイプ)一端側
15:突出部(サイドヘッダパイプ)他端側
16:平面部(サイドヘッダパイプ)
17:デスケーリングノズル取付用孔(サイドヘッダパイプ)
18:第1の水供給用通路
19:第2の水供給用通路
20:第3の水供給用通路
21:連通孔部(メインヘッダパイプ)
22:供給管
23:連通孔部(サイドヘッダパイプ:右側)
24:キャップ部材
25:連通孔部(サイドヘッダパイプ:左側)

Claims (3)

  1. ヘッダパイプを備えたデスケーリング装置であって、
    前記ヘッダパイプを構成する柱状部材の内部に、前記柱状部材の軸方向に延びる水供給用通路が形成され、
    前記柱状部材の外周面に形成された平面部に、前記柱状部材の軸方向に配置され、前記水供給用通路に連通する複数のデスケーリングノズル取付用孔が、並んで形成されており、
    前記ヘッダパイプとして、両端で開口するように貫通する水供給用通路が形成されたメインヘッダパイプと、一端で開口する有底の一端側水供給用通路及び他端で開口する有底の他端側水供給用通路が形成された一対のサイドヘッダパイプとを備え、
    前記メインヘッダパイプの両側に前記サイドヘッダパイプをそれぞれ同軸上に配置し、前記メインヘッダパイプの各端部に前記サイドヘッダパイプの前記一端を接続して、
    前記メインヘッダパイプの前記水供給用通路と前記一対のサイドヘッダパイプの前記一端側水供給用通路とが相まって第1の水供給用通路を構成し、前記一対のサイドヘッダパイプのうち一方の前記他端側水供給用通路が第2の水供給用通路を構成し、他方の前記他端側水供給用通路が第3の水供給用通路を構成することを特徴とするデスケーリング装置。
  2. 前記サイドヘッダパイプのデスケーリングノズル取付用孔が、前記一端側水供給用通路に少なくとも一つ連通していることを特徴とする、請求項に記載のデスケーリング装置。
  3. 前記一端側水供給用通路の底部及び前記他端側水供給用通路の底部のうち、少なくとも一つの底部は曲面形状を有することを特徴とする、請求項又はに記載のデスケーリング装置。
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