JP7421079B2 - 車両用シート - Google Patents

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本発明は、車両用シートに関する。
従来、シートベルトが装着されていない場合に警告を出すため、シートに人が乗っているか否かを検出するセンサが知られている(特許文献1)。このセンサは、シート表面に設けられるスイッチを組み合わせてなり、スイッチに圧力がかかることで導通するようになっている。
特表2007-526844号公報
しかし、シート表面の圧力でONとなるスイッチのみで乗員の有無を判定すると、シートの上に荷物が載っている場合と人が載っている場合を区別して判定することが難しかった。
そこで、本発明は、シートに人が載っていることを高い精度で判定可能な車両用シートを提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、シートクッションおよびシートバックを有するシート本体と、シートクッションに設けられた、シート本体に座った人の重さに基づいて人の有無を検出するウェイトセンサと、シート本体に設けられ、人に向けて電波を放射し、人で反射した電波を検出する電波センサと、を備える。
このような構成によれば、電波センサによって、人に向けて電波を放射し、人で反射した電波を検出することで、人の動きを検出し、シート本体に人が座っているか否かを高い精度で判定可能である。特に、ウェイトセンサの検出結果と電波センサの検出結果の両方の検出結果を使用することで、高い精度でシート本体に人が座っているか否かを判定することができる。
電波センサは、シートバックに設けられていることが望ましい。
このような構成によれば、電波センサで体動や、人の呼吸や心拍に伴う動きを検出することで、シート本体に人が座っているか否かを高い精度で判定することができる。
ウェイトセンサは、所定以上の圧力がかかった場合にスイッチがオンになる感圧センサを少なくとも1つ備えていてもよい。
電波センサは、人体の表面で反射可能な波長の電波を放射するものであってもよい。
前記した車両用シートは、制御装置をさらに備え、制御装置は、ウェイトセンサに基づいてシート本体に人が座っていると判定し、かつ、電波センサにより取得した信号の変化からシート本体に人が座っていると判定した場合に、シート本体に人が座っていると判定することができる。
このような構成によれば、シート本体に人が座っていない場合に、誤って人が座っていると判定することを抑制することができる。
制御装置は、車両のバッテリーから常時電力が供給される常時電源端子に接続され、車両のメインスイッチがOFFである場合にもシート本体に人が座っているか否かの判定を行う構成であってもよい。
制御装置は、車両のメインスイッチがOFFであり、かつ、シート本体に人が座っていると判定した場合に、通知を発することができる。
このような構成によれば、車両のメインスイッチがOFFでありながら、シート本体に人が座っている場合に、通知を発して、何らかの異常を知らせることができる。
制御装置は、予め登録された通信端末に通知を発するように構成されていてもよい。
前記した車両用シートは、チャイルドシートであってもよい。すなわち、チャイルドシートが上記の各構成を備えていてもよい。
シート本体は、例えば、シートフレームと、シートフレームに被せられたパッドと、パッドを覆う表皮とを備えることができる。
本発明の車両用シートによれば、シートに人が載っていることを高い精度で判定可能となる。
本発明の実施形態に係る車両用シートおよび通信端末の図である。 着座センサを説明する図である。 電波センサが設けられるシートフレームの斜視図である。 制御装置とセンサ類の接続を示すブロック図である。 電波センサによる生体の検出原理を説明する図である。 制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、車両用シートSは、シート本体S0と、ウェイトセンサ10と、電波センサ20と、制御装置100とを備えてなる。
シート本体S0は、シートクッションS1と、シートバックS2と、ヘッドレストS3とを有する。シート本体S0は、内部に図3に示すようなシートフレームFを有している。シートフレームFは、シートクッションフレームF1と、シートバックフレームF2と、図示しないヘッドレストフレームを有している。そして、シートクッションフレームF1、シートバックフレームF2およびヘッドレストフレームに図示しないパッドが被せられ、さらに、各パッドに皮革やファブリックなどからなる表皮が被せられることでシート本体S0が構成されている。なお、以下の説明において、前後、左右、上下は、シート本体S0に座る人(以下、「乗員」ともいう。)を基準として用いる。
ウェイトセンサ10は、シートクッションS1に設けられている。ウェイトセンサ10は、シート本体S0に座った人の重さに基づいて人の有無を検出するセンサである。なお、本願にいうウェイトセンサは、シート本体S0に人が座っているか否かを重さに基づいて判定可能なものであればよく、必ずしも重さの値を取得可能なセンサである必要はない。
図1に示すように、ウェイトセンサ10は、シートクッションS1の表面付近、具体的には、表皮とパッドの間に配置されている。
図2に示すように、ウェイトセンサ10は、所定以上の圧力がかかることで接続状態(「ON」という。)になる複数の感圧スイッチを組み合わせてなる。具体的に、ウェイトセンサ10は、後スイッチ部11と前スイッチ部12とを並列に接続してなる。すなわち、後スイッチ部11と前スイッチ部12のいずれかがONになれば、ウェイトセンサ10のONとなる。
後スイッチ部11は、第1右スイッチ部13と第1左スイッチ部14とが直列に接続されてなる。すなわち、第1右スイッチ部13と第1左スイッチ部14が共にONとなることで後スイッチ部11はONとなる。第1右スイッチ部13と第1左スイッチ部14は、シートクッションS1の後部において、左右に並んで配置されている。
第1右スイッチ部13は、互いに並列に接続されたスイッチ13Aおよびスイッチ13Bと、スイッチ13Aおよびスイッチ13Bに対して直列に接続されたスイッチ13Cとからなる。スイッチ13Aとスイッチ13Bは、左右に並んで配置され、スイッチ13Aは、スイッチ13Bの左に位置している。スイッチ13Cは、スイッチ13Aの後に配置されている。
第1左スイッチ部14は、互いに並列に接続されたスイッチ14Aおよびスイッチ14Bと、スイッチ14Aおよびスイッチ14Bに対して直列に接続されたスイッチ14Cとからなる。スイッチ14Aとスイッチ14Bは、左右に並んで配置され、スイッチ14Aは、スイッチ14Bの右に位置している。スイッチ14Cは、スイッチ14Aの後に配置されている。
そして、スイッチ13Cとスイッチ14Cが接続されることで、第1右スイッチ部13と第1左スイッチ部14とが直列に接続されている。
前スイッチ部12は、第2右スイッチ部15と第2左スイッチ部16とが直列に接続されているとともに、互いに直列に接続された追加スイッチ17および追加スイッチ18が、第2右スイッチ部15および第2左スイッチ部16と並列に接続されてなる。
すなわち、第2右スイッチ部15と第2左スイッチ部16が共にONとなるか、もしくは、追加スイッチ17および追加スイッチ18が共にONとなることで、前スイッチ部12はONとなる。第2右スイッチ部15と第2左スイッチ部16は、シートクッションS1の前部において、左右に並んで配置されている。追加スイッチ17は、第2右スイッチ部15の右に配置され、追加スイッチ18は、第2左スイッチ部16の左に配置されている。追加スイッチ17と追加スイッチ18は、ブースターシートをシートクッションS1に置いた場合に、圧力がかかる位置に配置されている。
第2右スイッチ部15は、互いに並列に接続されたスイッチ15Aおよびスイッチ15Bと、スイッチ15Aおよびスイッチ15Bに対して直列に接続されたスイッチ15Cとからなる。スイッチ15Aとスイッチ15Bは、左右に並んで配置され、スイッチ15Aは、スイッチ15Bの左に位置している。スイッチ15Cは、スイッチ15Aの後に配置されている。
第2左スイッチ部16は、互いに並列に接続されたスイッチ16Aおよびスイッチ16Bと、スイッチ16Aおよびスイッチ16Bに対して直列に接続されたスイッチ16Cとからなる。スイッチ16Aとスイッチ16Bは、左右に並んで配置され、スイッチ16Aは、スイッチ16Bの右に位置している。スイッチ16Cは、スイッチ16Aの後に配置されている。
そして、スイッチ15Cとスイッチ16Cが接続されることで、第2右スイッチ部15と第2左スイッチ部16とが直列に接続されている。
図1に示すように、電波センサ20は、シートバックS2の上部に設けられている。詳しくは、電波センサ20は、図3に示すように、シートバックフレームF2に固定され、図示しないパッドと表皮に覆われている。
シートバックフレームF2は、互いに左右に離間して配置されたサイドフレーム31と、各サイドフレーム31の上端同士を接続するアッパーフレーム32と、各サイドフレーム31の下端同士を接続するロアフレーム33と、各サイドフレーム31の上部同士を、アッパーフレーム32より下の位置で接続する架橋フレーム34と、ブラケット35とを備えてなる。架橋フレーム34は、屈曲したワイヤからなる。ブラケット35は、金属板からなり、アッパーフレーム32の左右中央部と、架橋フレーム34の左右中央部とに固定されている。そして、電波センサ20は、ブラケット35に固定されている。
電波センサ20は、人に向けて電波を放射し、人で反射した電波を検出する装置である。このため、電波センサ20は、電波の発信器と受信機を有している。発信器および受信機の電波の受発信の面は、前方、つまり、乗員の背中に向いている。電波センサ20は、図4に示すように制御装置100に接続され、制御装置100からの信号に従って乗員に向けて所定の周波数の電波を放射する。また、電波センサ20は、乗員で反射した電波を検出し、検出した信号を制御装置100に出力する。なお、発振器と受信機は、1つの部品として構成される場合もあり得る。
電波センサ20が放射する電波の波長は、人体の表面で反射可能な波長の電波であることが望ましい。例えば、波長は、一例として、24GHzである。
制御装置100は、車両のバッテリー91、車両のECU(電子制御装置)92、ウェイトセンサ10および電波センサ20と接続されている。また、制御装置100は、無線通信機95と接続されており、図1に示すようにインターネットINTを介してスマートフォンなどの通信端末SPと通信が可能となっている。
制御装置100は、車両のバッテリー91から常時電力が供給される常時電源端子に接続されている。すなわち、車両のメインスイッチの位置、例えば、「OFF」、「ACC」、「START」などの位置によらず、常に電力が供給されるように、電気的にはバッテリー91に直接接続されている。このため、制御装置100は、車両のメインスイッチがOFFである場合にもシート本体S0に人が座っているか否かの判定を行うことができる。なお、車両のメインスイッチがOFFであるとは、少なくとも車両のエンジンや電気モータなどの駆動源を動かすことができず、車両の電源について、常時電源端子に接続された機器以外は、ユーザの操作によっては操作できないような状態をいうものとする。
また、制御装置100は、ECU92から、車両の走行状態などの状態に関するデータを受信可能である。例えば、車両の速度、車両の停止中または走行中の判定結果、車両のスイッチの状態などを受信可能である。
制御装置100は、車両のスイッチがOFFであり、かつ、シート本体S0に人が座っていると判定した場合に、通知を発するように構成されている。
制御装置100は、ウェイトセンサ10の両端子に電圧を掛け、電流が流れれば、ウェイトセンサ10がONであり、ウェイトセンサ10の信号に基づいてシート本体S0に人が座っていると判定する。
また、制御装置100は、電波センサ20に、所定の周波数の電波を放射させ、人から反射した電波の信号を受信し、受信した電波の変化から人が座っているか否かを判定する。
具体的に、図5に示すように、制御装置100は、電波センサ20から所定の周波数の電波W1を放射する。すると、人がシート本体S0に座っていた場合には、体動や、人の心拍や呼吸に伴って人体の表面の位置が周期的に動くことから、ドップラー効果によって、反射電波W2は、周波数に変動が起こる。制御装置100は、この反射電波W2を周波数変調して、周波数の変化を振幅に表した脈波信号W3を生成する。そして、脈波信号W3に基づき、脈波信号W3の周波数が所定の範囲内で、かつ、脈波信号W3の振幅が所定値以上である場合に、電波センサ20の信号に基づいてシート本体S0に人が座っている(生体がいる)と判定する。この場合の、脈波信号W3の周波数の範囲は、人の心拍または呼吸の周波数に応じた範囲である。
仮に、シート本体S0に載っているものが、人ではなく荷物であった場合には、このような周期的な周波数変化は起こらないので、電波センサ20の信号に基づいて人の有無を判定することで、人と荷物を区別して判定することができる。なお、心拍または呼吸に伴う電波センサ20の信号の周期的な変化は、人以外の動物であっても起こりうるので、「生体」または「動物」などの判定ということもできるが、ここでは、主として人の検出を目的としているため、便宜上、「人」ということとする。
制御装置100は、ウェイトセンサ10に基づいてシート本体S0に人が座っていると判定し、かつ、電波センサ20により取得した信号の変化からシート本体S0に人が座っていると判定した場合に、シート本体S0に人が座っていると判定することができる。
制御装置100は、無線通信機95を介して通信端末SPと通信を行い、通信端末SPの通信先、例えば、ショートメッセージを送るための電話番号や、メールアドレスなどを登録することができるように構成されている。
そして、制御装置100は、ECU92からの信号に基づいて車両のスイッチがOFFであると判定し、かつ、ウェイトセンサ10に基づいてシート本体S0に人が座っていると判定し、かつ、電波センサ20により取得した信号の変化からシート本体S0に人が座っていると判定した場合に、その状態が所定時間続いたら、予め登録された通信端末SPに通知を発するように構成されている。このような条件が満たされる場合とは、車両のスイッチがオフであるにも関わらず、人がシートに座っている状態であり、人が車内に置き去りになっている可能性があるからである。
通信端末SPへの通知は、音声によるもの、文字によるもの、光によるものなどの少なくとも1つを含むことができる。
次に、制御装置100の処理の一例について図6のフローチャートを参照して説明する。制御装置100は、バッテリー91に直接接続されているので、車両の状態に関わらず、所定の周期で図6の処理を実行する。
制御装置100は、まず、車両のスイッチがOFFであるかを判定し(S10)、OFFでない場合(S10,No)には、タイマをリセットして(S60)、処理を終了する。
制御装置100は、車両のスイッチがOFFであると判定した場合(S10,Yes)、ウェイトセンサ10がONであるかを判定する(S20)。ウェイトセンサ10がONでないと判定した場合(S20,No)、タイマをリセットして(S60)、処理を終了する。
一方、制御装置100は、ウェイトセンサ10がONであると判定した場合(S20,Yes)、電波センサ20に基づいて人がいるか否かを判定する(S30)。
制御装置100は、電波センサ20に基づいて人がいると判定しなかった場合(S30,No)、タイマをリセットして(S60)、処理を終了する。一方、制御装置100は、電波センサ20に基づいて人がいると判定した場合(S30,Yes)、タイマをカウントアップして(S40)、タイマに基づいて所定時間が経過したかを判定する(S41)。
制御装置100は、ステップS41で所定時間が経過していないと判定した場合(S41,No)、ステップS10からの処理を繰り返し、所定時間が経過したと判定した場合(S41,Yes)、登録された通信端末SPへ通知を実行する(S50)。
このようにして、ステップS10~S30を満たす状態が、所定時間継続した場合に、通信端末SPへ警告としての通知を行うことができる。
以上に説明した本実施形態の車両用シートSによれば、次のような効果を奏することができる。
車両用シートSは、電波センサ20によって、シート本体S0人に向けて電波を放射し、人で反射した電波を検出することで、人の動きを検出し、シート本体S0に人が座っているか否かを高い精度で判定可能である。特に、ウェイトセンサ10の検出結果と電波センサ20の検出結果の両方の検出結果を使用することで、高い精度でシート本体S0に人が座っているか否かを判定することができる。
電波センサ20は、シートバックS2に設けられているので、電波センサ20で体動や、人の呼吸や心拍に伴う動きを検出することで、シート本体S0に人が座っているか否かを高い精度で判定することができる。
制御装置100は、ウェイトセンサ10に基づいてシート本体S0に人が座っていると判定し、かつ、電波センサ20により取得した信号の変化からシート本体S0に人が座っていると判定した場合に、シート本体S0に、人が座っていると判定するので、シート本体S0に人が座っていない場合に、誤って人が座っていると判定することを抑制することができる。
制御装置100は、車両のバッテリー91から常時電力が供給される常時電源に接続され、車両のスイッチがOFFである場合にもシート本体S0に人が座っているか否かの判定を行うので、車両のスイッチがOFFでありながら、シート本体S0に人が座っている場合に、通知を発して、何らかの異常を知らせることができる。
制御装置100は、ステップS10~S30を満たす状態が、所定時間継続した場合に、警告としての通知を行うので、不必要に頻繁に通知が行われることを抑制することができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、ウェイトセンサとして、複数の感圧センサを備えるものを例示したが、感圧センサを1つのみ備えるものであってもよい。また、ウェイトセンサは、感圧センサを備えなくてもよい。例えば、ウェイトセンサは、シート本体を支える部分に設けられ、シート本体の重さを量ることで、乗員の重さを間接的に測定するセンサであってもよい。この場合にも、シート本体の重さの変化により、人が座っているか否かの判定をすることができる。
前記実施形態においては、警報としての通知を、携帯端末に行う場合について説明したが、通知は、車両の装置によって行わせてもよい。例えば、車両のインストルメントパネルに表示させてもよいし、車内のスピーカーから音声を発してもよいし、車外の人にわかるように、クラクションを所定のパターンで鳴らすようにしてもよい。
車両用シートは、チャイルドシートであってもよい。すなわち、チャイルドシートが上記の各構成を備えていてもよい。
前記した各実施形態および各変形例の各要素は、適宜、組み合わせて実施することが可能である。
20 電波センサ
91 バッテリー
92 ECU
100 制御装置
F シートフレーム
F1 シートクッションフレーム
F2 シートバックフレーム
S 車両用シート
S0 シート本体
S1 シートクッション
S2 シートバック
S3 ヘッドレスト
SP 通信端末

Claims (7)

  1. シートクッションおよびシートバックを有するシート本体と、
    前記シートクッションに設けられた、前記シート本体に座った人の重さに基づいて人の有無を検出するウェイトセンサと、
    前記シート本体に設けられ、前記人に向けて所定の周波数の電波を放射し、人で反射した反射電波を検出する電波センサと、
    車両のバッテリーから常時電力が供給される常時電源端子に接続される制御装置と、を備え
    前記制御装置は、
    前記電波センサで検出した、人の心拍または呼吸に伴う前記反射電波の周波数の周期的な変動から前記シート本体に人がいるかを判定可能であり、
    前記車両のメインスイッチがOFFである場合に、前記ウェイトセンサおよび前記電波センサに基づいてシート本体に人が座っているか否かの判定を行い、
    前記ウェイトセンサに所定以上の圧力がかかり、かつ、前記電波センサに基づいて前記シート本体に人がいると判定した場合に、前記シート本体に人が座っていると判定して、人が車内に置き去りになっている可能性があることを示す通知を発することを特徴とする車両用シート。
  2. 前記電波センサは、前記シートバックに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記ウェイトセンサは、所定以上の圧力がかかった場合にスイッチがオンになる感圧センサを少なくとも1つ備えてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記電波センサは、人体の表面で反射可能な波長の電波を放射することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用シート。
  5. 前記制御装置は、予め登録された通信端末に前記通知を発することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用シート。
  6. 前記車両用シートは、チャイルドシートであることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用シート。
  7. 前記シート本体は、シートフレームと、前記シートフレームに被せられたパッドと、前記パッドを覆う表皮とを備えることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用シート。
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