JP7420675B2 - 電池診断装置、電池診断方法 - Google Patents
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Description
図1は、太陽電池ストリング1と太陽電池モジュール1aの等価回路図である。太陽電池ストリング1は、太陽電池モジュール1aを複数枚直列に並べることによって構成される。太陽電池モジュール1aは、太陽電池セル12aを複数枚直列に並べ、各太陽電池セル12aがバイパスダイオード12bによってバイパスされたものとして表すことができる。太陽電池セル12aの等価回路は、電流源12c、pn接合ダイオード12e、シャント抵抗12f(並列抵抗)、直列抵抗12gを有する。電流源12cは日射量に比例した電流を供給する。太陽電池モジュール1a内のいずれかの太陽電池セル12aが故障すると、その故障した太陽電池モジュール1aはバイパスダイオード12bによってバイパスされる。
データ取得部110は、太陽電池の動作電圧VPEと動作電流IPEを記述した測定データを取得する。ここでいう太陽電池とは、診断対象となっている電池のことである。したがってデータ取得部110は、太陽電池セル12aを診断するのであれば太陽電池セル12aの動作電圧VPEと動作電流IPEを取得し、太陽電池モジュール1aを診断するのであれば太陽電池モジュール1aの動作電圧VPEと動作電流IPEを取得する。以下のステップにおいても同様に、太陽電池とは、診断対象となっている電池のことである。
データ取得部110はさらに、太陽電池の仕様値を記述した仕様データを取得する。仕様データは以下の仕様値を記述している。(a)短絡電流ISC_ST、(b)開放電圧VOC_ST、(c)最適動作電流IOP_ST、(d)最適動作電圧VOP_ST、(e)後述する計算式における係数αとβ。αは短絡電流の温度特性[%/℃]であり、βは動作電圧の温度特性[mV/℃]である。仕様データは例えばパワーコンディショナ21から取得してもよいし、電池診断装置100が備える記憶装置にあらかじめ格納しておいてもよい。その他適当な手段によって取得してもよい。
演算部120は、短絡電流ISCを仕様値ISC_STによって初期化する。
図11A~図11Bは、太陽電池に対する日射量を検出するセンサと太陽電池の温度を検出するセンサを用いないことを前提としている。そこで演算部120は、太陽電池に対する想定日射量pを計算する。想定日射量pは、標準日射量時の短絡電流ISC_STに対する現在日射量時の短絡電流の比として表すことができる。現在日射量における現在動作電流はIPEであるから、現在日射量における短絡電流はIPE/jと定義できる。したがって想定日射量pは、(現在日射量における短絡電流)/ISC_ST、すなわち下記式2によって表される。この式を用いるのは、現在日射量における最大電力動作点を特定できない事情がある場合において有用である。
p=(IPE/j)/ISC_ST ・・・(2)
j=(現在日射量における現在動作点の動作電流)/(現在日射量における短絡電流)
演算部120は、式1において、298K時のkT/q=0.026を用いて、想定日射量pと電池温度T=298Kにおける動作電圧VPを、下記式にしたがって算出する。
Vp=nf・0.026・Ncell・ln(p)+Vop_ST
演算部120は、太陽電池の想定温度Tを、下記式7にしたがって計算する。βは一般にシリコンの温度特性であり、約-2mV/Kである。
T=298+(VPE-Vp)/(Ncell・β) ・・・(7)
演算部120は、S1103~S1105を所定回数以上(例えば3回)繰り返した場合はステップS1108へスキップ、繰り返していない場合はS1107を実施した後にS1103へ戻る。
演算部120は、短絡電流ISCを、下記式にしたがって更新し、ステップS1103へ戻る。
ISC=ISC_ST・{1+(α・(T-298))/100}
演算部120は、動作電圧VPEと動作電流IPEを、それぞれ下記式にしたがって、標準日射量と標準温度の下における値(VP0,IP0)へ換算する。
VP0=(VPE-(Ncell・nf・0.026/298・T・ln(p))) -Ncell・β・(298-T)
IP0={(IPE/j)/p・(1+α・(298-T)/100)}・j
演算部120は、S1108において計算したIP0が、標準動作電流IOP_STよりも大きいか否かを判定する。IP0のほうが大きければS1110へ進み、それ以外であればS1111へ進む。IP0がIOP_STよりもわずかでも大きければS1110へ進んでもよいし、判定閾値を設けてもよい。例えば、IP0-IOP_ST>判定閾値であればS1110へ進み、それ以外であればS1111へ進んでもよい。
演算部120は、S1109の判断がYesであれば、太陽電池に部分陰または部分断線が生じていると判定し、その旨の診断結果を出力する。S1109の判断がNoであれば、太陽電池が正常動作している旨の診断結果を出力する。
式1において、ISC=ISC_ST、298K時のkT/q=0.026、I=ISC_ST・p・jを用いると、Vpは下記式3によって表すことができる。
=nf・0.026・ln(p)+VOP_ST・・・(6)
STCは、日射量1.0kW/m2、温度298Kである。温度Tにおける逆方向飽和電流をIS_Tとすると、式3を変形して下記式8と式9を得る。
VP1=nf・0.026/298・T・ln(((1-j)・Isc)/IS_T)・・・(9)
=VPE-nf・0.026/298・T・ln(p)・・・(11)
=j・((IPE/j)/p)・(1+α・(298-T)/100)・・・(15)
本実施形態1に係る電池診断装置100は、動作電流IPEと動作電圧VPEを、STCにおける値(VP0,IP0)へ換算し、その換算標準電流IP0が標準動作電流IOP_STを超えていれば、部分陰または部分断線が生じていると診断する。IPEをSTCにおける値IP0へ換算した後に標準電流IOP_STと比較することにより、動作電流IPEから診断することが困難な部分陰や部分断線を、精度よく検知することができる。
実施形態1においては、部分陰または部分断線のいずれかを診断することを説明した。本発明の実施形態2では、これに加えて太陽電池自体の故障が発生しているか否かを診断する動作例を説明する。さらに、部分陰と部分断線を区別する動作例を説明する。太陽電池システムの構成は実施形態1と同じである。
データ取得部110は、測定データを取得する。測定データは例えば、太陽電池の動作電圧VPEと動作電流IPEを1分間隔である程度の長時間(例:1日)にわたって記述したデータである。データ取得部110はさらに、仕様データを取得する。
演算部120は、動作電圧VPEと動作電流IPEを、標準日射量と標準温度の下における値(VP0,IP0)へ換算する。計算手順は図11A~図12で説明したものと同じである。
演算部120は、標準日射量と標準温度の下における値へ換算した換算標準電流IP0が標準動作電流IOP_ST以下であるか否かを判定する。IOP_ST以下であればS1403へ進み、それ以外であればS1404へ進む。S1109と同様に、判定閾値を設けてもよい。例えば、IP0>IOP_ST+判定閾値であればS1404へ進み、IP0≦IOP_ST-判定閾値であればS1403へ進み、それ以外であればS1403へ進んで太陽電池が正常であると診断してもよい。
演算部120は、IP0がIOP_ST-よりも閾値以上下回っていれば、太陽電池が故障していると診断する。演算部120は、IP0とIOP_ST-との間の差分が閾値以内であれば、太陽電池が正常であると診断する。
演算部120は、太陽電池が部分陰または部分断線していると診断する。
演算部120は、測定データが記述している測定値のうち所定時間分(例えば8時間分)にわたってS1401~S1404を完了した場合はS1407へ進み(S1405:Yes)、完了していなければ(S1405:No)次の測定データに進んで(S1406)S1401~S1404を実施する。
演算部120は、S1402においてIP0がIOP_STを超えている(またはIOP_STを閾値以上超えている、以下同様)時間が一時的である場合は(S1407:Yes)、太陽電池に部分陰が生じていると診断する(S1408)。演算部120は、S1402においてIP0がIOP_STを超えている時間が一時的ではない場合は(S1407:No)、太陽電池に部分断線が生じていると診断する(S1409)。
本ステップにおいて、一時的であるか否かは、例えば所定時間連続してその状態が継続しているか否かによって判断すればよい。このときの判断時間長は、S1400において取得する測定データの測定期間と必ずしも同じでなくてもよい。例えばS1400においては1日分の測定データを蓄積し、S1407においてはIP0がIOP_STを超えている状態が8時間以上連続していれば部分断線と判断してもよい。
本実施形態2に係る電池診断装置100は、換算標準電流IP0が標準電流IOP_STを閾値以上下回っていれば、太陽電池が故障していると診断する。これにより、部分陰と部分断線に加えて故障を診断することができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1a:太陽電池モジュール
12a:太陽電池セル
100:電池診断装置
110:データ取得部
120:演算部
Claims (14)
- 太陽電池の状態を診断する電池診断装置であって、
前記太陽電池の動作点における動作電流と前記動作点における動作電圧を取得するデータ取得部、
前記動作電流と前記動作電圧を用いて前記太陽電池を診断する演算部、
を備え、
前記演算部は、前記動作電流と前記動作電圧を、前記太陽電池が標準日射量と標準温度の下で動作していると仮定した場合における値へ換算した、換算標準電流と換算標準電圧へ換算し、
前記演算部は、前記太陽電池が前記標準日射量と前記標準温度の下で動作しているときの標準電流よりも、前記換算標準電流のほうが第1閾値以上大きければ、前記太陽電池が部分陰状態であるかまたは前記太陽電池が部分断線状態にある旨の診断結果を出力する
ことを特徴とする電池診断装置。 - 前記データ取得部は、前記太陽電池に対する日射量を測定することにより得た測定日射量と、前記太陽電池の温度を測定することにより得た測定温度とを記述した測定データを取得し、
前記データ取得部はさらに、前記太陽電池の仕様値を記述した仕様データを取得し、
前記演算部は、前記測定日射量と前記測定温度と前記仕様値を用いて、前記換算標準電流と前記換算標準電圧を計算する
ことを特徴とする請求項1記載の電池診断装置。 - 前記データ取得部は、前記太陽電池の仕様値を記述した仕様データを取得し、
前記演算部は、前記仕様値を用いて前記太陽電池に対する仮想日射量を計算するとともに前記仕様値を用いて前記太陽電池の仮想温度を計算する、推定処理を繰り返し実施することにより、前記太陽電池に対する日射量と前記太陽電池の温度を推定する
ことを特徴とする請求項1記載の電池診断装置。 - 前記仕様データは、前記仕様値として、前記太陽電池の短絡電流と前記太陽電池の最適動作電圧を記述しており、
前記演算部は、前記推定処理のなかで、前記動作電流と前記短絡電流を用いて、前記仮想日射量を計算し、
前記演算部は、前記推定処理のなかで、前記仮想日射量と前記最適動作電圧を用いて、前記仮想日射量と前記標準温度の下における前記太陽電池の仮想動作電圧を計算し、
前記演算部は、前記推定処理のなかで、前記仮想動作電圧と前記動作電圧を用いて、前記仮想温度を計算する
ことを特徴とする請求項3記載の電池診断装置。 - 前記演算部は、前記標準電流よりも、前記換算標準電流のほうが第2閾値以上小さければ、前記太陽電池が故障している旨の診断結果を出力する
ことを特徴とする請求項1記載の電池診断装置。 - 前記データ取得部は、前記太陽電池に対する日射量を測定することにより得た測定日射量と、前記太陽電池の温度を測定することにより得た測定温度とを、測定期間にわたって記述した測定データを取得し、
前記演算部は、前記標準電流と前記換算標準電流を比較する処理を、前記測定期間のうち所定時間にわたるものに対して実施し、
前記演算部は、前記標準電流よりも前記換算標準電流のほうが前記第1閾値以上大きい状態が前記所定時間以上連続している場合は、前記太陽電池が部分断線状態にある旨の診断結果を出力する
ことを特徴とする請求項1記載の電池診断装置。 - 前記データ取得部は、前記太陽電池に対する日射量を測定することにより得た測定日射量と、前記太陽電池の温度を測定することにより得た測定温度とを、測定期間にわたって記述した測定データを取得し、
前記演算部は、前記標準電流と前記換算標準電流を比較する処理を、前記測定期間のうち所定時間にわたるものに対して実施し、
前記演算部は、前記標準電流よりも前記換算標準電流のほうが前記第1閾値以上大きい状態が、前記所定時間のなかで一時的に生じている場合は、前記太陽電池が部分陰状態にある旨の診断結果を出力する
ことを特徴とする請求項1記載の電池診断装置。 - 太陽電池の状態を診断する電池診断方法であって、
前記太陽電池の動作点における動作電流と前記動作点における動作電圧を取得するステップ、
前記動作電流と前記動作電圧を用いて前記太陽電池を診断するステップ、
を有し、
前記診断するステップにおいては、前記動作電流と前記動作電圧を、前記太陽電池が標準日射量と標準温度の下で動作していると仮定した場合における値へ換算した、換算標準電流と換算標準電圧へ換算し、
前記診断するステップにおいては、前記太陽電池が前記標準日射量と前記標準温度の下で動作しているときの標準電流よりも、前記換算標準電流のほうが第1閾値以上大きければ、前記太陽電池が部分陰状態であるかまたは前記太陽電池が部分断線状態にある旨の診断結果を出力する
ことを特徴とする電池診断方法。 - 前記取得するステップにおいては、前記太陽電池に対する日射量を測定することにより得た測定日射量と、前記太陽電池の温度を測定することにより得た測定温度とを記述した測定データを取得し、
前記取得するステップにおいてはさらに、前記太陽電池の仕様値を記述した仕様データを取得し、
前記診断するステップにおいては、前記測定日射量と前記測定温度と前記仕様値を用いて、前記換算標準電流と前記換算標準電圧を計算する
ことを特徴とする請求項8記載の電池診断方法。 - 前記取得するステップにおいては、前記太陽電池の仕様値を記述した仕様データを取得し、
前記診断するステップにおいては、前記仕様値を用いて前記太陽電池に対する仮想日射量を計算するとともに前記仕様値を用いて前記太陽電池の仮想温度を計算する、推定処理を繰り返し実施することにより、前記太陽電池に対する日射量と前記太陽電池の温度を推定する
ことを特徴とする請求項8記載の電池診断方法。 - 前記仕様データは、前記仕様値として、前記太陽電池の短絡電流と前記太陽電池の最適動作電圧を記述しており、
前記診断するステップにおいては、前記推定処理のなかで、前記動作電流と前記短絡電流を用いて、前記仮想日射量を計算し、
前記診断するステップにおいては、前記推定処理のなかで、前記仮想日射量と前記最適動作電圧を用いて、前記仮想日射量と前記標準温度の下における前記太陽電池の仮想動作電圧を計算し、
前記診断するステップにおいては、前記推定処理のなかで、前記仮想動作電圧と前記動作電圧を用いて、前記仮想温度を計算する
ことを特徴とする請求項10記載の電池診断方法。 - 前記診断するステップにおいては、前記標準電流よりも、前記換算標準電流のほうが第2閾値以上小さければ、前記太陽電池が故障している旨の診断結果を出力する
ことを特徴とする請求項8記載の電池診断方法。 - 前記取得するステップにおいては、前記太陽電池に対する日射量を測定することにより得た測定日射量と、前記太陽電池の温度を測定することにより得た測定温度とを、測定期間にわたって記述した測定データを取得し、
前記診断するステップにおいては、前記標準電流と前記換算標準電流を比較する処理を、前記測定期間のうち所定時間にわたるものに対して実施し、
前記診断するステップにおいては、前記標準電流よりも前記換算標準電流のほうが前記第1閾値以上大きい状態が前記所定時間以上連続している場合は、前記太陽電池が部分断線状態にある旨の診断結果を出力する
ことを特徴とする請求項8記載の電池診断方法。 - 前記取得するステップにおいては、前記太陽電池に対する日射量を測定することにより得た測定日射量と、前記太陽電池の温度を測定することにより得た測定温度とを、測定期間にわたって記述した測定データを取得し、
前記診断するステップにおいては、前記標準電流と前記換算標準電流を比較する処理を、前記測定期間のうち所定時間にわたるものに対して実施し、
前記診断するステップにおいては、前記標準電流よりも前記換算標準電流のほうが前記第1閾値以上大きい状態が、前記所定時間のなかで一時的に生じている場合は、前記太陽電池が部分陰状態にある旨の診断結果を出力する
ことを特徴とする請求項8記載の電池診断方法。
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