JP7418193B2 - 空調用ダクト構造 - Google Patents
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Description
このような空調用ダクト構造における第1ダクト及び第2ダクトとして利用可能な従来のダクト部材として、第1ダクト及び第2ダクトがそれらを並列状態で区画形成してなる2層構造を有する一体型ダクト部材が知られており(例えば特許文献1の特に図3を参照。)、かかる一体型ダクト部材を採用することで、ダクト設置空間において第1ダクト及び第2ダクトを敷設する際の部材搬入作業や施工作業の簡略化が期待される。
前記第1ダクト及び前記第2ダクトが、それらを並列状態で区画形成してなる2層構造を有する一体型ダクト部材で構成され、
前記第1制気口が前記制気口配置面側の端部に設けられた内側風路と当該内側風路を外囲して前記第2制気口が前記制気口配置面側の端部に設けられた外側風路とを内部に区画形成してなる2重筒構造を有する制気口ボックスが、前記ダクト設置空間に設置され、
前記一体型ダクト部材が前記ダクト設置空間に臨む前記制気口ボックスの外面に接続されて、当該外面に形成された連通口を介して前記一体型ダクト部材の前記第1ダクト及び前記第2ダクトの夫々が前記制気口ボックスの内部に形成された前記内側風路及び前記外側風路の夫々に連通されており、
前記一体型ダクト部材が、前記第1ダクトと前記第2ダクトとが前記制気口配置面に対して平行に並設された横並び姿勢で前記ダクト設置空間に設置され、
前記一体型ダクト部材の前記第1ダクト及び前記第2ダクトの夫々が、前記制気口ボックスの前記制気口配置面側とは反対側の端面において前記制気口ボックスの前記内側風路及び前記外側風路の夫々に接続されている点にある。
更に、本構成によれば、一体型ダクト部材の第1ダクト及び第2ダクトを上記横並び姿勢でダクト設置空間に設置した場合において、一体型ダクト部材の第1ダクト及び第2ダクトについては何れも、制気口ボックスの制気口配置面側とは反対側の端面に接続し、当該端面に形成された連通口を介して内側風路及び外側風路に連通させることができる。
前記一体型ダクト部材の前記第2ダクトが、前記制気口ボックスの側面に接続されて当該側面に形成された連通口を介して前記外側風路に連通されており、
前記一体型ダクト部材の前記第1ダクトが、前記制気口ボックスの前記制気口配置面側とは反対側の端面に接続されて当該端面に形成された連通口を介して前記内側風路に連通されていることもできる。
本発明の第1実施形態について図面に基づいて説明する。
本実施形態の空調用ダクト構造は、図1~図3に示すように、室内空間5(図3参照)に対して天井3(制気口配置面の一例)で区画された天井裏空間2(ダクト設置空間の一例)に敷設された第1ダクト11及び第2ダクト12の夫々を、天井3に隣接配置された第1制気口21a及び第2制気口22aの夫々に接続したものとして構成されている。
尚、本実施形態では、第1ダクト11は還気ダクトであり、当該第1ダクト11が接続された第1制気口21aは室内空間5から還気を取り込むための還気口である。一方、第2ダクト12は給気ダクトであり、当該第2ダクト12が接続された第2制気口22aは室内空間5に対して空調空気を吹き出すための給気口である。
また、本実施形態において、第1制気口21a及び第2制気口22aに通じる第1ダクト11及び第2ダクト12を空調装置7側から3経路に分岐させて配置しているが、当該制気口21a,22a及びダクト11,12の数については適宜変更可能である。
このように第1ダクト11及び第2ダクト12が一体型ダクト部材10で構成されているので、天井裏空間2における第1ダクト11及び第2ダクト12の部材搬入や敷設作業が簡略化される。
また、一体型ダクト部材10は、図9に示すよう、例えば段ボール製の板材31をS字状に折り曲げて、第1ダクト11と第2ダクト12とを並列状態で区画形成してなる2層構造とする形態で製造することもできる。
そして、制気口ボックス20の内部空間において、上面25aの内側には内側風路21及び外側風路22が存在しており、側面25bの内側には外側風路22が存在することになる。そして、天井裏空間2に臨む制気口ボックス20の外面に一体型ダクト部材10を接続する形態で、その外面に形成された連通口21b,22bを介して一体型ダクト部材10の第1ダクト11及び第2ダクト12の夫々を制気口ボックス20の内部に形成された内側風路21及び外側風路22の夫々に連通させることができる。よって、空調用ダクト構造において、合理的な構成を採用しながら施工性が向上することになる。
本実施形態の空調用ダクト構造では、図2及び図3に示すように、一体型ダクト部材10が、第1ダクト11に対して下方側(天井3側)に第2ダクト12を並設させた縦並び姿勢で天井裏空間2に設置されている。
そして、一体型ダクト部材10の下方側に位置する第2ダクト12は、その先端部の横向きの端面を制気口ボックス20の側面25bに接続する形態で、側方から制気口ボックス20の側面25bに接続されている。そして、第2ダクト12は、その制気口ボックス20の側面25bに対する第2ダクト12の先端部の端面の接続部12aにおいて、制気口ボックス20の側面25bに形成された連通口22bを介して制気口ボックス20内の外側風路22に連通されている。
一方、一体型ダクト部材10の上方側に位置する第1ダクト11は、制気口ボックス20の上面25aに沿わせて第2ダクト12の接続部12aよりも延長されて、その先端部の下面を制気口ボックス20の上面25aに接続する形態で、上方から制気口ボックス20の上面25aに接続されている。そして、第1ダクト11は、その制気口ボックス20の上面25aに対する第1ダクト11の先端部の下面の接続部11aにおいて、制気口ボックス20の上面25aに形成された連通口21bを介して制気口ボックス20内の内側風路21に連通されている。
本発明の第2実施形態について図面に基づいて説明する。
尚、本実施形態は、前述の第1実施形態に対して、一体型ダクト部材10の制気口ボックス20の外面に対する接続状態の詳細構成についてのみ相違する。よって、以下の説明において、前述の第1実施形態と同様の構成については、図面にて同じ符号を付すと共に、詳細な説明を割愛する。
そして、一体型ダクト部材10の下方側に位置する第2ダクト12は、制気口ボックス20の上面25aに沿わせて延びて、その先端部の下面を制気口ボックス20の上面25aに接続する形態で、上方から制気口ボックス20の上面25aに接続されている。そして、第2ダクト12は、その制気口ボックス20の上面25aに対する第2ダクト12の先端部の下面の接続部12aにおいて、制気口ボックス20の上面25aに形成された連通口22bを介して制気口ボックス20内の外側風路22に連通されている。
一方、一体型ダクト部材10の上方側に位置する第1ダクト11は、上記第2ダクト12の接続部12aを超えて延びて下向きに屈曲し、その先端部の下向きの端面を制気口ボックス20の上面25aに接続する形態で、上方から制気口ボックス20の上面25aに接続されている。そして、第1ダクト11は、その制気口ボックス20の上面25aに対する第1ダクト11の先端部の端面の接続部11aにおいて、制気口ボックス20の上面25aに形成された連通口21bを介して制気口ボックス20内の内側風路21に連通されている。
本発明の第3実施形態について図面に基づいて説明する。
尚、本実施形態は、前述の第1実施形態に対して、一体型ダクト部材10の設置状態並びにそれの制気口ボックス20の外面に対する接続状態の詳細構成についてのみ相違する。よって、以下の説明において、前述の第1実施形態と同様の構成については、図面にて同じ符号を付すと共に、詳細な説明を割愛する。
一体型ダクト部材10の第1ダクト11及び第2ダクト12は何れも、制気口ボックス20の上面25aの上方まで延びて下向きに屈曲し、その先端部の下向きの端面を制気口ボックス20の上面25aに接続する形態で、上方から制気口ボックス20の上面25aに接続されている。そして、第1ダクト11は、その制気口ボックス20の上面25aに対する第1ダクト11の先端部の端面の接続部11aにおいて、制気口ボックス20の上面25aに形成された連通口21bを介して制気口ボックス20内の内側風路21に連通されており、一方、第2ダクト12は、その制気口ボックス20の上面25aに対する第2ダクト12の先端部の端面の接続部12aにおいて、制気口ボックス20の上面25aに形成された連通口22bを介して制気口ボックス20内の外側風路22に連通されている。
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
3 天井(制気口配置面)
5 室内空間
10 一体型ダクト部材
11 第1ダクト
12 第2ダクト
20 制気口ボックス
20a 端部
21 内側風路
21a 第1制気口
21b 連通口
22 外側風路
22a 第2制気口
22b 連通口
25a 上面(端面、外面)
25b 側面(外面)
Claims (1)
- 室内空間に対して制気口配置面で区画されたダクト設置空間に敷設された第1ダクト及び第2ダクトの夫々を、前記制気口配置面に隣接配置された第1制気口及び第2制気口の夫々に接続してなる空調用ダクト構造であって、
前記第1ダクト及び前記第2ダクトが、それらを並列状態で区画形成してなる2層構造を有する一体型ダクト部材で構成され、
前記第1制気口が前記制気口配置面側の端部に設けられた内側風路と当該内側風路を外囲して前記第2制気口が前記制気口配置面側の端部に設けられた外側風路とを内部に区画形成してなる2重筒構造を有する制気口ボックスが、前記ダクト設置空間に設置され、
前記一体型ダクト部材が前記ダクト設置空間に臨む前記制気口ボックスの外面に接続されて、当該外面に形成された連通口を介して前記一体型ダクト部材の前記第1ダクト及び前記第2ダクトの夫々が前記制気口ボックスの内部に形成された前記内側風路及び前記外側風路の夫々に連通されており、
前記一体型ダクト部材が、前記第1ダクトと前記第2ダクトとが前記制気口配置面に対して平行に並設された横並び姿勢で前記ダクト設置空間に設置され、
前記一体型ダクト部材の前記第1ダクト及び前記第2ダクトの夫々が、前記制気口ボックスの前記制気口配置面側とは反対側の端面において前記制気口ボックスの前記内側風路及び前記外側風路の夫々に接続されている空調用ダクト構造。
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